【2025年最新】人事労務管理におすすめのシステム6選
「人事労務管理を効率化させたい」「人手不足を解消するためにも、業務をサポートしてくれるツールが欲しい」という場合には、人事労務管理システムを導入するのがおすすめです。
今回は、人事労務管理に関する基礎知識の解説をはじめ、人事労務管理システムを導入するメリット、おすすめの人事労務管理システムをご紹介していきます。人事労務管理を行う上で押さえておきたいポイントも解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
- 1.人事労務管理システムとは
- 2.人事労務管理システムを導入するメリット
- 3.【比較表】人事労務管理でおすすめのシステム
- 4.人事労務管理でおすすめのシステム4選
- 5.無料プラン・トライアルでおすすめシステム
- 5.無料プラン・トライアルでおすすめシステム2選
- 6.人事管理と労務管理の違い
- 7.人事労務管理で押さえておきたい3つのポイント
- 8.【まとめ】人事労務管理システム選びで迷ったらアイミツへ
1.人事労務管理システムとは
人事労務管理は、言うなれば人材と労働環境のマネジメント業務のこと。企業における3つの経営資源(ヒト・モノ・カネ)のうち、ヒトの部分に取り組んでいます。
業務の最終的な目標としては「優秀な人材の確保、ならびに企業全体の生産性向上」であり、この目標を叶えるために人材や環境のマネジメントを行うのが人事労務管理です。
労務管理と人事システムはそれぞれ独立したシステムで提供されている場合もあります。人事労務管理システムは労務管理機能と人事マネジメント・管理機能などが一つのシステム集約しているため、点在していた情報を一元管理することが可能です。また、人事管理システムと労務管理システムと連携することで人事労務管理システムとして活用できるシステムもあります。
効率化できる業務の幅は広く、人材の確保や育成、配置、給与管理やコンプライアンス管理までサポートしてくれます。
▽▽▽労務管理でおすすめのシステムはこちらの記事も参考にしてください▽▽▽
関連記事:おすすめの労務管理システム15選
2.人事労務管理システムを導入するメリット
人事管理・労務管理が合わさった人事労務管理はカバーしている業務範囲が非常に広いため、人事労務管理システムの導入がおすすめです。
ここからは、人事労務管理システムを導入するメリットをご紹介します。
2-1.業務を効率化できる
人事労務管理システムでは、人材情報の管理をはじめ給与や社会保険の管理、勤怠の管理、入社・退社に関連する各種書類作成・管理などをまとめて行うことができるため、これまでにそれぞれ別なツール、あるいはアナログで対応していた場合よりも大幅に業務を効率化させることが可能です。
ツールを一元化できることによって、管理者にとってだけでなく従業員にとっても効率化が進むでしょう。
2-2.ミスを削減できる
業務が煩雑だと、どうしてもヒューマンエラーやちょっとしたケアレスミスなどが発生してしまいがち。特に、データ連携がされておらず、手入力で情報を入力せざるを得ないというような状況では、入力ミスや入力漏れが起こってしまうでしょう。
人事労務管理システムを導入することによって、複数の業務をまとめてシステム化し効率化することができるため、結果的にミスの削減にもつながります。
2-3.人材育成がスムーズになる
人事労務管理システムを導入することによって、人材育成についてもこれまでよりスムーズに行うことができます。
適切な人材育成を行うために重要なのは、従業員一人一人の現状を把握するということ。どのような人材でどのような点が強みであり、どのような点を伸ばすべきなのかを把握しなければなりません。
人事労務管理システムを導入すればそういった人事情報を一元管理できるため、情報にいち早くリーチしやすく、人事評価をスピーディーに行うことができます。そのほか、データを活用して適切な人員配置も行えるでしょう。
3.【比較表】人事労務管理でおすすめのシステム
ここからは人事労務管理でおすすめのシステムを紹介していきたいと思います。
まずはご紹介するシステムでPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。
各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、人事労務管理システム選びの参考にしてください。
4.人事労務管理でおすすめのシステム4選
ここからは、人事労務管理を効率化させるためにおすすめのシステムをご紹介していきます。
人材データの管理や勤怠管理、給与管理などを1つのツールでまとめて行いたいという場合には、以下のシステムをチェックしてみましょう。

-
料金
月400円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ジョブカン労務HRは労務情報や従業員情報を一元管理が可能なシステムです。特徴は豊富な機能が搭載されている点。年末調整やマイナンバー管理、各種労務手続きを行うことが可能です。人材管理機能も搭載されており、集約した従業員情報を可視化が可能。人事業務の効率化も行うとができるでしょう。
労務関連の書類もシステムで作成ができます。電子契約機能も搭載されているため、従業員の労務手続きをPC、スマートフォンで完結することができます。
また、30日間の無料トライアルを提供。トライアル期間中でもカスタマーサポートを利用ができるため、導入に関する疑問点を解消しながら、導入を判断することができます。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限

