勤怠管理システムおすすめ10選!PRONIアイミツが徹底比較
PRONIアイミツSaaS(当社)が実施した1,000名を対象としたアンケート調査の結果、利用率が最も高かった勤怠管理システムは「ジョブカン勤怠管理(17.9%)」でした。また、システムを乗り換える理由として最も多かったのは「機能不足(27.7%)」であり、導入後のミスマッチに悩む企業が少なくない現状が浮き彫りになりました。
本記事ではこうした失敗を防ぐため、給与計算・勤怠管理のプロである古谷 功介氏(リタクラウド株式会社 執行役員)監修のもと、自社に合ったシステムの選び方を徹底解説します。
当記事の要点
- アンケート調査の結果:回答者の利用率トップは「ジョブカン勤怠管理(17.9%)」
- 独自データ分析:2025年5月~9月の当社への問い合わせデータから、直近のトレンド(打刻方法や機能需要)を解説
- プロによる監修:労務の専門家が、失敗しないシステムの選び方についてコメント
本記事では、独自調査に基づいた最新の市場動向や比較時に重視すべきポイント、実績豊富なおすすめシステムを詳しく解説します。自社に最適なシステム選びの参考にしてください。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において …続きを見る
リタクラウド株式会社 執行役員。これまで外国人人材紹介事業の新規立ち上げなどに参画。現在ではリタクラウド社会保険労務士法人において顧問先100社以上の給与計算・入退社手続き・労務相談等の責任者として従事。常に顧客目線で考え、分かりやすい説明に定評がある。 リタクラウド株式会社 執行役員 / リタクラウド社会保険労務士法人
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 【独自アンケート調査】シェアが高い人気の勤怠管理システム
- 勤怠管理システムの選び方・比較ポイント
- PRONIアイミツ厳選おすすめ勤怠管理システム比較表
- PRONIアイミツ厳選おすすめの勤怠管理システム10選
- 勤怠管理システムとは
- タイムカードと比較した勤怠管理システムのメリット
- まとめ:勤怠管理システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
- よくある質問
【独自アンケート調査】シェアが高い人気の勤怠管理システム
PRONIアイミツSaaS(当社)は、勤怠管理システムを導入・利用している担当者1,000名を対象に独自アンケート調査を実施しました。調査の結果、利用率が最も高かったのは「ジョブカン勤怠管理」で、全体の17.9%(179名)を占める結果となりました。
【利用が多い勤怠管理システム上位】
- ジョブカン勤怠管理:17.9%(179名)
- マネーフォワード クラウド勤怠:10.7%(107名)
- 楽楽勤怠:10.0%(100名)
次いで、マネーフォワードクラウド勤怠は10.7%、楽々勤怠が10.0%、KING OF TIMEが8.9%と続きました。勤怠管理システムのシェアはかなり分散しており、その他にかなり多数のツールが含まれています。中小企業(従業員数300人以下)や大規模企業(従業員数1,000人以上)ごとに結果が若干異なりました。
勤怠管理システムを乗り換える理由
独自アンケート調査では、勤怠管理システムを乗り換えで利用しているユーザーに「乗り換え理由」についても質問しました。一番回答が多かった理由は「機能が不足していた(27.7%)」で、次いで「自社の働き方に合わなくなった(24.9%)」が続きました。
選ぶ際は価格を重視するユーザーが多いためか、乗り換えでは「コストの高さ(18.9%)」を不満に考えるユーザーは、それほど多くない様子でした。このことから、勤怠管理システムを選ぶには、『自社の働き方に合っているか』という視点が重要であることが分かります。
勤怠管理システムの選び方・比較ポイント
勤怠管理システムは数が多く、「選ぶのが難しい」「候補を絞るのも一苦労」と感じる担当者もいるでしょう。ここでは、PRONIアイミツSaaS(当社)で2025年5月~9月にかけて、勤怠管理システムを問い合わせたユーザーデータを参照しながら、比較のポイントを解説します。
勤怠管理システムの比較ポイント
PRONIアイミツの「勤怠管理システムランキング」では、さまざまな条件で最新の勤怠管理システムを比較できます。条件を絞り込んで探したい方はご参照ください。
打刻方法(タブレット・スマホアプリやPCなど)で選ぶ
勤怠管理システムを選ぶ際は、自社にとって使いやすい打刻方法に対応しているかが重要です。勤怠管理システムの打刻方法としては、下記の方法があります。
- パソコン
- スマートフォン
- タブレット
- 生体認証(顔認証、指紋認証)
- GPS
業種別の導入したい打刻方法「モバイル打刻」「PC・Web打刻」が人気
