SFA(営業支援ツール)おすすめ9選を徹底比較【2024年最新】
SFA(営業支援ツール)の導入を検討していても、サービス数は年々増えているため「数あるSFAを比較するのが大変」「手間をかけずに、自社におすすめのSFAを知りたい」という営業担当者も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、おすすめのSFA9選をご紹介。さまざまな分野の法人向けSaaSを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、おすすめSFAを厳選比較しますので、営業の生産性を向上させたい方はぜひご覧ください。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラ
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の …続きを見る
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。 大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- SFA(営業支援ツール)の比較表
- 【2024年最新】おすすめのSFA(営業支援ツール)9選
- SFA(営業支援ツール)とは
- SFA(営業支援ツール)の機能一覧
- SFA(営業支援ツール)を導入するメリット
- SFA(営業支援ツール)の選び方・比較方法
- おすすめのSFA(営業支援ツール)活用法
- まとめ:おすすめのSFA(営業支援ツール)を比較し、自社に適したサービスを選定しましょう
- よくある質問
SFA(営業支援ツール)の比較表
国内に多く存在するSFA(営業支援ツール)の中から、特に人気のSFAを厳選して料金を比較しました。初期費用や月額料金だけではなく、無料トライアルやモバイル対応の有無も比較しているので、SFAの導入を検討中の担当者はぜひご覧ください。
サービス名 | 初期費用 (税抜) |
月額料金 (税抜) |
無料トライアル | モバイル対応 |
---|---|---|---|---|
Ecrea | 無料 | 1,000円/1ライセンスあたり | ◯ | ◯ |
Dynamics 365 | 要問い合わせ | 2,500円〜/1ユーザーあたり | ◯ | ◯ |
freee販売 | 要問い合わせ | 2,980円〜/1ID | ◯ | ◯ |
Salesforce Sales Cloud | 要問い合わせ | 3,000円~/1ユーザーあたり | ◯ | ◯ |
戦略箱ADVANCED | 要問い合わせ | 4,000円~/1ユーザーあたり | ◯ | ◯ |
Mazrica Sales | 無料 | 27,500円〜/5ユーザーあたり | ◯ | ◯ |
Knowledge Suite | 無料 | 50,000円〜/ユーザー数無制限 | ◯ | ◯ |
LEADPAD | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ◯ | ◯ |
JUST.SFA | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ◯ | ◯ |
必要な機能だけに絞り、コストを抑えてSFAを導入したい企業には、「Ecrea」がおすすめです。欲しい機能だけを選択して、無駄なく利用できます。SFA機能を搭載した販売管理システムをお探しの企業には、「freee販売」がおすすめ。顧客や案件の管理から、在庫管理、売上・経費の管理までまとめて行えます。国産の安心できるSFAを選びたい企業には、「戦略箱ADVANCED」がおすすめです。多機能で使いやすく、10年以上の長期にわたり利用している企業も多いSFAです。
SFAの料金体系は幅広く、月額料金もユーザー単位や企業単位など各社で異なります。そのため、「このSFAが安い」とは一概には言えません。料金体系と利用する人数、標準搭載されている機能なども踏まえて、利用するSFAを選ぶのがおすすめです。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFAが分かる診断(無料)ができます。
【2024年最新】おすすめのSFA(営業支援ツール)9選
ここからは数あるSFA(営業支援ツール)の中から、2024年最新でおすすめのSFA9選を紹介します。各SFAの特徴や機能、料金などについて解説するので、サービスの比較検討の際にぜひ参考にしてください。
- Ecrea
- Dynamics 365
- freee販売
- Salesforce Sales Cloud
- 戦略箱ADVANCED
- Mazrica Sales
- Knowledge Suite
- LEADPAD
- JUST.SFA
Ecrea
-
料金
月1,000円/ライセンス -
