Apple Pay導入におすすめの決済代行サービス7選【店舗・ECサイト向け】
Apple Pay(アップルペイ)は、iPhoneやApple WatchなどのApple製デバイスを使用した決済方法で、デバイスを決済端末にかざすだけで支払いが完了します。カード情報の暗号化などのセキュリティ対策がほどこされており、「クレジットカードは不正利用が心配…」というユーザーのニーズにも応えた決済サービスです。
店舗やECサイトにApple Payを導入することで、顧客の決済ニーズを満たすことができます。使いたい決済手段がなくてサイトを離脱する、いわゆる「カゴ落ち」を防ぎたいなら、Apple Payなどのキャッシュレス決済手段を充実させるのがおすすめです。
本記事では、Apple Payに対応した決済代行サービスを比較し、おすすめの7選を紹介します。顧客獲得や売上アップを目指したい店舗運営者はぜひご覧ください。
- Apple Pay とは
- Apple Payの導入メリット
- Apple Payを導入する方法
- 【比較表】Apple Pay対応の決済代行サービス
- Apple Pay対応のリーズナブルな決済代行サービス2選
- Apple Payの実績が豊富な決済代行サービス3選
- ECサイトへのApple Pay導入に強い決済代行サービス2選
- 決済代行サービス選びで失敗しないためのポイント
- まとめ:決済代行会社選びで迷ったらPRONIアイミツへ
Apple Pay とは
Apple Pay(アップルペイ)とはiPhoneやApple WatchなどApple製のデバイスを使って決済できるサービスです。専用のリーダーにデバイスをかざすだけで支払いができ、コンビニやスーパーなどの実店舗のほか、アプリやweb上での支払いにも対応。
「Wallet」というアプリにクレジットカードや電子マネーを登録するだけで利用できます。また、Pontaカードやdポイントカードに対応しているので、Apple Payで支払うとポイントも貯められます。加えて、決済情報やクレジットカード情報をデバイスに保存せずに処理を行うので、情報漏えいのリスクが低い点も魅力でしょう。
以下、Apple payに対応しているカードと対応端末をご紹介します。
| 対応カード・端末 | ブランド |
|---|---|
| クレジットカード | Visa Mastercard JCB アメリカン・エキスプレス |
| 電子マネー | Suica PASMO iD QUICPay nanaco WAON |
| 対応端末 | Face ID搭載のiPhone Touch ID搭載のiPhone Apple Watch Series1以降 |
Apple Payの導入メリット
Apple Pay(アップルペイ)を導入するメリットは以下の3点です。
支払いが簡単になる
ApplePayの決済はTouch ID機能によりワンタッチで完結します。店頭で現金を取り出して紙幣を数える手間が省けるため簡単に支払いできます。決済時間を短縮したいときには最適です。ECサイトの決済にも導入ができるため、クレジットカードが持たない人への購入機会のアプローチにも繋がります。
個人情報を入力する必要がない
Apple Payを使えばカード情報や住所氏名を入力する必要がありません。また、Apple Payにクレジットカードを登録している場合でも決済代行側にクレジットカード情報は伝わりません。
Apple Payにはクレジットカードの番号とは異なる。「デバイスアカウント番号」が割り振られており、決済代行会社やECサイト運営会社には、実際に番号とは異なる情報が共有される仕組みになっています。
高いセキュリティ性
ApplePayは登録してあるカード情報はデバイスに保存されず、Appleのサーバーにも保存されていないため、情報流出のリスクが低いのが特徴です。また、先述したとおり、カード番号とは異なる番号で管理しているため、Apple Pay利用時にカード情報が知られる心配はありません。
また、iPhoneやiPad、Apple Watchなどを紛失した場合でも、Appleのサービスである「iPhoneを探す」で紛失モードに設定すれば、Apple Payの利用を一時的に停止することが可能。セキュリティ面の高さもApple Pay導入するポイントでしょう。
Apple Payを導入する方法
