大学向けチャットボットのおすすめ10選!導入事例・利用シーンを紹介
大学では入試案内や履修登録、奨学金、キャリア支援など、学生からの問い合わせが多岐にわたり、時期によって一気に集中します。その結果、職員の負担が増し、学生にとっても回答の遅れが不満につながりやすい状況です。こうした課題を解消する手段として注目されているのが大学向けチャットボットです。
自動応答により学生の利便性を高めつつ、職員の業務効率化にも寄与します。本記事では、導入事例や利用シーンを交えながら、おすすめの大学向けチャットボットを紹介します。
- 大学でのチャットボットの利用シーン
- 大学がチャットボットを導入するメリット
- 大学のチャットボット導入事例|入学希望者向け
- 大学のチャットボット導入事例|在校生向け
- 【比較表】大学向けのチャットボット
- 大学向けチャットボットおすすめ10選
- 大学向けチャットボットの選び方・比較ポイント
- まとめ:大学に特化したチャットボットで学生対応をより円滑にしよう
大学でのチャットボットの利用シーン
大学では、学生や職員からの問い合わせ対応や情報提供を効率化するためにチャットボットの導入が進んでいます。特に、入試広報や学務対応などは問い合わせが集中しやすく、チャットボットの活用が効果的。ここでは大学における代表的な利用用途を3つ紹介します。
大学におけるチャットボットの利用用途は?
- 入試や学校説明の質問に答える
- 授業や学務手続きの質問に答える
- 学校生活や施設・イベントを案内する
入試や学校説明の質問に答える
受験生や保護者から寄せられる「入試日程」「出願方法」「オープンキャンパス情報」などの質問にチャットボットで対応できます。夜間や休日でも回答が得られるため、受験生は安心感を持てます。職員は単純な問い合わせ対応に追われず、広報や入試業務に集中できる点も大きなメリット。結果として、大学全体の信頼性や好感度の向上にもつながります。
授業や学務手続きの質問に答える
在校生向けには、「履修登録の手順」「授業の時間割」「試験日程」「学費納付期限」といった学務関連の情報を即座に案内できます。学生は窓口に並ばずに必要な情報を得られ、学業をスムーズに進められます。職員は繰り返しの問い合わせから解放され、より質の高い学生支援に注力可能です。学生・職員の双方にとって利便性の高い仕組みといえます。
学校生活や施設・イベントを案内する
学内生活に関する情報もチャットボットで提供できます。「図書館の開館時間」「施設の利用方法」「サークル活動」「学内イベントの日程」など、学生が日常的に必要とする情報を即座に提示。生活全般を支えるツールとなり、大学の魅力発信にも直結します。受験生にとっても入学後の生活をイメージしやすくなるメリットがあります。
大学がチャットボットを導入するメリット
大学でチャットボットを導入すると、単なる問い合わせ対応の効率化にとどまらず、AIを活用した継続的な改善や利用者満足度の向上といった効果が期待できます。ここでは特に重要な3つのメリットを解説します。
大学のチャットボット導入メリットをチェック
- 効率化とコスト削減で安定運営を実現できる
- 学生と職員の満足度を同時に高められる
- AIを活用したデータ分析で改善を続けられる
効率化とコスト削減で安定運営を実現できる
チャットボットは24時間365日稼働し、学生や受験生が好きな時間に質問できます。繁忙期でも安定して対応でき、窓口や電話への負担が軽減されます。職員は単純な問い合わせから解放され、結果として人件費の削減や業務効率の向上につながります。
学生と職員の満足度を同時に高められる
チャットボットの導入により、学生は思い立ったときにすぐ疑問を解消でき、学業や進学準備を安心して進められます。職員にとっては業務負担が減り、教育や学生支援に専念しやすい環境が整います。双方にとって快適な仕組みとなり、大学全体の評価や魅力向上にも寄与します。
AIを活用したデータ分析で改善を続けられる
チャットボットに寄せられた質問はすべてデータとして蓄積されます。これをAIで分析すれば、学生や受験生がどんな情報を求めやすいかが明確になり、広報施策や学務運営の改善に直結します。蓄積が進むほど回答の精度も高まり、利用が続くほど効果が増す仕組みです。さらに市販サービスが充実しているため導入も容易で、短期間で運用を開始できます。
大学のチャットボット導入事例|入学希望者向け
導入を検討する上で、導入事例を確認し、自校でも効果的にチャットボットを活用できるのか理解しましょう。チャットボットを導入し、入学希望者からの問い合わせを効率的にした代表的な大学の事例を紹介します。
事例①入試情報サイトにチャットボット導入(法政大学)
法政大学では、独自の入試情報サイトにチャットボットを導入しました。背景には、サイトの情報量が年々増え、膨大になっていることから、受験生からの問い合わせが増加したことがあります。導入により、鳴りやまなかった電話も落ち着き、職員の負担が軽減されました。
事例②志望候補者との新たなコンタクトチャネル開拓(四国大学)
