おすすめ請求書作成・発行ソフト20選!無料ソフトや選び方も紹介【2023年最新】
テレワークの導入や生産性の向上を背景に、バックオフィス業務のシステム化に取り組む企業が増えています。
そこで今回は、請求書の作成や発行ができるソフトを厳選してご紹介!特徴や機能、料金などを徹底比較。請求書の作成・発行に特化したシステムから総合的な請求書ソフトまで多種多様にご紹介します。請求書関連の業務効率化を図りたい方、請求書ソフトの導入・乗り換えをご検討中の方はぜひご参考ください。

PRONIコンシェルジュ 伊藤
SaaSツールをお探しの方に、SaaS探しのプロである私たちコンシェルジュがアドバイスします!ツール選びのポイントも解説していますので、ぜひご覧ください。
- 請求書作成ソフトとは
- 請求書作成ソフトの主な機能
- 請求書ソフトを導入するメリット
- 請求書ソフトを導入するデメリット
- 【比較表】PRONIアイミツ厳選!特におすすめの請求書ソフト
- 無料で使える請求書ソフト4選
- クラウド型の請求書作成ソフト12選
- 見積書作成にも対応している請求書ソフト2選
- サポートが充実している請求書ソフト2選
- 請求書ソフトを選ぶポイント6つ
- 請求書ソフトをお探しの方へ関連記事
- 【まとめ】請求書ソフトの比較は慎重に!
請求書作成ソフトとは
おすすめの請求書作成ソフトを紹介していく前に、そもそも請求書作成ソフトとはどのようなツールなのかを確認しておきましょう。
請求書作成ソフトとは、名前の通り請求書作成業務を自動化できるソフトウェア。これまでの請求書作成が手書きあるいはExcelなどを用いられるのが一般的だったのに対し、PCやスマートフォンなどを用いてweb上から簡単に請求書を作成できるサービスとして、多くの企業で導入されています。
請求書作成ソフトには請求書や納品書などのテンプレートが用意されており、必要項目を埋めていくだけで帳票を作成できるだけでなく、PDF形式で出力しそのまま取引先に送ることも可能です。オプションサービスとして請求書の郵送代行サービスも提供している場合もあり、請求書作成に関連する多くの業務効率化に役立っています。
各種帳票のテンプレートはユーザー側で柔軟にカスタマイズ可能で、これまでに使用していた帳票デザインをそのまま取り込めます。「Excelから請求書作成ソフトにいきなり変わるのはちょっと……」という抵抗感がある場合にもスムーズに導入できるでしょう。
どんな人におすすめ?
請求書作成関連業務の効率化に大きく貢献する請求書作成ソフトですが、どのような人・企業におすすめなのでしょうか。
・人手の足りていない経理部門や営業部門・個人事業者
「人員不足のため、請求書や納品書などの作成をできる限り効率化したい」、「取引社数が多いため、迅速に対応しなければ業務が遅延してしまう」とお悩みの経理部門や営業部門、あるいは個人事業者は、請求書作成ソフトを活用するべきでしょう。これまでに1つずつ手書きやExcelで作っていた帳票を、テンプレートを活用しながらスムーズに作成・発行できるため、業務過多によるヒューマンエラーの防止にも役立つはずです。
最近ではアプリ対応している請求書システムもあります。アプリにはOCR機能が搭載され、スマートフォンで撮影したデータを反映してくれることがあるので担当者の負担を軽減することもできるでしょう。
▼アプリにも対応した請求書システムを知りたい方はこちらもご確認ください。
【最新】請求書システム!アプリのあるサービスも
・請求書作成に関連する業務をまとめて効率化したい企業
請求書作成ソフトの中には、単に請求書を作成できるだけでなくプラスアルファの機能が充実しているものも少なくありません。営業管理や予実管理をあわせて行えるソフトを導入すれば、管理・分析面もまとめて効率化できるでしょう。
請求書受領サービスもある
請求書システムには、請求書の作成・発行だけではなく、受領をメインとしてシステム・サービスもあります。
