大企業向け経費精算システムおすすめ12選【2024年最新比較】
多くの大企業では、既に経費精算システムを導入していることでしょう。しかし、「組織の拡大で承認フローが煩雑になった」「システムが古くて手作業が発生している」といった問題で、効率化が進まない企業も多いのではないでしょうか。
近年、クラウドサービスのニーズは増え続け、さまざまな業務用ツールが展開されています。そのなかで飛躍的な進化を遂げているのが経費精算システムです。新たな技術を活用すれば、これまで難しく思えていた経費精算の効率化を実現することができます。
本記事では、経費精算の悩みを解決する大企業向け「経費精算システム」を紹介します。精算業務を効率化させたい大企業の担当者はぜひご覧ください。
- 大企業に経費精算システムを導入するメリット
- 大企業向け経費精算システムの選び方
- 【比較表】大企業向け経費精算システム
- 【2024年最新】大企業におすすめの経費精算システム12選
- まとめ:経費精算ソフトの導入で、従業員・経理担当者の業務効率化を
- よくある質問
大企業に経費精算システムを導入するメリット
大企業では従業員・取引数が多いため、1つひとつの経費精算の負荷を下げなければ業務効率化につながりません。経費精算システムでは領収書読み取りによって申請書を自動作成したり、システム上で承認・自動仕訳まで一括対応できるため、経理担当者だけでなく従業員の手間を削減できます。
便利な経費精算システムは、経理DX・ペーパーレス化・電子帳簿保存法対応を背景に、多くの企業で導入されています。株式会社矢野経済研究所の調査によると、2020年度の経費精算ソリューションの市場規模は154億4,500万円(前年度比130.2%)に拡大。今後も「経理のペーパーレス化を推進するため」「電子帳簿保存法対応のため」に、経費精算ソリューションを導入する企業が増加すると見込んでいます。
出典:株式会社矢野経済研究所「経費精算ソリューション市場に関する調査(2021年)」(2022年2月28日発表)
以下、大企業に経費精算システムを導入するメリットを解説します。
- 入力ミスや計算誤りを削減できる
- 会計ソフトへのデータ連携で、仕訳まで自動化
- 電子帳簿保存法に則った管理で、紙の書類保管が不要
入力ミスや計算誤りを削減できる
経費精算システムでは申請から承認までの作業がほぼ自動化され、入力ミスや計算誤りを削減できる点がメリットです。たとえば、経費の申請では、スマホアプリから領収書を撮影して文字を読み取ります。日付や金額などが自動入力されるため、手作業によるミスが発生しません。複雑な交通費精算でも、ICカードやクレジットカード、プリペイドカード連携を使えばデータが自動反映され、正しい交通費を計算することが可能です。
また、近年では申請内容をチェックする機能も強化されており、RPA(Robotic Process Automation)と連携することで自動チェックが可能。精算業務の多い大企業では、ミスや計算誤りの削減は大きな効率化につながることでしょう。
会計ソフトへのデータ連携で、仕訳まで自動化
経費精算システムでは、会計ソフトへのデータ連携で仕訳の自動化が実現します。あらかじめ経費精算の種類ごとに勘定科目・税区分を紐づけることで、ルールに沿った仕訳が作成されます。また、承認済みの経費精算から振込データ(FBデータ)も自動生成できるため、これまで手間と時間をかけていた振込用ファイル作成も不要になります。
大企業の経理担当者の場合、支店や支社の対応もあり業務が煩雑になりがちです。精算業務から会計、振込までの一連の処理が自動化されることは、経理担当者にとって負担を大幅に減らせるメリットがあります。
なお、2023年10月にインボイス制度が開始され、領収書に「適格請求書発行事業者」を示す登録番号が掲載されるようになりました。今後はこの登録番号が記載されているか否かによって、会計の仕訳区分が変わります。インボイスに対応したシステムなら、会計ソフトへデータ連携した後に仕訳区分の手直しが発生しない点がメリット。経理担当者の負担をなくすためにも、インボイス制度に対応したシステムがおすすめです。
関連記事:インボイス制度で経費精算はどう変わった?
