請求書作成・発行ソフトおすすめ20選を比較【2025年最新】
請求業務の効率化や、電子帳簿保存法・インボイス制度といった法改正に対応するために、多くの企業が請求書作成ソフトの導入を始めています。本記事では、請求書ソフトの導入を検討している企業に向け、2025年最新のおすすめ請求書作成・発行ソフトを厳選比較し紹介します。請求書ソフトの種類や機能、選び方まで幅広く解説していますので、請求書の作成・発行の負担を軽減したい経理担当者はぜひ参考にしてください。

※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 請求書作成・発行ソフトの比較表
- 【2025年最新】請求書作成・発行ソフトおすすめ10選
- 【受領にも対応】請求書作成・発行ソフトおすすめ5選
- 【無料で使える】請求書作成ソフトおすすめ5選
- 請求書ソフトの選び方・比較方法
- 請求書作成・発行ソフトとは
- 請求書ソフトの主な機能
- 請求書作成ソフトを導入するメリット
- 請求書作成ソフトを導入するデメリット
- まとめ:請求書作成ソフトは機能と費用で比較し、導入するのがおすすめ
- よくある質問

請求書作成・発行ソフトの比較表
請求書作成・発行ソフト(請求書ソフト)とは、請求書の作成と発行に関する一連の作業を自動化するシステムです。

2025年現在、請求書作成・発行ソフトを提供する業者は30社以上あり、担当者自身で比較して選ぶのは非常に大変です。ここでは特に人気の請求書作成・発行ソフトおすすめ20社を厳選し、機能比較や料金比較を行います。システム導入検討中の人はぜひ参照ください。
サービス名 | サービスの種類 | 月額料金 | 初期費用 |
---|---|---|---|
マネーフォワードクラウド請求書 | 発行 | 3,980円~ | 無料 |
BtoBプラットフォーム 請求書 | 発行・受領 | 要問合せ | 要問合せ |
BillOne | 発行・受領 | 無料プラン:従業員数100名まで 有料プラン:要問合せ |
無料 |
freee債権 | 発行 | 要問合せ | 無料 |
INVOY | 発行・受領 | 無料プラン有 有料は980円 |
無料 |
board | 発行 | 980円~ | 無料 |
楽楽明細 | 発行・受領 | 2万5,000円~ | 10万円~ |
バクラク請求書発行 | 発行 | 要問合せ | 要問合せ |
invox発行請求書 | 発行 | 無料プラン有 1,980円~ |
無料 |
やよいの見積・納品・請求書24 | 発行 | 年額6,100円~ | 無料 |
freee業務委託管理 | 発行・受領 | 3万5,200円~ | 無料 |
請求管理ロボ | 発行 | 要問合せ | 要問合せ |
ナビエクスプレス | 発行 | 要問合せ | 要問合せ |
Paid | 発行 | 請求1件につき125円 | 無料 |
電子取引サービス@Sign | 発行・受領 | 8,000円~ | 無料 |
freee請求書 | 発行 | 件数無制限で無料 | 無料 |
Misoca | 発行 | 無料プラン有 年額8,000円 |
無料 |
MakeLeaps | 発行 | 無料プラン有 法人は1,000円~ |
無料 |
Zoho Invoice | 発行 | 無料プラン有 1,080円~ |
無料 |
PASELLY | 発行 | 無料 | 無料 |
上記比較表をご覧の通り、請求書作成・発行ソフトの中には、「受領」にも対応しているサービスがあります。請求書発行だけでなく受領も行っているという企業におすすめです。「BillOne」「INVOY」「invox発行請求書」「Misoca」「MakeLeaps」「Zoho Invoice」「PASELLY」は、条件はあるものの無料プランを利用可能な請求書作成・発行ソフトです。「freee請求書」は件数無制限で無料で利用できます。
「やよいの見積・納品・請求書24」はインストール型の請求書作成・発行ソフトで、オフライン環境でも利用可能。クラウド型の請求書作成・発行ソフトの多くは、初期費用無料、月額料金1,000円程で利用を開始できます。導入コストを抑えたい企業や個人事業主にはおすすめです。クラウド型のシステム導入を検討中の企業は、下記記事も参考にしてください。
数ある請求書作成・発行ソフトを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った請求書作成・発行ソフトが分かる診断(無料)ができます。
【2025年最新】請求書作成・発行ソフトおすすめ10選
ここからは、機能や料金比較でおすすめの請求書作成・発行ソフト(請求書ソフト)10選を紹介します。充実した機能・豊富な導入実績があり、人気の請求書作成・発行ソフトから紹介していきますので、ぜひ気になるサービスの詳細を確認ください。
- マネーフォワード クラウド請求書
- freee債権
- board
- バクラク請求書発行
- invox発行請求書
- やよいの見積・納品・請求書24
- 請求管理ロボ
- ナビエクスプレス
- Paid
- 電子取引サービス@Sign