請求書受領サービスについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
おすすめの請求書受領サービス5選│メリットや選び方も解説
アプリ対応した請求書システムについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください
請求書受領サービスについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
請求書作成ソフトの主な機能
多くの企業で導入が進んでいる請求書作成ソフトですが、具体的にはどのような機能を備えているのでしょうか。ここからは、請求書作成ソフトの主な機能について解説します。
各種帳簿の作成機能
請求書作成ソフトのもっとも基本的な機能ともいえるのが、請求書をはじめとした各種帳票を作成する機能です。従来から使用しているフォーマットをもとにカスタマイズして作成する方法と、あらかじめ用意されたテンプレートを選んで必要事項を入力する2つの方法に分かれます。請求書作成ソフトの中には、請求書の情報をもとに納品書や支払い明細、注文書などを自動で作成する機能を持つ製品もあります。
請求書管理機能
過去に作成・発行した請求書を管理するための機能です。請求の日付や商品名、取引先名、請求額などの項目から検索できるほか、中には送付状況や入金先といったステータスの確認に対応しているソフトも。また、作成した請求書をテンプレートとして保存すれば、翌月以降はそれをもとに請求書を作成できるものもあるので、スムーズかつスピーディーな請求書作成に役立つでしょう。
請求書送付機能
作成した請求書をソフトからダウンロードすることなく取引先へ送付できる機能です。ダウンロードも可能なので、メールへの添付や印刷した上でのFAX・郵送など取引先の要望に合わせた方法で送付できます。請求書作成ソフトの中には郵送代行サービスに対応している製品もあるので、工数を削減したい場合にもぴったりです。また、毎月決まった金額の請求が発生する取引先がある場合は、請求書の自動作成・自動送付機能も便利でしょう。
レポート作成機能
作成した請求書の請求金額をもとに各種レポートを作成する機能です。詳細はソフトによって異なりますが、取引先ごとの請求金額や売り上げ推移、売掛残高、回収予定一覧といった売り上げに関するレポートにくわえて、請求後のステータス、受注案件のステータスなどを確認・管理できます。表計算ソフトでは手の届かない部分がカバーされているのは、請求書作成ソフトの大きな魅力でしょう。
各種システムとの連携機能
会計システムや営業支援システム、顧客管理システムなどすでに導入しているシステムと請求書作成ソフトを連携させれば、データの共有によって総合的な業務効率化が可能です。たとえば、会計システムとの連携なら請求業務で入力した内容・金額を各種帳簿に自動で反映できます。直接の連携が不可能であっても、外部システムのフォーマットに合わせたデータの書き出しに対応しているソフトも多くあります。
請求書ソフトを導入するメリット
請求書ソフトをより効果的に活用するためには、導入で得られるメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。ここからは、請求書ソフトを導入する代表的なメリットについて解説していきます。
コスト削減や盗難・紛失リスクの削減につながる
1つ目のメリットはコスト削減や盗難・紛失リスクの削減につながる点です。
紙ベースの請求書からweb請求書へ切り替えることで、印刷コストや封入などの作業コスト、郵送コストを抑えられる点は大きなメリット。またweb請求書であれば盗難や紛失などのリスクも削減できます。
また送付先も即時確認ができますので、回収スピードの促進につながる点も請求書関連をシステムする上でのメリットと言えるでしょう。
業務の効率化につながる
2つ目のメリットは、業務の効率化につながる点です。
