SFAのダッシュボード活用例は?BIツールと連携できるSFAおすすめ4選【2025年最新】
SFA導入によって、営業の効率化を達成し、成果を拡大する企業も増えてきました。SFAのダッシュボードをうまく活用することで、より業務を効率化することができます。そこで、SFAに表示されるダッシュボードの活用例とダッシュボード機能を持つBIツールと連携可能なSFAを紹介します。
- ダッシュボードとは
- SFA(営業支援システム)のダッシュボード活用例
- SFAでダッシュボードを活用するパターン
- 【比較表】BIツールと連携可能なSFA(営業支援システム)
- BIツールと連携可能なSFA(営業支援システム)4選
- SFAでダッシュボードを活用するメリット
- SFA(営業支援システム)でのダッシュボード活用のポイント
- SFA(営業支援システム)のメリット
- SFA(営業支援システム)の選び方
- SFA(営業支援システム)でダッシュボードを活用しよう

ダッシュボードとは
ダッシュボードとは、営業データなどのさまざまなデータを統合し、ピックアップして表示する画面のことをいいます。複数のレポートデータを組み合わせることや、棒グラフ、ドーナツグラフ、統計値の表示も可能です。
また、ダッシュボード上で検索も可能であり、さまざまな視点から、営業データの確認ができます。データ確認も容易で、従業員同士で共有することも可能です。
ダッシュボードとレポートの違い
レポートとダッシュボードの主な違いとしては、使用目的とデータの表示速度です。レポートは詳細なデータを確認し、分析する場合に使用されます。一方で、ダッシュボードは多面的、即時的なデータ表示を行うために使用されます。そのため、ダッシュボードは素早く、状況の把握と分析を可能にします。
レポートはダッシュボードのもとになるデータを表示しています。レポートは常に最新のデータが表示されており、データベースが更新されると同時に、レポートも更新されます。一方で、ダッシュボードは、レポートが表示したデータを集めたもので、ダッシュボードで使用するデータは、レポートを事前に作成する必要があります。
データ表示速度に関して、レポートは常時最新のデータを表示しています。しかし、ダッシュボードは最後に更新したタイミングのデータを表示しています。データベースが変更された場合に、ダッシュボードも合わせて更新すると、情報が反映されます。ダッシュボードのデータを最新にしたい場合には、更新を行い、最新データが表示されていることを確認しましょう。
SFA(営業支援システム)のダッシュボード活用例
SFA(営業支援システム)のダッシュボードを活用することで、営業効率を向上させられます。具体的な活用例として、営業とマーケティングの連携状況の確認など、以下の6つを紹介します。
営業とマーケティングが連携状況確認
ダッシュボードを活用することで、営業とマーケティングの連携状況を把握ができます。営業部門のデータとマーケティング部門のデータを使用したダッシュボードを作ることで、両部門のデータを一気通貫で把握できるためです。
例えば、チームのコンバージョン率を確認すると、営業の強みと改善すべき点を把握できます。より具体的には、マーケティング部門の施策で獲得したリードが成約につながっているか、営業担当がリードに取り組めているかを確認可能です。
あらゆる予測・目標との乖離確認
ダッシュボードは、あらゆる予測・目標との乖離を把握するためにも役立ちます。目標に対する進捗が達成できているか、リードを増やす必要があるか、見込み顧客は維持できているか、などを把握します。
営業マネージャーの全体把握
ダッシュボードを活用することで、営業マネージャーは組織の全体を把握することが可能です。
営業担当の営業成績を確認し、指導することもできます。全体を把握することにより、営業担当の競争心を刺激したり、責任を持って営業活動に取り組むように促進できます。
競合および成約率/不成約率の確認
ダッシュボードでは、成約率や不成約率の確認もできます。成約しなかった理由の分析によって、次回以降の改善に役立てます。また、競合他社との比較により、品質面やサービスでの問題など、詳しい情報の分析も可能です。
KPIおよび営業活動確認
KPIや営業活動を確認することで、チームの規律を高めることができます。例えば、取引がどこで発生しているか、リードに対してどう取り組むかなど、成果をあげるための指標確認が可能です。
経営層への日報
ダッシュボードの活用は、経営層への日報を簡易的にできます。営業リーダーの時間は貴重で、データの集計に割く時間を捻出するのは大変です。ダッシュボードによって、データの集計時間を短縮させ、日報作成の効率化が可能になります。
SFAでダッシュボードを活用するパターン
SFAにダッシュボードがある場合には、蓄積データを活用できます。また、BIツールとの連携でも、データの分析をサポートします。
SFAにダッシュボード機能がある
