【2025年最新】WEBCAS CRM(ウェブキャス シーアールエム)の評判と実態
CRMシステム「WEBCAS CRM」の評判と口コミを徹底調査しました。他サービスと比較したメリットや料金プラン、「WEBCAS CRM」の導入実績や効果も網羅。この記事だけで、「WEBCAS CRM」のすべてが分かります。
- <総評>WEBCAS CRMは非常に手軽なCRMシステム
- WEBCAS CRMの7つのメリット
- 徹底調査で分かったWEBCAS CRMを使うべき人・会社
- WEBCAS CRMの料金プラン
- WEBCAS CRMの導入実績・効果
- まとめ
企業が顧客情報を管理する上で欠かせないツール、それがCRM(顧客管理システム)です。顧客の氏名や社名はもちろん、営業担当者が訪問した日時や回数、商談内容などが一括で管理できることから、営業活動をより成果あるものにするために有効なツールとされています。
しかし、いざCRMを導入しようと検討し始めても、さまざまなCRMが各社から提供されるなかで選ぶのは簡単ではありません。
そこで本記事では、発注業者比較サービス「PRONIアイミツ」がおすすめするCRMの1つであるWOW WORLD(東京都品川区)の「WEBCAS CRM」を紹介します。導入メリットなども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
<総評>WEBCAS CRMは非常に手軽なCRMシステム
WEBCAS CRMは、「必要な機能だけを盛り込んだ、お手軽CRMシステム」というコピーのとおり、機能に無駄のない非常に手軽なCRMです。データベースが簡単に構築できるだけでなく、メール配信やLINE配信、SMS配信といった配信機能も充実しています。
CRMを導入してみても、「多機能すぎて使わない機能も多かった」「多機能ゆえに費用がかさんでしまった」といった失敗は多いもの。必要な機能だけを備えたCRMを導入できれば、機能を持て余すこともなく、ランニングコストも抑えられるでしょう。
WEBCAS CRMの7つのメリット
紹介したような特徴がある「WEBCAS CRM」ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
CRM基盤を簡単に構築可能
WEBCAS CRMを導入するメリットとして1つ目にあげられるのは、CRM基盤を簡単に構築できるということ。
顧客の氏名や連絡先などの頻出項目がテンプレートとして登録されており、利用企業はそのなかから必要な項目を選ぶだけでデータベースの構築作業が完了します。データベースを構築すれば、会員登録やメルマガ登録があった際はデータが自動で追加されていき、自由に編集や検索を行うことができます。
また、顧客が登録情報を変更した時にはデータベース上の情報も上書きされるので安心でしょう。
web登録フォーム作成も簡単
WEBCAS CRMを導入するメリットとして2つ目にあげられるのが、web登録フォームが手軽に作成できるということ。
HTMLに関する知識がなくても簡単に会員登録フォームやメルマガ登録フォーム、パスワードリマインドフォーム、会員情報の削除・変更フォームなどが作成可能です。パソコンやスマートフォン、タブレットといったマルチデバイスに対応しているので、デバイス別に異なるフォームを作成する必要はありません。
One to Oneメール配信が可能
WEBCAS CRMを導入するメリットとして3つ目にあげられるのが、One to Oneメール配信が可能であるということ。
BtoBのビジネスやEC事業などにおいては、メールマーケティングが効果的な手段の1つ。WEBCAS CRMでは、データベースに蓄積された顧客情報のなかから、「性別」や「居住地域」「年齢」といったセグメント別にメールを配信することができます。
また、ユーザーの属性に応じたブロック単位のコンテンツ設定にも対応しているほか、ナーチャリングに役立つステップメール配信も可能です。
webアンケートもスピーディに作成
WEBCAS CRMを導入するメリットとして4つ目にあげられるのが、webアンケートもスピーディに作成できるということ。
WEBCAS CRMではテンプレートが用意されているので、誰でも簡単にwebアンケートを作ることができます。シンプルな内容のものはもちろん、複数ページが必要な何十問もの質問のあるアンケートであっても問題ありません。もちろん、デザインの作成やHTMLを用いることも可能です。