システムによっては経費科目の自動仕訳ができたり、金融機関データの取り込みを自動化することで入金確認も自動で行えたりと、確認・入力作業を大幅に削減することができます。特に外部連携やAIによる自動化機能が充実しているシステムや、請求書の発行側だけでなく受領側の作業にも対応しているシステムを選ぶことで、業務の効率化は大きく進むでしょう。
入力ミスの防止につながる
3つ目のメリットは、入力ミスの防止につながる点です。
手作業が増えるほど、入力のミスは増え、チェックにかかる時間も増えるもの。請求ソフトの中には金額や日付の入力チェックツールや、入力漏れをチェックしてくれる機能が搭載されているものも多くありますので活用しましょう。
特にミスの許されない請求書関連の業務は、システムの導入によって入力作業の削減や入力ミス・漏れの発見ができるメリットは大きいと言えます。
テレワークの推進につながる
請求書作成ソフトを導入しないままだと、「請求書の作成のためにわざわざ捺印しに行かなければならない」、「請求書を印刷するために会社に行く必要がある」という状況に陥り、テレワーク化推進の妨げとなるでしょう。しかし、請求書作成ソフトで請求書を作成し、PDFファイルを出力して送信あるいは郵送代行機能をあわせて活用すれば、自宅にいながらも請求書の作成・送付が可能です。
情報共有の効率化ができる
請求書ソフトの活用によって請求に関する情報が一元管理され、誰でも手軽に検索・閲覧できるようになれば関係者間の情報共有が効率的になり、業務をよりスピーディーに進めることができます。スマホやタブレットからの操作に対応しているソフトを導入すれば、移動中に部下や同僚の作成した帳票の確認や過去の帳票との比較なども容易に行えるでしょう。
請求書ソフトを導入するデメリット
請求書ソフトを適切に運用していくためには、メリットだけでなくデメリットにも目を向けた上で対策を検討しなければなりません。ここからは、請求書ソフトの導入で懸念されるデメリットについて解説していきます。
導入・運用コストがかかる
請求書ソフトを利用するためには、導入にともなう初期費用のほかに運用コストがかかります。ここでのコストとは、請求書ソフトの利用料金だけでなく運用に必要な人員の確保や業務体制の整備、利用へ向けた研修・マニュアル整備など、すべての手間・時間を指すものです。しかし、請求書ソフトの導入には業務工数をはじめとするさまざまなメリットも期待できるため、費用対効果を総合的に分析しながら慎重に検討を進めていく必要があります。
社内外への説明が必要になる
既存の請求書業務を請求書ソフトによる運用へ移行させる際は、社内はもちろん取引先も含めた業務フローを大きく変更することになるため、すべての関係者に事前にきちんと説明して了承を得る必要があります。難色を示す部署・取引先には、業務負荷軽減や効率化などのメリットを説明して理解を促しましょう。
なお、説得が難しい取引先に対しては無理に移行を進めようとせず、請求書ソフトの活用と並行して従来の方法を残すなど柔軟に対応するのが理想的です。
【比較表】PRONIアイミツ厳選!特におすすめの請求書ソフト
以下より、PRONIアイミツが厳選した、特におすすめの請求書ソフトを紹介します。まずは、料金や機能項目、ポイントなど、各ソフトの特徴やそれぞれの違いが一目で分かる比較表をまとめましたので、ぜひご覧ください。
各サービスの具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、請求書ソフト選びの参考にしてください。
無料で使える請求書ソフト4選
ここからは、無料でも使うことのできる請求書作成ソフトを紹介していきます。
請求書作成数が少ない企業・個人事業主の方や、なるべく費用は抑えて導入したいという方は、以下で紹介する2つのサービスをチェックしてみましょう。
▼また無料で使える電子請求書システムはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
電子請求書の発行におすすめシステム!無料で試せるサービスも