初期費用
なし
-
最低利用期間
6ヵ月
-
最低利用人数
1人
Ecreaは、株式会社エクレアラボが提供するおすすめのSFAです。業界初の「必要とする機能だけをコーディネートして利用できるSFA」として人気を集めており、機能と費用を無駄なく使えるのがおすすめできる理由です。
基本となる顧客情報の管理機能のほか、日報作成や商談管理などができる活動機能、売上見込みの管理や受注・失注分析などができる案件機能など、欲しい機能だけ選択可能です。導入形態はオンプレミス・クラウドのどちらにも対応し、クラウド版であれば初期費用は無料です。ベース機能の月額料金は1ライセンスあたり1,000円(税抜)で、その他の機能は500円(税抜)で追加できます。
「必要な機能に絞って、費用を抑えたい」「初めてSFAを導入するので操作がシンプルなシステムが良い」という企業に、EcreaはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- チャット機能
- ダッシュボードでの管理機能
Dynamics 365
-
料金
月9,745円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Dynamics 365は、マイクロソフト社が提供するおすすめのSFAです。営業支援に強いDynamics 365 Salesでは、Microsoft Sales CopilotによるAIを活用し、各営業案件をスコアリングします。
優先すべき案件が可視化されるので、より効率的に営業活動を進めたい企業におすすめです。また、顧客情報やメールの内容、対応履歴なども生成されるほか、顧客との電話応対では回答例をAIが提案。業務効率化や顧客満足度アップにつながる機能が多数搭載されています。
利用料金は、Sales以外のDynamics 365アプリを使用している場合1ユーザーあたり月額2,500円(税抜)、Salesのみの場合は8,500円(税抜)です。「Excel、Teamsなどのツールと連携し、日々の業務を自動化したい」という企業に、Dynamics 365はおすすめのSFAです。
- スマホアプリ(iOS)対応
- ワークフロー機能
- 顧客管理機能
- 定型タスクの自動実行機能
- 見込み顧客の管理機能
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
freee販売
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
freee販売は、freee株式会社が提供するSFAとしての利用もおすすめな販売管理システムです。顧客や案件の管理をはじめ、見積書や請求書、発注書の作成・管理、売上や経費の管理などをまとめて行うことができ、これまで事務作業にかかっていた手間を大幅に削減可能。
人手不足でお悩みの企業には特におすすめです。料金プランは、従業員数が10名までの法人・個人事業主向けのスタータープランと、従業員数が11名以上の法人向けのスタンダードプランに分かれています。スタータープランは1IDあたり月額2,980円(税抜)で利用可能です。IDを追加したい場合は500円(税抜)で追加できます。
「freee会計を導入しており、連携によりシームレスなデータ活用をしたい」「販売管理システムとしてもしっかり使えるSFAを導入したい」という企業に、freee販売はおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- スケジュール管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
- ワークフロー機能
-
料金
月3,000円/1ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンの提供するおすすめのSFAです。営業活動の管理をはじめ、チャネル全体における見込み客の管理、商談管理のほか、売上予測やレポーティングなど、営業活動の効率化をフルサポートする機能が搭載されています。
AIの搭載により、素早く正確にデータ分析や予測が可能な点が便利なポイントです。いくつかの料金プランから選択可能で、費用を抑えたい方におすすめなStarterプランは1ユーザーあたり月額3,000円(税抜)で利用できます。
「小規模からスタートし、成長過程でニーズに合わせて柔軟に拡張したい」「値引きや交渉のような営業プロセスをメンバーと共有し、パフォーマンスを引き上げたい」という企業に、Salesforce Sales CloudはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
-
勤怠管理がとてもしやすいです。 申請や経費精算が遠隔からでも行えるため、スムーズに精算ができます。
-
検索しやすく、必要な情報を短時間で入手できます。 レポート機能も充実しており、報告や管理の時間短縮に繋がります。