電子帳簿保存法に則った管理で、紙の書類保管が不要
経費精算システムを使えば、電子帳簿保存法に則った領収書管理が可能となる点がメリット。紙の書類保管が不要になります。
電子帳簿保存法とは国税に関わる帳簿・書類の電子保存を認める法律のことで、領収書のスキャナ保存の際は要件に従った対応が必要です。企業によってはスキャナ保存を独自の方法で行い、業務フローが煩雑になるケースも少なくありません。
経費精算システムでは、法的要件を意識することなく電子帳簿保存法に則った形で領収書のスキャナ保存が可能です。要件に示された画像の解像度・色調の自動チェックのほか、タイムスタンプの付与や訂正・削除の履歴保存にも対応できるため、大企業のペーパーレス化や業務効率化に大いに役立ちます。
関連記事:【電子帳簿保存法対応】請求書保管におすすめのシステム
大企業向け経費精算システムの選び方
経費精算システムを比較検討する際、大企業が重視するべきポイントは、機能・システム連携・セキュリティ・料金の4つです。それぞれ詳しく見ていきましょう。
- 自社に必要な機能を搭載しているか
- 自社システムと連携可能な経費精算システムか
- SOCレポートやセキュリティ認証を取得しているか
- 初期費用・月額料金を比較する
自社に必要な機能を搭載しているか
はじめに、経費精算システムを利用する目的を明確にし、自社に必要な機能を洗い出しましょう。大企業の効率化に効果的なのは、スマートフォンによる申請・承認、小OCR(収書自動読み取り)機能、クレジットカード連携、会計データ連携、規定違反チェックなどです。以下に主な機能をまとめたので参考にしてください。
機能 | 詳細 |
---|---|
スマートフォン対応 | スマートフォンアプリでの申請・承認 |
OCR機能(領収書自動読み取り) | 撮影した領収書の文字を読み取り、自動入力 |
交通費精算 | 乗換案内サービスと連携し、定期区間を自動控除して計算 |
各種データ連携 | 交通系ICカード、クレジットカード、コーポレートカード、スマホ決済アプリなどの利用明細を自動で取り込み |
会計ソフト連携 | 自動仕訳を行い、会計ソフトと連携 |
FBデータ作成 | 承認データから振込データを自動作成 |
請求書処理 | 受け取った請求書の振込依頼申請が可能 |
API・CSV連携 | 既存システムとの連携 |
規定違反チェック | 社内規定に違反した申請に対して、警告表示や申請ブロック |
インボイス対応 | 取引先のインボイス対応状況に合わせて仕訳処理 |
電子帳簿保存法対応 | 法的要件に従った領収書のスキャナ保存 |
汎用ワークフロー | 稟議や押印申請で利用 |
自社システムと連携可能な経費精算システムか
経費精算システムを比較する際は、自社システムとAPI連携可能かどうかも重要なポイントです。多くの大企業には基幹システムが存在し、システム連携によって業務効率化を図ることができます。たとえば、人事システムと経費精算システムを連携することで、従業員情報をユーザーとして登録できます。給与システムと連携すれば、経費精算の金額を反映した給与計算が可能です。
また、シリーズ間連携という連携方法もあります。給与や人事、会計など同じシリーズに統一することで、シームレスな自動連携が可能です。場合によっては大企業のシステム全体の見直しを検討するのも良いでしょう。
SOCレポートやセキュリティ認証を取得しているか
大企業が経費精算システムを比較検討する際に、忘れてはならないのがセキュリティです。判断材料としては、SOCレポートやセキュリティ認証の取得状況などがあります。
SOCレポートとは、サービスを提供する企業における内部統制の有効性について、第三者機関がまとめた報告書のことです。簡単に言えば、適切なセキュリティ管理によって安定稼働できる経費精算システムであることを示しています。
また、セキュリティ認証では、個人情報が対象の「Pマーク」や情報資産が対象のISMS(ISO27001)などがあります。いずれも、第三者機関によってセキュリティが保障されているため、セキュリティを重視する大企業でも安心です。
初期費用・月額料金を比較する
経費精算システムを検討する際は、初期費用と月額料金の比較が必要です。初期費用は無料になる場合が多い一方、月額料金は利用人数に応じた従量課金制で、企業ごとにコストが異なります。経費精算システムの費用相場は下記の通りです。
費用項目 | 費用相場 |
---|---|
初期費用 | 無料~30万円程 |
月額費用 | 400~600円/1ユーザー |
