【2024年最新】新卒採用におすすめの採用管理システム9選
企業の未来を担う人材と出会う上で欠かせないのが新卒採用業務。しかし、新卒の採用は説明会や適性検査など選考プロセスが複雑なだけでなく、中途採用と比べると期間も長くなります。毎年増え続ける業務コストに頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。
そうした際に役立つのが、近年多くの企業が導入している採用管理システム(ATS)です。この記事では、発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」が9種の採用管理システムをピックアップし、それぞれの料金や機能、特徴について詳しく解説していきます。新卒採用に力を入れている企業の担当者の方はぜひ参考にしてください。
- 採用管理システムとは
- 新卒採用に対応する格安採用管理システム3選
- 【比較表】使いやすさに定評がある新卒向け採用管理システム
- 使いやすさに定評がある新卒向け採用管理システム3選
- 【比較表】付帯サービスやオプションが魅力の新卒向け採用管理システム
- 付帯サービスやオプションが魅力の新卒向け採用管理システム3選
- 採用管理システムの選び方のポイント
- まとめ:採用管理システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
採用管理システムとは
採用管理システムとは、社員やアルバイトの採用業務に必要な機能がパッケージ化された業務用システムのこと。英語の名称「Applicant tracking system(=応募者追跡システム)」の頭文字をとってATSと呼ばれることもあります。
一般的には求人票の作成や応募者情報の管理、選考のスケジューリングといった基本機能が搭載されており、システムによってはLINEをはじめとする外部ツールと連携に対応しているものも少なくありません。上手く活用すればExcelなどへの入力作業の負担が軽減できる上に、応募者や社内のスタッフとよりスムーズなコミュニケーションが実現するでしょう。
新卒採用に対応する格安採用管理システム3選
まずは、格安で利用できる新卒採用対応の採用管理システムを紹介します。
-
料金
月5,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「MOCHICA」は、ネオキャリアが提供している採用管理システムです。企業と求職者の距離を「もっと近くに」するツールとして、幅広い業種・業界の企業の採用活動をサポートしています。
リーズナブルな料金設定が特徴で、100名までの応募者を管理できる「エントリープラン」は月額5,000円、300名まで管理できる「ライトプラン」は月額2万5,000円。低価格ながら機能も充実しており、LINEとの連携や選考ステータス管理、権限管理、ダッシュボード、フラグ設定機能、ファイルアップロード機能などを備えています。
また、過去の導入事例ではLINE連携によって学生1人ひとりと関係構築を行ったことで、内定辞退率の改善を実現。費用対効果の高い採用管理システムをお探しの方にもうってつけといえるでしょう。
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料金
月8,500円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「ジョブカン採用管理」は、Donutsが提供しているクラウド型の採用管理システムです。2016年のサービス開始から3,500社以上の企業に導入されています。
人気の理由は業界最安クラスの料金設定。初期費用やサポート費用は不要で、月額8,500円(税抜)から利用することができます。1ヶ月間で新規登録された応募者数に応じて料金が決定するという柔軟性の高さも魅力的なポイントでしょう。
シンプルな管理画面のわかりやすい操作方法にも定評があるほか、採用サイトが手軽に作成できる機能や求人媒体経由での応募者情報の自動登録、カレンダー連携、求人ごとの採用状況確認など機能も充実。採用管理システムのコストを抑えたい企業はもちろん、使い勝手や生産性を重視する企業にもぴったりのシステムといえるでしょう。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- IP制限
- 英語
- 求人の作成機能
- エージェントの管理機能
-
料金
月20,000円~ -
初期費用
0円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「HR PRIME」は、東京都豊島区に本社を構える株式会社HR PRIMEが提供している採用管理システムです。新卒のほか、中途・アルバイトの採用にも対応しており、サービス開始初年度には300社以上への導入を達成しました。
料金は初期費用0万円~、月額2万円~となっており、申し込みから最短3営業日で導入が可能。コストを抑えながらも、いち早く採用管理システムを使いたいという企業におすすめです。
比較的低価格でありながらも、LINEとの連携やファイルのインポート・エクスポート、日程調整の自動調整機能などを搭載しているのも特徴の1つ。また、導入前のヒアリングや運用設計、操作説明はもちろん、導入後にも月1回のモニタリング調査を行うなど、サポート体制が充実しているのも人気の理由です。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- 選考フローの管理機能
- 応募者へのLINE送信機能
