【2025年最新】AI搭載のおすすめ採用管理システム10選
次世代型の採用方法として注目されている採用管理システム。従来の対面式の採用活動は人手も手間もかかる上、ミスマッチに悩むケースも少なくありません。採用管理システムを導入すれば、圧倒的に業務を効率化できます。さらにAI搭載であれば、効率よく最適な人材を獲得できるでしょう。
今回は、発注業者比較サービスのPRONIアイミツが、採用担当者の方に向けてAI搭載の採用管理システムおすすめ10選を紹介します。
- AIはどんな採用プロセスに活用できる?
- 【比較】AIを搭載した採用管理システム
- AIを搭載した採用管理システムおすすめ5選
- 特化型のAI採用ツールおすすめ5選
- AI採用ツールの活用事例
- まとめ:採用活動を効率化するツールを導入しよう
AIはどんな採用プロセスに活用できる?
すでに多くの採用プロセスにおいてAI(人工知能)の活用が進んでいます。採用活動の要である「選考」や「評価」でもAI活用がなされており、人材選びの精度向上に役立っています。
AI活用が進んでいる業務について詳しく紹介します。
選考・評価を自動化
応募者から提出された履歴書・職務経歴書・エントリーシートなどの膨大な書類データを自動で解析できるAIツールが登場しています。求人票と照らし合わせてマッチング度を数値化し、書類選考を半自動化することが可能となっています。
また、書類・性格診断などの情報をもとに、AIが「面接でどのような質問をすべきか」アドバイスするというツールもあります。面接終了後にAIが評価レポートを作成することも可能で、これによって評価の半自動化も実現します。
スカウト人材選びを自動化
従来、採用担当者が膨大な求職者データベースから手作業で候補者を検索し、一人ひとりのプロフィールを詳細に確認していた作業を、AIが自動化できるようになっています。
AIツールが、ダイレクトリクルーティングサービスの求職者データベースにアクセスし、自社の求人票とマッチする候補者を探します。過去の採用成功データ(例えば、入社後に活躍している社員の経歴やスキルセット)を学習させることで、企業文化やチームにフィットする人材の傾向をより深く学習できるでしょう。
求人票作成を自動化
AIは、過去に採用に成功した求人票のデータや、業界のベストプラクティス、求人媒体ごとの特性などを学習しています。それらの学習をもとに、求職者の心に響くようなキャッチコピー、業務内容の具体的な説明、企業の魅力や働くメリットを強調する表現などを自動で生成。求人票作成を半自動化することができます。
【比較】AIを搭載した採用管理システム
ここからは実際に、AIを搭載した採用ツールを比較して、採用活動の効率化に役立つおすすめのツールを紹介します。なおAI採用ツールのなかには、応募者を一元管理するなど採用活動の土台となる「採用管理システム」もあれば、ある機能に特化したツールもあります。以降ではそれぞれを分けて紹介します。
AIを搭載した採用管理システムの比較
まずは、採用管理システムのなかでAI搭載型のツールをピックアップし、それぞれのAIでできることを比較します。
| サービス名 | 搭載AIでできること |
|---|---|
| PERSONA | 書類選考を半自動化 |
| sonar ATS | 書類選考を半自動化 求人票作成をサポート |
| タレントパレット | 面接の要約・評価フィードバック作成 |
| ハーモス採用 | 求人票作成をサポート |
| i-web | 面接官の評価コメント作成のサポート |
特化型のAI採用ツールの比較
続いて、ある機能に特化したAI採用ツールを比較します。これらのツールは、採用管理(応募者の一元管理、選考ステータス管理など)はできませんが、ピンポイントの採用課題を解決するのに役立ちます。
| サービス名 | 搭載AIでできること |
|---|---|
| エースジョブ | ダイレクトスカウトのスカウト文作成 候補者のマッチ度診断 |
| PRaiO | 書類選考を半自動化 |
| Syncit | 書類選考を半自動化 |
| リクナビHRTech転職スカウト | 転職スカウトサービス上で、AIがおすすめ候補者をレコメンド |
| mitsucari | 候補者の性格、企業との相性を提示 |
AIを搭載した採用管理システムおすすめ5選
2025年現在、AIを搭載した採用管理システムおすすめ5選を紹介します。各ツールの特徴や、おすすめのポイントも紹介しますのでぜひご覧ください。
PERSONA
PERSONA(ペルソナ)は、株式会社アサインが提供する採用管理システムです。AIを活用した自動書類選考が特徴。AIが、自社で設定した書類選考基準を学習し、候補者が提出した履歴書と照らし合わせて書類選考を実行します。
