アルテマブルーの評判と実態|15個の名刺管理ツールを使ってわかった本当のおすすめ
名刺管理サービス「アルテマブルー」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや「アルテマブルー」の使い方も網羅。この記事だけで、「アルテマブルー」の全てが分かります。
- <総評>「アルテマブルー」は"シンプルな名刺管理ツール
- 「アルテマブルー」の4つのメリット
- 徹底調査でわかった「アルテマブルー」を使うべき人・会社
- 「アルテマブルー」への登録方法
- 「アルテマブルー」を効果的に活用した3つの代表事例
- まとめ
キヤノンエスキースシステム株式会社が2008年より提供している、法人向けクラウド型名刺管理サービス「アルテマブルー」。SFA・CRM支援で豊富な経験とノウハウをもとに開発した「アルテマブルー」は、機能性と使いやすさが評判の名刺管理サービスです。
・名刺データで構築した人脈マップの可視化
・一斉メール配信・関連人事情報を通知する「日経人事ウオッチPro」との連携
などを基本装備している「アルテマブルー」ですが、もっとも強みとしているのは外部SFA・CRMとの連携力。特に「kintone」との相性の良さは他の追随を許さず、これを理由に導入決定する企業も多いようです。
料金は初期費用は0円で1IDにつき月額2,500円。コスト面での導入ハードルも高くありません。
この記事では名刺管理サービス「アルテマブルー」の使い勝手や評判などについて紹介します。
発注業者比較サービスのPRONIアイミツが、おすすめの名刺管理を厳選!
<総評>「アルテマブルー」は"シンプルな名刺管理ツール
結論から言うと「アルテマブルー」は"シンプルな名刺管理ツール"です。
名刺管理のための基本機能は備わっていますが、営業支援や顧客管理にデータを活用するためには外部の優良SFA・CRMサービスとの連携を必要とします。つまり、自身の希望に合わせて外部連携を活用し、カスタマイズすることで力を発揮するサービスといえます。
他の名刺管理ツールと比べた評判は?
まず、気になる価格面から紹介します。
初期費用は0円・ユーザー1人あたりの月額費用は2,500円です。契約は1ユーザーから可能で、無料2週間トライアルサービスもあります。
単体の導入ハードルは高くありませんが、SFA・CRM連携を行う場合は注意が必要です。多くのサービスが無料で連携できるのに対し、「アルテマブルー」では有料となるからです。活用したい連携サービスによっては検討すべき大きな要因になると思います。
機能面では、カメラや複合機などに強いキヤノン系列会社が開発した名刺管理サービスということもあり、名刺スキャンのOCR認識精度には期待できます。
「アルテマブルー」の4つのメリット
使いやすいと評判の高い「アルテマブルー」。数あるメリットのなかから4点をピックアップしました。
豊富なノウハウを活用した使いやすさ
名刺管理サービス「アルテマブルー」を提供するキヤノンエスキースシステムは、国内にCRMが登場した1990年代後半からCRMのあらゆる領域のソリューションを提供するリーディングカンパニーとして、CRM市場をけん引しています。
「アルテマブルー」の大きな特徴と言える、ビジネスの現場を理解した上で研究、開発した機能と使いやすい操作性は、CRM・SFAでの豊富な経験と実績を持つ当社だからこそ。
名刺データを実際のビジネスシーンで有効に活用でき、すべてのユーザーが無理なく使い続けられるよう設計されています。
使い分け可能 ゼロモード・フルモード
「アルテマブルー」はユーザーの希望と状況に合わせ、名刺取り込み後の文字修正機能を柔軟に使い分けることができます。
「ゼロモード」は、OCR処理されて取り込まれた名刺データをオペレーターを介することなく自身で入力・修正が可能。コスト面も抑えられ、もちろん名刺1枚あたりの文字補正費用は0円です。
「フルモード」は、取り込んだ名刺データを国内のオペレーターが正確・迅速に文字補正。入力・修正の手間を削減すします。オペレーターによる文字修正料金は1枚につき50円。
「ゼロモード」「フルモード」は、1枚の名刺を取り込むごとに変更が可能。「アルテマブルー」の名刺を取り込む時に選択できるスタイルは、他社にはない独自なサービスで評判も高いようです。
kintoneとの相性が抜群に良い
長年にわたるSFA・CRMに対するサポートで培った経験とノウハウを活用し、「アルテマブルー」は名刺管理を起点にしたSFA・CRM連携機能には定評があります。数あるSFA・CRM機能のなかでも「kintone」との相性の良さとスムーズな連携には評判も高く、多数の企業・団体が「アルテマブルー」「kintone」の連携サービスを活用し成果をあげています。
