経費BANKの評判と実態
「申請作業が面倒」「管理に毎月手間がかかる」など、経費精算業務に関する悩みはさまざま。なるべく簡単に済ませたいのが本音ではないでしょうか。そこでおすすめなのが、経費精算システムの導入です。経費精算システムを導入することで、交通費精算や出張費精算などを誰でも簡単に行えるようになります。
とはいえ、どの経費精算システムを選べばいいのかわからない方も多いでしょう。そこでこの記事では、発注業者比較サービスのPRONIアイミツが、経費精算システムのなかでもおすすめな「経費Bank Ⅱ」についてご紹介していきます。経費精算システムの導入でお悩みの方はぜひ参考になさってください。
- <総評>経費BANKは使いやすさが魅力の経費精算システム
- 小規模企業・中小企業におすすめのサービス
- 経費BANKの6つのメリット
- 徹底調査で分かった経費BANKを使うべき人・会社
- 経費BANKの料金プラン
- 経費BANKの導入実績・効果
- まずは経費BANKの見積もりを
- まとめ
<総評>経費BANKは使いやすさが魅力の経費精算システム
SBIビジネス・ソリューションズ株式会社(東京都港区)が提供している経費BANKは、誰でもすぐに使いこなせる経費精算システムです。
経費精算システムに限った話ではありませんが、システムを導入する際に使いづらいものを選定してしまうと、なかなか社内に定着しません。結局使いこなせる人が限られてしまい、業務の効率化につながらないなど本末転倒となってしまいます。
その点、経費BANKはインターフェイスがわかりやすく使い勝手も良いため、社内に素早く定着すること間違いなしです。
関連記事:おすすめの経費精算システムを徹底比較
小規模企業・中小企業におすすめのサービス
経費BANKの6つのメリット
紹介したような特徴がある「経費BANK」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
クラウド型で気軽に導入可能
経費BANKを導入するメリットとしてはじめにあげられるのが、気軽に導入するできるクラウド型であるということ。
経費精算システムにはオンプレミス型(パッケージ型)のものも少なくありませんが、経費BANKは便利なクラウド型。導入までにかかる時間だけでなく、初期費用も大幅に抑えられるため、経費精算システムを導入したいが費用面が気になる方にもぴったりです。
また、クラウド型ではセキュリティ環境の管理やデータバックアップ、定期的なメンテナンス、トラブル対応、バージョンアップなどをすべて提供元に任せられるのも心強いポイントだと言えます。
使いやすい画面でサクサク操作
経費BANKを導入するメリットとして2つ目にあげられるのが、画面が非常にわかりやすいため、サクサク操作できるということです。
経費精算システムの導入では、使いやすさが非常に重要なポイント。操作性の快適さは経費精算業務の効率化にもつながります。
その点、経費BANKは非常に操作画面がわかりやすく、タブメニューから簡単に使いたい機能を選択することが可能。シンプルな画面で直感的に操作できるほか、申請書の入力項目もカスタマイズできるため、今使用している申請書をそのまま反映できるのもうれしいポイントでしょう。
デバイスを問わず利用可能
経費BANKを導入するメリットとして3つ目にあげられるのが、さまざまなデバイスから利用できるということです。
先にも述べている通り、経費BANKはクラウド型の経費精算システム。そのため、PCをはじめスマートフォンやタブレットなどデバイスを問わずに利用できます。
インターネットとつながる環境であれば、いつでもどこで使用できるのは便利でしょう。移動時間中にサクッと経費申請を行うというような使い方も可能です。
日本語だけでなく英語表示もOK
経費BANKを導入するメリットとして4つ目にあげられるのが、日本語だけでなく英語表示にも対応しているということです。
グローバルに展開している企業や、外国人従業員が多いという企業にとっては、日英どちらにも対応できるシステムを導入したいでしょう。ユーザーが個別に日本語表示/英語表示を切り替えられるため、各自が使いやすい方を選択できるのはうれしいポイントです。
また、経費申請や精算などのユーザー画面のみならず、承認ページも英語表示に変更できます。もちろん、外貨入力も可能です。
連携機能が充実
経費BANKを導入するメリットとして5つ目にあげられるのが、連携機能が充実しているということです。
経路や運賃を検索できる「駅すぱあと」と連携できるだけでなく、ICカードやコーポレートカードを活用してデータを取得することも可能。さらに、経費BANKから出力されたデータは自由にカスタマイズできるため、すでに利用している/今後導入を検討している会計ソフトなどの外部システムとも柔軟に連携できるでしょう。
電子帳簿保存法にも対応可能
経費BANKを導入するメリットとして6つ目にあげられるのが、電話帳簿保存法にも対応できるということです。
電子帳簿保存法(正式名称:電子計算機を使用して作成する国税関係帳簿書類の保存方法等の特例に関する法律)とは、国税に関する帳簿や証憑書類などを電子データとして保存することを認める法律。法律で定められている条件を満たしていれば、これまで紙媒体での保存が原則であった書類も、電子化して取引・管理することが可能です。
経費BANKでは電子帳簿保存法対応オプションが用意されており、改ざんを防止するタイムスタンプやスマートフォンによるデータ読み取り、電子データの検索機能などを網羅。ペーパーレス化を進めたい企業にはうってつけでしょう。
