セグメント対応!LINE連携できる配信ツールおすすめ7選
LINE公式アカウントを運用しているけれど、「思ったほど反応がない」「配信後の効果が見えづらい」と感じていませんか? せっかく開封率の高いLINEを使っていても、セグメントが甘かったり、配信のタイミングが最適でなかったりすると、せっかくのアプローチも空振りになりがち。そこで注目したいのが、LINE配信ツールの導入や連携による強化です。
本記事では、LINE公式アカウント単体では実現しづらい「より高精度なセグメント配信」「自動化されたステップ配信」などを可能にするLINE配信ツールの活用法とおすすめツールをご紹介します。ツールの比較表や目的別のおすすめも紹介していますので、LINE運用に行き詰まりを感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。
- LINE配信ツールとは
- LINE配信ツールを活用してできること
- 【比較表】LINE連携に効果的なツール
- LINE配信に対応するメール配信システムおすすめ4選
- LINE配信に対応するMAツールおすすめ3選
- LINE連携できる配信ツールの選び方
- まとめ:セグメント配信でLINEマーケを加速させよう
LINE配信ツールとは
LINE配信ツールとは、LINE公式アカウントを使ってユーザーにメッセージを配信する仕組みや、それを支える外部ツールのことを指します。主にメール配信システムやMA(マーケティングオートメーション)ツールなどが該当し、LINEでのセグメント配信や自動化されたシナリオ配信を可能にします。
LINE公式アカウントにも、セグメント配信・ステップ配信・簡易的な分析機能などがあり、ある程度のマーケティング施策は可能です。しかし、大量配信や詳細なデータ分析、高度なシナリオ運用などを行うには、標準機能だけでは不十分な場合も。
そこで活用されているのが、MAツールやメール配信システムとの連携です。LINE公式アカウントと外部ツールを組み合わせることで、LINE配信の自動化や一括送信、高精度な効果測定が可能になり、より戦略的なマーケティングを実現できます。
LINE配信ツールを活用してできること
LINE配信ツールを使うと、どのような活用が可能になるのでしょうか。本章では、ビジネスシーンで役立つ具体的な機能や活用例を解説します。
- セグメント別にLINE配信:反応率・コンバージョンが向上
- ステップ配信やリマインド:購入・来店の後押し
セグメント別にLINE配信:反応率・コンバージョンが向上
LINE配信ツールを活用すると、ユーザーの属性や行動履歴に応じて、配信対象を細かく絞り込むことが可能になります。例えば、購入回数の多いリピーターには新商品情報を、一度だけ利用したユーザーには再来店を促すクーポンを送るなど、目的や関心に応じたメッセージを出し分けることができます。
情報が自分ごととして届くため、ユーザーの反応率や開封率が高まり、結果としてコンバージョンにもつながりやすくなります。LINE公式アカウントにも簡易的なセグメント配信機能はありますが、MAツールやメール配信システムと連携することで、より高度な条件設定やシナリオ配信が可能となり、マーケティング効果をさらに高められます。
ステップ配信やリマインド:購入・来店の後押し
LINE配信ツールでは、ユーザーの行動履歴をもとにステップ形式でメッセージを自動配信できます。例えば、資料請求直後にお礼のメッセージを送り、数日後にサービス案内、その後に限定オファーを届ける流れを組めば、購買や来店への導線をスムーズに設計可能です。他にも、カート放棄や予約未完了といった離脱タイミングでも、リマインド配信を挟むことでアクションを促せます。配信の内容やタイミングはMAツール側で制御されており、Web上の行動データやスコアリング情報をもとに、ユーザーごとの最適なコミュニケーションをLINEで自動化できます。
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【比較表】LINE連携に効果的なツール
本章では、LINE公式アカウントと連携することで、セグメント配信やステップ配信、自動リマインドなどをより効果的に実現できるツールをご紹介します。LINE配信ツールとして活用できる機能を備えたおすすめツールを、比較表形式でご覧ください。
