【タイプ別比較表付】メール配信システムのおすすめを紹介|無料あり
メールは個人間のやりとりはもちろん、商品・サービスのPRや集客などにも活用されるビジネスツールです。しかし手作業でのメルマガ配信には手間を要することから「手軽にメルマガを配信したい」「顧客をセグメント化して配信したい」「コストを抑えてメールを配信したい」などの悩みを抱える人も珍しくありません。
そこでおすすめしたいのが「メール配信システム」の導入です。メール配信システムを使えばこうした課題解決を図れるのはもちろん、開封率・クリック率などの効果測定も可能となるためより効果的な施策の展開につながります。
- この記事でわかること
- メール配信システムとは?
- メール配信システムの主な導入目的・メリット
- メール配信システム導入のデメリット
- メール配信システムの主な機能と解説
- メール配信システムの選び方・比較ポイント
- 効率的な情報発信でおすすめなメール配信システム3選
- 効率的な情報発信でおすすめなメール配信システム比較表
- 効果的な情報発信でおすすめなメール配信システム5選
- 効果的な情報発信でおすすめなメール配信システム比較表
- 無料のメール配信システム4選
- 中小企業向けの有料メール配信システム4選
- 中堅~大手企業向けの有料メール配信システム6選
- メール配信システム導入時の失敗例
- 失敗しない!メール配信システム導入前に意識すべきポイント
- メール配信システムに関するよくある質問
- まとめ
この記事でわかること
この記事では、メール配信システムの基礎から主な導入目的、メリット・デメリット、主な機能などについて解説するとともに、おすすめのメール配信システムを紹介していきます。
メール配信システムとは?
メール配信システムとは、大量のメールを簡単・スピーディーに一斉配信できるシステムのことです。配信リストをもとに多数のユーザーへメールを配信できるため、企業のマーケティング活動はもちろん、自治体の緊急情報や地域情報などの案内・告知にも活用されています。中にはメール文面の作成サポートや宛先・配信スケジュール管理、開封率・クリック率測定といった機能を持つシステムもあり、業務効率の大幅な貢献が期待できます。
また、昨今は情報発信にSNSを活用する企業も増加していますが、メールは受信者の行動を履歴情報から追跡できるため、送信後の個別フォローやアプローチにつなげればより効果的なコミュニケーションが実現する場合もあります。メールは自社の判断・責任で顧客や見込み顧客へ配信が可能なので、特定のプラットフォームの事情や制限による影響を受けずに自由度の高い情報発信ができるのも魅力です。
メール配信システムの主な導入目的・メリット
通常のメールソフトは個人間でのやりとりには重宝しますが、大量の宛先への一定送信の用途には不向きなのが現実です。メールソフトによる大量配信は「すべての宛先に送信するのに時間がかかる」「送信後の反応がわからない」「送信したメールが届いていなかった」などさまざまなデメリットをはらんでいます。
しかし、メール配信システムを導入すればこれらの課題解決が図れます。ここからは、メール配信システムの主な導入目的とメリットをいくつかに分類した上で詳しく解説します。
効率的な情報発信をしたい
マーケティングのための情報発信など、大量のメール配信に苦労している担当者は少なくないようです。手作業による配信では、メールアドレスの入力、文面作成から送信までの一連作業、送信後の個別確認など、多くの手間や時間を要する上、誤送信などのリスクも決して小さいものではありません。
メール配信システムを活用すれば、担当者の負担を圧倒的に軽減しながら、効率的な情報発信を実現することが可能です。以下より、効率的な情報発信をしたいという要望に応える、メール配信システムの主な導入目的やメリットを順に紹介します。
メール配信業務の負担が軽減する
メール配信システムを導入する2つ目のメリットが、メール配信業務の負担軽減です。メール配信は、数あるマーケティング施策の1つにすぎません。多くの場合、メール配信は他の業務と並行して進めており、メール配信に割けるリソースには限りがあるのではないでしょうか。
文面の作成や配信先の設定、反応を見て改善を繰り替えす、などメール配信業務は意外と手間がかかります。またそれが数千件、数万件と配信規模が大きくなればなるほど、作業時間は膨れ上がっていくでしょう。
しかしメール配信システムを使えば、以下のような業務を効率化することができ、限られたリソースの中で最大限の効果が出せるようになります。
・フォーム作成が簡単
・顧客リストを管理しやすい
・自動化によるタイムリーなメール配信
・メール不達の原因がわかる
メールアドレスの手入力が不要
宛先メールアドレスを自動入力できるため、人の手でアドレスを1件ずつ入力していく作業負担をなくすことができます。すべての対象宛先へ確実にメールを送信できるだけでなく、アドレスの誤入力などによる配信ミスや宛先不明メールを減らすことが可能です。
大量の一斉配信が効果的に行える
通常のメールソフトで大量のメールを一括送信すると、負荷増大によるサーバー不調などのトラブルを招くリスクがあります。メール配信システムを利用することで、大量のメールも素早く安全に一括送信することができます。
セキュリティ対策がより簡単に行える
メール配信システムのなかでも、クラウド型のサービスは一般的なメールソフト以上に高度なセキュリティ対策を実施している場合がほとんどです。膨大な数のメールアドレスを管理する必要性に配慮し、多くのクラウド型メール配信システムでログの管理や通信暗号化、アクセス制限などの方法を採り強固なセキュリティ対策を実施しています。
メールアドレスの登録フォームが簡単に生成できる
