【2024年最新】Cells給与(セルズキュウヨ)の評判と実態
Cells給与は、愛知県小牧市に本社を構えるCells(セルズ)が提供している給与計算システムです。社労士と顧問先を対象に開発されており、これまでに2,700以上の社労士事務所で導入された実績があります。
本記事では、Cells給与の特徴や導入メリット、料金などを分かりやすく解説していきます。給与計算システムをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
- <総評>Cells給与はシンプルながら機能が充実したサービス
- Cells給与の8つのメリット
- 徹底調査で分かったCells給与を使うべき人・会社
- Cells給与の料金プラン
- Cells給与の導入実績・効果
- まずはCells給与の見積もりを
- まとめ
<総評>Cells給与はシンプルながら機能が充実したサービス
Cells給与は、シンプルでわかりやすい操作画面と必要な機能を兼ね備えた給与計算システムです。それぞれの事業に合わせた独自の計算設定も行えるため、「特殊な計算方法にも対応できるシステムを探している」という場合にぴったり。また、専用帳票がなくてもA4用紙があれば給与明細の作成が可能です。
あわせて「顧問先Cells給与サービス」を利用すれば、顧問先へ無償でシステムが提供できるので、給与計算の結果の共有も簡単。給与計算システム選びに迷っている社労士事務所にもおすすめといえるでしょう。
別記事「経費精算ソフトを徹底比較」では、「Cells給与」以外の給与計算ソフトも比較して、おすすめのサービスを紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
Cells給与の8つのメリット
紹介したような特徴があるCells給与ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
初期設定が簡単
Cells給与を導入するメリットとしてまずあげられるのが、難しいイメージのある初期設定も簡単に行えることです。
導入したばかりのユーザー向けに「動作環境」や「手当・控除項目の設定」「社会保険料の登録・変更と源泉所得税の設定」など、短期間でCells給与を使いこなすための知識が集約された「Cells給与30DaysProgram」を提供しているので、システムを利用するのがはじめての方や「給与業務のシステム化に抵抗がある」という方でも問題ないでしょう。
サポート体制が万全
Cells給与を導入するメリットとして2つ目にあげられるのは、サポート体制が充実していること。
Cells給与ではさまざまなサポートサービスを用意しており、「給与システムは難しそうだから不安」とお悩みの場合には、担当スタッフがマンツーマンで案内する遠隔ソフト体験デモがおすすめです。「まずは話だけ聞きたい」という場合には、導入無料相談会がぴったりでしょう。
もちろん、導入後にもCells社のサポート専門部署がメールや電話で徹底的にサポート。「Cells給与30DaysProgram」とあわせて活用してみてもいいかもしれません。
給与計算が簡単
Cells給与を導入するメリットとして3つ目にあげられるのが、簡単に給与計算ができることです。
給与データの作成に必要な勤怠データは、Excel形式のファイルがあればボタンをクリックするだけで読み込みが可能。業務効率が向上するのはもちろん、ミスの軽減につながるのもうれしいポイントといえます。
また、給与計算の結果を参照しながら勤怠情報が入力できる機能も搭載されており、その場で計算ミスに気付けるので安心。前月データと比較できる「前月チェック」や過去3ヶ月のデータと照らし合わせて確認できる「月変チェック」など、計算ミスを防ぐ機能も充実しています。
帳票は一括印刷可能
Cells給与を導入するメリットとして4つ目にあげられるのは、各種帳票の印刷が一括で行えることです。
A4サイズの普通用紙に帳票が出力可能。帳票の種類は企業ごとに定められていますが、出力する帳票をCells給与に登録しておけば一括で印刷することができます。また、社員一人ひとりの納付先市町村をあらかじめ登録することで、住民税の振り込み額が自動で表示されるため、納付書への金額記載がスムーズになるでしょう。
くわえて、全国地方銀行協会が制定したフォーマットに合わせたファームバンキングデータファイル作成にも対応しているので、エレクトロニックバンキングシステムが導入されたコンピュータであれば、金融機関へのデータ送信も可能。市町村別の納付書作成はもちろん、金融機関に足を運ぶ必要もありません。
社会保険や労働保険の管理も簡単
Cells給与を導入するメリットとして5つ目にあげられるのが、簡単に社会保険・労働保険の管理ができることです。
Cells給与では、年齢要件に沿った社会保険の変更対象者リストを月ごとに抽出が可能。介護保険該当/非該当、厚生年金喪失、健康保険喪失の要件に当てはまる従業員が簡単に確認できるので、給与計算ミスが未然に防げます。社会保険料などに変更が生じた際には、従業員への通知機能も利用が可能です。
また、「年末に扶養範囲内で働くことはできるのか」「平均賃金はどの程度か」といった疑問に答える集計機能、2年分の有給管理にも対応しています。
年末調整にも対応
Cells給与を導入するメリットとして6つ目にあげられるのは、年末調整にも対応しているということです。
1年間の給与データと賞与データが自動集計できるので、あとは必要に応じて項目を入力していくだけ。Cells給与に保管されたデータを読み込むだけで扶養控除申告書が作成でき、内容を確認しながら年末調整データを入力することが可能です。「使い慣れたExcelシートを使いたい」という場合には、表示を切り替えることができます。簡易計算機能を活用すれば、計算結果を確認しながら入力を進められるので便利でしょう。
顧問先との関係構築にも役立つ
Cells給与を導入するメリットとして7つ目にあげられるのは、社労士事務所と顧問先の関係構築に役立つ機能を備えていることです。
