大企業・上場企業におすすめの会計ソフト7選【2022年最新版】
業務効率の改善が期待できる会計ソフト。さまざまなサービスが展開されており、導入を検討中の方も多いと思います。しかし、従業員数の規模や導入の目的によって適している会計ソフトは異なるので注意が必要。導入後の「イメージと違った」といった事態を防ぐためにも、複数の会計ソフトを比較した上で選ぶのが大切です。 そこで本記事では、10万件以上の利用実績をもつ発注業者比較サービス「アイミツ」が、大企業や上場企業向けに厳選した会計ソフトを紹介します。会計ソフトを選ぶ際のポイントも解説していますので、ぜひ参考にしてください。

アイミツコンシェルジュ 伊藤
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- 1.大企業が会計ソフトを導入するメリットとは
- 2.【比較表】大企業におすすめの会計ソフト
- 3.大企業におすすめの会計ソフト7選
- 4.会計ソフトを導入する際のポイント
- 5.【まとめ】自社にぴったりな会計ソフトを導入しよう
1.大企業が会計ソフトを導入するメリットとは
従業員数が300名を超える大企業や、株式市場に上場している企業が会計ソフトを導入するメリットは、なんといっても業務効率化の実現です。会計ソフト会計帳簿やレポートなどの作成時間短縮や、取引明細の自動取得が可能となります。
また、会計ソフトのなかには月額費用が数万円と比較的リーズナブルなサービスも存在します。大幅な業務効率化が期待できる上に、コストが抑えられるのは大きな魅力といえます。しかし、自社の課題解決や目的に沿った会計ソフトを選ばなければ効果が得づらいという注意点があるのも事実です。
会計ソフトの導入を検討されている大企業・上場企業の方は、まずは無料の見積もりから始めてみてはいかがでしょうか。「アイミツ」では、特に人気の会計ソフトの一括見積もりも可能です。会計ソフト選びでお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。
2.【比較表】大企業におすすめの会計ソフト
ここからは大企業におすすめの会計ソフトを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介する会計ソフトでアイミツSaaSがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、会計ソフト選びの参考にしてください。
3.大企業におすすめの会計ソフト7選
ここからは、大企業・上場企業におすすめの会計ソフトを紹介します。

マネーフォワードクラウド会計は、東京都港区に本社を構えるマネーフォワードが提供している法人向けの会計ソフトです。取引明細の自動取得やスマートフォンからの仕訳作業などさまざまな機能を実装しています。
大きな特徴は人工知能(AI)が搭載されている点で、ビッグデータにもとづいた勘定項目の提案が可能。使うほどにデータが蓄積され、自動入力・自動仕訳の負担が軽減されます。銀行口座やクレジットカードにくわえて、決済代行やクラウドソーシングとの連携に対応されているのも魅力です。
料金プランは「スモールビジネス」と「ビジネス」「エンタープライズ」の3種を用意。大企業や上場企業には、業務フローに合わせた承認管理や仕訳の承認機能などが使用できる「エンタープライズ」プランがおすすめです。
- 電話サポート
- メールサポート
- チャットサポート
- 電子帳簿保存法対応
- Mac対応
- 勘定科目のCSVインポート機能
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引先のCSVインポート機能
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能

ジームクラウドACとは、大手企業・中堅企業向けに株式会社クレオが提供する会計ソフトです。シリーズ累計で2,000社以上が導入しています。グループ会計機能で会社合算や連結決算の連携ができます。
また、会社独自の会計管理ではセグメント管理やBI・予算管理、CF、配賦処理など幅広い管理会計に対応しています。人事システムや給与システム、就業システムといった業務システムを適用することでバックオフィス全体の業務効率化を図ります。また、手作業で行っていたデータ連携の作業はデータ連携ツールを利用することにより自動化、リース資産や固定資産といった資産管理や手形の管理も可能です。
- メールサポート
- 取引明細の自動取込機能
- 仕訳帳の作成機能
- 月次推移表の作成機能
- 四半期推移表の作成機能
- 半期推移表の作成機能
- 決算書の作成機能
- 勘定科目の設定
- 取引先など補助科目の登録機能
- 収益レポートの作成機能

