無料で使える!Web接客ツールおすすめ10選【2024年最新】
顧客とのオンラインコミュニケーションが重要視されている昨今、「自社のWebサイト・ECサイト上でのマーケティングを強化したい」とお考えの担当者も多いでしょう。そこでおすすめなのがWeb接客ツール。チャットボット機能や、メッセージのポップアップ表示によってWeb上のコミュニケーションを活性化します。
Web接客ツールの活用イメージが湧かないなら、まずは無料プランや無料トライアルを活用するのがおすすめ。本記事では無料で使えるおすすめのWeb接客ツール10選を紹介します。自社サイト運営の担当者ぜひご覧ください。
- 【比較表】無料プラン・トライアルがあるWEB接客ツール
- 【2024年最新】無料で使えるWeb接客ツールおすすめ4選
- 無料トライアルを実施するWeb接客ツールおすすめ6選
- 無料で使えるWeb接客ツールの選び方
- Web接客を運用するには有料プランが必要
- Web接客ツールを導入するメリット
- まとめ:無料プラン・トライアルを活用してWeb接客ツールを導入しよう
【比較表】無料プラン・トライアルがあるWEB接客ツール
Web接客ツールとは、ウェブサイトを訪れるユーザーに対し、ポップアップによるメッセージ表示やチャットボットを活用してリアルタイムに接客を行うツールです。これにより、サイト離脱率の改善、コンバージョン率の向上が期待できます。
では、無料で使えるWeb接客ツールはあるのでしょうか。以下、無料プランや無料トライアルを提供するWeb接客ツールの比較表をご覧ください。
サービス名 | 無料プラン | 無料トライアル | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|
Zoho SalesIQ | 〇 | 〇(15日間) | 要問合せ | 980円~2,400円 |
チャネルトーク | 〇 | 〇(14日間) | 無料 | 2,700円~ |
Ptengine | 〇 | - | 無料 | 7,980円~ |
ecコンシェル | 〇 | - | 無料 | 9,800円~ |
ChatPlus | - | 〇(10日間) | 無料 | 1,980円~ |
Zendesk Suite | - | 〇 | 無料 | 55ドル~115ドル |
sinclo | - | 〇(14日間) | 要問合せ | 1万円~ |
TETORI | - | 〇 | 要問合せ | 1万円~ |
RICOH Chatbot Service | - | 〇(30日間) | 5,000円 | 1万8,000円 |
b→dash | - | 〇(デモ画面の提供) | 要問合せ | 要問合せ |
「Zoho SalesIQ」「Ptengine」「ecコンシェル」には無料プランがあり、コストを抑えてWebマーケティングを強化したい担当者におすすめです。また多くのWeb接客ツールは無料トライアルで操作性や機能をチェックすることができます。
しかし、Web接客ツールは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、Web接客ツール選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
【2024年最新】無料で使えるWeb接客ツールおすすめ4選
2024年現在、無料プランを提供しているWeb接客ツールおすすめ4選を紹介します。
- Zoho SalesIQ(ゾーホー・セールスIQ)
- チャネルトーク
- Ptengine(PTエンジン)
- ecコンシェル
Zoho SalesIQ(ゾーホー・セールスIQ)は、さまざまなビジネス向けアプリを提供するゾーホージャパン株式会社が手掛けた、Web接客ツールです。チャットボットによる自動応答や、オペレーターとのオンラインチャット機能があります。
Zoho SalesIQは無料プランを提供。アカウント発行できるオペレーターは3人まで、チャットは月間100件までと制限がありますが、小規模サイトであればコストゼロで優秀なツールを使い続けられます。
また15日間の無料トライアルもあり、実際のチャット画面やオペレーターの操作性を試すことができます。一番人気のプロフェッショナルプランは月額料金1,530円と、他社と比較して安い料金も魅力です。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- IP制限
- 英語
- チャットの設置
チャネルトーク
チャネルトークは、株式会社Channel Corporationが提供するWeb接客ツール。これまでの導入社数は1万7,000社以上と実績豊富なツールです。