ECサイトでApple Pay(アップルペイ)を導入する手順は、「AppleのDeveloperサイトでの登録」と「決済代行会社との契約」の2ステップです。
AppleのDeveloperでの登録
まずはAppleのDeveloperサイトでマーチャントIDの登録を行います。マーチャントIDとはApplePayへ身元を証明するものです。その後、マーチャントIDと紐づいた支払処理証明書が発行されます。この支払処理証明書は、決済代行会社との契約時に必要なので事前に取得しておきましょう。
決済代行会社との契約
支払い証明書取得後に決済代行会社と契約しますが、必ずApple Payと提携しているかを確認しましょう。契約後に利用審査が実施され、通過すると接続テストが実施されます。利用環境に問題がなければ、ECサイト内で運用の準備を始めます。
【比較表】Apple Pay対応の決済代行サービス
ここからは実際に、Apple Pay対応の決済代行サービスを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
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料金 月 0 円 初期費用 0円
(他2プラン)
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料金 月 0 円 初期費用 0円 |
問い合わせ |
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導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
導入実績社数 情報なし |
肝心のApple Payについても豊富な導入実績を持ち、じゃらん、JapanTaxi、出前館など有名企業も多数。クライアントの幅広いニーズにこたえられるので、Apple Pay以外のオンライン決済を検討中の方にもおすすめです。
また東映アニメーション、メガネスーパー、アデランスといった有名企業にも導入実績があり、bitFlyerと提携したビットコイン決済などユニークな事例があるのも特徴的。ジャンルを問わず幅広いクライアントに窓口が開かれているので、BtoC向けのECサイトを営んでいる方はもちろん、とりあえずApple Payを導入してみたいという方にもおすすめします。
他にもクライアントが安心してサービスを利用できるように、ソリューションプランナーやリクルートフィールドカウンセラーなど、専門スタッフを用意。契約から運用まで、あらゆる面のサポート体制が整備されているのもポイントです。
こんな人におすすめ
・多方面の実績が豊富な決済代行サービスを探している方
・Apple Pay導入後もしっかりとサポートしてほしい方
・関西圏でApple Payの導入に強い決済代行サービスを探している方
他にも多くのECサイトやオンラインサービスで導入した実績があり、Apple PayやGoogle Payでの決済代行にも対応。自社が提供する管理画面を利用するので、クレジットカード決済やコンビニ決済等を一元管理することも可能です。
また杏林堂オンラインショップやソニーストア、QVC JAPANといったECサイトの導入実績が豊富という特徴もあります。こだわりのある自社製品を、ネットを通じて販売したい方にピッタリのサービスです。
Apple Pay対応のリーズナブルな決済代行サービス2選
ここでは、Apple Pay(アップルペイ)に対応しているリーズナブルな決済代行サービスを2つご紹介します。
PAY.JP
PAYは、六本木にあるwebサービス・決済代行会社、PAY株式会社が提供する決済代行サービスです。ネットショップ事業で有名なBASEの分社化により誕生しました。「支払いのすべてをシンプルに」という目標を掲げており、「PAY.JP」や「PAY ID」等のサービスでビジネスを支援しています。「PAY.JP」とは、さまざまなクレジットカード決済に対応した決済代行サービス。わずか数行のシンプルなコードで、ECサイトにApple Payを加えることができます。また、「PAY.JP」を利用している方なら、Apple Payの導入に追加手数料や申し込みなどは不要です。さらに決済手数料も2.59%からと非常にリーズナブル。手軽にECサイトの決済方法を充実させたい方におすすめします。
主な機能
Airペイ
