【税理士監修】価格が安い会計ソフトおすすめ10選!費用相場も解説
PRONIアイミツ(当社)が実施した700名を対象としたアンケート調査の結果、会計ソフトの費用相場は、月額利用料が「無料〜5,000円」、初期費用は「3万円未満」が最多です。
【当記事の要点】
- 費用相場: 初期費用は0円〜3万円未満、月額料金は5,000円未満が主流
- 選び方の鍵:安さだけでなく「操作性のよさ」や「サポート体制」が重要
- おすすめ:月額980円~の「freee会計」など安く利用できる10サービスを紹介
本記事では、アンケートに基づく会計ソフトの費用相場を解説し、従業員数規模別のリアルな相場感も紹介。相場より安く利用できるおすすめのクラウド型・インストール型の会計ソフトもそれぞれ厳選して紹介します。
税理士
板山 翔
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小 …続きを見る
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。 板山翔税理士事務所代表
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 会計ソフトの費用相場【アンケート調査】
- 従業員数規模別の費用相場の変化は?
- 価格が安い会計ソフトの料金比較表
- 価格が安い会計ソフトおすすめ10選
- 価格が安い会計ソフトを選ぶ上での注意点
- まとめ:会計ソフトの費用を抑え、仕訳業務を効率化しよう
- 会計ソフトの利用実態アンケートの概要
会計ソフトの費用相場【アンケート調査】
PRONIアイミツSaaS(当社)は、会計ソフトを導入・利用している担当者700名にアンケート調査を実施。利用中の会計ソフトにかかる費用について質問し、回答をまとめました。
アンケートでは初期費用「3万円未満」、月額料金「無料」が最多という結果になりましたが、これらは近年の「クラウド型の普及」と「インストール型の根強い利用」という、導入形態による費用の仕組みの違いが反映されています。
会計ソフトの費用相場
- 初期費用:3万円未満
- 月額料金:「無料」が最多。次いで2,000円〜3,000円未満が多い
実際に会計ソフトを導入・運用している企業が具体的に支払っている相場を初期費用、月額利用料の2つの視点で解説します。
【調査結果】初期費用の相場
会計ソフトの初期費用の回答で最も多かった価格帯は「3万円未満(15.6%)」でした。これに「0円(無料)」を合わせると、全体の約2割が低コストで導入を開始していることが分かります。
一見すると「初期費用はほとんどかからない」ようにも見えますが、この結果には「導入形態による費用の仕組み」が大きく影響しています。
クラウド型:初期費用無料が一般的
インターネット経由で利用するクラウド型は、サーバーの設置やソフト本体の購入が不要なため、初期費用無料で導入できるケースがほとんどです。アンケートで「3万円未満」と回答した人が多かったのは、近年のクラウド型の急速な普及が背景にあると考えられます。
クラウド型の会計ソフトは、インターネット経由でどこからでも操作でき、法令改正に伴うアップデートも自動で行われるため、運用の効率化を重視する企業におすすめです。
インストール型(買い切り型):1万円〜数十万円の一括費用
一方で、PCにソフトをインストールして利用する買い切り型は、導入時に「1万円〜数十万円」の一括費用が発生します。
初期費用相場のグラフにおいて「50万円以上」と回答している層(9.9%)が一定数存在するのも、こうした高機能な一括購入型のインストール型ソフトの導入や、既存システムからの大規模なデータ移行・初期設定代行にコストをかけているケースと言えるでしょう。
【調査結果】月額料金の相場
会計ソフトの月額料金では「無料(14.7%)」が最多となり、次いで「2,000円〜3,000円未満(12.0%)」が多い結果となりました。
「無料」という回答が多いのは、クラウド型の無料プラン利用者に加え、月額費用が発生しない「インストール型(買い切り型)」を継続利用している層が一定数含まれるためと推測されます。
クラウド型:有料層の相場は「月額5,000円未満」
現在主流となっている有料のクラウド型を利用する場合、利用人数や機能に応じた月額費用が発生します。実質的な有料利用層においては、月額5,000円未満が全体の約4割を占めており、これが現在のクラウド会計ソフトの標準的な相場と言えそうです。
なお、会計ソフトでは機能を限定した「無料プラン」を提供しているものも多く、一定層がこれらを活用していると推測されます。
インストール型:月額料金は「無料」が標準
一度ソフトを購入すれば、その後の月々の支払いは発生しないのがインストール型の特徴です(※)。アンケートで「月額無料」と答えた層には、こうした買い切り型ソフトを長年利用している層が含まれていると言えるでしょう。
もし月額料金の見積もりが1万円を超えるような場合は、多機能な法人向けプランなのか、あるいは自社の規模に対して過剰なスペックでないかを精査する必要があるでしょう。
(※)インストール型ソフトは、法改正対応などのバージョンアップには別途「数千円〜数万円」の保守費用が必要になる場合があります。
従業員数規模別の費用相場の変化は?