単純な名刺データの蓄積ではなく、案件管理や顧客管理にも活用できるテンプレートを無料で提供。名寄せ・二重登録防止の2つのチェック機能搭載により名刺データ登録時にありがちな重複登録やミスを防ぎ、入力の際の無駄な手間を取らせません。
さらに、案件情報や顧客への訪問履歴をアプリに登録ができます。過去にあったやりとりを可視化することで、きっと今後の営業戦略にも活かしていけるでしょう。
長年培った豊富な経験によるコンサルティングサービス
アルテマブルーは導入契約前に、コンサルタントがユーザーの要望を細やかにヒアリングします。各企業にフィットした活用方法を提案し、ユーザーが「使い続けられる」サービスを最優先に考慮するというのがキヤノンエスキーシステムの基本姿勢です。
導入前にまずは2週間のサービストライアルを使い、導入するかどうかの最終判断も可能で、契約後のサービスイメージの相違を最大限減らすための無料トライアルは、サービスを使い続けるための必要不可欠な期間となるようです。
経験豊富なエキスパートのきめ細かなコンサルティングのサポートは名刺管理サービス「アルテマブルー」導入の決め手になったと語るユーザーも数多くいます。
徹底調査でわかった「アルテマブルー」を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「アルテマブルー」がどのような方に向いているのか、4つのポイントにまとめました。
「kintone」を活用したい会社
「アルテマブルー」は外部SFA・CRM機能との連携により、名刺データを有効活用できるサービスです。数ある連携サービスのなかでもサイボウズが提供するクラウドサービス「kintone」との相性は抜群で、使いやすいと評判もいいようです。「kintone」をすでに活用している会社は、まずは「アルテマブルー」の導入を検討してみるとよいでしょう。
また、これから「kintone」を導入する方に気軽に利用してもらえるよう、「アルテマブルー」バツグンでは取引先担当者管理・会社管理・案件管理・コンタクト管理の4つのテンプレートを無料で提供しています。
導入前のサポートを重視している会社
名刺管理サービスは、ただ導入すればいいのではなく・導入前に何を目的に・どのように使うかといった活用のポイントを明確にすることが重要です。
「アルテマブルー」を提供するキヤノンエスキースシステムでは、まず専任の担当者が導入を検討しているお客様の要望をヒアリングします。その際に目的や課題をハッキリさせて、運用法も含めた活用方法を提案します。2週間の無料トライアルも行っており、トライアルを行うことでミスマッチを防ぎます。
単純にサービスを提供するのではなく、導入前にきめ細かいサポートがあった方がよいと考える方には「アルテマブルー」がおすすめです。
自社仕様にサービスをカスタマイズしたい会社
「アルテマブルー」の特徴として、クラウド環境をプライベートなものにカスタマイズできることも挙げられます。カスタマイズを行うことで自社専用のシステムを構築・運用していくことができます。
他社サービスは根本部分な変更はほぼ無理ですが、「アルテマブルー」では自由に変更可能。自社がもっとも使いやすい形にカスタマイズできる技術力の評判も高く、可能性を秘めています。
「アルテマブルー」への登録方法
シンプルな名刺管理サービスと評判の「アルテマブルー」。登録方法もカンタンです。PCや携帯からクラウドネットワーク経由でデータセンター上の名刺データにアクセスする方式です。
まずはログイン
お使いのPC・スマホ・タブレットで各メディアの標準ブラウザから、「アルテマブルー」専用サイトにアクセス。企業コードにアクセス後、自分のアカウントとパスワードでログインします。
名刺をスキャン
社内でのスキャナー・複合機でも、外出先からのスマホ・タブレットでも。名刺のスキャンはどちらからでも可能です。
モードを選択 ①ゼロモード
「アルテマブルー」では状況に合わせ、取り込み後の文字補正を柔軟に使い分けることができます。まずは「ゼロモード」。OCR処理されて取り込まれた名刺データをオペレーターを介することなく自身での入力・修正が可能。名刺1枚あたりの文字補正費用が0円になるため、コストを抑えることもできます。
モードを選択 ②フルモード
