登録者へのメール配信機能でおすすめの名刺管理ソフト8選【2025年最新】
「顧客情報が名刺の中で眠っている」
「名刺を管理するだけでなく、営業やマーケティングに活用したい」
名刺を単に保管するだけでは、こうした課題は解決できません。名刺管理ソフトを活用することで、情報を効率的に整理し、メール配信やフォローアップに役立てることができます。
本記事では、名刺管理ソフトに搭載された「メール配信機能」に焦点を当て、活用の仕方やメリット、メール配信システムなどとの違いを詳しく解説します。さらにおすすめのソフトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
- 名刺管理ソフトの「メール配信機能」とは
- メール配信システムなど、外部ツールとの違い
- 名刺管理ソフトでメール配信機能を使えるメリット
- 【比較表】メール配信機能がある名刺管理ソフト
- メール配信機能を使えるおすすめの名刺管理ソフト8選
- 名刺管理ソフトの選び方
- まとめ:メール配信機能で効率的なリード管理を
- よくある質問
名刺管理ソフトの「メール配信機能」とは
名刺管理ソフトとは、紙の名刺をスマホアプリやスキャナでデジタル化し、一元管理するツールのこと。名刺の散逸や管理の手間を解消するだけでなく、顧客情報を活用した営業やマーケティング活動の効率化を実現します。
特にメール配信機能を備えた名刺管理ソフトなら、デジタル化した名刺情報を最大限に活用し、効率的な情報発信や営業活動のサポートが可能です。名刺管理ソフトのメール配信機能について以下詳しく解説します。
- 登録情報を活用した配信
- 一斉メール配信
- セグメント配信
- 履歴管理と追跡
登録情報を活用した配信
名刺管理ソフトの登録情報を活用した配信機能では、デジタル化した名刺の名前や会社名、役職、メールアドレスなどの情報をもとに、顧客ごとに最適化されたメールを送信できます。例えば、顧客名をメールの冒頭に挿入したり、役職に合わせた内容を提案したりすることで、受け手にとってより親しみやすいメールを作成可能です。パーソナライズされた対応は、メールの開封率やクリック率を向上させ、顧客との関係構築に繋げることができます。
一斉メール配信
一斉メール配信機能を活用すると、数百件から数千件に及ぶ名刺情報をもとに、大量のメールを一度に送信できます。この機能は、キャンペーンやイベント案内、ニュースレター配信など、数多くの顧客に同じ内容を届けたい場合に非常に有効です。
一度にメール配信できるため、時間と手間を大幅に削減でき、複数の顧客に効率的にアプローチすることが大きなメリット。また、メールのテンプレートを活用することで、作業の効率化や統一感のある配信を実現できます。
セグメント配信
セグメント配信機能では、デジタル化した名刺情報をもとに業種や役職、地域などの条件でセグメントを作成し、ターゲットごとに最適な内容を配信できます。
顧客の特性やニーズに合わせた情報を届けることで、マーケティング施策の効果を最大化が可能に。例えば、経営層には戦略的な提案を、現場担当者には具体的な製品情報を届けるなど、細分化されたアプローチができます。
履歴管理と追跡
履歴管理と追跡機能では、送信したメールの開封率やクリック率、さらにメール内のリンクのクリック状況を記録でき、誰がどの情報に興味を持ったのかが一目で分かります。また、配信履歴が残るため、過去に送ったメール内容や対象を確認することも簡単です。
この機能を活用することで、データにもとづく精度の高いフォローアップが可能になり、営業やマーケティング活動をさらに強化できます。
メール配信システムなど、外部ツールとの違い
名刺管理ソフトのメール配信機能と似たツールとして、メール配信システムが挙げられます。さらに、メール配信機能を備えたCRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)などもあり、それぞれ異なる目的や特徴を持っています。
ツール名 | 目的 | 具体的な用途や特長 |
---|---|---|
名刺管理システム | 名刺情報を活用して、効率的に顧客との接点を維持・強化 | 名刺データを基に一斉配信やセグメント配信が可能。フォローアップや履歴追跡が得意。 |
メール配信システム | 大規模なマーケティングキャンペーンを効率よく実施 | 多数のメールを一度に配信。開封率やクリック率を分析し、効果的な施策を実行できる。 |
CRM | 顧客ごとの関係を深め、リピート購入や契約更新を促進 | 顧客行動や履歴に応じた個別最適化メールを自動配信し、関係構築を強化。 |
SFA | 営業活動を効率化し、進捗に応じたフォローアップで成約率を向上 | 案件管理や進捗確認に基づくメール配信が可能。営業プロセス全体を管理・改善できる。 |
メール配信機能を備えた名刺管理ソフトの目的は、名刺情報をデジタル化して一元管理し、効率的なメール配信を通じて顧客との接点を維持・強化することです。名刺情報を活用し、一斉配信やセグメント配信、履歴追跡などが可能で、営業活動やフォローアップを効率化します。
