クラウド会計ソフト「freee会計(フリー会計)」の評判と実態
近年、会計ソフトは「クラウド型」が主流になりつつあります。クラウド会計ソフトの中でも多くの人気を集めているのが、freee株式会社が提供するfreee会計(フリー会計)です。導入事業所数は62万事業所(2025年3月末時点)にのぼり、個人事業主から上場準備企業まで幅広く利用されています。この記事では、freee会計の評判と実態を詳しくお伝えします。
freee会計はどのようなサービスか、他の会計システムと比較したときの違いやメリット、おすすめの人や会社などを詳しく解説。フリー会計の導入を検討している企業の担当者はぜひ参考にしてください。
また、freee会計のサービス概要をまとめた動画もあるのでご覧ください。
- <総評>クラウド会計freee(フリー)は初心者・成長企業におすすめの会計システム
- 他社比較:freee会計・MFクラウド会計・弥生会計 Nextの違い
- freee会計の料金プラン
- freee会計のメリット
- freee会計の主要機能・連携サービス
- 徹底調査で分かったfreee会計がおすすめの人・会社
- freee会計の導入実績・効果
- まずはfreee会計の動画視聴・無料トライアルを
- まとめ
<総評>クラウド会計freee(フリー)は初心者・成長企業におすすめの会計システム
freee会計(フリー会計)は「だれでも使える」と銘打つだけあり、難しく感じる仕訳入力なども、操作性のよい画面のおかげで気軽に行えます。導入事業所数62万事業所(2025年3月末時点)という実績が、その使いやすさを裏付けているといえるでしょう。
簿記知識がなくても迷わず使える設計
freee会計は「借方・貸方」ではなく「収入・支出」という独自の入力方式を採用しており、経理や会計の経験がない方でも直感的に操作できます。経理・会計業務に慣れていない方や、会計ソフトを初めて使う方には特に相性のよいサービスといえるでしょう。
記帳から経営管理まで一気通貫でカバー
仕訳入力の自動化だけでなく、請求書発行や経費精算、資金繰り管理までを1つのサービス内で行えるのがfreee会計の強みです。単なる会計ソフトではなく、バックオフィス業務全体を効率化したい企業に向いているサービスと言えます。
他社比較:freee会計・MFクラウド会計・弥生会計 Nextの違い
他のクラウド会計ソフトと比較して、freee会計はどのような特徴があるのでしょうか。ここでは、人気の会計ソフトである「マネーフォワード クラウド会計」「弥生会計 Next」と「freee会計」を比較します。
| サービス名 | 料金(初期費用・月額) | 特徴 |
|---|---|---|
マネーフォワード クラウド会計 |
初期費用:0円 月額2,480円〜(スモールビジネスプラン) |
銀行・カード連携の精度が高く、経理経験者や税理士との連携を重視する企業に強み。 バックオフィス系サービスをシリーズで統一利用できる。 |
弥生会計 Next |
初期費用:要問合せ 月額要問合せ(プランにより変動) |
インストール型からの移行実績が豊富で、既存の弥生ユーザーが移行しやすい。 低価格帯のプランを持つのも特徴。 |
freee会計 |
初期費用:要問合せ 月額2,980円〜(ひとり法人プラン) |
「収入・支出」で入力する独自方式で簿記知識がなくても使いやすい。 記帳から経営管理まで一気通貫でカバー。 |
マネーフォワード クラウド会計:連携精度は高いが、簿記の知識が必要
マネーフォワード クラウド会計は、銀行口座・クレジットカードとの連携精度の高さと自動仕訳の正確性で評価されているサービスです。会計・請求書・給与・経費・勤怠などのシリーズをまとめて利用できるのが強みで、経理経験者や顧問税理士がいる企業には導入しやすい環境が整っています。バックオフィス業務をまとめて統一したい、経理経験者がいる企業に向いているサービスといえるでしょう。
一方で、操作画面は従来型の会計ソフトに近く、簿記の知識がない人にとってはfreee会計よりも学習コストがかかる場合があります。
弥生会計 Next:シェア率は高いが、簿記の学習コストがかかる