他社と比較した特徴は、自然言語を的確に理解できるAI「ALF」を用いていること。オペレーターの代わりにAIがチャットの会話を理解し、適切な返答をします。AIによる自動返信が難しい場合には有人対応に切り替え、オペレーターが対応。このような体制を構築すれば、重要な問い合わせだけオペレーターが対応することができます。
チャネルトークは無料プランを提供。最大30名までしか同時接続できない点や、過去30日より前のやりとりは検索・閲覧できないなど、制限がある点には注意が必要です。しかし、基本的なチャットボット機能のみ必要な企業におすすめのプランです。
また全ての機能は14日間の無料トライアルで試すことができます。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 冗長化
Ptengine(PTエンジン)は、株式会社Ptmindが提供するWeb接客ツールです。他社と比較した特徴は、ノーコードで自由にポップアップなどを配置できること。ドラッグ&ドロップで直感的にデザインすることが可能で、はじめての担当者も使いやすい点がおすすめです。
Ptengineは無料プランを提供。無料プランではポップアップ施策を2個までしか作成できない制限や、3,000PVに達したらユーザーにポップアップが表示されなくなる制限があります。ただ、「まずは軽くWeb接客ツールを使ってみたい」というマーケ担当者にはおすすめのプランです。
また14日間の無料トライアルも実施しています。標準プランの初期費用は無料、月額料金は7,980円~です。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- チャットの設置
- ポップアップ表示機能
- 訪問者向けのクーポン発行機能
- 訪問者の行動トリガー管理機能
- 顧客行動の分析レポート機能
ecコンシェルは、株式会社NTTドコモが開発したWeb接客ツールです。これまで6,500社以上に導入された実績があります。特徴は高性能AIを搭載していること。NTTデータとPKSHA Technologyが共同開発したAIによって、複数施策を自動でABテストし、高速でPDCAを回すことが可能です。これによりCVR改善が期待できます。
ecコンシェルには無料で使い続けられるフリープランがあります。設定できるキャンペーン数が1件、接客配信数が月間100件と制約はありますが、「まずAI搭載Web接客ツールを試してみたい」というマーケ担当者にはおすすめです。
有料プランは初期費用無料、月額料金9,800円で利用できます。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- チャットの設置
- チャットの営業時間指定
- 会員情報の連携機能
- ポップアップ表示機能
以上、無料で使えるWeb接客ツールを紹介しました。無料プランは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったWeb接客ツールの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
無料トライアルを実施するWeb接客ツールおすすめ6選
続いて、無料トライアルを利用できるおすすめWeb接客ツール7選を紹介します。無料で使い続けることはできませんが「機能を試してイメージを付けたい」という方はぜひ無料トライアルを活用ください。
- ChatPlus(チャットプラス)
- Zendesk Suite(ゼンデスク)
- sinclo(シンクロ)
- TETORI(テトリ)
- RICOH Chatbot Service
- b→dash(ビーダッシュ)
ChatPlus
ChatPlus(チャットプラス)はチャットプラス株式会社が提供する、チャットボット型のWeb接客ツールです。これまで1万社以上に導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントは、豊富な機能数。AIが自動回答する機能や、有人チャット機能、チャットのシナリオ設定機能など、5,000個の機能があります。また新機能を常にアップデートしており開発スピードが早い点も魅力です。
ChatPlusでは10日間の無料トライアルを提供しています。最安のミニマムプランは、初期費用無料、月額料金1,500円~と安く、手軽にチャットボットを試したい方におすすめです。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
Zendesk Suite(ゼンデスク)は、株式会社Zendeskが提供する、顧客一人ひとりに合わせたカスタマーサポートを実現するツールです。
