Web給与明細システムおすすめ9選!電子化のメリットも解説
給与計算や給与明細の作成・発行は、従業員が増加するとそれだけ作業負担も増すものです。「給与明細発行に毎月時間がかかりすぎている」と感じているのなら、Web給与明細システムの導入を検討するタイミングかもしれません。
この記事では、Web給与明細のメリットや選び方とあわせて、おすすめのWeb給与明細システムを紹介します。給与明細の作成・発行の効率化を図りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
- Web給与明細のメリット
- 【比較表】Web給与明細システム
- おすすめのWeb給与明細システム5選
- 労務をまとめて管理できるWeb給与明細システム4選
- Web給与明細システムの選び方
- 給与明細を電子化する際の注意点
- まとめ:Web給与明細システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
Web給与明細のメリット
Web給与明細の導入は、企業にさまざまなメリットをもたらすものです。どのような変化・効果があるのか、詳しく解説していきます。
費用を抑えることができる
給与を支払う際に会社はすべての従業員に給与明細を発行する必要がありますが、紙媒体で給与明細の作成・発行する場合は当然ながら印刷や封入、郵送といった作業に時間と費用が発生します。従業員の多い企業であるほど、この作業にかかる費用も膨らみやすくなります。
Web給与明細を導入すればデータの作成・配布となるため、担当者の業務負担はもちろん、紙媒体の明細の発行にかかっていた用紙や印刷、郵送費用も削減できます。Web給与明細はメール添付やシステム上での配布が可能なので、従業員の利便性向上にもつながるでしょう。
業務効率化によってミスが減る
給与明細の作成・発行の自動化により、ミスを削減できるのもWeb給与明細を導入する大きなメリットです。従業員への配布を自動化できるシステムを利用すれば、送付先に誤りがないか都度確認する必要もありません。また、紙媒体からWeb給与明細へ切り換えは担当者の業務効率化にもつながるため、これまで給与明細の発行や郵送にあてていた時間をほかの業務に活用することができます。
データ紛失のリスクが減る
給与明細は従業員の個人情報であるため情報漏えいを防ぐべきですが、紙媒体の給与明細や紛失や破損のリスクがあります。その点、Web給与明細はシステム上でデータとして給与明細を配布・管理するため紛失の恐れがありません。セキュリティ面も充実しているので、不正アクセスによる情報漏えいリスクも抑えられるでしょう。
さらに、Web給与明細なら必要な時にすぐデータを見つけられるので「先月の給与明細を確認したいが、オフィスに置きっぱなしで見られない」といったこともなくなります。
従業員はいつでも明細を確認できる
Web給与明細はモバイルからの閲覧に対応しているサービスも多く、従業員はいつでもどこでも自身の給与明細を確認できます。パソコンがなくても気軽に給与明細にアクセスできるので、パート・アルバイトの多い企業でも重宝するでしょう。紙の給与明細は手渡しや郵送で配布しますが、Web給与明細ならその必要もなく、さらに再発行も容易です。Web給与明細の導入は、企業と従業員の双方の利便性向上に貢献するのではないでしょうか。
過去のデータを管理しやすい
Web給与明細を導入すると、過去の給与データも管理しやすくなると考えられます。データなら量が増えても保管スペースを必要としないだけでなく、いつでも簡単に過去のデータを探し出すことができます。管理者だけでなく従業員も過去の情報をすぐに閲覧できるので、急きょ過去の給与明細が必要になった場合でも焦らずに対応が可能でしょう。
【比較表】Web給与明細システム
ここからは実際に、Web給与明細システムを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
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料金
月800円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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料金
月500円/ユーザー
初期費用 要問合せ |
料金
要問合せ
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
月400円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月1,980円/1店舗
初期費用 要問合せ
(他2プラン)