会計ソフトの月額料金を従業員数規模別に分析すると、組織の成長に合わせて「安価なスモールスタート」から「管理体制の強化を見据えた投資」へと明確にシフトしていく傾向が見て取れました。
前章において「月額無料」が目立った全体の結果に対し、従業員規模別に分析すると、組織の成長に伴う費用の変化が鮮明になります。
小規模層:約6割が「月額3,000円未満」で運用
従業員数が29名以下の組織では、全体の約6割が月額3,000円未満(1,000円未満を含む)で運用しています。この従業員数規模では、まず手軽に導入できるクラウド型の低価格プランを活用し、経理業務のデジタル化を最小コストで実現していることが分かります。特に30名未満の企業においては、無料プランを含む安価なプランの選択が「標準的な相場」と言えるでしょう。
中堅・大企業層:「月額1万円以上」に投資
従業員数が300名を超えるセグメントでは、それまでの低価格帯から「月額10,000円以上」へとボリュームゾーンが移行します。
特に300名以上の大企業層では、月額10,000円以上を投じる割合が約27%と全規模の中で突出しています。これは組織拡大に伴い、部門別会計や複雑な権限設定、既存の基幹システムとの連携といった「高度な管理機能」が不可欠になるためです。成長フェーズに合わせて、費用相場も一段階上がる傾向にあると言えます。
価格が安い会計ソフトの料金比較表
ここからは実際に、価格が安い会計ソフトの料金や導入形態を比較します。以下、の会計ソフトの料金比較表をご覧ください。
|
料金 月 2,980 円~ 初期費用 要問合せ
(他4プラン)
|
料金 月 2,480 円~ 初期費用 0円 /契約
(他3プラン)
|
料金 月 2,900 円 初期費用 0円
(他2プラン)
|
料金 月 1,800 円 初期費用 要問合せ
(他1プラン)
|
料金 年 93,000 円~ /ライセンス 初期費用 要問合せ
(他4プラン)
|
料金 月 23,100 円 初期費用 0円
(他3プラン)
|
料金 月 3,610 円 /契約 初期費用 要問合せ |
料金 月 2,500 円 初期費用 要問合せ
(他2プラン)
|
問い合わせ
(他1プラン)
|
問い合わせ |
問い合わせ |
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
クラウド(SaaS)
オンプレミス(パッケージ)
|
|
導入実績社数 54万事業所(※2024年3月末時点) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 登録ユーザー数350万以上(シリーズ累計) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 82万(シリーズ累計) |
導入実績社数 25,000法人(クラウドシリーズ累計) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 150,000社(シリーズ累計) |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
freee会計は他社と比較して価格が安い点もメリット。初期費用無料・月額料金2,980円~で導入可能。個人事業主は月額料金980円~利用可能です。クレジットカード・銀行口座を連携して日々の仕訳を自動化する機能や、確定申告書を自動作成する機能が使えます。なお、確定申告に関するトータルサポートを受けたい場合にはスタータープラン(月額料金5,480円~)がおすすめです。
また、マネーフォワードは会計ソフト以外にも、請求書発行、電子契約、給与計算など、法人運営に必要な全12サービスを基本料金内で提供しています。これらのサービスを連携させることで、バックオフィス業務全体の効率化を実現します。
特に、代表者1名で運営する事業者向けには、お得な「ひとり法人プラン」を用意。初期費用を抑えて会計システムを導入したい方におすすめです。
※1 2022年10月自社調べ
安心のサポート体制もおすすめの理由。「ベーシックプラン」の場合、無制限でサポートを利用可能。「セルフプラン」の場合、導入後2ヶ月間は初期サポートとして電話とメールでのサポートが利用できます。操作サポートに加えて仕訳や経理業務などの業務系の相談できるのもポイント。
クラウド会計ソフトの「弥生会計 Next」は月額2,900円(税抜)から利用できます。
「かんたんクラウド会計」は初期費用無料・月額料金1,800円~と、他社と比較しても安い価格帯となっています。電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しているため、手軽に法令対応したい企業にもおすすめです。
