開封率UP!スマホ対応のメール配信システムおすすめ9選
スマホでメールを読むのが当たり前になった今、どれだけ魅力的な内容でも「読みづらい」「表示が崩れている」と、それだけでユーザーは離脱してしまいます。特にBtoCマーケティングでは、開封の7割以上がスマホ経由とも言われており、スマホ対応は成果に直結する重要ポイント。
本記事では、スマホでも見やすく・読みやすいメールを届けるために欠かせないレスポンシブ対応のメール配信システムのメリットや選び方を解説します。「スマホで読まれるメールを送りたい」「レスポンシブ対応のツールを探している」という方は、ぜひ参考にしてください。
メールマーケティング・エバンジェリスト
安藤 健作
大手SaaS企業でメール配信事業を統括し、上場企業CMOを経て2024年に合同会社エスプーマを設立。メールマーケティングの第一人者として講演 …続きを見る
大手SaaS企業でメール配信事業を統括し、上場企業CMOを経て2024年に合同会社エスプーマを設立。メールマーケティングの第一人者として講演・執筆多数。著書に『メールマーケティングの教科書』『BtoBマーケティングの基礎知識』。 合同会社エスプーマ
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- スマホで読みやすいメール配信とは
- スマホ対応のメール配信システムを選ぶメリット
- 【比較表】スマホ・モバイル対応のメール配信システム
- スマホ・モバイル対応のメール配信システムおすすめ9選
- メール配信システムの選び方
- まとめ:スマホに最適化されたメールで、読まれる・伝わる配信を実現しよう
スマホで読みやすいメール配信とは
スマホで読みやすいメール配信とは、スマートフォンの画面サイズや操作性に配慮し、レイアウトが崩れず、ストレスなく読めるように設計されたメールの配信を指します。特にBtoCのメールマーケティングでは、読者の多くがスマホでメールを開封しており、PC画面向けのメールをそのまま送ってしまうと「文字が小さすぎる」「画像が切れている」「ボタンが押しづらい」問題が発生し、すぐに離脱されてしまう恐れがあります。
そのため、開封率やクリック率を高めたいのであれば、スマホ表示でも最適に見えるメール=スマホ最適化されたHTMLメールを配信することが非常に重要。スマホ対応のメールを効率よく、多くの人に届けるためには、「メール配信システム」の活用が欠かせません。
メール配信システムとは、顧客リストに対して一斉送信・セグメント配信・予約配信・効果測定などが行えるツールで、手作業では難しい運用を効率化してくれます。中でも「スマホ対応」に強いシステムを選ぶことで、スマホ閲覧に最適化されたメールが簡単に作成・配信できます。
スマホ対応のメール配信システムを選ぶメリット
スマホ対応のメール配信システムを使えば、HTMLやレスポンシブに対応したテンプレートが利用でき、レイアウト崩れのない、見やすく伝わるメールを誰でも簡単に作成できます。本章では、スマホ対応の配信システムを選ぶことで得られる主なメリットを、具体的に解説します。
- スマホ表示に最適化され、離脱を防げる
- レイアウトの整ったメールで、ブランドへの信頼感が高まる
- 情報が正確に伝わる設計で、トラブルや問い合わせを減らせる
スマホ表示に最適化され、離脱を防げる
スマホ対応のメール配信システムを活用することで、画面サイズに応じた自動調整が可能なレスポンシブなHTMLメールを簡単に作成できます。 横スクロールが不要になり、フォントサイズやボタンの大きさも、スマホに最適化されたレイアウトで表示されるため、読みづらさによる離脱を大幅に減らせます。
例えば「文字が小さすぎて拡大しないと読めない」「画像がはみ出して表示される」といった表示崩れを防げることで、ユーザーはストレスなく最後までメールを閲覧できます。スマホ最適化による読みやすい設計が、結果としてメールの滞在時間やクリック率の向上にもつながります。
無料トライアルでは、ツールの操作感だけでなく、自社で配信しているメルマガのデザインを再現して、ツールの限界や使い勝手を確認しましょう。
レイアウトの整ったメールで、ブランドへの信頼感が高まる
