法人向け名刺管理ソフトおすすめ11選!主な機能を解説【2025年最新】
名刺交換をする機会の多い企業では、名刺を効率的に管理し活用することが課題になりがち。特に「営業チーム間で顧客情報を共有したい」「アナログ管理による手間を減らしたい」「名刺データをCRMやSFAと連携し、営業力を強化したい」と考える方には、法人向け名刺管理ソフトの導入がおすすめです。
法人向けソフトは、単なる名刺のデジタル化にとどまらず、部門間の連携強化や高度なセキュリティ対策、業務効率化など、企業特有の課題解決に役立つ多機能性が特徴。本記事では、法人向け名刺管理ソフトの特徴やメリット、選び方について詳しく解説します。
- 法人向け名刺管理ソフトとは
- 法人向け名刺管理ソフトの主な機能
- 法人向け名刺管理ソフトのメリット
- 【比較表】法人向け名刺管理ソフト
- 営業力強化に役立つ名刺管理ソフト4選
- 導入実績の多い名刺管理ソフト3選
- セキュリティに定評がある名刺管理ソフト4選
- 法人向け名刺管理ソフトの選び方・比較ポイント
- まとめ:会社で名刺情報を活用するなら名刺管理ソフトがおすすめ
法人向け名刺管理ソフトとは
名刺管理ソフトとは、企業が取引先や顧客と交換した名刺を効率的に管理するためのツールです。名刺をスマートフォンやスキャナーで取り込みデジタル化することで、名刺情報を簡単に検索やタグ付けできるように。データ化された名刺情報は、企業の貴重な情報資産として活用され、営業活動やマーケティング施策の効率化に貢献します。
法人向け名刺管理ソフトは、企業全体で名刺情報を共有する機能が特徴的です。社内共有機能により社員同士が必要な情報をリアルタイムで共有できるため、営業やマーケティングチーム間の連携がスムーズになります。
また法人向けの名刺管理ソフトは、CRMやSFAなどの営業支援システムと連携することで、顧客データを一元管理できる点も大きな特徴です。ツール間の連携により、営業活動の効率化だけでなく、顧客への的確なアプローチが可能になります。
さらに法人向け名刺管理ソフトは、アクセス制御やデータ暗号化など、高度なセキュリティ対策を備えており、個人情報保護の観点でも優れています。
法人向け・個人向けソフトの違い
一方、個人向け名刺管理ソフトは、主に個人利用を目的として設計されています。個人向けソフトの主な機能は、名刺情報の登録や管理、検索。法人向けソフトと比較すると、CRMとの連携機能やチーム間での情報共有機能は含まれていない場合が多く、その分シンプルな操作性が特徴です。
また、個人向け名刺管理ソフトは無料または低価格で利用できる場合が多いため、コストを抑えたい個人ユーザーに適しています。ただし、セキュリティ面では法人向けソフトと比較すると、簡易的な保護機能に留まることもあります。
法人向け名刺管理ソフトの主な機能
法人向け名刺管理ソフトは、業務効率化や顧客管理の強化を目的とし、さまざまな便利な機能を備えています。以下に、その主な機能を具体的に解説します。
機能名 | 内容 |
---|---|
名刺情報のデータ化と一元管理 | 名刺をデジタル化し、組織全体で共有・管理 |
高度な検索機能 | 名前やタグなど複数条件で名刺情報を検索 |
CRMやSFAとの連携 | CRMやSFAと連携し顧客データを一元化 |
自動更新と重複排除機能(名寄せ機能) | 名刺情報を自動更新し、重複データを統合 |
アクセス制御とセキュリティ機能 | 情報を保護する、アクセス権限の設定や暗号化 |
データの分析・レポート作成機能 | 名刺データを活用した分析やレポート作成 |
スマートフォン対応アプリ | 外出先で名刺情報を確認・登録できるアプリに対応 |
名刺情報のデータ化と一元管理
法人向け名刺管理ソフトは、名刺をスキャナーやスマートフォンで読み取り、データとしてデジタル化することで、紙の名刺を保管する必要がなくなり、情報を一元管理することができます。また、組織全体で名刺情報を共有できるため、部門間の情報共有がスムーズになります。
高度な検索機能
法人向け名刺管理ソフトには、登録された名刺データを効率的に検索する機能があります。名前や企業名だけでなく、役職や住所、タグなど複数の条件を組み合わせた詳細な検索により、必要な情報を迅速に見つけ出し、業務のスピードアップに貢献します。
CRMやSFAとの連携
法人向け名刺管理ソフトとCRM(顧客管理システム)やSFA(営業支援システム)を連携することで、名刺情報をもとに顧客データを一元化し、営業活動やマーケティング施策の効率化を実現します。例えば、名刺情報を顧客リストへ自動的に反映することで、手入力の手間を削減可能です。
自動更新と重複排除機能(名寄せ機能)