多くの顧客にメールを送るには、メルマガへの登録を募る必要があります。自社サイトにメルマガ登録フォームを設ける方法が一般的ですが、メール配信システムにはアドレス登録フォームの作成機能が備わっています。Webの専門知識がなくても、簡単に登録フォームを作って自社サイトへの掲載が可能です。
顧客リストに様々なデータを自動で紐付けられる
単に顧客リストを管理するだけではなく、各顧客に関する情報をリストに紐付けできる機能もあります。属性や購買履歴のほか、登録フォームへの入力内容や送信メール内URLへの訪問の有無など、さまざまな情報を紐付けることが可能です。
ブラックリストの管理が容易にできる
メール配信でブラックリストに加えられるのは、メールの配信を行うべきではないアドレスです。分類すると、顧客自身で配信の停止を申し出たアドレス、自社が配信不要と判断したアドレス、配信してもエラーとなる現存しないアドレスの3つです。
ブラックリストは非常にデリケートな情報のため、管理にも十二分な配慮が必要となります。この管理作業も、メール配信システムでは容易かつ確実に行えます。
効果のある情報提供を行いたい
すでにメール配信システムを導入している場合でも、実装されている機能や操作性によっては「もっと簡単にHTMLメールを作成したい」「セグメント配信がしたい」「送信後の効果を検証したい」といった不満・要望を抱えているケースもあると考えられます。
時代の変化や技術の進化を受け、昨今のメール配信システムはそれらの不満・要望に応えてより効果的な情報提供を実現するためのさまざまな機能を備えています。ここからは、効果的な情報提供の実現に役立つメール配信システムの機能・メリットについて解説します。
HTMLメールが誰でも簡単に作れる
メール配信システムのなかには、HTMLメールの作成を簡単にするエディタ機能が搭載されているものがあります。この機能を利用すれば、HTMLやCSSの知識がない担当者も容易に訴求力のあるHTMLメールの作成が可能です。また、HTMLメールの表示に対応した送信先にだけメールを送れる機能を備えたサービスもあります。
セグメント配信が可能
セグメント配信とは「抽出型配信」とも呼ばれ、顧客の属性や購入履歴などに合わせて送信先を自動選定してメールを配信する機能です。このセグメント配信機能が備わっているシステムを利用すれば、配信したい対象者だけを自動で抽出して確実なメール送信が行えます。
リストクリーニングが自動で行われる
無効アドレスへの送信が頻発すると、最悪の場合自社からの送信メールがスパム判定されてしまうおそれがあります。スパム判定を避けるためには、配信リストから無効アドレスを除去するリストクリーニングを定期的に行わなければなりません。メール配信システムには、リストクリーニングを自動で行う機能も備わっています。
届かなかった理由がわかる
大量にメールを自動配信していると、不達のメールも必ず発生します。メール配信システムにレポート機能があれば、メールが不達となった理由やエラー率の管理ができ、配信リストの管理に役立てられます。
効果検証を詳細に行える
ただメールを送って情報発信を行うだけでなく、メール送信後の効果を検証できる仕組みを備えた配信システムもあります。メール内URLのクリック率やコンバージョン率など、今後のマーケティング施策に役立つデータを分析機能によって得ることが可能です。
配信履歴を蓄積できる
メールで情報を発信することで、送信先顧客の行動履歴を蓄積しておくことができます。SNSや動画サービスによるPR発信では、ここまで詳細なユーザーの行動分析をするのは難しいでしょう。
具体的な行動履歴としては、どのユーザーがいつごろ何度メールを読み、URLを訪問したかなどが挙げられます。それらの情報の蓄積によって「メール内URLをクリックした△△県の30代男性」など、対象を絞り込んだメール配信が可能です。
到達率・開封率の上昇が期待できる
メール配信システムを導入するメリットの1つに、到達率や開封率の上昇があります。なぜ、メール配信システムを利用すると到達率や開封率が上がるのでしょうか。その理由は、主に以下の3つです。
・迷惑メールやスパム扱いを回避できる
・HTMLメールを作成できる
・ターゲットをわけて配信できる
メール配信システムは到達率や開封率を上げるための機能が多く搭載されているため、単にメールを配信するよりメールの反応率が上がりやすい傾向にあります。
販売促進・顧客ロイヤリティの向上に貢献する
メール配信システムのメリットは、配信時だけにとどまりません。メール配信後にもさまざまなメリットがあります。配信後の一番のメリットは、販売促進・顧客ロイヤリティ向上に貢献するということ。
メールを活用したマーケティングに、販売促進や顧客ロイヤリティを高めることを期待している方も多いのではないでしょうか。メール配信システムを活用し、顧客とコミュニケーションを取ることで、販売促進・顧客ロイヤリティの向上にも貢献することが可能です。
低コストでの情報を届けていきたい
「メール配信システムの導入を検討しているものの、コストが気になる」という方も多いのではないでしょうか。すでにメール配信システムを用いたコミュニケーション、マーケティング施策を進めている場合も、さらなるコストダウンを求めるケースもあるかもしれません。
メール配信システムには手間や時間を削減し、効率的に業務を行うためのさまざまな機能が実装されているため、効果的に活用すれば大幅なコストダウンが期待できます。また、中には無料プランや無料トライアルの用意があるメール配信システムもあるので、そうした製品に絞って検討してみるのも1つの手段です。
メール配信システム導入のデメリット
メール配信システムには数多くの機能・メリットがあり、効果的に活用することができれば成功が近づくと考えられます。しかし一方ではいくつかのデメリットも存在しているため、それらをきちんと理解・把握した上で対策を検討することが重要です。ここからは、メール配信システムの導入にともなうデメリットについて解説していきます。