「Tradeshift」は東京都港区に本社を構えるトレードシフトジャパン提供のクラウド型請求プラットフォーム。基本機能は無償で利用でき、世界150万社に導入されている実績のあるシステムです。
基本機能として、受注/発注、ワークフロー、支払い/入金管理、請求書発行/受領、見積もり、出荷/受入れ、メッセージ機能などをカバー。請求書などの電子書類をトレードシフト上で共有することが可能です。また、拡張性の高さも大きな特徴の1つ。主要会計ソフトとのデータ連携アプリやエクセルアップローダー、クラウドスキャンなど、100以上のアプリから必要に応じてカスタマイズすることができます。さらに50ヵ国以上で利用できるため、各国の規制に対応しているため海外取引が多い企業でも安心です。料金は基本無料。有料オプションなどについては要問い合わせとなっています。

「INVOY」は東京都港区に本社を構えるFINUX提供のクラウド型請求管理システムです。無期限無料で利用できる手軽さが人気のシステムで、利用実績は5万ユーザー以上を誇ります。
見積書/発注書/納品書/請求書/領収書の作成ができ、メール送信だけでなく、ワンクリックでの郵送にも対応。テンプレートも充実しており、オリジナルの請求書が簡単に作成可能です。また定期的な請求書の自動予約作成や、CVSでの一括アップロード、PDFダウンロード、取引先管理などの機能も搭載されています。業務効率の改善に大きく貢献するシステムだと言えるでしょう。
料金は機能制限なく無料で利用することが可能。郵送代行サービスについては、1通147円(税抜)の郵送実費がかかります。また月間で発行枚数5,000枚以上または発行額1億円以上の場合は問い合わせが必要です。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- 請求書の自動作成機能
- 書類のテンプレート機能
「Bill One」は、Sansanが提供する請求書管理サービスです。適格請求書の作成・発行や電子保存といった請求書作成関連の機能にくわえ、適格請求書のデータ化や登録番号照合など請求書受領の機能も備えています。
従業員数100名以下の会社向けの「スモールビジネスプラン」は、月間の請求書受領数100件以内であれば無料で使い続けられるのが大きな特徴です。従業員数が101名以上の場合は、受領請求書の枚数に合わせた金額を提案しています。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- 書類のPDFダウンロード機能
- 品目情報の登録機能
- 書類の検索機能
- 閲覧・編集の権限設定
- 請求関連業務の履歴管理

「Meeepa」は、TDCソフトの提供するクラウド型請求書ソフトです。見積もり依頼〜精算プロセスのペーパーレス化を通じて、関連業務の大幅な効率化をサポートしています。
「レギュラー会員」「無料トライアル会員」「プレミアム会員」それぞれ利用料や使用できる機能が異なり、無料トライアル会員は31日間無料でプレミアム会員と同等の機能を利用可能です。プレミアム会員であっても月額1万2,800円と比較的導入しやすい価格が設定されています。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- Pマーク
- IP制限
- 見積書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- 書類の検索機能
- 入金などのステータス管理機能
- 閲覧・編集の権限設定
クラウド型の請求書作成ソフト12選
ここからは、クラウド型の請求書作成ソフトを12選に厳選して紹介していきます。
PCからでもスマートフォンからでも気軽に使える請求書作成ソフトをお探しの場合は、以下からチェックしてみましょう。

「楽楽明細」は東京都渋谷区に本社を構えるラクス提供のクラウド型請求書発行システムです。導入実績はテレビ朝日、東映、sansanなどの大手企業を含め5,000社以上。多様な帳票に対応し、APIによる外部連携もできる拡張性の高さが魅力と言えます。
請求書以外にも、納品書/支払明細/領収書といった帳票類や、チラシ/お知らせなどの発送にも対応。帳票データをアップロードするだけで、発⾏先に応じてweb/メール添付/郵送/FAXを⾃動で割り振り発⾏が完了します。
またCSVやPDFでデータ連携ができるだけでなく、API連携で基幹システムや販売管理システムとの連携が可能。顧客データや顧客情報、帳票データの取込もシームレスに行えます。料金は初期費用10万円〜、月額費用は2万5,000円〜(価格は税抜)。無料トライアルにも対応しています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能