SFAにダッシュボード機能がある場合には、顧客データや商談データを活用できます。商品別、担当者別、部署別のように、さまざまな角度から分析を可能にします。また、ダッシュボードの活用で、データをグラフ化し、見やすく整理が可能です。蓄積データを活用し、分析を容易にします。
ダッシュボード機能を持つBIツールと連携する
ダッシュボード機能を持つBIツールと連携によって、SFAの活用ができます。SFAのなかには、ダッシュボード機能をもたないツールもあります。その場合には、BIツールと連携するといいでしょう。連携を行うことで分析の幅が広がり、既存データの活用を可能にします。
【比較表】BIツールと連携可能なSFA(営業支援システム)
ここからはBIツールと連携可能なSFA(営業支援システム)を紹介していきたいと思います。まずはご紹介するSFAでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、BIツールと連携可能なSFA(営業支援システム)選びの参考にしてください。
BIツールと連携可能なSFA(営業支援システム)4選
SFAとBIツールを連携は、より質の高い分析を可能にします。BIツールと連携することにより、分析の手間を省き、迅速な判断ができます。
ここでは、BIツールと連携可能なSFAを4つ紹介します。

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料金
月3,000円/ユーザー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
12ヵ月
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最低利用人数
要問合せ
Salesforce Sales Cloudは、株式会社セールスフォース・ジャパンがサービス提供するSFAです。
BIツールとの連携によって、ダッシュボード機能が利用できます。新規顧客の発掘や見込み客の育成など、業績拡大に向けた分析を可能にします。また、リアルタイムでのデータ更新も可能なため、即座にデータを活用したい場合にも便利です。営業担当の生産性向上と収益増加を実現させます。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
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情報共有の有利な点複数の売り込む物件などの評価がしっかりとしやすく情報を取り入れることが容易で設備構築しやすい
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周りの評判が良く、使いやすくて便利だと思います。 特に困ったことがないのでこれからも使い続けたいと思います。

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料金
月11,000円/ユーザー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
eセールスマネージャーRemix Cloudは、ソフトブレーンがサービス提供するSFAです。
BIツールと連携で、ダッシュボード機能が利用できます。ダッシュボードでは、商談件数や商談規模、期間、成約率などの、生産性アップに必要な情報を把握できます。正確なデータをもとにマネジメントが行える点がメリットです。また、リアルタイムで情報を把握により、戦略を素早く整え、行動できます。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
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案件の詳細について、自分で管理しやくす、また上司への報告連絡ツールとして使いやすい。タイムラインで他の営業担当の案件を把握でき、応用に役立てている。
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価格が手頃で高機能、業務の効率化が出来て非常に良くなった。従業員の業務が削減と円滑な営業活動が出来てとても良い。

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料金
月27,500円/5ユーザー -
初期費用
要問合せ
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
要問合せ
Mazrica Salesは、マツリカがサービス提供するSFAです。
BIツールとの連携できます。ダッシュボードでは、売り上げ、プロセス、行動をもとにデータ分析が可能です。毎日の営業進捗を1画面で把握できるため、データ確認の効率化がすすみます。ダッシュボード作成も簡単に行え、毎日のダッシュボード確認が容易です。
- 導入支援・運用支援あり
- スマホアプリ(iOS)対応
- 案件管理機能
- 予実管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- 見積書作成機能