運用コストがかかる
当然ですが、システム導入には費用がかかります。自社の運用に見合えば良いですが、十数通しか配信しないのであれば費用をかけて使う必要はないかもしれません。
また、マーケティングに役立つ機能が多く搭載されていると前述しましたが、使用しないのであれば費用が無駄にかかるだけになるので、必要な機能を見極める必要があります。
設定に手間がかかる
使い慣れたメーラーとは操作方法が違うので、導入初期は配信設定に時間がかかる場合があります。便利な機能が搭載されていても、うまく使えなければ宝の持ち腐れです。無料トライアルを提供しているシステムも多いので、積極的に利用して導入前に使用感をチェックしましょう。
メール配信システムによっては使い方を覚えるのが大変
メール配信システムを利用するのが初めての場合、使い方を覚えるまでに時間を要する場合もあります。機能の充実度や費用面だけでなく、システムの使いやすさも考慮して選ぶ必要があるでしょう。
メール配信システムの主な機能と解説
メール配信システムの機能は「効率的なメール配信を実現する機能」と「効果的なメール配信を実現する機能」に分かれます。各機能にはさまざまな効果が期待できるため、効率的なメール配信向けの機能が大きな効果につながることもあれば、その逆もしかりです。ここからは、効率的なメール配信を実現する機能を解説します。
機能名 | 解説 |
メール作成支援機能 | 簡易な操作や自動入力などにより、効率的にテキストメール・HTMLメールを作成する |
トランザクションメール配信機能(自動返信) | 製品購入時における領収書の通知メールなど、特定のトリガーによってメールを自動配信する |
アドレスの重複チェック機能 | メールアドレスの重複登録に対し、二重配信を防止する |
配信エラー解析・自動停止機能 | 要因別にエラーメールをカウントし、恒久的なエラーに対しては配信を自動停止する |
つづいては、効果的なメール配信を実現する機能について解説します。
機能名 | 解説 |
セグメント配信機能 | 性別・年齢などの基本属性や、購買・行動履歴などを基に対象をセグメント化し、最適化されたメールを配信する |
シナリオメール配信機能 | メール配信後の開封やリンクのクリックなど特定のアクションをトリガーとするメールを配信できる |
ステップメール配信機能 | 資料請求など特定のアクションを起点に、スケジュールにそって複数のメールを配信する |
マルチパート配信機能 | テキストメールとHTMLを同一メールとして配信し、受信者の環境に応じてメールを表示する |
ホットリード抽出機能 | メールを開封した受信者やリンクをクリックした受信者を抽出する |
独自ドメインでのメール配信機能 | 会社や商品・サービスのドメインを用いてメールを配信できる |
メール配信システムの選び方・比較ポイント
メール配信システムは手軽さと便利さから数多くのサービスが出されています。我々PRONIアイミツ編集部が調査した結果、58種類のメール配信システムが確認できました。これだけ数があると、明確な比較基準がなければ自社に最適なツールを選ぶのは困難といえます。
そこでPRONIアイミツ編集部がすべてのメール配信システムを1つずつ調査し、「ここだけはチェックしてほしい」というメール配信システムの比較ポイントをまとめました。メール配信システム導入を検討している方はぜひチェックしてみてください!
①メールの開封率やURLのクリック率の測定ができるか?
メルマガは効果測定を行い改善を繰り返せば、反応率を高めることができます。そのためには配信結果が数値で見える必要があるため、メールの開封率やURLのクリック率の測定ができることは必須です。
メール配信システムであれば基本的に搭載されている機能ですが、「画面が見づらく分析しづらい」などの問題も。そのため事前に確認しておく必要があるでしょう。HTMLメールを送れるメール配信システムであれば効果測定の機能は備わっているので、効果測定をしたいのであればHTMLメールを送れるメール配信システムを選びましょう。
「配信数・開封数・クリック数・申込数・成約数」などの数字が見えるようになれば、改善すべきポイントを判断できるようになります。業界によりますがメルマガの平均開封率は18~20%と言われており、この平均値と比較して、開封率が低ければタイトルの変更、開封率が高いようであればメルマガ本文の見直しやCTAの改善など取るべきアクションが明確になります。
②エラーメールの管理ができるか?
メルマガ配信をするのであれば「到達率」は気にすべき指標です。到達率とは、送信したメールが送信先に到達した割合を示す指標で、エラーなどの事情で送信したメールがユーザーに届かない場合は到達率が悪く、費用対効果が低くなってしまいます。
せっかく送信したメールもユーザーに届かなければ意味がないので、エラーメールの管理や自動停止の設定など、メールの到達率を向上させるための機能が備わっているかをチェックしておくようにしましょう。
③配信上限は自社の配信数にあっているか?
メルマガ配信において、「配信能力」も重視すべきポイントです。配信能力とは「一定時間あたり何通のメールが送れるか」を示す指標です。
メール配信システムには配信上限が設定されている場合が多いので、まずは自社の必要配信数を把握しましょう。そのうえで、大量配信が必要になる場合は、メールの配信処理能力が高いシステムを選ぶ必要があります。
大量配信に明確な定義はありませんが、目安としては数万から数十万件以上への一斉配信は大量送信といえます。とはいえ、配信上限が多くてもメールの送信スピードが遅いという場合もあるので、事前に時間あたりの配信実績を確認するようにしてください。
④セグメントメールやステップメールの配信ができるか?