「BtoBプラットフォーム 請求書」は東京都港区に本社を構えるインフォマート提供のクラウド型請求書発行システムです。ZOZOや野村証券、全日本空輸をはじめ47万社以上の導入実績を誇る人気のシステムで、請求書の発行だけでなく、受け取りも完全データ化できる点が特徴となっています。
請求書の発行側の流れでは、社内承認/発送/取引先の振り込み状況の自動確認/未入金時の督促まで可能。また取引先にもシステムを通じて請求書を発行してもらうことができ、届いた請求書は学習機能で部門や勘定科目を自動で仕訳できます。会計ソフトへの自動読み込みも可能です。さらに承認リレーもシステム化するほか、支払い通知書の一斉送信もできるため、手間もコストも抑えられます。
料金はプランや通数によって異なり、初期費用は10万円〜、サポート費を含んだ月額利用料が5,000円〜。無料トライアルにも対応しています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン

「MakeLeaps」は東京都目黒区に本社を構えるメイクリープス提供のクラウド型請求書発行システムです。グッドデザイン賞受賞の使いやすさと、豊富な機能で人気を集めています。
見積書や請求書の作成や承認ワークフロー、ワンクリック郵送に対応しているほか、毎月定額の請求書は発行予約機能で自動化。また口座連携やバーチャル口座機能、カード決済機能で入金管理も効率化できます。
ほかにも、インポート・エクスポート機能でCSV・エクセルのほか弥生会計フォーマットにも対応しており、会計ソフトとの繋ぎこみも楽々です。多言語・外貨にも対応しているため国際取引にも利用できます。
法人プランの料金は、1ユーザー月額800円の基本料金+取引社数+オプションから算出。取引社数は10社まで無料です。それ以降は1社当たり月額50〜80円がかかります。また30日間の無料トライアルも利用可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- オンプレミス(パッケージ)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
Bill Oneは、請求書の発行・受領の両方に対応することが可能な、インボイス管理のための請求書ソフトです。インボイスを含む法改正に対応した業務フロー構築が可能で、請求書の授受に関する業務をまとめてデジタル化して効率化できます。
請求書の形式・方法に関わらずオンラインで受領でき、他部門とのコミュニケーションややり取りもまとめて効率化社内の既存システムとのスムーズな連携が叶うでしょう。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- 書類のPDFダウンロード機能
- 品目情報の登録機能
- 書類の検索機能
- 閲覧・編集の権限設定
- 請求関連業務の履歴管理

「マネーフォワード クラウド請求書」は東京都港区に本社を構えるマネーフォワード提供のクラウド型請求書作成システムです。
見積書/納品書/請求書/領収書の変換作成ができ、毎月自動作成機能や合算請求書機能、取引先や品目の自動入力機能も搭載されているため帳票作成も簡単に行うことが可能。ほかにもCSV一括作成で会計ソフトや営業管理ツールから一括で請求書を作成することも可能。一括メール送信や一括郵送、売上レポート機能や未入金アラートで一連の作業を効率化できます。
SalesforceやKintone、ZohoなどのSFA・CRMシステムとデータ連携が可能な点も魅力となっています。
プランは、スモールビジネス/ビジネス/エンタープライズの3種類。スモールビジネスプランの場合、年額3万5,760円(1ヵ月あたり2,980円)となっています(価格は税抜です)。また1ヵ月の無料トライアルも利用可能です。

「Misoca」は東京都千代田区に本社を構える弥生が提供するクラウド型請求書作成システムです。
請求書のほかに、注文書/注文請書/領収書/検収書の作成も可能。自動作成予約や自動メール送信で効率化を図れるほか、売上レポート/売掛残高一覧/回収予定一覧などの売上・入金管理機能や、口座振替サービス/回収保証サービス/Misoceペイメントなど回収関連機能も充実しています。
さらに弥生会計やfreee、MFクラウド会計などの会計ソフト連携にも対応。自動取込・自動仕訳が可能です。
料金プランは、無料プラン/プラン15/プラン100/プラン1000の4種類。無料プランは月5通まで利用することが可能です。プラン15は月間15通までの請求書作成で、年額8,000円(16通以上は70円/通)となっており、初年度無料のキャンペーンも行われています(価格は税抜)。また、無料トライアルも利用可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能

