【2025年最新】多機能なワークフローシステムでおすすめ15選を比較
企業規模の大小を問わず、ワークフロー業務の効率化は1つの課題です。一般的なワークフローシステムは、書類を管理する手間や紛失のリスクなどを減らせます。なかには多機能なワークフローシステムもあり、申請・承認の処理に関わる業務だけでなく、その後の経費精算や文書管理など一連のバックオフィス業務の生産性も向上できます。
そこで本記事では、多機能なワークフローシステムおすすめ15選を比較して紹介します。ワークフローシステムを導入するメリットや注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
- 多機能なワークフローシステムとは
- 【比較表】多機能なワークフローシステム
- 多機能なワークフローシステムおすすめ15選
- 多機能なワークフローシステムを導入する際の注意点
- ワークフローシステムを導入するメリット
- まとめ:機能を比較し、自社に最適なワークフローシステムを導入しよう

多機能なワークフローシステムとは
多くの企業では申請によって必要な書類、承認者、決済のフローが複数となることも多く、バックオフィス業務のコストをどのようにして抑えるかが課題でした。その課題を解決できるのが、システムを通して書類申請や承認までの業務を効率化する「ワークフローシステム」です。

ワークフローシステムのなかには、多機能なものも提供されています。ここでは、多機能なワークフローシステムの基本機能を紹介します。
申請書類などフォームの作成機能
多機能なワークフローシステムには、各種申請書類に使われやすいテンプレートが豊富な製品も存在します。簡単にフォームが作成できるだけでなく、ニーズに合わせてカスタマイズもできるため、企業にとって必要な情報のみに絞ったフォームを素早く従業員に届けられるメリットがあるのです。Excelで作成した申請書を取り込むなどの起票機能も備わっていることがあり、受理承認決済を行う担当者の負担を減らすこともできるでしょう。
申請・承認ルート(決裁)設定機能
ワークフローシステムの多くは決裁ルートの設定が可能です。各種申請、決済のフローを登録することで、申請を行いたい担当者へクラウドを利用してダイレクトな申請が可能になります。多機能なワークフローであれば、登録できる最大承認ルート数の上限が多いことも特徴。また申請・承認の作業がスマホでできるシステムであれば、出張先からの旅行費を申請することもでき、現場社員の無駄な時間のロスをなくすことができるのです。
通知機能
現在のワークフローシステムは申請・承認がクラウドを通して行えるだけでなく、申請した書類の進捗やその後申請者が行うべき手続きの通知機能を持つシステムもあります。リアルタイムでパソコン携帯に通知してくれるポップアップ通知機能を利用すれば、各種申請漏れの大幅な減少が見込めるでしょう。従業員にとって風通しの良い環境が作れるだけでなく、期限がわかると言う点で管理者にも多くのメリットがある事は言うまでもありません。
整理・管理機能
多機能なワークフローシステムであれば、多くの申請書類を扱う上で便利な整理・管理機能も豊富。登録者の管理をはじめ、申請ルートの設定や承認フローにおける申請別の承認者設定など、部署が分かれる場合でも適切なグルーピングが行える点がメリットです。またログインアカウントの制限や、データのインポートエクスポートの制限が行えるシステムも多く、大規模な運用を行う場合に懸念されるセキュリティ面でも安心できるのは強みといえるでしょう。
他システムとの連携機能
ワークフローシステムを検討している企業の中には、勤怠管理や経費精算といったバックオフィス系の業務システムを導入済みの企業も多いのではないでしょうか。ワークフローシステムによっては、連携できるシステムが多いサービスや、オプションによって連携機能を利用できるサービスなどがあります。すでに導入済みの基幹システムがある場合は、カスタマイズをオーダーメイドで発注できるかなど、事前にシステム提供会社に詳細を確認することが大切です。
【比較表】多機能なワークフローシステム
ここからは実際に、多機能なワークフローシステムを比較します。料金や機能、導入実績数を比較した表をご覧ください。
料金
月2,500円/契約
初期費用 0円 |
料金
月300円/ユーザー
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月2,000円
初期費用 30,000円 |
料金
月500円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月300円/ユーザー
初期費用 0円 |
料金
月300円/ユーザー
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月500円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
|
料金
月500円/ユーザー
初期費用 0円
(他1プラン)
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料金
月400円/ユーザー
初期費用 0円
(他2プラン)
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料金
月3,000円/10ID
初期費用 0円 |
料金
月350円/ユーザ
初期費用 0円 |
料金
月10,000円
初期費用 50,000円
(他1プラン)
|
料金
月500円/ユーザー
初期費用 0円
(他1プラン)
|
料金
月250円/ユーザー
初期費用 0円
(他3プラン)
|
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
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クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
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クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
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クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
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クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
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クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
申請書にファイル添付
申請の回覧機能
承認ルートの分岐機能
|
導入実績社数 660,000ID(シリーズ累計) |
導入実績社数 シリーズ累計25万社 |
導入実績社数 4,000社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 約4,000社 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 5,000社以上(シリーズ累計) |
導入実績社数 1,500社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |

