【2024年最新】チャットボットのAPIの種類を解説!API連携可能なツール10選
チャットボットを他のアプリケーションと連携したいと考えている方も多いでしょう。そこでおすすめなのが、APIと連携可能なチャットボットに導入することです。APIと連携ができれば、SNSやWebサイトとつなげることができるので、業務効率化を図ることができます。
そこでこの記事では、営業・バックオフィス・情報システムなど、さまざまな分野の法人向けSaaSサービスを比較検討できる「PRONIアイミツ」が、API連携のおすすめチャットボットを厳選してご紹介チャットボットAPIの種類やチャットボットサービスの種類も詳しく解説していきます。
- チャットボットとは
- チャットボットの種類
- チャットボットサービスの分類
- チャットボットAPIの種類
- 【比較表】チャットボットAPI連携が可能なチャットボット
- API連携が可能なチャットボット5選
- メッセージングAPIの種類
- 【比較表】API連携が可能なチャットボット
- メッセージングAPI連携が可能なチャットボット5選
- チャットボット導入までの流れ
- チャットボットを導入するメリット
- チャットボットの選び方
- チャットボットのAPIを理解し活用しよう!
チャットボットとは
チャットボットとは、チャット(会話)をするボット(ロボット)のことです。ロボットとは、人間の言葉に対してテキストや音声で自動応答するロボットのことを指します。近年ではなじみのあるチャットボットですが、普及するきっかけとなったのは、2016年にLINEとFacebookがチャットボットのAPIをリリースしたことでした。
リリース以来、FAQなどユーザーの問題を解決する役割で使用されることが増え、私たちにとって身近な存在となりました。
チャットボットの種類
チャットボットはAI(機械学習)型、シナリオ型の大きく2つの種類に分けられます。それぞれに特徴があり、目的によってどちらを導入すべきか検討する必要があります。自社の目的に最適なチャットボット選びをしましょう。
AI(機械学習)型
AI型は学習機能を持つチャットボットの種類であり、時間とともに機械学習するタイプです。顧客とのやりとりの中からデータを収集し、データをもとに、どのような返答をすればよいかを判断します。データを収集し、顧客への対応力を高めるためには、時間とコストが必要です。そのため、予算に余裕がある大手企業で導入される傾向にあります。
AI型は、幅広い内容の問い合わせに対応ができるため、使用する期間が長くなるにつれて、より便利になります。
シナリオ型
シナリオ型は、プログラムされたとおりに顧客対応を行うタイプです。AI型のように学習機能が備わっていないため、最初から想定される対応を決めておく必要があります。そのため、導入段階で制作側が問い合わせの想定や対応方法を考え、スムーズなやりとりができるような設定が必要です。AI型と比べてコストが安く抑えられることもあり、中小企業をはじめとして多くの企業で導入されています。また、コールセンターや問い合わせが定型化されている場合に多く導入されます。
チャットボットサービスの分類
普段利用するチャットボットサービスは、大きく4つに分類されます。チャットボットの肝となるチャットボットAPIやSNSと連携させるメッセージングAPIなどです。分類を知り、チャットボットとは何かを理解しましょう。
チャットボットAPI
チャットボットAPIは、問いかけに対して、会話のようにコミュニケーションをとるAPIです。言葉や回答をデータとして登録しておくことで、自然なコミュニケーションがとれるようになります。
代表的なものに、IBM watsonx AssistantやGoogle Dialogflowなどがあります。
メッセージングAPI
メッセージングAPIは各SNSが提供している、チャットボットと各SNSをつなげることができるAPIです。例えば、LINEの公式アカウントやFacebookのメッセンジャーbotが該当します。
言語処理システム
言語処理システムは、文章を分析・分類ができるシステムです。人間が発した言語の背景やニュアンスの処理ができます。代表的な言語処理システムはLUISです。言語処理システムは多くの場合、チャットボットAPIとセットで使われます。
Webチャット
Webチャットは、Webサイトに設置ができるチャットの入力・出力ツールです。一般的には、チャットボットAPIとつながれた形で提供されます。
チャットボットAPIの種類
チャットボットの本体となるのが、チャットボットAPIです。チャットボットAPIにはたくさん種類ありますが、今回は以下の5つをご紹介します。
IBM watsonx Assistant
