社内共有機能つきの名刺管理アプリおすすめ10選を徹底比較【無料あり】
紙の名刺を交換する機会が多い営業担当者は、膨大な名刺の保管・管理に加え、社内での名刺共有や情報活用にも課題を感じているのではないでしょうか。名刺を個人で抱え込んでしまうと、人脈情報をチームで活かせず、営業活動や案件管理の非効率につながります。
本記事では、社内で名刺を共有できる名刺管理アプリを紹介します。無料プランに対応したツールや選び方のポイントもあわせて解説しますので、名刺管理にお悩みの方はぜひ参考にしてください。
- 【比較表】社内共有機能つき名刺管理アプリ
- 社内共有機能つき名刺管理アプリおすすめ8選
- 【無料】社内共有機能つき名刺管理アプリ2選
- 社内共有できる名刺管理アプリの必要性
- 社内共有できる名刺管理アプリのメリット
- 名刺管理アプリの選び方・比較ポイント
- まとめ:名刺管理ソフトの導入で、社内の顧客情報を有効活用しよう
- よくある質問
【比較表】社内共有機能つき名刺管理アプリ
名刺管理アプリの「社内共有」機能とは、個人が受け取った名刺を社内メンバーと共有し、組織全体で活用できるようにする機能です。名刺を連絡先としてだけでなく、社内資産として戦略的に使うことが目的です。本章では、社内共有機能付きの名刺管理アプリを料金・機能・導入実績で比較します。
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月18,000円
初期費用 0円 |
料金
月1,700円/ID
初期費用 0円
(他1プラン)
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料金
月3,000円/ID
初期費用 0円 |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月2,178円
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月990円/1人
初期費用 0円
(他3プラン)
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料金
月600円
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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名刺の共有機能
名刺閲覧権限の設定
同一名刺取得者の検索
名刺情報へのタグ付け機能
名刺情報のCSVエクスポート
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導入実績社数 1万社 |
導入実績社数 5,000社 |
導入実績社数 4,000社超 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 4,500社250万名以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 400万人 |

スマートフォンアプリや専用スキャナーからスキャンした名刺は、AIと手入力を使ってデータ化。その精度は99.9%と非常に高いのが魅力です。
一度データベースに登録された名刺は社内で共有・可視化し、社内の人脈を簡単に検索できます。スマートフォンアプリを利用すれば外出先からもデータにアクセスできるため、アドレス帳に登録していない連絡先も参照可能。
Sansanは、メガバンクなど金融機関にも認められている高精度なセキュリティ対策が整っており、社内共有機能があっても安心して利用できます。

名刺をスマートフォンで撮影(スキャン)するだけで、素早いデータ化が可能。個人で溜め込んでしまっていた名刺データも社内で共有することにより、営業の幅が広がります。
どのデータを共有するかは設定が可能。名刺データリストもcsvファイルでダウンロードできるため、年賀状送付やメール一括配信の際にも大いに役立ちます。料金は基本使用料が月額1万円(税抜)、アカウント料が月額400円×参加ユーザー数(税抜)。基本使用料とアカウント料以外の費用はかかりません。また、個人での「Eight」の利用は無料です。

名刺データスキャンアプリには世界最高クラスの画像補正・OCR(文字認識)機能を搭載。最短5秒で名刺画像をデータ化。名刺のデータ化にスピード感を求める方にはおすすめです。もちろん、多くの名刺をデータ化したい場合はスキャナーの利用も可能です。
スマートフォンからアクセスできるデータベースや、共有範囲を細かく設定できる共有設定、商談情報やタスクを名刺に紐付けることができる簡易SFA(営業支援システム)機能など、充実した機能も魅力のひとつ。最もリーズナブルなスタンダードプランは1IDあたり月額1,700円で、名刺登録枚数は無制限です。

外部オペレーターによる精度99%の文字補正「フルモード」(有料)と自分で修正する「ゼロモード」を用意。フルモードでは1枚の名刺の項目を分け、複数人のオペレーターが入力補正を実施。オペレーターからの情報漏えいリスクに配慮していることがポイントです。
そのほか、自社と相手企業との人脈をマップにして可視化する人脈マップ機能や、メールの一斉送信ができるアルテマメール機能など、営業活動に便利な機能が多く用意されているのも魅力。
初期費用は無料で、1IDあたり月額2,500円〜利用できます。1IDから契約可能なのもメリットでしょう。