導入にあたる初期費用は無料で、月額400円(税抜)/人から利用できるコストの低さも魅力。低価格のクラウドサービスに懸念されやすいセキュリティ面も、年間通してデータセンターでの有人監視をしているため安心です。プログラミング不要の申請書作成、さまざまな承認ルート設定など、基本的な機能も使いやすく設計されており、ワークフローの業務を効率化します。
その他帳票の出力や文書管理、関連製品との連携を活用することで基幹システムを統一し、社内の運用体制をより活性化することも可能。大幅な業務コストの削減も期待できるでしょう。
申請書の作成は多彩なテンプレートによって効率化。ドラッグ&ドロップのみで操作できる簡単設計ですので、現場の従業員を手間取らせることもありません。申請の金額や内容に応じて、柔軟な承認経路を設定できる点も魅力です。
またワークフロー業務に関わる細やかな設定ができるだけでなく、勤怠管理・経費精算などの関連製品と連携することで、バックオフィス業務の一元管理も実現します。
導入価格は月額300円(税抜)/人の従量課金のみ。最低利用料金も5,000円(税抜)からスタートできます。多機能ながらもコストパフォーマンスの高いワークフローシステムといえるでしょう。

過去の申請書を呼び出してコピー、再申請も行えます。スマートフォン版も展開されているので、従業員は外出先からでも申請・承認ができて大変便利と評判です。そのほか承認経路の設定や金額に応じた承認フローの自動振り分け設定、承認担当者が出張や休暇で不在でも代理の担当者を立てて対応できる不在設定機能など、豊富な機能も見逃せません。
ワークフローシステムのみの利用価格は、初期費用3万円、10ユーザーにつき月額2,000円です。関連製品との連携の有無や、人数によって1人あたりの単価が変わりますので注意しましょう。

アニメーションアイコンによって見やすくなったルート確認画面を使えば、各種申請の進捗状況がすぐに把握できます。決裁された書類は任意のフォルダに自動保存されるため、ちょっとした手間を削減できるのが嬉しいポイントです。
有料オプションでは、外部システムとのAPI連携や、決裁済みデータのCSV出力などに対応。特にサイボウズが提供するグループウェア「Garoon」とはシームレスな連携ができるので大変便利です。クラウド版の料金は初期費用が無料、月額500円/(税抜)人と導入しやすい料金設定。設定や運用が不安な方には、無料のオンラインサポートサービスを用意しているので安心です。

さらに機能面では100個近い申請書のテンプレートや採番・検索機能、多言語対応、IP制限によるセキュリティの強化など多機能な点も見逃せません。基本的なニーズは十分に備えているほか、外部システムとのAPI連携も可能です。
基本無料の「Freeプラン」はメールサポートのみ。有料の「Professionalプラン」はメール・電話によるサポートも利用できますので、不明点やトラブルがあった時でも安心でしょう。
GoogleのグループウェアであるG suiteと連携しながら運用するのが特徴です。普段からGoogle Driveなどを活用してデータ共有を行っている企業なら、書類の添付や共有なども簡単。場所やデバイスを選ばない効率的な運用が期待できるでしょう。
申請・承認経路が分かりやすいUIなので、従業員は進捗状況をすぐに確認できます。通知機能やリマインダーメール機能もあるので、承認漏れの申請をそのままにする心配もありません。そのほか「rakumo ケイヒ」などの関連製品とシームレスに連携すれば、バックオフィス業務全体で大幅な効率化も可能です。
料金は月額300円(税抜)/人。シリーズ製品を含めたお得なパックプランもあります。1年契約ですので無料トライアルから試しても良いでしょう。

