エクセルから卒業!パソコンで使える名刺管理アプリ10選
「エクセルで名刺を管理しているが検索しづらい」「スマホアプリでは入力や整理が面倒」そんな悩みを感じていませんか? 近年、多くの企業が「脱エクセル」を進め、PC対応の名刺管理アプリを導入。名刺のデジタル化が進み、データの活用がスムーズになり、業務負担の軽減や営業効率の向上につながっています。
本記事では、エクセル管理の課題とパソコンで使える名刺管理アプリの機能・メリットや選び方を解説。さらに、無料・有料のおすすめソフトを比較し、おすすめツールも紹介します。「名刺管理をもっとラクにしたい」「PCで効率よく整理・活用したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてください!
- 名刺管理をパソコンで効率的に行う方法
- 名刺管理アプリの主な機能
- 名刺管理アプリのメリット
- 【比較表】パソコンで使える名刺管理アプリ
- 無料もしくは格安な名刺管理アプリ4選
- パソコンで使える人気の名刺管理アプリ3選
- パソコンで使えるセキュリティ対策が万全の名刺管理ソフト3選
- 名刺管理アプリの選び方・比較ポイント
- まとめ:PCの名刺管理アプリで営業活動を効率化
- よくある質問
名刺管理をパソコンで効率的に行う方法
名刺をスマホやスキャナで読み取ってデータ化すれば、パソコンで効率的に管理できます。名刺をデジタル管理する方法にはいくつかの種類があり、それぞれの特徴について詳しく解説します。
- エクセルやスプレッドシート管理の課題
- PCで使える名刺管理アプリとは
エクセルやスプレッドシート管理の課題
エクセルやスプレッドシートは、名刺管理を手軽に始められる方法の一つです。まずスマホのスキャンアプリやスキャナで名刺を読み取り、そのデータをエクセルやスプレッドシートに入力して整理します。氏名や会社名、連絡先などの情報を自由にカスタマイズできるうえ、フィルターやソート機能を活用すれば、必要な名刺を素早く検索することも可能です。
特に、クラウド対応のスプレッドシートを利用すると、複数の担当者でデータを共有しながら編集するのも簡単です。ただし、情報を手入力する手間がかかる点や、データ管理のセキュリティ対策が必要なデメリットもあります。
PCで使える名刺管理アプリとは
名刺管理アプリとは、スマホやスキャナで名刺を撮影するだけで、文字情報を自動的に読み取り、データベースに登録できるツールです。登録後は、データをパソコンで確認・編集したり、エクセルやCRM(顧客管理システム)にエクスポートしたりすることができます。

名刺管理アプリのメリットは、情報を入力する手間を削減できるだけでなく、検索機能やカテゴリ分けが充実しており、必要な名刺を簡単に見つけられる点です。また、多くのソフトがクラウド対応しており、スマホやタブレットからも名刺データにアクセスできるため、外出先でも情報を活用できます。さらに社内でデータを共有しやすく、高度なセキュリティ対策も施されているため、安心して利用できる点もメリットです。
名刺管理アプリの主な機能
エクセルでの名刺管理は、手入力の手間や検索の不便さが課題。名刺管理アプリならOCR機能で自動取り込みやデータベース化、CRM連携も可能です。PCで使える名刺管理アプリの主な機能を詳しく解説します。
機能 | 概要 |
---|---|
名刺取り込み機能 | OCR機能で名刺情報を自動データ化 |
会社データベース化 | 企業ごとに名刺情報を整理・最新情報更新 |
CRM/SFAシステムとの連携 | 顧客リスト作成・営業活動を効率化 |
名刺取り込み機能
名刺管理アプリには、OCR(光学文字認識)機能が搭載されており、スキャナーやスマホカメラで撮影した名刺を自動でデータ化できます。手入力の手間を省くだけでなく、誤入力を防ぎ、素早く名刺情報を管理できるのが特徴。また、一括スキャン対応のソフトなら、大量の名刺を短時間で登録可能です。
名刺情報の会社データベース化
名刺管理アプリでは、名刺情報を企業単位で整理し、担当者ごとにデータを紐づけることが可能。「同じ企業の名刺をまとめて管理したい」「最新の会社情報を自動更新したい」といったニーズに対応できます。また、部署や役職情報も反映できるため、ビジネスシーンでの活用がスムーズです。
CRM/SFAシステムとの連携
名刺管理アプリの中には、SalesforceやHubSpotなどのCRM・SFAと連携できるものもあります。連携により、名刺情報を顧客リストとして活用し、営業活動の効率化やマーケティング施策の強化が可能に。さらに、名刺交換後のフォローアップやメール配信を自動化できるため、業務の手間を大幅に削減できます。
名刺管理アプリのメリット
名刺管理アプリの導入メリットについて、さらに詳しく解説します。
- 名刺情報を簡単に管理・検索できる
