らくらく旅費経費の評判と実態
スケジュールを見直したり、領収書を整理したり、なにかと手間のかかる経費申請業務は、月間で1人あたり2時間程度も費やしていると言われています。煩雑な従来型の経費申請によってコア業務が圧迫されてしまえば、企業利益の損失につながる可能性もあります。こうした問題を解決するため、多くの企業が経費精算システムを活用した業務効率化に取り組んでいます。
しかし、どのような手法で経費精算を合理化すれば効果的なのかは、業種ごと企業ごとに異なるのが現実です。市場に数多く存在する経費精算システムが、さまざまな特徴と強みを持っているのはこのためです。
そのなかでも、経費精算全体をバランスよく効率化する機能を持ち、業界最安値水準の低価格で注目されている経費精算システムが「らくらく旅費経費」です。その実力や導入のメリット・デメリットはなにか?他社の経費精算システムとの比較なども交えて解説していきます。
- <総評>らくらく旅費経費の最大の特徴はバランスの良さと業界最安値水準の価格
- らくらく旅費経費の3つのメリット
- 徹底調査でわかった、らくらく旅費経費を使うべき人・会社
- らくらく旅費経費の料金プラン
- らくらく旅費経費の効果的な使い方
- まずは「らくらく旅費経費」の無料体験を
- まとめ
<総評>らくらく旅費経費の最大の特徴はバランスの良さと業界最安値水準の価格
らくらく旅費経費とは、通勤費管理システム「らくらく定期.net」や、ワークフローシステム「らくらく申請WF.net」などをラインナップするバックオフィスソリューション「らくらくBOSS」シリーズの1つで、株式会社無限が提供するクラウド型/オンプレミス型の経費精算システムです。
業界最安値水準の低価格を実現しながらも、交通費・出張費・備品購入など、経費精算業務全体を合理化する機能をバランスよく搭載するという特徴を持ちます。企業ニーズに応じて、手軽に導入できるクラウド型、個別の業務システムに最適化できるオンプレミス型が選択でき、柔軟な運営が可能な点も魅力だといえるでしょう。
駅すぱあとと連携する交通費精算機能は、簡単に検索した経路・運賃をそのまま経費申請できるのはもちろん、スマートフォンアプリをインストールしたNFC対応Androidや、ICカードリーダーを使って、交通系ICカードのデータをインポート・活用する機能も標準搭載。定期券区間の控除も可能です。
海外出張にも対応する出張精算・経費精算機能も充実しています。外貨レート変換はもちろん、仮払金にも対応するため、小口現金の出金から海外出張時の交際費まで処理できます。
他の経費精算システムと比べてどうなのか
らくらく旅費経費の主眼は、交通費精算に置かれています。そういった意味では、他の高機能経費精算システムと同列に比較するのではなく、限定した機能での使いやすさなどを基準に導入の可否を考えるべきでしょう。
別記事「経費精算システムを徹底比較」では、各システムの機能や料金を比較して、2025年最新のおすすめ経費精算システムを紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
らくらく旅費経費の3つのメリット
それでは、らくらく旅費経費を導入することで得られるメリットを具体的に確認していきましょう。
コスト削減効果と生産性の向上
らくらく旅費経費を導入すれば、大きなコスト削減効果と、リソースをコア業務に割り振ることによる生産性の向上が期待できます。
具体的には、申請書作成やそれの確認・承認・会計処理に要していた人的リソースを軽減し、承認プロセスのリアルタイム化を実現することで、経費精算業務の費やしていた時間を大幅に短縮できます。結果的に、短縮した時間分の人件費を削減でき、解放された時間をコア業務に割り振ることで生産性の大幅向上が実現するのです。
交通費精算にかかわる申請者の手間を軽減
らくらく旅費経費は、交通費精算を省力化できるさまざまな機能を搭載しています。基本となるのは、駅すぱあととの連携によって簡単に検索できる路線経路・運賃を、そのまま申請できる交通費精算機能です。
もちろん、レスポンシブ対応したブラウザアプリを使い、いつでもどこでもスマートフォンで交通費申請できるため、移動の時間やちょっとした隙間時間を利用した経費申請が可能。従来のように会社に戻って書類を作成するような手間や時間は、もはや必要ありません。
仮払金にも対応する出張・経費精算
らくらく旅費経費では、出費のかさむ出張の際にも利用される、仮払金に対応する柔軟性も併せ持っています。
具体的には、出張申請書・経費申請書に仮払金欄が用意され、実際にかかった費用との差額を精算できるのです。比較的金額の大きい出張時の前払金はもちろん、細かな備品購入に必要な小口現金出金まで、らくらく旅費経費だけで対応できるのです。
徹底調査でわかった、らくらく旅費経費を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、らくらく旅費経費を使うべき人・会社についてお伝えします。
シンプルな経費精算システムを求める会社