特徴は、オンラインであっても実店舗のような接客ができること。たとえば、決済ページに長く留まるユーザーに、チャットで疑問点がないかを話しかける機能があります。顧客の疑問が解消されればCVR向上につながります。
ZendeskはLINEやFacebook Messengerなどのツールと連携できます。お好みの方法で顧客とコミュニケーションを取ることができる点も魅力。すべてのプランを無料トライアルで試せるので、機能をぜひ確かめてください。なお、初期費用は無料、月額料金は55ドル~115ドルとなっています。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
sinclo(シンクロ)は、メディアリンク株式会社が提供するWeb接客ツール。これまで800社以上に導入実績があります。
特徴はマーケティングとカスタマーサポートの両方に活用できる点。マーケティング部署では、ノーコードでチャットボットをサクッと作成。サイト訪問者の行動に合わせて最適な話しかけを実現し、CVR向上を目指します。
カスタマーサポート部署では、サイト訪問者からの疑問にチャットボットで自動応答。複雑な質問は有人対応にまわしてオペレーターが対応します。無人・有人対応を併用することで問い合わせ業務を効率化できます。
sincloは14日間の無料トライアルを実施。また有料プランは初期費用無料、月額料金1万円~とリーズナブルな価格です。まずはトライアルで使い勝手を試してみましょう。
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- チャットの設置
- チャットbot構築機能
- チャット画面のカスタマイズ機能
- チャットログの管理機能
TETORI(テトリ)は、Webサイトの訪問者分析やポップアップ作成、効果測定を簡単に行えるWeb接客ツールです。リアルタイムアクセス解析や、ユーザー属性に基づいたシナリオ設定、ユーザーの行動に合わせたポップアップの表示など、多彩な機能を搭載しています。
業界別の課題に沿ったテンプレートが豊富に用意されているため、スムーズな施策展開を実現。複数のデザインを自動生成するオートテンプレート機能もあり、専門的な知識がなくてもポップアップを作成ができます。料金は月額1万円から利用が可能。無料デモ画面によるトライアルも実施しており、すべての機能を試した上で導入の検討ができます。
- 導入支援・運用支援あり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- 二要素認証・二段階認証
- チャットbot構築機能
RICOH Chatbot Serviceは、株式会社リコーが提供するAI活用型チャットボットサービスです。特徴は、Excelシートに質問と回答を入力するだけで、チャットボットを設定できる点です。またAIが顧客とのコミュニケーションを分析して改善策を提案します。
さらに、kintone、Microsoft Teams、LINE WORKSなどの外部システムとの連携により、情報を一元管理。顧客対応を強化します。
RICOH Chatbot Serviceは30日間の無料トライアルを実施。また60分間の無料オンラインデモもあり、担当者に相談しながらツール導入を検討できます。初期費用は5,000円、月額料金は1万8,000円~利用できます。
b→dash(ビーダッシュ)は、フロムスクラッチが提供するデジタルマーケティングツールです。Web接客機能だけでなく、メール配信、MA(マーケティングオートメーション)、CRM、広告連携などさまざまな機能を実装。これまで1,000社以上に導入実績があります。
Web接客機能では、ユーザーの属性や行動をもとに細かなターゲット設定が可能。バナーやクーポン配布、告知などのコンテンツを直感的な操作で作成できます。さらに、LPページ(ランディングページ)やアンケートフォームも簡単に作成でき、幅広いWebマーケティングを実現します。
b→dashでは無料デモを提供。実際の画面を見ながらUX・UIを体験できます。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 会員情報の連携機能
- ポップアップ表示機能
- 訪問者向けのクーポン発行機能
- 顧客行動の分析レポート機能
- ユーザーのターゲティング機能
以上、無料トライアルを実施するWeb接客ツールを紹介しました。Web接客ツールは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったツールの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
無料で使えるWeb接客ツールの選び方
