人事管理システム(HCM)おすすめ15選を比較【2024年最新】
人事管理業務は、営業部門のように売り上げに直結はしないものの、企業の重要な経営資源であるヒトを扱うため決しておろそかにはできません。しかし、人事管理業務は多岐にわたり、煩雑な作業もあるため「人事管理業務の負担が重い」「作業が非効率」とお悩みの人事担当者も多いでしょう。そこでおすすめなのが、従業員の情報を一元管理できる人事管理システム(HCM)です。
本記事では、機能や料金を比較して、おすすめの人事管理システム15選を紹介します。選び方も詳しく解説するので、人事管理システムの導入を検討中の人事担当者はぜひご覧ください。
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大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の …続きを見る
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。 大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 人事管理システム(HCM)とは
- 人事管理システム(HCM)の比較ポイント
- 人事管理システムの比較表
- 【2024年最新】おすすめの人事管理システム15選
- 人事管理システムのメリット
- 人事管理システム(HCM)の導入事例
- まとめ:人事管理システム(HCM)選びに迷ったらPRONIアイミツへ
人事管理システム(HCM)とは
人事管理システム(HCM:Human Capital Management)とは、従業員の基本情報や配属や給与、評価履歴、スキル・能力、キャリアビジョンなど人事業務に必要な従業員データを一元管理できる業務システムです。人事管理システムを導入することで、工数が多く煩雑な労務管理・人事管理にかかる時間を大幅に削減できます。また、「どの能力を持った従業員がどこにどれだけいるのか」が一目で把握できるため、適材適所の人材配置が可能になります。
テレワーク対応や人事DXの必要性が高まったことをきっかけに、人事管理システムを導入する企業は増加。2016年にHR総研(ProFuture株式会社)が実施した調査によると、約6割の企業が人事管理システムを導入しています。
※出典:HR総研「人事系システムに関する調査」
人事管理システム(HCM)の種類
「人事管理システム」は、あらゆる労務・人事管理システムの総称として言われるケースも多いですが、機能ごとに労務管理・従業員情報管理・人事評価(タレントマネジメント)の3種類に分けることができます。
人事システムの種類 | 対応できる業務 |
---|---|
労務管理 | 入社・退社手続きなどの採用管理 勤怠管理 給与計算など |
従業員情報管理 | 従業員情報 マイナンバー管理 組織図 文書配布など |
人事評価(タレントマネジメント) | 人事評価 人材配置 サーベイなど |
労務管理・従業員情報管理・人事評価(タレントマネジメント)それぞれのシステムで対応できる業務が分かれています。また、どの分野をカバーしていて、どこに強みがあるのかはサービスによって違います。
残業時間の集計やシフトの作成ができるなど勤怠管理に強みがあるシステムがある一方で、求人票や採用ページの作成、選考の進捗管理ができるなど採用管理の機能が多彩なシステムもあります。すべての分野をカバーしているサービスも多いです。大企業向けには多くの機能を具えた統括的なシステム、中小企業向けには必要な機能を絞ったシステムがおすすめです。
人事管理システム(HCM)の比較ポイント
紙やExcelによる人事管理から、システムによる人事管理に切り替える企業が増えています。需要の高まりとともにサービス数も年々多くなり、どのサービスを選べばいいか分からないとお困りの担当者もいるのではないでしょうか。ここでは人事管理システム(HCM)を選ぶ際の比較ポイントを解説します。比較検討の前に確認しましょう。
- 自社の業務に対応した機能を搭載しているか
- 初期費用・月額料金の比較
- 簡単に使える操作性か
- 自社システムと連携できるか
- セキュリティ対策は十分か
自社の業務に対応した機能を搭載しているか
人事管理システムで効率化したい自社の業務を明確にし、目的に合った機能を搭載しているシステムを選ぶのがポイントです。たとえば、労務の業務負担を軽減したい企業には、労働時間の自動集計機能や、給与の自動計算機能が搭載されているシステムがおすすめ。
一方、頻繁に人事異動やチーム再編がある企業で「情報更新の手間を削減したい」という課題があるなら、人材情報管理に強みのあるシステムが合っています。
初期費用・月額料金の比較
人事管理システムは「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類に分かれており、種類によってかかる費用は異なります。クラウド型の人事管理システムの場合、10万円ほどの初期費用が必要となるサービスもありますが、初期費用が無料のサービスも少なくありません。月額料金は、利用人数ごとに料金が増える従量課金型が一般的です。月額料金の相場は1人あたり300〜400円ほどとなっています。