一方、メール配信システムは大規模なマーケティングキャンペーンを目的とし、多数のメールを効率的に配信・分析できる点が特長です。例えば製品の新発売時、10,000人以上の顧客に一斉メールを配信し、その開封率やクリック率を測定して次回のキャンペーンに活かす、といった活用ができます。
また、CRMは顧客の行動や履歴をもとに最適なメールを配信し、顧客との関係構築やリピート促進を目的とします。例えば、過去に特定の商品を購入した顧客に対し、その商品の関連商品をおすすめするメールを送ることで、追加購入を促すといった使い方が挙げられます。
さらに、SFAは営業活動を効率化するためのツールで、案件管理や進捗状況に応じたメール配信が可能です。例えば、商談が進行中の顧客に対して、契約締結に向けた次のステップを案内するメールをタイミングよく送ることで、スムーズな営業活動をサポートします。
これらのツールはそれぞれ異なる役割を持ち、目的に応じて適切に使い分けることで、業務効率や成果を最大化できます。
名刺管理ソフトでメール配信機能を使えるメリット
メール配信機能のある名刺管理ソフトは、単なる名刺管理を超えた、営業活動やマーケティングの効率化を実現する強力なツールです。具体的なメリットを詳しく解説します。
- 手作業ゼロで名刺情報から一斉メールを配信できる
- 企業名や役職ごとに最適なメールを届けられる
- お礼やニュースレターで顧客との関係を強化できる
- 開封率やクリック率を確認し、次の営業に活かせる
- 低コストで多くの顧客に効率よく情報発信できる
手作業ゼロで名刺情報から一斉メールを配信できる
名刺管理ソフトでは、デジタル化された名刺情報をそのまま活用し、一斉メールを配信できます。顧客リストを手動で作成したり、データを別ツールに移行したりする手間がなく、短時間で大量のメールを効率的に送信可能です。例えば、新商品のお知らせやイベント案内を数百人規模の顧客に簡単に届けられます。
企業名や役職ごとに最適なメールを届けられる
登録された名刺情報を活用することで、企業名や役職、業種などに応じてターゲットをセグメント化し、それぞれに最適な内容のメールを送信できます。例えば、経営層には戦略的な提案を含むメールを、現場担当者には実務的な情報を提供するなど、受け手に応じた情報発信が可能です。
お礼やニュースレターで顧客との関係を強化できる
名刺交換後のお礼メールや定期的なニュースレターを迅速に配信することで、顧客との関係を維持・強化し、ビジネスチャンスの拡大やブランド認知の向上が期待できます。例えば、イベント後のお礼メールを送ることで、次の商談にスムーズに繋げることが可能です。
開封率やクリック率を確認し、次の営業に活かせる
メールを配信するだけでなく、メール配信後に開封率やクリック率などの反応を確認できるため、顧客がどの情報に興味を持ったかを把握できます。このデータをもとに、次の営業アクションを具体的かつ効果的に計画することが可能です。例えば、クリック率の高い商品に興味を示した顧客に対し、個別の提案を送ることができます。
低コストで多くの顧客に効率よく情報発信できる
名刺管理ソフトのメール配信機能は、専用のメール配信システムを利用する場合に比べてコストが低く、より多くの顧客に効率よく情報を届けられる点がメリットです。特に中小企業にとって、低予算で効果的な情報発信を実現する手段として重宝します。
【比較表】メール配信機能がある名刺管理ソフト
メール配信機能を使える、おすすめの名刺管理ソフトを紹介します。
製品名 | コスト | 導入実績 |
---|---|---|
Sansan | 初期費用:要問合わせ 月額料金:要問合わせ |
10,000社 |
Knowledge Suite | 初期費用:無料 月額料金:55,000円〜 |
要問合わせ |
CAMCARD BUSINESS | 初期費用:無料 月額料金:1,700円~/1ID |
4,000社超 |
ホットプロファイル | 初期費用:要問合わせ 月額料金:要問合わせ |
要問合わせ |
メイシー | 初期費用:無料 月額料金:2,178円(税込)/ユーザー数無制限 |
要問合わせ |
名刺de商売繁盛 | 初期費用:無料 月額料金:32,000円~ |
要問合わせ |
アルテマブルー | 初期費用:無料 月額料金:3,300円/ID |
要問合わせ |
名刺プラスコム | 初期費用:無料 月額料金:1,980円/10ユーザーまで |
要問合わせ |
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、名刺管理ソフト選びの参考にしてください。
メール配信機能を使えるおすすめの名刺管理ソフト8選
メール配信機能が搭載されている名刺管理ソフトについて詳しく解説します。どれも数多く導入されてきた人気のサービスなので、名刺管理ソフトをお探しの方はぜひ参考にしてください。
- Sansan
- Knowledge Suite
- CAMCARD BUSINESS
