【税理士監修】個人事業主向け会計ソフトおすすめ10選!2024年最新比較
個人事業主として独立する際にやはり心配なのは、資金の管理・確定申告での納税ではないでしょうか。日々の資金繰りをしっかりと管理することは経営判断をする上で重要です。また、年に1回の確定申告や、インボイス制度への対応に不安がある個人事業主も多いでしょう。
そこで、おすすめなのが日々の経費を自動で仕訳できる会計ソフトや、確定申告まで対応した会計ソフトを導入し、バックオフィス業務を効率化すること。本記事では、個人事業主におすすめの会計ソフト10選を比較します。会計ソフト導入のメリットやサービスの比較ポイントも解説していますので、確定申告をラクにしたい個人事業主はぜひ参考にしてください。
税理士
板山 翔
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小 …続きを見る
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。 板山翔税理士事務所代表
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 個人事業主向け会計ソフトの特徴・メリット
- 個人事業主向け会計ソフトの選び方・比較方法
- 【無料あり】個人事業主向け会計ソフトの比較表
- 【2024年最新】個人事業主向け会計ソフトおすすめ10選
- 個人事業主は会計ソフトの料金を経費として計上できる。勘定科目は?
- まとめ:経費処理や確定申告がラクになる会計ソフトがおすすめ
- よくある質問
個人事業主向け会計ソフトの特徴・メリット
2023年3月のMM総研の調査によると、会計ソフトを利用する個人事業主のうち31%がクラウド会計ソフトを利用。最近はクラウド会計の利便性が広く認知されており、個人事業主のクラウド会計利用率が年々増えています。
※引用:MM総研「クラウド会計ソフトの利用状況調査(2023年3月末)」
以下、個人事業主向けの会計ソフトの特徴・利用メリットを確認しましょう。
簿記や経理の知識がなくても、簡単に帳簿を作れる
企業の経理担当であれば簿記や経理の知識がありますが、個人事業主は事業のプロであっても、必ずしも経理に詳しいというわけではないでしょう。そのため、慣れない経費精算を1人で行うと時間を取られてしまい、事業企画に集中できないといった弊害も。
このような個人事業主の課題を背景に、最近では簿記や経理の知識がなくても簡単に帳簿を作れる会計ソフトが登場しています。会計ソフトは経理担当者としての役割をあなたに代わって担ってくれる存在です。
e-Taxの確定申告までスムーズに対応できる
会計ソフトは日々の経費管理だけでなく、e-Taxの確定申告まで一気通貫で対応できるように進化しており、「確定申告が難しくて気が重い」という個人事業主におすすめです。
昨今では電子帳簿保存法の改正をはじめ、紙保存から電子データ保存へとデジタル化が推し進められています。e-Taxでの確定申告もデジタル化の一環で、個人事業主(青色申告をしている人)はe-Taxを利用することで65万円の控除が適用されます(※1)ので、節税したい個人事業主にもおすすめです。
※1:複式簿記、貸借対照表と損益計算書の添付、期限内の申告をした上でe-Taxで確定申告をすることにより最大65万円控除されます。
※参照:国税庁『65 万円の青色申告特別控除』
銀行口座とのデータ連携で、日々の経費精算業務が楽になる
会計ソフトには、銀行口座とデータ連携する機能も便利。入出金データやクレジットカード利用明細をもとに自動で経費仕訳が行われます。銀行口座とデータ連携することで、定期的に通帳を確認して経費分を会計ソフトに1つずつ入力するといった作業が不要となり、日々の経費精算業務がグッと楽になるでしょう。
インボイス制度・電子帳簿保存法に対応している
2023年10月のインボイス制度の開始(適格請求書の発行が必要となる)や、2024年1月の電子帳簿保存法の改正(電子データを一定の条件下で電子保存するよう定める改正)は、ほとんどの個人事業主に影響があります。
インボイス制度・電子帳簿保存法に対応した会計ソフトを利用することで、このような法規制の改正に早く対応可能。また、今後も法規制の改正は行われる可能性が高いため、対応スピードが早い会計ソフトを選ぶのがおすすめです。
個人事業主向け会計ソフトの選び方・比較方法
個人事業主が会計ソフトを選ぶ際、重視すべき比較ポイントを解説します。
- 個人事業主になりたての会計初心者も簡単に使えるインターフェースか
- 確定申告の提出まで対応した会計ソフトか
