料金が安い電子契約システムおすすめ10選を比較!費用相場も解説
電子契約システム(電子署名システム)を導入すれば契約内容の確認から契約締結まですべてオンライン上で完結するので、契約業務を効率化することが可能です。あわせて、紙の契約書に必要な印紙代、郵送費などのコスト削減にもつながります。しかし、電子契約システムの費用相場が分からず、導入に踏み切れない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、電子契約システム費用相場やシステム導入した場合の費用対効果、料金比較でおすすめのサービスを紹介します。紙から電子契約に移行したい企業の担当者や個人事業主は、ぜひ最後までご覧ください。
代表取締役/代表行政書士
夏目 哲宏
北海道大学大学院法学研究科修了。ブライダル企業で勤務した後2015年に株式会社ブライトを創業し、主にブライダル事業者に対してセミナーや …続きを見る
北海道大学大学院法学研究科修了。ブライダル企業で勤務した後2015年に株式会社ブライトを創業し、主にブライダル事業者に対してセミナーや研修から婚礼規約・契約書等の作成や見直し等の法務業務を提供する傍ら、業界特化型電子署名サービス「Be-Sign」の提供も行っている。行政書士。 株式会社ブライト / 行政書士事務所ブライト
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 電子契約サービスの費用相場
- 無料プランと有料プランを比較した違い
- 書面契約から電子契約サービスに移行した場合の費用対効果
- 料金の安さ以外もチェック!電子契約サービスの選び方
- 電子契約サービスの料金比較表【初期費用無料】
- 電子契約(電子署名)サービスおすすめ10選【2024年最新】
- まとめ:価格の安い電子契約サービスを検討しよう
電子契約サービスの費用相場
電子契約システム(電子署名システム)とは、PDFなどで電子化した契約書に電子署名を行うことで契約締結が可能なクラウドサービス。書面契約の代わりとして電子契約サービスを利用する企業・個人事業主が増えています。
電子契約サービス各社の料金プランでは、多くの場合、次の2つの費用が発生します。それぞれの価格相場を確認していきましょう。
- 月額料金(固定費)
- 送信件数ごとにかかる費用(従量課金)
月額料金の相場
電子契約システムには電子署名の機能だけでなく、契約書のひな型を利用できる機能や、契約書を電子保存できる機能もあり、これらの機能に対して月額料金が発生します。
電子契約サービスの月額料金の価格相場は5,000円~10,000円程です。以下、主要な電子契約サービスの月額料金一覧をご覧ください。
サービス名 | 月額料金(税抜き) |
---|---|
クラウドサイン | 10,000円 |
電子印鑑GMOサイン | 8,800円 |
freeeサイン (旧:NINJA SIGN by freee) |
4,980円 |
BtoBプラットフォーム | 10,000円 |
WAN-Sign | 電子データ管理料として10,000円 |
一方で、電子契約システムには料金無料で利用できるプランもあります。無料プランには「1ユーザーのみ利用可能・月間の電子署名は3件まで」のように利用制限があるものの、必要最低限の機能だけで十分という方にはおすすめです。
送信件数ごとの費用相場
電子契約システムを通じて取引先に電子署名を依頼する場合、月額料金とは別に、送信件数ごとに費用が発生し、その価格相場は100円〜300円程です。以下、主要な電子契約サービスの送信費用を一覧でご覧ください。
サービス名 | 送信件数ごとの費用(税抜き) |
---|---|
クラウドサイン | 200円/1件 |
電子印鑑GMOサイン | 100円~300円/1件 ※電子署名の方法により料金が異なる |
freeeサイン (旧:NINJA SIGN by freee) |
200円/1件 |
BtoBプラットフォーム | 50円/1件 |
WAN-Sign | 100円~300円/1件 ※電子署名の方法により料金が異なる |
BtoBプラットフォームは、他社と比較して電子署名1件あたりの価格が安い電子契約サービス。毎月多くの取引先と契約締結を行う場合はコストパフォーマンスが高くなるため、とくに大企業におすすめです。
無料プランと有料プランを比較した違い
多くの電子契約サービス(電子署名サービス)には、無料プランと有料プランがあります。無料プランでは月額料金も電子署名1件あたりの費用もかからず、取引先と電子契約を行うことが可能です。
ただし、無料プランはユーザー数・電子署名件数に制限があるため注意が必要。基本的には利用可能ユーザー数は1名のみで、月間で電子署名できる件数は1〜5件です。また、クラウドシステム上に電子契約書を保管する機能は利用できない場合が多く、PDFをダウンロードしてご自身で管理する必要があります。
比較項目 | ユーザー数 | 電子署名件数 |
---|---|---|
無料プラン | 1名 | 月間1~5件 |
有料プラン | 無制限 | 約50件~無制限 |
※プラン内容は電子契約サービスにより異なります