| 製品名 | 費用 | LINE連携方法 |
|---|---|---|
| β AutoBiz | 初期費用:11,000円月額:3,520円〜 ※税込 |
Messaging API |
| エキスパ | 初期費用:10,000円 月額:4,800円〜 ※税込 |
Messaging API |
| スマートメールコネクト | 初期費用:要問合せ 月額:1,500円〜 ※税込 |
Messaging API |
| エーエムエルマーケシステム | 初期費用:9,800円 月額:2,980円〜 ※税抜 |
要問合せ |
| b→dash | 初期費用:要問合せ 月額:要問合せ |
要問合せ |
| MOTENASU | 初期費用:0円~ 月額:29,800円〜 |
Messaging API |
| Synergy! | 初期費用:118,000円+30,000円(LINE配信追加費用) 月額:20,000円〜+無料〜(LINE配信追加費用) |
コネクト用フォームにメールアドレスなどの情報を登録 |
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しますので比較表と併せて、メール配信システム選びの参考にしてください。
LINE配信に対応するメール配信システムおすすめ4選
LINE公式アカウントを活用したマーケティングでは、メール配信システムとの連携によって、より柔軟かつ効果的なコミュニケーションが可能になります。本章では、LINE配信に対応した機能を備えた、メール配信システムの中からおすすめのサービスを紹介します。
- β AutoBiz(オートビズ)
- エキスパ
- スマートメールコネクト
- エーエムエルマーケシステム
β AutoBiz
β AutoBizは、株式会社ビズクリエイトが提供するメール配信システムで、キャリア別最適化やスパム対策により高い到達率を実現します。LINE公式アカウントと連携することで、メールとLINEのハイブリッド配信が可能となり、セグメント配信やステップ配信、自動リマインドなど柔軟な対応が可能です。
さらに、タグによる自動分類、一斉配信時の再送、個別トーク機能など独自の機能を搭載。メールアドレスとLINEを紐づけた一元管理により、プラットフォーム依存リスクを低減し、効率的な運用が可能です。
メールとLINE配信を小規模からスタートしたい担当者向け・利用者No.1の「ライトプラン」では、月額料金3,520円から導入が可能です。
主な機能
エキスパ
エキスパは、株式会社エキスパートが提供するメール・LINE配信システムです。月額4,800円から利用でき、LINE配信数は無制限。LINE公式アカウントと連携することで、登録した友だちの流入元を自動でタグ管理し、属性に合わせた配信がカンタンに行えます。
質問メッセージやクリックアクションで情報収集も自動化でき、ユーザーの興味や行動に応じて最適なメッセージをタイミング良く届けられるのが強み。リッチメニューやステップ配信も自由自在で、LINEを「動くホームページ」のように使えるのも大きな魅力です。設定や管理も直感的で、初めてでも安心してスタートできます。
主な機能
スマートメールコネクト
スマートメールコネクト(SMCT)は、株式会社ナレッジフローが提供するLINE連携型メッセージ配信システムです。既存の予約・顧客管理システムと連携し、Eメールで送信されるリマインド通知をLINEメッセージとして自動変換・送信。予約確認の見逃しや無断キャンセルの防止に効果を発揮します。特に、LINE未対応の管理システムを利用している店舗や、連絡手段の一元化を図りたい事業者におすすめです。
また、SMSを活用したLINE友だち登録の促進機能や、AIによる自動応答機能も搭載しており、顧客対応の効率化と業務負担の軽減を実現します。LINE公式アカウントの無料プラン(月1,000通まで)を活用すれば、追加コストを抑えた運用も可能に。導入から運用までがシンプルで、予約業務の効率化と顧客満足度の向上を同時に実現できるツールです。
エーエムエルマーケシステム
エーエムエルマーケシステムは、株式会社ビショップが提供するメール配信システム。LINE公式アカウントとメールマガジンの一元管理が可能なオールインワンマーケティングツールで、LINEとメールのユーザーを統合して効率的な配信を実現します。