弥生会計 Nextは、会計ソフトの老舗である弥生が展開するクラウド型サービスで、国内中小企業・個人事業主への普及率の高さが特徴です。インストール型の弥生シリーズから移行しやすい設計になっており、既存の弥生ユーザーにとっては違和感なく使い始められます。
ただし、freeeのような「収入・支出」方式ではなく、従来の会計処理に近い操作感のため、簿記知識がまったくない方にはやや学習が必要です。すでに弥生ブランドに慣れている、または低価格帯を重視する企業に向いているサービスといえます。
freee会計:簿記知識がなくても直感的に使えるソフト
freee会計は、簿記知識がなくても直感的に使える独自の入力方式と、記帳から経営管理までを一気通貫でカバーできる機能の広さが強みです。前述の通り、経理・会計業務に不慣れな方でも安心して使える設計になっており、他社と比べても「初めて会計ソフトを使う」というハードルを最も下げてくれるサービスといえます。
会計ソフトの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフト(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
freee会計の料金プラン
freee会計の料金プランは、ひとり法人プラン・スタータープラン・スタンダードプラン・アドバンスプラン・エンタープライズプランの5つに分かれています。
- ひとり法人プラン:月2,980円〜。決算書作成がゴールのシンプルなプラン。ユーザー上限は3名まで(追加2名まで)
- スタータープラン:月5,480円〜。従業員1〜10名程度の小規模法人向け。経理未経験者でも使いやすい構成
- スタンダードプラン:月8,980円〜。従業員〜50名程度、経理体制がすでにある企業向け。経営分析・月締め機能が加わる
- アドバンスプラン:月39,780円〜。従業員20名超・複数拠点向け。ワークフロー機能やカスタム権限に対応
- エンタープライズプラン:料金は要問い合わせ。上場水準の内部統制機能まで対応
4名以上の利用を予定している場合や、電話サポートを利用したい場合は、スタータープラン以上の利用がおすすめです。ひとり法人プランのみ、電話サポートの対象外となる点は事前に確認しておきましょう。
金額だけを見るとアドバンスプランは他プランと比べて大きく跳ね上がりますが、ワークフロー機能やCRM連携など中堅企業に必要な機能がまとめて含まれるため、単純に高いと判断するのではなく、自社の従業員規模や拠点数に見合った機能があるかどうかで選ぶのが賢明でしょう。
なお、freee会計はすべてのプランで30日間の無料トライアルが利用できます(クレジットカード登録不要)。まずは無料トライアルで操作感を確かめてから、本契約するプランを検討するとよいでしょう。
他サービスとの料金比較がしたい方は料金ページもご参照ください。
freee会計のメリット
初心者にやさしい会計システム「freee会計」は、さまざまなサービスや機能を持っています。そのなかでも特に役立つ・ありがたいと感じる「freee会計のメリット」を6つピックアップしました。「freee会計」の持つメリットや、どういったところがおすすめなのかを知りたいという方は、ぜひ参考にしてください。
入力作業をほぼ自動化できる
freee会計では、仕訳入力の作業をほぼ自動化することができます。銀行口座・ネットバンキング・クレジットカードなどのデータを連携・同期することで、明細を自動取得。設定した仕訳ルール・AIの推測に基づいて、自動で記帳を行います。
AIの推測は、仕訳入力を行えば行うほど精度が上昇。作業時間を大幅に短縮することが可能です。仕訳ルール設定の際は、勘定科目のわかりやすい説明が記載してあるなど、会計ソフトを初めて使う方も安心のやさしい仕様になっています。
また、レシートや領収書はスマホで撮影するだけで読み取り可能。自動で仕訳してくれるため手間がかかりません。
業務全体の効率化を期待できる
freeeは単に会計業務を行うことができるだけのソフトではなく、企業の資源を適切かつ有効に活用するERP型会計ソフトです。freee会計では、仕訳入力などの基本的な会計業務に加え、見積書や請求書の作成・債権管理・債務管理・経費精算などの作業を効率的に行うためのシステムも備わっているため、会計・経理・財務に関わるバックオフィス業務全体を効率化することができます。
