【2024年最新】ラクローの評判と実態
勤怠管理システム「ラクロー」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「ラクロー」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。ほかのページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
- ラクローとは
- 小規模企業・中小企業におすすめのサービス
- ラクローの料金プラン
- ラクローのメリット・デメリット
- ラクローの評判と実績
- 他の勤怠管理システムと比べてどうなのか
- 【総評】ラクローは、法令遵守をサポートする画期的な勤怠管理システム
ラクローとは
ラクローは、クラウド型経営管理ツールの企画・設計・販売を行うラクローが提供する勤怠管理サービスです。
出勤簿・勤務表や入退室ログの取込、労働時間の修正申告、休暇・年休取得状況の把握、申請・承認など、勤怠管理に不可欠な基本的な機能に加え、ログで客観的記録ができるPCログ収集機能、ログの差分による未払い残業リスクの把握機能など、テレワークが加速する昨今の働き方に最適な機能が備わっています。また、アラート機能も優秀な機能の1つ。36協定や残業上限に達する前に対象者と管理者にメールでの通知が送られる機能がついています。
導入のしやすさも大きな魅力で、導入後は、対象者の各PCでログ取得ツールをインストール、コピーアンドペーストでパスワードを入力するだけの簡単設定で、ログを開始できます。
また、ラクローは厚生労働省により「労働基準法および労働安全衛生法」における「労働時間の把握方法」への適法性を認められたサービスでもあります。コンプライアンスを重視した企業経営を目指す企業にとってもベストなパートナーと言えるでしょう。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
小規模企業・中小企業におすすめのサービス
ラクローの料金プラン
ラクローは、初期費用0円で、最大2ヵ月間無料で機能とユーザー数の制限なく利用できるトライアル期間がもうけられています。1アカウントあたりの月額利用料は、550円(税込)。工数管理機能を利用する場合は、ユーザーごとに月額220円(税込)が別途必要です。※ 最低利用料金は月額5,500円(税込)
また、オプションとして導入支援を依頼することも可能。初期設定の代行や電話・オンライン会議でのサポートを受けられます。サービス費用は、100名未満の場合10万円、100〜200名未満の場合20万円、200〜300名未満の場合30万円、300名以上の場合は別途見積もりとなっています。
詳しい料金プランを知りたい方はこちらからご覧ください。
ラクローのメリット・デメリット
ご紹介したような特徴がある「ラクロー 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】客観的記録による勤怠管理ができる
ラクローの最大のメリットは、勤怠管理を客観的記録により管理できる点です。従来、勤務時間の打刻は従業員自身による手動でしたが、ラクローでは、PCのログやメール送信日時、「Google Workspace」「Office365」といったPCのカレンダー機能、チャットツールの「Slack」などから算出が可能。
客観的に確認が取れるログと申告された勤務時間の差を把握することで、給与の未払いや不正を未然に防ぐことができます。
【メリット】企業のコンプライアンス重視をサポート
コンプライアンス重視(法令遵守)の企業のサポートとなる点もラクローの導入メリットの1つです。
ラクローは、「労働基準法および労働安全衛生法」における「労働時間の把握方法」に適合しているサービスであると厚生労働省より回答を得ています。そのため、法令に則った適切な勤怠管理を目指す企業や、社会的な信頼を得るべき上場企業、IPO準備を進めるベンチャー企業にとってもうってつけなシステムと言えます。
【メリット】アラート機能でリスクヘッジができる
「残業アラート」機能がある点もラクローの導入メリットの1つです。
ラクローでは、長時間労働や36協定の上限に触れる前に従業員本人や上司、管理者にアラートメールを届けてくれる便利な機能があります。規定以上の残業が発生する前に通知を受け取ることができるため、事前に対策を講じることができます。
働き方改革や法令遵守の重要性がさけばれる現代において、残業や長時間労働へのリスクヘッジができる点は、大きなメリットと言えるでしょう。
【デメリット】社内への配慮が必要
ラクローは、先にも述べた通り、「打刻レス」で、客観的な記録から勤怠管理ができる画期的なシステムです。
しかし、これまでになかった新たな勤怠管理方法でもあるため、導入の際は社内での反発や不信感を生む恐れもあります。
スムーズな導入のためにも、システムの利点や必要性、仕組みを十分に管理側が理解した上で、従業員に周知していく必要があるでしょう。配慮のある周知が導入を成功させるカギです。
ラクローの評判と実績
ラクローは、数多くの企業から導入されている勤怠管理サービスです。特にこれから上場を目指す企業や株式公開を控える企業、ベンチャー企業を中心に重宝されています。導入企業の中には、ディー・エヌ・エーやSmartHR、KINTOといった有名企業や成長企業も含まれています。
ここからは、実際に導入をしている企業の事例を紹介していきます。
WindowsとMacのどちらのOSにも対応可能な点が決め手
キャッシュレスサービス事業やデータセキュリティサービス事業を手掛けるアララでは、在宅勤務やフルフレックス制、裁量労働制など、多様な働き方に対応できる勤怠管理システムを探していました。
しかし初めに導入した勤怠管理システムでは、Mac利用者のログが正確に反映されないなどの問題が発生。問題をクリアするために、WindowsとMacのどちらのOSにも対応可能なラクローの導入を決定したそうです。
導入後は、ラクローと他社の勤怠管理ツールの2つを利用。記録にズレが生じていないかをチェックしています。「パソコンでラクローのアプリをインストールするだけなので非常に簡単で、各社員に作業をしてもらいやすかったところが良かった」(※1)と、当初の課題を解決できた点に加え、導入のしやすさや直感的に利用できる点にも満足しているそう。
※1出典:https://www.raku-ro.com/case_studies/20
実態に近い管理に安心感
ライブ動画配信プラットフォームを提供するSHOWROOMでは、時代背景もあり全社フルリモートワークに切り替えることを決意。客観性のある労働時間管理システムを探しており、ラクローの導入を決めました。導入後は、「ラクローはPCログやSlackへの投稿といった客観的なログを労働時間に反映できるため、安心感や信頼感がありました。」(※2)と高い評価を得ています。
※2出典:https://www.raku-ro.com/case_studies/21
他の勤怠管理システムと比べてどうなのか
ラクローは、客観的なログから勤怠管理ができる優れた勤怠管理システムです。コンプライアンス重視の視点からも他社にない画期的なシステムと言うことができます。
一方で、近年人気を博している勤怠管理システムは、他の関連バックオフィス業務を機能群で網羅しているものも多く、1つのシステムでさまざまな管理を行うことができます。そのため、多くの機能を持つ勤怠システムを希望する企業にとって、ラクローは物足りなさを感じるかもしれません。そのため、既存の勤怠管理システムとあわせて利用する・段階的に導入し移行するといった導入方法を検討するのもひとつの手を言えるでしょう。
【総評】ラクローは、法令遵守をサポートする画期的な勤怠管理システム
ラクローは、勤怠を客観的視点で管理できる勤怠管理システムです。PCのログ、メール送信日時、カレンダー機能、チャットツールなど、さまざまなログから労働時間を算出できるため、「打刻レス」かつ正確な勤怠管理が可能です。
また、ログと申告の差を把握できるため、給与未払いや長時間労働を未然に防ぐことができる点も強みと言えるでしょう。
勤怠管理を効率化したい企業や厚生労働省のガイドライン沿った法令遵守の勤怠管理をしたい企業には、うってつけのシステムです。