「請求管理ロボ」は東京都渋谷区に本社を構えるROBOT PAYMENT提供の請求管理システムです。
単発/定期定額/定期重量の請求タイプを選択することで、希望の周期に合わせて請求書を自動発行でき、メール/郵送による自動送付も可能。また、クレジットカード/口座振替/銀行振込といった決済手段の登録管理機能が搭載されており、入金の一元管理ができる点も大きな特徴です。金融機関と連携し、入金情報は随時一覧表示されるため、入金管理も効率化を図ることができます。
ほかにも、SalesforceやKintone、ZohoなどのSFA/CRMシステムとのAPI連携、MFクラウド、勘定奉行や弥生会計をはじめとする会計ソフトとの連携も可能です。料金プランは、ライトプラン/スタンダードプラン/プロフェッショナルプランの3種類で月額5万円〜。別途、運用・定着支援費用として30万円がかかります。

「board」は東京都千代田区に本社を構えるヴェルク提供の中小企業向けクラウド型経営管理システムです。見積書や請求書の作成・管理ができるだけでなく、営業管理・キャッシュフロー予測など、中小企業の経営を一元管理・効率化を図れる点が特徴。請求書作成・発行だけでなく広い業務をカバーするシステムをお探しの方におすすめのシステムです。
請求書の作成・発行・送付、入金管理にとどまらず、発注・支払い管理、案件単位の損益管理、予算管理などの幅広い機能を搭載。また、freeeやMFクラウド会計、弥生会計、勘定奉行との会計ソフト連携も可能です。料金プランは、Personal/Basic/Standard/Premiumの4種類。それぞれ月額料金は980円/1,980円/3,980円/5,980円(すべて税抜)。また30日間の無料トライアルも用意されています。

pastureは企業とフリーランス間の複雑なタスクの依頼や発注、月末の請求管理をワンストップで実施できる請求書システムです。特徴はユーザーの声をスピーディに反映している点。機能アップデートも1週間で平均2回と多く、ユーザーファーストなサービスでしょう。請求書機能に関しては、システム上で発注したものを反映が可能。外部で作成した請求書もアップロードすることで作成ができるため請求書の発行ややり取りを効率化することができます。
また、各種法令にも対応しています。電子帳簿保存法の改正やインボイス制度など新しい法令にも対応できるように開発がされています。freee会計や会計ソフトや電子署名サービス、クラウドサインなど外部サービスとも連携が可能なため、請求書に関連する業務を効率化することが可能です。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能

「ツカエル見積・請求書オンライン」は東京都新宿区に本社を構えるビズソフト提供のクラウド型帳票作成システムです。シンプルな機能の請求書作成システムを安価に利用したい方におすすめのシステムとなっています。
見積書/納品書/請求書/領収書などの帳票に対応しており、帳票のカスタマイズも可能。申請・承認ワークフローやメール送信、ステータス管理、合計請求書などの機能も搭載されています。
また、iPhone、iPadの専用アプリも用意されており、出先で帳票の検索・修正や申請プロセスの実行、顧客への送付が可能な点も魅力と言えるでしょう。料金プランは、1人当たり月額500円のスタンダードプランと、1人当たり月額1,000円のプロプランの2種類(価格は税抜)。またプロプランの30日間無料トライアルも設けられています。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- ロゴ・印影付きの書類作成

「請求上手」は東京都港区に本社を構えるティエラが提供する中小企業向けのクラウド型請求書作成・発行システムです。請求書の作成とクラウドでの共有に特化したシンプルな機能と使いやすさが特徴のシステムとなっています。
多様なデザインの請求書が用意されており、無料でのレイアウト調整にも対応。クラウドでの請求書の共有となるため、請求書発行時の郵送費や作業負担を大幅に削減します。
また、24時間365日の監視体制で、データは常時バックアップされておりセキュリティ面においても安心して利用することができるでしょう。
料金は、初期費用無料で利用件数300件までは月額1万8,000円(税抜)となっています。無料での帳票のレイアウト作成を行ってくれるほか、導入時の作業負担もなくスタートできる点もポイントと言えるでしょう。