登録日や広告コード、タグ情報に基づいたセグメント配信やステップ配信、自動応答機能を備え、ユーザーごとのパーソナライズも自在。Webフォーム作成やメール配信機能も搭載し、デジタルマーケティングに必要な機能をすべて網羅しています。
初期費用9,800円、月額2,980円から利用でき、最大30日間の無料トライアルも提供。LINE Green Badge認定者によるサポートも整備されており、導入から運用まで安心して利用できます。
以上、LINE配信に対応するメール配信システムをご紹介しました。一般的に、メールはLINEに比べて開封率やクリック率がやや低く、配信後すぐに開封されにくい傾向があります。また、リマインダーメールがユーザーに届いても行動につながらないケースも見られます。一方でLINEは、スマートフォンで受け取るプッシュ通知により、開封や反応の即時性が高く、短期的なアクション喚起にも効果的です。
LINE配信に対応するMAツールおすすめ3選
MAツール(マーケティングオートメーション)とLINE公式アカウントを連携することで、顧客データを活かしたセグメント配信やステップ配信が可能となり、継続的な関係構築や購買促進に効果を発揮します。本章では、LINE配信に対応し、使いやすさ・機能性・コスト面でバランスの取れたおすすめのMAツールを紹介します。
- b→dash
- MOTENASU
- Synergy!
b→dash
b→dashは株式会社データXが提供するMAツールです。ノーコードでデータの収集・統合・活用までを一貫して行えるのが特長で、SQL不要で誰でもマーケティング施策を構築・運用できる点が強みです。CDPやBI、Web接客などの機能も一体となっており、複数ツールを使い分ける必要がありません。
LINE連携では、IDの取得からコンテンツ作成・配信までをGUIで行え、Flex Messageやリッチメニュー、配信成果の可視化などを通じてLINEを活用したOne to Oneマーケティングを効果的に実現できます。
主な機能
MOTENASU
MOTENASUは、株式会社FIDが提供するAI搭載のCRM/MA/LINE統合型マーケティングシステムです。メール・LINE・SMSといったオンラインチャネルに加え、郵送DMなどのオフライン施策も組み合わせたアプローチが可能で、顧客一人ひとりに最適なメッセージを届けられます。
特にLINE連携機能では、ID取得からメッセージ配信までをGUI操作で簡単に行えるほか、Flex Messageやリッチメニューなどのビジュアル重視の表現にも対応。さらに、施策ごとの成果(配信数・クリック数・CV数)をレポートで可視化できるため、運用改善やROIの最大化に貢献します。EC、通販、リアル店舗など業種を問わず、顧客育成と再購入促進を目的とする企業にとって、効果的かつ実用性の高い選択肢です。
Synergy!
Synergy!(シナジー)は、シナジーマーケティング株式会社が提供するクラウド型MAツール。メール・LINE・SMSなどを使ったOne to Oneマーケティングに対応し、配信結果の分析やレポート作成も簡単に行えるのが特徴です。
LINE連携では、ユーザーの性別・購買履歴・Webアクセスなどの情報を活用し、「店舗別のセール通知」や「かご落ちフォロー」といった個別最適なメッセージを適切なタイミングで届けることが可能に。
複数店舗でもLINEアカウントを統一して使えるため、運用の手間を抑えながら効果的な配信が実現できます。さらに、月100通までの無料利用枠もあり、低コストでLINEを活用したマーケティング施策を始めたい企業におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
LINE連携できる配信ツールの選び方
LINE配信を効果的に行うには、ただ「LINEに対応している」だけでは不十分。どのような形で連携できるか、自社の配信スタイルやツール環境と合っているかなど、複数の観点から配信ツールを比較・選定する必要があります。
- LINEとの連携方法を確認する(API連携/手動)
- 対応できる配信タイプを確認する
- 他ツールとの連携可否を確認する
- 料金体系を確認する
LINEとの連携方法を確認する(API連携/手動)
