【2024年最新】顧客管理機能付きのおすすめ名刺管理ソフト6選
取引先企業や顧客が増えてくると、管理に困るのが名刺です。大切な顧客の名刺をずさんに扱うことはできませんが、丁重に管理するのも大きな負担に。そこで活用したいのが名刺管理ソフトです。近年、名刺の情報をデジタル化するだけでなく、顧客管理にも使えるソフトに注目が集まっています。
ここでは、営業・バックオフィス・情報システムなど、様々な分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できるPRONIアイミツが、顧客管理機能付き名刺管理ソフトの詳細や、おすすめのソフトを厳選してご紹介します。
名刺管理ソフトでの顧客管理機能
まずはじめに、名刺管理ソフトが一般的にどのような顧客管理機能を持っているのか詳しく見ていきましょう。
人事異動情報の通知
名刺交換をした相手が、人事異動でいつの間にか役職が変わっていたケースは珍しくありません。紙の名刺管理だけではわかりませんが、名刺管理ソフトにデータを登録しておけば、webで公表された人事異動ニュースを取得し、自動的に名刺の内容も更新されます。
手動入力で役職を変更しておく必要もなく、変更があった場合には自動的に通知されるため、最新情報を生かした営業活動を迅速に行う事ができるでしょう。
人脈の可視化
名刺管理ツールで顧客の人脈を可視化し、円滑なコミュニケーションを実現できます。名刺情報を管理ソフトにインプットしておけば、自動的に組織ツリーを作成できるのが特徴。
個別の名刺だけでは、たとえ同じ会社の人物である事がわかっても、彼らがどのような関係なのかまでは把握できません。記憶に頼らず、確実に顧客の関係情報を知る事ができるのは大きな強みでしょう。
メール配信機能
名刺管理ソフトに記録されたデータを使って、メールを一斉送信することも可能です。単に登録されているメールアドレスすべてに配信するだけでなく、条件を指定しての送信も可能なため、訴求力の高い運用を実現。
例えば、1ヶ月前のイベントで知り合った人向けのメールや、東京都内担当者向けのメールなど、属性に合わせて送信条件を自由に変更。メール本文には会社名や担当者の名前を差し込む事ができるため、問い合わせ増加にもつながります。
顧客管理機能によるメリット
名刺管理ソフトの顧客管理機能を活用する事で、具体的にどのようなメリットを得られるのかご紹介します。
顧客情報の資産化
かねてより名刺はビジネスにおける重要な情報資産として注目されてきましたが、名刺管理ソフトによる一元管理で、顧客情報をより有益な資産として活用できるでしょう。
名刺管理ソフトで名刺の数や取引した担当者の情報を整理しておく事で、部署をまたいでその情報を共有することも可能です。担当者同士の関係に留まらない、さらなる企業間の取引チャンスも訪れるでしょう。
営業活動の効果向上
名刺管理ソフトで顧客管理の徹底化を図ることで、営業活動の大きな効率化が期待できます。名刺を通じて顧客の組織情報を整理し、メール送信などの重複や抜け漏れを防ぐ事ができます。名刺から組織を知る事で、戦略的に活動を展開できるでしょう。
また、これまでの商談履歴や人物情報のプロファイルを共有する事で、効果的な営業活動の実践にもつなげられます。個別に営業を行なっていては得られないメリットでしょう。
顧客満足度の向上
名刺管理ソフトで顧客情報を一元管理すれば、一人ひとりの担当者といつどこで知り合い、最後にいつ会ったのかなどを把握できます。それにより、適切なタイミングでのフォローを実施できるでしょう。
問い合わせ資料を注文した1週間後や展示会の前後など、訴求力が高まる時期は相手によってさまざま。管理が行き届いていれば、通知機能などを活用して最適なタイミングを把握できるでしょう。
PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、名刺管理ソフト選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った名刺管理ソフトが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
【比較表】顧客管理対応の名刺管理ソフト
ここからは顧客管理対応の名刺管理ソフトを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介する名刺管理ソフトでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、名刺管理ソフト選びの参考にしてください。
顧客管理対応の名刺管理ソフト6選
ここでは、顧客管理が可能なおすすめの名刺管理ソフトを6つご紹介します。
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料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