クラウド版「X-point Cloud」とパッケージ版の「X-point」が用意されており、企業規模や用途に合わせて導入できます。ユーザビリティを考慮した直感的な入力フォームは、申請書の作成を効率化。稟議書・経費精算・各種届出書類などさまざまな場面で活用できます。これまで使っていた紙の申請書と同じようにデザインできるので、導入後も従業員は迷わず運用できるでしょう。
各種申請はワンクリックで承認でき、入力された申請書はさまざまな条件で集計・検索も可能。管理者の手間を大幅に削減します。そのほかオプションで外部グループウェアとの連携も可能。シングルサインオンにも対応しているのが嬉しいポイントです。
申請フォームはExcelを使って視覚的にデザインでき、承認経路の設定はパズル感覚でパーツを並べるだけ。フォームレイアウトの修正などがあれば、運用中でも改善できます。反映のタイミングを指定できるので、現場の混乱も避けられるでしょう。オプションの外部システム連携や帳票出力など、ペーパーレス化を実現できる充実の機能で大幅なコストカットが期待できます。
安価なクラウド版であれば月額500円(税抜)/人、最低5人から利用できます。料金にはヘルプデスクサービスも含まれているので、困った時でも安心。期間も2ヵ月から契約できるので、導入価格を抑えてスモールスタートで試したい企業におすすめです。
Microsoft 365 や Google Workspace などとの強力な連携により、アカウントの二重管理は不要。マスターデータ活用などデータの連携により、業務プロセスの可視化・効率化を実現します。
さらに、導入の際はカスタマーサクセス(追加費用なし、月額費用に含む)にて、初期設定の支援、100種類のサンプル提供に加え、オリジナルの帳票作成、経路構築の支援も用意しています。

また、拠点ごとの承認ルートを柔軟に設定できることも魅力の1つ。複数の承認を必要とする「AND承認」や、数人のうち誰か1人の承認で許可される「OR承認」など、ニーズに合わせて細やかな条件設定が可能。万が一緊急性の高い申請があれば、より上位の承認者に直接申請できる「飛び越し承認」など、いざというときに役立つ機能も揃っています。
最大30ヵ国語に対応する多言語対応機能、経費精算システムとの連携など、広いニーズにも対応できる優秀さも見逃せないシステムです。

その他には、モバイル端末との親和性が高いことも特徴の1つ。申請や承認の進捗状況も一目でわかるUI、使う頻度の高い書類のお気に入り登録など、シンプルながらも便利な機能が利用者のストレスを軽減します。
複雑な承認ルート設定や組織変更への対応、基幹システムとの連携も可能。数万人規模の大規模運用にも耐えられる多機能性を持っています。

最大の特徴は、数万人規模の大規模運用や長期的な運用に強いこと。部門や金額などの条件に合わせた承認ルートの自動定義や緊急時の対応、承認に関わる関係者への周知など、複雑な条件下においても柔軟にワークフロー体制を構築します。さらにサーバー分散型なので、大規模な運用にありがちな負荷の集中や、サーバーダウン時の対応について安心できる点も見逃せません。
また労務や経費精算などのバックオフィス業務で異なるシステムを利用していた企業は、ワークフローシステムを基盤として連携が可能。部門やグループ会社間のワークフローを統一することもできるのです。シンプルなクラウドサービスが増える中で、さまざまな課題を解決できる多機能な面を持ったワークフローシステムといえます。

システムの特徴はExcelとの互換性が高いこと。webブラウザ上で動作しExcelを通じてフォームへ入力できる便利なシステムで、基本機能も充実しています。Excelによる申請・承認の完了や申請シートへのデータ呼び出し、柔軟な決裁ルートの設定などが可能。普段Excelを使ってデータ管理をしている企業は特に導入しやすいのではないでしょうか。申請作業はドラッグ&ドロップで完了でき、使う人を選びません。
また操作性のシンプルさだけでなく、データの集計や改竄などの不正防止、オンプレミス版であれば外部システムとの連携もできるなど、さまざまな企業ニーズを満たしています。
最大の特徴はExcelファイルをそのまま申請フォームとできること。Excel形式で用意されたフォームを使って必要事項へ入力しアップロードすれば、そのままワークフロー上で管理できます。自動でデータベースに登録されて、自由に取り出すことが可能なため、承認完了後に必要な経費精算などの集計作業も大幅に削減。1ヶ月に70時間以上の業務時間削減に成功した企業もあるほどです。
各申請ごとにチャットシステムも備わっているため、申請に関わるコミュニケーションも簡単。どのような企業でも使いやすく、すぐに導入できる点がメリットのワークフローシステムと言えるでしょう。