- ホットプロファイル
- メイシー
- 名刺de商売繁盛
- アルテマブルー
- 名刺プラスコム
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Sansanは、導入社数10,000社以上を誇る、名刺管理ソリューション市場でもトップクラスの導入実績を誇る名刺管理ソフトです。使いやすさや充実したサポート体制、安心して利用できるセキュリティ対策などはもちろんのこと、豊富な機能にも魅力があります。
スマートフォンやスキャナから名刺情報を取り込めるほか、人事異動や企業の最新情報もスピーディーに通知。タグ付け機能でグルーピングできるなど、便利な機能が満載です。メール配信機能では、単にメールを配信するだけでなく、クリック率の計測も行えます。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報の反社チェック機能
-
スキャンで簡単に名刺が管理できるところ 取り込んだ名刺が部署などで関連付けられるところ 担当が変わったときの変更のしやすさなど
-
検索が早い。 体型立てて名刺情報が蓄積される。 自分が名刺交換していなくても、会社の同僚が名刺交換していれば検索可能なため、知りたい情報をいち早く入手することが出来る。
Knowledge Suite
-
料金
月55,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Knowledge Suite(GRIDY 名刺CRM)は、名刺情報を高精度でデータ化できる名刺デジタル化サービスです。OCR(文字認識)のみならず、オペレーターの目視によってデータに誤りがないかを確認しているため、高い精度を保持している点が魅力でしょう。
スマートフォンアプリや専用のスキャナなどを用いることで、名刺情報をデータ化できます。名刺を交換した日付やちょっとしたメモも、あわせて保管することが可能です。同シリーズ製品である「GRIDY メールビーコン」と連携することで、メール配信も行えます。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 手書きメモの文字起こし機能
- 名刺情報のキーワード検索機能
- 導入支援・運用支援あり
-
料金
月1,700円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
5ID
CAMCARD BUSINESSは、業種や企業規模を問わず幅広く導入されている名刺管理ソフトです。これまでに4,000社以上に導入されてきたそのわけは、なんと言っても充実した機能の数々でしょう。
スピーディーかつ正確に名刺情報をデータ化できるだけでなく、人事情報の配信機能や簡易的なSFA機能、オンライン名刺交換まで可能。さらに、英語や中国語など、計17ヵ国語に対応できる点も心強いでしょう。
名刺情報を活用してメール配信も行えるため、マーケティングをより効率的に進めたい場合にもぴったりです。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- オフライン利用
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
-
スキャンの精度が高く、英語、日本語いずれも読みとってくれる。データの管理も容易である。価格フリーで十分な機能がある。
-
スキャン精度が良い。デバイスとの連携が簡単で、説明もしやすく、余計なオプションがない。バージョンアップが簡単で誰でも使いやすい。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ホットプロファイルは、名刺管理ソフトの枠を超えた豊富な機能の数々が人気の名刺管理ソフトです。単に名刺情報をデータ化・一元管理できるだけでなく、MA機能やSFA機能、さらにはオンライン名刺交換やオンラインミーティング機能まで利用できます。これひとつでさまざまな業務を横断的に効率化できる点が大きな特徴でしょう。
セグメンテーションを行ったうえでメール配信が行える「ターゲティングメール」機能も搭載されているため、あわせて活用すればさらなる効果に期待できます。
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 名刺情報へのタグ付け機能
-
総務部からお中元お歳暮を一括発送する際、氏名・住所・特に役職名を確認できるので便利。 苗字しか分からなくても探せる。 電話帳に登録していなくても、着信の際に相手の名前が表示される。
-
何が1番よかったかというと、どこでも誰でも同じ情報となるデータベースにアクセスできる点である。会社ごとのつながりが見えたらまだ減ったりした。
-
料金
月2,178円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