戦略箱ADVANCED
-
料金
月4,000円/ユーザ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
10名 又は 40,000円/月
戦略箱ADVANCEDは、株式会社インフォファームが提供するおすすめのSFAです。SFAとしてだけでなく社内ポータルとしても使えるほど機能が豊富で、顧客情報の管理から案件管理、各種集計、社内のコミュニケーションに至るまで幅広くカバーしています。
GoogleカレンダーやTableau、LINEなど外部サービスとの連携も充実。導入形態はオンプレミス・クラウドの2つから選択可能で、初期費用を抑えたい企業におすすめです。クラウド版は1ユーザあたり月額4,000円(税抜)で利用できます。導入支援サービスやマニュアル作成サービスも別途依頼可能です。
「顧客情報に紐づく全ての情報を1画面で把握したい」「専任担当によるサポートが充実したSFAで、導入から定着までサポートが受けたい」「ロングセラーの純国産SFAを選びたい」という企業に、戦略箱ADVANCEDはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
-
料金
月27,500円/5ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Mazrica Salesは、株式会社マツリカが提供するおすすめのSFAです。現場の営業担当者にとって使いやすいシステムとして設計されており、マルチデバイスにも対応しています。
Mazrica Salesは営業活動をサポートする便利な機能を多数搭載しています。顧客管理や案件管理、行動管理やレポートといった基本的な機能のみならず、AIによるリスク分析や類似案件についてのアドバイス、さらにはメールの一斉送信やWebアクセス解析も可能。営業からマーケティングまで幅広く支援してくれるSFAです。
初期費用は無料。料金プランは3つから選択でき、はじめてSFAを導入する方におすすめなStarterプランは5人のユーザー込みで月額27,500円〜(税抜)です。「誰でも直感的に使いこなせる操作画面のSFAを導入したい」「スマホやタブレットでも入力しやすいSFAが良い」という企業に、Mazrica SalesはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
-
分かりづらい点があるが結果が出ているので、かなり効率的に運用してる。インターフェースもわかりやすい。
-
画面が見やすく、マニュアルを調べなくても直感的に操作方法が推測できるところが良かったです。困った点は特にありませんでした。
Knowledge Suite
-
料金
月55,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Knowledge Suiteは、ブルーテック株式会社が提供するおすすめのSFAです。名刺を取り込む、営業報告を書く、報告書先を選択する、というたったの3ステップで簡単に営業活動が完結します。そのため、初めてSFAを導入する中小企業にもおすすめです。SFAとCRMとしての機能に加え、問い合わせの管理やオンライン名刺交換、データの集計や分析、メールマーケティングなど幅広い機能を搭載しています。
豊富な機能の中から必要な機能だけを選んで利用でき、システムを1つに集約したいという企業にもおすすめです。ユーザー数は無制限で1法人単位の契約となっており、SFA機能の利用できるプランは月額50,000円(税抜)、あるいは月額80,000円(税抜)にて利用可能です。
「初めてSFAを導入するので、簡単に使えるシステムを選びたい」「CRMやMAの機能も利用できるSFAを導入したい」という企業に、Knowledge SuiteはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
LEADPAD
-
料金
月200,000円 -
初期費用
100,000円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
10人
LEADPADは、株式会社Rocketsが提供するおすすめのSFAです。商談獲得の最大化を支援する、セールスエンゲージメントプラットフォームとして多くの企業に利用されています。
購買につながる動きをリアルタイムにキャッチする企業シグナル機能や、メルマガのクリックやページビューなどのシグナルを検知するリードシグナル機能、顧客へのアプローチの自動化といった他にはない機能が多数搭載。SalesforceやHubSpotとのデータ同期も可能で、商談化率の大幅アップを実現できます。