アンケートの集計結果をリアルタイムで確認できるほか、集計もワンクリックで簡単に行えるのがうれしいポイントでしょう。
LINEを活用しターゲティング配信もできる
WEBCAS CRMを導入するメリットとして5つ目にあげられるのが、LINEを活用しターゲティング配信もできるということ。
通常、正確な顧客データをもとにLINE配信を行うためには、LINE社が提供しているAPIを利用して独自のシステムを開発する必要があります。しかし、WEBCAS CRMのLINE配信オプションを活用すれば、独自開発を行うことなくターゲティング配信が可能。段階を踏むフォローアップ配信や、再入荷通知などに役立つトリガー配信にくわえて、クリック率やCVRの計測・分析にも対応しています。
SMS配信で確実に情報を伝達
WEBCAS CRMを導入するメリットとして6つ目にあげられるのが、SMS配信で確実に情報を伝達できるということ。
3大キャリア向けでは到達率が99%にのぼることもあるSMS配信は、「確実に情報を伝えたい」という場合にぴったりのツールです。ユーザーに絶対に届けたい情報は、メール配信ではなくSMS配信がより効果的だといえます。
WEBCAS CRMのSMS配信オプションを利用すれば、データベースを活用してSMSの配信が可能。メールマガジンがエラーになってしまったユーザーにはSMSを送る、といった使い方もできます。
外部システムとも連携可能
WEBCAS CRMを導入するメリットとして7つ目にあげられるのが、外部システムとも連携可能であるということ。
WEBCAS CRMは単体でもメール配信などを行うことはできますが、既存の自社システムや他社レコメンドシステム、DMPと連携させてより高精度なメールマーケティングの実施も可能です。「既存のシステムを活用したい」「高度なメールマーケティングを行いたい」という場合にうってつけといえるでしょう。
徹底調査で分かったWEBCAS CRMを使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、「WEBCAS CRM」は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
メール配信やLINE配信などを活用したい会社
WEBCAS CRMを導入するべき会社としてはじめにあげられるのは、メール配信やLINE配信を活用したい会社です。
WEBCAS CRMでは、データベースに蓄積された顧客情報を活用し、ステップメール配信やLINEのターゲティング配信などを簡単に行うことができます。到達率の高いSMS配信にも対応しているので、「確実に届けたい情報はSMSで送る」ということも可能。メールやLINEの配信後には開封率やクリック率、コンバージョン率の分析も行えるため、次のアクションの検討にも役立てられます。
WEBCAS CRMを導入するだけで顧客情報を管理するデータベースの構築からメールやLINE、SMSの配信、配信後の分析までが行えるので、マーケティングにも効果的なCRMをお探しの企業にもうってつけではないでしょうか。
誰でも簡単に使えるCRMを導入したい会社
WEBCAS CRMを導入するべき会社として2つ目にあげられるのが、誰でも気軽に使えるCRMを導入したいと考えている会社です。
WEBCAS CRMはデータベース構築作業が手軽に行えるだけでなく、蓄積された顧客情報をもとにメール配信やLINE配信、SMS配信などを行うことができます。HTMLに関する知識がなくてもweb登録フォームが作成できるほか、ユーザーニーズの把握に役立つwebアンケートが簡単に作成できるのも大きな魅力といえるでしょう。
webアンケートでは集計結果がリアルタイムで確認でき、さらにクロス集計もワンクリックで行うことができるので、システムの利用に不慣れな方であっても安心して操作できるのではないでしょうか。
セキュリティ対策が万全なCRMを探している会社
WEBCAS CRMを導入するべき会社として3つ目にあげられるのが、セキュリティやサポート体制が万全なCRMを探しているという会社です。
CRMは多くの顧客情報を取り扱うツールだからこそ、セキュリティは万全の対策が必要だといえます。データベースに蓄積された情報が流出してしまった場合は、企業の信頼問題に発展する可能性もあり、信頼の回復には長い時間を要するでしょう。そうした事態を防ぐためにも、導入するCRMはセキュリティ対策が万全なものを選ぶべきです。