メールの表示崩れや読みにくさは、内容以上に企業の印象や信頼感に影響を与える要素。どれだけ情報が良くても、スマホでレイアウトが崩れていたり、リンクの配置がずれていたりすると、「対応が雑」「ユーザー目線に欠ける」といったマイナスイメージを持たれかねません。
スマホ対応のメール配信システムを使えば、誰でもスマホ表示に整ったHTMLメールを作成でき、デザインのクオリティも安定します。読みやすく整ったレイアウトのメールが届くことで、「丁寧に作られている」「ユーザーへの配慮がある」といった印象が生まれ、ブランドや企業への信頼感アップに寄与。特に初回配信やキャンペーンメールでは、この第一印象が大きな影響を与えるポイントです。
情報が正確に伝わる設計で、トラブルや問い合わせを減らせる
スマホでのメール閲覧では、情報の伝わりやすさが成果を大きく左右します。もしフォントが小さくて読みにくかったり、ボタンが押しにくい位置にあったりすると、ユーザーは必要な情報を見逃したり、意図しないリンクをタップしてしまうかもしれません。
スマホ対応のメール配信システムでは、スマホ向けに最適化されたテンプレートやプレビュー機能が充実しており、表示崩れや誤配置を未然に防げます。 その結果、案内が届いていない、ボタンが押せないといったユーザーからの問い合わせやクレームの発生を減らせ、運用負担の軽減にもつながります。
【比較表】スマホ・モバイル対応のメール配信システム
本章では、スマホ・モバイル対応しているメール配信システムを厳選し、比較します。比較表に記載の料金は、各サービスの下位プラン(最も低価格なプラン)をもとにしています。初期導入を検討する方が参考にしやすいよう、導入開始時に必要な最低金額を記載しました。
| システム名 | 料金プラン | 配信数・アドレス数 |
|---|---|---|
| 楽楽メールマーケティング | 初期費用:要問合せ 月額料金:要問合せ |
配信数:無制限 アドレス数:要問合せ |
| 配配メール Bridge | 初期費用:要問合せ 月額料金:要問合せ |
配信数:無制限 アドレス数:要問合せ |
| WiLL Mail | 初期費用:無料 月額料金:4,000円〜(税抜) |
配信数:要問合せ アドレス数:要問合せ |
| アララ メッセージ | 初期費用:要問合せ 月額料金:9,500円〜 |
配信数:50,000通〜 アドレス数:要問合せ |
| Cuenote FC | 初期費用:30,000円〜 月額料金:5,000円〜 |
配信数:無制限 アドレス数:2,000件〜 |
| Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot) | 初期費用:要問合せ 月額料金:150,000円/組織 ※年間契約の場合 |
配信数:無制限 アドレス数:要問合せ |
| WEBCAS e-mail | 初期費用:30,000円〜 月額料金:10,000円〜 |
配信数:ASP型は制限あり、それ以外のプランは無制限 アドレス数:要問合せ |
| Synergy! | 初期費用:118,000円〜 月額料金:20,000 円~ ※メール配信システム利用は別途初期費用+30,000円、月額料金+10,000円(税抜) |
・配信数:要問合せ ・アドレス数:要問合せ |
| blastmail | 初期費用:10,000円〜 月額料金:4,000円〜(税抜) |
・配信数:無制限 ・アドレス数:4,000円5,000件まで |
各サービスの具体的な特徴は次の章で具体的に紹介します。比較表と併せて、メール配信システム選びの参考にしてください。
スマホ・モバイル対応のメール配信システムおすすめ9選
スマホ・モバイル対応をしているメール配信システムと一括りに言っても、製品によって特徴やできることはさまざま。ここでは、スマホ・モバイル対応をしているメール配信システムのなかで、おすすめの製品をその特徴とともに紹介します。
- 楽楽メールマーケティング
- 配配メール Bridge
- WiLL Mail
- アララ メッセージ
- Cuenote FC
- Marketing Cloud Account Engagement
- WEBCAS e-mail
- Synergy!