Cells給与では残業や遅刻など各種勤怠データの平均値集計による勤怠状況の可視化が可能。「残業時間が多い」など、具体的な問題を私的することができます。データにもとづいた職場意識改善計画を作成し、さらには職場意識改善助成金の申請資料にも活用するといった行動につなげれば、優秀な社労士として顧問先から信頼が得られるのではないでしょうか。
さらに、男女比構成や年齢別構成、勤続年数別構成などの作成にも対応しているため、事業者が「なんとなく把握はしている」状況を明示し、改善の提案につなげることも。具体的なデータの提示、改善のための提案をあわせて行っていくことで、顧客とより良い関係が構築できるでしょう。
プラスアルファの便利ツールが充実
Cells給与を導入するメリットとして8つ目にあげられるのが、プラスアルファの便利なツールを豊富に備えていることです。
ほかの給与計算システムではあまり見られない「給与の手取りシミュレーション」をはじめ、「パートタイマー労働契約書」や「フレックスタイム制に関する協定」、「再雇用制度に関する協定」など、さまざまな書式テンプレートが利用できるのも心強いポイント。
給与計算システムでありながらも、社員やパート、部門別などの勤怠データを集計することもできるため、労務管理課題の把握にも役立ちます。
徹底調査で分かったCells給与を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「Cells給与」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
簡単に始められる給与計算システムを探している会社
Cells給与を導入するべき会社としてはじめにあげられるのは、誰でも簡単に始められる給与計算システムを探しているという会社です。
Cells給与では、動作環境や起動方法、会社情報の設定といった基本設定にくわえて、勤怠項目の設定や部門・部課の登録、時間外単価や時間外手当、通勤手当の設定、欠勤・遅早控除、雇用保険対象外・非課税手当の設定など各種機能の使用方法を網羅したマニュアル「Cells給与30DaysProgram」をユーザーに配布。Cells給与を使いこなすために必要な情報が1つにまとまっているため、「初期設定でつまずきそうで不安」という方でも安心ではないでしょうか。
また、操作画面はシンプルで分かりやすく設計されているので、はじめて給与計算システムを導入する場合にもうってつけといえます。
サポート体制が充実している給与計算システムを探している会社
Cells給与を導入するべき会社として続いてあげられるのは、サポート体制が充実している給与計算システムを探しているという会社です。
はじめてシステムを導入する場合や、システムを乗り換えるという場合には「すぐに使いこなせるか不安」という悩みがつきもの。Cells給与はマニュアルが用意されており、操作性も高いため誰でも簡単に使うことができますが「給与計算のシステム化はハードルが高く感じる」と導入をためらう方もいるかもしれません。
しかし、Cells給与ではサポートスタッフによる遠隔ソフト体験デモを無料で提供。機能や動作を確認することができるので、安心して導入に進めるのではないでしょうか。
くわえて導入後にもサポート専門部署によるサポートが受けられるため、操作に迷った時でも安心。サポート体制を重視して給与計算システムをお探しなら、Cells給与はうってつけといえるでしょう。
顧客にプラスアルファの提案をしたい社労士
Cells給与を導入するべき会社として最後にあげられるのは、「顧客にプラスアルファの提案をしたい」と考えている社労士事務所です。
Cells給与には、顧問先への提案に活用できる帳票が簡単に作成できる機能が搭載。勤怠の平均データを示しながら「特定の部署に残業が偏っているので、残業の許可制を導入してはどうか」「急に遅刻の目立つようになった社員がいるが、変わった様子はないか」など、顧問先企業が把握していない課題を解決するための提案に役立ちます。
また、年齢別構成や勤続年数別構成などもグラフ化できるので、「高齢化に悩んでいる」「定着率が低い」といった悩みに対する具体的な提案にもつながるでしょう。
給与計算のアウトソーシングを担うだけでなく、プラスアルファの提案をしたい社労士事務所にとって、Cells給与は心強い存在といえます。
Cells給与の料金プラン
Cells給与の料金プランは、以下の通りです。
・新規導入費用
6万5,000円(税抜)/年
※1年間の保守契約料金込み
・保守契約料金
3万円(税抜)/年
※2年目以降に発生するランニングコスト
新規導入費用には無料サポートが含まれているだけでなく、1アカウントで何台でも利用が可能。保守契約を依頼した場合には、法改正時にもバージョンアップのサポートが受けられます。
Cells給与の導入実績・効果
Cells給与の具体的な導入事例は公開されていません。詳しい活用方法や成功事例などを知りたい場合には、ぜひ「PRONIアイミツ」でCells給与の資料請求を行ってみましょう。
なお、「使いやすさが気になる」という場合には、無料の遠隔ソフト体験デモをあわせて活用してみることをおすすめします。
まずはCells給与の見積もりを
Cells給与はシンプルで分かりやすい画面設計と豊富な機能を備えた給与計算システムです。サポートも充実しているので、安心して利用することができるでしょう。
また、Cells給与の導入に必要な費用については先ほど説明しましたが、「ほかの給与計算システムと比較してみたい」という場合は、ぜひ「PRONIアイミツ」から一括見積もりを取得してみてください。
まとめ
本記事では、給与計算システム・Cells給与の特徴や導入メリットなどを解説してきました。給与計算業務を手作業で行うには膨大な時間が必要なだけでなく、入力ミスが完全に防ぐことができないという課題があります。簡単に導入・運用できるシステムを活用すれば、業務負担の軽減とミスの削減を同時に叶えることができるでしょう。
しかし給与計算システムは各社から提供されており、それぞれに異なる特徴・強みがあるのも事実。「PRONIアイミツ」では、かるがるできるCells給与を含む人気の給与計算システムの一括見積もりも受け付けているので、「複数の給与計算システムを比較した上で検討したい」と言う方は、ぜひお問い合わせください。