たとえば、500人規模の大企業では月額料金は20万円~30万円程ですが、1,000人規模になると40万円~60万円になります。また、経費精算システムによってはオプション料金が発生することもあるため、見積もり時に確認するのがおすすめです。
【比較表】大企業向け経費精算システム
ここからは、大企業向けの経費精算システムについて、機能や料金を比較します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、おすすめの経費精算システムをご確認ください。
下記ボタンから、経費精算システムを最大6社まで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
【2024年最新】大企業におすすめの経費精算システム12選
2024年最新比較で、大企業におすすめの経費精算システム12選を紹介します。各サービスの特徴とおすすめポイントをまとめているので、ぜひシステム選定時の参考にしてください。
- Concur Expense
- 楽楽精算
- Spendia
- バクラク経費
- WAVE225
- J’sNAVINEO
- Ci*XExpense
- マネーフォワードクラウド経費
- ジョブカン経費精算
- TOKIUM経費精算
- WiMS/SaaS経費精算システム
- TeamSpirit 経費精算
Concur Expenseは米国発祥のサービスで、経費精算における世界標準システムとして広く知られる経費精算システムです。企業規模に応じたプランが用意されており、多くの大企業に導入実績があります。
他社と比較したおすすめ理由が、充実した外部連携機能です。Concur ExpenseはPayPayなどのQRコード決済アプリやコーポレートカード支払い、ホテル手配、タクシー配車などさまざまなサービスと連携することができます。多言語・多通貨対応で海外のホテルや航空券の予約もできるため、グローバル展開する大企業におすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- キャッシュレス立替・送金機能
- 定期区間自動控除機能
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- さまざまな言語で対応できて、便利。 セキュリティーもしっかりしていて安心。 精算作業もシンプルで使いやすく、ボタン1つで上司の承認依頼もできて便利。 画面も見やすい。
- 使い慣れもあるかもしれませんが、特に操作について迷うことなく作業が可能で満足しております。マニュアルもわかりやすいです。
楽楽精算は、国内においてSaaS型経費精算市場の累計導入社数ランキング1位(※)の実績を誇る経費精算システムです。圧倒的なシェアとサービスの安定性が評判で、多くの大企業に導入されています。
他社と比較したおすすめポイントが、業務効率化に向けた機能が充実している点です。たとえば、訪問先や経路、金額などをあらかじめ申請すればそのまま出張精算に利用できる「事前申請機能」があります。また、「規定違反チェック機能」では出張手当や交際費、タクシー代なども社内規定違反がないかチェックを行い、警告表示や申請ブロックが可能。
内部統制強化やコンプライアンス順守を重視する大企業に、楽楽精算はおすすめの経費精算システムです。
(※デロイト トーマツ ミック経済研究所「クラウド型経費精算システム市場の実態と展望」(ミックITリポート2023年9月号:https://mic-r.co.jp/micit/2023/)より)
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- キャッシュレス立替・送金機能
- 定期区間自動控除機能
- スキャンして全てが完了する。
- 出張勘定項目など選択式で使用しやすい 5つ程の中から選ぶので分かりやすい。基本、月一回の精算なので分かりやすいのが良い。
Spendiaは、スマートフォンのみで経費精算業務を完結させることを前提に設計・デザインされた経費精算システムです。あらゆる業種・業態に合わせた柔軟なカスタマイズが可能で、多くの大企業にも導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントが、入力サポート機能。領収書OCR自動入力のほか、GPS移動距離精算、経路検索・定期控除、仮払い申請・精算、日当などの自動計算が可能です。
また、予算超過チェックや出張規程の違反チェック、承認や支払の状況把握なども標準搭載されるため、経理担当者・承認者の確認漏れ防止や負担軽減にも役立ちます。運用に合わせたカスタマイズによってDXを推進したい大企業に、Spendiaはおすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- 定期区間自動控除機能