徹底調査で分かった経費BANKを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「経費BANK」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
使いやすい経費精算システムを探している
使いやすい経費精算システムを探している方は、経費BANKを導入するべきだと言えます。
「すでに経費精算システムを導入しているものの、操作がわかりづらくあまり社内に定着していない……」「経費精算システムを使用するとかえって業務に時間がかかってしまう」など、使いづらい経費精算システムを導入してしまうと、このような悩みに陥ってしまうこともあるでしょう。
しかし経費BANKは、操作画面が非常にわかりやすい点がメリット。ユーザーインターフェースが優れているため、マニュアルをわざわざ参照しなくても、誰でも直感的に使用できます。
さらに申請書のフォーマットを自由にカスタマイズできるので、これまでに使用してきた申請書をそのまま使い続けたい場合も安心です。
電子帳簿保存法にも対応できる経費精算システムを探している
電子帳簿保存法に対応できる経費精算システムを探している方にも経費BANKはおすすめです。
国税関係帳簿書類を紙媒体で保存しておくのは場所を取るだけでなく、書類の管理や検索にも手間がかかります。「あの書類を確認したい」と思っても、その書類がどこにあるのかがすぐにわからないのは困るでしょう。
経費BANKはオプションで電子帳簿保存法にも対応可能なため、ペーパーレス化を推進できます。電子データ化した領収書や請求書にタイムスタンプを付与できるだけでなく、スマートフォンで読み取った書類の電子データ化や、取引金額・取引先名などのさまざまな条件でソートできる一括検索機能などを網羅。電子データによる申請や書類管理をサポートします。
経費BANKの料金プラン
経費BANKの利用料金は以下の通りです。
【基本料金】
初期費用:0円
月額利用料(10ID単位):3,300円
※添付ファイル基本10GB込み
※20ID以上の場合は別途問い合わせ
【オプション】
・電子帳簿保存法対応
初期費用:9万9,000円
月額利用料(1〜10ID):2,200円
月額追加利用料(10ID単位):2,200円
・ICカード対応版
初期費用:9万9,000円
月額利用料(1〜10ID):5,500円
月額追加ID利用料(10ID単位):1,100円
・添付ファイル
月額追加利用料(10GB単位):1,100円
・住信SBIネット銀行 総合振込API連携サービス
月額利用料:5,500円
※すべて税込
経費BANKの導入実績・効果
ここからは実際に「経費BANK」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社ホテル小田急
経費BANKの導入事例ページ (SBIビジネス・ソリューションズ株式会社 https://kb2.sbi-bs.co.jp/case/case06.html 参照)によると、ハイアットリージェンシー東京など、ホテルの経営を中心に事業を展開してきたホテル小田急では、経費精算に大きな問題を抱えていたそうです。
これまでは交通費や交際費などといった営業経費をすべて書類で管理しており、伝票を領収書に貼り付けて提出するという形をとっていました。しかし経費精算のやり取りは非常に数多く、2週間ほどすれば大量の伝票が積み上がっている状態に。経費精算業務の効率化やペーパーレス化を進めるべく、わかりやすく直感的に操作できる経費BANKの導入を決めました。
経費BANKの導入後は、これまでまとめて伝票に起こされた経費を「Aさんには1,000円、Bさんに3,000円」と1人ずつ現金で渡していたものを、口座に振り込むだけで済むようになったとのこと。また、伝票申請に搭載されているファイル添付機能を活用することで、交際費や旅費に伴うレシート・領収書を簡単に添付できるようになり、大幅な業務効率化に役立っているようです。
株式会社たち吉
経費BANKの導入事例ページ (SBIビジネス・ソリューションズ株式会社 https://kb2.sbi-bs.co.jp/case/case01.html 参照)によると、器の老舗として260年もの歴史を誇るたち吉では、これまで申請用紙に内容を手書きし、領収書や出張届を添付して提出する形式を採用していました。その書類に基づき、各拠点の生産担当が現金で出金していたと言います。
しかし、拠点ごとの精算を本部の経理がまとめて締め作業を行う必要もあり、二度手間となっていました。毎日現金の付け合わせを行わなければならないほか、内容が曖昧な書類は仕分け作業も必要。業務の効率化を叶えるために経費BANKの導入を決定したとのことです。
経費BANKを導入したあとは業務負担が大幅に軽減。各部門の経理担当が1人であっても回せるほど効率化が進んだと言います。「このような機能が欲しい」というリクエストにも柔軟に応えようとする点も心強いようです。
まずは経費BANKの見積もりを
ここまで、経費BANKを導入するメリットやどのような会社におすすめなのか、実際に導入している企業の事例などをご紹介してきました。
月額基本料金は先にも説明した通り、10ID単位で3,300円(税込)。20ID以上使用する場合には別途お問い合わせが必要です。経費BANKが気になる方は、ぜひPRONIアイミツよりお問い合わせのうえ見積もりを取得してみましょう。
まとめ
クラウド型で気軽に導入できるだけでなく、優れたインターフェースで操作も楽々な経費BANK。経費精算システムを探している場合には、ぜひ候補の1つとして検討してみてください。
数ある経費精算システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った経費精算システムが分かる診断(無料)ができます。