クラウドERP freeeは、東京都品川区に本社を構えるfreeeが提供しているクラウド型の会計システムです。中堅企業向けのサービスですが、内部統制にも対応しているため、GMOペパボやWantedlyといった上場企業や上場準備中の企業にも導入されています。
経理の業務フローの一元化にくわえて、経理・経営企画の集計業務を自動化することによって、経営状況のリアルタイムでの「見える化」を実現しているのも大きな特徴。いつでも自社の状況が簡単に把握できるため、意思決定スピードの向上にも役立てられるでしょう。
料金プランは「会計エンタープライズプラン」と「会計プロフェッショナルプラン」の2種を用意しており、「会計プロフェッショナルプラン」は月額3万9,800円(税抜)から利用が可能です。
- 使いやすいので便利です。特に困ることはないです。初心者でも分かりやすいです。不明点はすぐに解消できます。
- チャットサポートがあり、わからないことがあっても気軽に聞けるのはいい。わざわざメールや電話で問い合わせるのは時間がかかるし、手間だから。

PCAクラウド会計
PCAクラウド会計は、東京都千代田区に本社を構えるピー・シー・エーが提供している会計ソフトです。従業員数十数名の企業から、1,000名を超える大企業まで幅広く導入されてきた実績があります。
自動仕訳や部門の階層管理、仕訳の承認機能にくわえて、豊富な配賦処理も用意。わかりやすいインターフェースが設計されているほか、他システムとの連携がシームレスに行えるのも魅力的なポイントです。
料金プランは初期費用0円の「イニシャル”0”プラン」をはじめ、利用期間に応じて料金が発生する「プリペイドプラン」、「サブスク版」「パッケージ版」などからニーズに応じて選択が可能。また、制度改正への迅速な対応や電話やメール、リモートによるサポート、セキュリティ対策にも注力しているので、安心して利用できるでしょう。

ACT-Potentiaは、東京都港区に本社を構えるビジネスブレイン太田昭和が提供している会計ソフトです。日本特有の法律や習慣にきめ細かに対応しているのが特徴で、これまでに物流会社や証券代行会社など幅広い業界で導入された実績があります。
財務/会計の分野で長い歴史をもつACTシリーズの標準機能が搭載されているほか、最小限のアドオンもしくはカスタマイズなしで導入が可能。すべての業務がwebブラウザ上で行えるのも大きな魅力といえます。
また、導入の際は業務とシステムに関する知見をもつ経営コンサルタントによる経営分析や、会計士による業務分析を行った上でシステムを構築するので、自社の状況に適した会計システムを希望する場合にもおすすめできるサービスです。
- 電子帳簿保存法対応
- 仕訳帳の作成機能
- クラウド
- オンプレミス(パッケージ)
- Pマーク
- 日本会計基準
- IFRS(国際会計基準)
- 予算管理機能
- 仕訳の承認ワークフロー設定
- 入出金データ取込時の自動消込

EXPLANNER/Zは、東京都港区に本社を構える日本電気(NEC)が提供する会計ソフトです。販売開始から45年もの歴史をもち、これまでの導入本数は3万本以上。規模や業種を問わず、さまざまな企業で活用されています。
簡単に伝票起票ができる支援機能をはじめ、複数帳簿機能や自動仕訳機能、CSV形式での仕訳取り込み機能など豊富な機能を備えているのが特徴。ユーザー向けレポート作成機能や多段階電子承認機能による業務効率化や決算早期化にくわえて、会計管理機能ではリアルタイムで経営比率を確認することができるのも大きな魅力です。
さらに、万全のセキュリティ対策や手厚いサポートも用意されているので、安心して利用できる会計ソフトといえるのではないでしょうか。