Air Payは、株式会社リクルートが提供するキャッシュレス決済です。もちろんApple Payにも対応しています。肝心の決済手数料は3.74%ですが、キャッシュレス・消費者還元事業が適用されると、業界最安水準の実質2.16%に。また振込手数料や月額固定費が0円なので、継続的に利用しやすいという点も魅力的です。決済方法は、主要国際ブランド7社のクレジットカードから、「Suica」や「PASMO」といった電子マネー、QRコードにまで対応。オプションサービスとして、中国の人気決済アプリである「アリペイ」や「WeChat Pay」も導入することができ、インバウンド向けの商品を扱っている方にも最適です。
主な機能
ここまで、Apple Payに対応した決済代行サービスのなかでも、コストを抑えてパフォーマンスを期待できる3サービスをご紹介しました。他にもキャッシュレス決済用の設備を無償で提供してくれる場合があるので、積極的に活用するといいでしょう。
Apple Payの実績が豊富な決済代行サービス3選
ここでは、Apple Pay(アップルペイ)の導入実績が豊富な決済代行会社を3つご紹介します。
SBペイメントサービス
SBペイメントサービスは、ソフトバンクが100%出資しているSBペイメントサービス株式会社が提供する決済代行サービスです。決済方法には、各種クレジットカードやコンビニ・携帯キャリア、LINE Payなど国内のメジャーなサービスを取り揃えています。また加盟店サポートを利用すれば、決済会社との契約、売上金の管理も代行してくれるので、オンライン決済初心者でも安心です。
肝心のApple Payについても豊富な導入実績を持ち、じゃらん、JapanTaxi、出前館など有名企業も多数。クライアントの幅広いニーズにこたえられるので、Apple Pay以外のオンライン決済を検討中の方にもおすすめです。
主な機能
GMOペイメントゲートウェイ
GMOペイメントゲートウェイは、東京都渋谷区にあるGMOグループのGMOペイメントゲートウェイ株式会社が提供する決済代行サービスです。「PGマルチペイメントサービス」と呼ばれる独自システムを採用することで、ネットショップやECサイトでのカード決済や、Apple Payなどを一括で導入できます。
また東映アニメーション、メガネスーパー、アデランスといった有名企業にも導入実績があり、bitFlyerと提携したビットコイン決済などユニークな事例があるのも特徴的。ジャンルを問わず幅広いクライアントに窓口が開かれているので、BtoC向けのECサイトを営んでいる方はもちろん、とりあえずApple Payを導入してみたいという方にもおすすめします。
主な機能
F-REGI
F-REGI(エフレジ)は、大阪に本社を置く決済代行会社です。東京や福岡、京都、釧路など全国に展開しており、「加盟店契約代行」「決済システム提供」「収入代行」を軸に、Apple Pay等のニーズに適した決済サービスの導入をサポートしてくれます。具体的な実績は、江崎グリコ・ライフ・ガンバ大阪のECサイト、岩手県・千葉県・兵庫県などの地方自治体、慶応義塾大学や立教大学などの教育施設にまで及び、多方面の業種の人にピッタリの会社です。
他にもクライアントが安心してサービスを利用できるように、ソリューションプランナーやリクルートフィールドカウンセラーなど、専門スタッフを用意。契約から運用まで、あらゆる面のサポート体制が整備されているのもポイントです。
こんな人におすすめ
・多方面の実績が豊富な決済代行サービスを探している方
・Apple Pay導入後もしっかりとサポートしてほしい方
・関西圏でApple Payの導入に強い決済代行サービスを探している方
ここまで、Apple Payの実績が豊富な決済代行サービスをご紹介しました。実績が豊富なサービスであれば、さまざまクライアントのニーズに対応してきた経験があるので、初めてキャッシュレス決済を導入する方にもおすすめです。
またApple Payのようなキャッシュレス決済は、スマホ1台で支払いが完了するため、現金ユーザー以外の新規顧客層を取り込むことが期待できます。
ECサイトへのApple Pay導入に強い決済代行サービス2選
ここからは、ECサイトへのApple Pay(アップルペイ)導入に強い決済代行サービスをご紹介します。
ペイジェント決済代行サービス