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料金
月250円~
初期費用 0円 |
料金
月700円/ユーザー
初期費用 要問合せ
(他1プラン)
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料金
月440円/ユーザー
初期費用 110,000円 |
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導入実績社数 38万事業所 |
導入実績社数 18,000社(シリーズ累計) |
導入実績社数 登録社数70,000社以上※SmartHR上で事業所登録を完了しているテナント数 |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 2000社以上 |
導入実績社数 40,000社超(シリーズ累計) |
従業員別ソリューションが用意されており、規模やニーズに合ったサービスを利用できるのが人気の理由の1つ。料金は「ベーシック」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」の3種のプランから選択でき、もっとも安価な「ベーシック」は月額3,980円から利用可能です。
おすすめのWeb給与明細システム5選
おすすめのWeb給与明細システムを紹介していきます。
freee人事労務は、freeeが提供しているクラウドサービスで、給与明細のほかにも労務管理や勤怠管理、給与計算、年末調整など豊富な機能を実装しています。
従業員別ソリューションが用意されており、規模やニーズに合ったサービスを利用できるのが人気の理由の1つ。料金は「ベーシック」「プロフェッショナル」「エンタープライズ」の3種のプランから選択でき、もっとも安価な「ベーシック」は月額3,980円から利用可能です。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
ジンジャー給与
jinjerの提供するジンジャー給与は、給与計算や賞与計算、Web給与明細、年末調整など豊富な機能を備えたクラウドサービスです。給与を自動で計算できるのはもちろん、人事情報や勤怠情報との連携にも対応。Web給与明細は項目を自由に設定することができます。導入しやすい費用設定も魅力で、1人あたり月額500円から利用が可能です。シングルサイン音や社会保険手続きなどの機能もオプションで用意されているので、ニーズに合わせて柔軟に導入できます。
主な機能
sai*reco
サイレコは、アクティブ アンド カンパニーが提供しているクラウド型人事管理システムです。従業員管理や評価機能、申請・承認管理にくわえて、Web給与明細の発行にも対応しています。契約から運用まで専任チームによるサポートが用意されているのも特徴で、利用者の満足度は90%以上と高評価を獲得。導入をサポートする「標準サポート」と設定代行を依頼できる「おまかせサポート」から状況に合わせて選ぶことができます。
主な機能
Gozal
Gozalは、給与計算におけるミスの削減を目的に開発されたクラウドサービスです。給与計算とチェック業務の効率化に特化しており、企業ごとの独自ルールによる計算処理を自動化できます。給与関連する異動や発令情報をまとめて管理できるのも大きな特徴でしょう。また、給与計算式の設定・計算テストの代行やチャットとZoomによる導入・定着サポートなどが用意されているので、Web給与明細システムの導入が初めてという場合にもおすすめです。
主な機能
オフィスステーション 労務
オフィスステーション 労務は、エフアンドエムが提供するクラウド労務管理システムです。従業員情報の一元管理やペーパーレス化を促進するための機能を備えており、これまでの利用社数は2万5,000社以上とさまざまな企業の業務効率化に貢献してきました。導入前の段階からサポートが用意されているので、疑問や不安を解消しながら導入を進められるのも特徴的なポイントと言えるでしょう。
主な機能
労務をまとめて管理できるWeb給与明細システム4選
続いては、Web給与明細と労務をまとめて管理できるシステムを紹介します。
SmartHRは、Web給与明細や入社手続き・雇用契約、マイナンバー管理、従業員データベースなどの機能を持つクラウド型のシステムです。Web給与明細は給与情報を取り込んで通知・配付するだけなので、人的・物理双方のコスト削減が可能です。外部の勤怠管理サービスや採用管理サービスなどとの連携にも対応しているので、人事部門の幅広い業務をまとめて効率化したい場合にもぴったり。目的に応じて選べるプランが用意されているのも魅力です。
主な機能
DirectHR