LINE連携には、主に「API連携型」と「手動連携型」の2つの方式があります。API連携型は、LINE公式アカウントのMessaging APIを利用し、セグメント配信やステップ配信、行動トリガーによる自動配信などを実現できる方式です。配信業務を自動化しながら、ユーザーごとに最適なタイミングでアプローチしたい企業に適しています。
手動連携型は、ユーザー情報をLINE側と手動で紐づけて配信する方式で、顧客リストをCSVで取り込む方法や、ユーザーにフォーム入力を促して情報を結びつけるケースもあります。初期構築の負担が少ないため、配信頻度が少ない場合や、小規模にLINE配信を試したい企業に向いています。
対応できる配信タイプを確認する
LINE配信ツールごとに対応できる配信タイプは異なります。セグメント配信・ステップ配信・シナリオ配信・リッチメッセージ配信・1to1チャットなど、どの手法を実現できるかを一覧で比較することが重要です。
例えば、「ユーザーが商品ページを閲覧した後、数時間後にリマインドメッセージを送りたい」施策には、行動トリガーとタイミング制御が可能なステップ配信機能が必要になります。 導入前に、「やりたい配信パターン」を洗い出し、それに対応する機能があるかをツール選定時に必ず確認しましょう。公式マニュアルの画面キャプチャや、トライアル時の操作画面でステップ設定機能が備わっているかを確認すると、具体的に判断しやすくなります。
他ツールとの連携可否を確認する
LINEだけでなく、CRMやメール配信、ECカートなど他ツールとの連携性も成果に直結します。例えば「ECカートの購入履歴に応じてLINEを送る」「メール開封後にLINEでもリマインドを送る」施策には、ツール間でデータが連携できることが必須条件。
ツールを選ぶ際には、「対応APIの種類(REST API、Webhookなど)」や「Zapier、Makeなど連携プラットフォーム対応の有無」も確認しましょう。もしすでに他のツールを導入済みであれば、そのツール名+LINE配信ツール名で“連携事例”を検索してみると実例が見つかることも。 複数ツールを運用している企業ほど、連携性の確認を怠ると後から切り替えコストが発生しやすいので要注意です。
料金体系を確認する
LINE配信に対応したツールは、「LINEメッセージ送信数」や「連携機能の有無」によって料金体系が変わるケースが多く見られます。例えば、あるツールでは「月額基本料+メッセージ送信数×単価」の従量課金型となっており、配信数が増えるほどコストが上がる設計になっています。
試算の際は、月間で想定するLINE送信数をざっくり出した上で、ツールの料金表に照らし合わせるのが基本。また、LINE公式アカウント側でも月額固定+従量制のMessaging API利用料が発生するため、ツール側の費用+LINE側の料金=トータルコストを把握する必要があります。実運用を見越し、トライアル期間中に実際の送信数やユーザー反応を見て試算しましょう。
導入・運用サポートを確認する
LINE配信は「設定項目が多く、正直どこから手をつけていいか分からない」という声も多く、導入時にサポートの有無でスタート時点の負荷が大きく変わります。例えば初期設定代行やテンプレート作成、シナリオ構築の相談が可能な導入支援が用意されていると、知識がなくてもスムーズに運用を始められます。
ツールを選ぶ際には「導入支援が無料か有料か」「サポートがメールだけでなくチャット・電話に対応しているか」もチェックポイント。 また、LINE特有の仕様(ユーザー情報の扱いや絵文字制限など)に詳しい担当者がつくかも、継続利用の安心材料です。
まとめ:セグメント配信でLINEマーケを加速させよう
LINE配信ツールを活用することで、LINE公式アカウント単体では難しいセグメント配信やステップ配信、自動リマインド、配信結果の効果測定など、より高度なマーケティング施策が可能になります。
その中でもセグメント配信は、LINEマーケティングの成果を高めるうえで特に重要な機能。ユーザーの属性や行動に応じて配信内容を最適化することで、開封率や反応率が高まり、コンバージョンの向上にもつながります。セグメント配信を軸に、LINEを活用したマーケティングを加速させていきましょう。
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