名刺管理アプリmyBridge(マイブリッジ)はなぜ無料?評判と実態をチェック
myBridge(マイブリッジ)は、LINE株式会社が提供する名刺管理アプリです。アプリは無料でダウンロードでき、一定枚数まで名刺を無料で管理できます。LINEとの連携が可能で、オンライン名刺をLINE上で送れるユニークな機能も備えています。普段からLINEを活用してビジネスのやり取りをしている方にとって、使い勝手の良い名刺管理ツールです。
本記事では、myBridgeの主な機能やメリット、費用、利用者の口コミ・評判をわかりやすくご紹介します。導入を検討中の方はぜひ参考にしてください。
- myBridge(マイブリッジ)の口コミ・評判
- myBridgeとよく比較されるサービス
- 【総評】myBridgeはLINE連携が便利な名刺管理アプリ
- myBridgeの4つのメリット
- 徹底調査でわかった、myBridgeを使うべき人・会社
- myBridgeの登録方法
- myBridgeの効果的な使い方
- まとめ:myBridgeで、名刺管理の手間もコストもゼロに
myBridge(マイブリッジ)の口コミ・評判
myBridge(マイブリッジ)は、LINE株式会社が2018年5月にリリースした名刺管理アプリです。アプリのダウンロード数は3.6万件以上、Apple Store上の評価も4.5と高い評価を得ています(2024年11月時点)。
Apple Storeの評価レビューでは「勝手にSNSにデータ連携されないから安心」「データ読み取りの精度が高い」などの口コミがあります。一方で、過去には「データ読み取り精度が低い」と感じるユーザーもおり、最新の精度については実際に使って確認するのがおすすめです。PRONIアイミツ(当サイト)では、myBridgeの評判・レビュー・口コミを収集しています。さらに口コミを確認したい方は、ぜひ参考にしてください。
myBridgeとよく比較されるサービス


【総評】myBridgeはLINE連携が便利な名刺管理アプリ
myBridge(マイブリッジ)は、LINE株式会社が開発した名刺管理アプリであり、LINE上でスムーズに名刺情報を共有できる点が強み。普段、ビジネスでLINEを利用している方なら、LINE連携の利便性をより感じられるでしょう。
オンライン名刺をLINEで送信
myBridgeには「オンライン名刺」機能があります。「オンライン名刺」とは、名刺を渡したい相手にURLを送るだけで、ご自身の名刺情報を届けられるサービスです。使い方は簡単で、myBridgeに登録した自分の名刺情報を「LINEで連携する」ボタンから相手に共有するだけ。
また、LINE共有以外にもさまざまな方法で「オンライン名刺」を発行することができます。たとえばURLで発行し、メールで「オンライン名刺」を送ったり、Web会議時にチャットで「オンライン名刺」を送る方法があります。

社内の名刺を一括管理できる「共有名刺帳」
myBridgeには、他人に共有できない「個人名刺帳」と、社内メンバー間で共有できる「共有名刺帳」があります。「共有名刺帳」を活用すれば、社内の名刺を一括管理することが可能となり、営業担当者とサポート担当者の連携がスムーズになるなど、業務効率化が進みます。
名刺情報にメモを追加することもでき、打合せの内容をメモして共有も可能。またExcelでデータを一括エクスポートする機能もあります。顧客管理ツール(CRMやSFAなど)を導入していない企業でも、myBridgeがあれば簡易的な顧客データベースを構築できます。
OCRとオペレーターによって正確にデータ化
多くの名刺管理ソフトと同じように、myBridgeはOCR(文字認識技術)を用いてデータを読み込みます。具体的には、myBridgeのアプリを起動してカメラで名刺を撮影すると、OCRによって画像がテキストデータに変換されます。
しかし、画像が粗かったりブレていたりするとOCRで正確にテキスト化できないこともあります。そこでmyBridgeでは専用オペレーターが目検でチェックし、正しいテキストに修正するフローを組んでいます。
これによって、ほぼ完璧に名刺情報がテキスト化できるため、ユーザーは名刺情報を直接修正する必要がなくなります。オペレーターが介することでデータ化に多少時間がかかりますが、ミス・手間が無くなるため多くの人にとってメリットが大きいでしょう。
なお、オペレーターが名刺情報を確認する際は個人が特定されないよう、名刺情報を分割しているとのこと。また登録された個人情報は暗号化して安全に管理。国際規格(ISO 27001, 27701)の認証を取得しており、必要なセキュリティ対策が施されています。
myBridgeの料金プラン
