人事管理システム(HCM)の費用相場は?料金比較でおすすめのサービスを紹介
紙やExcelでの人事管理に限界を感じ、業務効率を向上させるためにシステム化を図る企業は年々増えています。一方で、システム導入には費用や手間がかかるため、今までのやり方を変えてまで対応することを躊躇している企業もあるでしょう。月額料金の高い人事管理システムを選んでしまうと長期的にみてコスト負担が重くなる場合もあります。
本記事では、「コストを抑えて人事管理システムを運用したい」と考えている人事担当者に向けて、人事管理システムの費用相場を解説します。月額料金が安いおすすめの人事管理システムも紹介しますので、サービス選びにぜひお役立てください。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラ
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の …続きを見る
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。 大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 人事管理システム(HCM)の費用相場
- 人事管理システム(HCM)の料金比較表
- 【2024年最新】価格が安い人事管理システム(HCM)おすすめ15選
- 価格が安い人事管理システム(HCM)を選ぶ際のポイント
- まとめ:費用対効果の高い人事システム(HCM)を導入しよう
- よくある質問
人事管理システム(HCM)の費用相場
人事管理システム(HCM:Human Capital Management)とは、従業員の基本情報や配属や給与、評価履歴、スキル・能力、キャリアビジョンなど人事業務に必要な従業員データを一元管理できる業務システムです。人事管理システムの導入により、情報の入力や集計などの工数が削減でき、人事業務の効率化が実現します。また、「どの能力を持った従業員がどこにどれだけいるのか」が一目で把握できるため、より適材適所の人材配置が可能になります。
まずは、人事管理システムを利用するのに必要な費用の相場を見ていきましょう。
人事管理システム(HCM)の利用に必要な費用
人事管理システムは「クラウド型」と「オンプレミス型」の2種類に分かれており、種類によって必要な費用は違います。オンライン上のサーバーで情報を管理するクラウド型の場合、毎月の月額料金が発生します。初期費用については無料のサービスが多くあります。
オンプレミス型とは、自社内のサーバーにシステムを構築し、自社で運用する形態のこと。一からシステムを構築するオンプレミス型は、カスタマイズ性が高いものの初期費用が高額になる傾向があります。また、月額料金は発生しませんが、サーバー費用やシステム保守のための人件費が発生します。
初期費用・月額料金の相場
項目 | 費用相場 |
---|---|
初期費用 | 無料~10万円程 |
月額料金 | 300~400円/1ユーザー |
クラウド型の人事管理システムの場合、初期費用が無料のサービスも少なくありません。ただし、中には10万円ほどの初期費用が必要となるサービスもあります。月額料金は、利用人数ごとに料金が増える従量課金型が一般的です。月額料金の相場は1人あたり300~400円ほどとなっています。
人事管理システム(HCM)の料金比較表
ここからは、人事管理システム(HCM)の実際の初期費用や月額料金を比較します。下記の2024年最新の人事管理システムの料金比較表をご覧ください。
サービス | 初期費用 | 月額料金 |
---|---|---|
ジンジャー人事労務 | 要問合せ | 300円/1ユーザー |
ジョブカン労務HR | 無料 | 400円/1ユーザー |
freee人事労務 | 無料 | 400円/1ユーザー |
オフィスステーション労務 | 110,000円 | 440円/1ユーザー |
総務人事奉行クラウド | 無料~ | 7,000円~ |
ヒトマワリ | 無料 | 10,000円~ |
SmartHR | 要問合せ | 要問合せ ※30ユーザーまで労務管理プランが無料 |
カオナビ | 要問合せ | 要問合せ |
あしたのクラウドHR | 要問合せ | 要問合せ |
HRBrain | 要問合せ | 要問合せ |
one人事 タレントマネジメント | 要問合せ | 要問合せ |
マネーフォワードクラウド人事管理 | 要問合せ | 要問合せ |
HRMOSタレントマネジメント | 要問合せ | 要問合せ |
タレントパレット | 要問合せ | 要問合せ |
CYDAS | 要問合せ | 要問合せ |
上記のとおり、公式サイトで初期費用や月額料金を公表していない人事管理システムも多いです。そのため、いくつかのサービスを選んだうえで相見積もりを行うのがおすすめです。
PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、人事管理システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事管理システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
【2024年最新】価格が安い人事管理システム(HCM)おすすめ15選
2024年現在、安い価格帯でおすすめの人事管理システム(HCM)を紹介します。各サービスの特徴や機能も詳しく解説していますので、サービス選定の参考にしてください。
- ジンジャー人事労務
- ジョブカン労務HR