また、応募書類をもとにAIが候補者の性格診断を行えるユニークな機能も。性格診断の結果をもとに、選考ポイントや内定承諾を得るための訴求ポイントを提案してくれます。面接官はこれをもとにコミュニケーションを最適化できるでしょう。
なおPERSONAでは、約600の求人媒体のうち、99%の媒体と連携可能。応募者のデータを自動で取り込み、選考ステータス管理や面接日程調整を行うことができます。
主な機能
sonar ATS
「sonar ATS」は、新卒・中途を問わず、あらゆる採用業務をデジタル化できる採用管理システムです。これまでの導入社数は2,300社以上、大手企業や公共機関でも利用されています。
「sonar ATS」に搭載されているAIでは、応募者とのマッチ度を判定し、書類選考を半自動化することが可能。応募者の合格可能性が1~10の10段階スコアで表現されます。
また「AI求人作成アシスタント」というAI機能もあり、求人票作成をAIがサポート。要件を言語化しにくい職種についてもAIのサポートを借りてスムーズに形にできます。
主な機能
タレントパレット
タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティング(東証プライム上場)が提供する、タレントマネジメントシステムです。大企業向けに開発され、大手への導入実績No.1となっています(※タレントパレット公式サイトより)。
採用管理機能も搭載しており、応募者情報・採用プロセスを一元管理できます。また、テキストマイニングで「採用/不採用」の候補者にどのような傾向があるかを可視化。データに基づき採用基準や求人票を改善します。
搭載AIでは、面談時の会話内容を可視化することが可能。面接の要約、評価フィードバックをAIが行うことで選考を半自動化します。
主な機能
ハーモス採用
ハーモス採用(中途版)は、株式会社ビズリーチが開発した採用管理システムです。同社は国内最大級のハイクラス転職サイトを運営しており、その知見を活かした採用システムとなっています。
搭載AIでは、求人票を自動生成することが可能。要件定義が難しいポジションの求人であってもAIのサポートにより誰でも求人を作ることができ、属人化からの脱却・業務効率化がかないます。
外部ツール連携も魅力。自社の求人媒体「ビズリーチ」だけでなく、国内さまざまな求人媒体のデータを連携できます。また同社が提供する人事システム「HRMOSタレントマネジメント」や他社ツール「SmartHR」との連携も可能なので、入社後の手続きもスムーズです。
主な機能
i-web
i-webは、組織規模が比較的大きな企業におすすめの採用管理システム(ATS)です。これまで2,200社以上に導入実績があり、17年連続で導入シェアNo.1(※i-web公式サイトより)。採用管理システムの業界でもトップクラスで人気のサービスとなっています。
i-webの特徴は、採用管理の機能やサポートが充実していること。i-webはリリースから約25年、採用マーケットを牽引してきた実績を活かし、企業の採用活動をサポートしています。具体的には、カスタマーサクセス担当者がツール活用のフォローアップや、課題の改善提案を行います。サポートサイトも充実しています。
i-webは、ChatGPTをベースとしたAIを搭載。面接官の評価コメントの作成をサポートする機能です。
主な機能
以上、AIを搭載したおすすめ採用管理システムを紹介しました。採用管理システムは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合った採用管理システムの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
特化型のAI採用ツールおすすめ5選
続いて、特定の機能に特化したAI採用ツールのおすすめ5選を紹介します。これらのツールには採用管理のための包括的な機能はありませんが、「ピンポイントで解消したい採用課題がある」という企業におすすめです。
エースジョブ
エースジョブは、ダイレクトスカウト業務を効率化できるAI採用ツールです。搭載AIが、スカウト文作成、マッチ度判定、求人票作成を行います。「直接スカウトでの採用を増やしたいが忙しくて手が回っていない」という企業におすすめのツールです。
候補者に個別最適化したスカウト文を作成するのは非常に手間がかかり、大変な作業です。エースジョブのAIなら、返信期待値の高いスカウト文を自動生成。実際に、スカウト返信数が2倍に増え、内定数が1.5倍になった事例もあります。
PRaiO(プライオ)
PRaiO(プライオ)は、新卒採用の書類選考・データ分析を効率化できるAI採用ツールです。株式会社マイナビと株式会社三菱総合研究所が合同で開発したツールとなっており、これまで800社以上に導入実績があります。
「書類選考AIツール」は、AIが大量のエントリーシートの優先度診断を行うサービスです。これによって、新卒採用時の書類選考にかかる時間を大幅に削減できたり、手厚くフォローすべき候補者を絞り込めます。