交通費精算を主眼に置きながらも、出張申請・精算、経費申請・精算をシンプルかつ効果的に合理化し、低価格を実現する経費精算システムがらくらく旅費経費です。
経費精算にかかわる業務をまんべんなく合理化できる、シンプルな経費精算システムを求めている会社には、らくらく旅費経費は最適だといえるでしょう。
経費精算システムの運用コストを重視する会社
低価格で利用できる「らくらく旅費経費」は、できる限り運用コストを抑えつつ、経費精算業務を合理化したい会社に最適です。
価格設定は、経費精算システムとしてはまさに最安値であり、これよりも低料金を実現するのは、交通費精算に特化したシステムのみかもしれません。低価格でもバランスよく経費精算を合理化できるのが「らくらく旅費経費」の魅力であり、アピールポイントでもあるのです。
海外出張の多い会社
出張申請時に仮払処理のできる「らくらく旅費経費」であれば、仮払金を申請書に記載することで、実際に使った費用との差額を精算できます。主要国の外貨レート変換機能とあわせ、費用がかさむことの多い海外出張が多く、従業員の負担軽減を考えている会社にはピッタリです。
もちろん、仮払機能を経費精算に活かし、備品購入を小口現金でまかなうことにより、従業員の負担を普段の業務も含めて軽減できます。
らくらく旅費経費の料金プラン
「らくらく旅費経費」のもうひとつの魅力は、業界最安値水準を実現した月額利用料金です。具体的な「らくらく旅費経費」の価格体系は、システムの設定や操作などの教育費用を含めた初期導入費用が10万円〜、月額利用料金が1ユーザー300円(税抜き)となっており、他社と比較して安い価格帯です。
この価格体系は、冒頭でも紹介したバックオフィスソリューション「らくらくBOSS」シリースすべてで共通しており、「らくらく旅費経費」を含めて、2つのシステムを併用する場合は100円の割引が適用されるのも嬉しいポイントです。
また、企業ニーズに応じて選べるオンプレミス型に関しては、企業ごと、環境ごとの条件によって価格が変動するため、ベンダーへの問い合わせが必要です。
らくらく旅費経費の効果的な使い方
それでは「らくらく旅費経費」を導入する上で抑えておきたい、効果的な使い方を説明します。
NFC対応Androidスマートフォンを活用する
「らくらく旅費経費」では、交通系ICカードは20件までの履歴しか記録できないため、忙しさのあまりICカードの読み込みを忘れると、月初の交通費は結局記憶をたどって手入力しなければならなくなります。
これを解決すべく用意されたのが、Android用スマートフォンアプリです。NFC対応Androidスマートフォンにインストールすることで、交通系ICカードのスキャナーとして機能するのです。
営業スタッフに支給する携帯電話をNFC対応Androidに変更すれば、履歴を読み取らせるためにわざわざ会社に戻る必要もなく、思い出したタイミングで交通費の履歴をシステムに登録できるようになります。
費用負担を明確にして経費を集計・分析する
「らくらく旅費経費」では、明細ごとの申請書でかかった費用を、どの部署が負担するのか設定できるほか、申請書にプロジェクトごと、用途ごとなどのフラグを立てることも可能です。
集計されたデータは、「らくらく旅費経費」からCSVデータ出力できるため、Excelなどを使った経費の分析も可能になります。
ワークフロー機能を活用する
シリーズ製品である「らくらく申請WF.net」ほど充実しているわけではありませんが、「らくらく旅費経費」にも柔軟に活用できるワークフロー機能が搭載されています。
「らくらく旅費経費」のワークフロー機能には汎用性が持たされているため、経費精算時だけではなく、社内稟議や休暇申請などにも活用できます。メール通知機能もあわせて利用することで、各種申請の承認フローで生じていたタイムラグも解決できるでしょう。
まずは「らくらく旅費経費」の無料体験を
ここまで、「らくらく旅費経費」の特徴やメリット・デメリットなどを解説してきましたが、自社の営業スタイルに合致した使い方ができるかどうかは、実際に使ってみなければ分かりません。このため、14日間無料体験できるトライアルが準備されています。
「らくらく旅費経費」のwebサイトからフォームを使って申し込めば、約2営業日程度でトライアル専用のURLが発行され、ログインして使えるようになります。一部、機能制限が設けられているようですが、その使い勝手は充分確認できるでしょう。
まとめ
「コストを抑えてシンプルに経費精算業務を合理化したい」というニーズを持つすべての会社におすすめしたいのが「らくらく旅費経費」です。工夫をすれば、経費がどのように使われているかを分析するのも可能であり、ワークフロー機能を社内稟議などに流用するのも可能です。なによりも、すべての経費精算業務をバランスよく合理化しつつも、業界最安値水準の低価格を実現しているのは魅力です。
数ある経費精算システムを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った経費精算システムが分かる診断(無料)ができます。