「すでにSFA・CRMを導入しているもののうまく使いこなせていない」「オペレーションを自動化させたい」「SalesforceやHubSpotとのデータ同期できるMAを利用したい」という企業に、LEADPADはおすすめのSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- 案件管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- タスク管理機能
- カレンダーのリマインド機能
- グループウェアとの連携機能
- ダッシュボードでの管理機能
- 顧客管理機能
- 定型タスクの自動実行機能
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
JUST.SFAは、株式会社ジャストシステムが提供するおすすめのSFAです。クラウドシステムはカスタマイズしづらいと思っている方は多いかもしれませんが、JUST.SFAであればノーコードでSFAをカスタマイズ可能です。
簡単なマウス操作で機能や画面を変更でき、ルートセールスや新規開拓など営業スタイルも問いません。柔軟性を重視してSFAを選びたい企業におすすめのシステムです。
加えて、サポート体制が整っているのも魅力。JUST.SFAは、検討フェーズから稼働までの構築フェーズ、運用フェーズにおける定着支援に至るまで、万全の体制で支援してくれるSFAです。
- 導入支援・運用支援あり
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- チャット機能
-
営業担当の方のサポートもよく、トラブルもない。 直感的に使いやすく、業務効率化が実現できた。
-
全体的に満足しています。 あまり慣れていない私でも、やり方が一通り記載してあり迷う点がなかったからです。
以上、おすすめのSFAを紹介しました。以下の記事では、費用が安いおすすめSFAをピックアップし紹介していますのでぜひ併せてチェックしてみてください。
「どのサービスも良さそうで比較検討が終わらない」とお悩みの企業は、PRONIアイミツにご相談ください。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、SFA選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意しています。診断は下のボタンからできるので、ぜひご活用ください。
SFA(営業支援ツール)とは
SFA(営業支援ツール)とは、顧客情報や案件情報、商談の進捗など、営業活動に必要な情報を一元管理できるツールです。近年、多くの企業がSFAの導入を進めており、その背景には、SaaS(=Software as a Service:インターネット経由で利用できるソフトウェア)の利用の増加があります。株式会社メタップスによると、SaaSを導入する企業は日本国内で増加しており、2020年のデータでは国内企業の80%が10個程のSaaSを活用していることが分かりました。
※出典:株式会社メタップス「コロナ期のSaaS導⼊変化でふり返る2020年」
また、SaaSの利用目的は「業務の効率化」と「コスト削減」が上位で、特に「業務の効率化」は69%もの人が利用目的として挙げました。
※出典:株式会社メタップス「コロナ期のSaaS導⼊変化でふり返る2020年」
この結果から、今後も多くの企業が業務効率化やコスト削減のためにSaaSやSFAを導入していくと考えられます。
SFA(営業支援ツール)の機能一覧
SFA(営業支援ツール)にはさまざまな機能が搭載されています。ここではSFAの主要機能を一覧で紹介します。
SFAの機能 | 機能の概要 |
---|---|
案件管理機能 | リードにアプローチをかけ受注につなげるまでのリード情報や営業フェーズ、受注目的、提案書などを管理 |
活動管理機能 | テレアポのコンタクト数・アポイント件数・訪問件数・提案商材数を管理 |
営業管理機能 | 成約率・受注率・コンタクト手段(電話 or メール)など営業活動に関する情報を管理 |
予実管理機能 | 営業担当者ごとの売上着地予測、部署ごとの売上、顧客別・商品別・サービス別などさまざまな角度から売上情報を把握できる |
スケジュール管理機能 | 組織全体のスケジュールを共有・管理できる |
見積書作成機能 | 必要項目を入力すると見積書が自動で作成できる |
日報管理機能 | 日報を作成することで検索など情報の管理ができる |
顧客管理機能 | 顧客ごとの社名、所在地、電話番号、規模、決裁者、担当者、各人の役職などを管理 |
見込み顧客の管理機能 | 見込み顧客(リード)の管理や条件に合わせた検索ができる |
名刺管理機能 | すべての名刺を管理できる |
SFAに搭載されている機能は、各サービスによって異なります。SFAを導入する際には、自社に必要な機能が搭載されているかを確認しましょう。また、CRM機能やMA機能を搭載したSFAも多くリリースされています。SFAによっては、「SFA」「CRM」「MA」の機能を1つのシステムに集約することも可能です。