- クレジットカードや銀行口座のデータを自動連携できるか
- クラウド型とインストール型の比較
- 利用料金の比較
個人事業主になりたての会計初心者も簡単に使えるインターフェースか
個人事業主になりたての場合、シンプルなインターフェースで直感的に操作しやすい会計ソフトがおすすめ。freeeの個人事業主向け会計ソフトは、「はい・いいえ」の質問に回答するだけで必要な確定申告書類に記入ができるというUXで、会計初心者でも簡単に使えると評判です。
税理士
板山 翔のコメント
確定申告の提出まで対応した会計ソフトか
個人事業主が確定申告をする際は「給与を受け取っているか」「株取引をしているか」など状況によって必要な情報は違い、細かく確認しながら対応するのは大変です。確定申告の提出までサポートされる会計ソフトなら、必要な書類の自動作成・e-Tax入力用データへの変換といった対応が可能。抜け漏れなく正確に税務署に申告できます。
税理士
板山 翔のコメント
クレジットカードや銀行口座のデータを自動連携できるか
「家賃にはこの銀行、新幹線予約にはこのカード」といったように普段から複数の銀行口座やクレジットカードを利用している場合、手作業で会計ソフトに経費を入力するのは面倒です。自動でデータ連携機能のある会計ソフトなら、散在している経費情報を手間なく仕訳することができるため、複数のカードを使う個人事業主におすすめです。
クラウド型とインストール型の比較
会計ソフトにはクラウド型とインストール型があります。インストール型とはPCにダウンロードして起動できるソフトウェアのことで、クラウド型とはブラウザ上からアカウントにログインして利用できるツール(いわゆるSaaS)です。
比較項目 | クラウド型 | インストール型 |
---|---|---|
操作性 | 〇 オンラインで利用 |
◎ オフラインでも利用可能 |
スマホ対応 | ◎ タブレット対応もあり |
× 非対応 |
法改正への対応 | ◎ 自動でバージョンアップ |
△ 手動でバージョンアップ |
対応OS | 〇 Windows・Macに対応 |
△ Mac非対応のソフトが多い |
インストール型会計ソフトはオフラインでも利用できることがメリットですが、Macのパソコンに対応していないなど端末・OSに制限がある点に注意が必要。比較して、クラウド型の会計ソフトはWindows・MacのどちらのOSにも対応しています。
また、クラウド型会計ソフトは、ブラウザを立ち上げてログインするだけで利用でき、バージョン更新時に再度ソフトウェアのインストールが不要な点もメリットです。今後の法改正の際にも、システム側で自動でアップデートに対応するため、手間がかかりません。
税理士
板山 翔のコメント
利用料金の比較
クラウド型の会計ソフトは月額料金課金のサブスクリプションモデルとなっています。個人事業主に人気のfreee会計は月額料金980円~、MFクラウド会計は月額料金800円~利用できる会計ソフトで、他社と比較して安い点がおすすめ。弥生会計オンラインの月額料金は2,166円~と、freeeやマネーフォワードと比較して高額ですが、最大2年間は料金無料となっており、安い会計ソフトをお探しの個人事業主におすすめです。
会計ソフトの導入を検討中の個人事業主は、ぜひPRONIアイミツ(当サイト)をご活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフト(最大6社)をご案内可能です。1社1社に問い合わせる手間・ツール選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【無料あり】個人事業主向け会計ソフトの比較表
ここからは実際に、個人事業主向けプランを提供している会計ソフトを比較し、おすすめの会計ソフトを紹介します。無料の会計ソフトもピックアップしていますので、以下、会計ソフトの料金を比較した表もぜひ参照ください。
サービス名 | 初期費用 | 月額料金 | 無料の期間 |
---|---|---|---|
freee会計 | 無料 | 980円~ | 無料トライアル:30日間 |
弥生会計オンライン | 無料 | 2,166円~ | 無料トライアル:2ヶ月間 |
マネーフォワードクラウド会計 | 無料 | 800円~ | 無料トライアル:1ヶ月間 |
ジョブカン会計 | 無料 | 2,500円~ | 無料トライアル:30日間 |
かんたんクラウド会計 | 無料 | 1,800円~ | 無料トライアル:2ヶ月間 |
フリーウェイ経理Lite | 無料 | 無料 | 期限なし |
円簿会計 | 無料 | 無料 | 期限なし |