法人向け名刺管理ソフトは、登録された名刺情報が変更された場合にデータを自動更新する機能を持っています。また、同じ取引先の名刺が複数登録されている場合には、重複データを自動的に統合する「名寄せ機能」も搭載。データの整理が簡単に行えるだけでなく、情報の正確性を保ちます。
アクセス制御とセキュリティ機能
法人向け名刺管理ソフトは、名刺情報を適切に保護するためのアクセス制御機能を提供します。権限ごとに閲覧や編集の範囲を設定できるため、情報漏洩のリスクを軽減します。また、データの暗号化やバックアップ機能も備えており、万が一のトラブルにも対応可能です。
データの分析・レポート作成機能
名刺管理ソフトには、登録された名刺データを活用し、分析やレポート作成を行う機能があります。例えば、取引先の業種別や地域別の分布を可視化することで、営業戦略の立案に役立てることが可能です。名刺管理ソフトによるデータ活用は、意思決定のスピード向上にも寄与します。
スマートフォン対応アプリ
法人向け名刺管理ソフトは、スマートフォンアプリにも対応している製品がほとんど。外出先でも名刺情報を確認・登録できるため、営業活動の効率向上に寄与します。また、スマホで撮影した名刺画像を、その場でデータ化することも可能です。
法人向け名刺管理ソフトのメリット
法人向け名刺管理ソフトは、情報管理の効率化やセキュリティ強化、環境負荷の軽減といった多方面でのメリットを提供するため、企業にとって重要なツールとなっています。
- 名刺情報の一元管理により、部門間の連携を強化
- 名刺データ化と検索機能で、業務効率を大幅向上
- CRM連携による、営業活動の効果的な強化
- 強固なセキュリティ対策により、情報漏洩を防止
- ペーパーレス化と保管コスト削減で、環境負荷を軽減
名刺情報の一元管理により、部門間の連携を強化
法人向け名刺管理ソフトを導入することで、名刺情報をデジタル化し、全社的に一元管理が可能に。この一元管理により、部門間で名刺情報をリアルタイムに共有でき、営業部門とマーケティング部門の連携がスムーズに進みます。法人向けの名刺管理ソフトは、情報共有に伴う手間や時間を削減し、チーム間の協力体制を強化します。
名刺データ化と検索機能で、業務効率を大幅向上
法人向け名刺管理ソフトは、名刺情報をスキャナーやスマートフォンでデジタル化し、データとして保存する機能を提供します。名刺のデータ化により、名前や会社名、役職やタグなどを条件に検索できるため、紙の名刺を探す時間を大幅に削減し、業務のスピードと効率が向上します。
CRM連携による、営業活動の効果的な強化
法人向け名刺管理ソフトは、CRM(顧客管理ソフト)やSFA(営業支援システム)と連携することで、名刺情報を基に顧客データを一元管理し、営業プロセスの効率化や顧客への適切なアプローチが可能に。例えば、名刺情報から得られる顧客の詳細なプロフィールを活用することで、見込み客のニーズに合った提案が行えるようになります。
強固なセキュリティ対策により、情報漏洩を防止
法人向け名刺管理ソフトには、アクセス制御やデータ暗号化、監査ログ機能などの高度なセキュリティ対策が実装されています。高度なセキュリティ機能により、名刺情報が外部に流出するリスクを大幅に軽減し、顧客の信頼を損なうリスクを防止。また、内部不正による情報漏洩も防止できるため、情報管理における安心感が向上します。
ペーパーレス化と保管コスト削減で、環境負荷を軽減
名刺情報をデジタル化し、紙の名刺を保管する必要がなくなると、オフィス内のペーパーレス化が実現できます。ペーパーレス化は保管場所を確保するコストの削減だけでなく、紙資源の使用量を減らし、環境負荷の軽減にも貢献します。
【比較表】法人向け名刺管理ソフト
ここからは法人で名刺管理ソフトを使いたい方向けに、製品を比較します。以下の比較表をご覧ください。
製品名 | コスト | 導入実績 |
---|---|---|
Sansan | 初期費用:要問合わせ 月額料金:要問合わせ |
10,000社 |
ホットプロファイル | 初期費用:要問合わせ 月額料金:要問合わせ |
要問合わせ |
アルテマブルー | 初期費用:無料 月額料金:3,300円/ID |
要問合わせ |
【終了】bizcompass | 初期費用:48,000円 月額料金:5,000円/ユニット |
要問合わせ |
CAMCARD BUSINESS | 初期費用:無料 月額料金:1,700円~/1ID |
4,000社超 |
Eight Team | 初期費用:無料 月額料金:18,000円 |
4,000社の中小企業 |
SmartVisca | 初期費用:無料 月額料金:1,300円/ID |
要問合わせ |
メイシー | 初期費用:無料 2,178円(税込)/ユーザー数無制限 |
要問合わせ |
ApeosPlus Cards R | 初期費用:要問合わせ 月額料金:3,000円/5ユーザー |