見込み顧客(リード)の発掘をしたいという場合は、単なる配信システムではなく、マーケティング系の機能が備わっているメール配信システムを選ぶようにしましょう。メールに反応したユーザーにのみ別のメールを送りたいといった場合は、ユーザー登録フォーム作成機能、見込み客を瞬時に可視化できるホットリード抽出機能、リッチコンテンツが作成できるシステム、ステップメール機能などを備えているメール配信システムを選ぶことをおすすめします。
また、自社サイトの訪問者に対して個別にアプローチをしたい場合は、マーケティングオートメーションツール(MAツール)の機能を一部搭載したメール配信システムも選択肢に入るでしょう。
⑤保有する顧客情報と連携可能か?
名刺管理ソフトやCRMシステム、ECショップなどの顧客データベースがすでにある場合は、そのデータを活用して配信だけをメール配信システムで行いたいという場合もあると思います。
そういう場合、API連携が可能なメール配信システムを利用することで、顧客の重複管理や配信ステータスの変更などが不要となり、既存のシステムを操作するのみで配信まで行えるようになります。
保有する顧客情報を活用してメールを配信したいという場合には、API連携が可能かどうかを事前に確認するようにしましょう。API連携が有償オプションというサービスもありますのでその点も注意が必要です。
⑥価格は適切か?
メール配信システムは配信量に比例して全体費用が高くなるため、一通あたりの配信料金が重要なポイントとなります。海外サービスは比較的安価な傾向にあるため、「とにかく低価格のものを選びたい」という場合は「MailChimp」などの海外サービスが適しているでしょう。
多くのメール配信システムは、配信数によって費用レンジが設定されており、配信数が多くなると一通あたりの配信料金は低くなります。しかし、費用の変動率は各サービスばらつきがあるため、事前に費用レンジを確認するようにしましょう。
しかしUIが英語であるため、操作面や実際の利用に際して抵抗がないかどうか確認が必要です。国産でも高機能ながらコストパフォーマンスに優れた製品もあるので、PRONIアイミツで費用を比較してみてください。
⑦セキュリティ対策は万全か?
メルマガ配信は個人情報を取り扱うことになるため、セキュリティ対策は非常に重要なポイントです。通信の暗号化やセキュリティマークを取得しているかなど、事前に検討サービスのセキュリティ性能について調べておきましょう。
効率的な情報発信でおすすめなメール配信システム3選
自動返信やメールを手軽に作成できる機能を持つメール配信システムなら、効率的に業務を進められると考えられます。また、送信エラーの把握や重複送信の自動防止も重要な機能です。
ここからは、これらの機能を持つ効率的な情報発信に役立つおすすめのメール配信システムを紹介していきます。
アララ メッセージ
-
料金
月9,500円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
アララ メッセージは、アララが提供するメール配信システムです。キャリアやISPの配信ロジックに対応することで、スピードと到達率に優れたメール配信を実現しています。
150種以上のテンプレートがあり、はじめてでも手軽にHTMLメールを作成できるのも特徴です。エラーアドレスの自動除外や開封確認・クリックカウント、迷惑メール対策などを標準で実装しているのもうれしいポイントでしょう。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
-
料金
月1,170円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
さぶみっと!メール配信は、イー・エージェンシーが提供するメール配信システムです。HTMLメールエディターやテンプレートによって手軽にメールを作成できることにくわえて、配信したHTMLメールの開封率計測やリンクのクリック数計測など幅広い機能を備えています。
すべてのプランが初期費用無料となっているほか、わかりやすい管理画面の設計や安定したメール配信が可能な点も魅力といえます。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
-
料金
月3,333円 -
初期費用
15,980円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
アスメルは、レジェンドプロデュースが提供しているメール配信システムです。HTMLメールの作成の作成・配信や個別の名前挿入、予約一斉配信、登録禁止アドレス設定などメール配信に必要な幅広い機能を備えています。
また、月額3,333円の固定料金で送信件数が無制限となっているのも大きな特徴の1つです。これまでに業界・業種を問わず、のべ1万8,000社以上もの企業への導入実績があります。
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- コンバージョン率の測定機能
- 個別情報の差し込みメール作成
- HTMLメール作成エディタ
- 配信予約機能
- テスト配信機能
効率的な情報発信でおすすめなメール配信システム比較表
効率的な情報発信でおすすめなメール配信システムについて紹介してきました。ここまで紹介したメール配信システムをPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は前述のとおりですので比較表と合わせて、メール配信システム選びの参考にしてください。
効果的な情報発信でおすすめなメール配信システム5選
セグメント配信機能やシナリオメール配信機能、ステップメール配信機能など、個々の対象者に適切なメールをタイムリーに配信できれば訴求力が高まり、効果の向上が期待できます。また、配信後に開封やリンクのクリックといったアクションを把握できれば、それに合わせた施策の検討・実行も可能です。ここからは、これらの機能を持つ効果的な向上発信におすすめのメール配信システムを紹介します。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ClickM@ilerは、トランス・コスモスの提供するメール配信システムです。ASP・SaaSとソフトウェア、プライベートクラウドから導入形態を選択できます。
リストやメールの作成にくわえて、開封率やクリック率、コンバージョンなどを測定できる配信レポート機能を備えているのが特徴です。また、ほかのシステムとの連携によってクーポンやバースデーメールを自動で配信できるのも魅力の1つといえます。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- シナリオメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
-
料金
月3,470円/通 -
初期費用
5,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
エキスパは、エキスパートが提供しているメール配信システムです。最新のオートライティングAI「ChatGPT」が搭載されており、文章の自動生成機能や一括配信のほか、簡単な操作でステップメールの配信設定までを完了させる機能が利用できます。