コストを抑えて人事管理システムを導入したい場合は、価格が抑えられているサービスや、IT補助金を活用できるサービスを検討するのがおすすめです。
簡単に使える操作性か
従業員に使ってもらうためには、操作性も重要なポイントです。操作性が悪く、使いにくいシステムを導入してしまうと、なかなか社内にシステム利用が浸透していきません。せっかく時間と費用をかけて人事管理システムを導入しても、従業員に使ってもらえないのであれば、いつまで経っても業務効率の向上は実現できないでしょう。
株式会社RevCommが2022年11月に実施した調査によると、SaaSの解約理由として1番多いのが「操作性がよくなかった」(55.9%)でした。逆に長く利用しているSaaSの特徴として「操作性がよく使いやすい」(58.5%)を挙げる企業が多いことが分かっています。
※出典:株式会社RevComm
人事管理システムの中には、無料トライアル期間を用意しているものもあります。無料トライアル期間に従業員に使ってもらい、より使いやすいシステムを選ぶことをおすすめします。
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自社システムと連携できるか
自社システムと連携可能な人事管理システムを導入すれば、人事管理業務だけではなく、バックオフィス全体の業務効率を向上できます。逆に現在使用しているシステムと連携ができない場合、業務効率が向上しないばかりか無駄な業務が発生してしまう恐れがあります。
どのシステムと連携可能なのかは、人事管理システムによって違います。現在、給与計算ソフトや会計ソフト、勤怠管理システムなどの業務システムを利用している企業は、それらのシステムと連携可能な人事管理システムを選びましょう。一方、初めてSaaSツールを導入する企業には、人事業務にまるっと対応したシステムや、同じシリーズで連携しやすいシステム(ジョブカン、マネーフォワードなど)がおすすめです。
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セキュリティ対策は十分か
人事管理システムは企業の大切な経営資源である「ヒト」に関する情報を取り扱います。人事情報が外部に漏えいしてしまうと企業イメージが失墜することはもちろん、従業員の信頼も大きく損ねてしまいかねません。そのため、十分なセキュリティ対策を講じた人事管理システムを選ぶことがポイントです。
具体的には、情報セキュリティマネジメントシステムの国際標準規格「ISO 27001(ISMS)」やPマークを取得しているか、IPアドレス制限・権限設定などのセキュリティ機能があるかを確認しましょう。
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人事管理システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事管理システム(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
人事管理システムの比較表
ここからは実際に、人事管理システム(HCM)を比較しておすすめのサービスを紹介します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、おすすめの人事管理システムをご確認ください。
下記ボタンから、人事管理システムを最大6サービスまで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
【2024年最新】おすすめの人事管理システム15選
2024年現在、多機能で導入実績も豊富なおすすめ人事管理システム15選を紹介します。各社の特徴や、他社と比較したおすすめポイントも解説していますので、システム選定時にぜひご参照ください。
- freee人事労務
- One人事[タレントマネジメント]
- HRMOSタレントマネジメント
- ジンジャー人事労務
- HRBrain
- タレントパレット
- CYDAS
- ヒトマワリ
- ジョブカン労務HR
- マネーフォワード クラウド人事管理
- 総務人事奉行クラウド
- あしたのクラウドHR
- SmartHR
- COMPANY
- カオナビ
freee人事労務は、freee株式会社が開発した人事管理システム。「労務の人的なミスをゼロへ」をコンセプトに開発され、転記作業を自動化する機能や、やるべき作業をアラートで通知する機能によってミスを削減することができます。さらに、勤怠管理から給与明細までのすべてをペーパーレス化することで、紙を紛失するなどのアナログ管理で起きがちなミスも削減します。
freee人事労務は料金が安い点も他社と比較したおすすめポイント。初期費用無料、月額料金1,980円~利用できます。コストを抑えて使いやすい人事管理システムをお探しの企業に、freee人事労務がおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 以前に利用していたking of timeより使いやすいのと給与明細や源泉徴収票、給与振込先の登録など一括して全てを賄えるので。
- 様々な勤務状態における入力方法が簡易で楽であるために、勤怠管理がやりやすい。また入力画面が見やすい。
One人事[タレントマネジメント]