使いやすさを重視したサービスでスムーズな操作性が魅力のひとつ。PCはもちろん、スマートフォンでもデータベースにアクセスできます。名刺情報の共有は、部署ごと・ユーザーごとに設定することが可能。「新規営業ビルダー」「misoca」「ZOHO」などのシステムと提携可能なのも嬉しいポイントです。
セキュリティ面では、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)取得のデータセンターにデータ格納しているほか、サイバー攻撃対策も万全。利用料金はユーザー数無制限で、月額1,980円(税抜)です。

名刺データの管理にとどまらず、営業活動で重要な顧客管理までカバーできることが特徴。取り込んだ名刺データに、顧客に関する社内外の情報を紐付けることができます。
項目のカスタマイズやAPIを利用した連携も可能で、自社の営業活動に合わせた利用ができるのも嬉しいポイントです。

「共有名刺帳」機能により、社内のメンバーと手軽に名刺をシェアでき、営業活動やデータ確認などの業務効率を向上させます。また、名刺データを登録している相手から電話がかかってきた場合、名刺情報を表示する機能も。スマートフォンの連絡帳へ未登録の相手からの着信でも、安心して応対できます。
100枚まで名刺共有が可能なベーシックプランでは、初期費用および月額料金が無料です。データ取り込みやグループ機能など、基本的な機能により名刺共有の便利さを実感できます。

スマートフォンアプリを利用した名刺データ取り込みにより、1回の撮影で10枚まで同時にデータ化が可能。スキャン情報を利用し、関連情報を検索することで、名刺情報の相手をさらに深く知ることができます。
Wantedly Peopleは、読み込んだ名刺情報をLINEやメール、Facebookで共有が可能。さらにすべての機能が無料で、暗号化通信や高水準セキュリティのデータセンター採用など、セキュリティ面も安心。小規模組織やフットワークの軽い企業で利用するのにおすすめな名刺管理アプリです。
各種サービスについて、次の章で詳しく紹介します。
社内共有機能つき名刺管理アプリおすすめ8選
社内共有機能を搭載したおすすめの名刺管理アプリを、詳しく紹介します。
- Sansan
- Eight Team
- CAMCARD BUSINESS
- アルテマブルー
- PHONE APPLI PEOPLE
- メイシー
- ホットプロファイル
- Knowledge Suite

Sansanは、クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売を行うSansan株式会社が提供している名刺管理ソフト。名刺管理サービスのシェアは83%、利用企業は10,000社超と、さまざまな業種・業態・企業規模の会社に導入されています。
スマートフォンアプリや専用スキャナーからスキャンした名刺は、AIと手入力を使ってデータ化。その精度は99.9%と非常に高いのが魅力です。
一度データベースに登録された名刺は社内で共有・可視化し、社内の人脈を簡単に検索できます。スマートフォンアプリを利用すれば外出先からもデータにアクセスできるため、アドレス帳に登録していない連絡先も参照可能。
Sansanは、メガバンクなど金融機関にも認められている高精度なセキュリティ対策が整っており、社内共有機能があっても安心して利用できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Eight Teamは、クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売を行うSansan社が提供しているサービスです。無料で名刺管理を行うことができるアプリ「Eight」の企業向けサービスで、「Eight」のユーザーを社員間で共有できます。
名刺をスマートフォンで撮影(スキャン)するだけで、素早いデータ化が可能。個人で溜め込んでしまっていた名刺データも社内で共有することにより、営業の幅が広がります。
どのデータを共有するかは設定が可能。名刺データリストもcsvファイルでダウンロードできるため、年賀状送付やメール一括配信の際にも大いに役立ちます。料金は基本使用料が月額1万円(税抜)、アカウント料が月額400円×参加ユーザー数(税抜)。基本使用料とアカウント料以外の費用はかかりません。また、個人での「Eight」の利用は無料です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

CAMCARD BUSINESSは、法人向けITソリューションの開発・運営を手がけるキングソフト株式会社が提供している名刺管理ソリューションです。国内で3,000社以上に利用されており、実績は十分と言えます。
名刺データスキャンアプリには世界最高クラスの画像補正・OCR(文字認識)機能を搭載。最短5秒で名刺画像をデータ化。名刺のデータ化にスピード感を求める方にはおすすめです。もちろん、多くの名刺をデータ化したい場合はスキャナーの利用も可能です。
スマートフォンからアクセスできるデータベースや、共有範囲を細かく設定できる共有設定、商談情報やタスクを名刺に紐付けることができる簡易SFA(営業支援システム)機能など、充実した機能も魅力のひとつ。最もリーズナブルなスタンダードプランは1IDあたり月額1,700円で、名刺登録枚数は無制限です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