無料で使えるWeb接客ツールはコストをかけず利用ができる反面、機能や利用期間に制限があります。導入前にこれらを確認することで、有料版へのアップデートもスムーズに行えます。ここでは、失敗しないためのポイントを解説します。
無料で使用できる期間を確認する
無料で使用ができるWeb接客ツールには、継続的に無料で続けられるプランと一定期間、無料で利用できるトライアルプランがあります。無料プランは永久的に無料で続けられる反面、機能が制限されている、利用ができる人数に制限がかっていることも多く、あくまでお試し的な意味合いが強いプランになります。
一方、無料トライアルは一定期間、無料で利用ができるプランのため、トライアル終了後に契約しない場合は、利用ができなくなります。しかし、有料版を試せるので、実際の運用と変わらない運用体制で利用することができます。
無料で使用できる機能を確認する
無料プランの場合は、利用できる機能や人数に制限があります。例えば、ポップアップ表示するキャンペーンの設定数、タグを設置するWebサイト数、利用IDの数など確認する必要があります。あくまで、無料プランはツールを体験することを想定し利用するのがおすすめです。
また、無料トライアルの場合は有料版と変わらない機能を利用できるため、導入を運用するツールを試したい場合は無料トライアルがおすすめです。
無料プランで目的が達成できるか確認する
最初は無料プランで始めても、ビジネスが成長するにつれて、より高度な機能が必要になる場合があります。また、無料プランの多くが、まずはサービスを試してもらうことを想定しているため、本格的なWeb接客を行うには機能が足らない場合があります。将来的に有料プランにアップグレードした際のコストや機能を事前に把握しておくことも重要です。
Web接客を運用するには有料プランが必要
無料プランはコストをかけず運用していくことが可能ですが、前述したとおり機能に制限が掛かっていることが大半です。そのため、Web接客を本格的に行う場合は、有料版の利用を検討する必要があります。無料プランから有料版に切り替えるタイミングに以下のような変化が見られた場合、有料版へのアップデートが必要になるでしょう。
- 高度な効果分析が必要になった
- 業務効率化をする必要になった
- サイト規模の拡大により、無料プランでは対応できなくなった
Web接客ツールを導入するメリット
Web接客ツールの導入には、顧客対応の効率化やCVR改善など様々なメリットがあります。ここからはWeb接客ツールのメリットについて解説します。
CVR改善に役立てられる
Web接客ツールは、Webサイトを訪問したユーザーの行動データを分析することが可能です。これにより、ユーザーが購入などのアクションに迷っている場合は、クーポンやオファーを提示することで、購買意欲を向上させられます。そのため、商品購入などCVを創出する機会を作れるので、CVRの向上につなげられます。
施策やA/Bテストの効果検証が可能になり改善が行える
Web接客を行う際、サイトを訪れたユーザー行動のデータ分析を行い一人ひとりに合わせた施策を実施することが重要です。そのため、施策の効果分析を行い改善ができるツールが望ましいでしょう。例えば、A/Bテスト機能が搭載されていれば、複数の施策を比較することが可能、施策の勝ちパターンを見つけやすい・検証から改善までのPDCAサイクルを回しやすい点がメリットです。
問い合わせ業務の自動化など効率化が可能
チャット型のWeb接客ツールはチャットボット機能を活用し、問い合わせ業務を自動化することが可能です。例えば、よくある質問などをチャットボットのAIが対応することで、問い合わせ業務の負担を軽減。オペレーター個別で対応が必要な問い合わせに専念できます。
ユーザーの顧客満足度の向上できる
チャット型のWeb接客ツールは、サイトに訪れたユーザーの疑問に対して、リアルタイムで適切なサポートや情報提供ができるため、ユーザーのストレスを軽減してくれます。そのため、顧客満足度が向上します。
まとめ:無料プラン・トライアルを活用してWeb接客ツールを導入しよう
無料プランや無料トライアルを活用することで、Web接客ツールの導入コストを抑えることが可能です。また、無料で操作感や機能を試して、自社に合っているツールか判断できます。
しかし、無料プラン・無料トライアルを実施しているWeb接客ツールは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、Web接客ツール選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったWeb接客ツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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