感染症流行の影響を受け、受験生向けの説明会や相談会の中止が相次いだ四国大学では、受験生と大学側がコミュニケーションを十分に取れずにいました。そんな中、チャットボットの導入により、Webオープンキャンパスのサイトから大学公式サイトへ誘導がされ、サイト閲覧者数が大幅に向上しました。
事例③8割以上が提示されたサイトを閲覧する効果(金沢大学)
金沢大学では、受験生や在学生からの問い合わせ対応業務の負担が大きかったため、改善のためチャットボットを導入しました。導入後すぐにチャットボット利用者は増え、利用者の8割以上が提示されたサイトを閲覧するなどの効果が見られました。チャットボットを導入したことにより、職員の負担軽減とともに、受験生・在学生の満足度も向上しました。
大学のチャットボット導入事例|在校生向け
問い合わせ対応の効率化、学生の満足度向上を目的として、在校生向けのチャットボットを導入する大学が増えています。在校生向けの問い合わせを効率的にした大学の事例を3つ紹介します。
事例④全学を対象にチャットボットを導入(東北大学)
東北大学では、窓口フリー・働き場所フリー・印鑑フリーを目的に掲げ、全額を対象にチャットボットを導入しました。これにより、情報探索や申請作業などの多くが、オンライン上で完結できるようになりました。さらに、東北大学で導入しているチャットボットは、国立大学では初の英語と中国語にも対応できるものであり、留学生のニーズにも応えています。
事例⑤「サポートチャットボット」(AI)を導入(実践女子大学)
実践女子大学では2021年4月より、在学生からの質問に自動応答できるチャットボットが導入されました。膨大なSNS上の会話データによって作られた自然言語処理技術と、テキスト解析の精度向上のために独自開発されたAIを活用した、高い品質の会話を実現しています。また、実践女子大学卒業生の漫画家によるキャラクターを使用し、親しみやすいデザインも実現しています。
事例⑥メディアセンターに「AI型 チャットボット」を導入(立教大学)
問い合わせ対応業務により通常業務が圧迫される状況が続いていた立教大学では、業務の効率かとサービス向上のためにAI型チャットボットが導入されました。頻発する質問内容には自動応答し、教員や学生からの質問にいつでも回答できるようになりました。AI型のチャットボットを導入したことにより、立教大学の職員は複雑な質問を受けた際に余裕を持って回答できるようになり、学生の満足度も向上に繋がりました。
事例⑦独自のAIチャットボット・Ferris Chatを導入(フェリス女学院大学)
フェリス女学院大学は、学生が抱いた疑問を瞬時に解決するため、AIチャットボット「Ferris Chat」を導入しました。学生がキーワードを入力すると、自動的に質問を予測し、回答が表示されるしくみです。チャットボットの導入により、学生の満足度向上や職員の業務効率化だけでなく、窓口が密になる事態も防ぐことができました。
事例⑧チャットボット搭載のLINE公式アカウントを運用(駒澤大学)
駒澤大学では、チャットボットが搭載されたLINE公式アカウント「学習の疑問解決bot」が運用されています。背景には、Webサイトに載っている内容の質問が殺到し、窓口業務が圧迫されていたことがあります。チャットボットの導入により、学生は時間や場所を問わず疑問解決ができ、職員は日々変化する情報をすぐに学生に届けられるようになりました。
事例⑨在学生向け公式LINEアカウント「KUIS学生サポート」(神田外国語大学)
神田外国語大学では、感染症流行の影響で十分に問い合わせができない学生をフォローするために、在学生向けにチャットボットが搭載されたLINEアカウント「KUIS学生サポート」を導入しています。学生は「KUIS学生サポート」友だち追加するだけで、気軽に授業や試験などに関する疑問を解消できるようになりました。
【比較表】大学向けのチャットボット
ここからは実際に、大学向けのチャットボットを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月1,500円
初期費用 0円
(他5プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月10,000円~
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月70,000円~
初期費用 70,000円~
(他1プラン)
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料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ |
料金
月150,000円/1ドメイン
初期費用 1,000,000円
(他1プラン)
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有人対応機能
Q&A登録
チャット履歴のメール送信機能