- 社内全体で名刺情報を共有・活用できる
- 情報漏洩リスクを抑える
- 他ツールとの連携で業務効率を向上できる
名刺情報を簡単に管理・検索できる
名刺管理アプリは、業務の効率化に貢献するさまざまな機能を備えています。そのため、検索機能により必要な情報をすぐに見つけられるだけでなく、会社名や氏名、役職など絞り込むことも簡単に。特定の情報しか覚えていない場合でも、目的の名刺にすぐアクセスできることが大きなメリットです。
また、CRMやSFAとデータを連携させることで、他システムへの二重入力を避けることも可能です。さらにOCR(光学文字認識)の機能により、名刺の情報を正確にデジタル化することもできます。
社内全体で名刺情報を共有・活用できる
名刺管理アプリを利用すれば、名刺情報を一元化でき、社員ごとに管理されている状態や情報共有が滞っている状況を改善できます。さらに、データを常に最新の状態に保つことができるため、古い情報に基づいたミスを防止可能です。また、どの担当者がどの顧客と接触しているかや、過去のやり取りの履歴も簡単に確認でき、二重対応などのトラブルを未然に防ぐこともできます。
情報漏洩リスクを抑える
名刺管理アプリにより、紙の名刺を物理的に保管する必要がなくなるため、情報漏洩のリスクを大幅に減らせます。さらに、ログ管理機能があるソフトを使えば、不正アクセスや情報の流出を防ぐ取り組みも可能に。プライバシーマーク認証を受けたサービスであれば、さらに高い安全性を期待できます。
外部ツールとの連携で業務効率化できる
名刺管理アプリは、他の業務ツールと連携することで、より高い効率化を実現します。例えば、名刺データを自動でCRMに同期することで、手作業での入力を省き、入力ミスのリスクを回避できます。
また、メール配信システムと組み合わせれば、ターゲットリストの作成や情報発信がスムーズに行うことも可能です。さらに、社内のチャットツールと連携することで、名刺情報を活用したチーム内の情報共有も簡単に行えます。連携機能を活用することで、日常業務を効率化し、戦略的な取り組みを後押しします。
【比較表】パソコンで使える名刺管理アプリ
パソコンで使える低価格の名刺管理アプリを紹介します。スマホアプリやスキャナで名刺をデジタル化し、一元管理することで、パソコンから必要な情報を迅速に検索できるようになります。
ツール名 | 初期費用・月額料金 | 導入企業数 |
---|---|---|
CAMCARD BUSINESS | 初期費用:無料 月額料金:1,700円~/1ID |
4,000社超 |
アルテマブルー | 初期費用:無料 月額料金:3,300円/ID |
要問合せ |
メイシー | 初期費用:無料 月額料金:2,178円(税込)/ユーザー数無制限 |
要問合せ |
Eight | 初期費用:無料 月額料金:無料 |
要問合せ |
Sansan | 初期費用:要問合せ 月額料金:要問合せ |
10,000社 |
ホットプロファイル | 初期費用:要問合せ 月額料金:要問合せ |
要問合せ |
Eight Team | 初期費用:無料 月額料金:18,000円 |
4,000社の中小企業 |
SmartVisca | 初期費用:100,000円 月額料金:1,300円/ID |
要問合せ |
TantCard Gulliver | 価格:165万円 | 要問合せ |
名刺ソナー(旧:THE 名刺管理 Business) | 初期費用:要問合せ 月額料金:要問合せ |
要問合せ |
名刺管理ソフトは、初期費用が無料のものや、企業に問い合わせて見積もりを取得するケースが多く見られます。月額料金は、登録できるID数によって変動し、少人数向けのプランでは比較的低コストで利用できる一方、大規模なチームで使う場合は費用が高くなることも。無料プランや低価格プランでは、登録できる名刺の枚数や機能に制限があることが多いため、導入前に必要な機能を確認することが重要です。
無料もしくは格安な名刺管理アプリ4選
パソコンに対応している、無料もしくはリーズナブルな名刺管理アプリを詳しくご紹介します。
- CAMCARD BUSINESS
- アルテマブルー
- メイシー
- Eight

-
料金
月1,700円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
5ID
CAMCARD BUSINESSは、キングソフト株式会社が提供するクラウド名刺管理アプリです。MacとWindowsに対応しており、パソコンだけでなくスマホでも多くの機能を使えます。
圧倒的な速度でのデータ化と高いコストパフォーマンスが強み。Salesforceをはじめ多数の外部サービスと連携でき、英語・中国語など17か国語に対応できるのもポイントです。