-
料金
月700円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Gozalは、東京都にあるBECの労務管理サービスです。勤怠管理や給与集計といった機能が搭載されています。オンライン上での明細発行が可能で、バックオフィスの業務効率改善を期待できるでしょう。
最大の魅力は充実したサポート内容です。ヘルプデスク、チャット、メールなど、専門スタッフが24時間体制でサポートしてくれるため、はじめてシステムを導入するという場合でも安心。スタートアップを中心にさまざまな企業で活用されており、2,000社以上の導入実績を誇る点もポイントです。
月額プランと年額プランの2種類が用意されており、それぞれ1ユーザーあたり月額700円(税別)と月額590円(税別)で利用可能です。ファイアウォール、通信の暗号化などセキュリティ対策もばっちり。安心して人事管理システム(HCM)を導入できるのではないでしょうか。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- 通信の暗号化
- 従業員基本情報・プロフィール管理機能
- 従業員による基本情報・プロフィール登録機能
- 従業員データのCSVインポート・エクスポート機能
- 家族情報・扶養状況の管理機能

-
料金
月800円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
5人
freee人事労務は、東京都品川区にあるfreeeのクラウド型ソフトです。給与計算、勤怠管理、保険手続きなど幅広い業務に対応しています。チャットや電話でのサポートも用意されているため、安心して人事管理システム(HCM)を導入したい方にぴったりでしょう。
また、会計freeeや他社の勤怠ソフトと連携することができるのもうれしいポイント。ビジネスコミュニケーションアプリのSlackを活用すれば、出退勤の打刻や給与明細発行通知の受け取りも可能です。業務効率の改善や生産性の向上が実現できるのではないでしょうか。料金プランに関しては、クライアントの目的ごとに合計4種類を用意。例えばベーシックプランの場合、月額3,980円(税別)から利用することができます。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
-
以前に利用していたking of timeより使いやすいのと給与明細や源泉徴収票、給与振込先の登録など一括して全てを賄えるので。
-
様々な勤務状態における入力方法が簡易で楽であるために、勤怠管理がやりやすい。また入力画面が見やすい。

ジンジャー人事労務(社保手続き)
-
料金
月800円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
12ヵ月
-
最低利用人数
なし
ジンジャー人事労務は人事領域のデータを活用することができる労務管理システムです。人事情報と連携されたデータをもとに労務手続きに必要な帳票を自動で作成することが可能。時間が掛かりがちな労務関連の業務を効率化することができます。
登録した人事データはリアルタイムで集計されグラフ化。入退職者数の推移、パフォーマンス別の人員比率など可視化することが可能なため人事戦略のサポートをしてくれます。また、導入から運用まで、専任担当がサポートしてくれます。操作に関する疑問点いがいにも、安定した運用から業務効率化へのアドバイスを受けることができるため、システムの導入がはじめてでも安心でしょう。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- 電話サポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
5.無料プラン・トライアルでおすすめシステム
ここからは人事労務管理でおすすめのシステムを紹介していきたいと思います。まずはご紹介する人事管理システム(HCM)でPRONIアイミツがおすすめのサービスを料金や機能項目、連携サービスで絞り込んで比較表にまとめてみました。各サービスの違いや特徴が一目でわかるのでぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、人事管理システム(HCM)選びの参考にしてください。
5.無料プラン・トライアルでおすすめシステム2選
最後に無料プラン・トライアルがあるおすすめサービスをご紹介します。
▽▽▽無料で始められるおすすめ労務管理システムはこちらの記事も参考にしてください▽▽▽
関連記事:無料で始められる労務管理ソフト11選!有料版との違いは?

SmartHR
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
SmartHRはクラウド型の人事労務ソフトです。東京都にあるSmartHRが提供しており、人事管理システム(HCM)としてはもちろん労務管理にも活用できます。
料金プランに関しては、プロフェッショナルプラン、スタンダードプラン、スモールプランの3種類を用意。従業員の登録数によって費用が発生する仕組みなので、分かりやすいのがうれしいポイントでしょう。小規模事業者の場合、15日間の無料トライアル後も一部サービスを0円で利用可能です。
「HRTechクラウド市場の実態と展望 2019年度」においてシェアNo.1を獲得しており、登録社数は3万社以上。テレビ朝日、メルカリ、星野リゾートといった有名企業でも導入されているので、信頼できる人事管理システム(HCM)をお探しの方にぴったりです。
- 導入支援・運用支援あり
- チャットサポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限