LINEやSMSと組み合わせたメール配信にも対応しているため、顧客や見込み顧客の状況やタイミングに合わせた施策によるメールマーケティング効果が期待できるでしょう。
- Pマーク
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- 複数送信者の設定
- 個別情報の差し込みメール作成
- メールテンプレート設定
ferret One
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ferret Oneは、ベーシックが提供するメール配信システムです。CMS(コンテンツマネジメントシステム)とMAツール、コンサルティングが一体化しているのが特徴で、ランディングページへの問い合わせ・資料請求で得た見込み顧客情報を属性でセグメントした上でメールを配信できます。
もちろんリスト作成やステップメールなどの機能も備えているので、見込み顧客の育成(リードナーチャリング)にも役立てられます。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
b→dashは、データXが提供しているメール配信システムです。MA(マーケティングオートメーション)ツールと一体化しているのが特徴で、Webマーケティングの総合的な効果が期待できます。
ターゲットの属性や行動に合わせて適切なタイミングでメールを配信できるほか、「Analytics Cloud」を使えばデータ分析やレポート作成も可能です。まった、導入前後に専任の担当者によるサポートが用意されています。
- ISMS
- Pマーク
- セグメント配信機能
- 誕生日メール作成
- フォーム作成機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ)
- SMS配信
WEBCAS e-mail
-
料金
月10,000円~ -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
WEBCAS e-mailは、WOW WORLDが提供するメール配信システムです。年齢や性別などの基本属性による絞り込みにくわえて、購買履歴・行動履歴にもとづいたメールを配信できる機能を備えています。
ユーザーに特定のアクションがみられた際にメールを即時で配信するトリガー配信APIや、複数のデータベースとの連携配信などに対応しているほか、メール配信の効果分析機能が用意されているのも大きな魅力です。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
効果的な情報発信でおすすめなメール配信システム比較表
効果的な情報発信でおすすめなメール配信システムについて紹介してきました。ここまで紹介したメール配信システムをPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は前述のとおりですので比較表と合わせて、メール配信システム選びの参考にしてください。
無料のメール配信システム4選
ここからは無料版と有料版を分け、それぞれのメリット・デメリットとあわせておすすめのメ―ル配信システムを紹介していきます。まずは無料で使えるシステム4選から。
-
料金
月1,150円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MailChimpは、前述のとおり全世界1,200万人以上に利用されているクラウド型メールマガジン配信システムです。公式サイトや管理画面がすべて英語のため、英語が苦手な方にはややハードルが高いものの、無料プランでもHTMLエディターやステップメールがひと通り使えます。また、他社のクラウドツールともAPIによって連携し、たとえば「Shopfy」と紐づければ、かご落ちしてしまった買い物客に再訪問を促すメールを送ることも可能です。費用をかけずにメールマーケティングを行いたい人には最適なツールの1つだといえます。
【メリット】・無料プランでHTMLエディターやステップメールが使える・直感的にHTMLメルマガを作成できる・外部のクラウドツールとAPIで連携する
【デメリット】・管理画面や公式サイト、マニュアルがすべて英語・顔文字や記号が文字化けする可能性がある
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- HTMLメール作成
- レスポンシブ対応メール作成
- コンバージョン率の測定機能
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
- RSSメール作成
-
料金
月2,980円 -
初期費用
12,800円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
オレンジメールは、株式会社オレンジスピリッツ(東京都千代田区)が提供しているクラウド型のメールマガジン配信システムです。登録するメールアドレス数が100件までなら6ヵ月の間無料で利用できます。
特徴はシンプルでわかりやすい管理画面。「メール」「フォーム」といった基本メニューが横一列に並び、それぞれ「基本設定」「リスト設定」といった項目に枝分かれしています。デザイン面で目新しさはないものの、数回メルマガを配信すれば操作に迷うことはないです。
また、メルマガの到達率が高いのも特徴の1つ。複数のIPアドレスが用意されており、大量配信などによってメルマガが届きにくくなった場合は、自動的に他のIPアドレスをローテーションすることで安定した到達率をキープします。初めてメルマガを配信する人、確実にメルマガを届けたい人にぴったりのツールです。
【メリット】・操作がわかりやすい・メルマガの到達率が高い
【デメリット】・読者の新規登録があった場合のメール通知機能がない・ステップメールの細かいクリック解析ができない
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
- 個別情報の差し込みメール作成
- メールテンプレート設定
-
料金
50,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
acmailer DBは、インストールして使うCGI型のメールマガジン配信ツールです。インストールとサーバーの設定さえ済んでしまえば期間無制限で無料で使え、ターゲティング配信・予約配信といった機能も利用できます。到達率も高く、コストをかけずにメールマーケティングに取り組みたい人にぴったりのツールです。
一方でデメリットを挙げるとすれば、自分でメールサーバーを選び、初期設定を行う必要があるという点。アカウント登録だけで使えるクラウド型と比較すると、導入のハードルはやや高いかもしれません。
【メリット】・無料版でもターゲティング配信や予約配信ができる・到達率が高い
【デメリット】・サーバーを用意し、自分で設定する必要がある
- ISMS
- Pマーク
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- 絵文字メール作成
- 個別情報の差し込みメール作成
