GoogleWorkspaceと連携できる名刺管理ソフトおすすめ4選
Google連携可能な名刺管理ソフトを使えば、名刺情報をGmailでのやり取りやGoogleカレンダーでの予定調整、Google連絡先での管理に活用できます。さらにGoogle Keepでのメモ共有など、日常業務にシームレスに組み込めるのも魅力です。
本記事では、Google Workspaceと連携できる名刺管理ソフトのメリットや選び方を解説します。あわせてGoogle連携できるソフトのおすすめ4選を比較表付きで紹介。 Googleツールで名刺を活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
- 名刺管理ソフトとGoogle連携のメリット
- 【比較表】Google連携ができる名刺管理ソフト
- Google連携ができる名刺管理ソフトのおすすめ4選
- 名刺管理ソフトの選び方・比較ポイント
- まとめ:Google連携で名刺管理の効率と活用度を大幅アップ
- よくある質問
名刺管理ソフトとGoogle連携のメリット
名刺管理ソフトは、GmailやGoogleカレンダー、Google Keepなどのツールと連携可能です。Googleサービスとの親和性が高まることで、名刺情報をより柔軟かつ効率的に活用できます。ここでは具体的なメリットを解説します。
名刺管理ソフト×Google連携のメリット
- 名刺情報をGoogleサービスに一元反映できる
- 名刺データを共有・活用しやすくなる
- 日常的に使うGoogle Workspaceだから導入しやすい
名刺情報をGoogleサービスに一元反映できる
名刺をスキャンすると、氏名・会社名・電話番号・メールアドレスといった基本情報が自動的にGoogle連絡先に登録されます。登録された情報はGmailやGoogleカレンダーにも連動するため、メール作成時の宛先補完や商談予定の招待先追加がスムーズに行えます。複数のアプリに同じ情報を入力する手間がなくなり、日常業務の流れの中で名刺データを効率的に活用できるのが大きなメリットです。
名刺データを共有・活用しやすくなる
Googleスプレッドシートに名刺情報を出力すれば、チーム全体での一元管理や分析が可能になります。業種別・地域別に分類して営業リストを再構築できるほか、マーケティング施策にも応用可能です。
また、Google Keepを活用すれば、名刺交換時の会話内容や顧客の特徴をメモとして残せ、担当者間での知見共有や引き継ぎがスムーズです。これまで個人に閉じがちだった名刺情報を組織の資産へと変えられるのは、Google連携ならではのメリットです。
日常的に使うGoogle Workspaceだから導入しやすい
多くの企業で日常的に使われているGmail・Googleカレンダー・Google連絡先とシームレスに連携できるため、新しく特別な操作を覚える必要はありません。普段の業務フローに名刺情報が自然に組み込まれるので、現場の担当者も違和感なく活用を始められます。結果として導入や定着がスムーズに進み、名刺管理ソフトの効果を最大限に引き出せるのもGoogle連携の大きなメリットです。
【比較表】Google連携ができる名刺管理ソフト
Google Workspaceと連携できる名刺管理ソフトを比較します。以下の比較表をご覧ください。
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月990円/1人
初期費用 0円
(他3プラン)
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料金
月1,700円/ID
初期費用 0円
(他1プラン)
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料金
月200円/ユーザー
初期費用 要問合せ |
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名刺の共有機能
名刺情報へのタグ付け機能
OCR(文字認識)のデータ化
スマホ写真撮影での名刺取り込み
名刺情報の名寄せ機能
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名刺の共有機能
名刺情報へのタグ付け機能
OCR(文字認識)のデータ化
スマホ写真撮影での名刺取り込み
名刺情報の名寄せ機能
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名刺の共有機能
名刺情報へのタグ付け機能
OCR(文字認識)のデータ化
スマホ写真撮影での名刺取り込み
名刺情報の名寄せ機能
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機能情報なし
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導入実績社数 1万社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 4,000社超 |
導入実績社数 情報なし |
AI+手入力によって、ほぼ100%の精度で名刺情報をデータ化することが可能。また、名刺管理機能のほかにCRM(顧客管理)機能が充実しているのもポイントです。
相手とのコンタクト情報を名刺に紐付けることができるうえ、コンタクト情報はGoogleカレンダーと連携できるため、営業活動に大いに役立つでしょう。
Open APIやプラグイン、CSV出力機能などを利用してさまざまな外部サービスと連携できます。業務効率化を一気に推進したい方にもおすすめの名刺管理ソフトです。