マネーフォワード クラウド請求書
-
料金
月2,980円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
マネーフォワード クラウド請求書は、株式会社マネーフォワードが提供する請求書作成・発行ソフトです。請求書発行だけでなく見積書・納品書・請求書など幅広い書類に対応しています。テンプレートとエディタで、誰でも簡単に帳票を作成できる点がおすすめ。
直感的な操作が特徴で、取引先・品目の自動入力や書類間の変換ができるため、従来の表計算ソフトと比較してスピーディーな書類作成が可能です。書類検索機能や売上レポート機能などの書類管理機能、会計ソフトとの連携機能、クレジットカード決済機能も搭載。請求書の発行や書類管理、会計処理の負担軽減にくわえて、コスト削減も期待できます。
インボイス制度・電子帳簿保存法の要件にも対応しているため、法律に則った保存が可能です。ステータス管理によりミスも軽減できます。信頼性・堅牢性に優れた請求書作成ソフトを活用したい方にはおすすめです。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能

freee債権
freee債権は、freee株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。freee債権は、クラウド会計ソフト「freee会計」のなかの、請求書の発行・入金管理・入金消込などの債権に関する機能だけを抽出した請求書管理ソフトです。
見積書・請求書の発行、債務管理、支払管理に加え、ワークフローによる稟議なども管理可能となっており、請求業務を効率化します。また、請求書の電子発行と郵便代行にも対応していることもおすすめの理由。電子取引もまとめて管理可能で、請求書のスキャン代行、電子保存サービスも実施。経理業務に役立つ機能として、購買明細の自動仕訳や請求書データのOCR読み取りといった自動化機能を搭載しています。
初期費用は無料、月額料金は要件によって異なるため見積もりをとって確認しましょう。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 二要素認証・二段階認証
- 中国語
- 入金などのステータス管理機能

-
料金
月980円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
boardは、ヴェルク株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。請求書や見積書の作成、営業管理や支払管理、売り上げ見込みの把握やキャッシュフローの予測などの業務を一元管理し、効率化できる請求書システムです。個人事業主から100人以上の中規模企業まで、幅広い事業規模に合わせて利用できます。
請求作業を一人でこなさなければならない個人事業主にうれしい、請求漏れ防止機能なども搭載しています。他社と比較し、営業管理・経営分析といった、小規模企業向けのサービスにはあまり搭載されていない機能も揃っていることもポイント。自営業や中・小規模企業の経営改善にも大きく役立ちます。
個人事業主は月額980円(税抜)、法人は月額1,980円(税抜)から利用できるため、コストを抑えながら請求業務を効率化したい方におすすめです。

バクラク請求書発行
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
バクラク請求書発行とは、株式会社LayerXが提供する請求書作成・発行ソフトです。請求書や見積書をはじめとした、あらゆる帳票を柔軟に作成・送付ができるシステムで、企業の請求業務を効率化できます。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、帳票発行業務の効率化と法令対応を同時に実現します。帳票作成では、複数枚の一括作成も個別作成も簡単に行え、ExcelやWordでの帳票作成をなくします。現在の帳票に合わせて柔軟にレイアウトや項目を調整でき、これまでのフォーマットを変えることなく帳票の作成が可能です。
サポート体制も整っており、経験豊富なスタッフが迅速・丁寧に解決してくれるためサポート満足度は98%と高水準(2023年1-3月 株式会社LayerX調べ)。安心して利用できるので、システムに不慣れな方にもおすすめです。料金は要問い合わせとなっています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能

invox発行請求書
invox発行請求書は、株式会社invoxが提供する請求書作成・発行ソフトです。インボイス制度に対応した請求書を発行して、売上計上や入金消込・督促まで自動化。なお、適格請求書(インボイス)は紙でも電子でも発行可能です。
請求書をはじめ、見積書や納品書、支払通知書などさまざまな書類を自由なレイアウトで発行できることもおすすめのポイント。
invox発行請求書は、オンラインバンクから入金明細を取り込み、請求データと照合し入金消込を実施。入金が確認できない際には督促メールを送付してくれる点も強みです。会計システムと連携して計上処理まで自動化でき、業務効率化を図れます。

-
料金
月4,800円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
やよいの見積・納品・請求書 24 +クラウドは、弥生株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。請求書や見積書、納品書をテンプレートや簡単な設定や入力操作で作成できるおすすめのインストール型システムです。
他社と比較した時のメリットは、請求書や見積書を作成する際に指定が必要となる軽減税率や、区分記載請求書に柔軟に対応していること。消費税率の初期値は商品台帳で商品ごとに設定できることや、課税区分は伝票・帳票の明細行ごとに指定可能。
導入後も万全のサポートを利用できる「あんしん保守サポート」を提供していることもおすすめのポイント。「あんしん保守サポート」を利用することで、法令の改正などに合わせた最新のプログラムを無償提供。データバックアップのためのクラウドサービスも提供し、万が一の場合も安心です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- 書類のPDFダウンロード機能
- 合算請求書の作成機能

