福利厚生サービスのシェア・市場規模は?おすすめサービス5選も紹介
PRONIアイミツSaaS(当社)が実施した500名対象のアンケート調査の結果、福利厚生代行サービスの利用回答が最も多かったのは「ベネフィット・ステーション(32.4%)」でした。2位は「福利厚生倶楽部(リロクラブ)(17.0%)」であり、パッケージ型の福利厚生代行サービスが人気を集めていることが分かります。
本記事では、アンケートでシェアが高かったサービスのご紹介や利用サービスの満足度、市場の様子などを解説しています。自社に最適なサービス選びの参考にしてください。
- 福利厚生サービスの市場規模(経団連の調査データ)
- 福利厚生サービス市場のトレンド
- シェアが高い人気の福利厚生代行サービス【アンケート調査】
- 【比較表】シェア率・導入実績が多い福利厚生代行サービス
- シェアが高い人気の福利厚生サービスおすすめ5選
- 福利厚生代行サービスの導入メリット
- まとめ:福利厚生のアウトソーシングで、手間なく人事制度を整えよう
- 福利厚生代行サービスの利用実態アンケートの概要
福利厚生サービスの市場規模(経団連の調査データ)
福利厚生サービスはどれくらいの市場規模なのでしょうか?経団連の調査データをもとに解説します。その前に、前提知識として福利厚生の分類を確認しておきましょう。
【前提知識】福利厚生の分類
前提知識として、福利厚生の分類を紹介します。福利厚生は、法定福利厚生と法定外福利厚生に分けられます。法定福利厚生とは法律によって実施が義務とされた福利厚生です。一方で法定外福利厚生は、各企業が独自で設ける福利厚生制度を指します。
法定外福利厚生の種類は幅広く、社食の提供や住宅手当の支給、人間ドックの受診から、旅行・レジャーに関するもの、育児支援の提供など、さまざまなサービス内容があげられます。しかし、多種多様な法定外福利厚生を自社で運用するのは難しいもの。そのため、法定外福利厚生を充実させる際には、福利厚生代行サービスを利用するのが一般的です。
福利厚生代行サービスとは
福利厚生代行サービスとは、福利厚生の管理・運営をまとめて委託できるサービスのこと。企業が利用料金を支払うことで、従業員は映画やグルメの割引や優待、スキルアップへの補助など、様々なサービスを受けることができます。
法定外福利厚生(福利厚生サービス)の市場規模は伸びていない
経団連による「第64回 福利厚生費調査結果報告」によると、法定外福利厚生費(福利厚生サービス)の平均は1人あたり24,125円。福利厚生費の推移によれば、法定福利費は上昇傾向にあるものの、法定外福利費用はほぼ横ばい状態です。
従業員の働きやすさを支えるために必要な法定外福利厚生ですが、市場規模はあまり伸びていません。この調査結果からもわかる通り、法定外福利厚生に力を入れている企業はまだまだ多くありません。そんな中でも、福利厚生代行サービスを使って制度を充実させれば、企業のイメージアップに大きく貢献するでしょう。
福利厚生サービス市場のトレンド
多くの企業では、どのような福利厚生を充実させているのでしょうか。近年人気になってきている福利厚生サービスのトレンドを解説します。
福利厚生サービス市場のトレンド・トピック
育児や健康に関する福利厚生費用は増加傾向
近年、福利厚生サービス市場では、育児や健康に関する費用が増加傾向にあります。経団連による「第64回 福利厚生費調査結果報告」によれば、2000年代以降、育児関連の福利厚生費用は右肩上がり。多くの企業において、法定外福利厚生として育児支援サービスが提供されています。
ヘルスケアサポート費も同様に、2000年代以降は順調に増加中。健康診断や人間ドックなど、従業員の健康を守るためのサービスに福利厚生費が使われていることが分かります。上記をふまえると、これから社内の福利厚生を整える企業では、育児支援とヘルスケアは必須メニューといえるでしょう。
従業員の活動を補助するような福利厚生サービスも増えている
育児や健康に関するサービスに加え、従業員の活動補助につながる福利厚生サービスも人気に。経団連の報告によれば、活動への補助費が2001年以降増加傾向にあることが示されています。福利厚生における活動の補助とは、文化や体育に関する活動や、レクリエーションなどを行う際にサポートするということ。具体的には、以下のようなイベントが挙げられます。
福利厚生で活動補助の対象となるイベント
- 周年記念イベント
- 全社総会
- 社員旅行
- 社内運動会
- 社内サークル
- 社内親睦会
- 合宿研修
- ボランティア活動
- 自己啓発活動