- ブラストメール(blastmail)
楽楽メールマーケティング
楽楽メールマーケティングは、株式会社ラクスが提供するメール配信システムで、専門知識がなくても簡単に扱える操作性の高さが魅力です。導入企業は累計で10,000社を超え、直感的なUIとマウス操作だけで作れるHTMLメール作成機能により、誰でもスムーズにデザイン性の高いメールが作成できます。
さらに、作成したメールはレスポンシブデザインにも対応しており、スマートフォンなどの端末でも見やすく表示されます。セグメントごとの配信設定や自動送信が可能なステップメール、配信効果を分析できる機能など、マーケティングに必要な基本的な機能も網羅されており、PDCAサイクルを効率的に回すことが可能です。
kintoneやSalesforceなど外部ツールとの連携にも対応しており、顧客データを活かしたターゲティング配信にも強みがあります。加えて、24時間365日のシステム監視や迷惑メール対策といった配信の安定性を支える仕組みも整っており、営業支援に活用できる「配配メールBridge」などの拡張機能も充実しています。
主な機能
配配メール Bridge
配配メールBridgeは、配配メールとは別に提供されているBtoB向けの商談創出支援に特化したメール配信システム。特に、ステップメールやシナリオ配信など、見込み顧客の興味関心に応じた自動アプローチ機能が充実しており、営業活動を効率化できます。
企業リストの作成から配信、Web来訪通知、フォーム連携まで一括で管理でき、Salesforceやkintoneとのノーコード連携によってCRMデータを活用したターゲティングもスムーズです。
さらに、導入から日々の運用までを支える専任担当者による無償サポート体制も整っており、配配メールの基本機能に加えて、より営業支援に特化した運用が可能です。
主な機能
WiLL Mail
WiLL Mailは、株式会社サパナが提供するメール配信システムで、累計2,700社以上の導入実績を誇ります。専門知識がなくても扱いやすいドラッグ&ドロップ式のHTMLメールエディタを搭載しており、ノーコードでレスポンシブ対応のデザイン性に優れたメールを誰でも手軽に作成できます。
作成したメールはスマートフォンなどの端末でも最適に表示され、開封率やクリック率、ヒートマップといった効果測定機能を活用することで配信後の改善にも役立ちます。さらに、配信数に応じて毎月最適なプランを選択できる柔軟な料金体系や、初期費用不要で始められる点も魅力です。
高い配信速度と到達率を実現する配信エンジン、強固なセキュリティ対策、そして丁寧なサポート体制により、メール配信が初めての企業でも安心して導入できます。
主な機能
アララ メッセージ
アララ メッセージとはアララ株式会社が提供するメール配信システムです。毎時100万通の高速配信と高い到達率を実現し、エンジニア以外でも使いやすい直感的UIと150種類以上のテンプレートを備えています。
API連携により外部システムとの自動連携も可能で、セグメント配信やステップメール機能も標準搭載。プレビューはスマートフォン・タブレット・PCの3サイズで確認でき、レスポンシブデザインの確認も簡単です。
月額9,500円から利用でき、15年以上の運用実績と24時間365日の監視体制により、安心してメールマーケティングを展開できます。
主な機能
Cuenote FC
Cuenote FC(キューノートFC)は、ユミルリンク株式会社が提供するメール配信システムで、効果測定と分析に特化した高性能な機能が特長。開封率やクリック率を自動で計測・可視化でき、ABテストやステップメールを活用することで、データに基づいた改善が可能です。
HTMLメールの作成も直感的なエディターでスムーズに行え、作成と分析を一画面で完結できます。加えて、ユーザーエージェント情報をもとに端末を判別し、スマートフォンなどの環境に応じた表示形式を自動で出し分ける機能も備えており、モバイル対応も万全です。
毎時1,100万通の高速配信に対応し、Gmailや携帯キャリア宛てにも高い到達率を実現。クラウド・オンプレミス両対応、配信数無制限プランの柔軟な提供形態に加え、導入時から専任担当者による手厚いサポートも受けられるため、初めての導入でも安心です。
主な機能
Marketing Cloud Account Engagement
Marketing Cloud Account Engagementは、Salesforceが提供するメール配信システム。顧客一人ひとりの興味関心や行動履歴に基づいたパーソナライズ配信を実現し、最適なタイミングでメールを届けられる点が特長です。