世界最高クラスの画像補正とOCR(文字認識)機能を搭載。名刺情報は最短5秒でデータ化できます。また、対面でないと難しいとされた名刺交換をオンライン上で実現。情報を安全に守りながら気軽に交換・共有が可能です。
料金プランは1ID月額1,700円の「スタンダード」と月額2,500円の「プロフェッショナル」があり、どちらもリーズナブル。10日間の無料トライアルが用意されています。また個人版「CAMCARD」であれば、無料で登録が可能です。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- オフライン利用
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
-
スキャンの精度が高く、英語、日本語いずれも読みとってくれる。データの管理も容易である。価格フリーで十分な機能がある。
-
メモが出来るので挨拶時のエピソードを記録できる。次に会った時などに遡って会話するなど、とても便利。

-
料金
月3,000円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
1ID
アルテマブルーは、東京都港区に本社を置くキヤノンエスキースシステムが提供する名刺管理ソフトです。クラウド型のためMacとWindowsに対応。使いやすさを追求した設計で、営業力を最大化させるサービスとして多くの企業が導入しています。
IDの数を問わず初期費用は無料、1IDにつき月額費用3,000円の安心価格。豊富な機能をオプションで追加できます。2週間の無料トライアルがあり、導入時にはコンサルタントとの相談を通じて疑問を解決できるため、初めての企業でも安心です。
社内の人脈を可視化してターゲットへの効果的なアプローチを叶えます。CRM/SFAと連携可能のため、名刺管理の枠を越えた顧客管理も可能です。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応

-
料金
月2,178円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
メイシーは、大阪市淀川区にあるもぐら社が提供するクラウド型名刺管理ソフトです。パソコンだけでなく、iPadやスマホなど多彩なデバイスに対応。データ化は溜まった名刺をメイシーに送ることでスタッフが行います。
業界一の低価格を謳っており、ユーザー数無制限で月額2,178円(税抜)。データ入力の料金は1枚27.5円、スキャン料金は1枚11円です。
スピーディーな検索とメール送信を可能にする使いやすい設計で、簡単に名刺情報を共有。社内の人脈をチーム全体で活用できます。
名刺を郵送してデータ化するほか、出張スキャンサービスも利用可能。人力による正確なデータ化を実現します。さらに、多くの外部ツールと連携できる点もメリットです。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- オフライン利用
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
-
直感的な画面で簡単に名刺を電子化できる所が素晴らしいです。 名刺画像もデータと一緒に保管でき、表示できる所も良い。
-
編集が楽で簡単。 直感的にアイコンやメニューをクリックして字体の選択、色合いの選択ができる。 市販の台紙の選択ができるため、いろいろな台紙を選んで作成できます。
-
料金
無料 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Eightは、株式会社Sansanが提供する無料の個人向け名刺管理アプリ。スマホ同士をかざすだけで名刺交換ができ、相手の昇進や転職時には自動で情報が更新されます。
名刺はスマホで撮影するだけでデータ化され、簡単に名刺情報を検索可能です。またメッセージ機能により、ビジネスネットワークを深めることもできます。
PCからもアクセスでき、プレミアム版では両面データ化や名刺情報のダウンロードなどの便利な機能が追加されます。
今回紹介した4つの名刺管理アプリは、無料で利用できるものや、月額料金が1IDあたり約1,000円~3,000円と手頃な価格設定で安心して導入できます。さらに、機能面も充実しているため、特定の利用シーンに限らず幅広く活用できます。多機能で高額な製品より、コストを抑えて気軽に導入したい方におすすめです。
パソコンで使える人気の名刺管理アプリ3選
次にご紹介するのは、パソコン対応の中でも、特に人気の高い名刺管理アプリです。
- Sansan
- ホットプロファイル
- Eight Team

-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Sansanは、東京都渋谷区に本社を置くSansan社が提供する法人向け名刺管理サービス。Mac・Windows対応のクラウド型で、あらゆる顧客データを活用するための機能を集約。名刺管理サービスで高いシェアを誇り、既に10,000社以上が導入している人気ぶりです。
