【2024年最新】AI-OCR機能が搭載されている経費精算システム7選
経費精算の時にレシートの情報をシステム入力するのに時間がかかるとお困りの方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、AI-OCR機能が付いている経費精算システムを導入することです。AI-OCR機能が付いていれば、レシートの文字情報を読み取るだけではなく、AIによる学習機能があるので、読み取りを行うたびに文字認識の精度を向上させてくれるので、エラーの発生率も下がります。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、AI-OCR機能付きのおすすめ経費精算システムを厳選してご紹介!AI-OCR機能を導入するメリットや経費精算システムの選び方も詳しく解説していきます。
- 経費精算システムとは
- AI-OCR機能がある経費精算システムのメリット
- 経費精算システムの選び方
- 【比較表】請求書・領収書・レシートのOCR機能がある経費精算システム
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能がある経費精算システム7選
- まとめ:経費精算システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
経費精算システムとは
経費精算システムとは、会社の代わりに従業員が立て替えた経費の精算などをサポートするシステムです。経費精算に必要な書類の作成や上長の承認、申請内容のチェックなどをシステム内で行えます。
また、多くの経費精算システムにはルート検索機能が搭載されているため、わざわざ別のツールでルートや運賃を調べる必要はありません。検索した運賃などのデータはシステム上で自動計算されます。
また、経理担当者は申請内容があっているかどうかを確認する必要がありますが、これも交通費の自動計算機能によって、チェック業務を最小限にすることが可能です。従業員と管理者の双方にとって、経費精算システムを導入するメリットは大きいと言えるでしょう。
AI-OCR機能がある経費精算システムのメリット
経費精算システムで利用されるOCR機能は、主に2種類です。ひとつは一般的なOCR機能で、領収書やレシートなどの紙から文字情報をデジタルデータ化します。もうひとつは、OCR機能にAI技術を加えた「AI-OCR機能」と呼ばれるものです。
従来のOCR機能では文字認識精度があまり高くなく、読み取れない文字は人の手でいちから入力しなければなりませんでした。一方で、AI-OCR機能はAIの学習機能を利用することで、文字認識の精度を大幅に向上させています。仮に誤った読み取りをしてしまった場合でも、そのミスを学習材料により正確な文字認識ができるようになるわけです。
AI-OCR機能を搭載した経費精算システムと導入することで、経費精算にかかる業務負担を大きく軽減できます。経費精算に必要な領収書やレシートも、高い精度で気軽にデータ化できるため、いちいち紙から転記する必要はありません。さらに、使えば使うほど精度が上がっていくのです。
経費精算システムの選び方
経費精算システムを選ぶ際には、以下2つのポイントをチェックしましょう。
搭載機能
交通費や出張費、交際費など経費の種類ははさまざまで、全てを同じ頻度で利用するとは限りません。企業によってバラつきが発生するでしょう。経費精算システムには、領収書の読み取りやクレジットカード連携など多くの機能が搭載されていますが、自社のニーズに合うシステムを選ぶことで、大幅な業務効率化を実現できます。
操作性
価格の安さや知名度の高さで導入システムを決めるケースも少なくありませんが、重要なのは自社との相性です。操作性に関しても、自社の従業員が使いこなせるかどうかをチェックしましょう。無料トライアル期間を提供しているシステムも多いので、導入前にぜひ利用してください。
【比較表】請求書・領収書・レシートのOCR機能がある経費精算システム
ここからは請求書・領収書・レシートのOCR機能がある経費精算システムを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介する経費精算システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、経費精算システム選びの参考にしてください。
請求書・領収書・レシートのOCR機能がある経費精算システム7選
経費精算システムは製品ごとに特徴が異なります。最大限に有効活用するには、自社に合ったものを選ばなければなりません。ここでは、AI-OCR機能が搭載されている経費精算システムのなかで、とくにおすすめのものをピックアップしました。
楽楽精算は、バックオフィス支援事業やクラウドサービスの提供を行うラクスが手掛ける経費精算システムです。業界トップクラスのシェアを誇っており、これまでの導入社数は15,000社以上にのぼります(2023年9月時点)。
領収書の読み取り機能では、AIを標準搭載。専用のアプリで領収書やレシートを撮影するだけで、書類内の金額や取引先、受領日などをデータ化し、システムに自動的に同期します。電子帳簿保存法にも対応しているため、幅広く活用できるでしょう。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- キャッシュレス立替・送金機能
- 定期区間自動控除機能
- 部下やメンバー、スタッフの精算がひと目でわかり、管理者として、勤務における精算状況を把握できるため、管理しやすい。
- システムで精算できると人の手を使わなくていい為、とても効率的で生産性があり、誰でも清算しやすい。
クラウド経費精算 freeeは、クラウド型のサービスを多数展開するfreeeが提供する経費精算システムです。「freee」シリーズの他製品とのシームレスな連携に大きな魅力があります。たとえば、承認された経費をワンクリックで会計システム「freee会計」に登録することが可能。経費精算と会計処理を同時に行えます。