IBM watsonx Assistantは、アメリカのクイズ番組でクイズ王になったことでも有名なIBM Watsonの頭脳を活用した対話型AIソリューションです。日本では、ネスレなどの大手企業がIBM watsonx Assistantを活用したチャットボットを提供しています。特徴としては、自然言語処理に強く、音声変換など、チャットボット以外のAIツールも充実していることが挙げられます。
Google Dialogflow
Google DialogflowはGoogleが有料サービスとして提供している、チャットボット作成ツールです。Googleのもつ膨大なデータが活用ができ、チャットボットのテンプレートもあるため、誰でも簡単に、自然言語で対話できるチャットボットを作成できます。
Google HomeのようなIoTデバイス向けシステムの開発もできるため、幅広い利用が可能です。
Microsoft Azure bot service
Microsoft Azure bot serviceはLUISの言語解析プログラムを使ったチャットボットAPIです。SDKと呼ばれるソフトウェア開発キットやテンプレートを使うことができ、スピーディーにチャットボットの開発ができます。
Amazon Lex
Amazon Lexは、Amazon EchoやAlexaと同じ会話エンジンを使用しているチャットボットAPIです。以前は英語のみに対応していましたが、現在では日本語をはじめとし、フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語にも対応しています。
Apple SiriKit
Apple SiriKitは、iPhone上で起動するSiriをカスタマイズしたものです。クラウドを使用しないため、オフラインでも動作し、iPhoneユーザーにとってはとても使いやすいです。
【比較表】チャットボットAPI連携が可能なチャットボット
ここからはチャットボットAPI連携が可能なチャットボットを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するチャットボットでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、チャットボット選びの参考にしてください。
API連携が可能なチャットボット5選
チャットボットにはさまざまな種類がありますが、当項ではAPIと連携が可能なものを紹介します。チャットボットAPIはAIを搭載しているものが多く、連携することでさまざまな問い合わせにも柔軟に対応することができます。
ChatPlus
-
料金
月1,500円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
ChatPlusは、サポートコストを削減できるチャットボットです。1分でIDを発行でき、3分でチャットスタートができます。IBM watsonx Assistantと連携が可能です。
入力したメールアドレスをデータベースに格納する機能、行動履歴を反映する機能、既存のメール配信システムやCRMと連携する機能など、豊富な機能が備わっています。IPアドレスやブラウザ情報をもとに、相手がどの企業からアクセスしてきたかもわかります。
- 有人対応機能
- サポート担当者の割り当て機能
- CSVインポート(取込)機能
- CSVエクスポート(取出)機能
- 企業情報の取得機能
- リード情報(アドレス)の取得機能
- IVR(自動音声応答)機能
- ログの管理機能
- チャット履歴のメール送信機能
- 特定ルールの設定
-
料金
月2,980円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
FirstContactは、自動応答AIが搭載されたチャットボットです。IBM watsonx Assistantと連携できます。
自動的なテキストのやり取りに加え、画像や選択式の対話機能も搭載しており、文章だけでは表現しにくい場合にも対応可能です。音声認識機能により、ユーザーからの電話での問い合わせに対する音声自動応答が実現できます。
- 有人対応機能
- CSVインポート(取込)機能
- IVR(自動音声応答)機能
- ログの管理機能
- チャット履歴のメール送信機能
- チャットデザインのカスタマイズ機能
- カルーセル(スワイプ範囲)の設定
- イメージマップ(画像表示)機能
- 背景画像の設定
- チャット開始時の通知設定
IBM watsonx Assistant
-
料金
月140米ドル~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
ー
Watson Assistantは、IBMが開発した仮想アシスタントの構築と導入を支援するチャットボットです。仮想アシスタントにより、既存の通話待ち時間を最大90%短縮できます。