- freee人事労務
- オフィスステーション 労務
- 総務人事奉行クラウド
- ヒトマワリ
- SmartHR
- あしたのクラウドHR
- HRBrain
- One人事[タレントマネジメント]
- マネーフォワード クラウド人事管理
- HRMOSタレントマネジメント
- タレントパレット
- CYDAS
ジンジャー人事労務
ジンジャー人事労務は、jinjer株式会社が提供する人事管理システムです。人事労務業務の効率化を目指して開発されたシステムで、大半の業務を自動化できます。たとえば、入社手続きは従業員がWeb上で質問に回答するだけで完了し、書類作成や回収の手間はかかりません。
また、直感的で分かりやすい操作画面もおすすめのポイント。システムやパソコンの操作に不慣れな従業員でも簡単に使いこなせるでしょう。月額料金は1ユーザーあたり300円と、他社と比較して安いため、価格重視で人事管理システムを選びたい企業にもおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが開発した人事管理システム。人事情報から従業員の個人情報、給与、各種手続き、マイナンバーや保険に関する情報まで、すべての従業員情報を一元管理できる点がおすすめです。
業務効率化に役立つ機能も豊富に搭載されており、たとえば帳票を自動作成して、ワンクリックで電子申請を行うことが可能です。利用人数が5人以下であれば初期費用・月額料金ともに無料。有料プランでも初期費用無料、月額料金は1人あたり400円と安い価格で利用できます。
freee人事労務は、freee株式会社が手がけた人事管理システム。「人的ミスをゼロにする」を目指して開発されており、人的ミスの原因としてとくに多い転記作業を軽減できるシステム設計です。また、人事担当者の業務がラクになる機能を搭載しています。たとえば、アラート機能により「今日やるべきこと」「今月やらなければならないこと」を可視化。従業員からの情報変更申請も通知されるため、対応の抜け漏れも防止できます。
ミニマムプランの料金は1ユーザーあたり月額400円、スタンダードプランの料金は1ユーザーあたり月額800円です。いずれのプランも初期費用は無料で利用できます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 以前に利用していたking of timeより使いやすいのと給与明細や源泉徴収票、給与振込先の登録など一括して全てを賄えるので。
- 様々な勤務状態における入力方法が簡易で楽であるために、勤怠管理がやりやすい。また入力画面が見やすい。
オフィスステーション 労務
オフィスステーション労務は、株式会社エフアンドエムが提供する人事管理システムです。面倒な手続きや申請の工数を削減するために開発されたシステムで、導入企業の中には、これまで4時間40分かかっていた入社手続きをわずか19分に削減できた企業も。
対応可能な帳票の種類が多い点もおすすめポイントで、全110種類の帳票を自動作成できます。オフィスステーション労務は初期費用が11万円かかりますが、月額料金は1ユーザーあたり440円と安い価格帯です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
総務人事奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタントが開発した人事管理システム。50種類、1,100個を超える管理項目で社員情報を一元管理でき、簡単に社員情報を検索できるように設計されています。
また、人事異動や組織改編、労働契約更新、昇給・賞与算定といった定例業務を自動化できるため、総務人事業務の大幅な効率化が期待できます。総務人事奉行クラウドの月額料金は7,000円(利用料金20名までの場合)と安く、費用を抑えて人事管理をシステム化したい企業におすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 閲覧・編集の権限設定
- 社員の発令管理
- 社員リスト管理
ヒトマワリ
ヒトマワリは、株式会社Touch&Linksが提供する人事管理システム。サポート体制が手厚い点がおすすめで、営業部門とカスタマーサクセス部門にそれぞれ専属スタッフが付いて、導入から運用支援までをサポートします。
ヒトマワリには、人材データベース機能や採用管理機能、組織シミュレーション機能、評価・ワークフロー機能など、効率的に人材データを管理・活用するための便利な機能が豊富に搭載されています。導入サポートを含めた初期費用は無料、月額料金1万円からと安い価格帯です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 閲覧・編集の権限設定
- 社員の発令管理
- 社員リスト管理
SmartHR
SmartHRは、導入企業6万社以上の実績を誇り、数々のサービス満足度調査で高い評価を受けている人事管理システムです。人気の理由の一つが、人事労務業務で大幅な工数削減が実現できる点。SmartHRの導入企業では、人事労務業務の工数を平均88%削減しています。
また、年末調整の手続きは簡単な質問に答えるだけで済むなど、人事労務業務に必要な各種データがシステムに自然に集まるように設計されています。SmartHRの利用料金は問い合わせて確認する必要がありますが、利用人数30人までは「労務管理プラン」を無料で使うことが可能です。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
あしたのクラウド®HR