小規模企業向けのプランは、初期費用無料・年間利用料102,300円(1ヶ月あたり8,525円)。また、中小企業向けのプランは初期費用55,000円・年間利用料257,400円(1ヶ月あたり21,450円)で導入できます。他社と比較して勘定奉行クラウドの料金は割高ですが、AI学習によって金融機関の取引データから自動仕訳を行う機能や、Excelファイルを取り込んで自動仕訳を行う機能など、便利な機能が豊富。これまで経理担当者が行ってきた転記作業を大幅に削減できます。
PCAクラウド会計は初期費用無料・月額料金23,100円(内訳はソフト利用料金4,620円、サーバー利用料金18,480円)で使うことができます。他社と比較すると価格帯は高いものの、豊富な会計機能や万全のセキュリティで、企業の内部統制を強化できる点がメリットです。
業務フローに合わせた、帳票・レポートの自動生成機能が充実し、経理業務の効率化を実現。高いセキュリティ基準をそなえていることもおすすめの理由。データの暗号化や多層のアクセス管理を採用し、企業の財務情報を厳重に保護します。
利用料金は、法人向けが月額3,610円と低価格で、必要に応じてオプション機能を追加可能。「本支店間や会計事務所と綿密なデータ連携をして効率化につなげたい」「経理処理を行うパソコンはネット接続したくない」という企業に、JDL IBEX会計netはおすすめの会計ソフトです。個人事業主向けには「JDL IBEX会計出納帳」を月額890円と安い価格で提供しています。
クラウド型のジョブカン会計は、初期費用無料・月額料金2,500円~利用可能。仕訳承認機能やキャッシュフロー計算書の出力といった機能を使いたい場合は、1つプランをグレードアップする必要がありますが、その場合も月額料金5,000円と安い価格帯です。
インストール型の会計ソフトとしては、青色申告に特化した「ジョブカンDesktop 青色申告23」や、会計処理全般に対応した「ジョブカンDesktop 会計23」があります。導入コストを抑えて、確定申告を効率化したい個人事業主におすすめです。
会計王はMoneyLink(マネーリンク)による自動仕訳が大きな特徴。複数の金融機関やクレジットカードの明細を自動で取得し、自動で仕訳できます。手間のかかる帳簿入力が不要になり業務効率化を実現。ヒューマンエラーのリスクも低減します。
もちろん、インボイス制度・改正電子保存保存法にも対応。料金は44,000円(税込)で、導入前に30日間無料でお試しが可能です。
インボイス制度や多様な伝票入力機能にも対応し、正確な帳簿管理を実現します。買い切りで13,200円(税込)と安い価格のため、導入コストを抑えたい法人にもおすすめです。
上記比較表をご覧の通り、クラウド会計ソフトの多くは初期費用無料、数千円の月額料金、インストール型は買い切りで2万~4万円ほどで導入できます。
「JDL IBEX会計net」と「ジョブカン会計」はインストール型の会計ソフトも購入可能。「ジョブカン会計」のインストール型最新版は「ジョブカンDesktop 会計 23」というサービス名でリリースしており、30,800円(税込)の価格で購入できます。
「会計王」は個人・中小企業向けのインストール型ソフトで、料金は44,000円(税込)。ランニングコストを抑えたい小規模法人・個人事業主におすすめです。「会計らくだ」は小規模法人・中小企業向けの記帳専用のインストール型ソフト。 買い切りで13,200円(税込)と安い価格帯です。
「トータルコストで比較して安い会計ソフトを導入したい」という企業は、ぜひPRONIアイミツにご相談ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフトが分かる診断(無料)ができます。
価格が安い会計ソフトおすすめ10選
料金比較で、価格が安いおすすめのクラウド型・インストール型の会計ソフト10選を紹介します。コストパフォーマンスに優れたサービスを厳選していますので、導入費用が気になるという企業はぜひチェックしてみましょう。
価格が安いおすすめの会計ソフト一覧
freee会計
freee会計は中小企業や個人事業主向けに開発されたクラウド会計ソフト。クラウド型の会計ソフトでトップクラスのシェアを誇るサービスです。はじめての方も操作しやすいUI(ユーザーインターフェース)が特徴で、経理の専門知識がない企業・個人事業主にもおすすめできる会計ソフトです。