IVR(自動音声応答)機能
ABテスト機能
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有人対応機能
Q&A登録
チャット履歴のメール送信機能
IVR(自動音声応答)機能
ABテスト機能
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有人対応機能
Q&A登録
チャット履歴のメール送信機能
IVR(自動音声応答)機能
ABテスト機能
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有人対応機能
Q&A登録
チャット履歴のメール送信機能
IVR(自動音声応答)機能
ABテスト機能
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有人対応機能
Q&A登録
チャット履歴のメール送信機能
IVR(自動音声応答)機能
ABテスト機能
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有人対応機能
Q&A登録
チャット履歴のメール送信機能
IVR(自動音声応答)機能
ABテスト機能
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機能情報なし
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機能情報なし
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機能情報なし
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機能情報なし
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導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 20,000社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 100社以上 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 800社以上 |
導入実績社数 230以上の自治体 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
さらに、LINEやFacebookなどの外部ツールとの連携機能、自動分析レポート機能、多言語対応機能も搭載されています。数万円の初期費用と、機能に応じて決まる月額費用によって料金が決まります。
LINEやFacebookを連携できることで、SNSに馴染みのある学生に浸透しやすいチャットボットを制作できます。
問い合わせの70%をチャットボットで対応し、80%のコスト削減されたなどの実績があります。
AI会話機能、シナリオ設定、Q&A予測表示、レポート・データ分析、外部ツールとの連携、有人チャット切り替えなど、便利な機能がたくさん搭載されています。機能が充実していますが、初期費用0円、月額1,980円から利用可能です。
機能が充実しているため、大学のさまざまな目的にあった運用を可能にします。
運用中に質問を追加・修正できるため、使うごとに精度が上がります。さらに、類義語を自動で理解する機能や、独自の言い回しを登録できる機能も備わっています。利用者の問い合わせ内容や具体的なニーズは可視化できるため、一目で現状を把握できます。
無料トライアルやデモ体験を実施しているため、気軽に試すことも可能です。
Microsoft Teamsとの連携により、AIエージェントによる自動応答や有人対応への切り替え、FAQの自動生成などを実現。7億回以上の会話データに基づく高精度な日本語対応と、専門知識不要の運用性により、30以上の大学で導入されています。また、大学間でFAQデータを共有する「大学FAQプラットフォーム」により、導入コストの削減と運用効率の向上を実現しています。
高度なシナリオ設計力、専任チームによる手厚いサポート、高性能な会話エンジンなどが備わっている特徴があります。また、API連携機能があるため、LINEなどのアプリに連携が可能。そのため、学生にとって使いやすいチャットボットを導入可能です。
さらに、取得したユーザー情報に基づいて、ユーザーごとに最適な情報を提供できるクエリー機能も搭載されています。
いつだれがサイトに訪問したかを可視化し、直接問い合わせ対応されているかのような体験をユーザーに提供しています。
パソコン・スマートフォン・タブレットに対応しているシンプルで使い勝手のよいインターフェイスで、比較的導入しやすいチャットボットです。
さらに、14日間の無料トライアルを実施しているため、実際の使用感を確かめられます。
また、防災などの安全対策に特化しており、豊富なソリューションを取り揃えています。料金体系は、シンプルな月額定額制です。