スキャナまたはスマホアプリでデータ化した名刺情報はほぼ100%の精度。11か国語による多言語のデータ化対応も特徴です。そして最大の強みは、人物単位で名刺情報を管理できる点。人物の詳細な情報を一元管理して、ビジネスにつなげることができます。
顧客管理機能やコミュニケーション機能、外部サービス連携なども充実。名刺からさまざまな業務をつなげ、企業の成長に活用できます。3段階の料金プランがあり、見積依頼書をもとに最適なプランを提案。無料トライアルも用意されています。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報の反社チェック機能
-
これまではエクセルで名刺のデータを管理しており、特に不便さは感じていなかった。 しかし、実際に名刺管理ソフトを利用してみるとその利便性や連絡先などの管理、更新が非常に効率よくでき、驚いた。
-
クラウド化してるので、検索しやすい。 また、セクターごとに分類ができる。そのため、仕事がとてもはかどる。

-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ホットプロファイルは、東京都新宿区に本社を置くハンモックが提供するクラウド型名刺管理ソフトです。パソコンをはじめマルチデバイスに対応。名刺管理だけでなく顧客管理まで実現し企業の生産性を高めます。
スキャン・撮影した名刺をオペレーターが入力して99%の精度でデータ化。組織図の生成や人脈の可視化で見込み客を得たあとは、SFAの機能を駆使して商談へ導きます。
名刺管理から営業活動の強化まで行いたい方におすすめでしょう。また、API連携とカスタマイズによる機能拡張も魅力。社内業務が改善したなど、喜びの声がさまざまな企業からあがっています。
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 名刺情報へのタグ付け機能
-
何が1番よかったかというと、どこでも誰でも同じ情報となるデータベースにアクセスできる点である。会社ごとのつながりが見えたらまだ減ったりした。
-
バグが少ないのと、初めての時でも使い方がとてもわかりやすいのでスムーズに使用することが出来たことはとてもいい点

-
料金
月18,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Eight Teamは、東京都渋谷区に本社を置くSansan社が提供するクラウド型名刺管理サービスです。Mac、Windows、スマホに対応しており、5,000社の中小企業で導入されています。個人向けアプリとして人気の高い「Eight」の法人向けサービスで、名刺をパソコンでも一括管理が可能です。
「Eight」を利用している個人の名刺情報を共有して一括ダウンロードも可能で、スマホアプリを通じて名刺をスキャンしたあと、AIと人が正確にデータ化。構築したデータベースを共有して手間なく人脈を活用できます。
1契約の基本使用料は年間契約で月額18,000円(税抜)。アカウント料として1ユーザーにつき月額500円(税抜)が必要ですが、10名までは無料です。webサイトで簡単に料金シミュレーションができるため、気になる方はぜひ試してはいかがでしょうか。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報へのタグ付け機能
- 名刺情報のキーワード検索機能
- 同一名刺取得者の検索
-
アプリを起動して名刺を写メで撮ったら数日後に読み込むので便利。 しかし、全ての情報を完全に読み込むことはできない。ただ、有料版では可能である。
-
スキャンで名刺登録も簡単に出来る。直ぐ使用出来て便利。名刺の一覧も見やすく、簡単に検索ができる為、凄く利用しやすい。
パソコンで使える人気の名刺管理ソフトをご紹介しました。高いシェアを占める名刺管理ソフトは導入企業が多く、パソコンでの使いやすさや情報漏えい対策に関してもより信頼できると言えます。
パソコンで使えるセキュリティ対策が万全の名刺管理ソフト3選
最後にパソコンで利用でき、セキュリティ対策が充実したおすすめの名刺管理ソフトを紹介します。
- SmartVisca
- TantCard Gulliver
- 名刺ソナー(旧:THE 名刺管理 Business)

-
料金
月1,300円/ID -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
6ライセンス(システム管理者 1名+ユーザ5名)