PRONIアイミツSaaS(当社)で、勤怠管理システムを問い合わせたユーザーデータを見ていきます。導入したい打刻方法を尋ねたところ、モバイル打刻とPC・Web打刻が人気でした。ただ業種によって、若干傾向が異なります。
現場勤怠が中心の建設・工事業では、モバイル打刻を希望する割合が最も高くなりました。場所を問わず打刻が必要な働き方をする場合、需要が高いようです。また、製造業やサービス業では、静脈認証を希望する割合が他業種と比べ、わずかに高くなっています。誰がどこで出入したかが重要になるため、生体認証打刻の需要がややあるようです。
関連記事:スマホアプリ対応の勤怠管理システム
関連記事:タブレット・iPad対応の勤怠管理システム
変形労働時間制やフレックス制に対応したシステムを選ぶ
自社の働き方に対応していないシステムを導入してしまうと、効率的な勤怠管理が行えなくなってしまいます。PRONIアイミツSaaS(当社)で勤怠管理システムを問い合わせたユーザーの勤務形態を見ると、固定時間制が多いものの、変形労働時間制が45.8%、フレックスタイム制も8.3%と、さまざまな勤務形態を取っていることが伺えました。
勤怠管理システムによっては対応していない勤務形態もあるため、自社の勤務形態に対応したツールを選ぶことが大切です。将来的にフレックスタイム制を導入する予定かなども考え、予め対応しているツールを選んでおくと安心でしょう。
関連記事:変形労働時間制に対応した勤怠管理システム
関連記事:フレックスタイム制に対応した勤怠管理システム
自社システムとの連携性や連携できるツール数で選ぶ
勤怠管理システムは、ほかの業務システムと連携可能ですが、連携できるシステムの種類は製品によって異なります。したがって、「既存システムと連携できるか」を確かめてから導入する必要があります。
勤怠管理システムと給与計算ソフトを連携することで、従業員の労働時間の集計から給与の計算までを自動化でき、勤怠管理業務だけではなくバックオフィス業務の全体の効率化が実現します。すでに給与計算ソフトを使っている企業では、そのソフトと連携できる勤怠管理システムを探しましょう。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント
関連記事:給与計算まで一括対応した勤怠管理システム
従業員にとっての使いやすさ・操作性で選ぶ
「使いやすい勤怠管理システムか」という観点は、システムを選ぶうえでとても大切なポイントです。打刻画面に遷移するのに時間がかかったり、操作をするのが難しかったりするシステムは、従業員に「使いにくい」と思われてしまいます。
せっかくお金をかけて勤怠管理システムを導入しても、なかなか社内に浸透していかなければ、いつまで経っても効率的な勤怠管理が実現しません。無料トライアル期間に従業員に実際にシステムを使ってもらい、「使いやすい」という意見がより多かった勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
予算に合った費用感のシステムを選ぶ
勤怠管理システムを選ぶ際は、費用感の違いをしっかりと把握しておきましょう。導入形態(クラウド型・パッケージ型)によって費用相場やランニングコストの計算が変わってきます。
| 導入形態 | 初期費用 | ランニングコスト |
|---|---|---|
| クラウド型 | 3万~50万円 | 1人あたり100~500円の月額料金 |
| パッケージ型 (オンプレミス) |
30万~100万円 | 数万円ほどの保守費用 |
パッケージ型は買い切り型で、初期費用のみ必要という製品も少なくありません。クラウド型は月額課金制で利用人数ごとに料金がかかる仕組みです。パッケージ型の費用相場は、初期費用が30万〜100万円、ランニングコストは数万円程度の保守費用やサーバー費用などです。クラウド型は、初期費用が3万〜50万円、月額費用は1ユーザーあたり100〜500円程度となっています。
関連記事:勤怠管理システムの費用相場
以上、勤怠管理システムの選び方を解説しました。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、以下のボタンからいくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断(無料)ができます。ぜひ一度お試しください。
PRONIアイミツ厳選おすすめ勤怠管理システム比較表
ここからは実際に、PRONIアイミツが厳選した勤怠管理システムの初期費用・月額料金、導入実績や機能を比較します。以下の比較表をご覧ください。
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料金
月200円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月300円/ユーザー
初期費用 要問合せ |
料金
月300円/ユーザー
初期費用 0円 |
料金