メイシーは、コストパフォーマンスの高さで人気を集めている名刺管理ソフトです。法人向けの名刺管理ソフトとなると、ランニングコストがかさんでしまうイメージがあるかもしれませんが、メイシーは月額たったの2,178円(税別)。ユーザー数はなんと無制限です。
名刺情報は完全に人力でデータ化してもらえるため精度に優れており、こちらもデータ入力料金は27.5円/枚、スキャン料金は11円/枚からとリーズナブル。
サンクスメールなどに活用できるメール配信機能も搭載されており、配信予約機能も備わっています。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- オフライン利用
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
-
直感的な画面で簡単に名刺を電子化できる所が素晴らしいです。 名刺画像もデータと一緒に保管でき、表示できる所も良い。
-
編集が楽で簡単。 直感的にアイコンやメニューをクリックして字体の選択、色合いの選択ができる。 市販の台紙の選択ができるため、いろいろな台紙を選んで作成できます。
-
料金
月32,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
3ヶ月
-
最低利用人数
なし
名刺de商売繁盛は、ユーザー数が何人であっても1ユニット32,000円で利用できる名刺管理ソフトです。
スマートフォンやタブレット、スキャナ、複合機などから名刺情報をデータ化することができ、その後はタグ付け管理や名寄せ、商談内容の管理などさまざまな機能を利用できます。データベースはまとめてCSVファイルとしてダウンロードすることも可能です。
メール配信機能はオプションで利用でき、ただ送信するだけでなく「誰が」「いつ」URLをクリックしたかまで把握できるなど、分析面にも長けています。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 手書きメモの文字起こし機能
-
デジタル化することで名刺情報の検索を行ったり登録作業の効率化が行えること。また、顧客へのアプローチの幅が広がることです。
-
簡単で使いやすい。初めてだったがスムーズに使うことができた。また人に教えるのも簡単である。
-
料金
月3,000円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
1ID
アルテマブルーは、現場目線に立って作られた便利な機能の数々や、充実したコンサルティング、優れた拡張性などが評価され、数多く導入されてきた名刺管理ソフトです。
現場にとって使いやすい機能が網羅されており、単なる名刺管理に止まらないサービスが満載。人脈のマップ化やグルーピング、名寄せ、一斉メール配信などマーケティングを加速させる機能が豊富に搭載されています。
Microsoft Dynamics 365やkintoneなどの外部システムと連携し、さらに業務を効率化させることも可能です。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
-
料金
月1,980円/10ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
1ヶ月
-
最低利用人数
なし
名刺プラスコムは、アプリで名刺情報を撮影する、あるいは名刺をそのまま郵送するだけで名刺をデータ化できる名刺管理ソフトです。
名寄せ機能や名刺情報の検索機能、さらにはグルーピングしたい場合に便利なカテゴリ機能も利用できるなど、便利な機能が充実。一括ではありませんが、メール配信機能も搭載されているため、名刺管理ソフト上で気軽にメールを送れるようにしたい場合には便利でしょう。
サーバーログの監視や万全の不正アクセス対策など、セキュリティ面も安心できるサービスです。
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報へのタグ付け機能
- 名刺情報のキーワード検索機能
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
名刺管理ソフトの選び方
最後に名刺管理ソフトの選び方や比較ポイントについて解説します。
- 導入形式(クラウド型/オンプレミス型)を比較して選ぶ
- 必要な機能を明確にする
- データ化の方法と精度で選ぶ
- コストパフォーマンスを重視
- 導入実績とシェアで判断
導入形式(クラウド型/オンプレミス型)を比較して選ぶ
名刺管理ソフトは、クラウド型とオンプレミス型の2つの導入形式から選択できます。クラウド型は、データをインターネット上に保存するタイプで、月額制が一般的。初期費用を抑えやすい一方で、継続利用によるランニングコストが発生します。
一方、オンプレミス型は自社サーバーを使用するため初期費用が高額ですが、セキュリティやカスタマイズ性で優れています。自社のニーズに合わせて適切な形式を選びましょう。
必要な機能を明確にする