要問合わせ |
名刺バンク2 | 初期費用:要問合わせ 月額料金:要問合わせ |
要問合わせ |
THE 名刺管理 On-premise | 初期費用:1,100,000円(50ユーザー登録版) | 要問合わせ |
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、名刺管理ソフト選びの参考にしてください。
営業力強化に役立つ名刺管理ソフト4選
ここからはおすすめの法人向け名刺管理システムについて、それぞれの特徴や機能、料金を詳しく解説していきます。まずはじめに、営業力強化に役立つ名刺管理システム4選です。
- Sansan
- ホットプロファイル
- アルテマブルー
- 【終了】bizcompass
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Sansanは東京都渋谷区にある東証マザーズ上場のSansanが提供している法人向け名刺管理システムです。2007年のリリース開始以来、10,000社以上に導入されており、シード・プランニング社による名刺管理サービスの市場調査ではシェアNo.1に選ばれています。
名刺管理システムとしての特徴は、業界トップクラスの読み取り精度と豊富な機能。独自に開発されたAI(人工知能)とスタッフの手作業を組み合わせることで、名刺に記載された氏名や連絡先を99.9%の精度でデータ化します。
ニュース配信機能、レコメンド機能なども搭載されており、名刺交換した相手の人事異動をタイムリーに把握できるほか、訪問先についてAIからアドバイスを受けることも可能です。名刺管理システムを活用して営業力を強化したい企業にはぴったりのツールと言えるのではないでしょうか。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報の反社チェック機能
-
複数の名刺を効率よく整理する事が出来て、時間短縮になり綺麗に管理する事が出来てとても良い。 他の社員と名刺を共有する事で、業務をより効率的に行う事が出来て、生産的に業務を行う事が出来る。
-
特に説明がなくても使えると思います。出入りの激しい業界で、いちいち説明しなくても使える点はとても便利です。また、登録した名刺を使いたい時に出しやすい。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ホットプロファイルは、東京都渋谷区に本社を構えるハンモックが提供している法人向け名刺管理システムです。エステー、横浜銀行、三菱商事グループをはじめ、幅広い業種のクライアントに利用されています。
人気の理由は営業活動のあらゆる局面をカバーする多彩な機能。名刺データの取り込み・管理はもちろんのこと、オプションを組み合わせることでオンライン・非対面での名刺交換や、Zoomによる商談も可能です。
また、SFA(営業支援システム)としての機能も用意されており、システム上で営業リストを作成できるほか、案件の進捗管理も可能。前述の「Sansan」と並んで営業力を強化したい企業にぴったりの名刺管理システムでしょう。
建設関連資材の販売を手がけるある会社では、「ホットプロファイル」を導入したことによって、わずか3ヵ月で見積もり依頼や発注の増加につながったとのことです。
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 名刺情報へのタグ付け機能
-
何が1番よかったかというと、どこでも誰でも同じ情報となるデータベースにアクセスできる点である。会社ごとのつながりが見えたらまだ減ったりした。
-
バグが少ないのと、初めての時でも使い方がとてもわかりやすいのでスムーズに使用することが出来たことはとてもいい点
-
料金
月3,000円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
1ID
アルテマブルーは、東京都港区に本社を置くシステム開発会社、キヤノンエスキースシステムが提供している名刺管理システムです。
開発コンセプトは、「営業力を最大化させること」。名刺の取り込みのほか、グルーピング、重複している名刺の名寄せ、メール一斉配信、活動ログといった機能が搭載されており、見込み顧客へのアプローチや業務改善に効果を発揮します。利用者目線で開発されたわかりやすい画面にも定評があるようです。
そうした一方、料金は抑えられており、初期費用無料・ユーザー1人あたり月額3,300円の料金で利用可能。ストレージの容量追加などを除き、基本的に追加費用もかかりません。予算の限られる中小企業、費用を抑えつつ営業力を強化していきたいといった企業には心強いツールではないでしょうか。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