請求管理ロボ
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
請求管理ロボは、株式会社ROBOT PAYMENTが提供する請求書作成・発行ソフトです。請求業務を一元管理し、自動化するためのシステム。請求書の作成や送付、入金確認、消込作業、未入金のフォローアップ、督促業務など、請求関連の作業を効率化することで、経理担当者の負担を大幅に軽減します。自動化によりミスが減少し、業務の正確性が向上する点もおすすめです。
また、請求管理ロボは、口座振替やクレジットカード決済など異なる入金方法の結果を簡単に確認でき、取引先ごとの入金状況の管理がスムーズです。さらに、他社の会計ソフトとも連携可能で、データのエクスポートにも対応。「請求漏れを防ぎたい」「経費削減を図りたい」といった課題を抱える企業におすすめの請求書作成・発行ソフトです。

ナビエクスプレス
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ナビエクスプレスは、NTTコムオンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。他社と比較した時の強みは、高いセキュリティと万全のサポート体制。数万社の利用実績を誇り、多くの企業から厚い信頼を得ています。基本機能は、明細書、請求書、発注書、納品書などの各種帳票の作成・配信です。
CSVファイルを送るだけで、現在利用中の明細書からデザインを変更せずにフォーマットを作成できることもおすすめの理由。APIやCSVを利用して連携できるサービスが豊富で、会計システムはマネーフォワードクラウドやfreee会計など、CRMはSalesforce・kintone・Zohoなど、販売管理ソフトはOBC商奉行・アラジンオフィスなどとの連携が可能です。
基幹システムとの連携にかかる初期費用は、個別見積もりにより決定します。月額料金も要件定義や配信環境によって変動するため見積りをとって確認しましょう。 メールでの送信は4万5,000円(税別)・従量料金5円から、FAXでの送信は2万円(税別)・従量料金25円で利用できます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 見積書の作成機能

Paid
-
料金
月0円~ -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Paidとは、株式会社ラクーンフィナンシャルが提供する請求書作成・発行ソフトです。与信審査や請求書の発行・発送、入金管理や未入金時の督促といった請求に関わるすべての業務を任せられるのがおすすめのポイント。これらの業務にかかる負担が軽減され、空いた時間を営業や戦略立案などのコア業務に注力できます。
請求業務の手間と未回収のリスクをゼロにする、BtoBの後払い決済代行サービスとしても利用されています。支払い遅延や未入金があった場合でも、Paidが代わりに代金を100%支払うため、未回収リスクを気にせず積極的な営業活動が可能となります。
利用方法は管理画面やAPIを利用して取引先を登録し、取引先の審査が完了したら請求情報を登録するだけで完了します。不正対策利用やIPアドレス制限などセキュリティ対策も万全で、大企業からベンチャー企業まで、規模や業種を問わず5,000社以上に導入されています。請求1件につき125円という料金形態で、初期費用は無料です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 通信の暗号化
- IP制限
- 請求書の作成機能
- 取引先情報の登録管理
- 請求一覧データ取り込みによる一括請求書作成
- Windows対応

電子取引サービス@Sign
-
料金
月8,800円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
電子取引サービス@Signは、三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。他社と比較した際の強みは、請求書の作成・発行の他に、さまざまな電子契約ができる機能があること。電子契約、電子取引、電子検認、電子保存をオンラインで完結できる電子契約サービスとしても利用されています。電子帳簿保存法に対応した保存が可能であるほか、電子署名・タイプスタンプの付与、請求書についてはインボイス制度に対応した登録や検索が可能です。
運営会社である三菱電機グループのMIND(三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社)は、インフラやシステムなどのICTサービス全般を提供する会社であり、電子取引サービス@Signも、セキュリティ、データセンタ、クラウド基盤など、安全・安心のサービス基盤のもと利用できることもおすすめの理由。
WEB-APIにより、利用中の幅広いシステムと手間なく連携が可能です。システム連携により、今までのワークフローの継続利用、取引の文書データの利活用を促進します。初期費用は無料、月額料金は8,800円です。文書料金は従量制となっておりプレンによって変動するため、見積もりをとって確認しましょう。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- ISMS
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
以上、機能比較や料金比較でおすすめの請求書作成・発行ソフトを紹介しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、請求書作成・発行ソフト選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
【受領にも対応】請求書作成・発行ソフトおすすめ5選
ここでは、受領にも対応する請求書作成・発行ソフトのおすすめサービスを5選で紹介します。請求書の作成・受領の両方を行っている企業はぜひ参考にしてください。
- BtoBプラットフォーム 請求書
- Bill One
- 楽楽明細
- INVOY
- freee業務委託管理(旧・pasture)