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- 経費の入力・申請機能
バクラク経費精算
バクラク経費精算は、精算業務の自動化によってミスなくスピーディな経費精算を実現できる経費精算システムです。経理担当者に寄り添った設計で、インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応しています。
他社と比較したおすすめポイントが、領収書一括AI-OCR機能です。複数枚のアップロードに対応しており、向きが異なる場合はAIが領収書を自動で回転して読み取ってくれます。精算件数の多い大企業にとって、一括でスピーディな経費精算ができる機能は便利で、業務効率化につながります。
また、バクラク経費精算は会計ソフトや給与ソフトとの連携、FBデータ(銀行用振込データ)の出力、請求書支払いなどが可能で、経理業務を自動化します。ミスのない仕組みで経理業務の負担を減らしたい大企業におすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- 経路検索・交通費計算機能
- 定期区間自動控除機能
- 申請へのファイル添付機能
- 経費の入力・申請機能
- 事前申請機能
WAVE225は、ワークフロー市場で16年連続シェアNo.1の「intra-mart」を基盤とした経費精算システムです(株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2023年版」より)。カスタマイズ性に優れ、大企業向けの機能も充実しています。
最大の特徴と言えるのが、ソースコードや設計書を公開しているオープンソース・ソリューション。企業内にエンジニアがいれば、業務ルールや社内規定等に合わせて自由に経費精算システムをカスタマイズできます。
また、グループ会社や子会社で共通利用できるマルチテナント機能もあり、費用を抑えながら効率的な経費精算業務が可能です。WAVE225はユーザー数や申請数によらない料金体系で、1,000名を超える大企業で多く利用されています。
- 電子帳簿保存法への対応
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経費の入力・申請機能
- 交際費の一人当たりの単価自動算出
- 仮払金申請機能
- 請求書の支払依頼申請
- 経費精算のワークフロー設定
- オンプレミス(パッケージ)
J’s NAVI NEO
J’sNAVI NEOは、JTBグループの株式会社 JTBビジネストラベルソリューションズが提供する経費精算システム。通常の経費精算に加え、旅行業の強みを活かした機能が充実しており、出張や移動の多い大企業におすすめです。
おすすめのポイントは、出張手配から経費精算までワンシステムで完結すること。新幹線・航空機・ホテルなど、国内外のオンラインチケットをJ’sNAVI NEOのシステム上で手配すると、交通費や宿泊費を全て会社請求(経費)にすることが可能です。ICカードデータやコーポレートカードなどの連携にも対応しており、経理業務の効率化を実現できます。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 領収書・レシートのオペレーター代理入力機能
- 定期区間自動控除機能
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- マニュアルを見る必要がなく、直感的な操作が可能である。定期登録があり、交通費の精算も自動的に計算され大変便利で楽である。
- 経路入力システムが大変わかりやすく、入力が簡単に出来る所が良いかと思います。経路登録する事でより簡単入力出来る所も使いやすいかと思います。
Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)は、グループ経営での利用を前提に設計された経費精算システムです。同一グループ内であれば、マスタや承認フローを一括管理できます。
他社と比較したおすすめポイントは「マスタ設定」で、グループ内で自由に切り分けが可能です。グループ内の数社に限定することも、特定の部門でグループ化することも可能で、経費精算における管理の手間が省けます。