サービス開始は、ダイアログ・ビルダーとコンテンツ・ライブラリーを使用して、すぐに行うことができます。AIとしてwatsonx Assistantが搭載されており、短期間のトレーニングで機械学習を利用して既存のチャットログで共通のトピックを見つけたり、トレンドや以上事象の検知を行います。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
hitTOは200以上の支援実績があり、継続利用率99.5%・満足度93.5%を誇るチャットボットで、IBM watsonx Assistantとの連携が可能です。
また、AIチャットボットの導入から公開、活用促進までを支援するしくみがあります。具体的には、運用管理者向けのトレーニングや全体進捗管理のマネジメント、ユーザー向け説明会の実施など多岐に渡ります。
- テキストフォームの作成機能
- レポートの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- IP制限
-
料金
月33,000円~ -
初期費用
715,000円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
TalkQAは、FAQ・チャットボット・採用チャットボット・社内ヘルプデスク。商品やサービスのお問い合わせ窓口・店舗案内・展示会などで利用できるチャットボットです。IBM watsonx Assistantと連携ができます。
一問一答ではなく、AIが顧客の質問に応じて複数の回答を提示することで、質問の深堀りが可能です。お客様の質問と回答を機械学習させて、1人1人に合った専用のAIを構築ができます。
- チャットデザインのカスタマイズ機能
- テキストフォームの作成機能
- Q&A登録
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- IP制限
メッセージングAPIの種類
メッセージングAPIはチャットでのやりとりが普及したため、注目を集めています。メッセージングAPIにはいくつか種類がありますが、今回は以下の4つを紹介します。
Twitterは、2017年にダイレクトメッセージに対応したAPIを公開し、ユーザーと1対1の会話にチャットボットが使えるようになりました。Twitterは幅広い年代層に利用されており、ユーザー数は4500万人を超えるとされています。
他のサービスとの連携も可能なため、うまく活用したいSNSのひとつです。
FacebookはメッセージングAPIのパイオニアのような存在で、すでに10万アカウント以上のチャットボットが存在しています。Facebookのユーザー数は2600万人を超えるとされており、中年層が多く利用しています。
用途としては、EコマースやBtoBのビジネスユースなどさまざまな場面で活用されています。
LINE
LINEのチャットボットは、動画・画像の共有やスタンプの送信に対応しており、ユーザーとフラットなコミュニケーションができます。
Twitterのようなダイレクトメッセージだけでなく、グループチャットにも対応している点が大きなポイントです。LINEのユーザー数は8600万人を超えているSNSのため、多くのユーザーにアプローチできると活用する企業が増えてきています。
Slack
近年、国内で利用者が増えてきているSlackのチャットボットは、Slackbotと言います。アンケート機能など、便利なSlackbotが無料で公開されています。そのため、業務効率化をしたい人はぜひ使いたいツールです。
【比較表】API連携が可能なチャットボット
ここからはメッセージングAPI連携が可能なチャットボットを紹介していきたいと思います。まずはご紹介するチャットボットでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、チャットボット選びの参考にしてください。
メッセージングAPI連携が可能なチャットボット5選
メッセージングAPIと連携することでより自然なコミュニケーションをとることができ、社内での問い合わせ対応から顧客対応まで幅広く活用されています。メッセージングAPIと連携が可能なチャットボットを紹介します。
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
6ヶ月
-
最低利用人数
なし
SupportChatbotを活用すると、社員・顧客からの問い合わせに関する業務を削減可能です。SNSの分析で蓄積した60億件のテキスト解析をもとに、独自開発したAIで高精度な回答を実現しています。複雑な回答にAIが対応できない場合は、有人チャット機能と連携し、オペレーターにエスカレーションが可能です。