-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
BtoBプラットフォーム 請求書は、インフォマートが提供する請求書作成・発行ソフトです。他社と比較し、請求書の発行・受取の両機能を搭載しており、多くの企業が導入していることが特徴。会計システムや販売管理システムなど、各種サービスとの連携も充実しているため、管理データの取り込み、請求書や支払通知書を一括管理したい方におすすめのシステムです。
インボイス制度や電子帳簿保存法にも対応しており、ペーパーレス化、そして経理のテレワークを実現します。取引先に紙の請求書を希望する企業がいる場合でも、郵送代行サービスやAI-OCRによるデータ化のオプションを利用することで、請求業務の完全デジタル化(電子化)が可能となります。
高セキュリティなシステムであることもおすすめの理由。最新技術を活用した24時間のサーバー保安監視など高度なセキュリティ体制を整備し請求データを保護します。また、ISIMの国際規格である「JIS Q 27001」の認証をはじめ、各種情報セキュリティ関連の認証資格の取得や、国内最高レベルの管理体制を持つデータセンターでサーバー管理を実施。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
-
料金
お問い合わせ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。請求書の発行・受領の両方に対応。適格請求書の作成・発行・電子保存といった請求書作成関連の機能にくわえ、適格請求書のデータ化や登録番号照合など請求書受領の機能も搭載しています。インボイス制度を含む法改正に対応した業務フロー構築が可能で、請求書の授受に関する業務をまとめてデジタル化し効率化できるためおすすめ。
紙の請求書はBill Oneが代理で受け取り、面倒なスキャンも代行、PDFの請求書はアップロードするだけなので、請求書を受け取る側はもちろん、発行する側にも負担をかけずに利用をスタートできます。データ化された請求書は専用のデータベースで一元管理できるため簡単に検索可能です。ほかのシステムと連携させて活用することもできます。
スモールビジネスプラン(従業員数100名以下向け)は月の受領件数が100件を超えない限り、無料で利用可能となっています。なお、従業員数101名以上は有料プランとなります。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- 書類のPDFダウンロード機能
- 品目情報の登録機能
- 書類の検索機能
- 閲覧・編集の権限設定
- 請求関連業務の履歴管理

楽楽明細
-
料金
月25,000円~ -
初期費用
100,000円~
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
楽楽明細は、株式会社ラクスが提供する請求書作成・発行ソフトです。請求書、納品書、見積書、領収書、支払明細をはじめとした幅広い帳票に対応し、印刷・封入・発送の手間を削減できます。 取引先によって請求書の送付方法が異なる場合にも取引先の要望に応じて、Web発行・メール添付・郵送・FAX送信のいずれかの方法から選べることもおすすめの理由。
請求書発行に加え、受領にも対応。また、CSVやPDFでデータ連携ができるだけでなく、API連携で基幹システムや販売管理システムとの連携が可能となっています。電子帳簿保存法などの法改正にも対応しているため、請求書などの原本保管は不要で、印刷の手間や保管スペースのコストなども削減できます。顧客データや顧客情報、帳票データの取込もシームレスに行えます。
初期費用は10万円、月額利用料は25,000円(税抜)からとなっています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能

-
料金
月980円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
INVOYは、FINUX株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。請求書以外にも、納品書や見積書、領収書の作成、発行、管理までをすべて無料で利用可能です。受領にも対応していることもおすすめのポイント。また、定期的な請求書の自動予約作成や、CVSでの一括アップロード、PDFダウンロード、取引先管理などの機能も搭載されており、業務効率の改善に大きく貢献します。
他社と比較し、請求書発行はメール送信だけでなく、ワンクリックでの郵送にも対応していることが強み。テンプレートも充実しており、オリジナルの請求書が簡単に作成可能です。必要な項目を順番に入力するだけで見積書が完成するというシンプルな操作性をもち、初心者でも簡単に書類を作成できます。また、画面も見やすく、マニュアルがなくても直感的に操作ができるので、請求業務に慣れていない方でも戸惑うことなくスムーズに業務を進められるソフトです。
Freeプランでは、請求書の作成・発行、請求書の自動データ化、クラウド管理、口座CSVアップロードなどの基本機能をすべて無料で利用できます。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- 請求書の自動作成機能
- 書類のテンプレート機能

-
料金
月35,200円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
freee業務委託管理(旧・pasture)は、freee株式会社が提供する、受領にも対応する請求書作成・発行ソフトです。企業とフリーランス間の複雑なタスクの依頼や発注、月末の請求管理をワンストップで実施できます。外部で作成した請求書もアップロードし作成できるため、請求書の発行ややり取りを効率化できます。
電子帳簿保存法の改正やインボイス制度など、請求書関連作業において発生する各種法令・制度への対応もシステム上で行っているため、スピーディーな業務対応が可能です。
初期費用は無料、月額35,200円(税込)からとなっており、月額料金は契約のパートナー人数で変動します。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
【無料で使える】請求書作成ソフトおすすめ5選
ここからは、無料で使える請求書作成ソフト(請求書発行ソフト)おすすめ5選を紹介していきます。請求書作成数が少ない企業や個人事業主、または、なるべく費用は抑えて導入したい方は、ぜひご覧ください。
- freee請求書
- Misoca
- MakeLeaps
- Zoho Invoice
- PASELLY

