【2024年最新】自治体向けおすすめチャットボット9選|導入事例も紹介
問い合わせ件数が多さからチャットボットを導入を検討している自治体も多いのではないでしょうか。おすすめなのが、自治体向けのチャットボットです。導入することで、問い合わせ対応の時間を減らすことができるので、別の業務に時間を割くことができます。
そこでこの記事では、自治体向けのおすすめのチャットボットを厳選してご紹介!自治体がチャットボットを導入するメリットやチャットボットの選び方も詳しく解説していきます。
- 自治体がチャットボットを導入するメリット
- チャットボット導入事例|問い合わせ
- チャットボット導入事例|子育て支援
- 自治体のチャットボット導入事例|観光
- 【比較表】自治体向けチャットボット
- 自治体向けチャットボットおすすめ9選
- 自治体でチャットボットを導入する際のポイント
- 自治体向けのチャットボットの選び方
- まとめ:自治体でもチャットボットを活用しよう
自治体がチャットボットを導入するメリット
自治体では、日々さまざまな問い合わせ対応に追われています。そこで、チャットボットを導入することで、コストの削減や住民の満足度向上が期待できます。自治体がチャットボットを導入する主なメリット6つを詳しく説明します。
24時間365日対応できる
基本的に、役所の窓口対応や電話応対が可能なのは平日の日中のみです。そのため、平日の日中仕事がある住民の平日の夜や土日に問い合わせをしたいという要望には応えられません。
しかし、チャットボットを導入することで、人工知能により自動で問い合わせに対応できます。そのため、24時間365日、住民から寄せられた問い合わせに対応でき、住民満足度の向上を促せます。
人件費削減につながる
職員が問い合わせ対応を行う場合は、1つの問い合わせにつき数分~数十分の時間を費やします。しかし、チャットボットを導入すれば、1度に数百件もの問い合わせ対応が可能となります。そのため、業務効率化・人件費削減を同時に進められます。
また、電話問い合わせの前の段階にチャットボットを導入することで、問い合わせできないなどの住民の不満を事前に防げます。
日本語以外の多言語に対応できる
外国からの移住者や外国人旅行客の数は、年々増加しています。しかし、日本語を話せない外国人への対応を、自治体の職員が行うのは容易ではありません。そこで多言語対応機能が備わったチャットボットを導入すれば、外国人のニーズに対応できます。
約20ヵ国の言語に対応しているチャットボットもあり、多言語対応のチャットボットを使えば、自治体に住む外国人の不安を解消できます。したがって、自治体・外国人双方にとってメリットが大きいです。
住民の満足度向上が期待できる
いつでも問い合わせに対応できるチャットボットを導入すれば、「スムーズに問い合わせられない」「土日や夜間に問い合わせられない」などの住民の不満を解消できます。
また、些細なことをわざわざ問い合わせるのは気が引ける方も、チャットボットなら、気軽に問い合わせができます。チャットボットの導入は、実態の問い合わせ対応に関する住民のあらゆる不満や不安を解消し、結果として住民の満足度向上が期待できます。
AIによりデータを活用できる
AIは、これまでに住民から受けた問い合わせ内容や適切だった回答データを蓄積し、学習します。結果として、住民から多くの問い合わせを受けるほどに、回答の精度が向上し、スムーズな問い合わせ対応を実現します。また、蓄積したデータを使い、新たな施策を講じたり、現状のサービスの改善が可能です。
導入がしやすい
AIと聞くと導入が難しそうと感じる方も多くいますが、チャットボットは他のAIプログラムよりも、比較的容易に導入できます。他のAIプログラムを導入する際には、費用対効果の悪さやデータ管理の難しさなどが想定されます。しかし、チャットボットのなかにはすでに商品化されている自治体用のものがあり、他の自治体と共通のシステムが用意されているため、導入が容易です。導入が容易な割に得られる効果は大きいため、さまざまな自治体から注目を集めています。
チャットボット導入事例|問い合わせ
チャットボットの導入を検討する上で、他の自治体の導入事例を確認することで導入方法や導入後の効果をイメージしやすくなります。他の自治体の事例を参考にサービスを選びましょう。自治体がチャットボット導入し、住民からの問い合わせに対応した代表的な事例は以下の5つです。
イーオのごみ分別案内(横浜市)
イーオのごみ分別案内は、横浜市で導入されたチャットボットで、ごみの名前をチャットで送ると分別方法などを教えてくれます。導入後10ヵ月で203万件の利用されたり、30以上のメディアに取り上げられたりと注目を集めました。コールセンター営業時間外の利用が5割を占め、コールセンターの100分の1のランニングコストに抑える成果を上げました。