アルテマブルー
アルテマブルーは、企業向けCRM導入サービス事業や統合アプリケーション開発支援などを手がけるキヤノンエスキースシステムが提供している名刺管理サービスです。
外部オペレーターによる精度99%の文字補正「フルモード」(有料)と自分で修正する「ゼロモード」を用意。フルモードでは1枚の名刺の項目を分け、複数人のオペレーターが入力補正を実施。オペレーターからの情報漏えいリスクに配慮していることがポイントです。
そのほか、自社と相手企業との人脈をマップにして可視化する人脈マップ機能や、メールの一斉送信ができるアルテマメール機能など、営業活動に便利な機能が多く用意されているのも魅力。
初期費用は無料で、1IDあたり月額2,500円〜利用できます。1IDから契約可能なのもメリットでしょう。
主な機能

メイシーは、ITソリューションを提供するもぐら社が手がける名刺管理システム。東京大学や地域経済活性化支援機構など、複数の教育・公共団体に導入されているのが特徴です。
使いやすさを重視したサービスでスムーズな操作性が魅力のひとつ。PCはもちろん、スマートフォンでもデータベースにアクセスできます。名刺情報の共有は、部署ごと・ユーザーごとに設定することが可能。「新規営業ビルダー」「misoca」「ZOHO」などのシステムと提携可能なのも嬉しいポイントです。
セキュリティ面では、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)取得のデータセンターにデータ格納しているほか、サイバー攻撃対策も万全。利用料金はユーザー数無制限で、月額1,980円(税抜)です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

ホットプロファイルは、法人向けソフトウェアの開発・販売や、自社ソフトウェアのソリューション・サービス販売を行なっているハンモックが提供する名刺管理サービスです。
名刺データの管理にとどまらず、営業活動で重要な顧客管理までカバーできることが特徴。取り込んだ名刺データに、顧客に関する社内外の情報を紐付けることができます。
項目のカスタマイズやAPIを利用した連携も可能で、自社の営業活動に合わせた利用ができるのも嬉しいポイントです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Knowledge Suite
Knowledge Suiteは、クラウドソリューション事業・システムエンジニアリング事業を展開するナレッジスイートが手がける統合ビジネスアプリケーション。その中のひとつ「GRIDY 名刺CRM」は、名刺管理を行うことができるサービス。
名刺の取り込みには、スマートフォンのほか専用アプリケーションをPCにインストールすることで市販のスキャナーも利用できます。
「GRIDY SFA」を利用している場合、取り込んだ名刺データは自動的に蓄積。会社の資産として情報の一元管理・共有を実現できます。
複数のOCRを採用しており、名刺スキャン時のセキュリティ面も安心。料金は、名刺CRMを含むSFA機能が揃った「SFAスタンダード」で月額5万円(税抜)〜、ID数は無制限です。
主な機能

名刺de商売繁盛は、コンピュータシステムの研究・開発・コンサルティング業務などを主な事業として展開するヤマトシステム開発が手がける名刺管理サービス。高い読み取り精度で、スピーディに名刺をデータ化します。
社内にある名刺をデータ化して共有することで人脈が可視化されるため、機会損失の防止や効率的な営業活動の実現が期待できるでしょう。展示会などの際も、クライアントの名刺やアンケートのデータ化・集計業務を効率化。お礼メールの翌日配信など、スピード感のあるフォロー営業に貢献します。名刺データは、自社運用のデータセンターで専門のスタッフが24時間安定稼働をサポートしているため安心。料金は、基本料金が月額3万円(税抜)、オペレーターの名刺登録が1枚40円(税抜)。初期費用無料で利用ユーザー数は無制限です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
【無料】社内共有機能つき名刺管理アプリ2選
共有機能があり、なおかつ初期費用および月額料金が無料で利用できるアプリを2つ紹介します。

myBridgeは、多くのITサービスを運営するLINEが提供する名刺管理アプリです。名刺をスマートフォンで撮影するだけで正確にデータ化。アプリを利用できる端末であれば、いつでもどこでも簡単に名刺データを参照できます。
「共有名刺帳」機能により、社内のメンバーと手軽に名刺をシェアでき、営業活動やデータ確認などの業務効率を向上させます。また、名刺データを登録している相手から電話がかかってきた場合、名刺情報を表示する機能も。スマートフォンの連絡帳へ未登録の相手からの着信でも、安心して応対できます。
100枚まで名刺共有が可能なベーシックプランでは、初期費用および月額料金が無料です。データ取り込みやグループ機能など、基本的な機能により名刺共有の便利さを実感できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Wantedly Peopleは、ビジネスSNS「Wantedly」の企画・開発・運営などを手がけるウォンテッドリー株式会社が提供する名刺管理アプリ。400万人が利用しています。
スマートフォンアプリを利用した名刺データ取り込みにより、1回の撮影で10枚まで同時にデータ化が可能。スキャン情報を利用し、関連情報を検索することで、名刺情報の相手をさらに深く知ることができます。
Wantedly Peopleは、読み込んだ名刺情報をLINEやメール、Facebookで共有が可能。さらにすべての機能が無料で、暗号化通信や高水準セキュリティのデータセンター採用など、セキュリティ面も安心。小規模組織やフットワークの軽い企業で利用するのにおすすめな名刺管理アプリです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
名刺管理ソフトの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った名刺管理ソフト(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
社内共有できる名刺管理アプリの必要性