豊富なレポートが自動作成される
freee会計に取引データを入力しておけば、データをもとにしたレポートが自動作成されます。さまざまなレポートが作成されるため、確認したい数字をすぐに把握することが可能です。
入出金予定を含めた資金繰りレポートをはじめ、集計表・試算表・予測と実績の管理票などを参照できるほか、事業ごとのデータを確認することも可能。わかりやすいレポートが確認できることで、的確かつスピーディな経営判断・目標設定が叶うでしょう。
サポートが充実している
freee会計はサポート体制も充実しています。プランによってサポート内容は異なりますが、スタンダードプラン以上であれば、メール・チャットはもちろん、電話での質問や相談も可能。機能の使い方や便利な利用方法などを掲載した、freeeを最大限活用するためのヘルプページも用意されています。会計ソフトの利用に不安がある人も安心です。
導入前に無料の電話相談が利用できる
法人向けに導入前無料電話相談を実施しています。freee会計にはひとり法人プラン・スタータープラン・スタンダードプラン・アドバンスプラン・エンタープライズプランの5つが用意されていますが、自社にはどのプランが最も適しているのかを相談することが可能です。
そのほか、初めて経理業務を行う人にも状況に合わせたアドバイスを実施。「同業他社はどのようにfreee会計を活用しているか」といった質問も受け付けています。オンラインだけではわからない、実際に会計ソフトを利用した結果などを確認することができ、不安を解消してから導入することが可能です。
場所・利用者を問わず利用できる
freee会計はクラウド型の会計システムなので、Windows・MacなどのOSや、PC・タブレット・スマートフォンなどのデバイスの種類を問わずに、インターネットに繋がっていればいつでもどこでも利用することが可能です。アカウントを共有することで、複数人での利用も可能。税理士とのデータ共有も容易に行うことができます。
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freee会計の主要機能・連携サービス
freee会計は会計機能だけでなく、周辺業務まで幅広くカバーしている点も特徴です。
- 請求書・見積書作成:スマホからも作成でき、仕訳と紐づけて未収金管理まで対応
- 経費精算:レシート・領収書をスマホで撮影するだけでAIが自動仕訳
- 資金繰り管理:入出金予定を含めた資金繰りレポートを自動作成
- 金融機関連携:銀行・クレジットカードなどの金融機関と連携し、明細を自動取得
- 税理士連携:画面共有機能を使い、担当税理士とオンラインでスムーズにやり取り可能
これらの機能はプランによって対応範囲が異なるため、必要な機能がどのプランに含まれているかを事前に確認しておくと導入後のギャップを防げるでしょう。
徹底調査で分かったfreee会計がおすすめの人・会社
ここまで、freee会計の概要やメリット、他社の会計ソフトとの比較をお伝えしてきました。ここからは、実際にfreee会計を使うことをおすすめしたい人・会社を3つピックアップしてお伝えしていきます。
初めてクラウド型会計システムを使う人
まず、freee会計を使うべき人は、「初めてクラウド型会計システムを使う人」です。freee会計は、初めてクラウド型会計システムを使う人でも使いやすい操作性・入力作業自体を減らすための自動仕訳入力機能など、初心者向けにさまざまな工夫がなされています。
「今まで経理業務を担当したことがない」「エクセルや手書き帳簿で経理業務を行っており、クラウド会計システムを利用したことがない」といった方でも、簡単に利用できる作りになっているのです。
初めてクラウド型会計システムを利用する方は「使いこなせるかわからない」といった不安を抱くこともあるでしょう。そんな人に向けて作られたクラウド型会計システムが、free会計eだといえます。
経理をはじめとした業務全体の効率化を図りたい人