申請フォームの作成やメニュー設定などは自由にカスタマイズできるので、よく使う項目のみ表示させることも可能。承認ルートもドラッグ&ドロップのみの操作ですので、システムに慣れていない従業員でも登録ミスを避けられるでしょう。
また基幹システムと連携することで、稟議や各種申請などのワークフロー業務を一元管理できる点もメリット。マルチブラウザや多言語対応、マルチデバイスにも柔軟に対応しているため、幅広い企業で導入できるワークフローシステムといえます。
上記比較表をご覧の通り、ワークフローシステムには「クラウド型」と「パッケージ型」があります。クラウド型の多くは初期費用無料、1ユーザーあたり月額300~500円で導入可能です。一方、パッケージ型は一括購入のものが多く、50万円ほどの初期費用が発生します。
多機能なワークフローシステムの種類は多いため、自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったワークフローシステム(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
多機能なワークフローシステムおすすめ15選
ここからは、多機能なワークフローシステムおすすめ15選をご紹介します。

アイアットOECが提供している「WaWaFlow」は、格安の価格と簡単な操作性が魅力のワークフローシステムです。クラウド型のワークフローシステムですので、インターネット環境さえあれば部署を問わずさまざまな拠点から利用できます。
導入にあたる初期費用は無料で、月額400円(税抜)/人から利用できるコストの低さも魅力。低価格のクラウドサービスに懸念されやすいセキュリティ面も、年間通してデータセンターでの有人監視をしているため安心です。プログラミング不要の申請書作成、さまざまな承認ルート設定など、基本的な機能も使いやすく設計されており、ワークフローの業務を効率化します。
その他帳票の出力や文書管理、関連製品との連携を活用することで基幹システムを統一し、社内の運用体制をより活性化することも可能。大幅な業務コストの削減も期待できるでしょう。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
「ジョブカンワークフロー」は、Donutsが提供しているワークフローシステムです。これまでの導入実績は1万社以上。企業の申請・承認にかかる作業を1/3まで削減する豊富な機能が、低価格で提供されていることが最大の特徴です。
申請書の作成は多彩なテンプレートによって効率化。ドラッグ&ドロップのみで操作できる簡単設計ですので、現場の従業員を手間取らせることもありません。申請の金額や内容に応じて、柔軟な承認経路を設定できる点も魅力です。
またワークフロー業務に関わる細やかな設定ができるだけでなく、勤怠管理・経費精算などの関連製品と連携することで、バックオフィス業務の一元管理も実現します。
導入価格は月額300円(税抜)/人の従量課金のみ。最低利用料金も5,000円(税抜)からスタートできます。多機能ながらもコストパフォーマンスの高いワークフローシステムといえるでしょう。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

リスモン・ビジネス・ポータルが提供している「J-MOTTOワークフロー」は、分かりやすさ・使いやすさが魅力のワークフローシステムです。申請書類にはテンプレートが用意されているほか、自由なカスタマイズで企業のニーズに合わせた書類の作成も可能。
過去の申請書を呼び出してコピー、再申請も行えます。スマートフォン版も展開されているので、従業員は外出先からでも申請・承認ができて大変便利と評判です。そのほか承認経路の設定や金額に応じた承認フローの自動振り分け設定、承認担当者が出張や休暇で不在でも代理の担当者を立てて対応できる不在設定機能など、豊富な機能も見逃せません。
ワークフローシステムのみの利用価格は、初期費用3万円、10ユーザーにつき月額2,000円です。関連製品との連携の有無や、人数によって1人あたりの単価が変わりますので注意しましょう。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