引用元:
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/local_support/ict/jirei/2017_097.html
AI案内サービス(海老名市)
海老名市では、住民に速く正確な医療案内をするために、AI受診相談システムが導入されました。住民がスマートフォンやパソコンなどから入力された問診票をもとに、適切な診療先を案内してくれます。AI受診相談システムの導入により、感染症の拡大防止や医療機関の負担の軽減などの成果を上げました。
引用元:https://www.city.ebina.kanagawa.jp/koho/1007115/press/1009546/1011744/1011763.html
LINE de ちゃチャット問い合わせサービス(会津若松市)
会津若松市では、チャットボットサービスLINE de ちゃチャット問い合わせサービスを導入し、住民が気軽に問い合わせられるようにしました。LINE de ちゃチャット問い合わせサービスにより住民は、各種証明書の発行手続きや休日・夜間診療などを気軽に問い合わせられるようになり、アンケート調査によると80%以上の満足度を得ています。
引用元:https://aizuwakamatsu.mylocal.jp/detail?wid=39608787
多言語AIチャットサービス(港区)
港区は、約2万人もの外国人が住んでいることから、問い合わせにスムーズに対応できるようにと、AIが搭載された多言語に対応できるチャットボットを導入しました。
利用者はFacebookを通じてサービスを利用できます。チャットには「教育・子育て」「医療・病院」などのほかに、日本の生活習慣や文化に関する情報も搭載されています。
引用元:https://www.city.minato.tokyo.jp/kokusaika/aichatservice.html
AI救急相談(埼玉県)
医療機関を受診する必要があるか判断できない、急なケガや病気に関する問い合わせに対応するため、埼玉県ではチャットボットAI救急相談が導入されました。AI救急相談は、基本情報をチャットで伝えると、可能性のある症状を教えてくれます。また、スマートフォンから利用すれば、チャット画面から119番などに通話可能です。
引用元:https://www.pref.saitama.lg.jp/a0703/aikyukyu.html
チャットボット導入事例|子育て支援
自治体でのチャットボット導入には、問い合わせ対応の効率化意外にも、子育て支援を目的とした事例もあります。自治体がチャットボットを導入し、子育て支援に関して対応した事例は以下の3つです。
子育て支援サービス(渋谷区)
渋谷区では、子育て支援のためのチャットボットサービスがLINE上で導入されています。渋谷区の公式LINEを友だち追加するだけで利用でき、子育て関連のイベントや相談予約を行えます。また、緊急連絡先や保育施設など、子育てに欠かせない周辺施設を検索でき、親御さんにとっては嬉しいサービスです。
引用元:https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/koho/hodo/20170215.html
自動応答サービス「教えて!道風くん」(春日井市)
教えて!道風くんは、未就学児の子育てを対象として作られた、春日井市の自動応答サービスです。利用者は、オリジナルキャラクター「道風くん」によって提示された選択肢から、知りたいことを選択するだけで、必要な情報を手に入れられます。
引用元:https://www.city.kasugai.lg.jp/shisei/gyousei/1012745/1021739/jidououtou.html
子育ての疑問をLINEで24時間回答(宇都宮市)
宇都宮市では、AIがLINE上で子育てに関する質問に自動で回答するサービスRepl-AIを導入しています。24時間365日住民からの質問に回答できるため、住民の満足度向上と職員の負担削減を実現しました。
引用元:https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/kosodate/shien/1022084.html
自治体のチャットボット導入事例|観光
チャットボットには多言語対応機能付きのサービスもあるため、自治体を訪れる観光客の満足度向上にも役立てられています。
自治体がチャットボットを導入し、観光に関して対応した事例2つを紹介します。
明智光秀AI(福知山市など14自治体合同)
