【2025年最新】Create!Webフローの評判と実態
2020年に入り全国的にテレワークが推進され、従来オフィス通勤が常識となっていた会社でも在宅勤務を導入しています。しかしいざ在宅で働こうにも、稟議書が紙文書だと管理者は決裁のために出社をしなければなりません。その非効率さは社会問題とさえなっています。そんな中で注目を集めているのがワークフローシステムです。
そこで今回は、数あるワークフローシステムの中でも特に注目を集める「Create!Webフロー」に注目。その評判と実態を掘り下げ、解説していきます。
- <総評>Create!Webフローは紙イメージをそのまま電子化したサービス
- Create!Webフローの7つのメリット
- 徹底調査で分かったCreate!Webフローを使うべき人・会社
- Create!Webフローの料金プラン
- Create!Webフローの導入実績・効果
- まずはCreate!Webフローの見積もりを
- まとめ
<総評>Create!Webフローは紙イメージをそのまま電子化したサービス
出典:Create!Webフロー https://www.createwebflow.jp/
Create!Webフローは東京都新宿区に本社を構えるインフォテックが提供するワークフローシステムです。2004年の発売以来今年で16年周年を迎え、紙の申請用紙をそのままに電子化できる画期的なワークフローシステムとして人気を集めています。
操作は簡単で申請書のデザインは自由、紙に記入する感覚で直感的に入力できるので、システム移行もスムーズです。ワークフローシステムの利用が初めての会社には大変おすすめでしょう。
他のワークフローシステムと比べるとどうなのか
現在ワークフローシステム市場ではさまざまな製品がリリースされています。いささか飽和状態にあるほどで、選択肢に事欠くことはありません。数あるワークフローシステムの中でもCreate!Webフローは実績面で高い評価を得ており、過去には「ITトレンド年間ランキング パッケージソフト部門」で5年連続1位に輝いています。
また、運営会社であるインフォテックは経済産業省および中小企業庁のスマートSMEサポーター認定を受けるなど、官公庁からもお墨付きを受けるほど品質面で定評があります。
Create!Webフローの7つのメリット
ここからはCreate!Webフローを導入する7つのメリットをご紹介します。
リーズナブルな料金設定
Create!Webフローはリーズナブルな料金設定で高い支持を獲得しています。
Create!Webフローのサービスはクラウド型とパッケージ型の2つ。クラウド型なら1ユーザーあたり月額500円で利用できるほか、初期費用は無料なので、システム導入の費用を抑えたい場合にもおすすめです。最低利用人数の縛りもないことから、少人数の会社でも利用しやすいでしょう。
パッケージ型も価格は良心的で、料金体系は明確。利用人数が増えるごとに料金はお得になるため、大企業で長期利用をお考えの方にはぴったりでしょう。
操作性が高くすぐに使い方が分かる
Create!Webフローは、操作性が高くすぐに使い方が分かる点でも人気があります。一覧から申請種類を選んで必要事項を入力、申請ボタンを押せば作業完了。申請書のデザインは自由自在で、従来の紙文書と同じデザインに仕上げることも可能です。システム移行をスムーズに行いたい方には最適でしょう。
マニュアルを見なくても直感的に操作方法を理解できるので、一目でサクサク作業ができます。電子決裁の後はPDFで自動保管されるので、書類管理の手間もありません。
細やかな承認ルートの設定ができる
Create!Webフローは承認ルートを細かく設定できるため、複雑な決済フローであっても柔軟に対応可能です。組織階層と役割権限にてルート設定ができるので、個人だけでなく所属部署、役職でも指定できます。
また、条件分岐により承認者を自動設定できることから、内容次第でいちいち承認者を指定する必要はありません。
進捗状況も確認できるので処理状況も一目瞭然。抜け漏れ等のミスも防げます。決裁状況の可視化により内部統制も強化できるでしょう。
UIが分かりやすくスマートフォン最適化も実現
Create!WebフローはUIも分かりやすく、直感的に操作できるワークフローシステムです。特にスマートフォンでの使いやすさを追求しており、スマホ最適化された画面は小さくても快適に操作することができます。
案件リストは文字も大きく見やすいので、やるべきこともすぐに把握可能。承認フォームは紙イメージのままであるため、直感的な操作ができるでしょう。添付・コメントの確認もでるほか、承認後のルート表示も明確です。出張先・外出先での作業では強い味方となることは間違いないでしょう。