One人事[タレントマネジメント]は、One人事株式会社が提供する人事管理システムです。人事評価から人材育成、人材配置、スキル管理、エンゲージメント、離職防止などタレントマネジメントに必要なあらゆる機能が網羅されています。使いこなすことで各社員の成長を促し、組織全体の生産性の向上にもつながります。
また、サポート体制が手厚い点も他社と比較したおすすめポイント。専任のサポート体制でトラブルや不具合が生じたときには24時間以内に解決してくれます。はじめて人事管理システムを導入するという企業は、手厚いサポートで安心の「One人事 タレントマネジメント」を検討ください。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
HRMOSタレントマネジメント
HRMOSタレントマネジメントは、株式会社ビズリーチが開発した人事管理システムです。個人や組織が成長していくために役立つタレントマネジメント機能が充実している点が特徴。従業員情報のデータベース化し、多面的に従業員を評価して最適な人材配置を行えます。
サポート体制が手厚い点もおすすめポイント。さまざまな企業の支援をしてきた株式会社ビズリーチの専任のカスタマーサクセス担当者が、これまでのノウハウをもとに課題解決のための伴走型支援をしてくれます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
ジンジャー人事労務
ジンジャー人事労務は、jinjer株式会社が提供する人事管理システムです。各種手続きを簡略化することを目指して開発されたシステムで、たとえば入社手続きは、Web上で従業員が設問に回答するだけで完了します。また、年末調整は従業員がアンケートに回答するだけで必要書類への記入が完了するように設計されています。
直感的で分かりやすい操作画面も、他社と比較したおすすめポイント。組織情報を顔写真で表示するなど、直感的に使えるUI(ユーザーインターフェース)にこだわっており、初めて人事管理システムを導入する企業も安心して利用できます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
HRBrain
HRBrainは、株式会社HRBrainが手掛ける人事管理システムです。労務管理やタレントマネジメント、人事評価など6つのプロダクトを用意しており、各企業の課題に応じてプロダクトを組み合わせてシステムを導入できます。必要な機能だけ選べるカスタマイズ性の高いシステムをお探しの企業におすすめです。
また、システムやパソコンの知識がない方でも誰でも使いこなせる設計と、導入から運用支援までのきめの細かなサポート体制も魅力。はじめて人事管理システムを導入する企業におすすめのサービスです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する人事管理システムです。従業員の労務管理から評価、配置、育成・研修、離職防止対策まで人事労務に必要なさまざまな業務を一つのシステムで完結できる点が特徴。これまで、中堅企業から大企業まで3,000社以上の企業に導入実績があり、継続率は99.6%に上ります。
専任のサポート担当者が付き、使い方をレクチャーしてくれるだけではなく、オンライン相談会や活用勉強会、各種フォーラムが定期的に開催されるなど手厚いサポート体制も好評です。大企業にも導入実績が豊富な人事管理システムをお探しなら、ぜひタレントパレットをご検討ください。
CYDAS
CYDASは、株式会社サイダスが開発した人事管理システムです。従業員の働きがいを作ることを目的に開発されたシステムで、経歴情報やスキル、研修履歴といった情報のほか、個人の価値観やキャリアビジョンといった普段は見えづらい情報まで可視化し、一元管理ができます。
一般的な人事管理システムでは可視化できなかった細かなデータを収集・活用し、従業員の働きがいを作りたい企業に、CYDASはおすすめ。タレントマネジメントに強いシステムをお探しなら、ぜひご検討ください。
ヒトマワリ
ヒトマワリは、株式会社Touch&Linksが開発した人事管理システムです。他社と比較したおすすめポイントは、料金が安いこと。初期費用無料、月額費用1万円~利用できます。あまり予算をかけずに業務効率化を図りたい企業は、ぜひヒトマワリを検討ください。
機能面をみると、常に最新の状態の従業員情報を一元管理できるほか、応募から入社までの選考状況を一目で把握できる採用管理機能、人材データベースをもとに組織図を自動作成できる組織シミュレーション機能など、人事労務業務の効率化に役立つさまざまな機能を搭載しています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 閲覧・編集の権限設定
- 社員の発令管理
- 社員リスト管理
ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが提供する人事管理システムです。あらゆる手続きを自動化できる点がおすすめで、入退社や扶養、氏名変更の手続きを帳票作成から電子申請までワンクリックで行えます。「いつ、どこに、何の書類を提出したらいいか」を指示してくれる「ToDoリスト機能」や各種手続きの進捗状況が一目で把握できる機能があるため、人事労務のプロがいない企業にとくにおすすめです。