また、freeeアプリストアではさまざまなアプリが提供されており、AI-OCRと連携することも可能です。
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- キャッシュレス立替・送金機能
- 領収書・レシートのオペレーター代理入力機能
- 定期区間自動控除機能
- 初心者にも使いやすく、画面も見やすいので仕事が凄く捗りました。コストパフォーマンスが最高に良いです。
- 操作性もよく、分かりやすい。利用者もあまり大きな問題なく使えているようであり、管理の立場からも効率化ができている。
HRMOS(ハーモス)経費は、パッケージソフトやクラウドサービスの開発・販売を行うイージーソフトが手掛ける経費精算システムです。コストパフォーマンスに定評があり、初期費用0円、月額2万9,000円から利用できます。低コストで顧客満足度98%という高品質なシステムを導入できる点がメリットでしょう。
AI-OCR機能を標準搭載しており、スマートフォンやスキャナで領収書などの文字情報を正確に取り込むことが可能。外出先でも読み取るだけで自動入力されます。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- キャッシュレス立替・送金機能
- 定期区間自動控除機能
- 長くこのシステムを使用しています。他のシステムを利用したことが無いので比較はできませんが、ekeihiは簡単に入力が出来る点で使い易いです。
- 良い点は直感的に触ることができて、特に説明マニュアルを見なくても操作可能な点。 悪い点は一項目ごと入力しなくてはいけないので手間がかかる。
J’s NAVI NEO
J’s NAVI NEOは、大手旅行代理店のJTBが提供する経費精算システムです。国内外の航空機や新幹線、ホテルなどのチケット手配がシステム内で完結する点が最大の特徴でしょう。
また、手配した出張チケットの請求をJTBが取りまとめて一括請求することも可能。経理担当者の業務負担を大きく軽減できるでしょう。
さらに、SB C&Sと提携する「経費精算BPOソリューション」では、AI-OCRによる自動システム入力にも対応しています。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 領収書・レシートのオペレーター代理入力機能
- 定期区間自動控除機能
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- マニュアルを見る必要がなく、直感的な操作が可能である。定期登録があり、交通費の精算も自動的に計算され大変便利で楽である。
- 選択画面ではプルダウン形式が多いので、直感的に操作ができ使いやすいところが良いと感じたポイントです。
Stapleは、クラウドサービスやキャッシュレスサービスを展開するクラウドキャストが提供する経費精算システムです。法人プリペイドカード「Stapleカード」とシステムを紐づけることで、従業員に経費を建て替えてもらう必要がなくなります。
また、AI-OCR機能を標準搭載しているのもポイント。スマートフォンで撮影するだけでレシートや領収書の情報を自動的にテキストデータ化できるため、リアルタイムに経費精算を行えます。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- キャッシュレス立替・送金機能
- 定期区間自動控除機能
Streamedは、さまざまなビジネスソリューションを提供するクラビスが開発・運営する経費精算システムです。AI‐OCR機能を標準搭載しており、レシートや手書き領収書のほか、通帳、クレジットカード明細書などのデータ化も可能。さらに、税率ごとに分けてデータ化します。
また、CSV形式でダウンロードできるため、既存の会計ソフトにもスムーズに取り込めるでしょう。データはすべて暗号化されるため、セキュリティ面も安心です。
- 電子帳簿保存法への対応
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 経路検索・交通費計算機能
- 領収書・レシートのオペレーター代理入力機能
- 経費の入力・申請機能
- 経費精算のワークフロー設定
- 摘要の自動作成機能
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
ProActive C4 経費は、クラウドERPなどの開発・運営を行うSCSKが手掛ける経費精算システムです。決裁ルートの条件設定を柔軟に行える点に特徴があり、多段階承認のほか、さまざまな決裁ルートに対応できます。
さらに、標準搭載されているAI‐OCR機能は、90%以上の読み取り精度です。金額に関しては95%以上を記録しています。AIの学習機能により、利用すれば利用するほど精度が高まるため、業務効率化にも効果的です。
- 電子帳簿保存法への対応
- FBデータ自動作成・出力機能
- 請求書・領収書・レシートのOCR機能
- 仕訳データ自動作成・出力機能
- 承認ルートの分岐機能
- ICカード利用履歴の取込み
- 経路検索・交通費計算機能
- 外貨入力の対応
- 日当・宿泊手当の自動計算機能
- 申請へのファイル添付機能
まとめ:経費精算システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
経費精算システムを選ぶには、各サービス・製品の特徴を把握し、自社の目的やニーズに合った会社を見つけることが大切です。PRONIアイミツでは、さまざまな条件で経費精算システムを比較できます。指定の連携ツールや無料プランの有無など、あなたの会社に最適なサービスを機能ひとつから探すことが可能です。
→経費精算システムのランキングはこちら
とはいえ、数ある経費精算システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った経費精算システムが分かる診断(無料)ができます。
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