-
料金
月5,000円/ID -
初期費用
48,000円
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
1
BizCompass、は東京都豊島区にあるBizCompassが開発・販売を手がけている法人向け名刺管理システムです。IT、広告、建設、保険など幅広い業種の企業に利用されています。
人気の理由はコストパフォーマンスの高さ。初期費用4万8,000円・1ユニット(ユーザー5名まで)月額5,000円の料金で、名刺の登録・管理、メール送信、名刺データの一括更新、現在地検索といった機能をすべて利用できます。シンプルかつわかりやすい操作画面も魅力です。
導入による成功事例も多く、ある広告関連会社ではそれまで使っていた名刺管理システムからBizCompassへ切り替えたことによって毎月のコストを約20万円削減。また、別のシステム開発会社では、展示会やイベントで交換した名刺を顧客データとしてスピーディーに活用できるようになりました。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 名刺情報のキーワード検索機能
以上、営業力強化に役立つ名刺管理ソフトを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、名刺管理システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
導入実績の多い名刺管理ソフト3選
続いては導入実績の多い名刺管理ソフトを紹介します。導入実績の多い製品は、幅広い業界や多くの企業で利用されていることから、機能やサポートの信頼性が高いと評価されています。
- CAMCARD BUSINESS
- Eight Team
- SmartVisca
-
料金
月1,700円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
5ID
CAMCARD BUSINESSは、東京都中央区にあるワウテックが提供している法人向けのクラウド型名刺管理システムです。全世界1億1,000万人以上のユーザーを持つ「CAMCARD」の法人向けバージョンとして、中小企業からナショナルクライアントまで4,000社以上に利用されています。
特徴的なのは名刺管理システムとしての基本性能の高さ。世界最高水準のOCR(光学文字認識)技術が採用されており、名刺に印刷された名前や連絡先をわずか5秒で読み取ることが可能です。
その他、名刺データへのタグ付け、商談管理、人事異動情報の通知、タスク管理をはじめとする簡易SFA機能などが付いていることから、幅広いビジネスシーンに効果を発揮するでしょう。
料金が安価に抑えられているのも魅力の1つ。基本プランはユーザー1人あたり月額1,700円の料金で名刺の枚数制限なく利用できます。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- オフライン利用
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
-
スキャンの精度が高く、英語、日本語いずれも読みとってくれる。データの管理も容易である。価格フリーで十分な機能がある。
-
メモが出来るので挨拶時のエピソードを記録できる。次に会った時などに遡って会話するなど、とても便利。
-
料金
月18,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Eight Teamは、Sansan株式会社提供の、個人向け名刺アプリ「Eight」を法人向けに最適化した名刺管理サービスです。中小企業を中心に導入されており、2024年12月現在で4,000社もの中小企業から選ばれるほどの人気を獲得しています。
法人番号を持たない団体でも利用できる点が大きな特徴です。スマホアプリを使った名刺情報の登録のほか、全社での共有、名刺のグループ化、社内でのメッセージ交換にも対応するなど、豊富な機能を搭載しています。さらに取引相手もEightユーザーであれば、ツール上で連絡することも可能です。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報へのタグ付け機能
- 名刺情報のキーワード検索機能
- 同一名刺取得者の検索
-
チャットサポートがあり、説明書がなくても使いながら覚えられる事が多く、利用してわかった事も多いので非常に使い勝手が良いと思う。
-
とにかくわかりやすい点がいいと思います。写真を撮るだけで勝手に綺麗な形で編集してくれるので楽だし管理していて気持ちがいいです。色味も好きなので気に入っています。