24時間365日いつでも対応可能で、何度同じ質問をしても対応してくれるため、学生は気軽に質問できます。
簡単に導入でき、画面をカスタマイズできるため管理者側にとっても学生にとっても使い勝手がよいです。また、言葉のゆらぎや自然な日本語の検索に対応しており、ストレスフリーなコミュニケーションを取れます。
大規模言語モデル(LLM)との連携により、Q&Aデータの作成負荷を軽減し、ユーザーの自己解決能力を向上します。
専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップで作成でき、すべてのユーザーのログを収集できます。また、収集したデータはユーザー属性ごとにカテゴライズされ、複数設定された会話を個別の接客へと割り振られます。
さらに、ユーザー対応で得た会話・行動データはグラフ化しダウンロードできるため対応の改善に活かせます。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、チャットボット選びの参考にしてください。
大学向けチャットボットおすすめ10選
大学での問い合わせ対応や学生サポートを効率化するために役立つ、おすすめのチャットボット10選を紹介します。
問い合わせを効率化!大学向けチャットボット
SupportChatbot
SupportChatbotは、高性能な会話エンジンと構築を代行してくれる専任チームが備わっていながら、圧倒的な低価格を実現したチャットボットです。導入から運用開始まで最短1ヵ月と短期間で仕上げることが可能です。
さらに、LINEやFacebookなどの外部ツールとの連携機能、自動分析レポート機能、多言語対応機能も搭載されています。数万円の初期費用と、機能に応じて決まる月額費用によって料金が決まります。
LINEやFacebookを連携できることで、SNSに馴染みのある学生に浸透しやすいチャットボットを制作できます。
主な機能
ChatPlus
ChatPlusは、20,000社以上に導入されていながら、顧客満足度90%を誇るチャットボットです。
問い合わせの70%をチャットボットで対応し、80%のコスト削減されたなどの実績があります。
AI会話機能、シナリオ設定、Q&A予測表示、レポート・データ分析、外部ツールとの連携、有人チャット切り替えなど、便利な機能がたくさん搭載されています。機能が充実していますが、初期費用0円、月額1,980円から利用可能です。
機能が充実しているため、大学のさまざまな目的にあった運用を可能にします。
主な機能
RICOH Chatbot Service
RICOH Chatbot Serviceは、Excelさえあれば誰でも簡単に初期費用0円で導入・運用できるチャットボットです。導入が簡単なため、詳しい職員がいなくても導入できる利点があります。
運用中に質問を追加・修正できるため、使うごとに精度が上がります。さらに、類義語を自動で理解する機能や、独自の言い回しを登録できる機能も備わっています。利用者の問い合わせ内容や具体的なニーズは可視化できるため、一目で現状を把握できます。
無料トライアルやデモ体験を実施しているため、気軽に試すことも可能です。
主な機能
PKSHA ChatAgent
PKSHA Chatbotは、日本語特化型のAIチャットボットです。大学向けソリューションとして、教務課や情報システム部門、入試課、学生支援課などの問い合わせ対応を自動化し、学内DXと学生体験の向上を支援します。
Microsoft Teamsとの連携により、AIエージェントによる自動応答や有人対応への切り替え、FAQの自動生成などを実現。7億回以上の会話データに基づく高精度な日本語対応と、専門知識不要の運用性により、30以上の大学で導入されています。また、大学間でFAQデータを共有する「大学FAQプラットフォーム」により、導入コストの削減と運用効率の向上を実現しています。
主な機能
hachidori
hachidoriは、国産初のAIチャットボットで、7,000を超える開発実績があるため、各種プラットフォームで用途に応じたチャットボットを開発できます。
高度なシナリオ設計力、専任チームによる手厚いサポート、高性能な会話エンジンなどが備わっている特徴があります。また、API連携機能があるため、LINEなどのアプリに連携が可能。そのため、学生にとって使いやすいチャットボットを導入可能です。
さらに、取得したユーザー情報に基づいて、ユーザーごとに最適な情報を提供できるクエリー機能も搭載されています。
主な機能
sinclo
sincloは、まるで対面のようなコミュニケーションを実現した画期的なチャットボットです。
いつだれがサイトに訪問したかを可視化し、直接問い合わせ対応されているかのような体験をユーザーに提供しています。
パソコン・スマートフォン・タブレットに対応しているシンプルで使い勝手のよいインターフェイスで、比較的導入しやすいチャットボットです。
さらに、14日間の無料トライアルを実施しているため、実際の使用感を確かめられます。