myBridgeは、初期費用・基本使用料・オプション料金のすべてが無料で使い始められる名刺管理アプリです。ただし、無料プランでは共有できる名刺枚数に制限があり、名刺の共有を無制限で利用したい場合はプレミアムプランの利用がおすすめです。
プラン名 | 月額料金 | 特徴 |
---|---|---|
ベーシック | 0円(無料) | 共有できる名刺枚数:100枚 |
プレミアム | 10人以内:990円/1ユーザー 11人以上:490円/1ユーザー |
共有できる名刺枚数:無制限 |
プレミアムプラス | 1,490円/1ユーザー | オペレーターが名刺情報を優先的にチェック・入力 |
プランの詳細は公式サイトの比較表をご覧ください。

以上、myBridgeの特徴と料金プランを紹介しました。名刺管理アプリは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合った名刺管理アプリの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
myBridgeの4つのメリット
myBridge(マイブリッジ)は無料・無制限・シンプルが評判となっている名刺管理アプリです。次に、具体的にどのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
- すべての機能が無料・無制限
- 正確なデータ化
- 顧客管理も可能な共有名刺帳
- 名刺データの高い可搬性
すべての機能が無料・無制限
第1のメリットは、すべての名刺管理機能が無料で使えることです。無料でできることの多さは、他社サービスを圧倒しています。 名刺1枚ごとにメモをつける機能やExcelファイルでのダウンロード機能、CSV形式ファイルのデータ出力機能などのほか、溜まった名刺を郵送するだけで名刺データ化を一括代行してくれる「おまかせスキャン」も無料で活用できます。さらに、無料サービスの多くは広告が表示されますが、myBridgeは表示されないのも大きな特徴です。
正確なデータ化
名刺情報が正確にデータ化される点も、「myBridge」の大きなメリットです。myBridgeは、スマホのカメラで名刺を撮影した後、OCR文字認識機能とオペレーターによる手作業で名刺情報をデータ化します。OCRで文字認識したデータをオペレーターがチェックし、必要であれば修正することで正確なデータ化を実現しているのです。
1日あたりに入力できる名刺枚数・入力項目の上限もなく、無制限で利用できます。好きなだけ何枚でも正確かつ無料で名刺登録できることはmyBridgeの大きな魅力といえるでしょう。
顧客管理も可能な共有名刺帳
2018年12月に追加されたmyBridgeの新機能「共有名刺帳」機能は、会社で名刺情報を活用したいユーザーに強力なメリットをもたらします。共有名刺帳とは、各個人が管理していた名刺を会社・組織内でカンタンにシェア・共同管理できる機能です。うまく活用することで、顧客管理データベースを簡単に構築できます。
myBridgeでは、誰がいつ名刺を登録したかという更新情報や名刺情報に関連したメモを共有することで、顧客のステータスに変更があるたびに共有していた手間が省力できます。共有された名刺情報はいつでもどこでも外出先でもスマホで検索できるので、様々な活用方法が期待できます。
共有名刺帳に登録されている名刺情報は、Excelファイルへエクスポートすることも可能です。もちろんの「共有名刺帳」機能も無料。共有する名刺の枚数やメンバーの人数も無制限で利用できます。
名刺データの高い可搬性
myBridgeでは、登録した名刺情報を保存したり、Excelファイルでダウンロードしたりすることができます。また、ほかの名刺管理サービスに登録していた名刺データを「myBridge」に移行することも可能なので、まとめて管理できます。
徹底調査でわかった、myBridgeを使うべき人・会社
紹介してきたメリットを踏まえ、myBridge(マイブリッジ)はどのような方におすすめできる名刺管理アプリなのか、見ていきましょう。
- 費用をかけずに名刺管理アプリを導入したい人や会社
- 名刺データを出力して活用したい会社
- 名刺管理機能だけ使いたい人や会社
費用をかけずに名刺管理アプリを導入したい人や会社
myBridgeは、名刺管理アプリに必要な機能を無料かつ無制限で提供しているツールです。他社が有料で提供している機能も無料で使えるため、コストをかけずに導入したい企業に最適です。「おまかせスキャン」などの便利な機能も含まれており、多機能な名刺管理アプリとして高く評価されています。名刺管理アプリの利用ハードルを下げるという方針のもと、市場に参入している点も特徴です。
名刺データを出力して活用したい会社