「採用データAI分析ツール」は、蓄積された採用データをもとにAIが分析を行うサービスです。自社の採用活動の傾向、採用フローの課題点が客観的データをもとに可視化されるので、納得感をもちながら採用活動の改善につなげられます。
Syncit
Syncit(シンキット)は、株式会社三菱総合研究所が開発したAIエンジン「HaRi」を搭載しているAI採用ツールです。おもに新卒採用向けに利用されています。学生のエントリーシートや属性情報、適性検査結果などさまざまな情報をもとにAI分析を行い、優秀な人材を高精度で見つけ出します。
さらにユニークな特徴は、AIの評価ポイントを可視化すること。AIがどのようなロジックで人材の評価をしているかはブラックボックスになりがちですが、SyncitではAIの評価ポイント(重みづけ)を可視化。これによって、納得感のあるAIモデルを構築することが可能となります。
リクナビHRTech転職スカウト
リクナビHRTech転職スカウトは、日本最大級の就職情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートの、人材スカウトサービスです。導入実績は54,000社以上と、多くの企業がスカウトツールとして利用しています。
特徴は、AIによる候補者推薦。リクルートエージェントのデータベースから、AIが毎日おすすめの候補者を紹介してくれます。採用担当者は、「〇△×」を選ぶだけでスカウトメールを自動送信。個別にスカウト文面を作成する必要もありません。
固定費用はかからず、採用した方が入社して初めて費用が発生する成果報酬型」なので、気軽に利用しはじめられる点がメリットです。
mitsucari
mitsucari(ミツカリ)は、採用・人材配置に活用できる適性検査ツールです。採用候補者や従業員の性格診断を実施することで、人間関係や業務内容のミスマッチを防止します。これまで5,000社以上が利用した実績があり、40万人以上の受験者データを保有しています。
AIの分析により、個々人のコミュニケーションの仕方、考え方の傾向、企業や部署との相性をデータとして提示。人事担当者の感覚や勘だけでなく、客観的データをもとに採用・人材配置を行えるようになります。実際に「入社1年間の離職が53%減少した」という事例もあります。
AI採用ツールの活用事例
最後に、AI採用ツールを導入した企業の活用事例を紹介します。自社の課題解決にツールをどのように活用できるか、具体的にイメージするための参考にしてください。
書類選考の時間を削減し、候補者と対話する機会を増やせた事例
とある大手メーカーにAI採用ツールを導入した事例を紹介します。この企業では、エントリーシート選考に時間がかかることを課題に感じており、AIによる効率化を検討。AIによって、大量のエントリーシートの優先度診断を行えるPRaiO(プライオ)の導入に至りました。
AI採用ツールを導入した結果、書類選考にかける時間を約40%削減することに成功。削減された時間で、候補者と対話する機会を増やすことができ、採用効率を大幅に改善できたようです。
精度の高い分析ができるようになった事例
中古住宅のリフォーム・販売を行う企業(従業員数900人程)に、AI採用ツールを導入した事例を紹介します。この企業では、中途採用を1人の担当者が担っており、Excelでの管理に限界を感じていました。そのため採用管理システムの導入を検討。AIを搭載した「PERSONA(ペルソナ)」の導入に至りました。
PERSONA導入の決め手は、「使いやすい操作性」「AIによる半自動化・分析」「データの半永久的な蓄積」でした。他社のシステムではデータ量に上限があることが多い中、PERSONAは半永久的にデータ蓄積できます。またAIがデータを学習することで分析精度が高くなります。
採用管理システムを導入したことで、手作業が減り、採用活動のスピードが向上する効果がありました。また集計分析機能を使うことで、「各エージェントから上がってきた候補者の歩留まりがどうなっているか」など細かな管理ができるようになったようです。
まとめ:採用活動を効率化するツールを導入しよう
AIは採用活動においても非常に役立つツールです。求人票作成から候補者へのアプローチ、書類選考、選考評価に至るまで、さまざまなプロセスでAIが活用されています。自社の採用活動で非効率な部分を見つけ、AIツールを導入することで、より効果的・効率的な採用活動が実現するでしょう。
しかし、数ある採用管理システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った採用管理システムが分かる診断(無料)ができます。
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