SFAのサービスは多数あるため、「どのサービスに自社が必要な機能が搭載されているかを比較検討する時間がない」という方もいらっしゃるでしょう。そんなお悩みをお持ちの方は、PRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったSFAの案内が可能です。料金無料・最大6サービスをご紹介します。
SFA(営業支援ツール)を導入するメリット
SFA(営業支援ツール)を導入するメリットを知りたいという方向けに、現場視点・マネージャー視点・企業全体の3つの視点から、SFAを導入するメリットを紹介します。
- 【現場視点】営業プロセスを効率化できる
- 【現場視点】顧客データを可視化できる
- 【現場視点】商談の成功率を高められる
- 【マネージャー視点】活動状況をリアルタイムで把握できる
- 【マネージャー視点】コミュニケーションの改善
- 【企業全体】マーケティング部門と情報共有ができる
【現場視点】営業プロセスを効率化できる
SFAの導入で、営業プロセスを効率化できるのは現場視点における大きなメリットです。SFAでは、顧客情報や案件情報、商談情報、予実情報などをまとめて管理でき、これまで以上にスムーズに営業を進められます。マルチデバイスで利用できるSFAも多く、外出先でも情報の更新・確認ができ、隙間時間を活用して効率的に業務を行えます。
【現場視点】顧客データを可視化できる
SFAを導入すれば、顧客データを可視化が可能です。SFAでは顧客の企業名や担当者名、連絡先といった基本情報のみならず、これまでの対応履歴、購買履歴、商談情報などをまとめてチェックできます。
視認性に長けたグラフ、表などによるレポート機能も利用でき、データをわかりやすく可視化します。それにより、その後の意思決定にかかる時間の削減を叶えます。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラのコメント
【現場視点】商談の成功率を高められる
SFAを導入することで、商談の成功率を高められる点も現場視点におけるメリットです。商談の成功率を高めるためには、成功パターンを掴む、的確なアプローチを知るといったプロセスが欠かせません。SFAには豊富なデータやノウハウが蓄積されており、過去の類似した成功案件を参考にする、正確なデータ分析のもとアプローチするなど、商談の成功率アップに活用可能。
従来は属人化しやすかった営業分野の業務をナレッジという形で蓄積でき、他の担当者の営業にも活かすことができます。
【マネージャー視点】活動状況をリアルタイムで把握できる
SFAでは常に情報が更新されるため、マネージャーは営業進捗や目標達成率といった活動状況をリアルタイムに把握できます。それによりマネージャーは適切な人員配置やアドバイスができ、営業部門全体のパフォーマンス向上にもつながります。
従来はブラックボックス化しやすかった営業分野の業務も、SFAによって「見える化」し迅速かつ適切なアクションを促すことが可能です。
【マネージャー視点】コミュニケーションの改善
SFAを導入することで、コミュニケーションを改善できる点もマネージャー視点におけるメリットです。SFAには、顧客管理機能だけでなく営業日報や週報を簡単に作成できる機能も搭載されています。日報・週報をSFA上で作成すればそのままマネージャーへと送信できる仕組みなので、マネージャーはすぐにフィードバックが可能です。
また、担当者ごとの業績も細かく見えるようになるため、課題がありそうな担当者をピンポイントで支援して改善策を講じるなど、迅速なフォローができるようになります。
【企業全体】マーケティング部門と情報共有ができる
企業全体にとってのSFAを導入するメリットは、マーケティング部門との情報共有ができることです。顧客情報、成約情報などはマーケティング部門にとっても非常に重要です。マーケティング担当者がどのマーケティング施策が受注につながっているのかを把握したい場合、SFAがあれば必要な情報を共有できます。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラのコメント
人員を増やしつつソリューションを広める(売上げを伸ばす)フェーズの成長期にSFAを導入すると、業務効率化のメリットを多く享受できます。一方、利益拡大フェーズの成熟期では、営業メンバーの削減などの人事施策と併せないとメリットは得にくいです。また、成熟期での導入は成長期に得られるメリットを逃すことになるため、成長期に導入することがおすすめです。
SFAのメリットを得たい方は、ぜひPRONIアイミツへご相談ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFA(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できます。