freee会計は他社と比較して価格が安い点もメリット。初期費用無料・月額料金2,980円~で導入可能。個人事業主は月額料金980円~利用可能です。クレジットカード・銀行口座を連携して日々の仕訳を自動化する機能や、確定申告書を自動作成する機能が使えます。なお、確定申告に関するトータルサポートを受けたい場合にはスタータープラン(月額料金5,480円~)がおすすめです。
主な機能
マネーフォワード クラウド会計
「マネーフォワード クラウド会計」は、面倒な法人決算を楽にするクラウド会計ソフト。2,300件以上の銀行口座や法人クレジットカードと連携し、明細データを自動取得します。AIが勘定科目を自動提案するため、専門知識がなくても簡単に仕訳登録や決算書作成が可能で、会計業務を約1/2に削減できます(※1)。
また、マネーフォワードは会計ソフト以外にも、請求書発行、電子契約、給与計算など、法人運営に必要な全12サービスを基本料金内で提供しています。これらのサービスを連携させることで、バックオフィス業務全体の効率化を実現します。
特に、代表者1名で運営する事業者向けには、お得な「ひとり法人プラン」を用意。初期費用を抑えて会計システムを導入したい方におすすめです。
※1 2022年10月自社調べ
主な機能
弥生会計 Next
弥生会計 Next(旧:弥生会計オンライン)は、弥生株式会社が提供する会計ソフト。弥生は1978年の創業以来、インストール型の会計ソフトを提供するリーディングカンパニーとして、さまざまな業態に合わせた会計ソフトを提供してきました。登録ユーザー数は350万人超の実績を誇ります。
安心のサポート体制もおすすめの理由。「ベーシックプラン」の場合、無制限でサポートを利用可能。「セルフプラン」の場合、導入後2ヶ月間は初期サポートとして電話とメールでのサポートが利用できます。操作サポートに加えて仕訳や経理業務などの業務系の相談できるのもポイント。
クラウド会計ソフトの「弥生会計 Next」は月額2,900円(税抜)から利用できます。
主な機能
かんたんクラウド会計
「かんたんクラウド会計」は、株式会社ミロク情報サービスが提供するクラウド会計ソフト。同社は多くの財務会計システムを提供し、約18,000社の中堅・中小企業、約8,400の会計事務所が導入しています。会計簿記の初心者でも操作できる分かりやすいUI(ユーザー・インターフェース)が特徴で、小規模法人や中小企業にもおすすめの会計ソフトです。
「かんたんクラウド会計」は初期費用無料・月額料金1,800円~と、他社と比較しても安い価格帯となっています。電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応しているため、手軽に法令対応したい企業にもおすすめです。
主な機能
勘定奉行クラウド
勘定奉行クラウドは、株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBCと呼ぶ)が提供するクラウド会計ソフトです。OBCのサービスはこれまでにシリーズ累計82万の導入実績があり、2023年にはIPO実現企業の50%がOBCのクラウドサービスを導入しています。
小規模企業向けのプランは、初期費用無料・年間利用料102,300円(1ヶ月あたり8,525円)。また、中小企業向けのプランは初期費用55,000円・年間利用料257,400円(1ヶ月あたり21,450円)で導入できます。他社と比較して勘定奉行クラウドの料金は割高ですが、AI学習によって金融機関の取引データから自動仕訳を行う機能や、Excelファイルを取り込んで自動仕訳を行う機能など、便利な機能が豊富。これまで経理担当者が行ってきた転記作業を大幅に削減できます。
主な機能
PCAクラウド会計
PCAクラウド会計は、創業40年・会計ソフトの先駆者であるPCAが提供する、中小企業向け会計ソフト。管理会計用の仕訳を登録でき、IPOをお考えの企業にもおすすめです。
PCAクラウド会計は初期費用無料・月額料金23,100円(内訳はソフト利用料金4,620円、サーバー利用料金18,480円)で使うことができます。他社と比較すると価格帯は高いものの、豊富な会計機能や万全のセキュリティで、企業の内部統制を強化できる点がメリットです。
主な機能
JDL IBEX会計net
JDL IBEX会計net(JDLアイベックス会計ネット)は、株式会社日本デジタル研究所が提供する会計ソフト。大量のデータ処理に対応し、複数の支社や営業所と連携した会計処理が可能な会計ソフトで、クラウド型とインストール型から選択可能です。
業務フローに合わせた、帳票・レポートの自動生成機能が充実し、経理業務の効率化を実現。高いセキュリティ基準をそなえていることもおすすめの理由。データの暗号化や多層のアクセス管理を採用し、企業の財務情報を厳重に保護します。