次は、「フルモード」。取り込んだ名刺データは国内のオペレーターにより正確・迅速に文字補正され、入力・修正の手間を削減。1枚の名刺データは項目ごとに分割され別々のオペレーターが分担し入力するため、個人情報漏えいリスクもなくセキュリティ対策も万全です。
「アルテマブルー」を効果的に活用した3つの代表事例
今回の調査で使いやすさときめ細かいサービスに評判高い「アルテマブルー」をもっとも効果的に業務に活かしていると思われる3社の事例をピックアップしました。
活用事例は名刺管理サービス導入を検討している方々にとって、大きな参考材料になるのではないでしょうか。
A社
アルテマブルーの導入事例ページ (キヤノンエスキースシステム株式会社 https://ultimablue.jp/case/1047/ 参照)によると、ポスト・イット製品やスコッチ・ブライト 製品などの消費財から、ヘルスケア・エレクトロニクス&エナジーなど多岐にわたる産業分野でプロダクトやサービスを提供しているすポスト・イット製品やスコッチ・ブライト 製品などの消費財から、ヘルスケア・エレクトロニクス&エナジーなど多岐にわたる産業分野でプロダクトやサービスを提供しているA社。
導入前は、各営業が個人的に管理していた名刺情報を会社の資産として、より効果的に活用したいというのが名刺管理サービス導入のきっかけでした。「アルテマブルー」を導入を決めた1番の要因は 、他社名刺管理サービスよりさまざまな要望に細かく対応してくれたこと。
導入後の現在は20万枚超の名刺をデジタル化し、各個人の管理に任されていた名刺情報は部門内だけではなく全社的に可視化して共有を実現し、より効率的な営業活動に進化しました。情報共有ができたことで、部門間のコミュニケーションも活発になったようです。
具体的な営業活動での効果として、新規顧客開拓を飛び込みでアプローチするのではなく他部署の顧客データを参照し、部署の顧客状況を確認したうえで、部を越えた協力体制で営業をかけることが可能になりました。
営業スタイルの進化により、提案の精度が上がり最短で商談まで実現できるようになったとのこと。名刺管理サービス「アルテマブルー」導入が営業活動の精度と速度を上げた理想的なカタチです。
B社
アルテマブルーの導入事例ページ (キヤノンエスキースシステム株式会社 https://ultimablue.jp/case/859/ 参照)によると、明治時代に広島で創業し今年で128年目を迎える、レタープレス株式会社。日本の学術情報を世界に向け発信する「学会誌の発行サポート事業」や、医師会・労働組合・一般企業等などの広告販促物を企画制作する「各種団体・一般企業サポート事業」を行っています。
導入前は、顧客の情報は社員が個々に紙で管理。資産になり得る名刺情報が社内で活用できていないことが大きな課題でした。同社の重要な業務の1つは、学術協会内で名刺交換した各委員会委員の方々がどの大学・企業にどの先生がどの学会に所属しているかといった情報を整理し紐づけること。
名刺情報管理を徹底するためにもSFAツール活用の必要性を感じ、名刺管理+SFA・CRMができるソリューションを探していました。課題解決に重要なのはSFA・CRMであり、そのシステムに連携しやすい「名刺管理」の順で検討しました。その結果、「kintone」がニーズに非常にフィットしておりコストも魅力的でした。そして、「kintoneと」一番うまく連携できてツール提供もあるという面で最も優れた名刺管理サービスと判断して「アルテマブルー」を導入。
導入後は、とくに案件進捗管理で効果を実感しています。「案件管理」アプリに情報を集約し、知りたい時すぐに顧客ごとの案件進捗が分かるようになりました。取引先担当者管理や案件管理などの必要な項目をカスタマイズし、日々営業活動のためのデータを入力することで、kintoneの一覧画面が自動的に会議資料にもなっています。わざわざ会議用に資料を作る手間もなくなったようです。
導入してからの業務効率化も喜ばしいことですが、社内情報管理システムの将来像を見据えた上でのコンサル的な視点による重要なヒントやアドバイスを受けながらサポートしてもらえていることも大きなメリットと感じているようです。
まとめ
名刺管理サービス「アルテマブルー」について紹介してきました。
名刺管理機能とSFA・CRMを連携活用したいと考えている方や、自社専用の名刺管理システムにカスタマイズしたい方にとっては、有力な候補となる名刺管理サービスになるのではないでしょうか。
名刺管理サービスを検討・導入する際には、今回ご紹介した内容をぜひお役立てください。
なお2025年最新の名刺管理ソフトは、以下の記事で紹介しています。興味のある方はぜひこちらもご覧ください。