プロジェクト管理ツール一覧
プロジェクト管理ツール62サービスの価格や機能、特徴などをまとめてご紹介しています。条件を選択することで、無料で利用可能なプロジェクト管理ツールやガントチャートが作れるプロジェクト管理ツール、クラウド型のプロジェクト管理ツールなどを探すことが出来ます。

kintoneとは、開発の知識がなくても自社の業務に合わせたシステムを簡単に作成できる、サイボウズ社のクラウド型SFA(営業支援システム)です。顧客管理、レポート機能、プロセス管理、リマインド通知など、SFAとして十分な役割を兼ね備えています。業務アプリを直感的に作成でき、社員間のつながりを活性化する社内SNSとしての機能も備えているため、社内でのスピーディーな情報共有が可能です。また、スマホやタブレットにも対応しているので、時間や場所を選ばずに仕事をすることもできます。そのほか、セキュリティ面も安心で、アプリにアクセスできるIPアドレスや端末を制限する機能もついているため、安心して利用することができます。

Trelloは、チームでのプロジェクト管理を効率的に整理するプロジェクト管理ツールです。iOSとAndroidアプリもあるため、スマホやタブレット端末での利用も可能。タスクを視覚的に管理できる「かんばん方式」なので、誰でも簡単に使いこなすことができるでしょう。機能に制限があるものも、無料プランも用意されています。

Backlogは、ソフトウェア開発・広告代理店・新聞社など多くの業種で使われているプロジェクト管理ツールです。有料契約数は10,000社を超え国産ツールの中で高い知名度を誇るツールと言えます。シンプルで直感的に使えるデザインが特徴で、プロジェクトを進める上で必要な機能が豊富に揃っているオールインワンタイプ。基本機能があるプランはチーム向けのツールなので、チームのプロジェクトを管理する際におすすめです。

Asanaは、チームのプロジェクトとタスクを管理する豊富な機能をもつプロジェクト管理ツールです。全世界で7万社以上の導入実績があり、Google、Asana、Slackを総称してGASといわれるような新しい仕事管理の常識が日本にも登場しました。大きな特徴としてはアプリの連携数の多さです。現時点で約200ツールと連携できるので、Asanaを導入すれば連携を通じて、スムーズな業務推進が期待できます。また優れたUIと評判のため、誰でも直感的に操作ができるでしょう。
Jira Softwareは、アジャイル開発チームに選ばれるプロジェクト管理ツールです。プロジェクトのタスク化や可視化、レポート機能などを活用することで、プロジェクト管理を円滑に進めることができます。ナレッジマネジメントツールなど複数の既存システムとの連携も可能。スマホやタブレット端末から利用できるアプリもリリースされています。

Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ツールです。オープンソースなので無料で利用できます。インストールするオンプレミス版のみの提供です。(Redmineのクラウド版としては、別サービス「My Redmine」や「Planio」があります)機能は、ガンチャートやカレンダー、ロードマップ、Wikiなどがあるので、設定次第で柔軟に自社のプロジェクト管理に役立てることができるでしょう。

Wrikeは、規模やシーンを問わずに使えるプロジェクト管理ツールです。導入社数は2万社あり、Asanaと比較されることも多いツールです。Wrikeの特徴はガントチャートの使いやすさとヘルプサイトの分かりやすさにあります。例えば、タスクのステータスが色で表示されるので、担当者やその他情報でフィルターをかけることも可能。また、ヘルプサイトも充実しているため基本機能以外にも高度な使い方のヘルプ情報が用意されています。ガントチャートの使いやすさやヘルプサイトの情報量を重視するに方おすすめのツールです。

Brabio!は、ガントチャート作成に特化した初心者専用のクラウド型プロジェクト管理ツールです。「ガントチャート作るならエクセルの10倍速い」がキャッチコピー。ガントチャートをすぐ作って使いたいという方におすすめのツールです。シンプルな機能なので、初めての方でも使いこなせるでしょう。5ユーザーまでの無料プランも用意されており、ビジネス用のプランも1ユーザーあたり月額約300円とリーズナブル。導入実績も20万社を突破しています。