他部署との交流、社内コミュニケーションの活性化を叶えたいというニーズから、こうした活動の補助に充てられる費用が増加していると考えられます。なお下記の記事では、従業員が「あったら嬉しい」と感じる補助について特集しています。
シェアが高い人気の福利厚生代行サービス【アンケート調査】
福利厚生サービス自体の市場規模は、横ばいですがサービス内容によっては、伸長している様子が見えました。そこで、PRONIアイミツSaaS(当社)は、福利厚生代行サービスを導入・利用している担当者500名にアンケート調査を実施。現在利用中の福利厚生代行サービスとその満足度について尋ねました。
「ベネフィット・ステーション」が32.4%の回答を集めてシェア1位に
アンケート調査の結果、利用率が最も高かったのは「ベネフィット・ステーション」で、全体の32.4%を占める結果となりました。
【福利厚生代行サービスの利用シェア】
- 1位 ベネフィット・ステーション:32.4%
- 2位 福利厚生倶楽部(リロクラブ):17.0%
- 3位 freee福利厚生:9.4%
基本的には、パッケージプランを利用できる、メニュー数や広い規模の企業に対応したサービスの人気が高そうです。また上位3サービスで全体の58.8%を占める一方、マネーフォワード クラウド福利厚生賃貸(8.4%)やライフサポート倶楽部(6.0%)など人事SaaSとの連携を軸とするサービスも一定のシェアを獲得しており、導入目的や既存システムに応じた選択が進んでいることがわかりました。
利用している福利厚生代行サービスは7割以上が満足と回答
さらに、利用中の福利厚生代行サービスの満足度についても調査しました。「総合的なパフォーマンス」について7割以上が「満足」と回答しています。
項目別の満足度では「従業員側の利用しやすさ」の満足度が「非常に満足」「やや満足」合わせて75.6%と最も高く、どのサービスでも従業員が使いやすい設計が評価されている様子が見られました。
一方で「費用対効果」については満足度が66.6%と他項目より低く、コストパフォーマンスの評価は導入サービスによって差があることがわかります。費用面については導入前に念入りに確認するとミスマッチが防げそうです。
【比較表】シェア率・導入実績が多い福利厚生代行サービス
アンケート結果で上位になった主要サービスのほか、実績数が豊富な福利厚生代行サービスを比較表にまとめました。
| サービス名 | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 料金 |
月 1,200 円 /ユーザー 初期費用 要問合せ |
月 800 円~ /ユーザー 初期費用 30,000円~ |
月 10,000 円 初期費用 要問合せ |
月 350 円~ /1人 初期費用 0円
(他1プラン)
|
月 600 円~ /人 初期費用 50,000円~ |
| 導入実績 |
18,100社 1,220万人 (※2025年4月現在。福利厚生・CRM・パーソナルの合計会員数) |
25,800社 |
シリーズ累計54万社 |
2,000社以上 |
500万人 |
旅行やレジャー、ショッピング、グルメのほか、育児やヘルスケア、介護などのライフサポートまで幅広いラインナップをそろえており、サービスメニュー数は140万件以上。多くのメニューから選んで導入できるので、細かな従業員のニーズに対応しやすいのがおすすめポイントです。
メニューが豊富でありながら、リーズナブルなプランであれば従業員1人につき月額料金1,000円で利用できます。
福利厚生倶楽部では、導入後に起こりがちな「使われない」という問題を防ぐため、従業員向けの利用説明会を実施し、サービスの理解と活用をサポートしてくれます。これにより、従業員への定着がスムーズに進み、福利厚生の効果を最大限に引き出すことができます。
たとえば、新入社員の入社時にも説明会を実施できるため、担当者の手間をかけずに周知が可能。結果として、導入しただけで活用されないリスクを回避でき、継続的な利用促進にもつながります。
企業が支給したポイントを従業員が住宅・食事・健康・スキルアップなどから自由に選んで使えるカフェテリア方式を採用しており、多様な従業員ニーズに応えられる設計です。freeeシリーズを利用している企業にとって導入ハードルが低く、人事労務の管理と福利厚生を一括化したい場合、おすすめの選択肢となっています。
選べるメニューが豊富なのもおすすめできるポイントで、ライフサポートからレジャー、冠婚葬祭、自己啓発などさまざまなサービスを提供しています。パッケージ内容はカスタマイズにも対応しているため「自社独自の福利厚生制度をつくりたい」という企業にもおすすめです。