利用料金は、法人向けが月額3,610円と低価格で、必要に応じてオプション機能を追加可能。「本支店間や会計事務所と綿密なデータ連携をして効率化につなげたい」「経理処理を行うパソコンはネット接続したくない」という企業に、JDL IBEX会計netはおすすめの会計ソフトです。個人事業主向けには「JDL IBEX会計出納帳」を月額890円と安い価格で提供しています。
主な機能
ジョブカン会計
ジョブカン会計は株式会社Donutsが提供する会計ソフト。同社はシリーズ累計25万社の導入実績を誇るサービスです。クラウド型とインストール型の導入形態から選べます。クラウド型・インストール型どちらの会計ソフトも、電子帳簿保存法に対応。法令にしっかり対応した会計ソフトを導入したい企業にもおすすめです。
クラウド型のジョブカン会計は、初期費用無料・月額料金2,500円~利用可能。仕訳承認機能やキャッシュフロー計算書の出力といった機能を使いたい場合は、1つプランをグレードアップする必要がありますが、その場合も月額料金5,000円と安い価格帯です。
インストール型の会計ソフトとしては、青色申告に特化した「ジョブカンDesktop 青色申告23」や、会計処理全般に対応した「ジョブカンDesktop 会計23」があります。導入コストを抑えて、確定申告を効率化したい個人事業主におすすめです。
主な機能
会計王
会計王は、ソリマチ株式会社が提供する会計ソフト。個人・中小企業向けのインストール型会計システムで、帳簿づけから試算表・決算資料の作成、経営状態の確認を簡単に行えます。
会計王はMoneyLink(マネーリンク)による自動仕訳が大きな特徴。複数の金融機関やクレジットカードの明細を自動で取得し、自動で仕訳できます。手間のかかる帳簿入力が不要になり業務効率化を実現。ヒューマンエラーのリスクも低減します。
もちろん、インボイス制度・改正電子保存保存法にも対応。料金は44,000円(税込)で、導入前に30日間無料でお試しが可能です。
主な機能
会計らくだ
会計らくだは、株式会社ビーエスエルシステム研究所が提供する会計ソフト。インストール型で、法人向けに特化した記帳専用のソフトです。専門知識がなくても使いやすいシンプル設計で、日常の仕訳入力を効率化できます。複式簿記に対応し、売掛帳・買掛帳などの帳簿も自動作成。決算を税理士に依頼する場合でも、記帳データを活用することで決算に役立つ資料の作成がスムーズです。
インボイス制度や多様な伝票入力機能にも対応し、正確な帳簿管理を実現します。買い切りで13,200円(税込)と安い価格のため、導入コストを抑えたい法人にもおすすめです。
主な機能
以上、価格が安いおすすめの会計ソフトを詳しく解説しました。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、会計ソフト選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
なお、インストール型(パッケージ型)のサービスをさらにチェックしたい方、無料で使える会計ソフトをご覧になりたい方は以下記事も参考にしてください。
価格が安い会計ソフトを選ぶ上での注意点
価格が安いという点にメリットを感じて導入しても、必要な機能がないと本来の目的である業務効率化を実現できません。以下、会計ソフトを選ぶ上での注意点を解説します。
個人事業主向けか法人向けか
会計ソフトは「個人事業主向け」と「法人向け」でプランが明確に分かれている会計ソフトもあれば、機能の範囲やユーザー数でプランを分けている会計ソフトもあるため、注意が必要です。個人事業主と法人では注意するポイントが異なります。
| 事業者の種類 | 会計ソフトを選ぶ際の注意点 |
|---|---|
| 個人事業主 | ・青色申告・白色申告への対応 ・1番安いプランで十分なケースもある |
| 法人 | ・レポート機能の有無 ・ユーザー数を追加できるか ・内部統制に対応しているか |
個人事業主は、自身の申告方式(青色申告・白色申告)に対応する会計ソフトを選ぶ必要があります。青色申告の個人事業主は、利便性を考慮し、「複式簿記の帳簿を自動作成できるか」「確定申告の各種控除額を自動計算できるか」といった点を確認すると良いでしょう。白色申告の個人事業主は、将来的に青色申告に移行することも視野にいれ会計ソフトを選択しましょう。
法人は、財務諸表の作成や経営分析、レポート機能の有無、ユーザー数を追加できるかを確認しましょう。また、上場準備企業や上場企業は、内部統制対応の会計ソフトが求められます。会計ソフトの導入前に、規模や機能を各社で比較しましょう。
会計簿記の知識がなくても簡単に操作できる製品か