やよいの青色申告 オンライン | 無料 | 年額10,300円~ (月額 約860円) |
1年間無料 |
わくわく財務会計 | ソフト購入価格:27,500円 | - | 無料トライアル:30日間 |
HANJO会計 ※新規受付終了 |
無料 | 1,073円~ | 無料トライアル:1ヶ月間 |
※価格は税抜き
クラウド型会計ソフトとしては、freee、弥生会計オンライン、MF(マネーフォワード)クラウド会計が初心者にも使いやすくておすすめ。やよいの青色申告 オンラインは、最初の1年間は無料でお試しが可能です。
インストール型の会計ソフトとしては、フリーウェイ経理Lite、わくわく財務会計などがあり、確定申告にも対応しています。また、上記比較表で紹介した会計ソフトは無料トライアルがあるため、導入前に操作性を確認できます。完全に料金無料で利用できる会計ソフトには、フリーウェイ経理Lite、円簿会計などがあります。
【2024年最新】個人事業主向け会計ソフトおすすめ10選
2024年最新情報で機能や料金を比較し、個人事業主におすすめの会計ソフト10選を紹介します。各ソフトウェアの特徴や、他社と比較したおすすめポイントも解説しますので、ツール選定時にぜひ参考にしてください。
- freee会計
- 弥生会計オンライン
- マネーフォワードクラウド会計
- ジョブカン会計
- かんたんクラウド会計
- フリーウェイ経理Lite
- 円簿会計
- やよいの青色申告 オンライン
- わくわく財務会計
- HANJO会計【新規受付終了】
freee会計
-
料金
月2,980円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
freee会計はクラウド会計ソフトのスタートアップ企業・freee株式会社が提供しているサービス。MM総研の調査によると、会計ソフトを利用する個人事業主のうち26%がfreeeを使っており、弥生に次いで2番目に人気の会計ソフトとなっています。
freee会計が個人事業主におすすめの理由は圧倒的に使いやすいインターフェースで、簿記・経理の知識不要でも「スタータープラン」で簡単に確定申告を行えます。
日々の経理を効率化したい場合は、消費税申告機能や買掛レポート機能もある「スタンダードプラン」がおすすめ。メール・チャットサポートも優先的に受けられます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
弥生会計オンライン
-
料金
年27,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
弥生会計オンラインは、会計ソフトの老舗・弥生株式会社が提供するクラウド型の会計ソフト。インストール型が主流の時代から、個人事業主にも長年愛用されている会計ソフトです。
弥生会計オンラインは、確定申告対応や入出金データ連携など個人事業主に必要な機能をそなえています。月額料金は2,166円で、freeeと比較して高額ですが、最大2年間は料金無料で利用しつづけられるため、トータルでみると安い場合も。
多くの個人事業主が利用する大手の会計ソフトがよいなら、弥生会計オンラインがおすすめです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
マネーフォワード クラウド会計
-
料金
月2,980円/月 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MFクラウド会計は、家計簿アプリでおなじみの株式会社マネーフォワードが提供する会計ソフトです。もともと家計簿アプリの開発をしていたこともあり、銀行口座やクレジットカードとのデータ連携が強みで、他社と比較したメリット。
銀行やクレジットカード、電子マネーなど様々なサービスと連携することで入出金明細を自動取得。搭載されたAIが勘定科目を提案し、仕訳の入力作業を効率化できます。
MFクラウド会計は月額料金800円で利用でき、他社と比較して料金が安い点も個人事業主におすすめの理由です。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
ジョブカン会計
-
料金
月2,500円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ジョブカン会計は、株式会社 Donutsが提供するクラウド型の会計ソフト。ジョブカンはバックオフィス業務全般に対応するクラウドサービスで、2010年に提供開始した「ジョブカン勤怠管理」を皮切りに、勤怠管理・ワークフロー・経費精算・採用管理・労務管理・給与計算の全6サービスを展開しています。