「Create!Webフロー」は、インフォテックが提供しているワークフローシステムです。紙の申請書をイメージして作られた申請フォームは、自由なデザイン性と直感的な操作感が特徴と言えます。
アニメーションアイコンによって見やすくなったルート確認画面を使えば、各種申請の進捗状況がすぐに把握できます。決裁された書類は任意のフォルダに自動保存されるため、ちょっとした手間を削減できるのが嬉しいポイントです。
有料オプションでは、外部システムとのAPI連携や、決裁済みデータのCSV出力などに対応。特にサイボウズが提供するグループウェア「Garoon」とはシームレスな連携ができるので大変便利です。クラウド版の料金は初期費用が無料、月額500円/(税抜)人と導入しやすい料金設定。設定や運用が不安な方には、無料のオンラインサポートサービスを用意しているので安心です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Jugaad ワークフロー
VeBuInが提供している「Jugaad ワークフロー」(旧名:SmartFlow)は、利用料0円から導入できるコスパの良いワークフローシステムです。ブラウザを使ったクラウドサービスですので、初期費用0円、20人までの利用は永久無料という、大変お得な料金設定が魅力。20人を超えた場合でも利用料は月額460円(税抜)と変わらずリーズナブルなので、スモールスタートしたい企業にもうってつけです。
さらに機能面では100個近い申請書のテンプレートや採番・検索機能、多言語対応、IP制限によるセキュリティの強化など多機能な点も見逃せません。基本的なニーズは十分に備えているほか、外部システムとのAPI連携も可能です。
基本無料の「Freeプラン」はメールサポートのみ。有料の「Professionalプラン」はメール・電話によるサポートも利用できますので、不明点やトラブルがあった時でも安心でしょう。
主な機能
「rakumo ワークフロー」は、rakumoが提供しているワークフローシステムです。
GoogleのグループウェアであるG suiteと連携しながら運用するのが特徴です。普段からGoogle Driveなどを活用してデータ共有を行っている企業なら、書類の添付や共有なども簡単。場所やデバイスを選ばない効率的な運用が期待できるでしょう。
申請・承認経路が分かりやすいUIなので、従業員は進捗状況をすぐに確認できます。通知機能やリマインダーメール機能もあるので、承認漏れの申請をそのままにする心配もありません。そのほか「rakumo ケイヒ」などの関連製品とシームレスに連携すれば、バックオフィス業務全体で大幅な効率化も可能です。
料金は月額300円(税抜)/人。シリーズ製品を含めたお得なパックプランもあります。1年契約ですので無料トライアルから試しても良いでしょう。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

エイトレッドが提供している「X-point(エクスポイント)」は、ユーザーニーズに応えるカスタマイズ性を持った、多機能なワークフローシステムです。
クラウド版「X-point Cloud」とパッケージ版の「X-point」が用意されており、企業規模や用途に合わせて導入できます。ユーザビリティを考慮した直感的な入力フォームは、申請書の作成を効率化。稟議書・経費精算・各種届出書類などさまざまな場面で活用できます。これまで使っていた紙の申請書と同じようにデザインできるので、導入後も従業員は迷わず運用できるでしょう。
各種申請はワンクリックで承認でき、入力された申請書はさまざまな条件で集計・検索も可能。管理者の手間を大幅に削減します。そのほかオプションで外部グループウェアとの連携も可能。シングルサインオンにも対応しているのが嬉しいポイントです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
「コラボフロー」は、コラボスタイルが提供しているワークフローシステムです。導入も手軽でシンプルな設計ながら、ワークフロー専門のシステムとして多機能かつ使い勝手の良さが強みと言えます。
申請フォームはExcelを使って視覚的にデザインでき、承認経路の設定はパズル感覚でパーツを並べるだけ。フォームレイアウトの修正などがあれば、運用中でも改善できます。反映のタイミングを指定できるので、現場の混乱も避けられるでしょう。オプションの外部システム連携や帳票出力など、ペーパーレス化を実現できる充実の機能で大幅なコストカットが期待できます。
安価なクラウド版であれば月額500円(税抜)/人、最低5人から利用できます。料金にはヘルプデスクサービスも含まれているので、困った時でも安心。期間も2ヵ月から契約できるので、導入価格を抑えてスモールスタートで試したい企業におすすめです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
グルージェントフローは、申請フォームや承認経路を簡単に作成できるクラウドワークフローです。AIで申請者や承認者をサポートし、社内稟議に関する手間と時間を削減。
Microsoft 365 や Google Workspace などとの強力な連携により、アカウントの二重管理は不要。マスターデータ活用などデータの連携により、業務プロセスの可視化・効率化を実現します。
さらに、導入の際はカスタマーサクセス(追加費用なし、月額費用に含む)にて、初期設定の支援、100種類のサンプル提供に加え、オリジナルの帳票作成、経路構築の支援も用意しています。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