Jootoは、クラウド型のプロジェクト管理ツールです。ふせんを貼ったり、はがしたりするように、ドラッグ&ドロップ操作をするだけで使える「カンバン方式」を採用。誰でも簡単に操作できるシンプルなデザインが特徴です。4ユーザーまでの無料プランも用意されており、ガンチャートを含む基本機能はすべて利用できます。

Microsoft Projectは、クラウド型またはオンプレミス型から選択可能なプロジェクト管理ツールです。対話型のダッシュボードを使用して、視覚的にプロジェクトの状況を確認できます。チャットやファイル共有などMicrosoft Teamsとの連携を活用すれば、快適なプロジェクト管理が期待できるでしょう。

Lychee Redmine(ライチ・レッドマイン)は、クラウド版またはオンライン版で提供可能なプロジェクト管理ツールです。シンプルなタスクから大型のプロジェクトまで対応。オープンソースRedmineがベースなので自由度の高いカスタマイズも可能で、必要な機能がなければ作成を依頼することも可能です。

monday.comは、クラウド型のプロジェクト管理ツールです。基本的なプロジェクトから複雑なプロジェクトまで幅広く対応可能。チームが1つのプラットフォームに集まりコミュニケーションをはかることで、業務効率化やプロジェクトの推進に役立ちます。チームのタスク、プロジェクト、スケジュール、ガントチャート、ファイル、チャット、自動化機能搭載。加えてカスタマイズ性が高いのであらゆる業種に対応。今お使いのツールと連携する事で作業効率UPが可能になります。チームで進めている作業を一覧化し、誰が何をしているのかを感覚的に理解でき、トレーニング不要で誰でも簡単に使えるのが利点です。

MA-EYESnc(システム開発業向け)は、クラウド型のシステム開発会社向けのプロジェクト管理ツールです。プロジェクトの進捗状況や予算管理などをリアルタイムで確認できるため、業務効率化や内部統制の強化にも役立ちます。

Instaganttは、ガントチャートを作成できるプロジェクト管理ツールです。料金プランは2種類で、年払いの場合は月額払いと比べて、年間2ヶ月分安くなります。7日間の無料トライアルも可能です。

みんなでガント.COMは、ガントチャートを作成できるプロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理に欠かせないガントチャートを、チームなどの複数ユーザで共有可能。インターネット環境があれば、パソコンはもちろん、スマホやタブレットなどでいつでも編集できます。

pivotaltrackerは、チームのタスクを整理して業務の効率化を図るプロジェクト管理ツールです。どの業務をだれが担当しているか明らかにできるので、責任の所在が明確になります。

OBPM Neo for IT企業は、IT企業やシステムインテグレーターに最適なプロジェクト管理ツールです。ベンチャー企業や中小企業、単一プロジェクトなど小・中規模のプロジェクト管理におすすめ。予定や実績の状況をリアルタイムで確認でき、速やかに現状を把握することができます。

My Redmineは、オープンソースのプロジェクト管理ツール「Redmine」ベースのプロジェクト管理ツールです。クラウド版なのでサーバ維持管理が不要でスムーズな導入が可能。また、オンプレミスのRedmineを使っていた場合でも、簡単にデータ移行もできるのでRedmineユーザーにとって便利なクラウド版ツールでしょう。Redmine自体がエンジニア向けのツールのため、使用する部署に適しているか事前に確認することをおすすめします。