主な機能
KANAMETO
KANAMETOは、大学や自治体向けに作られた、LINE公式アカウント上で運用できるチャットボットです。100を超える大学・自治体に導入された実績を誇ります。当チャットボットを導入すれば、問い合わせや予約にかかる工数を削減しながら、学生の利便性を向上させられます。
また、防災などの安全対策に特化しており、豊富なソリューションを取り揃えています。料金体系は、シンプルな月額定額制です。
kotosora
kotosoraは、自然言語処理を利用し、まるで直接会話をしているかのようなFAQを実現したチャットボットです。
24時間365日いつでも対応可能で、何度同じ質問をしても対応してくれるため、学生は気軽に質問できます。
簡単に導入でき、画面をカスタマイズできるため管理者側にとっても学生にとっても使い勝手がよいです。また、言葉のゆらぎや自然な日本語の検索に対応しており、ストレスフリーなコミュニケーションを取れます。
NEC Digital Assistant
NEC Digital Assistantは独自のAI技術を活用し、自然な言語での多様な表現を高精度かつ高速に認識・回答するチャットボットです。
大規模言語モデル(LLM)との連携により、Q&Aデータの作成負荷を軽減し、ユーザーの自己解決能力を向上します。
SYNALIO
SYNALIOは、全ユーザーの会話・行動データを分析し、ユーザーごとに異なるコミュニケーションが取れる大学での導入実績もあるチャットボットです。
専門知識がなくても、ドラッグ&ドロップで作成でき、すべてのユーザーのログを収集できます。また、収集したデータはユーザー属性ごとにカテゴライズされ、複数設定された会話を個別の接客へと割り振られます。
さらに、ユーザー対応で得た会話・行動データはグラフ化しダウンロードできるため対応の改善に活かせます。
大学向けチャットボットの選び方・比較ポイント
大学では入試や履修、奨学金など多様な質問が集中しやすく、対応の効率化が課題です。そこで重要となるチャットボットの選び方・比較ポイントを解説します。
大学向けならではのチャットボットの選び方
- 学生対応の範囲を十分に網羅できるか
- 教務・学内システムと効果的に連携できるか
- 職員が主体的に運用・改善を行えるか
- セキュリティと教育機関向けのサポートが確保されているか
学生対応の範囲を十分に網羅できるか
大学に導入するチャットボットは、入試案内や履修登録から奨学金、留学、就職活動まで幅広い対応が求められます。さらに、学生からの質問は時期によって集中するため、回答精度の高さや処理件数の多さが重要です。
FAQの登録容量や検索機能が十分であることに加え、自然言語処理の精度が高く曖昧な質問にも対応できるかが導入効果を左右します。国際学生が多い大学では、多言語対応の有無も確認し、自学の問い合わせ内容に照らして必要な機能を見極めることが大切です。
教務・学内システムと効果的に連携できるか
大学では教務システム、LMS、図書館システムなど複数のシステムを利用しています。チャットボットがこれらと連携できれば、学生は一度のやり取りで履修確認や証明書発行の案内を受けられ、職員の負担も軽減されます。導入検討時には、自学で利用しているシステムを整理し、候補サービスがどの範囲まで接続可能かを確認しましょう。
職員が主体的に運用・改善を行えるか
チャットボットが導入後に効果を発揮するかは、運用体制に左右されます。FAQを職員自身で更新できるか、学部や部署ごとに柔軟に設定できるか、利用状況を分析して改善につなげられるかを確認しましょう。人事異動の多い大学では、属人化せず誰でも扱える仕組みであることが重要です。検討段階で実際にデモを試し、職員が自分で運用できるかを確かめることが有効です。
セキュリティと教育機関向けのサポートが確保されているか
大学は学生や教職員の個人情報を扱うため、認証機能やアクセス制御、データ暗号化が備わっているかは必須の確認項目です。加えて、入試や履修登録など繁忙期にトラブルが起きた場合、迅速に対応できるサポート体制があるかも重要です。候補となるサービス提供会社に、教育機関での導入実績やサポート対応体制を確認しておくと安心です。
まとめ:大学に特化したチャットボットで学生対応をより円滑にしよう
大学に特化したチャットボットを導入することで、入試や履修登録、奨学金や就職支援など多岐にわたる学生からの問い合わせに迅速に対応できるようになります。職員の負担を軽減しつつ、学生が必要な情報をタイムリーに得られる環境を整えることが、学内サービス全体の質向上につながります。
実際にチャットボットを選定する際には、「AI型かシナリオ型か」など検討すべきポイントが多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったチャットボットが分かる診断(無料)ができます。
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