月100円/ユーザー
初期費用 0円
(他1プラン)
|
料金
月2,200円
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月400円/ユーザー
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月30,000円~
初期費用 100,000円 |
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
|
PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
|
PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
|
PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
|
PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
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PC打刻・Web打刻
モバイル打刻(スマートフォン打刻)
フレックスタイム制への対応
変形労働時間制への対応
|
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導入実績社数 120,000社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 65,000社 4,200,000人以上 2025年10月時点 |
導入実績社数 有料ユーザー31万社(freeeプロダクト全体) |
導入実績社数 累計100,000社 |
導入実績社数 167,000事業所 |
導入実績社数 18,000社(シリーズ累計) |
導入実績社数 20,000社以上(シリーズ累計) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
ジョブカン勤怠では即日でアカウント発行でき、30日間はすべての機能を無料で使えます。メール・チャット・電話の各種サポートや有料での初期設定代行など、導入や導入後の運用サポートも充実しているため、初めて勤怠管理システムを導入する場合も安心です。
また、マネーフォワード クラウド勤怠は出退勤管理機能や自動集計機能、シフト管理機能、有給休暇管理機能、ワークフロー機能などを搭載。スマートフォン一つで勤怠管理はもちろん、残業や休暇の申請・承認まで完結できます。
他社と比較したおすすめポイントが、さまざまな打刻方法に対応している点です。一般的な打刻方法に対応しているほか、温度検知システムやアルコールチェッカーと連携した打刻も可能です。またKING OF TIMEは勤怠管理機能が充実しているため、変形労働やフレックスタイム制にも対応できます。
ハーモス勤怠ではどこからでも打刻ができ、拠点別の打刻情報も取得できます。拠点ごとに勤務日数や勤務時間を自動集計することも可能なため、多拠点での勤怠管理におすすめです。
機能は充実しており、勤怠管理からシフト管理、給与計算、年末調整までを一元化したい企業に適しています。
また、ジンジャー勤怠はマルチデバイスにも対応している点も魅力で、パソコンやスマホ、タブレットでの打刻はもちろん、チャットツール、Apple Watch、Google home、GPSでの打刻にも対応しています。企業の働き方に合った打刻方法を選択できるでしょう。システムの導入から運用にいたるまで、担当のサポートスタッフが親切丁寧に伴走してくれる点も安心です。
TimePro-VGでは、PCやスマホだけでなく、アマノ製のタイムレコーダーやセキュリティゲートとの高度な連携が可能です。また、36協定の遵守状況をリアルタイムで可視化し、超過労働のリスクがある従業員や部署へ自動でアラートを通知するなど、コンプライアンス遵守を強力にサポートする機能が充実しています。
Universal 勤次郎では、労働時間と健康データを掛け合わせて分析することで、メンタルヘルス不調や過重労働のリスクを早期に発見できます。日々の打刻画面でバイタルデータ(体調や気分)を入力させる機能もあり、労務管理の効率化と同時に、従業員が長く健康に働ける環境づくりを目指す企業におすすめです。
楽楽勤怠では、ICカードやPC、スマホなど多様な打刻方法に対応しており、出退勤データはリアルタイムで自動集計されます。また、残業時間や有給休暇の取得状況を可視化し、36協定の上限に近づくと本人や管理者にアラートを通知する機能も備えているため、法令を遵守した適切な労務管理を効率よく実現できます。
主要製品の多くは初期費用なしで導入できます。月額料金を比較すると、1ユーザーあたり100円~400円ほどです。「ジョブカン勤怠管理」や「KING OF TIME」などの人気の勤怠管理システムでも、初期費用は無料、月額料金は1ユーザーあたり300円以下の低コストで利用できます。