クラウドログは、クラウド型の工数管理・プロジェクト管理ツールです。工数管理をはじめ、プロジェクト管理、勤怠管理に対応しています。ガントチャートで、プロジェクトを見える化。また、プロジェクトの工数・原価を計算してレポート化などが可能です。GoogleカレンダーやOffice365との連携を活用すれば、工数入力の手間も少なくなるでしょう。
ZACは、イベント・クリエイティブ・コンサルティング業界等に適した、統合型基幹業務システムのプロジェクト管理ツールです。会計管理に基づいた経営判断のサポートや内部統制、システム統合による業務効率化など幅広い課題を解決に役立ちます。プロジェクト管理では、プロジェクトの収支管理や未来の売上・利益予測、予実対比にいたるまでプロジェクトごとの収支の一元管理が可能。豊富な機能モジュールは、事業規模や業種、予算にに合わせたカスタマイズができ、機能モジュールの利用者数は後から追加可能なため、業務拡大で人員が増えた場合でもフレキシブルに対応できます。また、専任コンサルタントによる導入支援があるため、業務や運用に合わせたスムーズな稼働が可能です。

Smartsheetは、組織の業績向上に役立つクラウド型のプロジェクト管理ツールです。リアルタイムでのデータ管理はもちろん、複数人での同時編集やレポート作成など共同作業にも対応。大規模なプロジェクト・タスクの管理もできます。インターフェイスも使いやすさを追求しているため、直感的な操作が可能です。

BeingManagement3は、国産のプロジェクト管理ツールです。「BeingManagement(ビーイングマネジメント)」シリーズは、2006年に発売され、これまでに約1000社が導入。自動車・造船業界をはじめ、幅広い業界のさまざまなフェーズで利用されています。単一プロジェクトはもちろん、複数(マルチ)プロジェクトを進行する環境でも、十分に効果が発揮できる製品でしょう。

Sciformaは、企業向けのPPMソフトウェアです。プロジェクト管理は、プロジェクト・プランニング&マネジメント機能で計画から一元管理が可能。タスクレベルでリソースの計画や進捗管理などにも対応しています。

Assemblaは、Ideraが提供するバージョン管理プロバイダーです。高いセキュリティレベルを誇るため、機密情報を取り扱っているという会社におすすめです。

Quireは、直感的なデザインで、初めての方でもすぐに使いこなせるプロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理を成功させるポイントである、大きなプロジェクトを小さく実行可能なタスクにし、確実に一つひとつを解決・達成していくために開発されました。大きな目標を細分化し、膨大な数のタスクに効率的に取り組む必要のあるプロジェクトの管理に最適です。オリジナルの「階層表示」機能が特徴。無限の階層リストとかんばんポードで、タスクの進捗を一目で把握できます。多様な角度からプロジェクトを表示し、職種問わず活用できます。

Clarizenは、クラウド型のプロジェクト管理ソフトウェアです。業務の自動化やワークフロー機能により、業務効率化や生産性向上の実現をサポート。チームの協力体制強化にも役立つでしょう。インターフェイスやレポート・ダッシュボードは分かりやすく工夫されています。
MeisterTaskは、クラウド型のタスク管理ツールです。かんばん方式のプロジェクトボードを採用しており、チームのタスク管理をする際に役立ちます。自社のプロジェクト管理に必要な機能だけをカスタマイズできる柔軟性も特徴です。シンプルで使いやすいツールであることを追求しているため、誰でも短期間で簡単に使いこなすことができるでしょう。

Nozbeは、優先順位を整理して効率的にプロジェクトを進めるためのツールです。アプリやタブレットでも利用できるため場所を選ばず快適に使うことができます。

Brushup(ブラッシュアップ)は、イラスト・写真・動画・ドキュメントなどのレビューツールです。制作・プロジェクト管理にも役立つ機能を兼ね備えており、制作物へのコメントや手書きの修正が可能。制作物ごとの進捗状況がすぐに分かるようになっています。表示は、ガンチャートをはじめサムネイルモード、カレンダーモード、リストモードから選択可能です。
Commuは、日本初AI型のプロジェクト管理サービスです。タスクをチケット化し、AIが担当するチケットの期限が近い順に並べてくれます。また、期限が迫っているチケットをチャットボットが通知してくれので、進捗状況の確認もスムーズです。料金プランは、ユーザー数5名までの無料のフリープランを含めて4種類用意されています。
Mammoth Projectは、クラウドまたはオンプレミスから選択できるプロジェクトマネジメントツールです。プロジェクトの成功に必要なノウハウが豊富に詰め込まれています。成功に必要な全体像の共有を中心に、円滑にプロジェクトを推進するための機能が装備されています。無駄な機能を排除したシンプルな作りなので、どなたでも簡単に使えるのも特徴です。
OpenProject