- タスク管理機能
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分かりづらい点があるが結果が出ているので、かなり効率的に運用してる。インターフェースもわかりやすい。
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基本の使い方をマスターすると、そこまで複雑な操作はないから、比較的扱いやすいと思う。サポートも特に必要なく、今では快適に利用させてもらっている。

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料金
ー -
初期費用
0円
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最低利用期間
要問合せ
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最低利用人数
5人
InfAjastは、エーエスピーコムが提供するSFAです。
MotionBoardと連携により、ダッシュボードを活用できます。また、MotionBoard側は専用ダッシュボードになるため、マネジメントを行う際に、必要な情報を抽出し可視化できます。さらに、連携したデータは、目標は表計算ソフトに記載、状況はInfAjastに記載と複数であっても、スムーズに表示可能です。
- 導入支援・運用支援あり
- 案件管理機能
- 日報管理機能
- スケジュール管理機能
- 名刺管理機能
- レポート出力機能
- タスク管理機能
- ワークフロー機能
- グループウェアとの連携機能
- ダッシュボードでの管理機能
SFAでダッシュボードを活用するメリット
SFAでダッシュボードを活用すると、さまざまな予測数値を一目で確認できたり、営業の情報をリアルタイムで把握できたりするメリットがあります。詳しく解説していきます。
達成度、事業部別の予測が一目でわかる
SFAでダッシュボードを活用するメリットとして、達成度や事業部別の予測が一目でわかります。経営するうえで、会社全体の達成度や売り上げが一目で把握できれば、意思決定のスピードがあがります。ダッシュボードであれば、部署別の情報を1画面で把握できるため、経営に必要なデータを素早く入手可能です。商品ごとの売り上げや利益率などの細かいデータも表示できるため、活用しましょう。
リアルタイムな営業情報を把握できる
SFAでダッシュボードを活用することで、リアルタイムな営業情報を把握できます。リアルタイムでのデータ更新により、営業活動をリアルタイムに確認し、分析ができます。また、顧客情報や案件の進捗を確認し売り上げの予測につなげたり、営業担当の業績からマネージャーが適切なフォローをいれたりするための材料として活用もできます。
SFA(営業支援システム)でのダッシュボード活用のポイント
SFA(営業支援システム)でダッシュボードを活用するコツもあります。目的を明確にする、表示形式を最適化するなど、3つのポイントに気をつけましょう。
目的を明確にする
SFAでダッシュボードを活用するには、目的を明確にしましょう。ダッシュボードでは、営業に関するさまざまなデータを確認できます。しかし、目的を決めずにデータを抽出しては、意味のあるダッシュボード作成ができません。
売り上げの改善が目的なのか、営業担当への指導を目的にするかによっても、必要なデータは変わります。例えば、売り上げの改善であれば、リードが課題か、クロージングが課題か分析します。営業担当への指導目的であれば、営業担当の課題を分析します。ダッシュボードを活用する目的を明確にして、利用しましょう。
目的達成に必要な指標を過不足なく選ぶ
目的を明確にしても、目的達成に必要な指標がわかっていなければ、中途半端な分析になってしまいます。そのため、目的達成に必要な指標を過不足なく選びましょう。目的達成に意味のあるデータが入っているか、確認しましょう。また、ダッシュボードはレポートからデータを取得するため、レポート作成が問題なくできているか、確認しておく必要があります。
結果表示に最適な形式を考える
SFAでダッシュボードを活用する際には、結果表示に最適な形式を考えましょう。ダッシュボードの表示形式は1つではありません。棒グラフ、円グラフ、表など多岐に渡ります。表示する情報によって表示形式は変わるので、ダッシュボードが見やすい表示形式にしましょう。
また、目的に応じて表示を変えることも大切です。例えば、営業とマーケティングの連携を見たいのであれば、両者のデータが一目でわかる表示が必要です。ダッシュボードは一目で見えることが特徴になるので、表示形式は工夫しましょう。
SFA(営業支援システム)のメリット
SFAの導入には具体的に、営業の可視化や情報共有などの4つのメリットがあります。
SFAの導入を検討している場合には、メリットを理解し、自社に効果が期待できるか判断しましょう。
安い初期費用で導入可能