-
料金
月1,300円/ID -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
6ライセンス(システム管理者 1名+ユーザ5名)
SmartViscaは、株式会社サンブリッジが提供する名刺管理ソフトです。Salesforce一体型の名刺管理ソフトとして人気を集めており、大手企業にも多数導入されているのが大きな特徴です。
スキャンした情報は、2段階チェックによりほぼ100%の精度でデジタル化が可能。Salesforceの取引先や取引先責任者、リードを自動で登録・更新でき、レポートやダッシュボード機能を使った名刺データの集計やマッピングにも対応しています。
また、Salesforceと同一ID・パスワードで利用できるほか、ユーザー管理やメール配信、ダッシュボードなども統合されており、管理のしやすさもメリットの1つです。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報の反社チェック機能
- タブレット対応
-
使いやすく、わかりにくい点があってもサポート体制がしっかりしており、不明点の解消も速く時短につながっている。
-
前に使っていたものよりも、使いやすいと思います。今は、説明書を見なくても使えるようになったので、使いやすいです。
セキュリティに定評がある名刺管理ソフト4選
名刺管理ソフトを選ぶうえではセキュリティも大事なポイントの1つ。セキュリティ機能に定評がある名刺管理ソフトをご紹介します。
- メイシー
- ApeosPlus Cards R
- 名刺バンク2
- THE 名刺管理 On-premise
-
料金
月2,178円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
メイシーは大阪府大阪市に本社を構えるもぐらが開発・販売を手がけている法人向け名刺管理システムです。リリース以来多くのクライアントに使われており、大学や公的機関への導入実績も少なくありません。
特徴は、万全のセキュリティ対策。通信が完全に暗号化されているうえ、名刺から取り込んだデータはすべてISMSの認証を取得しているデータセンターで管理されるため、持ち出し・漏洩などの心配はいりません。提供元も2013年にプライバシーマークの認証を取得しています。セキュリティを基準に名刺管理システムを選びたい方、自社のセキュリティポリシーにあわせてきちんと運用していきたいといった方にはおすすめでしょう。
料金は月額基本料2,178円(税込)、データ入力料金は名刺1枚につき27.5円がかかります。また、スキャン料金は1枚11円です。初期投資をかけず手軽に導入できるのも人気を集めている理由のようです。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- オフライン利用
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
-
直感的な画面で簡単に名刺を電子化できる所が素晴らしいです。 名刺画像もデータと一緒に保管でき、表示できる所も良い。
-
編集が楽で簡単。 直感的にアイコンやメニューをクリックして字体の選択、色合いの選択ができる。 市販の台紙の選択ができるため、いろいろな台紙を選んで作成できます。
-
料金
月3,000円/5ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
ApeosPlusTM Cards Rは、東京都港区に本社を構える富士フイルムビジネスイノベーションが提供している法人向け名刺管理ソフトです。
名刺のスキャン、オンラインでの名刺交換、名刺データの重複防止など多彩な機能に定評があり、三菱UFJグループなど大手への導入実績も豊富。セキュリティが万全で、アクセス権限の管理、ログイン時の二段階認証、パスワードの有効期限設定といった機能を完備しています。
加えて、いつ・誰が・どんな操作をしたか逐一確認できるログ管理機能も付いているので、万が一インシデントが発生してもスムーズに対応可能。セキュリティを重視する方におすすめの名刺管理システムです。
料金は5ユーザーのプランで月額3,000円。利用人数が増えるほど1人あたりの単価が安くなる料金体系も好評を得ています。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- オペレーターの手入力でのデータ化
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- 名刺情報URLの発行(オンライン名刺機能)