おすすめの商品を案内してくれるサービス「すご得!」が提供されており、お得に買える商品を毎週レコメンド。幅広いラインナップを用意し、福利厚生の利用を促してくれるのが助かります。実際の利用状況に関しては、ダッシュボードでいつでも把握できるのも便利なポイントです。
導入後も定期的な打ち合わせ、コンサルティングなどのアフターサポートが充実しているため、「福利厚生代行サービスを初めて利用する」という企業にもおすすめですい。
以上、市場シェアが高い福利厚生代行サービスを紹介しました。福利厚生代行サービスは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったサービスの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
シェアが高い人気の福利厚生サービスおすすめ5選
アンケート調査での結果や実績をもとに、多くの企業から人気を集めている福利厚生サービス5選を紹介します。シェアや実績を重視して福利厚生サービスを選びたい担当者はぜひ参考にしてください。
シェアが高く導入数や会員数が多い人気の福利厚生サービス
ベネフィット・ステーション
ベネフィット・ステーションは、株式会社ベネフィット・ワンが提供する導入実績の豊富なおすすめの福利厚生サービスです。
旅行やレジャー、ショッピング、グルメのほか、育児やヘルスケア、介護などのライフサポートまで幅広いラインナップをそろえており、サービスメニュー数は140万件以上。多くのメニューから選んで導入できるので、細かな従業員のニーズに対応しやすいのがおすすめポイントです。
メニューが豊富でありながら、リーズナブルなプランであれば従業員1人につき月額料金1,000円で利用できます。
主な機能
福利厚生倶楽部
福利厚生倶楽部は、株式会社リロクラブが提供する導入実績の豊富な福利厚生サービスです。1993年以来30年以上にわたってサービスを提供しており、中小企業から多くの人気を獲得。導入企業の73.5%を中小企業が占めています。
福利厚生倶楽部では、導入後に起こりがちな「使われない」という問題を防ぐため、従業員向けの利用説明会を実施し、サービスの理解と活用をサポートしてくれます。これにより、従業員への定着がスムーズに進み、福利厚生の効果を最大限に引き出すことができます。
たとえば、新入社員の入社時にも説明会を実施できるため、担当者の手間をかけずに周知が可能。結果として、導入しただけで活用されないリスクを回避でき、継続的な利用促進にもつながります。
主な機能
freee福利厚生|ベネフィットサービス
freee福利厚生は、freee株式会社が提供するカフェテリア型の福利厚生代行サービスです。今回のアンケート調査では、9.4%のユーザーが利用していると回答。最近になってシェアを増やしており、freee人事労務・freee給与と連携できる点が強みです。従業員情報の自動同期により入退社時の設定工数を大幅に削減できます。
企業が支給したポイントを従業員が住宅・食事・健康・スキルアップなどから自由に選んで使えるカフェテリア方式を採用しており、多様な従業員ニーズに応えられる設計です。freeeシリーズを利用している企業にとって導入ハードルが低く、人事労務の管理と福利厚生を一括化したい場合、おすすめの選択肢となっています。
主な機能
ライフサポート倶楽部
ライフサポート倶楽部は、リソルライフサポート株式会社が提供する導入実績の豊富な福利厚生サービスです。補助金精算を採用しているのが大きな特徴で、1人あたりの基本料金350円に加え補助金を任意で設定可能。サービスの利用がなかった場合には返金となるため、料金の無駄が出ません。
選べるメニューが豊富なのもおすすめできるポイントで、ライフサポートからレジャー、冠婚葬祭、自己啓発などさまざまなサービスを提供しています。パッケージ内容はカスタマイズにも対応しているため「自社独自の福利厚生制度をつくりたい」という企業にもおすすめです。
主な機能
WELBOX
WELBOXは、株式会社イーウェルが提供する導入実績の豊富な福利厚生サービスです。満足度の高いメニューが豊富にそろったパッケージプランの福利厚生代行サービスで、利用できる施設は数万件以上、利用できる商品は数十万点にも及びます。
おすすめの商品を案内してくれるサービス「すご得!」が提供されており、お得に買える商品を毎週レコメンド。幅広いラインナップを用意し、福利厚生の利用を促してくれるのが助かります。実際の利用状況に関しては、ダッシュボードでいつでも把握できるのも便利なポイントです。