SynViz S2は、クラウド型とオンプレミス型いずれかの導入形態を選べるプロジェクト管理統合プラットフォームです。プロジェクトを円滑に進めるために計画の見直しや情報共有などに役立ちます。充実した機能をもちながらもシンプルな操作で使いやすさを追求しています。

teamworkは、クラウド型のプロジェクト管理ツールです。

TimeTrackerは、工数管理・プロジェクト管理ツールです。ソフトウェア開発・ハード設計、営業やweb制作など幅広い業務に対応しています。現場志向に基づいて開発されているため、現場を見える化し「改善」につなげるサポートができるよう工夫されているのが特徴です。

Zubeは、Pivitが提供するアジャイルプロジェクト管理システムです。散らばったタスクを一ヵ所に集約し分析することが可能。進捗状況をリアルタイムに把握できます。

brickとは、建設業の業務改善をスムーズにするプロジェクト管理ツールです。施工管理における課題は、見積の作成、発注先の工事会社との情報共有、現場への移動など、施工以外の業務時間が多く、実施工時間の確保が難しいこと。brickは「施工以外」の業務を効率化し、施工の時間確保に貢献します。

ecat CLOUDとは、株式会社Fabric Artsが提供するクラウドパッケージです。プロジェクト管理はもちろん社員の情報管理、稟議管理、報告書管理、売り上げ管理まで1つで完了させることができます。

Taskworldは、豊富な機能をもつプロジェクト管理ツールです。世界基準のタスク・プロジェクト管理に対応。直感で操作できるのが特徴です。導入形態は、クラウド型とオンプレミス型の2種類が用意されています。

ReTaskはクラウド型のタスク管理ツールです。業務を見える化し、チームリーダーの悩み解決に貢献。情報共有や進捗確認を最適化し、タスク・プロジェクトのスムーズな進行に役立ちます。

Todoistは、クラウド型のタスク・プロジェクト管理ツールです。一日のやることを忘れずに取り組めるような機能が豊富で、重要なタスク・プロジェクトに集中する環境を整えることができます。情報共有機能で進捗を速やかに確認できるため、チーム全体の生産性向上も期待できるでしょう。
ANDPAD(アンドパッド)は、業務の見える化を通じて効率化を実現する施工管理アプリです。建設・建築現場で多く利用されており、利用社数は6万社以上、ユーザー数は17万人を突破しました。プロジェクト管理ツールとしての利用もでき、例えば社内タスク管理(オプション機能)や工程表機能などの機能もあります。図面や工程表などの資料もクラウドで一元管理することで、現場でスマホさえあればすぐに確認でき、進捗管理もスムーズになるでしょう。
Redbooth

AdFlow(アドフロー)はクリエイティブ制作に特化したプロジェクト管理ツールです。制作物の発注・制作・納品フローを可視化し、ディレクターやデザイナーの進行管理などを効率化。制作管理に必要な機能が豊富に搭載されており、一元管理が可能です。バナーやLP制作などに関わるさまざまな業界1400社以上に導入されています。