名刺管理アプリとは、紙の名刺をスキャンしてデジタル化し、社内で一元管理・共有できるツールです。営業活動の効率化や情報の属人化防止などを目的に、多くの企業で導入が進んでいます。
株式会社ハンモックは、名刺管理アプリを未導入企業(従業員数300名以上)の営業管理職105名を対象に、名刺管理に関する意識調査を実施しました。回答者の6割以上が、現状の名刺管理に不満や課題を実感しており、さらに「どのような機能がほしいか」という質問に対し、約45%が「人脈の可視化」、37%が「商談/案件管理」と回答しました。

出典:PRTIMES『【名刺管理 実態調査】名刺管理ツール未導入企業の約6割が現状の管理に課題』
この結果から、名刺情報を単なるデータとして保管するだけでなく、営業活動に活用できる仕組みが求められていることが明らかになりました。特に人脈の可視化や案件管理といった機能は、個人だけでなくチーム全体で情報を共有・活用できる環境があってこそ効果を発揮します。 そのため、名刺管理アプリにおいて「社内情報共有機能」の有無は、導入を検討するうえでの重要なポイントと言えます。
社内共有できる名刺管理アプリのメリット
社内共有機能付き名刺管理アプリの具体的なメリットについては、以下で詳しく解説します。
- 効率的な情報共有で営業活動に活かせる
- 引き継ぎがスムーズにできる
- 他システムとの連携で名刺情報をさらに有効活用できる
効率的な情報共有で営業活動に活かせる
社内共有機能のある名刺管理アプリを利用すれば、誰がどのクライアントに訪問したかを確認でき、訪問の重複を防げます。名刺データに訪問情報を紐付けられるサービスもあり、スムーズかつ効率的な営業活動につながります。 また、多くの名刺管理アプリでは、スマートフォンのカメラやスキャナーで取り込むだけで名刺データの入力が完了し、手入力の手間を省くことができます。
引き継ぎがスムーズにできる
名刺データをベースにクライアント情報を管理すれば、社員の退職や異動の際にも引き継ぎをスムーズに行えます。名刺を引き出しにしまい込んだまま、といった事態も起こらず、どのクライアントが誰の担当なのか分からなくなる心配もありません。 また、名刺データに担当者情報を紐付けられるアプリもあり、名刺管理アプリを活用することで営業の属人化を防ぎ、働き方改革の推進にもつながります。
他システムとの連携で名刺情報をさらに有効活用できる
名刺管理アプリの中には、CRM(顧客データ管理)やSFA(営業支援システム)などと連携できるものもあります。また、外部システムとの連携を強化しているアプリや、SFAなどのシステムの一部として名刺管理機能を提供しているケースもあります。 各種システムと連携することで、より最適なクライアントへのアプローチが可能になります。営業活動や顧客データ管理を効率化したい企業にとって、名刺管理アプリは導入を検討する価値のあるツールです。
名刺管理アプリの選び方・比較ポイント
最後に、名刺管理アプリを選ぶ際のポイントをチェックしましょう。
- 料金体系を比較(従量課金/定額課金)
- 取り込み方法や精度を比較
- メモやタグ(ラベル)付けなど便利な機能を比較
- セキュリティ対策は万全かを比較
- 共有範囲や権限を細かく設定できるかを比較
料金体系を比較(従量課金/定額課金)
名刺管理アプリを選ぶ際は、料金体系を確認しましょう。名刺管理アプリの料金体系は多くの場合、利用ID(ユーザー)数ごとやスキャンした名刺枚数ごとに料金が加算される「従量課金制」と、毎月一定額を支払う「定額課金制(固定料金制)」に分けられます。
項目 | 従量課金制 | 定額課金制 |
---|---|---|
料金体系 | ユーザー1人ごとに月額料金を支払う | 月額固定料金を支払い、登録ユーザー数は無制限 |
相場 | 1ユーザーにつき1,000円〜3,000円程度 | ユーザー数無制限で30,000円〜50,000円 |
適した利用規模 | 小規模なチームや個人利用 | 大規模な組織や多数の利用者を持つ場合 |
費用の変動性 | ユーザー数に応じて料金が増減 | 料金が一定で予算を立てやすい |
名刺管理アプリの使用用途や利用人数、必要な機能は会社によってさまざま。アプリごとの特徴と自社が必要としている機能、全体でかかる料金を比較し、コストパフォーマンスに見合ったアプリを選びましょう。
取り込み方法や精度を比較