- メールテンプレート設定
SendGrid
-
料金
月3,000円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
SendGridは、クラウド型のシステムでアカウントを作成するだけで即日メールを送信でき、メールサーバーの構築が不要なメール配信システムです。
グローバルなメールインフラを支えるエキスパートが在籍しているため、相手先へのメールの到達率を高めることができます。そして送信したメールに関して「いつ何が起こったのか」など詳細なログをリアルタイムで確認することが可能。相手先がメールを見なかったり、届いていなかったりするなどの原因を究明し、次回のメール配信の参考にすることができます。
クラウドサービスなのでメールサーバーを構築する必要がなく、初期費用0円で使いたい分だけ使用することができるのも特徴です。
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
- ホットリードの抽出機能
中小企業向けの有料メール配信システム4選
続いては有料のメールマガジン配信システムをピックアップ。まずは比較的料金が安く、中小企業や個人事業主に適した4つのシステムをご紹介します。
-
料金
月1,530円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Benchmark Emailは、こちらも冒頭でご紹介したとおりコストパフォーマンスの高さに定評があるメールマガジン配信システムです。月額1,800円からの料金でステップメールが使えるうえ、HTMLエディターには画像編集ツールが付いており、画面上で画像を補正できるので、Photoshopなどのソフトは必要ありません。また、開封・未開封の割合を円グラフでリアルタイムに表示するレポーティング機能も標準搭載されています。
デメリットを挙げるとすれば配信通数の上限がやや低いこと。前述の最安プランの場合は月間600通までの配信に限られます。
【メリット】・低価格でステップメールやHTMLエディターが使える・円グラフでのレポーティングなど効果測定ツールが充実
【デメリット】・配信数の上限がやや低い
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
-
料金
月1,980円 -
初期費用
11,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
AutoBizは、株式会社ビズクリエイト(群馬県高崎市)が提供しているクラウド型のメールマガジン配信システムです。月額1,980円から利用でき、2002年のサービス開始以来、1万社以上のクライアントに導入されています。
最大の特徴は到達率の高さ。配信状況を常時モニタリングし、ドメイン・キャリアごとに配信方法を最適化することで、テストでは100%の到達率をマークしたこともあります。また導入までのスピードも非常に早く、最短で申し込みの翌営業日にはメルマガ配信をスタートできます。
その一方で無料トライアル期間が用意されていないため、「まずはお試しで…」といった使い方ができないのがやや痛いところかもしれません。
【メリット】・到達率が高い・最短1営業日で導入できる
【デメリット】・無料トライアル期間がない
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
-
料金
月4,980円 -
初期費用
10,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ワイメールは、株式会社イグレックス(東京都立川市)が提供しているクラウド型メールマガジン配信システムです。サービス開始は2012年とクラウド型としては後発組ながら、これまで1,000社以上に導入されています。完全定額制の料金システムに特徴があり、初期費用1万円(税抜)+月額4,980円(税抜)で登録メールアドレス数・配信数とも無制限で利用可能です。また、メルマガを送りながら管理画面を操作できるバックグラウンド配信など、細かい機能にも定評があります。
ただ、多機能ゆえに配信者側で設定・入力する項目が多く、人によっては煩わしさを感じてしまうこともあるかもしれません。マニュアルも180ページにわたり、1つずつ読み解いていくのは非常に時間がかかりそうです。
【メリット】・定額制でメールアドレス登録数・配信数とも無制限・バックグラウンド配信など機能が充実
【デメリット】・設定・入力する項目が多い・マニュアルが分厚い
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
める配くん
-
料金
月1,980円 -
初期費用
8,000円
-
最低利用期間
3ヶ月
-
最低利用人数
1名
める配くんは、2002年のサービス開始以来2,000社以上のクライアントに導入されているメルマガ配信システムです。有料のシステムのなかではトップクラスの格安料金が特徴で、初期費用8,800円(税抜)・月額1,867円(税抜)から利用できます。低価格ながらステップメール、ターゲティング配信、マルチパート配信など、メールマーケティングに必要な機能もひと通り揃えています。ほかにも、デザイン性の高いメールを配信したい人向けに、新プラン「める配7」もおすすめです。
また料金・機能の両方で高い水準にある配信システムでありながら、契約期間が3ヵ月、6ヵ月、1年から選べるのもポイント。初回契約時には契約期間分の料金をまとめて支払う必要がありますので、事前に確認しておきましょう。
【メリット】・料金が非常に安い・ステップメールなどメールマーケティング機能が充実
【デメリット】・初回契約時に料金をまとめて支払う必要がある
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
中堅~大手企業向けの有料メール配信システム6選
最後に中堅~大手企業向けの有料メールマガジン配信システムを6つご紹介します。いずれも決して料金が高いわけではなく、大量配信に対応していたり、豊富な機能が付いているものを中心に選びました。
WiLL Mail
-
料金
月4,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
WiLL Mailは、前述のとおり課金方式から自由に選び、いつでも契約プランを変更することができます。契約も1ヵ月単位なので、たとえば繁忙期やセールの期間中だけWiLL Mailからの配信に切り替えるといった使い方も可能です。ヒートマップ型の効果測定ツールなど機能面も充実していて、他と比較しても非常にコストパフォーマンスの高いメールマガジン配信ツールだといえます。
レビューサイトでも星4つ以下のユーザーはほとんど見当たらず、正直なところこれといったデメリットは見当たりませんが、料金プランの自由度が高いゆえに、配信頻度やボリュームが定まっていないと迷ってしまうケースがあるかもしれません。
【メリット】・課金方式を自由に選べる・1ヵ月単位で契約できる・いつでも料金プランを変更できる
【デメリット】・プランの選択で迷ってしまうことも
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