このように、有料プランと比較して無料プランは機能制限がある点が違いで、「取引先が少ない個人事業主」や「まずは無料で電子契約サービスを試したいという企業」に適しています。
一方で、ひな型利用・文書管理機能を利用したい場合は有料プランの検討がおすすめです。
以上、電子契約システムの価格について解説してきましたが、実際に数あるサービスを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った電子契約システムが分かる診断(無料)ができます。
書面契約から電子契約サービスに移行した場合の費用対効果
電子契約サービス(電子署名サービス)を利用するには少なからずコストがかかるため、導入を躊躇している企業・個人事業主もいるでしょう。しかし、書面での契約締結にかかる印紙代(契約内容による)・郵送費がかからなくなるため、費用削減につながります。また、書面契約のために間接的にかかっていた人件費の削減も実現します。
クラウドサイン公式サイトには、書面契約から電子契約サービスに移行することによる費用削減効果は「1書面あたり500円以上」との記載があります。電子契約サービスの費用対効果については、以下、書面契約と電子契約のコストを費用項目ごとに比較した表もご覧ください。
比較項目 | 書面契約の費用(例) | 電子契約の費用 |
---|---|---|
印紙代 | 5万円~100万円の取引の場合、印紙代は200円 | 不要 |
郵送費 | 100g以内の定形外郵便物の場合、切手代は140円 | 不要 |
人件費 | 1契約に約20分の作業時間が発生した場合、人件費660円(※) | 1契約に約5分の作業時間が発生した場合、人件費160円(※) |
電子署名の利用料金 | - | 200円 |
合計費用 | 940円 | 360円 |
※ 時給2,000円想定
上記の通り、書面契約1件あたりの費用が940円、電子契約1件当たりの費用が360円とすると、電子契約は書面契約と比較して1件当たり580円程安くなります。実際の費用対効果については企業ごとに違いがあるため、ぜひ自社に電子契約サービスを導入した際の費用対効果を算出してみてください。
料金の安さ以外もチェック!電子契約サービスの選び方
料金が安くてコストメリットの大きい電子契約サービス(電子署名サービス)を導入できても、自社の要件に合っていなければ手作業の契約業務を自動化できません。電子契約サービスを選ぶ際は、料金のほかに下記の点を比較するのがおすすめです。
- 電子署名方法の種類
- 契約書類の管理機能
- その他の便利なオプション機能
電子署名方法の種類
一般的な電子署名の方法は、取引先のメールアドレスに署名依頼を送る方法で、メール認証により本人性を担保します。ほとんどのビジネスシーンにおいては、このメールを用いた電子署名方法で十分です。
しかし、なかには「電子証明書(※1)を用いた電子署名を行いたい」という企業もあるでしょう。電子証明書での電子署名を行えるサービスは限られているため、システム選定時には、電子署名方法の種類を比較する必要があります。2024年現在、電子証明書での電子署名に対応しているサービスとしては、「電子印鑑GMOサイン」や「WAN-Sign」があります。
※1:電子証明書とは、法務省や帝国データバンクなどの「電子認証局」で発行できる証明書。電子証明書を用いた電子署名を行う場合は、自社・取引双方が事前に電子証明書を発行する必要があるが、本人証明の確認が厳格なため、なりすましなどのリスクを軽減できる。
契約書類の管理機能
契約書類の管理機能についても、電子契約サービスごとに違いがあります。スムーズに保存して文書検索で必要書類を探せるシステムなら、自社の業務効率化・内部統制の強化につながるでしょう。
また、電子帳簿保存法では下記のような電子取引データの保存要件が定められています。文書管理機能のある電子契約サービスの導入には、「簡単に法対応が可能」というメリットもあります。
電子取引データの保存要件は下記の3点です。
- タイムスタンプや訂正削除の履歴を残し、改ざん防止の措置をとる
- 日付・金額・取引先名で検索可能な状態とする(※2)
- 税務調査の際に使用できるディスプレイ、プリンターを備え付ける
※2:特例として、売上高が5,000万円以下の個人事業主・法人の場合は検索機能が不要。また売上高5,000万円以上の場合でも、取引日・取引先名ごとに整理された出力書面があれば検索機能は不要です。
※参考:国税庁『令和5年度税制改正による電子帳簿等保存制度の見直しの概要』
その他の便利なオプション機能
電子契約サービスには、電子署名・保管という基本機能のほかに、下記のような便利なオプション機能があります。
- 取引先に対し、電子署名と同時に付随書類のアップロードを依頼する機能
- マイナンバーカード署名
- Salesforceなど社内稟議を行うシステムと連携し、契約締結まで自動化する機能
- ワークフロー(社内稟議)機能
- テンプレート設定
- 契約更新時期などにアラート通知する機能
自社の契約業務に必要な機能を搭載した電子契約サービスを選べば、契約書のレビュー・承認・締結・保管・管理までの一連の業務を効率化できます。