もちろん経費精算に必要なスマートフォンからの申請・承認、AI-OCRによる領収書読み取り、ICカード・クレジットカード連携などは標準搭載されており、社内規定のチェックも可能。複数の子会社を持つような大企業に、Ci*X Expenseはおすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- ICカード利用履歴の取込み
- 定期区間自動控除機能
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- 申請へのファイル添付機能
- 経費の入力・申請機能
- 費用按分機能
- 経費精算のワークフロー設定
- 経費精算以外の各種申請のワークフロー機能
- 申請のメール通知機能
マネーフォワードクラウド経費は、現場での使い勝手の良さに強みを持つ経費精算システムです。3つのプランが用意され、中小企業から大企業まで規模を問わず利用することができます。
搭載機能としては、スマホによる申請・承認、OCR入力、オペレーター入力、クレジットカード・電子マネー連携、振込API・総合振込対応、汎用ワークフロー、キャッシュレス決済など。幅広い経費精算業務をカバーします。
また、レポート共有・分析機能や決算書自動作成機能も搭載されており、管理者や経理担当者の大幅な工数削減につながる点もメリット。現場の使いやすさを重視する大企業におすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- キャッシュレス立替・送金機能
- 領収書・レシートのオペレーター代理入力機能
- 経費精算のアプリがスマホに最適化されていて使いやすい。サポートが迅速丁寧で不明点もすぐ解決することができ、利用しやすい。
- 簡単便利で、汎用性が高いから使いやすい。ITリテラシーが低くても使いやすそう。
ジョブカン経費精算は、業界最安クラスの価格でシンプルに使える経費精算システムです。優れたコストパフォーマンスによって、中小企業から大企業に至るまで幅広い企業に導入実績があります。
ジョブカン経費精算はシンプルな操作性ながら、豊富な機能を揃えている点がおすすめ。スマートフォンによる申請や承認、ICカード読み取り、仕訳データ連携、乗換案内連携などが搭載され、通常の経費精算であればほぼ全てがカバーされます。
申請・承認ワークフロー機能では、社内規定や企業の事情に沿った承認経路を作成数の上限なく自由に設定できるため、大企業でも最適なワークフローを実現できるでしょう。コストパフォーマンスを重視する大企業におすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 定期区間自動控除機能
- 申請へのファイル添付機能
- 経費の入力・申請機能
- 代理申請機能
- 以前までは手書きで入力していたので、システムを使うことでミスが減り、時間も短縮されかなり助かっています。
- マニュアルが無くても視覚的に使えるUIで、ほぼ全員が簡単に使いこなせています。経路検索や領収書の無い切符の金額なども簡単に調べることができます。
TOKIUM経費精算は、使いやすさとユーザー満足度の高さに定評がある経費精算システム。高度な機能によって、完全ペーパーレス化と業務効率化を実現できます。
他社と比較したおすすめポイントが、スマホで撮影された領収書の正確な自動入力機能です。専任オペレーターによる入力代行が行われており、OCR(自動読み取り)では実現できない99%以上(※)の精度でデータ化してくれます。また、ICカードやクレジットカード、法人カードとも連携でき、経理担当者の負担を減らしながらミスのない精算業務が可能です。
(※TOKIUMが規定した条件を満たした書類における、対象項目あたりの精度)
「正確性を保ちながら業務効率化を進めたい」と考える大企業に、TOKIUM経費精算おすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- 領収書・レシートのオペレーター代理入力機能
- 定期区間自動控除機能
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- 今まではPCでしか申請出来なかったがアプリですぐに精算できるようになり、レシートも写真で撮るだけでとても楽。
- スマホ一台で領収書を写真で撮れて、申請と処理がすごく楽にできる。進捗具合も確認できるようになったのでとても便利です。 また、ダメなところも来るので再申請も迷わない。
WiMS/SaaS経費精算システム
WiMS/SaaS経費精算システムは、グループ会社を跨いだ経費承認や会社間取引ができる経費精算システムです。大規模組織での利用を前提とした設計で、承認ルートも自由に設定することができます。