- カレンダーとの連携機能
ここまで、新卒採用に対応する格安採用管理システムを紹介しました。ITベンダー間の価格競争が進むなか採用管理システムの料金相場は下がりつつあり、システムによっては毎月のコストを1万円以下に抑えることも可能です。
その反面、料金体系はシステムによってさまざま。くわえて1年単位での契約となるシステムも多いので、実際に導入する際は必ず複数社から見積もりをとり、トータルコストを見比べたうえで検討しましょう。
【比較表】使いやすさに定評がある新卒向け採用管理システム
ここからは使いやすさに定評がある新卒向け採用管理システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する採用管理システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、使いやすさに定評がある新卒向け採用管理システム選びの参考にしてください。
使いやすさに定評がある新卒向け採用管理システム3選
続いて、使いやすさに定評がある新卒向け採用管理システムを紹介します。
sonar ATS
-
料金
月22,000円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「sonar ATS」は、Thinkingsが開発・運営を手がける採用管理システムです。三井化学や野村不動産グループといった大手を含む700以上の企業で導入されています。
採用担当者のための機能を豊富に搭載しているのが最大の特徴。たとえばフロー管理画面では、エントリーから採用にいたるまでの流れがチャート化されているため、進捗状況をひと目で把握することができます。複雑な新卒採用フローに対応しているのはもちろん、選考フローを変更する場合も簡単な操作で修正ができるのはうれしいポイントでしょう。
また、求人票の作成もフォーマットに必要事項を入力するだけで作業が完了。1クリックでIndeedやGoogleしごと検索へ掲載できるのも大きな魅力です。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
e2R PRO
-
料金
月30,000円 -
初期費用
200,000円
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最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
「e2R PRO」は、ワークス・ジャパンが提供している採用管理システムです。「採用活動をラクに進める」というコンセプトのもとで開発されており、データの管理にとどまらず、スピーディーかつ簡単に応募者へアクションを起こすための機能を備えています。
応募者(学生)が登録した情報が自動的にデータベース化され、一元管理ができるため、Excelで応募データをまとめる必要がありません。画面もシンプルに設計されており、応募者一覧ページでは情報表示を簡単に切り替えることができます。
また、独自の仕分け印刷機能も特徴の1つ。履歴書や評価シートをあらかじめPDF化しておけば、必要なタイミングで順番を指定して出力可能です。1クリックで出力ができるので、面接前の準備に時間をとられることもなくなるでしょう。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- 応募者情報の自動連携機能
- 応募者情報の検索機能
採用一括かんりくん
-
料金
月20,000円~ -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「採用一括かんりくん」は、東京都千代田区に本社を構えるRootsが提供している採用管理システムです。「候補者1人ひとりに寄り添う採用活動(パーソナルリクルーティング)」の実現を目的として開発されたシステムで、これまでに500社以上に導入されています。
採用担当者の声をシステムに反映しているのが特徴。テンプレート使用やタグ挿入などに対応しているLINE連携機能のほか、辞退防止アンケートAI機能を搭載しているのも魅力的なポイントでしょう。
くわえて、セキュリティ面の強さも人気の理由の1つ。高い信頼性を誇るAmazon Web Servicesをデータセンターとして利用しているので、不正アクセスや情報漏洩の心配はいりません。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
採用管理システムを選ぶ上で、使い勝手や機能は非常に大切なポイントです。たとえば、選考プロセスが複雑な企業ならフロー機能の使いやすさに定評がある「sonar ATS」、データ管理に頭を悩ませているのなら候補者データの一元管理機能や仕分け印刷機能が搭載された「e2R PRO」といったように業務課題に合ったものを選びましょう。迷ってしまった場合は、無料トライアル期間などを利用して複数のシステムを試してみるのも1つの手段だといえます。
【比較表】付帯サービスやオプションが魅力の新卒向け採用管理システム
ここからは付帯サービスやオプションが魅力の新卒向け採用管理システムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する採用管理システムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、付帯サービスやオプションが魅力な新卒向け採用管理システム選びの参考にしてください。
付帯サービスやオプションが魅力の新卒向け採用管理システム3選