明智光秀AIは、明智光秀に関係がある14の自治体により共同で導入されたチャットボットです。「明智光秀」と名づけられたAIチャットボットと会話ができ、観光情報を教えてもらえるだけでなく、雑談までできると話題になりました。
引用元:https://akechiai.jp/
外国人観光客向けAIチャットボット(函館市)
函館市が運営している公式観光情報サイト「はこぷら」の外国語ページに、外国人観光客向けAIチャットボットが導入されました。英語・中国語・韓国語に対応し、観光客からの質問に自動応対するサービスです。なお、複雑な質問が寄せられた際には有人対応に切り替わります。
引用元:https://www.city.hakodate.hokkaido.jp/docs/2020050700048/
【比較表】自治体向けチャットボット
ここからは自治体向けチャットボットを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するチャットボットでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、チャットボット選びの参考にしてください。
自治体向けチャットボットおすすめ9選
たくさんあるチャットボットの中から、自治体で導入するのにおすすめのチャットボットを9社選びました。それぞれのチャットボットの特徴やおすすめのポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
AI Messenger Chatbot
-
料金
月150,000円~ -
初期費用
500,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
AI Messenger Chatbotは、カスタマーサポート向けに作られた、高品質のチャットボットです。100社以上で運用された実績のもと、初期分析や運用コンサルを行うため、AIの分析による最適な初期設定が行えます。
また、回答の精度を上げるためには、頻繁なチューニングが必要となりますが、「AI Messenger Chatbot」はチューニング効果が期待できる箇所をAIが教えてくれるため、効率のよいチューニングが可能です。そのため、自治体でも工数をかけることなく運用できます。そのほかにも、有人チャット機能や画像・動画の利用、各種システム連携などの弁輪機能が備わっています。
- 有人対応機能
- リード情報(アドレス)の取得機能
- IVR(自動音声応答)機能
- ログの管理機能
- チャット履歴のメール送信機能
- 特定ルールの設定
- イメージマップ(画像表示)機能
- テキストフォームの作成機能
- チャット開始時の通知設定
- 営業時間外のチャット非表示設定
sAI Chat
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
sAI Chatは、高性能なAIと手厚いサポートを両立したチャットボットです。登録するFAQを事前に学習させるため、導入する段階ですでに95%の精度を誇ります。そのため、問い合わせ対応の多い自治体向けのチャットボットといえます。
また、高い精度を維持するために、利用率を向上させる施策の提案やFAQの改善提案などを専属のスタッフたちがサポートしてくれます。さらに、ユーザーからの使いやすさを追求し、豊富な機能や洗練されたデザインの中から自由にカスタマイズできます。当チャットボットの活用により、これらの機能によって担当者にかかる手間を極限まで削減可能です。
- CSVインポート(取込)機能
- CSVエクスポート(取出)機能
- イメージマップ(画像表示)機能
- レポートの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- 設定内容のデモページ確認機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
-
料金
月18,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
RICOH Chatbot Serviceは、Excelさえあれば、誰でも簡単に導入できるチャットボットです。業務を効率化しつつ、顧客満足度を高められます。
また、導入後の質問追加・修正が速く、類義語や自然語独自の言い回しも登録できるため、使うごとに精度が向上します。さらに、問い合わせ状況や問い合わせ履歴はわかりやすくグラフ化され、お客様のニーズの発見が可能です。こうして組織全体にノウハウが共有され、大幅な業務効率化につながります。
- 有人対応機能
- 自動翻訳機能
- ログの管理機能
- テキストフォームの作成機能
- チャット開始時の通知設定
