【2024年最新】API連携可能なメール配信システムおすすめ9選
メール配信システムと他のシステムと連携させたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、API連携が可能なメール送信システムを導入することです。API連携が出来れば、さまざまなアプリケーションと連携が可能になります。
この記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、API連携が可能なおすすめのメール配信システムを厳選してご紹介!メール配信APIの活用事例やメール配信システムとAPI連携の業務効率化も詳しく解説していきます。
- 自社システムとメール配信システムをAPI連携でつなぎ業務効率化
- メール配信APIの活用事例
- 【比較表】API連携可能なおすすめメール配信システム
- API連携可能なおすすめメール配信システム9選
- API連携可能なメール配信システム選びのポイント
- API連携可能なメール配信システムまとめ
自社システムとメール配信システムをAPI連携でつなぎ業務効率化
APIとは、ソフトウェアの機能を共有できるしくみのことです。これによりさまざまなアプリケーションを連携させられますが、自社システムとメール配信システムを連携させることもできます。
APIを使えば、比較的容易に自社システムとメール配信システムを連携させられます。
また、企業規模が大きくなったり、当初想定していた以外にも使いたい機能ができたとき、API連携でソフトウェア同士をつなげばシステムを乗り換えずに機能を追加できます。
さらに、API連携で自動化すれば、業務効率化につながります。
以上のように、API連携で自社システムとメール配信システムをつなぐことで、さまざまなメリットを得られます。
メール配信APIの活用事例
前述のとおり、メール配信APIを活用すれば、業務効率化を進められます。
しかし、実際に自社でメール配信APIを導入した際、具体的にどのような業務に影響があるか想像するのが難しいケースもあるでしょう。
そこで、この項では実際にメール配信APIを活用した際の具体的な事例を紹介します。
メール配信リストへの顧客情報の追加をAPIで自動化
従来のように、顧客のメールアドレスや氏名などの情報を管理するメール配信リストを自社で管理する場合、新たに顧客情報を追加するのにメールアドレスを1件1件打ち込む手間が生じます。
一方、メール配信APIを活用すれば、メールを送信するリストに顧客情報を流し込めるため、メールアドレスを打ち込む手間が省けます。
このように、メール配信APIを使えばリストへの顧客情報の追加を自動化でき、リスト管理者やメール担当者の業務の負担を軽減できます。
API連携でメールの大量配信を可能に
これまでは、メールを大量配信するたびに、担当者に配信時間前の業務負担が集中していました。例えば顧客のメール開封率が夜に高くなる場合、それに合わせて夜にメール配信をする必要があり、担当者にとって業務の都合をつけるのも大変でした。
その点、メール配信APIを使えば、すでに運用している自社システムからメール配信リストをアップロードし、そのまま配信予約が可能になります。
これにより、担当者に大きな負担がかかることなく、簡単にメールの大量配信ができます。
EC決済後のメール配信を自動化
顧客がEC決済を済ませた直後に効果的な内容のメール配信ができれば、リピート率向上や満足度向上などにつながります。
しかし、手動でEC決済後の顧客1人1人にメールを送るのは、手間や労力を考えるととても現実的ではありません。
一方、メール配信APIの導入により、ECで決済されたときの顧客の行動に応じて、効果的なメールを自動送信できます。
これにより、購入リピート率や顧客の満足度を高められるため、よりよいメールマーケティングができます。
メール到達率の向上
メールマーケティングを進めるうえで、メール到達率をどれだけ高められるかが重要です。
なぜなら、どれだけ効果的な内容のメールを送信していても、届けたい顧客に届かなければマーケティング効果が得られないからです。
その点、メール配信APIを活用すれば、URLクリック回数や成約率などの開封情報を取得できます。
取得した開封情報をもとに、アプローチ先やメール送信方法、メール内容などを改善し、マーケティング効果を高めることも可能です。
【比較表】API連携可能なおすすめメール配信システム
ここからはAPI連携可能なおすすめメール配信システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するメール配信システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、メール配信システム選びの参考にしてください。
API連携可能なおすすめメール配信システム9選
API連携が可能なメール配信システムを導入しようと思っても、たくさんの種類がある中から選ぶのが困難と感じるケースもあります。
そこで、おすすめのメール配信システムを10個紹介します。どれもAPI連携ができるため、ぜひ参考にしてください。
アララ メッセージ
-
料金
月9,500円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