-
料金
月2,980円 -
初期費用
なし
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最低利用期間
3ヵ月
-
最低利用人数
なし
Bizer(バイザー)は、東京都千代田区にあるBizerのクラウド型サービスです。総務・労務・経理に関するさまざまな機能が搭載されており、バックオフィス業務をまとめて管理することができます。
最大のメリットは専門家のサポートを受けられる点。具体的には税理士や司法書士、社会保険労務士といった有資格者がアドバイザーとして存在しているため、より複雑な問題に関しても相談できるでしょう。IT業界に強いアドバイザーやフットワークの軽い若手アドバイザーもいるなど、ベンチャー企業やスタートアップにぴったりかもしれません。
料金プランに関しては、1事業者1アカウントで月額2,980円(税込)。30日間の無料トライアルも用意されているので、手軽にサービスを利用が可能でしょう。
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 英語
- 入社手続きへの対応
- 年末調整の申請手続きへの対応
- 源泉徴収票の発行機能
- 従業員情報の入力進捗管理機能
6.人事管理と労務管理の違い
人事労務管理という言葉は「人事管理」と「労務管理」とが合わさった言葉ですが、そもそも人事管理と労務管理はどのように異なるのでしょうか。
人事管理と労務管理は、どちらも企業を経営し発展させていく上で欠かせない業務の1つ。しばしば業務内容を混同されがちですが、実はカバーしている範囲は異なっています。
以下で違いを紹介するため、人事労務管理について理解するためにも把握しておきましょう。
6-1.人事管理
人事管理は、その名前の通り人事、つまり企業におけるヒトの管理を行っています。企業における新卒採用や人材育成、人事異動、人事評価などが人事管理の業務に分類されることからも、ヒトに関する業務がメインであることがわかるでしょう。
具体的には、人材の確保をはじめ社員研修などを通した教育、さらには個人面談や表彰制度などを活用したモチベーション管理、適材適所な配置への見直しなどを行い、従業員を常に客観的に評価・把握している存在です。
6-2.労務管理
ヒトの管理をメインとする人事管理に対して、労務管理はヒトがいる労働環境について管理します。わかりやすく言えば、企業における入退社管理や保険等の計算、勤怠管理やそのデータに基づく給与計算、さらには職場の安全衛生管理までが、労務管理がカバーしている業務です。
より具体的な業務例では、従業員にとってより働きやすい環境にするために福利厚生を改善するほか、従業員の抱える不満や離職トラブルの原因などの早急な把握・解決、就業規則の見直し、入退社の管理や勤怠の管理、給与の管理などがあげられるでしょう。
▽▽▽クラウド型労務管理でおすすめのシステムはこちらの記事も参考にしてください▽▽▽
関連記事:クラウド型労務管理システム12選!選び方も解説
7.人事労務管理で押さえておきたい3つのポイント
ここからは、人事労務管理を行う上で押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
7-1.節度を守り、過度な管理は控える
人材データや労務環境を管理する際には、節度を守るように注意しましょう。
人事労務管理の担当者だからといって、「従業員情報を把握・管理する」「コンプライアンスが遵守されているか確認する」という目的のもと度を超えた管理を行ってしまえば、監視体制が強まっていくだけになってしまいます。
そうなれば、従業員にとっては非常に働きづらく、なぜ自分たちばかり監視されなければならないのか?と反感を買いかねません。管理側も自身の行為を顧みて、常に自制の心を持ちながら管理業務にあたりましょう。
7-2.改善意識を常に持っておく
人事労務管理を行う際には「なぜ人事労務管理を行わなければならないのか」を忘れてはなりません。記事序盤でも触れている通り、人事労務管理を行う目的は「優秀な人材の確保、ならびに企業全体の生産性向上」にあります。つまり、優秀な人材の確保や育成を行なった上で、彼らが働きやすい会社にしていくことが目的なのです。
そのためには、人材育成面、福利厚生面、労働時間、ハラスメント問題など、すべてに対して改善意識を常に持っておくことが重要でしょう。
7-3.最新の規則・情報を把握しておく
人事労務管理を行う際には、現在の社会における流れや法改正についてなども常にアンテナを張っておかなければいけません。
「育児・介護休業法の改正によって育児を目的とする休暇が導入促進の対象となった」「労働安全衛生法の改正によって、50名以上の従業員がいる場合にはストレスチェックが必須になった」などの情報を知っておかなければ、適切な人事労務管理は難しいでしょう。特に法改正については注意深くチェックし、古いルールに取り残されないようにしましょう。
8.【まとめ】人事労務管理システム選びで迷ったらアイミツへ
人事労務管理の基礎知識をはじめ、おすすめの人事労務管理システム、人事労務管理を行う上で注意しておきたいポイントなどをご紹介してきました。
人事労務管理は、企業におけるヒトを管理する非常に重要な業務です。重要であるがゆえにカバーしている業務は非常に幅広いので、システムを活用して業務効率化・ミス削減につなげましょう。
自社にマッチした人事労務管理システムを導入したい場合は、ぜひアイミツにお問い合わせください。
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