AI機能「Einstein」が、開封やクリックが見込まれるタイミングを自動で予測し、配信効果の最大化を図ります。さらに、SNSやモバイルなど他チャネルとも連携しながら、統一感のあるメッセージを複数経路で届けられるのも強みです。
また、Account Engagementでは、さまざまなレスポンシブレイアウトから選んでカスタマイズ可能なメールテンプレートを作成でき、ブランドに沿ったデザインとコンテンツを反映したテンプレートをチームで繰り返し活用することができます。
主な機能
WEBCAS e-mail
WEBCAS e-mailは、株式会社WOW WORLDが提供するメール配信システム。ステップメールやトリガーメールを活用した柔軟なシナリオ設計が可能です。
MAやCDPなど外部ツールと連携し、自動化された顧客対応を実現。毎時1,000万通超の高速配信に加え、開封・クリック・CVなどの効果測定機能も充実しています。
全プランで対応するマルチパート配信では、HTMLとテキストの両形式を同時に送信し、受信環境に応じた適切な表示が可能です。携帯キャリアドメインでは制限がある場合もありますが、TEXT/HTML自動送り分け機能で柔軟に対応できます。クラウド・オンプレミス両対応で、セキュリティ要件に応じた導入が行えます。
主な機能
Synergy!
Synergy!(シナジー)は、シナジーマーケティング株式会社が提供するクラウド型CRMシステムで、特にメール配信機能は分析性に優れています。
開封率やクリック率を自動で計測し、ABテストやステップメールを通じて施策の精度向上が可能です。配信結果は一覧やプレビューで直感的に確認でき、レポートもワンクリックで出力できます。
HTMLメールも専門知識不要で作成できるエディタを備えており、デザイナーがいなくても画像付きのインパクトあるメールを簡単に制作可能。さらに、作成したメールはレスポンシブデザインに対応しており、どのデバイスでも見やすく表示されます。配信時間帯の調整や送信制御など、日本企業の運用に配慮された設計も特長で、分析重視の企業に最適なCRM連携型メール配信を実現します。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ブラストメール
ブラストメール(blastmail)は、株式会社ラクスライトクラウドが提供するメール配信システムで、導入実績は25,000社を超えています。
豊富なテンプレートと専用のHTMLエディタにより、HTMLやデザインの知識がなくても誰でも簡単にレスポンシブ対応のメールを作成でき、スマートフォンなどの端末でも美しく表示されます。
配信リストの管理から効果測定までの流れもシンプルに設計されており、業務効率の向上にもつながります。さらに、独自開発の配信基盤による高速かつ高到達率の配信、迷惑メール対策、そして丁寧なサポート体制も大きな強みです。
主な機能
メール配信システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったメール配信システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
メール配信システムの選び方
スマホ対応の機能やサービスを比較したあとは、「自社にとって使いやすいか」「予算に合うか」といった選び方も重要です。ここでは、操作性や価格、機能面などから、導入前に確認すべきポイントを整理します。
- 誰でも使いやすいUIやサポート体制で選ぶ
- 無料プランや低価格の料金体系から選ぶ
- 効果測定やレポート機能が充実したツールを選ぶ
- 自動化や柔軟な配信設定で選ぶ
誰でも使いやすいUIやサポート体制で選ぶ
どれほど高機能なメール配信システムであっても、実際の業務現場で使いこなせなければ意味がありません。特に他業務と兼任してメール配信を担当するスタッフや、ITに不慣れな人が多い企業では、操作性の分かりやすさとサポートの有無が導入後の活用度を左右します。
画面が見やすいか、テンプレート作成が簡単か、万が一のトラブル発生時に迅速な対応が受けられるかは、無料トライアル中にしっかりチェックしましょう。システム導入前にスペックだけでなく、実際の運用時に現場になじみやすいかを確認しておくと、定着率を高めることにつながります。
無料プランや低価格の料金体系から選ぶ
費用を抑えてメール配信を始めたい場合、無料や低価格帯プランの有無は重要な比較要素となります。月額料金2,000~5,000円程度が費用相場の低価格プランでは、必要最低限の機能に絞られたシンプルな構成が一般的。