DirectHRは、エムケイシステムが提供するクラウド型の人事・労務システムです。雇用契約書の作成・配信からマイナンバー収集・管理、Web給与明細などの機能が揃っています。豊富な機能の中から必要なものを選んで分割導入できるため、無駄なコストを抑えられるが特徴。Web給与明細は従業員1人あたり月額40円で契約が可能です。15日間の無料トライアルが用意されているので、システムの導入が初めての場合も安心でしょう。
主な機能
ARROW
ARROWは、S&Aが提供するクラウド型の労務管理システムです。従業員の勤怠やシフト、給与に関する機能を備えているのが特徴で、Web給与明細はもちろん給与計算やキャンペーン 、シフト管理などにも対応しています。Web給与明細はPCやスマートフォンから手軽に確認が可能です。企業や店舗の規模に応じて選べる3種のプランが用意されており、小規模事業者向けの「Aプラン」は月額2,178円(税込)。要望に応じて端末レンタルやカスタマイズも依頼できます。
主な機能
Biz-Zero
Biz-Zeroは、日本シャルフが提供している労務管理システムです。入社・退社手続きをはじめ、諸手続きや従業員データベース作成、Web明細発行などの機能を備えています。大きな特徴は「使った分だけ精算される」チケット制を採用している点で、従業員1名・月額0円から利用できます。Web給与明細はCSV形式で取り込んだデータから項目を自由に設定して作成・発行が可能です。社会保険労務士への相談窓口が設けられているのも魅力的なポイントでしょう。
Web給与明細システムの選び方
Web給与明細システムは雇用している従業員全員が利用するシステムのため、使いやすさやサポート対応などを確認して選ぶべきです。システムを選ぶ上で重要なポイントを紹介します。
システムの使いやすさ
給与明細は、雇用している従業員全員に配布するものです。Webシステムに変更された場合でもそれは変わりません。このため、システムが誰にとっても使いやすいものであるかどうかは非常に重要なポイントです。マニュアルなどがなくても必要な情報にアクセスできる画面構成か確認しておきましょう。
十分なサポート体制が整っているか
Webシステムである以上、開発元でなければわからない問題が発生する可能性があります。障害やトラブルが発生した際の連絡先は明示されているか、サポート対応は迅速丁寧なものかという点は大切なポイントです。プラン別にサポート内容が異なる場合もあるため、その点も確認しておきましょう。
十分なセキュリティ対策が取られているか
クラウド上に給与明細データを預けることになるため、十分なセキュリティ対策を取っているシステムを選びましょう。暗号化通信を採用するなどの外部対策や、IDやパスワード、IPアドレスによって認証やアクセス制限を行えるといった内部対策が取られているかどうかというポイントを確認してください。
給与明細を電子化する際の注意点
給与明細の電子化にはさまざまなメリットが期待できる一方で、いくつかの注意点があるのも事実です。ここからは、実際にWeb給与明細システムを導入する際の注意点を解説します。
セキュリティ面に十分配慮する
給与明細は従業員の個人情報であるため、情報漏えいがあれば企業としての信頼を損ないかねません。デバイスを問わずアクセスできる環境では不正アクセスによる盗み見や情報漏えいの要因となる可能性や、内部不正が発生する可能性も懸念されます。そのため、Web給与明細システムを導入する際はセキュリティ対策や関連する機能をしっかりと確認するのはもちろん、従業員にセキュリティ意識を持たせるための取り組みが必要です。
勝手に電子化を進めない
給与明細の電子化にあたっては、事前に従業員の承諾を得なければなりません。仮に1人でも電子化に同意しない従業員がいれば、その人に対してはWeb給与明細システムの導入後も紙媒体の給与明細を発行することになります。業務効率化を目的にシステムの導入に投資をしても、一部の従業員から承諾を得られなければ負担が多くなるかもしれません。
全社でスムーズに電子化を進めるためには、電子化のメリットを伝えるとともに、操作マニュアルを用意するなど定着に向けた工夫も必要です。
まとめ:Web給与明細システム選びで迷ったらPRONIアイミツへ
Web給与明細の導入は担当者の業務やコスト面の負担軽減だけでなく、従業員がいつでも自身の給与明細を閲覧できる環境づくりにつながります。給与明細の発行業務が負担になっている場合は、導入を検討すべきでしょう。
Web給与明細システムの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったツール(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
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