名刺管理で働き方を変える、をキャッチフレーズにしているsansan社のsansanは、従業員数10名以下の中小企業から名だたる大手企業に至るまで、9,000社の導入実績を誇る有名ソフトです。スキャナやスマートフォンを使った名刺読み取り機能は、最新のOCR技術とAIによって100%に近い読み取り精度を実現。また、対応言語は11か国語にものぼるため、グローバルに活躍する企業でも安心して利用できます。
スマホを使ってスキャンするだけでなく、データベースに直接アクセスし、顧客情報の管理や閲覧も行えます。社外で情報を確認したい際には活躍が期待できる機能でしょう。価格プランはライトプラン、スタンダードプラン、DXプランの3種類。正確な見積もりや最適なプランは問い合わせが必要です。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報の反社チェック機能
-
携帯電話・パソコンのどちらにおいても検索しやすく、社内・外出先においても容易に利用できるところ。 グループ会社間でも共有ができるのでかなり幅広く利用でき、リストなども作成できるところがいい。
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アナログの紙名刺を電子化した電子データなのでメールアドレスなどのデータが検索しやすい。名刺情報の社内共有も便利になる。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ハンモックが提供している名刺管理ソフトのホットプロファイルは、テレワークが進む時代の営業活動に最適化されたサポートを提供します。オンライン名刺交換とZoom商談を1つにしたオンライン商談システムの活用で、オフラインと変わらないパフォーマンスを期待できるでしょう。
メール開封やweb閲覧記録から訴求力の高い顧客を発掘してくれるマーケティングオートメーション機能や、営業報告やタスク管理を効率化してくれるSFAなど、高いポテンシャルを備えています。機能拡張に優れているだけでなく、一部の機能のみを段階的に導入したいとのニーズにも対応しているため、スケールに合わせた運用が可能。基本的な名刺管理機能は月額3,000円(税抜)〜、営業支援機能を搭載したSFAパックは月額5,000円(税抜)〜利用できます。
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 名刺情報へのタグ付け機能
-
総務部からお中元お歳暮を一括発送する際、氏名・住所・特に役職名を確認できるので便利。 苗字しか分からなくても探せる。 電話帳に登録していなくても、着信の際に相手の名前が表示される。
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とても利用しやすく、コストパフォーマンスにも優れている。
-
料金
月32,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
3ヶ月
-
最低利用人数
なし
物流ではおなじみのヤマト系列である、ヤマトシステム開発が提供する名刺de商売繁盛は、何人で利用しても1ユニット3万円(税抜)の定額プランが特徴。
名刺管理システムを有効利用するためには、マーケティングや営業など、各部署の社員が利用できる環境にある事が重要です。一般的な名刺管理システムは1ユーザーあたりの価格で設定されている事がほとんどですが、名刺de商売繁盛は何人で使っても定額の月額基本料金だけで利用できます。
名刺の取り込みや検索はもちろん、タグ付けや人脈の一覧など、名刺を活用する際に役立つ機能も数多く搭載。オプションではありますが、名刺デジタル化の代行やメール配信、アンケート機能も利用できるため、利便性の高いサービスであることは間違いありません。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 手書きメモの文字起こし機能
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使いやすくて長年使うには良いソフトだと思います。今後もこのソフトを使い続けたいと思いました。使いやすいソフトが1番だと思います。
-
名刺管理ソフトを初めて使用しました。難しいかなと思っていたが、説明書がなくても使えたので初心者の方はこのソフトがオススメだと思います。画面が見やすくてとても良かったです。
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料金
月2,500円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
キヤノンエスキースシステムの名刺管理ソフトであるアルテマブルーは、営業力を高めることに重点をおいたサービスです。営業活動は何よりも現場のパフォーマンスを最大化させる事が重要。そこでアルテマブルーは人脈の見える化機能の強化に努めています。
データベースから最短ルートの人脈を確保し、効果的なコンタクトを実現。営業の効率化を期待できるでしょう。