WEBCAS CRMは第三者機関による脆弱性診断を定期的に受けているだけでなく、自家発電装置や冗長化UPS無停電電源装置、追尾式監視カメラなどを完備し、24時間の監視体制が敷かれているデータセンターで管理を行っています。プライバシーマークやISO/IEC27001、ISO/IEC27017の認証も取得しているので、信頼性の高いサービスといえます。
WEBCAS CRMの料金プラン
簡単にデータベースを構築し顧客情報を管理できるWEBCAS CRMですが、初期費用は10万円、月額費用は2万5,000円で使用することができます。
オプションでSMS配信やLINE配信、外部システムとの連携も可能です。
月額料金は、データベースに蓄積したリスト数によって変動するので注意が必要。データベースにある顧客情報を活用してメールマガジンなどを配信する場合は、配信数を問わず定額制となっています。
それぞれの企業の課題やニーズにあわせて、費用が抑えられる運用方法の提案を行っているので、予算が限られている場合でも心強いのではないでしょうか。
WEBCAS CRMの導入実績・効果
ここからは実際に「WEBCAS CRM」を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
三井物産株式会社
WEBCAS CRMの導入事例ページ(株式会社WOW WORLD https://webcas.azia.jp/casestudy/case196/ 参照)日本を代表する総合商社の1つである三井物産では、2015年1月に開始した子供向け教育プログラム「サス学」アカデミーのメルマガ配信にWEBCAS CRMを活用しています。
当初は小規模な配信であったことから手作業での対応で問題ありませんでしたが、「『サス学』をオープンにしていこう」という方針となったことから、メルマガ会員を広く募集することに。それにともない、会員データベースと会員登録の仕組み、メルマガ配信サービス導入の検討をはじめました。
WEBCAS CRMを導入する決め手となったのは、「セキュリティ要件を満たしていた」こと。担当者の対応もとても丁寧であったことから、導入後も誠実に対応してもらえることが期待できたと言います。
WEBCAS CRMの導入後は運用が楽になっただけでなく、サポート担当が真摯にフォローしてくれるのが心強いとのこと。今後は会員登録の促進やwebアンケートにもWEBCAS CRMを活用していきたいと語っています。
全日空商事株式会社
WEBCAS CRMの導入事例ページ(株式会社WOW WORLD https://webcas.azia.jp/casestudy/case257/ 参照)によると、ANAグループの総合商社・全日空商事では、メールマガジンの会員管理とHTMLメールの作成・配信にWEBCAS CRMを活用しています。
4社のサービスを比較したものの、「差出人とアドレスを顧客ごとに変えられるのか」「HTMLの知識がなくてもメールを作成できるのか」「セキュリティ要件を満たしているのか」などの条件をクリアしたのがWEBCAS CRMのみであったことから、そのまま導入に至ったとのことです。
WEBCAS CRMを導入してからは、開封率40%を達成。運用が楽なだけでなく、配信先に応じてメールの差出人や配信先、コンテンツを最適化できる点を高く評価しているそう。HTMLメール作成エディタ機能を使えば誰でも簡単にメルマガを作成できるため、新入社員に作業を任せているといいます。今後もWEBCAS CRMを活用しながら、「読み続けてもらえるメルマガ」を目指していくと語っています。
まとめ
本記事では、「必要な機能だけを盛り込んだ、お手軽CRMシステム」として人気を集めるWEBCAS CRMの概要や導入メリット、実際の事例などを紹介してきました。WEBCAS CRMは顧客の情報を管理するデータベースが手軽に構築できるだけでなく、マーケティングにも役立つ機能を備えているので、ナーチャリングに注力したいという場合にもぴったりといえます。
PRONIアイミツでは、機能や連携ツール、無料プランの有無を選択して、自社に合ったCRMの絞り込みができます。ぜひ一度お試しください。
なお、2025年最新のCRMは以下の記事で紹介しています。興味のある方はぜひこちらもご覧ください。