SFA(営業支援ツール)の選び方・比較方法
多くのメリットを得られるSFA。しかし、自社に合わないサービスを選んでしまってはメリットを得られないことも。ここからは、SFAの選び方・比較方法を解説します。SFAを比較検討する際はぜひ参考にしてください。
- 自社の課題解決に必要な機能は搭載されているか
- 営業担当者が操作しやすいか
- 導入実績は豊富か
- 外部システムとの連携は可能か
- 時間・場所を問わず顧客情報を共有できるか
- サポート体制は十分か
- 運用形態はクラウド型かオンプレミス型か
- トータルコストでSFAの費用を比較
自社の課題解決に必要な機能は搭載されているか
SFAの機能は各サービスによって異なるため、自社の課題解決に必要な機能が搭載されているサービスを選びましょう。まずは、営業の課題やSFAを導入する目的を明確にし、どんな機能があれば自社の課題に対応できるか整理します。必要な機能を洗い出しておけばスムーズにSFAの比較が可能になります。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
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営業担当者が操作しやすいか
SFAによる営業活動の効率化を実現するには、現場への定着が欠かせません。そのため、営業担当者にとって使いやすいSFAを選ぶ必要があります。直感的に操作できる、メニューの配置が分かりやすい、スマートフォンからも使いやすいなど、操作性の良いSFAを選びましょう。導入前に無料トライアルで操作画面を確認することがおすすめです。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
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導入実績は豊富か
導入実績の豊富さも重要な比較ポイントです。導入実績が多いSFAはツールに関する知見を豊富に蓄積しています。SFAを導入する企業が抱える問題点も把握しているため、SFAの改良が重ねられています。不動産や銀行、製造業はそれぞれの業界への導入実績を確認しましょう。また、大企業・中小企業も各企業に導入実績が豊富なSFAかをチェックしましょう。
外部システムとの連携は可能か
SFAは外部システムとの連携でさらに効率的に利用できます。そのため、SFAがどのような外部システムと連携できるのかを確認しましょう。例えば、企業によって次のようなニーズがあるはずです。
- MAツールと連携させたい
- 請求書システムと連携させたい
- CTIシステムと連携させたい
- グループウェアやチャットツールと連携させたい
自社の業務内容と照らし合わせてどのシステムと連携したいかを明確にし、ニーズに対応するSFAを選んでください。SFAをグループウェアと連携して利用したい企業は、別記事「グループウェアと連携できるおすすめSFA」もぜひご覧ください。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラのコメント
また、API連携が可能でカスタマイズ性・拡張性があるかも確認することがおすすめです。SFAは営業活動に直接関係しないシステムと連携する可能性がありますが、手作業でSFAにデータをアップロードしていては、データ量が増えると負担になります。API連携が可能なら負担を軽減できます。
時間・場所を問わず顧客情報を共有できるか
スマートフォンのアプリからアクセスできるSFAであれば、時間や場所も問わずに顧客情報を共有できるため便利です。営業活動においては、取引先を回る、訪問営業を行うなど外出する担当者も多いでしょう。
移動中でも利用できるSFAなら、商談前に顧客情報を確認する、商談後にいち早く報告を送るなども可能です。空き時間を有効活用し、営業部門全体の生産性を向上に寄与します。
サポート体制は十分か
サポート体制が十分なSFAであれば、ITツールに慣れていない方でもスムーズに導入できます。SFA導入時のサポートだけでなく、SFA運用中のメールや電話、チャットなどによるサポート、24時間365日体制で対応するサポートなど、各社さまざまなサポートが用意されています。
特に、SFAに詳しい人材がいない企業は、サポート体制が十分なSFAを導入できると安心です。
運用形態はクラウド型かオンプレミス型か
SFAの運用形態はクラウド型とオンプレミス型の2種類に分けられます。クラウド型のSFAはインターネット環境と端末さえあれば利用でき、初期投資を大きく抑えられます。社内外でSFAを利用したい場合はクラウド型のSFAがおすすめです。しかし、機能のカスタマイズや他システムとの連携には制限がある点には注意しましょう。
一方、オンプレミス型のSFAは基本的に買い切り契約となり、システム連携を含めて柔軟にカスタマイズできます。ただし、オンプレミス型の初期費用(ライセンス料)は高額となっています。