グループウェアや各種システムと連携できる
Create!Webフローはグループウェアや各種システムと連携という点でも秀逸です。シングルサインオン機能を搭載しており、連携グループウェア使用時はCreate!Webフローにログイン認証せずシームレスにつながります。またポータルサイトとの連携によりワークフローシステムをポータル画面に表示させることも可能です。
またサイボウズ グループウェアとの相性も抜群ですので同製品をお使いの方にはおすすめです。そのほか外部システムとのデータ連携もできるので、入力の二度手間を省き業務効率UPをサポートします。
クラウド型とパッケージ型の2種類から選択可
Create!Webフローはクラウド型とパッケージ型の2種類あることは既にお伝えしましたが、それぞれに特徴があり、会社の規模感や専門性、ニーズ、予算によって適した方を任意で選べます。
クラウド型は導入費用は0円で月額費用も利用人数分だけなので、低コストに少人数から導入したい方には適しているでしょう。また保守・運用はベンダーが行うので、IT技術者のいない会社でも安心して利用可能です。
一方パッケージ型は導入時の費用はかかりますが、ひとたびシステム構築ができれば月額費用はかかりません。ランニングコストを考慮すれば、長期利用の場合におすすめです。
ワークフロー構築相談会で課題解決をサポート
Create!Webフローは、保守ユーザー限定でワークフロー構築相談会を実施。希望者を対象に、技術担当が業務構築やバージョンアップに関する相談に乗っています。
所用時間は2時間程度で日程は任意。参加費は無料ですが定員は2名までなので、しっかり話を聞いて課題解決をしたい方には適しています。
徹底調査で分かったCreate!Webフローを使うべき人・会社
ここからは、Create!Webフローをおすすめしたい人・会社についてご紹介していきます。
直感的な操作性を重視する方
Create!Webフローは、直感的に使い方が分かるワークフローシステムです。一覧から目的の書類を選んで必要事項を記入したあとは申請・承認・決裁もボタンを押すだけでOK、初めての方でも迷いなく操作することができます。
申請書はマウスで自由にデザインできるので、従来お使いの紙文書のイメージをそのまま再現可能。紙の申請書に慣れた社員も、スムーズに電子決裁へ移行できるでしょう。電子決裁されたデータは、そのままPDFファイルに出力して保存ができるので管理も簡単です。
誰でも気軽に使えるワークフローシステムをお探しなら、Create!Webフローは非常におすすめといえるでしょう。
外部システムとの連携を重視する方
Create!Webフローは、外部システムとの連携に強いワークフローシステムをお求めの方にも適しています。
申請時には連携した外部システムのデータベースが参照でき、外部システムから申請フォームを表示させることも可能。決裁情報やユーザー情報についてもCSV形式で出力することができます。グループウェアや基幹システムから、ネットワークを介してCreate!Webフローを操作することもできるので、非常に便利といえるでしょう。
そのほか、駅探連携機能により経路検索が可能で交通費の自動入力も可能。経費精算の入力の手間を省けるため、作業コストを減らすことができるでしょう。
サポート体制の充実を期待する方
Create!Webフローは、ベンダーのサポートを期待する方向けに「サポートサービスパック」を提供。システム導入から運用まで役立つ情報発信やサポートを行っています。
最も手軽で使いやすいオンラインサポートは、専門の技術者が操作方法やトラブル回避術などを丁寧に解説。障害があれば原因調査も行います。また、ユーザーサポートサイトも完備しており、有益な情報を常時提供。アップデート情報・マニュアル閲覧などはメールで送信しています。
サポート特典としては、優待価格でメジャーバージョンアップ行い、マイナーバージョンアップについては無償提供を実施。システム構築で悩みがあれば無料相談会も行っています。
Create!Webフローの料金プラン
Create!Webフローの料金プランについて紹介します。クラウド版とパッケージ版の各料金は下記の通りです。
・クラウド版料金
初期費用:0円
月額料金:500円/1ユーザー
年額料金:5,500円/1ユーザー
※各種オプションプランの料金詳細はHPを参照。利用料金内で安心サポートと万全のセキュリティが保証されます。
・パッケージ版
料金基本ライセンス料:60万円~
追加10ユーザーライセンス:10万円
追加50ユーザーライセンス:30万円
・無料プラン