Time Krei(タイムクレイ)は、情報の管理・収集・分析ができるプロジェクト管理ツールです。利用実績は1,100社におよび多数の特許も取得。グループウェアとプロジェクト管理2つの機能を兼ね備えており、幅広い課題の解決に役立ちます。導入形態は、クラウド版またはオンプレミス版から選択可能です。
Nozbe Teamsは、チーム向けのプロジェクト管理ツールです。パソコン・タブレット・スマホなどの端末からブラウザまたはアプリで利用可能。10年以上に渡り社員全員がリモートワークで働いている、そのノウハウを活かして開発を行っています。使い方は、チームを作成・プロジェクトの作成、タスクの追加・担当者割り当て、資料やコメントで追記なので簡単です。

Planioは、オープンソースのプロジェクト管理ソフト「Redmine」をベースに開発されたクラウド型のプロジェクト管理ツールです。プロジェクト管理をはじめ、課題管理やパージョン管理、ヘルプデスク管理なども可能。wikiの作成やコメントの追加などのコミュニケーションを通じて、ナレッジ共有もできます。

Paceは、株式会社リーピーが提供する工数管理ツールです。日報、作業分析、集計機能、利益シミュレーションといった多彩な機能を搭載しています。

Zoho Projectは、クラウド型のプロジェクト管理ツールです。「最高の仕事に必要なあらゆる機能を提供する」を目的として開発されているのが特徴。プロジェクト管理に必要なガンチャートをはじめ、タスク管理やチームチャット、ワークフローに自動化など幅広い機能を兼ね備えています。
プロジェクト管理ツールとは
プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトに関わる情報を一元管理し進行に役立てるツールです。主な機能としては、タスク管理やスケジュール・カレンダー管理、チャットやメッセージなどのコミュニケーション、ファイル共有や同時編集、ガントチャートなどがあります。
導入目的としては、プロジェクト管理はもちろん、予算と実績の管理、情報分析データを用いた業務改善や経営判断など幅広い理由が挙げられます。
さらに詳しく知りたい方は、プロジェクト管理とは?代表的な手法を紹介【2021年最新版】|アイミツSaaSをご覧ください。
プロジェクト管理ツールの仕組みと使い方
プロジェクト管理ツールの仕組みはメンバーのタスク管理、情報共有、業務進捗の一元管理から成り立っています。プロジェクト管理は大局的な流れを把握するだけでなく、タスク管理をしっかりと行い、各メンバーの進捗状況を把握して優先順位をつけながら様々な調整を行う必要があります。
従来、多くの会社でエクセルやカレンダー機能などを活用してタスク管理が行われていますが、リアルタイムの情報共有などに課題を抱えています。その点、プロジェクト管理ツールを使うことで情報の集約が可能になり、修正事項があればすぐに共有できるため、業務効率は飛躍的に向上します。この仕組みはエクセルやカレンダー機能にはない独自機能です。
タスク管理が可視化されれば、全体として何割の作業ができているのか、負担が偏っていないか、何が足りないのかが一目瞭然となり、問題があればすぐに対処できます。効率的にプロジェクトを管理するにはなくてはならないツールとして、現在多くの会社で使われています。
プロジェクト管理ツールの機能
プロジェクト管理ツールの機能はさまざまですが、大きく分けてヒト・モノ・時間・情報・カネをマネジメントする機能が搭載されています。代表的な機能はタスク管理、グループウェア、ガントチャート(工程表)カレンダー、チャット機能などです。これらの機能は多くの製品で標準装備されていますが、製品によって各機能の特長は異なるので導入の際は比較検討が必要です。製品選びの際は自社のニーズをはっきりさせることで、どの製品が最適か見極めやすくなるでしょう。また、全ての機能を求めると予算を超えてしまう場合は、求める機能に優先順位をつけて、優先度の高いものから選ぶようにします。
プロジェクト管理ツールのメリット・デメリット