freee請求書
-
料金
月1,980円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
freee請求書は、freee株式会社が提供する無料で使える請求書作成・発行ソフトです。
見積書・請求書・納品書を無制限で無料にて作成できるシステムで、freeeが得意な自動化により、請求書の振り分け・発行・発送・入金消込まですべてfreee請求書が代行します。担当者様はわずか数クリックで作業を完了できるようになります。
取引先のダウンロード状況も確認でき、未ダウンロード者に事前にコンタクトをとることで、確認漏れによる未払いリスクの軽減も図れます。現在利用中の基幹・販売管理システムを変える必要がなく、請求書業務だけを「紙の郵送から電子化へ」変更可能です。インボイス制度・電子帳簿保存法にも対応しています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能

-
料金
年8,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Misocaは、弥生株式会社が提供する無料で使える請求書作成・発行ソフトです。無料プランでは月間10通まで請求書を無料で作成できます。請求件数が少ない企業や、個人事業主の方には特におすすめの請求書ソフトです。
請求書の発行に特化したサービスで、テンプレートを活用して各種帳票を簡単に作成できます。請求書のほかには、見積書・注文書・注文請書・領収書・検収書などの作成も可能です。簡単な操作で請求書作成・発行が行え、メールの送付も郵送もワンクリックで完結できます。多彩なテンプレートが用意されており、見積書から納品書・請求書の変換も簡単にできるプラットフォームが魅力です。
スマートフォンやタブレットからの操作に対応しているのもうれしいポイント。外出先や出張先からでも手軽に請求業務を進められます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能

MakeLeaps
-
料金
月600円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MakeLeapsは、メイクリープス株式会社が提供する、無料で使える請求書作成・発行ソフトです。請求書に加え、見積書や発注書、納品書といった書類を効率よく作成・送付・管理することができるサービスです。見積書や請求書の作成や承認ワークフロー、ワンクリック郵送に対応しているほか、毎月定額の請求書は発行予約機能で自動化できます。
また、口座連携やバーチャル口座機能、カード決済機能で入金管理も効率化できます。売上高・売掛金などのデータを表やグラフで確認することもでき、見積書・請求書作成サービスでありながら、会社の重要なデータも管理可能で、経営判断に活かせます。多言語・外貨にも対応しているため国際取引にも利用できます。
無料プランでは、請求書と見積書の作成が可能。取引先の上限が3社まで、ユーザーの上限が1名ですが、送付通数は無制限で利用できます。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- 英語
- 見積書の作成機能
-
料金
月1,080円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Zoho Invoice(ゾーホー インボイス)は、ゾーホージャパン株式会社が提供する請求書作成・発行ソフトです。クラウドベースの請求書作成ソフトウェアで、見積書や請求書の作成、入金管理、複数言語・多通貨対応など、多彩な機能を搭載し、特に海外取引を行う企業におすすめ。
Zoho Invoiceの大きな強みは、全機能を無料で利用できる点です。コストを抑えたい中小企業、個人事業主、フリーランスにとって理想的な選択肢となります。さらに、他のZoho製品との統合やモバイルアプリの活用により、業務効率を高めることが可能です。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 二要素認証・二段階認証
- 英語
- 中国語
- オランダ語