「承認Time」は、SBIビジネス・ソリューションズが提供している多機能なワークフローシステムです。マルチデバイスに対応するアクセスのしやすさと、稟議や申請書、報告書など種類を問わず自由に書式設定できる高い利便性が大きな特徴。申請・承認の業務コスト削減と、書類業務における大幅なペーパーレス化を実現できます。
また、拠点ごとの承認ルートを柔軟に設定できることも魅力の1つ。複数の承認を必要とする「AND承認」や、数人のうち誰か1人の承認で許可される「OR承認」など、ニーズに合わせて細やかな条件設定が可能。万が一緊急性の高い申請があれば、より上位の承認者に直接申請できる「飛び越し承認」など、いざというときに役立つ機能も揃っています。
最大30ヵ国語に対応する多言語対応機能、経費精算システムとの連携など、広いニーズにも対応できる優秀さも見逃せないシステムです。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Styleflow
TDCソフトが提供している「Styleflow」は、導入の手軽さと小〜大規模まで対応できる柔軟さが特徴のワークフローシステムです。クラウド型を採用しており導入にあたる初期費用は無料。基本料が月額300円(税抜)/人と低価格なうえ、最低ユーザー数はなんと1ユーザーから契約できます。どのような企業でもスモールスタートできる料金設定は他にはない強みです。もちろん導入後の感触が良ければ、全社への展開も柔軟に対応できます。
その他には、モバイル端末との親和性が高いことも特徴の1つ。申請や承認の進捗状況も一目でわかるUI、使う頻度の高い書類のお気に入り登録など、シンプルながらも便利な機能が利用者のストレスを軽減します。
複雑な承認ルート設定や組織変更への対応、基幹システムとの連携も可能。数万人規模の大規模運用にも耐えられる多機能性を持っています。
主な機能

「楽々WorkflowII Cloud」は、住友電工情報システムが提供しているワークフローシステムです。
最大の特徴は、数万人規模の大規模運用や長期的な運用に強いこと。部門や金額などの条件に合わせた承認ルートの自動定義や緊急時の対応、承認に関わる関係者への周知など、複雑な条件下においても柔軟にワークフロー体制を構築します。さらにサーバー分散型なので、大規模な運用にありがちな負荷の集中や、サーバーダウン時の対応について安心できる点も見逃せません。
また労務や経費精算などのバックオフィス業務で異なるシステムを利用していた企業は、ワークフローシステムを基盤として連携が可能。部門やグループ会社間のワークフローを統一することもできるのです。シンプルなクラウドサービスが増える中で、さまざまな課題を解決できる多機能な面を持ったワークフローシステムといえます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

ワークフローEX
「ワークフローEX」は、Knowlboが提供している多機能なワークフローシステムです。これまでにグループ会社も含めた多くの企業が導入しており、決裁に関わる業務の効率化を実現しています。
システムの特徴はExcelとの互換性が高いこと。webブラウザ上で動作しExcelを通じてフォームへ入力できる便利なシステムで、基本機能も充実しています。Excelによる申請・承認の完了や申請シートへのデータ呼び出し、柔軟な決裁ルートの設定などが可能。普段Excelを使ってデータ管理をしている企業は特に導入しやすいのではないでしょうか。申請作業はドラッグ&ドロップで完了でき、使う人を選びません。
また操作性のシンプルさだけでなく、データの集計や改竄などの不正防止、オンプレミス版であれば外部システムとの連携もできるなど、さまざまな企業ニーズを満たしています。
主な機能
システムエグゼが提供している「AppRemo」は、これまで会社でやれていたことを自宅でもできるようにする「テレワークフロー」という新しい働き方のスタイルを実現してくれるワークフローシステムです。
最大の特徴はExcelファイルをそのまま申請フォームとできること。Excel形式で用意されたフォームを使って必要事項へ入力しアップロードすれば、そのままワークフロー上で管理できます。自動でデータベースに登録されて、自由に取り出すことが可能なため、承認完了後に必要な経費精算などの集計作業も大幅に削減。1ヶ月に70時間以上の業務時間削減に成功した企業もあるほどです。
各申請ごとにチャットシステムも備わっているため、申請に関わるコミュニケーションも簡単。どのような企業でも使いやすく、すぐに導入できる点がメリットのワークフローシステムと言えるでしょう。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能