企業が抱える課題により、選ぶべき名刺管理ソフトの機能は異なります。例えば、名刺のデジタル化を重視するなら、スキャン精度や検索機能が充実しているソフトがおすすめです。共有機能を重視する場合は、SFAやCRMとの連携が可能な製品を選ぶと良いでしょう。対応規模や対応言語も重要なポイントです。
データ化の方法と精度で選ぶ
名刺のデータ化を行う際は、OCR(光学文字認識)技術の精度やスキャン方法に注目することが重要です。OCRを活用すれば、名刺の情報を素早くデジタル化できます。スマートフォンで簡単にスキャンできるソフトや、専用スキャナを使用するタイプもあります。高い精度が求められる場合には、OCRに加えオペレーター入力サービスを提供するソフトがおすすめです。これにより、入力ミスを減らし、効率的にデータ化が進められます。
コストパフォーマンスを重視
導入する名刺管理ソフトの費用対効果を事前に確認しましょう。毎月大量の名刺を管理する場合は導入効果が高いですが、名刺量が少ない場合は慎重に検討が必要です。
費目 | 相場 |
---|---|
初期費用(クラウド) | 無料~2万円 |
月額料金(従量課金型、クラウド) | 1,500円~3,000円/アカウント |
月額料金(月額固定型、クラウド) | 2万5,000円~5万円 |
スキャン料金(クラウド) | 10円~20円/枚 |
初期費用(オンプレミス) | 数百万円 |
また、追加費用が発生するサービスもあるため、例えばスキャナのレンタル費や手入力オプションのコストも含めて総額を確認することが重要です。
導入実績とシェアで判断
名刺管理ソフトを選ぶ際には、導入実績の件数や業界シェアの高い製品を確認することが重要です。豊富な導入実績を持つソフトは、多様な業界のニーズに応えるための機能やカスタマイズ性が備わっている可能性が高く、企業の規模や用途に合わせた柔軟な運用が期待できます。
また、シェアが高い製品は定期的な機能アップデートが行われる傾向があり、最新の業務課題にも対応できる点が魅力です。さらに、サポート体制が整っている製品であれば、導入後のトラブル対応や使い方の相談にも迅速に対応してもらえるため、運用面での不安が軽減されます。利用者数の多い製品では、ユーザー間で操作方法や活用事例の情報共有が活発に行われることが多く、自社での業務改善に役立つヒントを得ることができます。
自社ツールと連携可能なソフトを選ぶ
名刺管理ソフトを選ぶ際には、現在利用しているツールとのデータ連携が可能かどうかを確認することが重要です。例えば、CRMツールと連携できるソフトでは、名刺情報を営業プロセスに活用しやすく、顧客管理やフォローアップを効率化できます。また、メール配信システムとの連携で、名刺データをもとにターゲットリストを作成し、タイムリーな情報発信を実現可能です。
また、名刺情報が他のシステムと自動で同期される機能がある場合、手動入力の手間を削減し、重複データや入力ミスを防ぐ効果も。さらにAPI連携が可能なソフトは、自社独自の業務プロセスに適したカスタマイズが行えます。
まとめ:メール配信機能で効率的なリード管理を
名刺管理ソフトのメール配信機能を活用すれば、登録情報を基に一斉配信やセグメント配信が可能になり、リード管理が効率化します。さらに、開封率やクリック率を追跡することで営業活動の質を高めることができます。クラウド型や必要な機能を考慮し、最適なソフトを選びましょう。
とはいっても、名刺管理ソフトは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、名刺管理ソフト選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
名刺管理ソフトについて、よくある質問に回答します。
名刺管理ソフトとは
名刺管理ソフトとは、名刺情報を管理するためのソフトウェアです。名刺に書かれている企業名や氏名、電話番号といった情報をスマホやスキャナで読み取ることで、名刺管理ソフト上で管理できるようになります。保存した情報は簡単に社内共有できるため、さまざまな用途で活用可能です。詳しくは専門家が監修した「名刺管理ソフトとは」の記事をご参照ください。
Salesforceと連携できるおすすめ名刺管理ソフトは?
名刺管理ソフトはSalesforceと連携することで、名刺データを顧客管理や営業活動に活用することが可能になります。例えば「Sansan」は、スキャンした名刺情報に帝国データバンクの企業情報や人物の属性情報を自動で付与し、Salesforce内の企業・個人データの重複を解消して情報を一元化する機能を提供しています。
他にも「SmartVisca」はSalesforceの取引先や取引先責任者、リードを自動で登録・更新でき、レポートやダッシュボード機能を使った名刺データの集計やマッピングにも対応しています。詳しくは「Salesforceと連携可能なおすすめ名刺管理ソフト」を紹介する記事をご参照ください。
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