-
料金
無料 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
PASELLY(パセリ)は、株式会社entershareが提供する請求書作成・発行ソフトです。無料で利用可能なビジネス書類作成ツールで、見積書や請求書の作成に対応しています。クラウド型CRMとして機能し、書類の作成だけでなく、顧客情報の管理や案件進捗の追跡など、営業活動を効率化する機能を具えています。
フリーランスや小規模企業向けに設計された使いやすさが特徴で、操作性がシンプルで直感的です。現在、全機能を無料で提供し、初期費用や月額料金が発生しないため、アカウント登録後すぐに利用可能。顧客管理や書類作成の効率化を目指す企業におすすめのツールです。
以上、無料の請求書作成ソフト(請求書発行ソフト)を紹介しました。まずは無料トライアルや無料プランから導入してみたいという方は、下記記事「で無料で使えるサービスを紹介していますのでご活用ください。
請求書ソフトの選び方・比較方法
請求書作成・発行ソフトは、機能や料金、導入形態などがサービスによって異なります。請求書ソフトの導入前に、選び方・比較方法をおさえておきましょう。
- 請求書ソフトはクラウド型かインストール型か
- 自動仕訳など必要な機能が搭載されているか
- 既存のシステムとの連携は可能か
- セキュリティ対策やサポート体制は万全か
- インボイス制度など最新の法令に対応しているか
- トータルコストで費用を比較
請求書ソフトはクラウド型かインストール型か
クラウド型 | インストール型(パッケージ型) |
---|---|
・Web環境を使いクラウド上にデータを保存 ・導入後すぐに利用可能 ・税制改正などがあっても自動で最新版にアップデートされる ・導入時のコストが抑えられる |
・社内にサーバーを置いて利用 ・外部と遮断できるため、情報漏えいやサイバー攻撃などのリスク低減 ・カスタマイズ性に優れている ・運用期間が長くなるほどコストの削減に |
クラウド型は、税制改正などがあっても自動で最新版にアップデートされる点や導入時のコストを抑えられる点が特徴です。一方のインストール型(パッケージ型)の場合は運用期間が長くなるほど費用を抑えられ、自社サーバーを利用するため情報漏えいやサイバー攻撃といったリスクを回避できる点がメリットと言えます。どちらのタイプがより自社に合っているかを確認したうえで、導入を検討しましょう。
インストール型の請求書ソフトについては、別記事「インストール型のおすすめ請求書ソフト」でおすすめの請求書ソフトを比較していますのでご参考ください。
自動仕訳など必要な機能が搭載されているか
自動仕訳やワークフローなど、自社に必要な機能が搭載されているかどうかも比較すべきポイントです。請求書作成ソフトと言っても、その守備範囲はさまざまなので、業務フローのどの部分をシステム化したいのか、対象規模は合っているのかどうかといった点を確認しましょう。
たとえば、会計処理の負担を軽減したいなら、自動仕訳に対応できる請求書ソフトがおすすめです。あらかじめ勘定科目や取引先、税区分などを設定すれば、請求書を作成すると同時に自動で仕訳データを作成できます。手作業による仕訳入力は登録漏れやミスが発生してしまいがちですが、自動仕訳機能を使えば毎回決められたルール通りの処理が可能です。
また、ワークフロー機能が使える請求書ソフトは、承認フローを所属や役職、請求担当者毎に承認経路が設定できるほか、承認状況の一覧表示もできます。事前に効率化したい範囲を明確にし、必要な機能の洗い出しを行ったうえで比較検討しましょう。
既存のシステムとの連携は可能か
既存の基幹システム、顧客管理システムなどとのデータ連携が可能な請求書ソフトであれば入力業務を大幅に削減できます。たとえば、営業部門でよく使われるSFA(営業支援システム)やCRM(顧客管理システム)と連携できれば、商談情報をもとに請求データを作成することができます。取引先名や売上金額が自動で反映されるため、二重入力の手間が省けます。
なお、連携方法にはCSVファイルとAPIの2種類があります。CSVファイルによる連携は手動でエクスポートとインポートを行い、APIによる連携は自動でデータが反映されます。
セキュリティ対策やサポート体制は万全か
会計情報は会社にとって非常に重要なデータのため、請求書ソフトのセキュリティ対策やサポート体制は万全かどうかは必ず比較し選定しましょう。セキュリティ面を判断する基準としては、SSLによる暗号化や2段階認証への対応、不正アクセスの防止、アクセスログの管理などがあります。24時間365日の監視体制や常時バックアップが行われていれば、より高いセキュリティ環境で利用可能です。SOCレポートやISMS、Pマークといった第三者機関による保証も判断材料のひとつです。
また、サポート体制については、自社だけでなく請求書を受け取る取引先への対応も重要です。請求書が電子送信に代わることで理解を得られない取引先もあるため、事前の告知を含めてサポートしてもらえるソフトを選びましょう。
インボイス制度など最新の法令に対応しているか
インボイス制度に対応した請求書作成ソフト(請求書発行ソフト)なら、法令を遵守して請求書の発行・保存ができます。適格請求書に対応したフォーマットも作成できるため、効率よく請求業務を行えます。なお、 税務当局が相当の理由と判断する場合を除いて、2024年1月以降はインターネット上で発行・受領した請求書は電子データでの保存が義務化されますので覚えておきましょう。
電子取引を行った場合には、一定の要件の下で、その電子取引の取引情報に係る電磁的記録を保存しなければならないこととされています(電子帳簿保存法7)。
インボイス制度に加え、電子帳簿保存法に対応した請求書ソフトであれば、要件に沿った電子データ保存ができるため安心して利用できます。
インボイス制度の要件に沿った請求書を作成したい方は、別記事「インボイス対応のおすすめ請求書ソフト」も参考にしてください。
トータルコストで費用を比較
初期費用、月額料金、従量課金、オプション料金など、発生する費用をトータルコストで計算し比較しましょう。製品によっては、システムの導入支援費用やサポート費用などはオプション料金が必要になるケースもあるため、導入前の確認をおすすめします。
また、クラウド型か、インストール・パッケージ型かによっても料金体系は異なります。事前に請求書ソフトを利用する人数や取引先数、利用したい機能の範囲などを明確にした上で比較しましょう。
請求書ソフトの費用を比較したい方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。PRONIアイミツをご利用いただくと、希望要件に合った請求書ソフト(最大6サービス)の一括見積もりが可能です。請求書ソフト選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
請求書作成・発行ソフトとは
請求書作成・発行ソフトとは、請求書の作成・送付・管理といった一連の業務を自動化するためのソフトウェアです。従来の請求書は、書面で作成し郵送、あるいは、Excel・Wordで作成しメール送信する方法が一般的だったのに対し、請求書ソフトでは全ての作業をクラウド上で完結できます。
あらかじめ用意されたテンプレートに必要項目を入力するだけで簡単に請求書を作成でき、領収書や見積書、納品書といった各種帳票の発行にも対応可能。請求書の送付もワンクリックでWeb上から行えるため、これまでのような突合や封入作業が不要です。
ペーパーロジック株式会社による「角印の利用と電子化の実態」に関する調査では、電子化したい書類の第1位が「請求書」65.8%となっており、電子発行されていない書類について「電子発行へ変えたいと思う人」の割合は 71.7%という結果が報告されています。
電子化したい書類、第1位「請求書」65.8%、第2位「契約書」57.9%