Findワークフロー
「Findワークフロー」は、東計電算が提供しているワークフロー・文書管理システムです。わかりやすさ・使いやすさを最大の強みとしており、利用者はメール感覚で申請や承認作業が可能。申請の数が増えてきたときに便利な検索機能や、忘れがちな申請ルールを確認できる説明書機能など便利な機能も具わっています。
申請フォームの作成やメニュー設定などは自由にカスタマイズできるので、よく使う項目のみ表示させることも可能。承認ルートもドラッグ&ドロップのみの操作ですので、システムに慣れていない従業員でも登録ミスを避けられるでしょう。
また基幹システムと連携することで、稟議や各種申請などのワークフロー業務を一元管理できる点もメリット。マルチブラウザや多言語対応、マルチデバイスにも柔軟に対応しているため、幅広い企業で導入できるワークフローシステムといえます。
主な機能
以上、機能比較や料金比較でおすすめのワークフローシステムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、ワークフローシステム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
多機能なワークフローシステムを導入する際の注意点
多機能なワークフローシステムを検討する際は、事前に必要な機能を明確にしておくことをおすすめします。豊富な機能が強みのワークフローシステムでも、不要な機能ばかりで自社の予算に見合っていないものを導入してしまっては元も子もありません。
システム選びで大切なのは、現在の課題を解決する機能が揃っているか、そしてそれを最低限のコストで導入できるかという点。また長期的な運用も視野に入れて拡張性があるシステムを判断できれば、より良い選択ができるでしょう。
ワークフローシステムを導入するメリット
ここからは、ワークフローシステムを導入するメリットについて3つ解説します。
- 業務効率化につながる
- 意思決定の迅速化につながる
- 内部統制の強化につながる
業務効率化につながる
ワークフローシステムを導入すれば、これまで手作業で行っていた各種申請の管理や承認のやりとりで発生していた手間、膨大な書類の中から必要なものを探す手間などを全て削減できます。
データへの移行によってペーパーレス化が実現し、必要な書類の紛失リスクを減らせる点も見逃せません。日頃から申請を行う従業員にとっても、承認ルートや決裁までのプロセスが可視化されるため状況を把握できて安心。部署全体で多くのメリットを得られるのです。
意思決定の迅速化につながる
ワークフローシステムのメリットは、申請書類に豊富なテンプレートがあることや現場の工数を減らすことだけではありません。クラウドを使った意思決定のフローを設定しておくことで、複数拠点の承認を必要とするケースでも書類郵送の必要がなくなり、社内全体の申請手続きにおけるストレスを大幅に軽減できるのです。システムによってはリアルタイムの通知機能などもありますので、それぞれの承認担当が申請にすぐ気付き、決済業務を円滑に進行することが可能になります。
内部統制の強化につながる
ワークフローシステムの中でも多機能なシステムであれば、承認ルートの可視化や証憑類のデータ化によって、不正が起こりにくい環境づくりが実現できます。風通しの良い承認環境が作れれば、コミュニケーションが円滑になるだけでなく、経費における不正なども防げるでしょう。
そのほか複数の部署を柔軟に管理できるグルーピング設定で、役職や部署等に合わせた申請・承認の権限設定が行えます。管理者は安心して社内のワークフロー業務をマネージメントできるのです。
まとめ:機能を比較し、自社に最適なワークフローシステムを導入しよう
本記事では、多機能なワークフローシステムおすすめ15選を紹介してきました。社内のワークフロー業務を効率化するためには、意思決定のフローを見える化し、不要な業務をなくすことが大切。その点で多機能なワークフローシステムは、申請・承認のフローをニーズに合わせて細やかにカスタマイズできるため、企業規模を問わず導入するメリットがあるといえます。
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