数ある電子契約サービスを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った電子契約サービスが分かる診断(無料)ができます。
電子契約サービスの料金比較表【初期費用無料】
ここからは実際に、電子契約サービスの月額料金や従量課金を比較し、おすすめ製品を紹介します。まずは、電子契約サービスの料金比較表をご覧ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 送信件数ごとにかかる費用 |
---|---|---|---|
クラウドサイン | 無料 | 10,000円 | 200円/1件 |
電子印鑑GMOサイン | 無料 | 8,800円 | 100円~300円/1件 |
freeeサイン (旧:NINJA SIGN by freee) |
無料 | 4,980円 | 200円/1件 |
BtoBプラットフォーム | 無料 | 10,000円 | 50円/1件 |
WAN-Sign | 無料 | 電子データ管理料として10,000円 | 100円~300円/1件 |
DocuSign(ドキュサイン) | 無料 | 2,800円 | 記載なし |
Adobe Sign | 無料 | 1,680円 | 記載なし |
マネーフォワード クラウド契約 | 無料 | 2,980円 | 900円/1ユーザー |
かんたん電子契約 for クラウド | 無料 | 10,000円 | 100円/1件 |
みんなの電子署名 | 無料 | 無料 | 無料 |
※すべて税抜き
文書管理機能が充実した電子契約サービス(クラウドサイン、電子印鑑GMOサインなど)は月額料金が8,000円~10,000円程かかります。比較して、電子署名の機能に特化したサービス(DocuSign、Adobe Signなど)は月額料金1,000円~3,000円台と、安い価格で利用できます。
また、「みんなの電子署名」は料金無料で電子署名を利用できるサービス。文書保管する場合のみ料金が発生しますが、電子署名の機能だけを利用する場合は他社と比較して安い価格でおすすめです。
電子契約(電子署名)サービスおすすめ10選【2024年最新】
2024年最新の料金プランを比較した結果、おすすめ電子契約(電子署名)サービス10選を紹介します。気になるサービスの詳細を確認ください。
- クラウドサイン
- 電子印鑑GMOサイン
- freeeサイン
- BtoBプラットフォーム
- WAN-Sign
- DocuSign(ドキュサイン)
- Adobe Sign
- マネーフォワード クラウド契約
- かんたん電子契約 for クラウド
- みんなの電子署名
クラウドサイン
-
料金
月10,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が提供する電子契約サービス。弁護士による監修を行っているため、信頼度が高いサービスを導入したい企業におすすめです。また、クラウドサインは国内でも高い知名度を誇り、取引先にも安心して利用してもらえる電子契約サービスです。
機能面については、メール認証での電子署名機能・タイムスタンプ付与機能・文書検索機能など充実した機能をそなえており、電⼦帳簿保存法にも対応。またSalesforceやサイボウズなどのCRMと連携することで、社内稟議のワークフローから契約締結までを効率化できる点もメリットです。
クラウドサインの無料プランでは、月間3件までの電子署名が可能。まずは無料プランで使い勝手や機能を試してみるのがおすすめです。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
- 文書管理用フォルダの作成機能
電子印鑑GMOサイン
-
料金
月8,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
1ヵ月
-
最低利用人数
なし
電子印鑑GMOサインは、GMOグローバルサイン・ホールディングス株式会社が提供する電子契約サービス。3種類の電子署名方法(メール認証・電子証明書・マイナンバー)を網羅しており、電子証明書を用いた署名を行いたい企業にもおすすめできます。
また、さまざまな外部サービスと連携可能な点も電子印鑑GMOサインのおすすめ理由で、社内の基幹システムや既存のワークフロー、帳票システムやCRMなどと連携し、業務効率化を図ることが可能です。このように、充実した機能をそろえる電子印鑑GMOサインは多くの企業に選ばれており、これまで260万社への導入実績があります。
電子印鑑GMOサインの無料プランでは、月間5件までの電子署名が可能。まずは無料プランで使い勝手や機能を試してみるのがおすすめです。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
-
料金
月4,980円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
1人
freeeサインは、弁護士監修で安心して利用できる電子契約システム。35種類のテンプレートを活用して簡単に契約書面を作成することができ、企業の法務担当者から個人事業主まで、だれでも利用しやすい点がおすすめです。