スマートフォンで名刺を撮影するだけで、名刺情報を自動で正確にデータ化できます。取り込んだ連絡先はGoogleコンタクトやスマートフォンのアドレス帳に保存できるため、日常のビジネスコミュニケーションにも活用しやすくなっています。また、LINEアプリとの連携にも対応しており、名刺情報をLINEトーク上でスムーズに共有することも可能です。
日本語だけでなく、英語・中国語を含めた17言語に対応しており、海外拠点を持つ企業にもぴったり。世界最高クラスの画像補正・OCR機能で、スピーディーかつ正確なデータ化を叶えます。
さらに、Googleコンタクトとの連携も可能。連携すれば、登録した名刺の連絡先がGoogleコンタクトに自動登録されます。電話着信時には発信者が表示されるため、対応の判断もしやすくなるでしょう。Gmailでは最初から宛先のオートコンプリート機能が利用できるなど、普段の業務がより便利になります。
Googleマップとの連携機能が搭載されており、名刺一覧を地図上に表示できます。この機能を活用すれば、営業活動もぐんと効率化されるのではないでしょうか。また、新しい機能が続々と追加され、進化し続けているのも魅力的なポイント。現在は、追加機能として訪問履歴などのアクション情報を開発中です。
次の章で、各種サービスについて詳しく解説します。
Google連携ができる名刺管理ソフトのおすすめ4選
GmailやGoogleカレンダー、Google連絡先などと連携できる名刺管理ソフトを紹介します。日常業務に直結するため、効率的な顧客管理や情報共有が可能になります。
Google連携で業務効率化!おすすめ名刺管理ソフト
Sansan株式会社が提供するSansanは、国内トップシェアを誇る実力派の名刺管理ソフトです。企業規模や業種を問わずに活用されており、民間企業だけでなく、官公庁などの公的機関でも導入されています。
AI+手入力によって、ほぼ100%の精度で名刺情報をデータ化することが可能。また、名刺管理機能のほかにCRM(顧客管理)機能が充実しているのもポイントです。
相手とのコンタクト情報を名刺に紐付けることができるうえ、コンタクト情報はGoogleカレンダーと連携できるため、営業活動に大いに役立つでしょう。
Open APIやプラグイン、CSV出力機能などを利用してさまざまな外部サービスと連携できます。業務効率化を一気に推進したい方にもおすすめの名刺管理ソフトです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
myBridgeは、東京都新宿区に本社を構えるLINE株式会社が提供する名刺管理ソフトです。スマートフォンでの名刺管理に特化したシンプルなサービスで、無料で始められる点が大きな特長です。
スマートフォンで名刺を撮影するだけで、名刺情報を自動で正確にデータ化できます。取り込んだ連絡先はGoogleコンタクトやスマートフォンのアドレス帳に保存できるため、日常のビジネスコミュニケーションにも活用しやすくなっています。また、LINEアプリとの連携にも対応しており、名刺情報をLINEトーク上でスムーズに共有することも可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
CAMCARD は、INTSIG Information Corporationが提供する、全世界で1.1億人以上が活用している名刺管理ソフトです。CAMCARD BUSINESSは、CAMCARDの法人向けソリューションで、日本ではキングソフト株式会社がサービスを運営しています。
日本語だけでなく、英語・中国語を含めた17言語に対応しており、海外拠点を持つ企業にもぴったり。世界最高クラスの画像補正・OCR機能で、スピーディーかつ正確なデータ化を叶えます。
さらに、Googleコンタクトとの連携も可能。連携すれば、登録した名刺の連絡先がGoogleコンタクトに自動登録されます。電話着信時には発信者が表示されるため、対応の判断もしやすくなるでしょう。Gmailでは最初から宛先のオートコンプリート機能が利用できるなど、普段の業務がより便利になります。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
サテライトオフィス・名刺管理機能 for クラウド
サテライトオフィス・名刺管理機能 for クラウドは、サテライトオフィスが提供している名刺管理ソフトです。1ユーザーあたり月額100円から利用できるというリーズナブルな価格が魅力です。追加料金なしで、名刺1000枚までのスキャンと5000枚までの保存が可能。枚数がオーバーする場合は追加料金を支払うことで利用できます。他CRMシステムにスキャン済みのデータをエクスポートしておけば、格安料金で利用を続けることが可能です。
Googleマップとの連携機能が搭載されており、名刺一覧を地図上に表示できます。この機能を活用すれば、営業活動もぐんと効率化されるのではないでしょうか。また、新しい機能が続々と追加され、進化し続けているのも魅力的なポイント。現在は、追加機能として訪問履歴などのアクション情報を開発中です。
名刺管理ソフトの選び方・比較ポイント
最後に、名刺管理ソフトを選ぶ際に注目したいポイントについて解説します。Googleとの連携機能はもちろん重要ですが、それ以外にも比較・検討すべき点があります。
名刺管理ソフトの比較ポイントをチェック
- 必要な機能で選ぶ
- 導入形態(クラウド型/オンプレミス型)で選ぶ
- データ化のスピードと精度で選ぶ
- 費用対効果の高いサービスを選ぶ
- 導入実績数・業界シェアで選ぶ
- 自社ツールとの連携で選ぶ
必要な機能で選ぶ
名刺管理における課題は企業によって異なるため、まずは自社のニーズを明確にしましょう。例えば「紙の名刺をデジタル化したい」場合には、データ化の精度や検索機能の充実度が重要です。条件検索のしやすさが、日常の営業活動の効率を左右します。