最大の特徴は、独自の運用にも柔軟に応えられるワークフロー機能です。申請内容や所属部署、役職による承認ルートはもちろん、多段階承認や提出・承認・差戻しでのメール通知などもカスタマイズなしで設定することができます。
社内の各種規定に沿った自動チェックによって申請内容の不備・不正を検出するため、内部統制の強化にも役立ちます。ワークフローを活用して効率化・内部統制を図りたい大企業におすすめの経費精算システムです。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- キャッシュレス立替・送金機能
- 定期区間自動控除機能
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- 申請へのファイル添付機能
チムスピ経費
「TeamSpirit 経費精算」は、間接業務(バックオフィス)が扱う社内情報を一元管理できる経費精算システムです。勤怠管理や就業管理、電子稟議などが同じパッケージに含まれているため、シームレスなデータ連携を実現できます。
搭載機能としては、スマートフォンによる申請・承認、領収書自動読み取り機能(OCR機能)、交通費申請、事前申請などがあり、入力業務の工数削減に効果的です。
会計ソフトへの連携やFBデータ(振込データ)出力も可能で、経理業務の負担軽減にも役立ちます。「TeamSpirit 経費精算」はForce.com環境で構築されているシステムで、強固なセキュリティ環境で経費精算システムを利用したい大企業にもおすすめです。
- 電子帳簿保存法への対応
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- 定期区間自動控除機能
- 経費の入力・申請機能
- 事前申請機能
- 初心者でも一目でわかりやすく作られているところが良いです。経費精算に不慣れな人でも、マニュアルをしっかり見なくてもサクサク進めることができます。
- 動作が軽く、操作が直感的でわかりやすい。デザインもシンプルで、マニュアルを読み込まなくてもある程度操作できる。
まとめ:経費精算ソフトの導入で、従業員・経理担当者の業務効率化を
大企業では抱える従業員や取引数が多く、日々膨大な量の経費精算が発生します。社員からの申請にミスが多いと差戻しなどの手間がかかり、人件費の面から見ても大きなコストといえます。
経費精算システムを導入すれば精算業務の効率化が可能です。スマートフォンやOCR機能を使った申請・承認によって、社員が経費申請を行う負担を大幅に削減。規定違反の自動チェックやクレジットカード連携、会計ソフト連携もあるため、承認者や経理担当者の業務効率化にも役立つことでしょう。
経費精算システム選びに迷う場合は、複数社の相見積もりがおすすめ。PRONIアイミツ(当サイト)は、いくつかの質問に答えるだけで、希望要件に合った経費精算システムが分かる診断を用意していますので、ぜひ一度お試しください。
関連記事:経費精算システムを徹底比較!2024年最新のおすすめソフトウェアとは
よくある質問
最後に、大企業向け経費精算システムの比較についてよくある質問に答えます。
導入シェアが大きい経費精算システムは?
「ITR Market View:予算・経費・就業管理市場2020」によると、国内で最も導入シェアが大きいのは株式会社ラクスが提供する「楽楽精算」です。楽楽精算は、経理担当者だけでなく経費申請者にも使いやすい操作画面となっており、これまで何度もシステム改修による改善が行われています。豊富なオプション機能を活用すれば、大企業の経費精算業務を大幅に効率化できます。
また、売上シェアで比較した場合は、Concur Travel & Expense(Concur Expenseの出張予約・経費精算が利用できるプラン)がトップです。「ITR Market View:予算・経費・サブスクリプション管理市場2023」において、2014年度から9年連続シェアNo.1となっています。
大企業に経費精算システムを導入する際に注意すべき点は?
大企業が経費精算システムを導入する際に注意すべき点は、サービス提供元の内部統制やセキュリティです。外部のサービスを利用しているとはいえ、問題が発生した際の責任の所在は利用者である企業側にあるためです。
内部統制を確認するには、第三者機関によって保障されたSOCレポートの存在や上場しているかどうかを基準にすると良いでしょう。ほかにも、個人情報が対象の「Pマーク」や情報資産が対象のISMS(ISO27001)などが確認できれば、信頼できる経費精算システムといえます。
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