「@Tovas」は大阪府大阪市に本社を構えるコクヨが提供するクラウド型帳票web配信システムです。請求書や注文書、納品書などの帳票類に対応しており、FAX送信/ファイル送信/郵送代行など取引先に応じた配信手段を利用することができます。web上で送受信ログ管理や閲覧管理、アカウント管理、アクセス制限などのセキュリティ管理も可能。安全かつスムーズな運用をサポートします。また、多様な基幹業務システムや帳票プログラムとの連携にも対応。連携製品が豊富に用意されているほか、専任担当者がご利用中のシステムとの連携もサポートします。業務の効率化に大きく貢献するでしょう。
料金は要問い合わせ。@Tovas Master+のスタンダードプランの参考料金で、初期費用12万円+1アカウント月額1万円となっています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- IP制限
- 取引先情報の登録管理
- 請求一覧データ取り込みによる一括請求書作成
- 書類の一括送信機能
見積書作成にも対応している請求書ソフト2選
請求書だけでなく見積書の作成にも対応しているソフトを使えば、さらなる利便性の向上が期待できます。ここからは、見積書作成にも対応している2種の請求書ソフトを紹介していきます。

「RaQool(ラクール)」は、ソーシャルデザインの提供するクラウド型請求書ソフトです。顧客データをもとに請求書・見積書のひな形が自動で作成されるので、短時間で帳票を作成できます。
作成した請求書や見積書はワンクリックで取引先へメール・郵送が可能なほか、発行済みの請求書・見積書の確認も簡単です。スマホやタブレットからの操作に対応しており、場所を問わず請求書・見積書関連の業務ができる点も魅力でしょう。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- 書類のPDFダウンロード機能
- 取引先情報の登録管理

「ナカオさん」は、イマココが提供している請求書作成・管理ソフトです。請求書や見積書、発注書、納品書などを最速1分で作成できるほか、帳票の送信や郵送、取引関連の情報・書類の管理・検索など幅広い機能が揃っています。
わずかワンクリックで見積書を請求書へ変換できるのも特徴的なポイントです。サーバーの二重化や通信の暗号化、日次でのバックアップにも注力しているため、セキュリティを重視して請求書ソフトを選びたいという場合にもおすすめといえます。
また、そのほかにも請求書作成が可能な会計ソフトはございます。気になる方はPRONIアイミツが請求書ソフトと連携が可能な会計ソフトをまとめていますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
サポートが充実している請求書ソフト2選
請求書ソフトの導入にあたっては業務フローに変更が生じることもあるので、ソフトの導入がはじめての場合はサポート面にも着目すべきです。ここからは、サポートが充実している請求書ソフトを紹介していきます。

「やよいの見積・納品・請求書」は、弥生が提供する帳票作成ソフトです。請求書や見積書、納品書などの帳票作成・管理のほか、得意先・商品管理、印刷・PDF主力などさまざまな機能を利用できます。
導入・設定段階向けの「ナビゲーション機能」と「操作説明動画」にくわえて、「あんしん保守サポート」が用意されているのも特徴の1つ。製品の操作に関する内容はもちろん、業務の相談も受け付けているので消費税改正などが行われる際でも心配ありません。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- 書類のPDFダウンロード機能
- 合算請求書の作成機能