さらに、多くの製品で無料トライアル期間が設定されています。無料トライアル期間の目安は1ヶ月〜2ヶ月間です。本導入を円滑にするため、トライアル期間中に画面の可読性や操作感を確認しておきましょう。
PRONIアイミツ厳選おすすめの勤怠管理システム10選
PRONIアイミツが最新比較した、おすすめの勤怠管理システム10製品を紹介します。導入実績や利用しやすい料金体系か、さまざまな勤務形態に対応できるかなどの基準で選出しました。
人気の高いおすすめの勤怠管理システム10選
勤怠管理システムと一口に言っても製品ごとに特徴が違い、企業規模や業務形態、働き方によっても選ぶべき製品は変わります。自社に合ったシステム選びの参考にしてください。
ジョブカン勤怠は、クラウドサービス事業を手掛ける株式会社DONUTSが開発・運営する勤怠管理システムです。さまざまな打刻方法を用意している点がおすすめ理由で、パソコン、スマートフォン、ICカード、GPSのほか、LINEやビジネスチャットツールでの打刻も可能です。
ジョブカン勤怠では即日でアカウント発行でき、30日間はすべての機能を無料で使えます。メール・チャット・電話の各種サポートや有料での初期設定代行など、導入や導入後の運用サポートも充実しているため、初めて勤怠管理システムを導入する場合も安心です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
マネーフォワード クラウド勤怠は、法人向けSaaSや個人向け資産管理サービスなどで知られるマネーフォワードが提供する勤怠管理システムです。直感的な操作性が特徴で、タイムカードからシステムに切り替える企業にとっても使いやすく、おすすめの勤怠管理システムです。
また、マネーフォワード クラウド勤怠は出退勤管理機能や自動集計機能、シフト管理機能、有給休暇管理機能、ワークフロー機能などを搭載。スマートフォン一つで勤怠管理はもちろん、残業や休暇の申請・承認まで完結できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
KING OF TIME(キングオブタイム)は、クラウドサービスの開発・運営を行うヒューマンテクノロジーズが手掛ける勤怠管理システムです。業界トップクラスの導入シェアを誇り、ユーザー数は380万人以上に上ります。
他社と比較したおすすめポイントが、さまざまな打刻方法に対応している点です。一般的な打刻方法に対応しているほか、温度検知システムやアルコールチェッカーと連携した打刻も可能です。またKING OF TIMEは勤怠管理機能が充実しているため、変形労働やフレックスタイム制にも対応できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
freee勤怠管理Plus
freee勤怠管理Plusは、クラウド型の会計システムの運営で知られるfreeeが開発した勤怠管理システム。中小企業や個人事業主向けに開発されたシステムで、誰でも使いこなせる操作性がおすすめのポイントです。シンプルで直感的に使い方がわかる操作画面のため、勤怠管理システムに不慣れな人も簡単に使いこなせるでしょう。
主な機能
ハーモス勤怠(HRMOS勤怠)は、転職サイトや人財活用システムの運営などで知られるビズリーチが提供する勤怠管理システムです。PC・スマホ・タブレットに加え、ICカードやQRコード、チャットツールでの打刻にも対応しており、幅広い方法を選べるのが魅力です。
ハーモス勤怠ではどこからでも打刻ができ、拠点別の打刻情報も取得できます。拠点ごとに勤務日数や勤務時間を自動集計することも可能なため、多拠点での勤怠管理におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
タイムカードは、クラウドPOSレジシステムやキャッシュレス決済サービスを展開するスマレジが開発した勤怠管理システムです。導入ハードルの低さがおすすめの理由で、10人までの利用であれば月額利用料は無料。
機能は充実しており、勤怠管理からシフト管理、給与計算、年末調整までを一元化したい企業に適しています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ジンジャー勤怠は、クラウド型システムの開発などを手がけるjinjerが提供する勤怠管理システムです。
他社と比較したおすすめポイントは、誰にでも使えるシンプルな操作画面。システムやパソコンの操作に慣れていない人でも直感的に使える操作画面にこだわって開発されています。
また、ジンジャー勤怠はマルチデバイスにも対応している点も魅力で、パソコンやスマホ、タブレットでの打刻はもちろん、チャットツール、Apple Watch、Google home、GPSでの打刻にも対応しています。企業の働き方に合った打刻方法を選択できるでしょう。システムの導入から運用にいたるまで、担当のサポートスタッフが親切丁寧に伴走してくれる点も安心です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