「あしたのクラウドHR」は、株式会社あしたのチームが開発した人事管理システムです。人事管理システムとしてはトップクラスの導入シェアを誇り、これまでに4,000社以上の企業に導入実績があります。
他社と比較したおすすめポイントはカスタマイズ性の高さで、現在の人事評価制度そのままでシステム化が可能です。さらに、人事評価制度構築支援、人事評価制度運用支援などのサポートも提供しています。「あしたのクラウドHR」の料金は公式サイトで公表されていないため、問い合わせで見積もりが必要です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- IP制限
- シングルサインオン
- 英語
HRBrain
HRBrainは、株式会社HRBrainが提供する人事管理システムです。他社と比較したおすすめポイントは、複数のプロダクトを組み合わせて導入できる点。タレントマネジメントや人事評価、組織診断サーベイなど全6種類のプロダクトの中から、企業の課題に合わせてプロダクトを組み合わせて導入できます。
手厚いサポート体制も魅力で、初期設定から運用支援まで丁寧にサポートしてくれます。HRBrainの料金は公式サイトで公表されていないため、問い合わせで見積もりが必要です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
One人事[タレントマネジメント]
「One人事タレントマネジメント」は、One人事株式会社が手がけた人事管理システムです。人事評価・KPI設定機能、人材育成機能、人材配置・スキル管理機能など、タレントマネジメントに必要なあらゆる機能がそろっているのが特徴です。
システムを操作するのに専門知識は不要で、分からないことがあった場合には専任スタッフが手厚くサポートしてくれます。「One人事タレントマネジメント」の月額料金は利用人数によって変動します。具体的な金額は公式サイトで公表されていないため、問い合わせで見積もりが必要です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
マネーフォワード クラウド人事管理
マネーフォワード クラウド人事管理は、株式会社マネーフォワードが提供する人事管理システム。入力フォームを利用して効率的に従業員情報を収集できるうえ、紙やExcel、他のサービスなどに点在する従業員情報を一元管理できるシステムとなっています。
また、マネーフォワードクラウド給与やマネーフォワード勤怠といった別のプロダクトを組み合わせれば、人事業務をより効率化できます。「マネーフォワード クラウド人事管理」の料金は公式サイトで公表されていないため、問い合わせで見積もりが必要です。
HRMOSタレントマネジメント
HRMOSタレントマネジメントは、株式会社ビズリーチが開発した人事管理システム。人事部門、管理職、経営陣のそれぞれの課題解決に役立つ機能が搭載されています。具体的には、人事部門においては評価業務の効率化、管理職においては組織・個人の状態把握、経営陣においては離職防止や最適配置に役立ちます。
サポート体制も手厚く、専任のカスタマーサクセス担当者が課題解決に伴走してくれます。料金は、初期費用・月額料金ともに問い合わせが必要です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
タレントパレットは、株式会社プラスアルファ・コンサルティングが提供する人事管理システムです。導入企業数は2,800社以上、サービス継続率は99%以上という実績があります。タレントパレットでは、人事業務に必要な機能がパッケージになっており、人材配置から評価、育成・研修、採用、離職防止対策までをワンストップで対応できます。
人事業務の効率化だけではなく、経営戦略や人事戦略の高度化、次世代人材の育成にも役立つシステムをお探しの企業に、タレントパレットはおすすめ。気になる担当者は問い合わせで料金見積もりを行いましょう。
CYDAS
CYDASは、株式会社サイダスが提供する人事管理システムです。従業員の「働きがい」を作るべく開発されたシステムで、経歴情報や資格・経験、資質・スキル、研修履歴など一般的な人事管理システムで管理する情報のほか、個人の価値観やキャリアビジョンといった普段は見えづらい情報も可視化し、一元管理できます。
多様な情報から従業員が「働きがい」を感じられる職場環境を作り、組織としてのより大きな成長を目指したい企業は、ぜひCYDASを検討ください。
カオナビ
カオナビは、株式会社カオナビが手がけた人事管理システムです。マニュアルが不要なほど簡単で直感的な操作画面のため、「システムに不慣れな従業員でも問題なく使いこなせる」と評判です。
タレントマネジメント機能がある点も魅力で、人事評価からスキル管理、人材育成・研修、人材配置シミュレーション、離職防止・定着率向上、次世代リーダー育成など個人や組織の成長に欠かせない機能が網羅されています。カオナビの料金は公式サイトで公表されていないため、問い合わせで見積もりが必要です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、人事管理システム選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事管理システムが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
価格が安い人事管理システム(HCM)を選ぶ際のポイント
価格が安い人事管理システムと一口に言っても数多くのサービスがリリースされており、特徴や強みはサービスごとに違います。価格が安い人事管理システムを選ぶ際のポイントは次の3つです。