仕訳科目の設定などをカスタマイズできる会計ソフトは便利である一方で、初心者には操作が難しい製品もあるため注意が必要。設立したばかりの法人や個人事業主には、会計簿記の知識がなくても簡単に操作できる会計ソフトがおすすめです。
「freee会計」や「MFクラウド会計」をはじめとする多くの会計ソフトでは、無料トライアルを実施しています。初めて会計ソフトを導入するため操作できるか不安という方は、無料トライアル期間に使い勝手を確認しましょう。
確定申告や決算書、請求書などの書類作成が可能か
確定申告や決算書などの書類作成が可能な会計ソフトなら、毎年の決算期における作業も効率化できます。青色申告で最大65万円の控除を受けたいならe-Taxに対応した会計ソフトを選びましょう。また、各種決算書(BS/PL、株主資本等変動計算書など)を作成する必要がある法人は、「必要な決算書を出力できるか」という点に注意して、会計ソフトを選ぶ必要があります。
また、請求書の作成機能がある会計ソフトであれば、企業名の入力や金額の計算を自動化できます。請求書の計算ミスを防止し、生産性を高めたい企業におすすめの機能です。
会計ソフトに必要な機能は「仕訳帳・決算書の作成」が上位に
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月~9月に実施した独自調査では、企業が会計ソフトに求める機能は「仕訳帳の作成機能」が91%と最も多く、次いで「決算書の作成機能」が89%、「クレジットカード明細取込機能」が63%という結果でした。
この調査結果から、企業は日々の取引記録を正確に管理し、決算までスムーズに進められる機能を重視していることがうかがえます。上記データも参考にして、自社に必要な機能を整理してみましょう。
サポート体制は十分か
会計ソフトによって提供するサポート内容は大きく異なります。メールサポートのみ、電話・メールの両サポート、遠隔操作によるサポート、操作方法のみならず経理に関する相談にも対応可能など、サポート体制はソフトによってさまざまです。まずは、自社でどの程度のサポートが必要かを整理し、ニーズにマッチした会計ソフトを導入しましょう。
税理士
板山 翔のコメント
クレジットカードや銀行口座とデータ連携可能か
「クレジットカードや銀行口座とのデータ連携が可能か」という点にも注意して会計ソフトを選ぶことが重要です。取引明細のデータをもとに自動仕訳できる会計ソフトなら、日々の帳簿付けの手間を大幅に削減できます。
経費を漏れなく申請することは節税にもつながります。時間をかけずに節税効果を高めたい人にはデータ連携機能の活用がおすすめです。機能や料金など多面的に比較して会計ソフトを選びたい人は、別記事「最新比較でおすすめの会計ソフト」もご覧ください。
まとめ:会計ソフトの費用を抑え、仕訳業務を効率化しよう
会計ソフトを利用するにはランニングコストが発生するため、一見マイナスに思えるかもしれません。しかし、仕訳の自動化・決算書類の自動作成・電子帳簿保存法への対応などによって業務効率化が実現し、企業の生産性を向上させることができます。料金比較で自社に合う会計ソフトを選び、費用を抑えながら仕訳業務を効率化しましょう。
PRONIアイミツでは、ITツール受発注のプロとして、会計ソフト選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った会計ソフトが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
会計ソフトの利用実態アンケートの概要
この記事にまとめた会計ソフトの利用実態アンケートの概要です。
会計ソフトの利用実態アンケートの概要
- 調査対象:会計ソフトの利用・導入者700名
- 調査地域:全国
- 調査期間:2026年3月30日
- 調査方法:インターネット調査
- 主な回答業種:サービス業(19.0%)、製造業(18.9%)、商社・卸売り・小売業(10.0%)、その他(8.7%)など
- 主な調査項目:現在利用している会計ソフト、料金体系など
当記事の引用や転載をする際は、必ず出典として「PRONIアイミツSaaS」および記事URL(https://saas.imitsu.jp/cate-accounting-software/article/h-1618)を明記願います。
会計ソフトのおすすめ記事
会計ソフトの新着記事
会計ソフトのランキング
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!
税理士
板山 翔
板山翔税理士事務所代表
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。
税理士
板山 翔のコメント