SmartViscaは、東京都渋谷区に本社を置くサンブリッジが提供するクラウド名刺サービスです。Mac、Windowsどちらのパソコンでも使えてスマホにも対応。世界トップシェアのCRM「Salesforce」と一体型であることが最大の特徴。
名刺のデータは人力でチェックされ「Salesforce」に蓄積。スムーズな連携で、閲覧制限の設定など運用も一元化できます。多様なシステムに顧客データを連動できる拡張性の高さや、「Salesforce」準拠の強固なセキュリティ対策も他にはない強みでしょう。
これまで450社、名刺100万枚以上の利用実績があり多くの企業が選んでいます。「Salesforce」のユーザーにおすすめですが「SmartVisca」単体での導入も可能です。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報の反社チェック機能
- タブレット対応
-
使いやすく、わかりにくい点があってもサポート体制がしっかりしており、不明点の解消も速く時短につながっている。
-
前に使っていたものよりも、使いやすいと思います。今は、説明書を見なくても使えるようになったので、使いやすいです。
TantCard Gulliver
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
TantCard Gulliverは、東京都港区に本社を置くウインディーネットワークが提供する名刺管理システムです。データを安全に管理できるオンプレミスサーバー型で、動作環境はWindowsが対象。閲覧はブラウザ上でできるため、ソフトのインストールは不要です。
スキャンした名刺を簡単にデータ化して管理。スマホやタブレットでも編集できるため、営業活動で活躍するシステムです。高度なAI機能で名刺のデータは随時学習され使うほどに精度が向上。現在は4言語に対応しており今後大幅に拡大する予定です。
データを会社やプロジェクト単位でグループ管理できる機能を搭載。さらに機能を拡張させた顧客管理システムがオプションで利用できます。サーバー1ライセンスと50ユーザーのライセンスを含めた基本パッケージは165万円(税抜)です。

-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
名刺ソナー(旧:THE 名刺管理 Business)は、ユーソナーが提供するクラウド名刺管理ソフト。名刺データをスマートフォンやPCから簡単に登録し、全社で共有可能。高度なセキュリティ基準に基づき、安全性を確保しながら効率的な管理を実現します。
営業やマーケティング、経営企画など幅広い部門に役立つ機能を備え、顧客データ統合や名寄せ、企業属性分析が可能です。30日間5名までが使える無料トライアル版で、操作性を試すことができます。
名刺管理アプリの選び方・比較ポイント
最後に、名刺管理アプリの選び方について解説します。
導入形態(クラウド型/オンプレミス型)を確認
名刺管理ソフトは主にクラウド型とオンプレミス型に分類され、それぞれ特有のメリットがあります。クラウド型は名刺データをインターネット上のサーバーで管理する仕組み。システム運用はサービス提供者側が担当するため、自社で初期構築を行う必要がなく、導入時のコストを抑えることが可能です。その一方、利用料は月額料金として発生し続けます。
対してオンプレミス型は、自社内でサーバーを設置しデータを管理する方式です。初期費用が高額になる反面、システムを自社仕様に最適化でき、セキュリティ基準も独自で設定可能。近年はクラウド型が主流ですが、自社の運用スタイルに適した形式を選ぶことが重要です。
自社に必要な機能を確認
企業の課題に応じて必要な機能を見極めることが、名刺管理ソフト選びの鍵です。例えば、紙の名刺をデジタル化したい場合は、データ変換の精度や効率的な検索機能を持つソフトがおすすめです。他にも、名前や企業名、取引日などの条件で迅速に情報を抽出できる機能があれば、業務効率が大幅に向上します。
加えて、名刺情報の全社共有が目的の場合、SFAやCRMと連携可能なソフトが適しているでしょう。連携機能により商談履歴を一元管理でき、顧客対応の重複を防ぐことが可能です。また、自社の業務規模や使用言語に対応した製品であるかどうかを確認することも重要です。
データ化のスピードと精度を確認
名刺をデータ化する方法やスキャン精度は、サービスによって異なります。スマートフォンでスキャンできるタイプや、専用スキャナが必要なものがあるため、事前に確認することが大切です。
また、名刺交換の頻度が月数枚程度なら手動確認も可能ですが、数十枚以上になる場合は、スキャン精度の高い名刺管理ソフトを選ぶことをおすすめします。
特に、正確なデータ化を重視する場合は、オペレーター入力サービスを提供しているソフトが効果的。追加料金が必要になることが多いものの、作業の手間を軽減し、データ化を迅速かつ正確に行えるため、大量の名刺を扱う企業に適しています。