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 登録名刺へのメール一斉配信
- 名刺情報の名寄せ機能
- 名刺情報へのタグ付け機能
-
使用方法が簡単なこと、初めてでも使えました。御年寄でもできそうな気がしました。またぜひ、使いたいです。
-
サムネイル表示できる、リスト表示もできる、他者と共有することができる、簡単に検索できる、説明書がなくても直感的に操作できる。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
名刺バンク2は、神奈川県横浜市に本社を構える東証一部上場のアイネットが開発・販売を手がけている法人向け名刺管理システムです。業界トップクラスのセキュリティ性能が特徴で、データはすべて提供元のクラウドデータセンターに保管されるため、情報漏洩などの心配はいりません。
万が一スマートフォン端末を紛失してしまった際も、データセンターから速やかにバックアップをとることが可能です。名刺管理システムをはじめて導入する企業、「データの管理方法や紛失のリスクが心配」といった方も安心して導入できるでしょう。
スペック面では、スマートフォンによる名刺の取り込み、タグ付け、検索、商談履歴の表示など名刺管理システムに求められる機能を網羅。あるIT関連企業では「名刺バンク」を導入したことによって部署を横断して名刺を管理できるようになり、生産性が大きくアップしたとのことです。
- OCR(文字認識)のデータ化
- スキャナーでの名刺取り込み
- スマホ写真撮影での名刺取り込み
- パソコン対応
- 名刺の共有機能
- 名刺情報の名寄せ機能
- タブレット対応
- 名刺情報へのタグ付け機能
- 名刺情報のキーワード検索機能
- コンタクト履歴管理
THE 名刺管理 On-premise
-
料金
ー -
初期費用
1,100,000円
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
THE 名刺管理 On-premiseは、東京都中央区に本社を構えるNTTデータNJKが提供している法人向けのオンプレミス型名刺管理システムです。金融、メーカー、ITなど幅広い業種の企業で使われています。
何より大きな特徴は、オンプレミス型ならではの万全のセキュリティ。利用者の自社サーバー上で運用されるため、他クライアントの影響を受けてパフォーマンスが低下する、情報漏洩につながるといったことは一切ありません。
そのうえでより快適・安全に使えるよう、ログファイルの自動分割などスペック面にも工夫が施されています。大量の名刺を管理する必要がある企業、厳格なセキュリティポリシーのもとで名刺管理システムを使っていきたい企業には心強いツールではないでしょうか。
以上、おすすめの名刺管理システムを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、名刺管理システム選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
法人向け名刺管理ソフトの選び方・比較ポイント
最後に、法人向け名刺管理ソフトの選び方や比較ポイントについて解説します。
- 導入形態(クラウド型/オンプレミス型)で選ぶ
- 必要な機能で選ぶ
- データ化のスピードと精度で選ぶ
- 費用対効果の高いサービスを選ぶ
- 導入実績数・業界シェアで選ぶ
- 自社ツールとデータ連携できるかで選ぶ
導入形態(クラウド型/オンプレミス型)で選ぶ
名刺管理ソフトには、大きく分けてクラウド型とオンプレミス型の2種類があり、自社に合う形態を選ぶことが大切です。クラウド型は、インターネット上のサーバーに名刺データを保存し、システムの運用は提供会社側が行います。初期費用が比較的抑えられ、月額料金を支払う形で気軽に利用を開始できるのがポイント。ただし、継続的な利用にはランニングコストがかかる点も考慮が必要です。
一方で、オンプレミス型は自社のサーバーでデータを管理するタイプです。初期費用が高くなる傾向がありますが、システムを自社の業務に合わせてカスタマイズできたり、セキュリティ基準を自社で設定できるなど、柔軟性や管理のしやすさが魅力です。導入までの手間やコストを考慮しながら、自社に合った導入形態を選びましょう。
必要な機能で選ぶ
名刺管理ソフトを選ぶときは、自社が抱えている課題に応じた機能が備わっているかがポイント。例えば、これまで紙で管理していた名刺をデジタル化したい場合には、データ化の精度や検索機能が充実しているものが便利です。条件を指定して素早く情報を探せるソフトであれば、日々の業務効率が大きく向上します。