freee会計は、先ほどもお伝えしたように、単に会計業務を行うことができるだけのシステムではありません。仕訳入力などの基本的な会計業務に加えて、見積書や請求書の作成・債権管理・債務管理のほか、経費精算・決算報告書作成などの機能も兼ね備えているため、経理・財務に関わるバックオフィス業務全体を効率化したい方にはうってつけといえるでしょう。
起業または創業したばかりの人
さらに、起業・創業したばかりの人にもfreee会計はおすすめのソフトです。書き方がわかりづらい事業計画書も、わかりやすい手順で作成することができます。また、融資書類の手入力もかんたんなステップに沿って入力を行うだけで、自動で作成されます。
作成した計画書をもとに、融資実績が豊富な専門家の面談を無料で受けられるほか、希望者には融資手続きの申請サポート(成功報酬制)も提供。起業・創業してすぐにぶつかる可能性がある資金調達関連の悩みに関しても、手厚くサポートを受けることができます。
周囲に専門家などの知識を持つ人がいない場合や、相談する相手がいない方、万全の体制で融資申請を行いたいという方には利用をおすすめします。
PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフト(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
freee会計の導入実績・効果
ここからは、実際にfreee会計を導入した方々のお話をご紹介します。freee会計を導入したことでどのような効果やメリットを得ることができたのか、導入した際に「よかった」と感じた点はどのようなものなのかを詳しくお伝えしていきましょう。
さまざまな業務でfreeeを活用し、本業に集中できる時間を確保した事例
freeeの導入事例ページによると、都内を拠点に花や植物に関する商品の企画・制作・販売を行う小規模法人のA社は、会社の設立時からfreeeの各種サービスを活用しているとのこと。freeeのサービスの1つである「会社設立freee」を利用してステップ形式で会社を設立しました。
また、「freee会計」や「freee人事労務」などもあわせて活用し、日ごろの会計業務や入社書類の作成、税理士探しなどまで行ったとのこと。さまざまな業務でfreeeを活用したことによって、本業に集中できたと喜びの声を寄せています。
freeeのチャットサポートをフル活用し、経理の知識を習得した事例
freeeの導入事例ページによると、九州でウェブ制作・ウェブコンサルティングを行うB社は、法人化をきっかけにfreee会計の無料版を体験。使いやすさに驚き、そのまま導入することを決めました。
経理に関する知識もなく、請求書の作成などにも戸惑っていましたが、freeeのチャットサポート機能を活用し、徐々に経理の知識を付けていったとのこと。何度相談しても丁寧に対応してもらえたため、気兼ねなく活用できたようです。freeeは会社の経営をしっかりと把握できるツールとのことで、毎日活用していると語っています。
まずはfreee会計の動画視聴・無料トライアルを
freee会計の特徴や基本的な使い方に関しては、動画での無料webセミナーを視聴することが可能です。そのほか、支払管理・経費精算についての解説動画や、会計データを経営に活用する方法をまとめた動画など、freee会計を活用するうえで役立つ動画が公式ホームページ上で紹介されています。
また、導入前に「どのプランを選んだらよいかわからない」「事業規模や事業内容を鑑みてどのプランがおすすめか」といった無料電話相談も受け付けているため、利用するとよいでしょう。
まとめ
freee会計は、簿記知識がない方でも直感的に使える独自の入力方式と、記帳から経営管理までを一気通貫でカバーする機能の広さが強みの、初心者にやさしいクラウド会計ソフトです。また、起業・創業したばかりの方にも役立つ機能やサービスが多く用意されているほか、これから事業規模を大きくしたい・従業員を増やしたいと考えている方に役立つ機能も豊富に用意されています。起業直後から草創期の会社に最適のクラウド型会計システムだといえるでしょう。
会計ソフトの導入を検討中の方は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフト(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。