ジョブカン会計はクラウド型ですが、インストール型(デスクトップ版)のようなインターフェースで、インストール型ソフトに馴染みがあるという個人事業主には、操作しやすいおすすめのツールです。
また、ジョブカンは豊富な集計機能もおすすめ。試算表メニューにて、月次・期間、年間推移、前年比較の確認ができます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 前期比較表の作成機能
-
料金
月1,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
かんたんクラウド会計は、株式会社ミクロ情報サービスが提供する、個人事業主・小規模企業向けの会計ソフトです。同社はクラウド会計ソフト以外にも、財務・会計・給与・販売などの基幹システムを開発・販売しており、56万社にシステム導入実績があります。
かんたんクラウド会計は、銀行口座やクレジットカード連携で、取引データを仕訳することが可能。また、経理処理がはじめての個人事業主も安心して操作できる「かんたん入力」機能を提供しています。
2024年1月に改正される電子帳簿保存法に対応済みという点もおすすめのポイントです。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 月次推移表の作成機能
-
料金
月3,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
フリーウェイ経理Liteは、株式会社フリーウェイジャパンが提供するインストール型の会計ソフトで、Windowsのパソコンで利用可能。仕訳処理から確定申告(e-Tax)の提出まで料金無料で対応できる「無料版」ソフトが、他社と比較したおすすめポイントです。
一方でMac OSには対応していない点や、バージョンアップの度にインストールが必要な点には注意が必要です。また、インボイス制度の改正にまだ対応していない点にもご注意ください。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- 勘定科目のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 現預金出納帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
-
料金
無料 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
円簿会計は、株式会社円簿インターネットサービスが提供するクラウド型会計ソフトです。初期費用・月額利用料は完全無料でありながら、機能や操作性に優れ人気のある会計ソフトです。
おすすめの理由は、経理初心者でも操作しやすい画面構成で、簿記の知識のない方でも使いやすいこと。インターネット環境があれば場所を選ばず入力できるので、外出・出張が多い個人事業主にも便利です。また、バージョンアップや保守管理も全て無料のため、大変お得なサービスです。
- Mac対応
- 仕訳帳の作成機能
- 総勘定元帳の作成機能
- 補助元帳の作成機能
- 残高試算表の作成機能
- 決算書の作成機能
- Windows対応
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
-
料金
年10,300円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
お問い合わせ
-
最低利用人数
お問い合わせ
やよいの青色申告 オンラインは、弥生株式会社が提供するクラウド型会計ソフト。個人事業主向けの青色申告ソフトで、クラウド申告ソフトウェア9年連続No.1※を誇るサービスです(※「クラウド会計ソフトの利用状況調査」MM総研調べ 2024年3月)。
簿記知識がなくても、簡単に申告書作成を完了できることが大きなメリット。銀行やカード取引の自動取り込み機能や、自動仕訳機能で効率化を実現し、インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応しています。
1年間は無料で利用可能なこともおすすめの理由です。次年度からの費用は、セルフプランは年額10,300円(税抜)、ベーシックプランは年額17,250円(税抜)など複数プランから選択できます。
-
料金
ー -
初期費用
17,600円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