| 製品例 | 料金 | 配信数・アドレス数の特徴 |
|---|---|---|
| WiLL Mail | 4,000円(税抜)〜 | 配信数:配信数ごとに料金が変動 アドレス数:要問合せ |
| blastmail | 4,000円(税抜)〜 | 配信数:無制限 アドレス数:5,000件〜 |
| SendGrid | 3,000円(税抜)〜 | 配信数:5万通 アドレス数:不明 |
| Cuenote FC | 5,000円〜 | 配信数:無制限 アドレス数:2,000件 |
ただし、「配信回数は無制限」とされていても、登録可能なアドレス数に制限があることも珍しくありません。逆に、配信数に上限が設けられていても、アドレス数の上限が比較的ゆるやかなプランも存在します。
さらに、段階的に課金されるタイプもあるため、自社の配信スタイルに合った条件を見極めておくことが、無理のない運用につながります。まずは無料プランを利用して、自社に合ったサービスかどうかを見定めるのも有効です。小規模な配信やテスト運用に最適です。
メールマーケティング・エバンジェリスト
安藤 健作のコメント
メール配信システムは比較的乗り換えやすいので、最初の選択にこだわりすぎず、状況に応じて柔軟に見直すことをおすすめします。
効果測定やレポート機能が充実したツールを選ぶ
メールを配信するだけでは、成果は測れません。施策の改善を考えるなら、配信後の数値データを正確に可視化できる分析機能が重要です。開封率・クリック率などの基本的な指標に加え、件名や配信タイミングを比較できるA/Bテスト機能があると、より効果的な改善につながります。
「どこまで詳細な数値が取得できるか」「視覚的に分かりやすいグラフ表示があるか」のポイントは、PDCAサイクルを回す際の判断材料です。数値に基づいた配信改善を行いたい企業は、レポートの見やすさや分析の粒度に注目しましょう。
メールマーケティング・エバンジェリスト
安藤 健作のコメント
また、メールのコンテンツ内にクリック箇所が複数ある場合、それぞれのクリック数が見えないシステムだと、どこがクリックされたのか分からず施策の評価が難しくなります。そのため、リンクごとのクリック数が見られるかも確認するとよいでしょう。
自動化や柔軟な配信設定で選ぶ
配信作業に時間や手間がかかっている企業にとっては、自動化機能の有無が大きなカギ。例えば、ユーザーの行動や指定スケジュールに基づいて段階的に送信できるステップメール機能は、作業負担の軽減に直結します。
また、セグメントごとのターゲティング配信や、特定のアクションに反応して送信されるトリガーメールなど、柔軟な条件設定ができるシステムであれば、より細やかなコミュニケーションが可能です。自社の運用フローに合った自動化機能が備わっているかを事前に確認し、効率的なメール運用につなげましょう。
メールマーケティング・エバンジェリスト
安藤 健作のコメント
この機能があれば、読者は必要な情報だけを受け取れるようになり、配信側はリスト維持につながります。読者と配信側の双方にメリットがあるため、ツール選定でぜひ確認しましょう。
まとめ:スマホに最適化されたメールで、読まれる・伝わる配信を実現しよう
スマートフォンでの閲覧を前提としたメール配信は、開封率やクリック率の向上だけでなく、ユーザーの離脱を防ぎ、伝えたい情報をしっかり届けるうえでも重要なポイント。レスポンシブ対応のメールをスムーズに作成できるシステムを選ぶことで、コンテンツの見やすさやブランドイメージの統一にもつながります。
また、使いやすさやサポート体制、料金体系、効果測定機能などを総合的に確認することで、運用面でのストレスも軽減され、継続的な改善が可能になります。ぜひ本記事で紹介したツールや選び方の視点を参考に、自社に最適なメール配信システムを見つけて、より成果につながる配信環境を整えていきましょう。
メール配信システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったメール配信システム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
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メールマーケティング・エバンジェリスト
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