トータルコストでSFAの費用を比較
SFAを選ぶ際には、トータルコストでSFAの費用を比較することが重要です。SFAの費用は「初期費用」「月額料金」「オプション料金」で構成され、月額料金においては「ユーザー単位」「企業単位」など料金体系が幅広いです。必要とする機能は標準で搭載しているか、あるいはオプションで課金が必要かという点まできちんと確認し、トータルコストでSFAの費用を比較してください。
「SFAの比較検討を誰かにサポートしてほしい」とお考えの方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFAを最大6サービスご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できます。ぜひ一度お試しください。
おすすめのSFA(営業支援ツール)活用法
実際にSFA(営業支援ツール)を導入したら、業務効率化につながる使い方をしましょう。ここからはSaaSでSFAを導入した人向けに、おすすめのSFA活用法を紹介します。例えば、次のような方法があげられます。
SFAを導入する企業 | おすすめのSFA活用法 | SFAのサービス例 |
---|---|---|
名刺交換の機会が多い企業 | 名刺のスキャンやデータ化、あるいは名刺管理アプリと連携できるSFAを導入し、 スマホで簡単に名刺情報の収集・管理を実現。 |
・Mazrica Sales ・Ecrea ・Sales Force Assistant ・Sansan など |
外回りや訪問営業が多い企業 | アプリ対応のSFAを導入し、フィールドセールスおいても効率的に情報更新・確認を実施。 | ・Knowledge Suite ・JUST.SFA など |
SaaSは、インターネットに接続されていればいつでもどこでも利用できるというメリットがあります。時間・場所を問わず活用して、より効率的な営業を実現しましょう。
まとめ:おすすめのSFA(営業支援ツール)を比較し、自社に適したサービスを選定しましょう
今回は、おすすめのSFA(営業支援ツール)9選を紹介するとともに、SFAの選び方・比較するべきポイントなどを解説してきました。SFAは、営業プロセスに関わるすべてのデータを一元管理し、営業における効率化やパフォーマンスの向上を支援します。営業で成果があがらず悩んでいる、生産性をアップさせたいとお考えの場合は、SFAを導入して成功パターンを掴みましょう。導入の際は、自社に向いてるSFAをしっかり比較検討しましょう。
とはいえ、数あるSFAを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったSFAが分かる診断(無料)ができます。料金無料で貴社に最適なサービスの選定をサポートいたします。お気軽にご相談ください。
よくある質問
SFA(営業支援ツール)について、よくある質問に答えます。
SFAとは
SFAとは「Sales Force Automation(セールス・フォース・オートメーション)」の頭文字をとった略語で、営業支援システムを意味します。SFAで案件の管理や分析を行うことで、営業担当は本来やるべき業務に集中することができ、効率よく営業活動を進められるようになります。従来の属人的な営業手法から脱却し、チームとして効率の良い営業スタイルの確立に役立つという点からも、SFAのメリットは大きく、その市場規模は拡大しています。
おすすめSFA(SaaS)のランキングは?
SFAの導入を検討している方に、おすすめのSFA(SaaS)ランキングを用意しています。おすすめのSFAをランキング順にチェックできるので、人気のSFAを知りたい方はこちらをご参考ください。
→SFAのランキングはこちら
SFA・CRM・MAの違いは?
SFA・CRM・MAの違いは次の通りです。
- SFA:顧客情報を管理し、商談から受注までの営業プロセスを支援する
- CRM:顧客情報を管理しつつ、受注からアップセルにおける顧客との関係維持を支援する
- MA:リードを獲得し、見込顧客の創出や管理を支援する
無料で使えるSFA(営業支援ツール)は?
無料で使えるSFA(営業支援ツール)は、無料プランが用意されている「HubSpot」「Zoho CRM」です。顧客情報の管理をまずは無料で始めたい企業におすすめです。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラ
大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
資格
オーストラリアBOND大学 MBA
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
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