勘定奉行11は、東京都新宿区にあるオービックビジネスコンサルタントが提供する会計ソフトです。株式上場を果たした企業のおよそ60%が導入しており、これまでの累計導入実績は63万社にものぼります。
誰でも簡単に扱える見やすさや操作性が特徴で、自動起票や債務・債権管理、内部統制・IFRSにも対応しているほか、決済報告書や消費税申告書をボタン1つで作成することができます。また、利用者の声や最新技術を取り入れる姿勢も魅力的なポイントでしょう。
料金プランについては「スタンドアロン型」と「Network Edition」の2種があり、ニーズに応じて選択が可能。さらに、セキュリティ対策やサポート体制も万全なので、安心して利用できるのではないでしょうか。
- 電話サポート
- メールサポート
- 電子帳簿保存法対応
- AIによる勘定科目の提案機能
- 取引明細の自動取込機能
- 勘定科目の設定
- 取引先など補助科目の登録機能
- キャッシュフローレポートの作成機能
- 収益レポートの作成機能
- 費用レポートの作成機能
おすすめの会計ソフトをご紹介しました。
アイミツSaaSでは、自分にあった会計ソフト選びに関するご相談を受け付けています。
利用料金は無料ですので、以下の「まずは相談する(無料)」からお問い合わせください。
4.会計ソフトを導入する際のポイント
ここでは、会計ソフトを導入する際のポイントを解説します。トラブルや失敗を避けたい方は必見です。
自社の導入目的に合うものを選ぶ
会計ソフトを導入する際は、自社の目的に合ったものを選びましょう。会計ソフトを選ぶ際は企業規模は重要な基準の1つであり、個人事業主や中小企業と大企業、上場企業に必要な機能は異なります。
また、「クラウド型」と「パッケージ型」のどちらが適しているのかも大切なポイント。初期費用やランニングコストが異なるだけでなく、それぞれにメリット・デメリットがあるので、それらを踏まえた上で検討する必要があります。はじめて会計ソフトを導入するという場合は、無料体験期間を活用して実際の操作性を確かめるのもおすすめです。
管理しやすいものを選ぶ
管理のしやすさも会計ソフト選びでは重要なポイントです。会計ソフトでは紙の帳簿が不要で、会社のお金の動きをパソコンから手軽に確認することができますが、画面の設計や操作性はサービスによって異なるものです。
どんなに機能が豊富な会計ソフトであっても、実際に会計業務を担当する社員にとって管理がしづらいシステムでは、効率化は困難だといえます。会計ソフトを選ぶ際は複数の担当者とともに各サービスの特徴を比較し、自社の業務に適しているものを選ぶとよいでしょう。
税理士と連携する
会計ソフトは、企業だけでなく契約している税理士も同じものを使用するケースが多いため、事前の確認が必要です。税理士と同じ会計ソフトを導入することによって、データ共有などが効率的に行えるようになります。
また、税理士と同じ会計ソフトであれば、操作方法をレクチャーしてもらえる可能性もあります。無駄なオペレーションコストを削減し、より効率的な会計業務を実現させるためにも、会計ソフトを導入する際は税理士の使用ソフトを確認することをおすすめします。
5.【まとめ】自社にぴったりな会計ソフトを導入しよう
本記事では、大企業・上場企業におすすめの会計ソフトを紹介するとともに、会計ソフトを選ぶ際のポイントを解説してきました。
自社のニーズに合った会計ソフトを導入すれば、業務効率の改善や経営判断のスピード向上につながると考えられます。しかし、従業員数の多い大企業や上場企業では、どのような会計ソフトが適しているのかが判断しづらいというのも事実です。
アイミツSaaSでは、自分にあった会計ソフト選びに関するご相談を受け付けています。
利用料金は無料ですので、以下の「まずは相談する(無料)」からお問い合わせください。

時間がかかりすぎる

不安…

判断できない…
- point. 1 今人気のサービスをまとめて比較できる!
- point. 2 10万件の利用実績から業界・相場情報をご提供!
- point. 3 業界内で実績豊富なサービスのみ掲載!