ジョブカン労務HRは料金が安い点もおすすめのポイント。初期費用無料、月額料金は1ユーザーあたり400円~です。同社は勤怠管理システムやワークフローシステムも提供しており、シリーズ連携でさらに業務効率化を目指すことができます。
マネーフォワード クラウド人事管理
マネーフォワード クラウド人事管理は、株式会社マネーフォワードが提供する人事管理システムです。紙やエクセル、各種サービス・ツールなどに点在する従業員情報を一元管理できるシステムで、従業員が多い企業の人事労務業務を効率化できるさまざまな機能を搭載しています。
また、マネーフォワードクラウド勤怠、マネーフォワードクラウド給与など、ほかのサービスと連携して利用することで、人事労務業務の転記作業をゼロにできる点もおすすめのポイント。シリーズ連携で一気にDXを図りたい企業はぜひご検討ください。
総務人事奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する人事管理システムです。あらゆる人事労務業務をデジタル化できるシステムで、導入企業の中には業務時間を9割も削減した企業もあります。
50種類1,100個を超える管理項目で社員情報を一元管理でき、情報の抽出や分析はワンクリックで可能。ほかにも、契約更新対象者を自動抽出し契約情報を一括で更新できるなど、人事労務業務の効率化に資する機能を豊富に搭載しています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 閲覧・編集の権限設定
- 社員の発令管理
- 社員リスト管理
あしたのクラウド®HR
あしたのクラウドHRは、株式会社あしたのチームが提供する人事管理システムです。これまで大企業から中小企業まで4,000社以上に導入実績があり、人事管理システムとしてはトップクラスの導入シェアを誇ります。
社員情報管理から、目標設定と評価、給与の査定と確定、次期の目標設定と組織作りまで一つのシステムで完結できます。また、カスタマイズ性の高さも魅力で、これまでの人事労務業務のフローを変えずにシステムに移行可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- IP制限
- シングルサインオン
- 英語
SmartHR
SmartHRは、株式会社SmartHRが開発した人事管理システムです。人事労務業務の工数をできるだけ削減することに主眼が置かれて開発されたシステムで、導入企業は人事労務業務の工数を平均して88%削減しています。
年末調整は簡単な質問に回答するだけ、自宅からスマートフォンで入社手続きが完了など、従業員情報が自然に集約される設計となっています。また、40種類以上の外部サービスが連携可能な点もおすすめポイントです。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
COMPANY
COMPANYは、大企業向けに開発された人事管理システム。大手企業特有の複雑な組織体系やワークフローに対応し、人事業務を網羅的にサポートします。システム内には豊富な管理項目があり、雇用・異動・出向・兼務・退職・再雇用までの人事業務を1つのシステムで管理することができます。
COMPANYには評価ワークフローもあり、多面評価などの幅広い人事評価制度に対応しています。COMPANYはこれまで大企業を中心に約1,200法人に導入され、実績も十分。従業員数が多い大企業・大手企業は、ぜひCOMPANYをご検討ください。
カオナビ
カオナビは、株式会社カオナビが手がける人事管理システムです。マニュアルが不要なほど簡単に操作できるように設定されているため、システムやパソコンに不慣れな方でも安心して利用できるでしょう。多くの企業が利用している理由の一つが、簡単な操作性にあります。
企業にもおすすめできます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
以上、2024年最新のおすすめ人事管理システム15選を紹介しました。人事管理システムは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合った人事管理システムの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
なお、労務・人事評価などより狭い業務範囲を絞って、対応システムを調べたい方は下記の記事もご参照ください。
人事管理システムのメリット
人事管理システム(HCM)の主なメリットは、下記の3つです。
- 人事業務を効率化できる
- タレントマネジメントに役立つ
- システム連携により人事情報を一元管理できる
人事業務を効率化できる
人事管理システムを導入することで、人事・労務業務がシステム内で完結し、人事・労務部門の負担を軽減できます。紙やExcelでの人事管理の場合、情報の入力や転記、集計といった業務をすべて手作業で行う必要がありました。人事管理システムなら入力・転記・集計業務を自動化でき、誤記や転記ミスも軽減できます。
タレントマネジメントに役立つ