invoiceAgent TransPrint
「invoiceAgent TransPrint」は、ウイングアーク1stが提供する電子取引プラットフォームです。請求書や納品書などの電子化・配信のほか、取引先からの返送にも対応しています。
大きな特徴は最大6ヵ月の導入期間は月額料金が発生しない上に、カスタマーサクセスによる導入サポートが用意されている点。帳票コンサルティングサービスも用意されているので「帳票のペーパーレス化を図りたいが、何から手をつければいいか……」とお悩みの場合にも心強いでしょう。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- 二要素認証・二段階認証
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- 書類のPDFダウンロード機能
- 取引先情報の登録管理
- 請求一覧データ取り込みによる一括請求書作成
- 書類のメール送信機能
さらに詳しくクラウド請求書システムを知りたい方はこちらをご覧ください。
請求書ソフトを選ぶポイント6つ
請求書作成ソフトは、機能や料金、導入形態などもさまざまですので、まず最初に選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
クラウド型かインストール・パッケージ型か
1つ目のポイントは、クラウド型かインストール・パッケージ型かです。
クラウド型は、税制改正などがあっても自動で最新版にアップデートされる点や導入時のコストを抑えられる点が大きなメリット。一方のインストール型・パッケージ型の場合は継続時の費用が比較的安価に抑えられ、自社サーバーを利用できる点がメリットと言えます。
どちらのタイプがより自社に合っているかを確認したうえで、導入を検討するとよいでしょう。
自動仕訳など必要な機能は備わっているか
2つ目のポイントは、自動仕訳などの必要な機能が備わっているかどうかです。
請求書作成ソフトと言っても、その守備範囲はさまざま。業務フローのどの部分をシステム化したいのか、対象規模は合っているのかどうかといった点を確認しましょう。
また帳票類には業界固有の商慣習もあります。導入を予定しているシステムに、自社に必要な機能が搭載されているかどうかを確認しましょう。
既存のシステムとの連携は可能か
3つ目のポイントは、既存システムとの連携についてです。
現在利用している請求書ソフトからのデータ移行機能が搭載されていれば、乗り換えもスムーズに行うことができるでしょう。また、基幹システム、顧客管理システムなどとのデータ連携が可能であれば入力業務を大幅に削減することができます。
加えて、現在利用している会計ソフトがある場合、請求書関連機能は搭載されているか、導入するシステムと重複する機能はないかといった点も確認する必要があるでしょう。
トータルコストで費用を計算しているか
4つ目のポイントは、費用をトータルコストで計算することです。
請求書の作成・発行ができるシステムには、初期費用やテンプレート作成などの導入支援費用、サポート費用などが必要になるといった場合も少なくありません。また、クラウド型か、インストール・パッケージ型かによっても料金体系は異なります。
導入予定の会計システムが複数ある場合、継続して利用した場合のトータルコストで料金比較を行うとよいでしょう。
セキュリティ対策やサポート体制は万全か
最後のポイントは、セキュリティ対策やサポート体制が整っているかどうかです。
会計情報は、会社にとって非常に重要なデータ。セキュリティについては、データセンターの監視体制や暗号化通信はもちろんのこと、ログ管理などの内部セキュリティ機能も重要視するべきでしょう。
またサポートについては、自社だけでなく請求書を受け取る取引先へのサポートにも対応している場合もあります。サポート体制の充実度については、しっかり確認をしておきましょう。
インボイス制度など最新の法令に対応しているか
2023年10月からインボイス制度が開始されるため、請求書の発行や受け取りに準じた対応が必要になります。インボイス制度に対応した請求書を作成する必要があるため、準備に時間が掛かります。
その点、インボイス制度に対応した請求書作成ソフトならば制度に対応した請求書を簡単に作ることができます。適格請求書に対応したフォーマットも作成できるため、Excelで作成するより効率よく請求書発行することが可能です。
また、自社開発やインストール型の場合は、法改正が行われる度に対応が必要になります。クラウド型の請求書作成ソフトならばシステムのアップデート時にベンダー側が最新の法令に対応してくれるため、法改正の度に自社で対応する必要なくなります。
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【まとめ】請求書ソフトの比較は慎重に!
ここまで、請求書作成ソフト13選の比較を中心に、選ぶ際のポイントや導入のメリットをお伝えしてきました。
請求書関連のシステムは、シンプルな機能のものから、拡張性の高いプラットフォームになっているもの、総合的な会計ソフトとして機能するものなどさまざま。まずはじっくり機能や料金、使いやすさを比較することが重要です。
PRONIアイミツでは請求書ソフトのサービス選びに関するご相談を受け付けております。もしどういうサービスを選んだらいいかわからないという方はお気軽にお問い合わせください。



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