ブラストメール
-
料金
月3,000円/ -
初期費用
10,000円
-
最低利用期間
3ヵ月
-
最低利用人数
なし
ブラストメールは冒頭でもご紹介したとおり、配信数の制限がありません。複数のサーバーと独自に開発した負荷分散用のハードウェア・ソフトウェアを組み合わせることで、1時間あたり100万通のメルマガ配信を実現しています。一方で万全のセキュリティ対策にも定評があり、DeNAなどの大手ITサービス企業をはじめ、大学や官公庁にも広く導入されています。無料トライアル期間が7日間に限られてはいるものの、メルマガ運営に支障をきたすような大きな欠点もありません。
【メリット】・大量配信がスムーズ・セキュリティに強い
【デメリット】・無料トライアル期間がやや短い
- Pマーク
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
- レスポンシブ対応メール作成
配配メール
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
冒頭でご紹介した配配メールは、とりわけおすすめのメールマガジン配信ツールの1つ。100種類以上のテンプレートが用意されたHTMLエディター、62ヵ国語でのメルマガ配信、配信エラーの自動解析&レポーティング、エラーアドレスの自動除外など、クラウド型メルマガ配信システムのなかでもトップレベルの高機能を誇ります。東急ハンズなど大手の導入実績も多く、非常に完成度の高いツールと言えます。
【メリット】・手軽にHTMLメルマガを作成できる・配信エラーの解析など管理機能が充実・62ヵ国語での多言語配信が可能
【デメリット】・配信数に比例して支払額が増える
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
-
料金
月2,300円 -
初期費用
10,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
コンビーズメールプラスは、株式会社コンビーズ(大阪府大阪市)が提供しているクラウド型のメールマガジン配信システムです。2002年にリリースされた前身の「Combz Mail」と合わせると国内トップクラスとなる2万社以上のクライアントに利用されています。
特徴は1つの契約でアカウントを無制限に作成できること。たとえば楽天市場とYahoo!ショッピングの両方に出店しているネットショップの場合、それぞれのユーザーに向けて差出人や内容を変えてメルマガを配信できます。
一方で初期費用がやや高く(複数店舗コースの場合、5万円)、ステップメールがオプション扱いなのがやや痛いところかもしれません。
【メリット】・アカウントを無制限に増やせる・到達率が高い
【デメリット】・初期費用がやや高い・ステップメールが有償オプション
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
SPIRAL
SPIRALは、スパイラル株式会社が提供しているクラウド型メールマガジン配信システムです。独自に開発した高速配信エンジンによって国内トップクラスとなる1時間あたり260万通ものメルマガを届けることができます。
また、セキュリティ対策にも定評があり、第三者によるWebアプリケーションの格付けでは最高ランクのA++を獲得しています。三菱UFJフィナンシャルグループや国土交通省への導入実績も信頼の証ではないでしょうか。
一方でデメリットと挙げるとすれば、初期費用がやや高いこと。1万円台から導入できるクラウド型システムが多いなか、アカウント発行費として10万円の費用がかかります。
【メリット】・高速配信がスムーズ・セキュリティに強い
【デメリット】・初期費用がやや高い
設立年 | 2000年 |
従業員数 | 100-499人 |
会社所在地 | 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル |
電話番号 |
Curumeru
Curumeruは、一般的なクラウド型配信システムとは異なり、APIによって他の業務用システムと連携させることを前提に開発されたツールです。株式会社ラクス(東京都渋谷区)が提供しています。
何より大きなメリットは、ログインする必要がなく、使い慣れたシステム上で配信して効果測定まで行えるという点。CRMやSFAを使ってメルマガを配信していきたい人にぴったりのツールです。到達率も高く、これまで6,000社以上に導入されてきました。
一方で、一般的なクラウド型メールマガジン配信システムと比べると、導入までやや時間がかかるのがネック。カスタマイズしたり、プログラムを追加する必要はありませんが、既存システムとスムーズにつなぎ込むために運営元とのすり合わせは欠かせません。
【メリット】・使い慣れたシステムからメルマガを送ることができる・到達率が高い
【デメリット】・導入までやや時間がかかる
設立年 | 2000年 |
従業員数 | 1000人以上 |
会社所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27-11 アグリスクエア新宿2階 |
メール配信システム導入時の失敗例
メール配信システムは最適なものを選べば役立ちますが、選び方を誤ると失敗や後悔につながる場合もあります。実際の失敗例を参考に、適切なサービス選定へつなげましょう。
機能が不足しており、やりたいことができない
最初はメールを配信するだけで十分でも、少し慣れてくるとセグメント配信やステップメール配信、シナリオメール配信など少し踏み込んだ施策を実施して反応率を高めたいとなるのはよくあることです。
あとからこの機能が欲しいとなった場合、そもそも機能が搭載されていなければ、メール配信システム自体を変更する必要も出てきます。
あらかじめどんな目的をもってメール配信システムを導入するのか整理し、必要な機能を洗い出しておきましょう。また、オプションで機能の追加が可能かどうかを確認しておくと安心です。
機能が多すぎて複雑だった
とにかく多機能で高性能なら役立つだろうと、比較した各サービスのなかでもっとも機能が豊富なものを選んでしまったケースです。
実際には自社業務の範囲内で使える機能はほぼ限定的で、高度な機能が使いこなせずかえって作業が煩雑化したため、困りごとを増やす結果になってしまいました。多機能・高性能であれば使いやすいとは限らないため、自社での課題点を踏まえ必要とする機能を事前に洗い出し、最適なサービスを選定しましょう。
配信数が増えると思ったよりコストが高かった
メール配信システムは、「1万~2万通までは一通当たり1円」など、配信数によって費用レンジが決まっている場合がほとんどのため、料金の変動率を事前に確認しておくようにしましょう。基本的に配信量が増えると単価は下がりますが、「思ったより単価が下がらず全体のコストかさんでしまう」といったことはよくあることです。
メール配信でアプローチすべき顧客を明確にし、どのくらいの配信数が妥当なのかを事前に把握しておくようにしましょう。
とにかく使いづらかった
メール配信システムは、「メールを配信する」という機能に自体に大きな違いはありませんが、UIなど使い勝手は各サービスで大きく異なってきます。
・配信リストの設定は簡単にできるか?