- レポートの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
KARAKURI chatbot
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
KARAKURI chatbotは、東大大学院人工知能研究チームによって開発された、独自のAIを搭載しているチャットボットです。
FAQに特化しているため、少ないデータ学習で高い精度の回答を実現しています。また、専門知識がなくても直観的に運用できるよう管理画面が整備されているため、現場だけで運用可能です。そのため、運用に慣れていない自治体でも導入しやすいチャットボットです。その他にも、有人オペレーター連携機能、管理画面IPアドレス制限機能、複数チャネル対応機能などの多彩な機能が備わっています。
- 有人対応機能
- サポート担当者の割り当て機能
- CSVインポート(取込)機能
- リード情報(アドレス)の取得機能
- ログの管理機能
- 特定ルールの設定
- カルーセル(スワイプ範囲)の設定
- 送信メッセージの編集・削除機能
- テキストフォームの作成機能
- チャット開始時の通知設定
COTOHA Chat & FAQ
-
料金
ー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1年間
-
最低利用人数
お問い合わせ
「COTOHA Chat & FAQ」は、NTTにより提供されているAIが実装されたチャットボットです。単語だけでなく自然文の意味を正確に理解し、精度の高い回答を実現。複数の意味を持つ単語も、前後の文脈から意味を判断します。
また、学習済みのAIを利用するため、導入前に学習させる必要はなく、1ヵ月程度あれば導入できます。さらに、頻出する問い合わせへの回答をテンプレート化できる機能や多言語対応機能、SNS連携機能なども備わっています。
QA ENGINE
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料金
月300,000円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
QA ENGINEは、世界最先端のAIが搭載された、庁内ヘルプデスクやカスタマーサポートを対象としたチャットボットです。
高精度の質問応答システムを実装していながら、誰でも簡単に導入できます。また、直観的な操作で、自由度の高いインターフェイスを利用可能。さらに、導入を検討している自治体向けに「オンラインセミナー」や「体験会」などのイベントが定期的に開催されているなど、サポートが充実している点も特徴の1つです。
スグレス
スグレスは、オリジナルの自然言語処理エンジンの搭載により、ユーザーの意図を瞬時に判断し的確な回答をするチャットボットです。
また、一問一答形式の問いに回答してExcelに入力するだけで、簡単に導入・運用が可能で難しいシナリオ作成などは不要です。さらに、回数制限なく使えるカスタマーサポートも魅力の1つです。外部メッセージアプリとの連携機能や、ユーザー辞書機能、英語対応などの機能も搭載されています。
AIスタッフ総合案内サービス
AIスタッフ総合案内サービスは、株式会社三菱総合研究所によって提供されている、自治体に特化したチャットボットです。全国35の自治体から寄せられた意見を反映しており、自治体の垣根を越えて共有されている情報量が多いのが特徴です。これにより、スピーディなAI学習、改善ポイントの早期発見を実現。サーバーなどの設定は不要で、導入・運用が手軽な点も評判を呼び、10以上の自治体に導入されています。
地方公共団体との共創「みんなで育てる」AIチャットボット
「みんなで育てる」AIチャットボットは、NECにより地方自治体向けに提供されているチャットボットです。複数の地方自治体でFAQを共有し、FAQや辞書の整備を効率化しているのが特徴で、LINEやTeamsなどの外部ツールとの連携機能や作業代行機能も搭載されています。
また、自治体でチャットボットを運用する際に課題となるセキュリティ面も、オンプレミス提供によりクリアしました。
自治体でチャットボットを導入する際のポイント
自社に最適なチャットボットを選ぶために、自治体で導入する際には以下の5つのポイントを押さえましょう。目的の明確化や費用の確認など、チャットボットの導入に失敗しないためのポイントを解説します。
目的を明確にする