顧客の名刺は大切な個人情報ですが、アクセスできる社員を役職などで制限できるため、セキュリティ面での対策も十分。パスワード設定も詳細に行えるため、情報漏洩のリスクは小さいといえるでしょう。価格は1ユーザーあたり月額2,500円で初期費用は無料ですが、従量課金制のメール配信機能など、営業支援関連の機能は有料オプションで用意されています。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
-
料金
月3,000円/5ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
名刺管理をもっとシンプルに、わかりやすく把握したい方には、富士フイルムビジネスイノベーションのApeosPlusTM Cards Rがおすすめ。魅力は、なんといってもクラウド管理のデータベースでしょう。PCからの名刺管理や閲覧はもちろん、スマートフォンからも同じ情報にアクセスできるため、外出先で気軽に参照できます。
スキャナーやスマホからの名刺取り込みはもちろん、名刺情報の社内共有も円滑に行う事ができるため、運用難易度も易しいといえます。最近ではテレワークの影響でオンライン名刺の交換も増えていますが、ApeosPlusTM Cards R上でオンライン名刺を扱うことも可能。利用料金は月額3,150円(税抜)〜スタートですが、この価格で最大5ユーザーまで使用できるためリーズナブルで使いやすいサービスです。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報へのタグ付け機能
-
複合機のスキャナーに乱雑に並べても、自動で整列して文字もOCRで認識されるので、登録が楽なところ。クラウドサービスなので、サーバーの管理も不要。
-
サムネイル表示できる、リスト表示もできる、他者と共有することができる、簡単に検索できる、説明書がなくても直感的に操作できる。
-
料金
月5,000円/ID -
初期費用
48,000円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
1
BizCompassが提供する同名の名刺管理ソフトは、ビジネスに特化した名刺管理サービスとサポート対応を依頼できる仕様が特徴です。初めて名刺管理ソフトを導入する際に大きな負担となるのが、溜まりに溜まった既存の名刺のデジタル化。BizCompassでは、初期の名刺のデジタル化代行を依頼できるため、初期段階の負荷も大きく軽減します。
名刺や顧客情報の検索はラップトップやタブレット、スマホから気軽に検索する事ができるほか、社内人脈の検索も可能。訪問営業の直後にお礼や案内メールを送信できるメールシステムも整備されているため、ミスなく迅速にメールを利用しビジネスチャンスを逃しません。bizcompass 500プランは、初期費用4万8,000円(税抜)と月額5,000円(税抜)〜で利用可能です。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 名刺情報のキーワード検索機能
顧客管理対応の名刺管理ソフトを選ぶポイント
最後に、顧客管理可能な名刺管理ソフトを選ぶ際のポイントについてチェックしましょう。
導入費用・利用料金
初期費用の有無や月額料金はサービスによって大きく異なるため、相見積もりの際にしっかりチェックする必要があります。ユーザー数によっても料金は変わるため、何人の利用での料金なのかも注意しましょう。
また、機能によってはオプションの場合もあるため、自社にとって必須の機能やほしい機能が搭載されているか、オプションの場合はいくらなのかも確認しましょう。
サポート体制
名刺管理ソフトを初めて導入するとなると、使い方やエラーが起きた際にはカスタマーサポートを受けたいもの。基本的な使い方やトラブルシューティングなど、いつでも質問できる環境かどうかも確認しましょう。
また、名刺のデジタル化作業を代行してくれるサービスがあれば、初期の負担を大きく軽減できます。代行サービスの有無や、料金についてもあらかじめチェックしておきましょう。
導入事例
名刺管理ソフトはさまざまな企業が導入していますが、特に自社と同じ業種あるいはスケール企業での導入実績があれば、運用のイメージもしやすいでしょう。
自社とは異なる業界・業種や規模に特化したサービスでは、見積もりに必要以上に時間がかかってしまったり、満足のいくサービスが提供されないかもしれません。導入実績を確認し、同じような会社の実績の有無や、どのように活用されているのか調べておきましょう。
まとめ
ここまで、顧客管理機能を備えている名刺管理ソフトの機能や特徴をご紹介しました。名刺管理ソフトは多くの企業で利用されており、高い導入効果が確認されています。サービスも多様化しており、自社にあった機能を提供している会社を比較しながら、導入に向けてじっくり検討することも可能です。
とはいえ、数ある名刺管理ソフトを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った名刺管理ソフトが分かる診断(無料)ができます。
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