名刺管理アプリを利用する際に名刺のスキャン作業が発生します。取り込み方法はアプリによって異なりますが、専用アプリやスキャナ・複合機などを利用しての取り込みが一般的。どのような方法が自社に適しているのか検討しましょう。
また、取り込み時のOCR(文字認識)機能の制度も重要。オペレーターの手動手直しを採用しているアプリもありますが、多くの場合は有料です。コストを抑えたい場合、OCR機能の制度が高い名刺管理アプリを選ぶことをおすすめします。
メモやタグ(ラベル)付けなど便利な機能を比較
取り込んだ名刺データにメモやタグなどで情報を添付できるかも、名刺管理アプリを選ぶ際のポイントです。名刺データに情報を付与し、簡易的にでもSFAのような使い方ができる名刺管理アプリを選ぶことで、必要な情報をよりスピーディに取り出すことができます。
同じ会社で他部署の名刺を繋げて可視化する「相関図機能」が利用できるアプリも。便利な機能が搭載されているアプリは、自社の利用用途に合わせて選択肢に加えましょう。
セキュリティ対策は万全かを比較
名刺管理ソフトは主に個人情報を扱うため、セキュリティ対策が万全であることは重要な比較ポイントです。具体的な確認ポイントは「データの暗号化やアクセス制御が実装されているか」「ソフトウェアが、GDPRや日本の個人情報保護法などの法規制に準拠しているか」。他にも、クラウド型の場合はデータセンターのセキュリティ基準(ISO 27001やSOC 2など)の適合状況も重要です。
セキュリティの管理体制が整っている名刺管理ソフトを選ぶことで、情報漏えいや不正アクセスのリスクを最小限に抑えます。
共有範囲や権限を細かく設定できるかを比較
名刺管理ソフトは主に個人情報を扱うため、共有範囲や権限設定が柔軟に行えるかは重要な比較ポイントです。特に、名刺情報が不適切に共有されるリスクを防ぐために、部署や役職に応じたアクセス権限の設定機能が必要です。例えば、取引先の連絡先や個人情報を含むデータを、営業チームのみが閲覧できるように制限し、他部署では閲覧権限を持たせないといった管理が可能か確認しましょう。
また、個人情報の漏洩を防ぐため、情報のエクスポート制限や印刷制限の機能があるかも重要です。さらに、アクセスログの追跡機能があれば、個人情報へのアクセス状況を記録し、不正使用があった場合の特定も容易になります。これらの機能を備えたソフトを選ぶことで、社内共有時の個人情報保護を徹底できるでしょう。
まとめ:名刺管理ソフトの導入で、社内の顧客情報を有効活用しよう
今回は、名刺情報を社内で共有できるおすすめの名刺管理サービスをご紹介しました。ビジネスで発生する「名刺交換」。いただいた名刺を効率的に管理・活用するためにも社内共有を行うことができる名刺管理サービスの利用は必要不可欠でしょう。
名刺管理アプリの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った名刺管理アプリ(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
名刺管理ソフトの社内共有機能について、よくある質問に回答します。
名刺を社内で共有するのは違法ですか?
名刺情報の社内共有は、適切な方法を取れば違法ではありません。名刺には氏名や役職、連絡先などの個人情報が含まれており、デジタル化して管理・共有する場合は「個人情報保護法」の対象になることがあります。 特に、名刺情報をExcelや名刺管理ソフトで一覧化し、検索できる状態にするなど「データベース化」した場合、法的な管理が必要です。
とはいえ、業務目的で社内に限定して共有し、アクセス範囲を適切に管理していれば、法律上問題はありません。 実際、多くの企業が名刺管理アプリを活用して、営業活動や引き継ぎの効率化を実現しています。ただし、名刺情報を社外の第三者に提供する場合は、本人の同意が必要です。 また、プライバシーマークを取得している企業などでは、使用ツールの制限がある場合もあるため、事前に社内規定を確認しておくと安心です。
名刺情報を安全かつ効率的に活用するには、セキュリティやアクセス制限が整った名刺管理アプリの利用がおすすめです。 法令に準拠した運用を行うことで、情報漏えいや管理ミスのリスクを抑えながら、名刺情報を有効に活用できます。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!