また、AIFAQシステムを連携させることで、Q&Aデータの統合管理・問い合わせ履歴を自動分類できます。さらに、外部システムとLINE、Facebook、SlackなどのAPIで連携し、商品情報やステータスなどを把握できます。
- 有人対応機能
- ログの管理機能
- チャット履歴のメール送信機能
- チャットデザインのカスタマイズ機能
- イメージマップ(画像表示)機能
- テキストフォームの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
チャネルトーク
-
料金
月7,200円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
チャネルトークは、CS対応時間などのコストは70%削減、顧客体験を高める接客を増やしてCVRとリピート率の70%上昇を実現できるチャットボットです。Webチャット・CRMマーケティング・ビジネスチャットの3機能が備わっています。
Webチャットでは、LINEとの連携により、顧客のアクセスしやすいチャネルへの問い合わせや担当者にとって使いやすいチャネルトークを実現できます。また、CRMマーケティングでは、ABテスト機能により、どのメッセージが最適解なのかを導き出すことが可能です。
さらに、ビジネスチャットは、グループチャットや非公開/公開設定、ダイレクトメッセージなどのプロジェクト形態に合わせた会話の作成、クリック一つでの顧客からの問い合わせへの回答など、業務の効率化につなげる機能が豊富にそろっています。
- 有人対応機能
- サポート担当者の割り当て機能
- 自動翻訳機能
- 企業情報の取得機能
- リード情報(アドレス)の取得機能
- チャット履歴のメール送信機能
- チャットデザインのカスタマイズ機能
- チケットの管理機能
- 送信メッセージの編集・削除機能
- イメージマップ(画像表示)機能
-
料金
月200,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
BOTCHAN for LPは、対話型広告を体現したチャットボットです。ユーザーがFacebook広告をクリックするとMessengerにチャットボットが出現し、商品やサービス内容に関する質問に対して、メッセージ形式でリアルタイムに会話をすることができます。
広告事業のノウハウと膨大な統計データをもとに、Facebook広告の特性を活用した費用対効果の高い広告配信が可能です。
- 有人対応機能
- テキストフォームの作成機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- 設定内容のデモページ確認機能
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Zealsは、会話を通じて商品を買っていただくことに特化した、業界シェアNo.1 のチャットボットです。会話構築から運用まですべてベンダーに丸投げ可能で、結果的に工数を抑えられます。プロのコミュニケーションデザイナーが責任を持って構築している点も、差別化のポイントです。
ユーザーとの会話データを活かした会話体験の改善や独自開発のプッシュエンジン機能も搭載されており、使いやすいサービスとなっています。さらに、LINEやFacebook、Messengerなどの外部サービスとの連携も可能です。
- 有人対応機能
- イメージマップ(画像表示)機能
- テキストフォームの作成機能
- テキストのテンプレート登録機能
- 起動率やCVRの分析機能
- Q&A登録
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
チャットボット導入までの流れ
最近では、成果報酬型で自社ではほとんど何もせずにチャットボットの導入ができる場合があります。続いては、チャットボットを導入するまでの基本的な流れを説明します。
サービスを選定・登録する
最初に、サービスを選定・登録します。チャットボットを作成するツールのほとんどは、クラウド上で動作するサービスです。そのため、まずユーザー登録を行います。
基本的に無料で使用できるものもありますが、なかにはサービスの利用範囲に応じて有料となるものもあります。
会話やFAQなどを登録する
次に、会話やFAQなどを登録します。先にお伝えしたように、チャットボットでは、ユーザーが問い合わせた内容に対しての回答をあらかじめ決めておく必要があります。
そのため、ユーザーがチャットでした質問に対して、チャットボットがどのような返答をするか登録しておきましょう。
APIを使って他のサービスと連携する
最後に、APIを使って他のサービスを連携します。APIを他のサービスと連携する際、SNSと自社サービスでは少し連携の仕方が異なります。