TimePro-VG
TimePro-VG(タイムプロ・ブイジー)は、タイムレコーダーで国内トップシェアを誇るアマノ株式会社が提供する、中堅・大企業向けの勤怠管理システムです。90年以上にわたる実績とノウハウが凝縮されており、大規模組織特有の複雑な就業規則や、グループ会社ごとの異なる運用ルールにも柔軟に対応できる点が最大の特徴です。
TimePro-VGでは、PCやスマホだけでなく、アマノ製のタイムレコーダーやセキュリティゲートとの高度な連携が可能です。また、36協定の遵守状況をリアルタイムで可視化し、超過労働のリスクがある従業員や部署へ自動でアラートを通知するなど、コンプライアンス遵守を強力にサポートする機能が充実しています。
主な機能
Universal 勤次郎は、勤怠管理と健康管理を統合した「健康経営」の実現を強みとする勤怠管理システムです。出退勤の管理だけでなく、従業員の健康診断データやストレスチェックの結果を一元管理できるのが大きな魅力です。
Universal 勤次郎では、労働時間と健康データを掛け合わせて分析することで、メンタルヘルス不調や過重労働のリスクを早期に発見できます。日々の打刻画面でバイタルデータ(体調や気分)を入力させる機能もあり、労務管理の効率化と同時に、従業員が長く健康に働ける環境づくりを目指す企業におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
楽楽勤怠
楽楽勤怠は、経費精算システム「楽楽精算」などで圧倒的な実績を持つ株式会社ラクスが提供するクラウド型勤怠管理システムです。「ITに詳しくない人でも直感的に使える」をコンセプトに設計されており、マニュアルを見なくても操作できるほどの分かりやすい画面構成が、幅広い業種の企業から支持されている理由です。
楽楽勤怠では、ICカードやPC、スマホなど多様な打刻方法に対応しており、出退勤データはリアルタイムで自動集計されます。また、残業時間や有給休暇の取得状況を可視化し、36協定の上限に近づくと本人や管理者にアラートを通知する機能も備えているため、法令を遵守した適切な労務管理を効率よく実現できます。
主な機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめの勤怠管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、勤怠管理システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
勤怠管理システムとは
勤怠管理システムとは、従業員の出退勤時間の記録・管理ができるシステムです。出退勤時間の打刻はもちろん、残業や各種休暇の申請、シフト作成、労働時間や残業時間の集計などが一つのシステムで完結できます。
勤怠管理システムは、自社のサーバーや通信回線にインフラを構築するオンプレミス型とオンライン上のサーバーで情報を管理するクラウド型の2種類に分かれます。クラウド型は、インターネット環境とパソコンやスマートフォンなどのデバイスさえあればどこからでも出退勤の打刻や各種申請が可能。テレワークや直行直帰が多い職場では、クラウド型の勤怠管理システムが適しています。
実際に、テレワークなどの多様な働き方に対応するため、多くの企業で勤怠管理システムの導入が進んでいます。2021年に総務省が公表した調査によると、2020年度に勤怠管理ソリューションを導入済みの企業は29.6%(2019年度より1.6ポイント上昇)。Slackなどのコミュニケーションツール、Google Workspaceなどのグループウェア、オンライン会議システム、電子契約システムなどに次いで、勤怠管理システムは企業DXの有効な手段と認識されています。
勤怠管理システムの種類
勤怠管理システムは、どのような機能が使えるかという観点でタイムレコーダー型・多機能型・業務連携型の3種類に分けられます。以下、それぞれの特徴やメリットをご確認ください。
| 勤怠管理システムのタイプ | 特徴 |
|---|---|
| タイムレコーダー型 | ・打刻機能に特化 ・シンプルな設計で使いやすく、価格も安い |
| 多機能型 | ・打刻機能のほかさまざまな機能を搭載 ・主な機能は、自動集計機能、アラート機能、シフト管理機能、ワークフロー機能など |
| 業務連携型 | ・給与計算ソフトや会計ソフトなどを連携可能 ・バックオフィス業務全体の効率化に役立つ |
3種類のうち、最もシンプルなのがタイムレコーダー型で、勤怠管理システムのアプリをインストールすることで、スマートフォンやタブレットがタイムカード代わりになるというものです。多機能型は、打刻機能のほか、自動集計機能、アラート機能、シフト管理機能、ワークフロー機能など多彩な機能を搭載した勤怠管理システムです。