自治体によって、チャットボットを導入する目的はさまざまです。なぜ導入するのか明確にすることが重要です。なぜなら、チャットボットの導入に向けて議論を進めているうちに、本来の目的を見失い、導入自体が目的となってしまっては、本末転倒だからです。例えば、「問い合わせ対応の自動化により職員の負担を軽減する」ことが目的だったのに、回答精度の低いAIを使ってしまっては、「すぐに有人対応へとつながってしまい、職員の負担がそれほど軽減されない」などの事態になりかねません。
このような事態を防ぐためにも、事前に目的を明確にし、目的を達成できるチャットボットを導入しましょう。
FAQデータをゼロから作成しない
FAQデータとは、頻出する問い合わせとその回答を集めたデータのことです。FAQデータをゼロから作成するとなると膨大な時間がかかってしまい、人的コストもかさみます。その点、すでにFAQを学習済みのAIが搭載されたチャットボットを選べば、すぐに導入できます。スピーディな導入や職員の負担軽減のためには、すでにFAQを学習しているチャットボットを利用しましょう。
職員で実施試験をして、住民に公開する
チャットボット導入後は、いきなり住民に公開するのではなく、一定期間職員で実施試験をしましょう。これにより、住民が利用する前に不具合の発見や使い勝手の確認ができます。もしも、住民に公開してから不具合や要修正箇所が発生すると、サービスの一時停止などにつながり、住民を混乱させてしまいます。そのため、事前に実施試験を行う必要があります。
定期的に情報を更新する
情勢などにより、住民から寄せられる問い合わせは変容します。FAQデータなどが導入時に作成されたままだと、対応しきれない問い合わせが出てきて、職員の対応が必要になりかねません。そうした事態を防ぐため、定期的にFAQデータや住民情報を更新する必要があります。
導入費用を確認する
自治体がチャットボットを導入する際にかかる費用の平均は、年間100~1000万円です。製品や機能により料金が変わるため、これだけ開きがあります。基本的には、初期費用に加え月額で料金が発生するしくみですが、チャットへの質問数やWebサイトへの訪問数によって、月額の料金が変容する場合もあります。とはいえ、多くの自治体が有人対応に比べトータルのコスト削減を実現しています。「想定していたよりも高い費用がかかってしまった」などの事態を防ぐためにも、導入費用はあらかじめよく確認しましょう。
自治体向けのチャットボットの選び方
自治体の業務内容に即したチャットボットを選ばなければ、望んだような効果が得られないため、慎重な選択が必要です。そのため、以下に挙げる自治体向けのチャットボットの選び方4つを参考にして、導入の目的に適したチャットボットサービスを選びましょう。
必要な機能が搭載されているか
チャットボットを使用する目的によって、必要となる機能はさまざまです。「使いたい機能が搭載されていなかった」などの状況を防ぐためにも、多言語対応機能やSNSとの連携機能、サポート機能など、運用に必要な機能が十分に搭載されているチャットボットを選びましょう。
AI型かシナリオ型か
チャットボットには、AI型・シナリオ型の2種類があります。AI型は、データの蓄積やチューニングを行う必要がありますが、その分複雑な質問にも回答できます。シナリオ型は、データの蓄積やチューニングがそれほど必要ありませんが、複雑な質問内容には対応できません。複雑な質問にも回答する必要があるならAI型、単純な質問回答のみならシナリオ型を利用しましょう。
有人対応可能か
チャットボットは事前に学習していない予期せぬ問い合わせには対応できない場合もあります。その際にはオペレーターにつなぎ、有人対応する必要があります。そのため、導入を検討しているチャットボットが有人対応可能か確認しましょう。
サポートが充実しているか
チャットボットを導入・運用する際には、少なからず不安や疑問点が生じます。また、運用中に予期せぬトラブルが発生し、現場の力では解決できない場合もあります。
顧客満足度を担保するためにも、そういった際に手厚いサポートを受けられるチャットボットを選びましょう。
まとめ:自治体でもチャットボットを活用しよう
チャットボットを導入すると考えると、困難なイメージを抱く人も多いですが、簡単な操作で運用できるサービスが増えています。
チャットボットを導入した自治体のほとんどが、業務効率化により職員の負担を減らしつつ、住民の満足度を向上させています。目的に合ったチャットボットを慎重に選ぶ必要はありますが、運用が始まれば多大な恩恵を受けられます。
問い合わせ対応に悩んでいて、業務を効率化し住民の満足度向上かをつなげたいという要望がある方は、ぜひPRONIアイミツをご活用ください。
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相場がわからない
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