・配信リストはCSVインポートできるか?
・HTMLメールの作成は容易か?
・数値分析は直感的にできるか?
などは重要なポイントなので、事前に無料トライアルを利用し、使い勝手を確認しておくようにしましょう。
サポートが不親切だった
ユーザーサポート体制に気を配らず、サポートが不十分なサービスを選んでしまった事例です。困ったときにサポートを依頼しても丁寧な対応が望めないため、問題の根本解決につながりません。結局メール配信システムを使いこなすことができず、せっかく導入したのにあまり利用されない結果となりました。
運用中の困りごとや問題点の発生を予測し、自社で解決が難しいものについて十分なサポートを受けられるかどうかを確認してサービスを選びましょう。
失敗しない!メール配信システム導入前に意識すべきポイント
メール配信システムの導入で失敗してしまうケースでは、サービス選定を誤ってしまう事例が多くありました。ここでは確実に役立つサービスを選ぶために、注意すべきポイントをご紹介します。
メルマガの目的・用途を明確にする
メルマガはあくまでコミュニケーションツールの1つ。商品の魅力を視覚的にアピールするならInstagramの方が向いていますし、ガイダンスや使い方の説明ならYouTubeがあります。
そのなかであえてメルマガを配信するのはなぜなのか、メルマガにどういった役割を持たせ、受けとった読者にどうしてほしいのか、まずはしっかり情報を整理しましょう。より具体的に突き詰めていくと、メルマガの目的は大きくブランディングとマーケティングの2つに分けられます。ブランディングとは、メルマガ配信を通じて業界のトピックスや仕事のノウハウを紹介し、自社の知名度アップやイメージ改善を図るアプローチです。
この場合、コンバージョンを得るというよりは情報を共有することが目的になるので、きめ細かなターゲティング配信機能やステップメールは必要ありません。マーケティングとは、メルマガを配信して消費者のニーズをつかみ、それをもとにさらにアプローチを重ねていくことで、売り上げや資料請求など具体的な成果につなげることです。
おのずと効果測定ツールやターゲティング配信機能、ステップメールが必要になるため、選択肢は現在主流のクラウド型メールマガジン配信システムにほぼ限られるでしょう。多くの企業に導入されている「MailChimp」や「配配メール」も、メールマーケティングでの利用を前提として開発されています。
ターゲットを明確にする
どのような顧客をターゲットにメールを配信するかによって適した機能は変わるため、ターゲットの特徴を把握しておくことも重要です。一斉送信のメルマガよりも顧客の段階に合わせて送信されるステップメールのほうが効果が望めるターゲットの場合は、メールマーケティングに強いシステムを選ぶと良いでしょう。
配信数を明確にする
メール配信システムによっては、配信可能なメールの数に制限がある場合や、配信数によってかかる費用が異なることがあります。将来の展望も踏まえ、メールの配信数を前提にサービス選定を検討することが重要になるでしょう。
また、今後配信数を大幅に増やすことも想定している場合は、大量配信にも対応できるサービスを選んでおく必要があります。
予算やビジネスの規模に合わせて選ぶ
メールマガジン配信システムを選ぶうえではもちろん料金も大切なポイントの1つです。例外もありますが、一般的に無料で利用できるメールマガジン配信システムは配信数や登録できるメールアドレスの数が制限されていて、有料プランで料金が高くなっていくにつれて、配信数・アドレス数ともに増えていきます。
また、実際の配信ボリュームを見ると、たとえば中小企業が運営するネットショップの場合、月間のメルマガ配信数は1万通~3万通の範囲に収まることが多く、それにあわせて月額1万~2万円の料金を支払っているケースが多いようです。これを1つの基準とし、あとは標準搭載されている機能や操作面を加味しながらコストパフォーマンスを見極めていきましょう。
メール配信システムに関するよくある質問
メール配信システムの選定に際し、数多く寄せられるご質問のなかから特に多い2つの質問に回答します。
Q1. メール配信システムを導入するメリットはなんですか?
メール配信システムを自社に導入するメリットには、主に以下が挙げられます。
・自動配信機能や抽出配信機能、リスト管理機能などによる業務効率化
・効果の検証や分析を行える機能によるマーケティング施策の強化
・販売促進や顧客ロイヤリティの強化
Q2. 自社に合うメール配信システムを選ぶコツはありますか?
最適なメール配信システムを選ぶには、以下のポイントを意識すると良いでしょう。
・予算やビジネスの規模に合ったサービスかどうか
・配信数の上限は自社の想定する配信数と合っているか
・自社で顧客へメールを配信する具体的な目的は何か
・メール配信先として想定する主なターゲットにサービス内容が合っているか
まとめ
メール配信システムの導入を検討している方に向けて、PRONIアイミツが全メール配信システムを徹底調査し、比較形式でご紹介しました。メール配信システムにはそれぞれ特徴があるため、比較ポイントを参考に自社ニーズに沿ったツールを選びましょう。まずは、「何のためにメール配信システムを使うのか」という目的と用途を決めることが大事なポイントです。
PRONIアイミツでは、メール配信システムの比較検討に便利な情報を公開しています。機能や実績の特徴から検索することもできるので、メール配信システムを選ぶ際にはぜひご活用ください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!