業務連携型は、給与計算ソフトや会計ソフトなど、ほかの業務システムを連携可能な勤怠管理システムのことで、バックオフィス全体の業務効率化に役立ちます。自社の業務にどこまでの機能が必要かを確認したうえで、勤怠管理システムを選ぶのがおすすめです。
タイムカードと比較した勤怠管理システムのメリット
タイムカードと比較した時の勤怠管理システムのメリットは、打刻方法が多彩な点にあります。 タイムカードの場合はタイムカードが設置されている会社や事業所でしか打刻できませんが、勤怠管理システムはパソコン・スマートフォン・タブレット・ICカードなどさまざまな打刻方法に対応しており、外出先や自宅などあらゆる場所で打刻可能です。スマートフォンやタブレットのGPS機能を活用した打刻方法や生体認証打刻を用いれば、なりすましや不正打刻を防止することも可能。テレワークや現場仕事など多様な働き方に対応できます。
| 比較項目 | タイムカード | 勤怠管理システム |
|---|---|---|
| 打刻方法 | タイムカード | パソコン・スマートフォン・タブレット・ICカード・GPS打刻・生体認証打刻 |
| 打刻できる場所 | タイムカードのある場所(会社や事業所)に限定される | インターネット環境とデバイスさえあればどこからでも打刻可能(クラウド型の場合) |
| 集計方法 | エクセルなどを使った手作業の集計 | 自動集計 |
また、勤怠管理を効率化できる点もシステム化のメリット。タイムカードでの勤怠管理の場合、毎月、従業員の労働時間を担当者が手作業で集計しなければなりませんでした。勤怠管理システムは労働時間を自動集計してくれるため、勤怠管理業務を大幅に効率化できます。
給与計算・勤怠管理・労務相談のプロ
古谷 功介のコメント
関連記事:勤怠管理システムとは?メリット・デメリットや導入事例を解説
まとめ:勤怠管理システム選びに迷ったらPRONIアイミツへ
勤怠管理システムでは、従業員の勤怠状況をリアルタイムに把握でき、紙やエクセルでの勤怠管理では難しかった月の途中での労働時間や残業時間も即座に把握できるようになります。また、労働時間や残業時間はシステムが自動集計してくれるため、担当者が労働時間をタイムカードからエクセルに転記したり、集計したりといった手間を削減できます。勤怠管理システムの導入により、バックオフィス業務は大幅に効率化するでしょう。
とはいえ、勤怠管理システムは製品数が多いため、「自社に最適なシステムを1つに絞り切れない」という担当者もいるでしょう。迷う場合は複数社から見積を取り、条件を比較しましょう。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った勤怠管理システムが分かる診断を用意しています。ぜひ一度お試しください。
よくある質問
勤怠管理ソフトの基本機能は何?
勤怠管理システムの機能は製品によって異なりますが、どの製品にも搭載されている基本機能は打刻機能(出退勤の時間を打刻し、記録しておける機能)です。また、多くの勤怠管理システムに搭載されているのが、労働時間の自動集計機能です。自動集計機能により、労働時間の集計を手作業で行う必要がなくなり業務効率化を図れます。そのほか、次のような機能も搭載されています。
- ワークフロー機能(残業や休暇の申請、承認ができる機能)
- アラート機能(設定した残業時間の上限に近づくとアラートで通知する機能)
- シフト作成機能(従業員の希望や必要人員に合わせてシフト表を自動作成する機能)
無料で使えるクラウド型の勤怠管理ソフトはある?
無料で使えるクラウド型の勤怠管理ソフトとしては、「フリーウェイタイムレコーダー」「スマレジ・タイムカード」などがあり、費用をかけずに勤怠管理を行いたい場合におすすめです。ただし、無料の勤怠管理ソフトは、労働時間の自動集計機能がない・利用人数が制限される点がデメリット。無料の勤怠管理ソフトの利用上限人数は10人程となっており、従業員数が多い企業には有料版の勤怠管理ソフトがおすすめです。
→無料で使える勤怠管理システムを紹介する記事はこちら
中小企業におすすめの勤怠管理ソフトは?
中小企業におすすめなのは、ランニングコストが安い勤怠管理ソフトです。たとえば「ジョブカン勤怠管理」「AKASHI(アカシ)」「freee人事労務」は1ユーザーあたりの利用料金が他社と比較して安いためおすすめです。
多くの従業員を管理し、複雑な就業形態に対応する必要のある大企業の場合、コストよりも機能を重視して勤怠管理システムを選ぶ必要があります。しかし、大企業ほど勤怠管理が複雑ではない中小企業は、機能面よりもコストの安さを重視して勤怠管理ソフトを選ぶのがおすすめです。
→中小企業向け勤怠管理システムのおすすめ解説はこちら
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