導入後も定期的な打ち合わせ、コンサルティングなどのアフターサポートが充実しているため、「福利厚生代行サービスを初めて利用する」という企業にもおすすめですい。
主な機能
以上、導入率が高い人気の福利厚生サービスを詳しく解説しました。以下の記事では、中小企業におすすめの福利厚生代行サービスを紹介しています。中小企業が福利厚生代行サービスを利用するメリットも解説しているので、興味のある方はぜひご覧ください。
福利厚生代行サービスの導入メリット
福利厚生代行サービスを導入するメリットを解説します。主なメリットとしては次の4つです。
福利厚生代行サービスの導入メリット
福利厚生の運用に、業務負担がかからない
自社で福利厚生を運用する場合、総務部や人事部にかかる負担は大きいもの。サービスの選定や契約、管理などをすべて自社で行わなければならないため、どうしても多くの運用コストがかかります。
一方、福利厚生代行サービスを導入すれば、サービス選定や提供、管理などをまとめて依頼でき、社内の業務負担を最小限に抑えることが可能です。
自社では用意しきれない豊富なサービスを従業員に提供できる
自社で福利厚生を運用する場合、提供できるサービス数はどうしても限られます。レジャーやヘルスケア、自己啓発、ライフサポート、旅行など、幅広いラインナップを揃えられないでしょう。
しかし福利厚生代行サービスであれば、ジャンルを問わず多彩な福利厚生メニューが用意されているため、自社では用意できないようなメニューも気軽に導入できます。
従業員の満足度向上・心身の健康促進につながる
法定外福利厚生は、国民保健や年金などの法定福利厚生とは異なり、従業員のワークライフバランスを整えるもの。従業員にとって働きやすい企業になるために必要な制度です。
法定外福利厚生を充実させ、プライベートも楽しめる環境を整えれば、従業員満足度やエンゲージメントの向上、心身の健康促進につながります。
魅力的な福利厚生は、企業の採用力強化・イメージアップにつながる
福利厚生代行サービスを導入すれば魅力的な福利厚生メニューを提供できるので、企業の採用力強化・イメージアップにつながるのもメリットの1つです。
福利厚生が充実した企業は、求職者にとって魅力的に映ります。法定外福利厚生が充実しているということは「健康経営に注力している」「従業員ファーストで経営している」ということの証だからです。なかなか採用力を強化できずにお悩みの企業は、ぜひ福利厚生の充実を検討してみましょう。
まとめ:福利厚生のアウトソーシングで、手間なく人事制度を整えよう
本記事では、福利厚生代行サービスの市場シェアやトレンドを解説するとともに、おすすめの福利厚生代行サービスを紹介しました。法定外福利厚生の充実は、働きやすい会社とするために重要です。しかし、自社で福利厚生を運用するのは膨大な手間やコストがかかるため現実的ではありません。手間なく法定外福利厚生を充実させるためには、福利厚生のアウトソーシングがおすすめです。
PRONIアイミツの福利厚生代行サービスのランキングでは、さまざまな条件で最新の福利厚生代行サービスを比較できます。導入実績のある業界・企業規模で絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
しかし、数ある福利厚生代行サービスを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った福利厚生代行サービスが分かる診断(無料)ができます。
福利厚生代行サービスの利用実態アンケートの概要
この記事にまとめた福利厚生代行サービスの利用実態アンケートの概要です。
福利厚生代行サービスの利用実態アンケートの概要
- 調査対象:福利厚生代行サービスの利用・導入者500名
- 調査地域:全国
- 調査期間:2026年4月13日
- 調査方法:インターネット調査
- 主な回答業種:製造業(31.2%)、サービス業(16.6%)、商社・卸売・小売業(13.8%)など
- 主な調査項目:現在利用している福利厚生代行サービス、サービスの満足度など
当記事の引用や転載をする際は、必ず出典として「PRONIアイミツSaaS」および記事URL(https://saas.imitsu.jp/cate-welfare/article/l-2310)を明記願います。
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