テレワーク支援:期間限定で2ヶ月無料トライアルを実施中。
※パッケージ版の最低利用は50ユーザーライセンスから。基本料金は50ユーザー増えるごとにライセンス料も増額します。なお、10ユーザー単位で利用人数を増やすことも可能。年間サポートサービスの料金は製品標準価格の15%です。
Create!Webフローの導入実績・効果
ここからは、実際にCreate!Webフローを導入した企業の事例をチェックしていきましょう。
日通商事株式会社
Create!Webフローの導入事例ページ(インフォテック株式会社 https://www.createwebflow.jp/case/nittsushoji/detail.html 参照)によると、日通商事がワークフローシステムを導入した背景は「紙利用の抑制」「業務効率化」の2点が課題だったから。紙文書の使用量は膨大で保管スペースも必要で、管理の手間は大仕事でした。紙文書は場合によって郵送となってしまい、稟議書の回付まで時間がかかりすぎることも問題に。Create!Webフローを選んだのは操作性の高さ、紙イメージを引き継げる、豊富な導入実績などが決め手だったとのことです。
Create!Webフローの導入後は、決裁・保管まで紙の出力が不要となったのでペーパレス化に成功。保管スペースも不要となったので空きスペースは会議室などで再利用しています。
紙文書の郵送などの必要もなくなり、社外からワークフローシステムへのアクセスができることから決裁までの時間も約半分になりました。今では管理者が出張後に大量の申請書類の決裁をする必要もなくなり、業務効率化の課題解決も実現しています。
高田製薬株式会社
Create!Webフローの導入事例ページ(インフォテック株式会社 https://www.createwebflow.jp/case/takata-seiyaku/detail.html 参照)によると、高田製薬がCreate!Webフローを導入したきっかけは、2016年の本社移転。それまで工場内でやり取りが完結していた部門が全て本社に移転をしたことから、業務スピードは低下してしまったのです。
本社と営業所・工場間でコミュニケーションがとれるようさまざまなシステム利用を検討、その一環でワークフローシステムの導入も決定しました。数ある製品からCreate!Webフローを選んだのは、基本機能の装備、導入実績、紙帳票イメージを再現していることや、システム連携の強さが決め手です。
システム導入後は場所を問わず申請・承認作業ができるようになったので、決裁までのスピードは大幅にアップ。進捗状況の把握もできるので業務効率も向上し、承認漏れなどのミスもなくなりました。年間6,000枚以上の紙文書のペーパレス化も実現。今では保管場所に困ることもありません。
みすずホールディングス株式会社
Create!Webフローの導入事例ページ(インフォテック株式会社 https://www.createwebflow.jp/case/misuzuhd/detail.html 参照)によると、みすずホールディングスは、複数の事業持株会社を持つことから、グループ内で共有できるワークフローシステムを探していました。
多くの製品の中からCreate!Webフローに決めたのは高い操作性、フォーム作成・デザインの容易さ、グループウェアとの連携、サポート体制の充実が決め手です。
導入後は申請業務におけるルールの一元化に成功し、イレギュラー処理は減少。出張先からでも作業ができるようになったこと、迅速な処理ができるようになったことは大きな成果です。ペーパレス化によるコスト削減、保管スペースの有効利用も実現しています。
まずはCreate!Webフローの見積もりを
Create!Webフローの体験談を見てきましたが、それぞれの会社で導入後に自社の課題解決を達成できた様子がうかがえます。
より詳しい事例を知りたい場合や、その他の機能についても知りたいという場合には、ぜひ「PRONIアイミツ」から見積もりをとってみてください。
まとめ
本記事では、Create!Webフローを導入するメリットや、導入するべき会社、実際の導入例などをご紹介してきました。Create!Webフローは使いやすくコストパフォーマンスにも優れているので、はじめてワークフローシステムを導入するという場合にもおすすめです。
しかし、Create!Webフロー以外にもワークフローシステムは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、ワークフローシステム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。