SFA・CRMでの視点で見ると、myBridgeの一番のポイントはCSV形式ファイルなどのデータ出力機能が無料で使えること。出力形式はExcel形式(xls)・CSV形式(outlook用)・vCard形式(端末の連作先用)の3つ。「住所」の項目欄に「郵便番号」「住所詳細」が1つのセルに出力されてしまうなど、細かな問題点はあるとしても、データ出力機能が無料で使えることに魅力を感じるという方は多いでしょう。
名刺管理機能だけ使いたい人や会社
myBridgeは名刺管理機能に特化した無料アプリです。「名刺管理だけしたい」「SNS機能などはわずらわしい」と考える人が多いというニーズに着目して開発されました。名刺管理以上の付加機能は不要と考えるmyBridgeのビジョンに共感する企業にとって、最適な名刺管理アプリと言えます。
LINEで名刺を共有したい人や会社
myBridgeでは、名刺をLINEで他の人と簡単に共有できます。myBridgeにおいてLINEはあくまで補助的なツールとして位置付けられています。LINEとは別のサービスですが、LINE社が開発しているアプリだけに相性は抜群です。LINEのトークやメールを使って、登録した名刺情報を簡単に共有できます。
myBridgeの登録方法

myBridge(マイブリッジ)の登録方法は簡単。実際に試したところ、LINEを入れている場合は1分程度で登録できます。
①アプリをダウンロード
まずはApp Store・Google Playストアから、myBridgeをダウンロードしインストールします。
②会員登録
ダウンロードしたらアプリを起動し、会員登録をタップ。会員登録の画面で「LINEで会員登録」あるいは「メールアドレスで会員登録」のどちらかを選択します。次にアプリのアクセス許可画面で必要な権限を確認し、「同意する」をタップします。「写真の撮影と動画の記録の権限」の許可の確認画面が表示されるので「許可」を選択します。連携や権限の内容は後からでも解除・変更は可能です。
③早速名刺を登録しよう
初回にはカメラへのアクセス許可が表示されます。「OK」をタップして名刺を撮影しましょう。縦名刺・横名刺どちらかを選択し、カメラ画面の緑枠のなかに名刺をおさめ撮影します。名刺撮影された状態を確認して問題なければOKをタップします。後は自動で名刺データ登録してくれます。「名刺情報を入力中です」と表示されている場合には、通常1~2分待てば登録されます。入力中でも別の名刺をスキャンすることはできます。
myBridgeの効果的な使い方
myBridge(マイブリッジ)はすべての機能を無料・無制限で使用できるのが大きな魅力です。ここでは、豊富な機能を持つmyBridgeの効果的な使い方を紹介します。
電話着信時に名刺情報が表示される
myBridgeでは、名刺登録した相手から着信があった際に、相手の名刺情報を画面に表示できます。スマホに連絡先を登録していなくても、着信時に名刺情報が自動で表示されるため、連絡先を知らない取引先からの急な着信にも安心して対応できます。なお、この機能は初期設定では無効になっているため、メニュー画面で「電話着信時に名刺情報を表示」をONにしておく必要があります。
名刺情報検索・共有
myBridgeでは、1日に登録できる名刺の枚数や入力項目に制限はなく、大量の名刺を登録できます。ただ、名刺が増えるほど、あとから必要な情報を見つけるのが大変になることもあります。そこで役立つのが、myBridgeの高機能な検索。氏名・会社名・部署・役職など、さまざまなキーワードで検索できるため、欲しい名刺情報をすぐに見つけられます。名刺が多くなってもスムーズに活用でき、業務効率の向上にもつながります。
他サービスに登録した名刺データの移行
すでに他の名刺管理アプリを利用していて、名刺情報を改めてmyBridgeに登録し直すのが手間に感じる方もいるかもしれません。しかし、myBridgeなら、他社サービスに登録していた名刺データも簡単に移行できます。
具体的には、「Camcard」「Eight」「Sansan」「Wantedly People」「Google連絡帳」「Outlook」の6つのアプリから、名刺情報をスムーズにインポート可能です。インポート方法はアプリごとに異なりますが、手間なく名刺データを移せるのはうれしいポイントです。
まとめ:myBridgeで、名刺管理の手間もコストもゼロに
myBridge(マイブリッジ)は制限なく無料ですべての機能が使える名刺管理アプリです。 大量の名刺スキャンを代行してくれる「おまかせスキャン」、名刺情報をデータベース化する「共有名刺帳」などを無料で提供するなど、驚きのサービスを展開しています。
しかし、myBridge以外にも名刺管理アプリは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、名刺管理アプリ選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。