一方、「名刺情報を社内で共有・活用したい」場合には、SFA/CRMとの連携機能や人脈管理機能のあるソフトが適しています。情報を一元化することで、重複接触や対応漏れといったリスクを防ぎ、チームでの営業をスムーズに進められます。
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月~8月に実施した独自調査によると、企業が名刺管理ソフトに求める機能(複数回答可)では、「名刺検索機能」が34%でトップでした。続いて「顧客情報管理機能」(26%)、「スマホ等での閲覧・メモ入力」(23%)が挙げられており、多くの企業が日常業務に直結する情報活用を重視していることが分かります。
導入形態(クラウド型/オンプレミス型)で選ぶ
クラウド型名刺管理は、インターネット上のサーバーにデータを保管し、システムの運用管理も提供会社が行います。自社でサーバーを構築しないため初期費用を抑えやすく、すぐに導入できる点が魅力ですが、利用中は継続的にランニングコストが発生します。
一方のオンプレミス型は、自社内にサーバーを設置し、システムも自社構築。初期費用や導入期間はかかりますが、セキュリティ基準を自社で設定でき、カスタマイズ性にも優れています。
データ化のスピードと精度で選ぶ
名刺管理ソフトは、スマホで手軽にスキャンできるものや、スキャナが必要なものもあります。運用環境に合う方法かを確認しましょう。また、スキャン精度にも差があり、数十枚〜数百枚単位で名刺交換がある企業では、高精度なデータ化機能が重要になります。
ミスを抑えて迅速にデータ化したい場合、オペレーターによる手入力に対応したサービスもおすすめ。オプションで追加費用がかかることもありますが、作業負担の軽減につながります。
費用対効果の高いサービスを選ぶ
導入には一定のコストがかかりますが、名刺の取り扱い枚数が多い企業ほど費用対効果は高まります。一方で、管理する枚数が少ない場合は導入を見送る選択も現実的です。
| 費目 | 相場 |
|---|---|
| 月額料金(従量課金型、クラウド) | 1,500円~3,000円/アカウント |
| 月額料金(月額固定型、クラウド) | 2万5,000円~5万円 |
| スキャン料金(クラウド) | 10円~20円/枚 |
| 初期費用(オンプレミス) | 数百万円 |
サービスによっては、オペレーター入力やスキャナ機器のレンタルなどで追加料金が発生することもあるため、基本プランだけでなく、総費用を見積もって判断することが重要です。
導入実績数・業界シェアで選ぶ
信頼性のある名刺管理ソフトを選ぶには、導入実績や業界シェアも重要な判断材料です。多くの企業に選ばれている製品は、機能のアップデートやサポート体制が整っていることが多く、初めての導入でも安心。また、ユーザー間の情報交換が活発なケースもあり、運用改善に役立つ知見が得られる可能性もあります。
自社ツールとの連携で選ぶ
名刺管理ソフトは、既存のCRMやSFA、メール配信ツールとの連携機能があると、営業やマーケティングの効率化につながります。連携により、名刺情報を顧客管理やアプローチに活かせるだけでなく、手入力ミスや重複登録の防止にも効果的です。 また、API連携が可能なソフトであれば、より柔軟に自社の業務プロセスに合わせた運用が可能になります。
まとめ:Google連携で名刺管理の効率と活用度を大幅アップ
名刺管理ソフトをGoogleアプリと連携させることで、名刺情報の登録・共有・活用までを一気に効率化できます。Google連絡先やGmail、カレンダー、スプレッドシートなど日常的に使うツールと連携しておけば、営業活動や社内コミュニケーションの質が大きく向上します。
本記事で紹介したように、格安で導入できるサービスから人気の定番ツールまで、Google連携に対応した名刺管理ソフトは複数あります。自社の業務スタイルや活用目的に合ったツールを選ぶことで、名刺が単なる情報ではなく、“使える顧客資産”になります。Googleを活用している方こそ、名刺管理ソフトの導入・見直しをこの機会にぜひ検討してみてください。
とはいえ、名刺管理ソフトは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、名刺管理ソフト選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
名刺管理ソフトについて、よくある質問に回答します。
Google Keepは名刺管理ソフトの代わりになる?
Google Keepは、メモやチェックリストを手軽に作成・共有できるGoogleの無料サービス。写真や音声も保存できるため、名刺をスマートフォンで撮影してメモとして管理することは可能です。
ただし、名刺管理ソフトに搭載されているような文字認識による自動データ化、条件を指定した検索、人脈管理、他ツールとの連携といった機能は備わっていません。そのため「名刺画像を記録する」程度であれば利用できますが、名刺をデータベース化して営業活動や顧客対応に活用するには不十分です。
名刺の枚数が少なく、個人で簡易的に記録するだけならGoogle Keepでも代用可能です。しかし、名刺が多い場合や、組織で共有・検索・分析を効率的に行いたい場合は、SansanやmyBridgeといった専用の名刺管理ソフトを導入するのがおすすめです。
無料の名刺管理アプリは?
Eight、Wantedly People、myBridge、名刺ファイリングCLOUDは、いずれもiOS・Androidの両方に対応したアプリ版が提供されており、スマートフォンで利用可能です。また、法人向け名刺管理ソフト「CAMCARD BUSINESS」の個人向けバージョンである「CAMCARD」もiPhoneアプリとして無料で利用できます。そのほかの無料サービスについては、関連記事「無料の名刺管理ソフト」で詳しく解説しています。
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