コストパフォーマンスを確認
名刺管理ソフトを導入する際は、費用対効果を検討することも重要です。取り扱う名刺の枚数が多い場合、管理効率が向上するため導入メリットが大きくなりますが、少量であれば導入自体が不要な場合もあります。
また、ソフトの料金プランを比較し、自社のニーズに合致した価格設定のサービスを選ぶことで、コストを抑えつつ必要な機能を確保できます。
費目 | 相場 |
---|---|
月額料金(従量課金型、クラウド) | 1,500円~3,000円/アカウント |
月額料金(月額固定型、クラウド) | 2万5,000円~5万円 |
スキャン料金(クラウド) | 10円~20円/枚 |
初期費用(オンプレミス) | 数百万円 |
初期費用や基本料金等以外にも、さらに追加費用が発生するサービスもあるので、事前に把握しておきましょう。例えば、名刺情報を取り込む機器のレンタル費用や、オペレーターによる手入力で名刺をデータ化する費用などがあります。
導入実績や業界シェアを重視して選ぶ
名刺管理ソフトを選定する際には、導入実績や業界内でのシェアを確認することも比較ポイントです。実績が豊富な製品は、多くの企業で活用されている分、さまざまなニーズに対応できる可能性が高く、安心して導入できます。
また、業界シェアが高いソフトは、機能のアップデートが継続的に行われたり、サポート体制が充実している点もメリット。さらに、利用者が多いことでノウハウが蓄積されており、コミュニティやユーザー間の情報共有が活発であるため、他社事例を参考に業務改善のヒントを得られる場合もあります。
自社ツールとの連携性で選ぶ
名刺管理ソフトを選ぶ際に、自社が利用しているツールとの連携が可能かどうかも重要な検討材料です。すでに導入しているCRMやSFA、メール配信ツールとスムーズに連携できる製品を選べば、名刺データを活用した営業活動や顧客フォローの効率化を実現できます。
例えば、自動で名刺情報を同期できるソフトであれば、手作業での入力が不要になり、ミスやデータの重複を防げます。また、API連携が可能な製品なら、自社特有の業務フローに対応する柔軟なカスタマイズが可能です。
まとめ:PCの名刺管理アプリで営業活動を効率化
パソコンで利用できる名刺管理アプリをご紹介しました。スマホやスキャナでスキャンした名刺情報を、パソコンで一元管理し共有できる名刺管理ソフトは、スムーズな業務や顧客獲得に大いに役立ちます。それぞれのソフトの特長を比較し、自社の業務に合ったものを検討しましょう。
名刺管理ソフトの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った名刺管理ソフト(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
名刺管理ソフトのよくある質問に回答します。
名刺管理ソフトとは?
名刺管理ソフトとは、スマホやスキャナーで紙の名刺をデータ化し、一元管理するツールのことを指します。手作業で紙の名刺を管理する労力や時間、ミスを大幅に削減し、ペーパーレス化を実現。
また、共有機能により同僚やチームメンバーと名刺情報を簡単に共有でき、業務の効率化にも寄与します。さらに、検索機能やタグ付け機能を活用することで、必要な情報を素早く見つけることが可能です。一部のソフトでは、CRMとの連携やリマインダー機能など、営業活動を支援する便利な機能も備えています。
名刺管理ソフトについては「【専門家監修】名刺管理ソフトとは?メリット・デメリットや導入する目的を解説」の記事でさらに詳しく解説しています。
有料の名刺管理アプリを利用するメリットは?
有料の名刺管理アプリは、無料アプリと比較するとデータ保存容量や登録可能枚数が多く、長期的な利用に適しています。また、高精度なOCR機能により名刺データを正確にデジタル化でき、手動による修正の手間を軽減。
さらに、CRMやメール配信システムなどの外部ツールとの連携機能が充実しており、営業やマーケティングの効率化に役立てられます。加えて、トラブル時のサポート体制も手厚く、安心して利用可能。
他にも、データの暗号化やアクセス制限などセキュリティ対策が強化されており、情報漏洩リスクを最小限に抑えることができます。業務効率化や安全性を重視するユーザーには有料版がおすすめです。
無料の名刺管理アプリは?
EightやWantedly people、myBridge、名刺ファイリングCLOUDは初期費用・月額料金ともに無料で利用できます。他にも、法人向け名刺管理アプリ「CAMCARD BUSINESS」の個人版「CAMCARD」も、無料で利用可能です。詳しくは「無料の名刺管理アプリに関する記事」を参考にしてください。
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