また、名刺情報をチーム内で共有したい場合には、SFAやCRMと連携できるものがおすすめ。人脈管理機能があると、商談履歴を記録したり、別の社員が同じクライアントに重複して連絡することを防げるため、業務の重複を減らせます。さらに、自社の規模や業務に合った対応が可能か、使用する言語に対応しているかも確認しておくと安心です。必要な機能をしっかり見極めることで、使いやすく効果的なソフトを選ぶことができます。
データ化のスピードと精度で選ぶ
名刺をスキャンしてデータ化する際に使用される技術として、OCR(光学文字認識)が一般的です。名刺管理ソフトによっては、OCR精度や対応可能な文字の種類に違いがあるため、スマートフォンで簡単にスキャンできるものなのか、専用のスキャナが必要なのかを事前に確認しましょう。
また、名刺交換の頻度や枚数に応じ、必要な精度や速度を考慮して選ぶことも重要です。月に数枚程度の名刺交換であれば、OCRでデータ化した後に手作業で確認することも可能ですが、数十枚から数百枚に及ぶ場合は、高精度のOCR機能を搭載したソフトを選ぶのが適しています。
さらに、OCRだけではカバーしきれない場合には、オペレーターが手入力でデータを修正・補完するサービスを提供しているソフトも検討するとよいでしょう。このようなオプションは追加費用が発生する場合もありますが、正確性とスピードを両立させたい場合には有効です。
費用対効果の高いサービスを選ぶ
名刺管理ソフトを導入する際には、費用対効果をよく検討することが重要です。取り扱う名刺の枚数が多い企業であれば、ソフトを活用することで業務効率が大幅に向上し、コストに見合った効果を得られる可能性があります。
一方で、名刺交換の頻度が少なく、手作業でも十分に管理が可能な場合は、ソフトの導入を見送る選択肢も考えられます。導入を決めた場合は、料金相場を事前に把握し、自社の予算に合ったサービスを選ぶことが大切です。
費目 | 相場 |
---|---|
月額料金(従量課金型、クラウド) | 1,500円~3,000円/アカウント |
月額料金(月額固定型、クラウド) | 2万5,000円~5万円 |
スキャン料金(クラウド) | 10円~20円/枚 |
初期費用(オンプレミス) | 数百万円 |
また、基本料金以外に発生する可能性のある追加費用にも注意が必要です。例えば、スキャナのレンタル費用や、オペレーターによる手入力サービスの料金が追加される場合があります。これらを考慮した上で、自社に最適な名刺管理ソフトを選ぶようにしましょう。
導入実績数・業界シェアで選ぶ
名刺管理ソフトを選ぶ際には、導入実績や業界内でのシェアを確認することが重要。実績が豊富なソフトは、多くの企業で活用されているため、さまざまなニーズに対応できる可能性が高いです。
また、シェアの高いソフトは、定期的な機能のアップデートが期待できるほか、サポート体制が充実していることが多いため、安心して利用できます。さらに、利用者数が多い製品では蓄積されたノウハウが豊富で、他のユーザーから情報や活用アイデアを得やすい点もメリットです。これにより、自社の業務改善にもつながる可能性があります。
自社ツールとデータ連携できるかで選ぶ
名刺管理ソフトを導入する際には、現在利用しているツールとのデータ連携が可能かを確認することも重要です。例えば、CRMやSFA、メール配信ツールとスムーズに連携できるソフトを選ぶことで、名刺情報を活用した営業活動や顧客フォローの効率化が期待できます。
また、名刺データが自動的に他のシステムと同期される機能があると、手入力によるミスやデータの重複を防ぐことができます。さらに、API連携に対応しているソフトを選べば、自社の業務フローに合わせて柔軟にカスタマイズできるため、より最適な運用を実現可能です。
まとめ:会社で名刺情報を活用するなら名刺管理ソフトがおすすめ
法人向け名刺管理ソフトは、名刺情報を一元管理して効率的に活用したい企業に最適なツール。「営業チーム間で顧客情報を共有したい」「手作業による名刺管理に限界を感じている」といった課題を抱える企業には特に有効です。
クラウド型やオンプレミス型の導入形態、必要な機能や費用対効果などを考慮し、自社に最適なソフトを選ぶことで、業務効率化や顧客対応力の向上を実現できます。
とはいっても、法人向け名刺管理システムは多数あり、どれを導入すべきか迷うでしょう。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、名刺管理システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツールが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
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