SFAは比較的安い初期費用で導入できます。クラウド型のSFAが多く、自社でサーバーを用意する必要がありません。そのため、サーバー費用やメンテナンス費、人件費をかけずに導入できます。また、SFAの導入で情報やノウハウの共有も容易になります。ノウハウの共有が、教育コストの削減につながります。
営業活動を可視化できる
SFAの導入により、営業活動を可視化できます。報告を口頭や紙の資料で行っている場合、プロセスを可視化できず、改善できない場合があります。しかし、営業活動を改善するためには、営業プロセスの状況を知ることが大切です。SFAでのプロセス分析によって、課題を見つけられます。
SFAは、口頭や紙のデータと異なり、日々の営業データ蓄積ができ、プロセスを含めた営業の可視化が可能です。そのため、営業担当の課題も把握しやすくなり、個人や組織全体の改善につながります。
チームで情報を共有できる
チームで情報共有ができるようになる点もSFA導入のメリットです。営業担当ごとの案件も可視化できるため、進捗状況の把握や、目標達成率を共有できるメリットもあります。
従来のように、SFAを導入せずに管理する場合、情報共有を忘れてしまったり、必要な情報が漏れてしまったり、ミスが起きます。また、口頭や紙のデータでの共有により、伝達ミスや情報の紛失にも懸念されます。
その点、SFAはデータを正確に共有できるため、営業力の強化が見込めます。
業務の効率化ができる
SFAの導入をすることで、業務の効率化が図れます。SFAはスマートフォンやタブレットで利用できるサービスもあります。そのため、営業担当の移動時間や出張中でも、情報の蓄積と把握が可能です。報告のために社内に戻る必要がなくなるため、業務の効率化につながります。
また、データの共有も簡単で、入力すると、全社員が把握できるため、複数の社員に個別に報告する必要もなく、リアルタイムな情報を確認できます。情報共有のためだけに時間調整する必要がないため、業務の効率化につながります。
SFA(営業支援システム)の選び方
SFAを選ぶ際には、自社にあったものを選ぶために、機能、費用対効果など、以下7つの項目の確認が大切です。効果を最大化できるように、相見積もりを撮る際の参考にしてください。
機能
SFAを選ぶ際には、機能の確認が大切です。自社の目的に応じて必要な機能が異なるため、適したサービス選びましょう。例えば、営業力を強化するのか、業務の効率化によって営業担当の負担を減らすのかそれぞれの目的で、必要な機能が変わります。自社の目的に応じて、必要なSFAを選択しましょう。
費用対効果
SFAを選ぶ際には、費用対効果も検証しましょう。業務の効率化につながっても、赤字になっては意味がありません。また、安いSFAを導入し、必要な機能が足りないことも問題です。SFA導入で改善される部分も予測し、費用対効果を計算しておきましょう。
使いやすさ
使いやすさはSFAを選定する上で重要な要素の一つです。なぜなら、現場社員が使いこなせず、活用できないケースが想定されるからです。複雑な機能であったり、使いづらいSFAは、効果を発揮しません。実際に使用する社員の意見を聞きながら、無料トライアルも活用して検討しましょう。
サポート
トラブルがあった際の対応スピードや、サポート回数の確認は大切です。サービスのなかには、サポート回数の制限があったり、サポートがないケースもあります。必要な時にサービス使えない事態を避けるためにも、サポート体制は確認しておきましょう。
導入実績
導入実績が多いSFAは使いやすく、安心できます。そのため、同業界や同規模の導入実績を確認しておきましょう。同じ業種の企業が多く導入している場合は、自社でも活用しやすい可能性が高くなります。サービス継続率を明記しているSFAもあるので、合わせてみておきましょう。
外出先からの利用
外出先から利用できるかどうかはSFA導入において最も重要なポイントです。営業担当は移動中や出張中でも、SFAを利用します。外出先から利用できない場合には、社内に戻る必要があるため、効率が悪くなります。スマートフォンやタブレットから利用できるSFAもあるため、外出先から利用できるのかは確認しておきましょう。
外部サービス連携
SFA単体でも利用できますが、外部サービスとの連携で、さらに効率があがるため、連携サービスの確認は必須です。特に、自社で利用しているサービスと連携できるか否かは確認しておきましょう。連携が可能であれば導入しやすく、従業員の使いやすさも上昇します。
SFA(営業支援システム)でダッシュボードを活用しよう
SFA(営業支援システム)を利用する際には、ダッシュボードを活用しましょう。ダッシュボードは知っているが、表示方法がわからない、読み方がわからない企業もあります。蓄積したデータをうまく活用できていない状態です。ダッシュボードの確認により、業務の改善や営業効率アップなど、社内の改善につながります。レポートデータだけではなく、ダッシュボードも活用しましょう。
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