福利厚生代行ランキング
最新の福利厚生代行24件をランキング形式で一覧掲載(2024年11月21日時点のランキングを表示中)。福利厚生代行の料金や機能、特徴をまとめて比較することができます。画面左に設置された【検索機能】を活用すれば、「導入企業の規模」「導入業界の実績」「使いたい機能」「連携したいシステム」を絞り込んで条件に合ったサービスの人気ランキングを一覧で確認できます。また、画面下に表示される【比較表を作る】から最大6サービスの比較表を作成することも可能です。自社に効果的な福利厚生をスムーズに導入したい企業担当者は、ぜひご活用ください。
福利厚生代行とは
福利厚生代行とは、法定福利厚生や通勤費・諸手当以外の福利厚生を、外部の企業が代行するサービスです。月額等の固定料金を支払うことで、従業員は、ほかの企業が福利厚生として提供してくれるさまざまなサービスを利用できます。
本来なら自社で用意しなければならない福利厚生を外部に委託することで、福利厚生サービスの用意にかかる手間や費用を軽減可能。従業員のニーズを満たせる福利厚生代行を導入することで、従業員の満足度やエンゲージメント向上が期待できるため、導入する企業が増えてきています。
福利厚生代行の選び方
福利厚生代行の選び方で重要なのは以下の3つです。
・パッケージ型かカフェテリア型か
・従業員のニーズを満たせているか
・コストは適正か
福利厚生代行には、あらかじめ提供企業側で複数のサービスがパッケージングされたパッケージ型と、自社が利用したいサービスを自由にカスタマイズできるカフェテリア型の2種類があります。
どちらを選ぶにしても、経営陣の自己満足的な福利厚生になってしまうと利用されず、ムダな費用が掛かり続けてしまうので、従業員のニーズを満たせる適正なコストの福利厚生サービスを選びましょう。
福利厚生代行の価格・料金相場
福利厚生代行の料金体系は、初期費用+月額費用です。月額費用は1名あたり300円程度から始められるサービスもあり、低コストで始められると感じますが、実際の利用にあたっては「最低利用人数」や「最低利用年数」などが設けられている場合もあります。
1名あたりの価格の低さで選んでしまうと、かえって高くつく可能性もあるので、よく確認しながら慎重に比較検討しましょう。
料金相場
初期費用:無料~250,000円
月額費用:300円~1,700円
福利厚生代行のメリット・デメリット
福利厚生代行のメリットには、「豊富な福利厚生サービスを低コストで従業員に提供できる」「従業員の満足度向上に期待できる」などが挙げられます。
福利厚生代行を利用すれば、自社では多くの手間と費用がかかるサービスも、少ないランニングコストで従業員に提供可能です。低価格の食事・レジャー施設の割引など、従業員の満足度が高まるサービスなら、離職率低下や求人応募率向上にも期待できます。
対してデメリットは、「利用されないと無駄なコストになってしまう」点です。したがって、しっかりと従業員のニーズを満たして、利用される福利厚生サービスを導入する必要があるでしょう。
福利厚生代行の機能
福利厚生代行には、従業員が福利厚生を利用しやすいようにスマホアプリを提供しているサービスもあります。中には、位置情報を活用し、福利厚生に含まれるクーポン等を利用できる店舗が地図表示される機能もあるので、福利厚生の利用を後押しするのに役立つでしょう。
福利厚生代行の導入事例
福利厚生代行の導入は、実際に従業員満足度の向上や人材採用率のアップに貢献しています。
とある薬局では、人材不足の課題を抱えつつも、業務内容が他社と差別化しづらく、求人でアピールできない点に悩みを抱えていました。福利厚生代行を導入し、求人内容に掲載したところすぐに効果があり、50%の社員が福利厚生代行をきっかけに入社したとのことです。
また、とある介護業を営む企業では、社員満足度の向上を試みるもニーズが多様で何も実施できていなかったところに福利厚生代行を導入。多くのニーズに対応するサービスがあり、実際に利用した従業員から喜びの声を聞けるようになりました。
このように、従業員満足度の向上や、人材確保に悩みを抱えている企業には、福利厚生代行の導入がおすすめです。
福利厚生代行の市場規模・シェア率
経団連が2019年に行った調査※1によると、福利厚生代行の利用率は、1,000~2,999人規模の企業で24%、3,000人~4,999人規模で15.4%、5,000人以上規模で48.1%なのに対して、500~900人規模では5.8%、500人未満規模では6.7%と、一般に中小企業といわれる企業の方が導入率が低いとわかっています。一方、株式会社学情の調査※2では、転職時の企業選びで重視する点のランキングにおいて「福利厚生・手当」が3位につけてる事実があります。
これらから、中小企業における福利厚生の充実度がいかに人材確保に重要かがわかるため、今後福利厚生代行を導入しているかどうかで求人応募率や人材定着率に大きく差が出ると予想できます。
※1 経団連|https://www.keidanren.or.jp/policy/2020/129_honbun.pdf
※2 株式会社学情|https://company.gakujo.ne.jp/