- 自社に必要な機能を搭載しているか
- 使いやすい操作性か
- ほかのシステムと連携できるか
自社に必要な機能を搭載しているか
自社の課題解決につながる人事管理システムを選ぶことがポイントです。たとえば、現状の課題が「人事業務の工数が多すぎる」であれば、人事業務の自動化・効率化に特化した人事管理システムを選びましょう。人事評価やマネジメントも効率化したい場合は、タレントマネジメントシステムが搭載されている人事管理システムを選ぶのがおすすめです。
使いやすい操作性か
人事担当者や従業員が使いにくいシステムでは、社内にシステム利用が浸透していかない恐れがあります。せっかく人事管理システムを導入しても、従業員に活用してもらえなければ、コストだけがかかりいつまで経っても業務効率化は実現できません。そのため、無料トライアル期間などに、実際に従業員にシステムを使ってもらい、使いやすい操作性の人事管理システムを選ぶことがポイントです。
ほかのシステムと連携できるか
すでに給与計算システム、経費精算システム、社会保険システムなどを自社に導入している場合、それらのシステムと連携できる人事管理システムがおすすめです。各システムを連携することで、人事担当者が情報を転記する必要がなくなり、人的ミスも軽減できます。人事情報の管理から給与計算、経費の計算、社会保険の計算までをスムーズに行いたい場合はシステム連携を活用しましょう。
「2024年最新の人事管理システム(HCM)ランキング」では、連携できる外部サービスで絞ってシステムをチェックできます。ぜひ合わせてご覧ください。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラのコメント
すでに人事系システムを導入しており、人事管理システムだけを別のベンダーから導入する場合は、カスタマイズ性の高いシステムを選びましょう。
まとめ:費用対効果の高い人事システム(HCM)を導入しよう
人事管理システムを導入すると毎月利用料金がかかりますが、紙やExcelで行っていた多くの業務をシステムで自動化できるため工数削減・コストカットにつながります。人事担当者の負担軽減だけでなく、従業員全体の生産性を向上させたい企業に、人事管理システムがおすすめです。
費用対効果の高い人事管理システムを導入したいとお考えなら、ぜひPRONIアイミツにお問い合わせください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った人事管理システムをご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
人事管理システムについて、よくある質問に答えます。
人事管理システムでできることは?
人事管理システムでは、入社手続きから日々の勤怠管理、人事評価まで、従業員1人ひとりの人事情報を一元管理することができます。以下、具体的な機能を紹介します。
人事管理システムの機能 | 内容 |
---|---|
入社・退社の手続き | 社会保険や雇用保険の資格取得書類の作成をはじめ、各種申告書を作成・提出する。 |
年末調整 | 給与支払報告書をはじめ、源泉徴収票や扶養控除等申告書、保険料控除申告書などといった年末調整の各種書類を作成・提出する。 |
従業員の管理 | 扶養家族の追加や削除、住所、交通費、マイナンバーなどといった従業員1人ひとりの個人情報を管理する。 |
雇用契約書の作成・締結 | 雇用契約書を作成し、システム上で締結する。 |
勤怠管理 | 従業員の出退勤の管理を行う。(※外部の勤怠管理システムと連携して、出退勤を管理するケースもある) |
給与計算 | 勤務データをもとに給与計算を行う。(※外部の給与計算システムと連携するシステムもある) |
人事評価 | 従業員の業務成果やスキル、人事評価を一元管理する。 |
採用管理 | 採用募集から応募者の管理、採用に至るまでのフローをすべてシステム上で対応。 |
人事管理システムを導入するメリットは?
人事管理システムを導入する最大のメリットは、人事労務全体の効率化が進むことです。これまでExcelや紙などにバラバラに管理されていた人事情報をシステムで一元管理することによって、転記や整理の手間が省け、スムーズに業務を遂行することができます。また、電子申請に対応した人事管理システムなら、わざわざ役所や年金事務所に書類を提出する手間なく、システム上で申請まで完了。人事担当者の業務負担を軽減し、人材採用などコア業務に集中できる環境が実現します。
なお、人事DXやテレワーク対応の必要性が高まったことをきっかけに、人事システムを導入する企業は増加。2016年にHR総研(ProFuture株式会社)が実施した調査によると、約6割の企業が人事管理システムを導入しています。
※出典:HR総研「人事系システムに関する調査」
プロが条件に合ったサービスを選定します!
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラ
大手信託銀行DX関連部所属 / フリーで新規事業、デジタルマーケティングのコンサルティング
資格
オーストラリアBOND大学 MBA
大手ネット系企業にて10数年に渡りプログラマーからプロダクトマネージャーまでを幅広く経験。新規事業から企業再生に至るまで様々な案件の開発に携わる。大手信託銀行でDX推進者や起業経験を経て現在はフリーランスの新規事業、DX、デジタルマーケティングのコンサルティングも行う。
デジタルトランスフォーメーションのプロ
犬を飼ってるゴリラのコメント