Salesforceやkintoneなどの顧客管理システムとfreeeサイン(電子署名システム)を連携することも可能。社内の稟議申請・承認から取引先との契約締結まで、契約にかかる業務をスムーズに行うことができます。
freeeサインの無料プランでは月間1件まで電子署名を送信可能。有料プランは月額料金4,980円と、他社と比較して安い価格設定となっていますので、料金比較で安い電子契約サービスをお探しの人もぜひご検討ください。
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
- 文書管理用フォルダの作成機能
-
料金
月10,000円/ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
BtoBプラットフォームは株式会社インフォマートが提供する電子契約サービス。企業間の契約締結・保管・共有をすべて電子化できるシステムです。電子契約サービスを含む「BtoBプラットフォームシリーズ」は、20年以上の運用実績・80万社以上の導入実績があり、老舗の実績あるシステムを利用したいとお考えの法務担当者におすすめです。
機能面では、最大5社間の契約に対応している点がメリット。多企業間の契約締結では、送付書類の準備・押印作業が煩雑になりやすいですが、電子化することで大幅に時間と手間を削減できます。
BtoBプラットフォームの無料プランでは月間5件まで電子署名が可能。有料プランでは1件当たりの送信にかかる費用が50円と、他社と比較して半額程度となっており、料金比較で安い価格の電子契約サービスをお探しの人にもおすすめです。
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約期限のアラート機能
- 電子文書の検索機能
- スキャン文章の管理機能
- 電子文書の閲覧権限設定機能
- クラウド(SaaS)
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
WAN-Signは、株式会社ワンビシアーカイブズがGMOインターネットグループと共同開発した電子契約サービス。電子証明書による厳格な実印版締結と、簡易的なメール認証による認印版締結ができます。
他社と比較したWAN-Signの強みはセキュリティ対策で、同社が持つ国産データセンターで保守運用することにより、高いセキュリティを実現。災害時のリスクにも備えており、金融機関や官公庁などが求めるセキュリティレベルに対応しています。
また、無料プランで送信できる件数が多い点もWAN-Signのおすすめポイント。月間最大10件の電子署名を料金無料で送付することができます。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
-
料金
月1,100円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
DocuSign(ドキュサイン)は米国産の電子契約サービスで、世界で100万社以上に導入実績があります。他社と比較したメリットは多言語対応という点で、44言語での電子署名が可能です。海外との取引先と契約締結する可能性がある企業や、海外に拠点を持つ企業にはDocuSign(ドキュサイン)がおすすめです。
DocuSign(ドキュサイン)は月額料金2,800円で利用可能。他社と比較して安い価格のため導入ハードルが低い上、30日間の無料トライアルも利用できますので、ぜひご検討ください。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- 本人確認書類による認証
- タイムスタンプ機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
-
料金
月4,270円/ライセンス -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Adobe Signはアドビ株式会社が提供する電子署名サービス。AcrobatのPDF機能とあわせてAdobe Signを利用することで、PDFに対して簡単に電子サインを行えます。
Adobe Signは、Microsoft製品の推奨電子サインソリューションとなっており、Microsoft・Salesforce・Workday・その他のアプリとの連携によって契約まわりの作業を効率化することが可能です。
Adobe Signは月額1,848 円(税込み)と安い価格設定で、気軽に導入できる電子署名システム。30日間の無料トライアルも利用できます。アドビ製品をご利用中の方はぜひ電子サインの機能追加を検討ください。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- タイムスタンプ機能
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
- 文書管理用フォルダの作成機能
マネーフォワード クラウド契約
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