※引用:ペーパーロジック株式会社「角印の利用と電子化の実態」に関するアンケート調査
多くの請求書作成ソフト(請求書発行ソフト)では売上の管理もでき、会計ソフト・銀行口座との連携機能によって、売上の計上や入金消込が自動で反映されます。請求書ソフトの導入により、経理業務を効率化できるため、企業の生産性向上にもつなげられるでしょう。
請求書作成ソフトの中には、「受領」に対応するソフトもある
請求書ソフトの中には、メインの機能が「作成・発行」のソフトのほかに、メインの機能が「受領」のソフトもあります。また、製品数は限られますが「作成・発行」と「受領」の両方に対応できるサービスも存在します。作成・発行ソフトが請求業務や売上を管理できるのに対し、受領ソフトは支払い業務の効率化が可能です。
請求書ソフトの種類 | 作成・発行メイン | 受領メイン | 作成と受領の両方 に対応 |
---|---|---|---|
主な用途 | ・請求書の作成、発行(送信) ・売上の管理 |
・請求書の受領、管理 | ・請求書の作成、発行・受領 |
特徴 | 請求書に加え、領収書、見積書、納品書など各種帳票の発行・管理 | データを会計ソフトに連携し、仕入を自動計上する | 請求業務を管理 受領に関する業務を自動化 |
受領ソフトの主な機能としては、受け取った請求書の電子化や、OCRやAI-OCRによる文字情報の読み取り機能があります。データ化された情報は会計ソフトへ連携し、仕入の自動計上が可能です。銀行口座と紐づければ支払いの消込もできるため、支払い業務に関わる全ての作業を自動化できます。もし経理業務全体の効率化を考えるなら、受領もできるソフトの導入を検討しましょう。
請求書ソフトの主な機能
請求書作成・発行ソフトには、請求業務を効率化するさまざまな機能が搭載されています。以下に主な機能を表にまとめましたので、参考にしてください。
請求書ソフトの機能 | 機能の詳細 |
---|---|
請求書の自動作成 | 請求書を定期的に自動作成できる |
請求書管理・検索機能 | 過去に作成・発行した請求書の管理や検索ができる |
請求書の確認状況を把握 |
取引先の確認状況を画面で把握できる |
各種帳票の作成 |
支払明細、領収書、納品書、見積書、注文書、検収書などの作成が可能 |
ロゴ・印影の登録 | 帳票に自社のロゴや印影を印刷できる |
郵送代行 |
請求データをアップロードすると、代行して紙の請求書を郵送してもらえる |
承認フロー設定 | 作成した帳票の承認ルートを指定できる |
レポート作成機能 | 取引先ごとの請求金額や売り上げ推移、売掛残高、回収予定一覧といったレポートを作成できる |
各種システムとの連携 |
会計システムや営業支援システム、顧客管理システムなどと連携しデータ共有できる |
請求書作成ソフトを導入するメリット
請求書作成・発行ソフトをより効果的に活用するためには、導入で得られるメリットをしっかりと把握しておくことが大切です。ここからは、請求書作成ソフトを導入する代表的なメリットについて解説していきます。
- コスト削減や盗難・紛失リスクの削減につながる
- 業務の効率化につながる
- 入力ミスの防止につながる
- テレワークの推進につながる
- 情報共有の効率化ができる
コスト削減や盗難・紛失リスクの削減につながる
1つ目のメリットはコスト削減や盗難・紛失リスクの削減につながる点です。紙ベースの請求書からweb請求書へ切り替えることで、印刷コストや封入などの作業コスト、郵送コストを抑えられる点は大きなメリットです。また、web請求書であれば盗難や紛失などのリスクも削減できます。送付先も即時確認ができるため、回収スピードの促進につながります。
業務の効率化につながる
2つ目のメリットは、業務の効率化につながる点です。システムによっては経費科目の自動仕訳ができたり、金融機関データの取り込みを自動化することで入金確認も自動で行えたりと、確認・入力作業を大幅に削減できます。特に外部連携やAIによる自動化機能が充実しているシステムや、請求書の発行側だけでなく受領側の作業にも対応しているシステムを選ぶことで、業務の効率化は大きく進みます。