わくわく財務会計は、株式会社コラボが提供するインストール型の会計ソフトで、Windowsのパソコンで利用可能。仕訳処理・確定申告(e-Tax)・銀行口座やクレジットカードのデータ連携ができて、購入価格は16,500円~です。
わくわく財務会計はインボイス制度・電子帳簿保存法の改正に対応済みで、個人事業主も安心して利用できる点がおすすめ。また、ワープロやExcelなどの表計算ソフトのような感覚で操作できるインターフェースとなっており、Excel入力に慣れている個人事業主には使いやすい会計ソフトです。
-
料金
月1,078円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
【新規受付終了しました】
HANJO会計は、飲食店を経営する個人事業主向けのクラウド会計ソフト。時計で有名なカシオ計算機株式会社が提供しています。
レシート・領収書を撮影するだけで仕訳が作成される機能や、銀行口座とのデータ連携機能があり、飲食店の日々の会計業務を効率化できます。また、個人事業主の確定申告をかんたんに作成できる点もおすすめ。
操作上の疑問点についてはコールセンターで解決できるため安心。飲食店の個人事業主の経理をサポートしてくれる会計ソフトならHANJO会計がおすすめです。
以上、以上、機能比較や料金比較でおすすめの個人事業主向け会計ソフトを解説しました。2024年最新比較でおすすめの会計ソフトをさらにチェックしたい方には、以下の記事もおすすめです。
個人事業主は会計ソフトの料金を経費として計上できる。勘定科目は?
個人事業主が会計ソフトを契約した場合、利用料金は経費として処理可能です。勘定科目は、「クラウド型会計ソフト」と「インストール型会計ソフト」のどちらを購入したかで違います。
クラウド型を導入 | インストール型を導入 |
---|---|
勘定科目は「通信費」に仕訳 | 勘定科目は「消耗品費」に仕訳 |
クラウド型会計ソフトは月額課金制(サブスクリプションモデル)のため、勘定項目は通信費で処理するのが一般的です。インストール型会計ソフトは買い切りの場合が多く、一括で購入価格を支払うため、勘定項目は消耗品費とするのがよいでしょう。
まとめ:経費処理や確定申告がラクになる会計ソフトがおすすめ
個人事業主にとって経費処理や確定申告は、事業を継続するうえで重要なものの、あまり時間をかけたくない作業でしょう。フリーランスとして仕事をする人が増えている昨今、会計ソフトも個人事業主が使いやすい形に進化しています。
会計ソフトがあることで経費処理や確定申告がラクになるだけでなく、収入と支出が明確になり、投資の意思決定がしやすくなるといったメリットも。事業経営に役立つ会計ソフトの導入をぜひ検討してみてください。
PRONIアイミツでは、会計ソフトをはじめとするSaaSツールの選定支援を行っています。いくつかの質問に答えるだけでおすすめの会計ソフトが分かる診断も用意していますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
個人事業主が会計ソフトを導入する際のよくある質問に答えます。
個人事業主の確定申告に会計ソフトは必要?
個人事業主がe-Taxで確定申告をしたい場合や、最大65万円控除が適用できる青色申告で確定申告をしたい場合、決算書などの必要書類を作成できる会計ソフトは便利。会計ソフトの導入は必須ではありませんが、Excelや紙の帳簿で決算書などを作成するのは大変でミスも起こりやすいため、会計ソフトの導入がおすすめです。
クレジットカードの明細から自動仕訳が可能な会計ソフトも多くあり、日々の帳簿入力を効率化したい場合も会計ソフトの導入がおすすめです。
個人事業主向け会計ソフトのランキングは?
PRONIアイミツの「会計ソフトの最新ランキング」ページでは、さまざまな条件で会計ソフトを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたに最適なサービスを探してみてください。
→【2024年最新】会計ソフトのランキングはこちら
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相場がわからない
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税理士
板山 翔
板山翔税理士事務所代表
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。
税理士
板山 翔のコメント