ペイジェントは、NTTデータと三菱UFJニコスが共同出資している株式会社ペイジェントが提供する決済代行サービスです。モジュールまたはリンク式のAPI、メールリンク、売上管理ツール、SMSといった多様な接続方式に対応しているので、ネット上はもちろん、電話やFAX、メールを利用した決済方法をまとめて導入できます。またLIXILオンラインやモバオク!に始まり、バニラエアなど国内外を問わず利用者がいるサービスに導入した実績もあります。
他にも多くのECサイトやオンラインサービスで導入した実績があり、Apple PayやGoogle Payでの決済代行にも対応。自社が提供する管理画面を利用するので、クレジットカード決済やコンビニ決済等を一元管理することも可能です。
主な機能
ソニーペイメントサービス
ソニーペイメントサービスは東京港区と福岡にオフィスを構える、ソニー銀行や三井住友カード等が株主の、ソニーペイメントサービス株式会社が提供する決済代行サービスです。クレジットカード決済はもちろん、企業のニーズに合わせてコンビニ決済や銀行振込、キャリア決済や電子マネーまで、多様な決済サービスを用意しています。またApple Pay以外にも、Googl Payの決済代行にも対応しているので、ワンタッチ決済を手軽に導入することも可能です。
また杏林堂オンラインショップやソニーストア、QVC JAPANといったECサイトの導入実績が豊富という特徴もあります。こだわりのある自社製品を、ネットを通じて販売したい方にピッタリのサービスです。
主な機能
決済代行サービス選びで失敗しないためのポイント
ここでは決済代行サービスで失敗しないためのポイントを解説します。
ユーザー層にマッチした決済方法を選択する
新たな決済方法を追加する場合、ターゲットのユーザー層にマッチしたサービスを選ぶ必要があります。月額費用や決済手数料を考慮すると、新規顧客やリピーターを獲得しなければ、コストだけがかさんでしまうからです。
例えばApple Payの場合、若年層ユーザーが過半数を占めているので、導入すれば20~30代の顧客層にアプローチできます。つまりメインターゲットが50~60代の会社が導入しても、大きな効果は得にくいということです。PRONIアイミツならさまざま決済方法からベストなサービスを提案できるので、ぜひご相談ください。
決済代行サービスのセキュリティや実績を事前に確認
決済サービスはお金や個人情報を扱うので、セキュリティに関しては気を付けなければいけません。トラブルを未然に防ぐためにも、決済代行サービスの安全性を事前にチェックしておくといいでしょう。具体的には、自社と似た業種の実績が豊富なら、どんなポイントに注意すべきかを把握してる可能性が高いです。
また、ネット上での決済であれば、webセキュリティ対策や、プライバシーマークを取得しているかどうかといったことも判断の基準になります。緊急時のサポート内容と合わせて確認しておきましょう。
手数料の確認は面倒でも複数サービスで比較を
Apple Payなど決済サービスの手数料がいくらかは、事前に複数社で相見積もりをとっておきたいところ。決済代行サービスの中には、手数料を公開していないところも多く、各サービス問い合わせや審査後にその料率を決めることも少なくないからです。少し面倒ですが、サービス内容と手数料は3サービスほど比較しておきましょう。
なお、決済代行サービスのより詳しい選び方は以下の記事で解説しています。2025年最新の決済代行サービスも紹介しているので、興味のある方はこちらもぜひご覧ください。
まとめ:決済代行会社選びで迷ったらPRONIアイミツへ
Apple Pay(アップルペイ)の利用層は20代〜40代と比較的若い層が中心ですが、その利用シーンはさまざまです。サービスによっては3大キャリアや電子マネーと組み合わせた方がいい場合もあり、自社サービスにマッチした決済方法が充実する決済代行サービスを選ぶ必要があります。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で決済代行会社を比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
とはいえ、数ある決済代行会社を比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った決済代行会社が分かる診断(無料)ができます。
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