MFクラウド契約は、株式会社マネーフォワードが提供する電子契約サービス。契約締結部分だけではなく、ワークフロー機能など契約業務に関わる高度な機能も標準機能として含まれているため、契約書作成から、社内の押印申請、契約締結、契約管理・保管まで、マネーフォワード クラウド契約1つで完結することができます。
MFクラウド契約の料金プランは、電子署名1件あたりの課金ではなく、1ユーザーあたりの課金形態となっている点が特徴。1ユーザーあたり月額料金900円で利用でき、送信件数が増えても料金は上がりません。そのため、契約業務を少人数で行っている企業や個人事業主におすすめの電子契約サービスです。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- タイムスタンプ機能
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約書の一括送付
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 契約期限のアラート機能
- 電子文書の検索機能
- スキャン文章の管理機能
-
料金
月10,000円/*1 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
かんたん電子契約 for クラウドは、セイコーソリューションズ株式会社が提供する電子契約サービス。メール認証による電子署名のほか、電子証明書を用いた厳格な電子署名や、電子認証局への証明書発行依頼も可能です。
機能面ではタイムスタンプ付与機能や⽂書検索機能があり、電⼦帳簿保存法に則した保存を実現できます。またセキュリティ対策も豊富で、多要素認証「Google Authenticator」の本人認証・ワンタイムパスワードを利用可能。
かんたん電子契約 for クラウドのさまざまな機能を利用すれば、社内のペーパーレス化を一気に促進できるでしょう。使い勝手や機能が気になる人は、ぜひ1ヶ月の無料トライアルをお試しください。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- タイムスタンプ機能
- タイムスタンプの一括検証機能
- 電子署名機能(当事者型)
- 電子サイン機能(立会人型)
- 署名依頼のSMS送信機能
- 電子文書の送付承認設定機能
- 契約ステータスの管理機能
- 契約進捗のリマインド機能
- 電子文書の検索機能
-
料金
月550円/50文書 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
※2024年12月20日にサービス終了、「ベクターサイン」に統合予定
みんなの電子署名は、株式会社ベクターが提供する電子契約サービス。基本料金完全無料で電子署名をできる点が、他社と比較した最大のおすすめポイントです。
初期費用・月額料金・1件送信にかかる費用はすべて無料。電子署名したPDFをダウンロードして手元で管理すれば、ずっと料金無料で利用できます。
唯一、料金がかかるのは署名した文書を1年以上サーバーに保管する場合で、50文書まで月額料金550円で保管できます。とにかく安い料金で電子署名を完了させたい人には、みんなの電子署名がおすすめです。
- 契約書のアクセスコード設定機能
- タイムスタンプ機能
- 電子サイン機能(立会人型)
- 契約ステータスの管理機能
- 電子文書の検索機能
- クラウド(SaaS)
- メールサポートあり
- Pマーク
- 通信の暗号化
- 保存ファイルの暗号化
なお、個人事業主やフリーランスにおすすめのサービスは以下の記事で紹介しています。電子契約サービスを導入して業務効率化と経費削減を図りたい人はぜひ参考にしてください。
まとめ:価格の安い電子契約サービスを検討しよう
電子契約サービス(電子署名サービス)は、紙での契約締結と比較して印紙代・郵送代が不要となる上、押印の手間もなくなる点でメリットが大きいサービスです。メールで送信した電子契約書に署名するだけで締結が完了するため、最短1日で契約を開始できる点もメリットでしょう。
多くの電子契約サービスでは、無料プラン・無料トライアルを実施していますので、複数社のサービスを試して比較検討してみるのがおすすめです。安い価格で電子署名機能を利用したい人は、ぜひ本記事で紹介したおすすめ電子契約サービスをご検討ください。
PRONIアイミツでは、BtoB受発注のプロとして、電子契約サービス選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけでおすすめシステムが分かる診断も用意していますので、ぜひご活用ください。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!
代表取締役/代表行政書士
夏目 哲宏
株式会社ブライト / 行政書士事務所ブライト
北海道大学大学院法学研究科修了。ブライダル企業で勤務した後2015年に株式会社ブライトを創業し、主にブライダル事業者に対してセミナーや研修から婚礼規約・契約書等の作成や見直し等の法務業務を提供する傍ら、業界特化型電子署名サービス「Be-Sign」の提供も行っている。行政書士。
代表取締役/代表行政書士
夏目 哲宏のコメント