プロジェクト管理ツールを導入するとタスクが可視化され、情報の蓄積や共有がしやすくなります。エクセルで管理をしている方から見ると、それほど大きな違いを感じられないかもしれませんが、プロジェクト管理ツールの活用により確実に仕事が円滑に進み、効率的な働き方ができるようになります。プロジェクト管理ツールには想像以上にメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。導入に際してはその両方を把握しておく必要があります。
メリット
①タスクが可視化される
タスクが可視化されることで、作業や運用の効率が上がるうえ、業務内容の優先順位付けもできるようになります。また、チーム全体でタスクを共有しておけば、業務内容の漏れなどを削減でき、連携をとったり臨機応変に対応したりする判断がしやすくなります。
②情報の蓄積や共有がしやすくなる
情報を一元管理するため、チームなど複数人で同時進行しているタスクもお互いの進捗状況を速やかに確認可能。無駄のないプロジェクト進行・管理を実現できるでしょう。プロジェクト管理ツールにはさまざまな種類があります。自社の目的にあった機能を持つツールを導入することで、さらなるメリットも見えてくるかもしれません。
デメリット
①使いこなせるかどうか
管理する側はもちろん、データを入力する側がシステムを理解し、簡単に入力できなければ負荷が大きく定着するまでに時間を要してしまいます。
②導入形態によっては導入のハードルが高い
導入形態はクラウドまたはオンプレミス(パッケージ)から選択となりますが、オンプレミスの場合はクラウドと比較すると導入までの期間が長い、費用が高くなるなどそれぞれの特徴についても知っておくとよいでしょう。
さらに詳しく知りたい方は、プロジェクト管理のメリットとは?おすすめツール紹介【2021年最新版】|アイミツSaaSをご覧ください。
プロジェクト管理ツールの選び方
プロジェクト管理ツールを選ぶ際は、自社のニーズに沿った選び方が必要です。特に導入形態については規模感に相応しいものを選ぶようにしてください。
近年は低予算、少人数からの利用ができるクラウド型が主流です。初期費用を抑えられることから導入ハードルが低く、利用人数に応じた料金体系のため無駄がない点で人気を集めています。オンプレミスは導入時にシステム構築が必要で、初期費用がかかることから導入ハードルこそ高いものの自社仕様にカスタマイズできるため、独自の機能が欲しい方、社内システムとの連携を重視する方には適しています。また、クラウド型に比べてセキュリティ面は優れているため一定の需要はあります。
プロジェクト管理ツールを選ぶ際は、自社ニーズを見極めた上で機能面、導入形態など様々な視点から比較検討すると失敗を避けられるでしょう。
さらに詳しく知りたい方は、プロジェクト管理ツールの選び方を徹底解説!注意すべきはこの5点|アイミツSaaSをご覧ください。
プロジェクト管理ツールの価格・料金相場
プロジェクト管理ツールの料金体系は大きく分けてクラウド型とオンプレミス型で分かれます。
クラウド型はネットワーク経由で接続をして、ベンダーが提供するシステムを利用します。クラウド型は月額課金制であることが多く、初期費用が無料または低額であるのが特徴です。
オンプレミス型は自社でシステムを構築する必要があるため、一般的に初期費用は高額になります。しかし、自前でシステムを構築すればクラウド型の様に月額料金は不要のため、長期的なランニングコストを考慮すると一概に高いとは言えません。なお、オンプレミス型は保守・運用も自社対応になるため、社内に人的リソースが必要です。
・クラウド型
月額料金(従量課金型):500円~1,500円程度/1アカウント
月額料金(月額固定型):1万円~5万円程度
プロジェクト管理ツールのシェア
プロジェクト管理ツールの市場規模は拡大のペースを上げており、多くの企業ではビジネス環境における分析の重要性を認識しています。全世界で導入が進んでいるのが特徴で、国内企業でも続々導入されています。
特に人気が高いのはガントチャート作成に特化した初心者専用の「Brabio!」で利用社数20万社を突破、また10万社で利用されている「monday.com」は複雑なプロジェクトにも対応できる点で定評があります。プロジェクトとタスク管理に特化した「Asana」で現在7万社で導入済。そのほか、全世界で1,000万ユーザーを抱える「Todoist」も要注目です。