続いて、付帯サービスやオプション機能に定評がある新卒向け採用管理システムをご紹介します。
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料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「i-web」は、東京都千代田区に本社を構えるヒューマネージが提供している採用管理システムです。マイページ機能をもつ選考管理システムとして1998年に提供を開始して以来、数多くの企業の採用活動をサポートしており、新卒向けの採用管理システムとして国内シェアNo.1を誇ります。
応募者情報の一元管理をはじめ、スケジュール調整、採用効果の分析まで採用管理システムに求められる幅広い機能をカバーしているのが特徴。「リクナビ」をはじめとする大手新卒求人メディアとのリアルタイム連動にも対応しています。
また、提供元であるヒューマネージではビッグデータサービスや採用広報も手がけているため、新卒採用市場の動向・トレンドの把握や採用を目的としたコンテンツ作成を希望する場合にもうってつけでしょう。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
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料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
「HERP Hire」は、東京都品川区に本社を構えるHERPが提供している採用管理システムです。「スクラム採用を支える採用プラットフォーム」として人気を集めており、業種・規模を問わずさまざまな企業で導入された実績があります。
なにより大きな特徴は、ChatworkやSlack、SmartHRといった複数の外部ツールとの連携に対応していること。上手く活用すれば面接官のスケジューリングや選考状況の共有にくわえて、内定者の入社手続きや労務管理にも大きな効果を発揮するでしょう。
もちろん基本機能も充実しており、求人ページの作成・公開や求人媒体への情報配信、レポート・分析などを網羅。シンプルでわかりやすい操作画面も利用者から好評を得ているようです。
ジンジャー人事労務
-
料金
月500円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
10ユーザー
「ジンジャー人事労務」は、jinjer株式会社が提供している採用管理ツールです。求人票の作成や選考フローの構築、学生マイページ、内定者フォローといった機能が搭載されており、新卒・中途問わず採用業務の効率アップに効果を発揮します。
なかでも特徴的なのは、他のプロダクトと組み合わせることでバックオフィス系の業務全般をカバーできることです。「Jinjer」シリーズとして給与計算や勤怠管理システムも提供されており、それぞれ1人あたり月額200円から500円で利用が可能。
事例も多く、これまでの導入実績はシリーズ累計で約1万1,000社。2016年には人事ポータルサイト「日本の人事部」主催の「HRアワード」の人事労務管理部門で優秀賞を獲得しました。
採用管理システムの選び方のポイント
最後に、採用管理システムを選ぶ際に注意すべきポイントを解説していきます。
料金
クラウド化・低価格化が進んでいるといっても、全体として見れば採用管理システムは決して安い買い物ではありません。1年契約のシステムの場合は、採用活動を行っていない期間もランニングコストが発生します。
採用管理システムを選ぶ際は予算やシステムの年間利用料、採用単価などを照らし合わせ、自社の規模に合うものを絞り込んでいきましょう。少人数の会社なら、バックオフィスの業務改善の一環として、「Jinjer」のようなツールの導入を検討してみてもよいでしょう。
関連記事:採用コストの平均金額とは
操作性
せっかく採用管理システムを導入しても、機能を使いこなせなかったり、操作が難しく時間を要するようでは意味がありません。「繁忙時でもストレスなく使えるか」「データの入力・処理は遅くないか」といった点にも目を向け、使い勝手のよいものを選びましょう。
具体的な方法としては、前述のとおり無料トライアル期間やデモ版を利用して複数のシステムを試してみるのがおすすめです。
セキュリティ
応募者の氏名や年齢、居住地、エントリーシートをはじめとする応募書類など、採用管理システムにはデリケートな情報が集約されます。それらが社外に流出すれば会社の評判・社会的信用は落ち、翌年以降の新卒採用にもマイナス影響を及ぼすでしょう。
そのため、採用管理システムを選ぶ際はセキュリティ面も大切な要素の1つ。アクセス制限やSSL(暗号化通信)対応の有無のほか、システムの提供元のセキュリティ認証(プライバシーマーク、ISO27001など)も必ず確認するようにしましょう。
関連記事:採用管理システムを徹底比較
まとめ:採用管理システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
この記事では、9種の新卒採用向け採用管理システムを紹介するとともに、導入時の注意点を解説してきました。数ある採用管理システムのなかから自社に適したものを見極めるためには、複数のシステムをしっかりと比較することが大切です。
「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った採用管理システムが分かる診断(無料)ができます。
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