税理士
板山 翔のコメント
入力ミスの防止につながる
3つ目のメリットは、入力ミスの防止につながる点です。請求ソフトの中には、金額の入力をチェックする機能や、入力漏れをチェックする機能が搭載されているシステムも多くあります。ミスが許されない請求書関連の業務は、請求書ソフトの導入によって、人的ミスを回避できるメリットは大きいと言えます。
テレワークの推進につながる
4つ目のメリットは、テレワークの推進につながる点です。請求書作成ソフトで請求書を作成し、PDFファイルを出力して送信あるいは郵送代行機能をあわせて活用すれば、自宅にいながらも請求書の作成・送付が可能です。
情報共有の効率化ができる
5つ目のメリットは、情報共有の効率化ができる点です。請求書ソフトの活用によって請求に関する情報が一元管理されるため、誰でも手軽に情報を検索・閲覧できます。関係者間の情報共有が効率的になり、業務をよりスピーディーに進めることが可能です。スマホやタブレットからの操作に対応しているソフトを導入すれば、移動中でも情報共有が行えます。 別記事「アプリが使える請求書作成システム」では外出先でもスマホアプリ上で業務を進められるおすすめサービスを紹介していますので、ぜひご覧ください。
PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合った請求書受領ソフトの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
見積書の作成を効率化したい方は、別記事「おすすめの見積書作成ソフトを徹底比較」もご覧ください。
請求書作成ソフトを導入するデメリット
請求書作成・発行ソフトを適切に運用していくためには、メリットだけでなくデメリットにも目を向けた上で対策を検討しなければなりません。ここからは、請求書作成ソフトの導入で懸念されるデメリットについて解説していきます。
- 導入・運用コストがかかる
- 社内外への説明が必要になる
導入・運用コストがかかる
請求書作成・発行ソフトを利用するためには、導入にともなう初期費用のほかに運用コストがかかります。ここでのコストとは、請求書ソフトの利用料金だけでなく運用に必要な人員の確保や業務体制の整備、利用へ向けた研修・マニュアル整備など、すべての手間・時間を指すものです。しかし、請求書ソフトの導入には業務工数をはじめとするさまざまなメリットも期待できるため、費用対効果を総合的に分析しながら慎重に検討を進めていく必要があります。
請求書ソフトの費用相場を把握したい方は、別記事「請求書システムの費用相場」をぜひご覧ください。料金比較で安いおすすめ請求書ソフトも紹介しています。
社内外への説明が必要になる
既存の請求書業務を請求書ソフトによる運用へ移行させる際は、社内はもちろん取引先も含めた業務フローを大きく変更することになるため、すべての関係者に事前にきちんと説明して了承を得る必要があります。請求書作成ソフトに大して消極的な部署・取引先には、業務負荷軽減や効率化などのメリットを説明して理解を促しましょう。なお、説得が難しい取引先に対しては無理に移行を進めようとせず、請求書作成・発行ソフトの活用と並行して、従来の方法を残すなど柔軟に対応するのが理想的です。
まとめ:請求書作成ソフトは機能と費用で比較し、導入するのがおすすめ
請求書作成・発行ソフトは、シンプルな機能のものから、拡張性の高いプラットフォームになっているもの、総合的な会計ソフトとして機能するものなど様々なシステムがあります。請求書作成・発行だけでなく、受領にも対応するサービスもあるため、請求書作成ソフトは機能と費用で比較し、導入するのがおすすめです。
PRONIアイミツでは、さまざまな条件で請求書作成・発行ソフトを比較できます。導入実績のある業界・企業規模・使いたい機能などで絞り込み、あなたの会社に最適なサービスを探してみてください。
→2025年最新 請求書作成・発行ソフトのランキングはこちら
しかし、請求書ソフトは多数あり、どれを導入すべきか迷ってしまうでしょう。PRONIアイミツでは、ITツール受発注支援のプロとして、請求書ソフト選びについての相談を受け付けています。いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合った請求書ソフトが分かる診断(無料)もありますので、ぜひ一度お試しください。
よくある質問
請求書作成・発行ソフトについて、よくある質問に回答します。
インストール型でおすすめの請求書作成ソフトは?
インストール型でおすすめの請求書ソフトは、「やよいの見積・納品・請求書 24」「ジョブカンDesktop 見積・納品・請求書 匠 23」「MJSかんたん!見積・納品・請求」などです。どれも簡単な操作で請求書を作成でき、初めて請求書ソフトを導入する企業にもおすすめです。
個人事業主におすすめの請求書作成ソフトは?
個人事業主におすすめの請求書ソフトは、「Misoca」「freee請求書」「マネーフォワードクラウド請求書」などです。個人事業主・フリーランスには、導入コストと月額料金が安いクラウド型の請求書ソフト、あるいは、買い切りタイプのインストール型の請求書ソフトが人気です。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!

税理士
板山 翔
板山翔税理士事務所代表
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。
税理士
板山 翔のコメント