アララ メッセージは平均99%の高い到達率を実現しているメール配信システムで、豊富なメール配信APIを提供しています。
15年以上メール配信サービスを国内で開発、保守を行ってきた実績があるため安心、安全に利用することができます。また、幅広い配信要件に対応しているため配信数に応じた環境構築や自社に合った配信環境の構築も可能で、APIの活用によってメール配信システムの開発工数を大幅に削減させることが可能です。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
-
料金
月1,170円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
さぶみっと!メール配信は、API連携に特化したメール配信システムをリーズナブルに提供しています。20年間メール配信システムに関わってきたため、ノウハウを活かしてサービスが展開されています。既存のシステムとAPI連携をしてメール配信をするため、設計の自由度が高いです。
また、データべースと既存システムを直接連携させるため、独自の絞り込みができます。そのため、柔軟なメールマーケティングが可能です。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
SendGrid
-
料金
月3,000円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
SendGridは、世界で8万アカウントに使用され、月間900億通以上のメールを配信しています。
SendGridのメール送信APIは数分でシステムを連携させられるため、連携に時間がかかりません。また、高い到達率の実現や到達状況の可視化が可能です。
さらに、1通のメールを送るのと同じ速さで1万通のメールを送れるほど、強力なインフラが構築されているため、顧客のもとへスピーディーにメールを届けられます。
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
- ホットリードの抽出機能
WEBCAS e-mail
-
料金
月10,000円~ -
初期費用
30,000円~
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
WEBCAS e-mailは、自社で使っているシステムに連携するためのAPIを用意しています。APIを利用すれば、わざわざWEBCAS上で操作しなくても、自社システム上で大量かつ高速なメール配信ができます。
システムを跨ぐ二重管理は一切不要なうえ、設備投資や管理運用のメンテナンスも必要ありません。
さらに、メール文面の作成や配信予約はAPI経由で、顧客データベースはWEBCAS内に構築する、などWEBCASの管理画面の一部を利用する方法も選べます。
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
-
料金
月1,530円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Benchmark Emailは、無料でRESTful APIを公開しています。世界中のWeb開発者が連携を行う際に使っているAPIであるため、高性能です。
具体的には、BenchmarkアカウントからAPIキーを取得し、Postmanに無料登録すれば、自社システムと連携した環境で開発可能です。これにより、自社システムで管理している顧客情報を、Benchmark Emailのアカウントに連携させたり、開封、エラー、クリックなどのデータを自社システムで出力・閲覧したりできます。
加えて、無料トライアルを始めとするさまざまなプランが用意されており、目的に沿って選べます。
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
- 複数送信者の設定
-
料金
月1,150円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MailChimpは、無料から使える高機能なメール配信システムです。月間10,000通以内のメール配信を無料で利用できます。
また、だれでも簡単に操作できる構造になっているため、初心者でも使いやすいです。もちろん、API連携もできるため、外部サービスとつなげて利用できます。例えば、ECサイトで商品を購入した顧客にフォローメールを送信するなどの、顧客の行動に合わせたメール送信が可能です。
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- シナリオメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- HTMLメール作成
- レスポンシブ対応メール作成
- コンバージョン率の測定機能
- トランザクションメール配信機能(自動返信)
- RSSメール作成
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
b→dashは、従来のメールアプローチだけでなく、API連携によりLINEやSMSなどの多様なチャネルでのアプローチが可能です。データマーケティングツールのなかで、業界シェア率NO.1を謳っています。