SNSの場合
SNSでチャットボットを活用する際には、管理画面からLINEやFacebookのアカウントを登録する必要があります。IBM watsonx Assistantを使っている場合は、Node-REDなどの中継サービスを使用する必要があります。
自社サービスの場合
自社サービスの場合は、開発担当者にチャットボットAPIの仕様書を渡して、実装を依頼します。加えて、ユーザーが会話を入力するユーザーインターフェースも必要となります。
チャットボットを導入するメリット
チャットボットの種類や導入方法を紹介してきましたが、チャットボットのメリットがわからなければ導入しても仕方ないため、チャットボットを導入するメリットを4つご紹介します。
業務の効率化が期待できる
お客様からさまざまな問い合わせがありますが、問い合わせの多くは似た内容です。そのため、全ての問い合わせに対して、人間が回答する必要はなく、イレギュラーな問い合わせにのみ有人対応することが理想的です。
よくある問い合わせの内容や回答をチャットボットに設定しておくと、似た質問に対する対応時間を削減でき、業務の効率化ができます。
コスト削減ができる
人間の場合、働くことのできる時間は決まっており、働いた分だけ人件費が発生します。深夜に働く場合、通常よりも人件費がかかります。
チャットボットは、一度導入してしまえば、時間を問わずいつでも稼働可能です。そのため、人件費がかからず、コストカットが期待できます。
ユーザーの満足度向上が期待できる
先ほどお伝えしたように、チャットボットの導入でよくある問い合わせはチャットボットで対応可能です。よくある問い合わせはチャットボットで対応し、複雑な問い合わせには有人で対応する体制が構築可能です。結果的に、難しい問題で困っているお客様に対して、人員や時間をかけられます。
そのため、チャットボットの導入で、ユーザーの満足度向上が期待できます。
AIによるデータ活用ができる
チャットボットにはお客様からの問い合わせや社内でのFAQなど、多くの情報が集まります。さまざまなデータが蓄積されるため、データが集まれば集まるほど回答の精度が高まります。したがって、ユーザーに合った最適な回答ができるようになります。
チャットボットの選び方
チャットボットをたくさん紹介してきましたが、選び方がわからず、自社に適していないチャットボットを導入してしまってはもったいないため、チャットボットの選び方を詳しくみていきます。
自社に必要な機能が搭載されているか
チャットボットには、お客様と会話する機能だけでなく、さまざまな機能があります。例えば、アンケート機能や他サービスとの連携機能、データ解析機能など、それぞれのチャットボットによって機能は異なります。
どれだけ機能が充実していても、自社に必要な機能が搭載されていなければ導入する意味がありません。そのため、自社に必要な機能が搭載されているかを確認した上で選ぶようにしましょう。
費用は適しているか
チャットボットを利用するには導入コスト・運用コスト・カスタマイズコストなどのコストが発生します。チャットボットの導入によってコストの削減は期待できますが、導入のコストで大幅な負担がかかってしまっては意味がありません。そのため、どれだけのコストをかけて導入するのかを考え、自社に適した費用のチャットボットを利用するのがよいでしょう。
AI型かシナリオ型か
チャットボットには機械学習ができるAI型と、決められた設定のもと動くシナリオ型が存在します。一般的には、複雑でむずかしい対応が必要な場合はAI型、定型化された対応でよい場合はシナリオ型がよいとされています。自社の状況やニーズを踏まえて、AI型かシナリオ型かを選ぶようにしましょう。
有人対応可能か
AI型のチャットボットを活用し、データを蓄積すると回答の精度は高めることができますが、すべて自動応答できるわけではありません。チャットボットでも回答しきれない場合に、有人対応に切り替えられれば、適切な対応が可能です。
そのため、チャットボットを導入するときは有人対応が可能なのかも合わせて確認しておくとよいでしょう。
チャットボットのAPIを理解し活用しよう!
チャットボットのAPIをさまざまな視点からお伝えしてきました。今回お伝えしてきたように、チャットボットには多くの種類があり活用方法もさまざまです。複雑なように思えますが、自社に適した方法でチャットボットを活用すれば、効果が大きいことは間違いありません。チャットボットのAPIを理解し、活用してください。自社でチャットボットを扱いたいけれど、どのチャットボットが適しているかわからない方は、ぜひPRONIアイミツで探してみてください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!