人事管理システムでは、従業員の基本情報や異動履歴、スキル、保有資格といった情報のほか、キャリアビジョン、評価履歴、周囲から見た適正、モチベーションなどの情報も集約し、一元管理することが可能です。どのような能力や希望を持つ従業員がどこにいるのかが明確になり、企業戦略に合った適切な人材配置が実現します。このように、タレントマネジメントに役立つ点も人事管理システムのメリットです。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
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また、人事管理システムは昇給・昇格や減給・解雇といったマネージャーや経営層の意思決定を支援することも可能です。最近では、人員が異動した後の状況をシミュレーションする機能を搭載しているシステムも存在します。
システム連携により人事情報を一元管理できる
人事管理システムとほかのシステムを連携することによって、人事領域の情報を一元管理できます。たとえば、人事管理システムと勤怠管理システム、給与計算ソフトを連携することで、各従業員の労働時間や給与の一元管理も可能です。なお、どのシステムと連携可能なのかはサービスによって異なります。すでに社内で使っているシステムがある場合は、そのシステムと連携可能な人事管理システムを導入するのがおすすめです。
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人事管理システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事管理システム(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
人事管理システム(HCM)の導入事例
すでに人事管理システム(HCM)を導入した企業の事例を参考にし、実際にどのような効果が得られたのかを確認しましょう。ここでは、人事管理システムの導入事例を企業規模ごとに分けて紹介します。
大手企業に人事管理システムを導入した事例
従業員数1,000人以上の大企業に人事管理システムを導入した事例です。この企業は、人事情報がさまざまなファルダに点在し、最新情報を一元管理できないという課題を抱えていました。そこで人事管理システムを検討し、直感的に操作できるUI(ユーザー・インターフェース)が決め手となりHRBrainの導入に至りました。
導入によって、当初の目的だった人事情報の一元管理が実現。情報がシステムに集約されたことで、資料を検索・共有するまでの手間が削減されました。また、会議中でも必要な情報にすぐアクセスして、スムーズに会議を進行できる点も良い効果として挙げられています。
※参考:HRBrain「導入事例」
中小企業に人事管理システムを導入した事例
従業員数300人規模の中小企業に人事管理システムを導入した事例です。洋菓子販売のお店を多店舗展開するこの企業では、毎月の給与計算や、年末調整の書類の送付・回収作業に手間と時間がかかることが課題でした。社内の担当者は2人しかいないので、年末調整時期には外部の社労士事務所に業務を委託していたそうです。
そこで、システム導入によって業務効率化を図ることに。スマホからの操作性の高さが決め手となり「オフィスステーション年末調整」の導入に至りました。導入効果の詳しい試算はしていないものの、毎月2人で2時間の印刷・封入作業を削減。さらに、専用用紙代と郵送費の削減も実現しました。人事担当者の負担を減らせたことで、新規プロジェクトなどコア業務に捻出できる時間を作れるようになった点も大きな成果でした。
※参考:オフィスステーション「成功事例」
小規模企業に人事管理システムを導入した事例
従業員数100人以下の小規模企業に人事管理システムを導入した事例です。この企業ではシステムから取り出した勤怠管理データをもとにExcelで給与を計算し、そのデータを再度システムに入れ直さなければならないといった課題がありました。
そこで、勤怠管理から給与計算まで1つのシステムで完結するジンジャーの人事管理システムを導入。従業員データの更新など手間がかかる業務の工数も削減でき、期待通りの効果がありました。
※参考:ジンジャー「導入事例」
まとめ:人事管理システム(HCM)選びに迷ったらPRONIアイミツへ
人事管理システム(HCM)を導入することで、人材に関するすべての情報を一つの場所に集約でき、適材適所の人材配置が実現できます。さらに、情報の入力や転記、計算といった手作業の業務を自動化。人事労務業務の大幅な効率化も期待できます。
人事管理システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事管理システム(最大6サービス)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
プロが代わりに探して紹介します!
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大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
資格
オーストラリアBOND大学 MBA
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。
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