システムに蓄積されたあらゆるデータを活用し、効果的なメールマーケティングを可能とします。具体的には、ECサイトの商品データや顧客の離脱時間だけでなく、デモグラフィックデータや顧客の過去の購買行動などのデータをもとに、最適なタイミングでリマインドメールを送れます。
- ISMS
- Pマーク
- セグメント配信機能
- 誕生日メール作成
- フォーム作成機能
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISO/IEC 27017(クラウドサービスセキュリティ)
- SMS配信
-
料金
月360円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Zoho Campaignsは、一斉送信やメルマガ配信を低価格でシンプルに行えます。効果測定の細かさも特徴の1つで、メールへの効果や反応を確かめながらメールマーケティングを進められます。
また、API連携により、顧客管理システムやソーシャルメディアと連携できるため、メール送信先のリストを効果的に調整できます。さらに、開発者APIを使えば独自の連携を構築できるため、自社システムとつなげて業務効率化の推進が可能です。
- ISMS
- 通信の暗号化
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- HTMLメール作成
- レスポンシブ対応メール作成
- RSSメール作成
- 誕生日メール作成
- 個別情報の差し込みメール作成
-
料金
月1,980円 -
初期費用
11,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
AutoBizは、初心者でも安心できるほど、サポートが充実しています。そのため、2002年にサービスを開始して以来、累計15,000社に導入されています。
また、デザインテンプレートが豊富に用意されているため、デザインに慣れていない初心者でも簡単にフォームを作成可能です。さらに、APIとの連携もできるため、さまざまな業務をつなげられます。
その他にも、ユーザー交流会を頻繁に開催し、ユーザー同士でつながれるところもAutoBizの特徴の1つです。
- Pマーク
- 通信の暗号化
- サーバー監視
- セグメント配信機能
- ステップメール配信機能
- アドレスの重複チェック機能
- 宛先情報のCSVアップロード機能
- 配信エラー解析・自動停止の設定
- HTMLメール作成
- マルチパートメール作成
API連携可能なメール配信システム選びのポイント
ここまで、API連携可能なメール配信システムを10個紹介しました。
この中からどれが自社に適したメール配信システムかわからないと感じる企業もあるでしょう。
そこで、API連携可能なメール配信システムを選ぶ際のポイントを3点紹介します。
複数のメール配信システムのなかから自社で導入するものを選ぶ際は、これら3つの軸に照らし合わせて検討するとよいです。
既存システムとのAPI連携が容易か
API連携可能なメール配信システムを選ぶ際には、すでに自社で運用しているシステムと容易にAPI連携できるかが重要なポイントです。
なぜなら、既存システムと容易にAPI連携できるものを選べばスムーズに導入・運用できるからです。
逆に、API連携させるのが困難だったり、膨大な時間がかかってしまうと、人的・時間的コストを費やすことになります。
以上のことから、既存システムとのAPI連携が容易なメール配信システムを選ぶとよいです。
業務効率化がどの程度見込めるか
多くの企業にとって、API連携可能なメール配信システムを選ぶ際の主な目的は、業務効率化の推進です。
一方、せっかく費用をかけてAPI連携ができるメール配信システムを導入しても、想定したほど業務効率化ができないと、金銭的コストが無駄になります。
そのため、複数のメール配信システムを比較し、より業務効率化が進むものを選ぶとよいでしょう。
ランニングコストがどの程度変わるか
メール配信システムを選ぶときには、導入後に運用費や維持費がどれだけ多くなるか事前にシミュレーションをする必要があります。
システム導入によって得られるメリットや効果が大きくても、予算を大幅に上回るランニングコストがかかってしまっては、かえってマイナスになるからです。
そのため、メール配信システムの導入によりランニングコストがどれだけ変わるかを注意して、自社で導入するものを選びましょう。
API連携可能なメール配信システムまとめ
本記事では、API連携可能なメール配信システムを10個紹介しました。
活用事例で紹介したように、API連携可能なメール配信システムを使えば、業務効率化やより効果的なメールマーケティングが可能となります。
一方で、自社にあったメール配信システムを導入しないとその効果も薄れてしまいます。
具体的には、メール配信の使用量がどれくらいか、自社で導入する目的は何か、目的を叶えるためにはどのような機能が必要か、などをよく考えましょう。
また、自社に合うメール配信システムを探す際には、PRONIアイミツを利用すると特徴の比較がしやすいため、ぜひ活用してください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!