Web請求書とは?メリットやデメリット、おすすめのシステム10選も解説
紙による処理が日常だった従来のバックオフィス業務も、Webを活用したオンライン化が進んでいます。「書面での請求書作成に手間がかかり、負担になっている」「Web請求書に切り換えて、業務を効率化したい」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、Web請求書の意味や種類といった基礎知識をはじめとし、Web請求書システム導入のメリット・デメリット、システムの選び方などをくわしく解説します。おすすめのWeb請求書システムも比較し紹介していますので、請求書をWebで一括管理して手間を減らしたい経理・財務担当者はぜひ参考にしてください。
税理士
板山 翔
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小 …続きを見る
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。 板山翔税理士事務所代表
※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- Web請求書とは
- Web請求書の種類
- 請求書の電子化は法律上問題ないか
- Web請求書システムを導入するメリット
- Web請求書システムを導入するデメリット
- 請求書を受け取る側(取引先)への影響
- Web請求書システムの選び方
- Web請求書システムの比較表
- 【2024年最新】おすすめのWeb請求書システム10選
- まとめ:Web請求書を導入する際は、自社の課題を明確にしよう
Web請求書とは
Web請求書とは、インターネットを介して授受される請求書をさします。書面による請求書とは異なり、Web上でやり取りが完了するのが特徴です。従来の紙を使った郵送でのやり取りに比べ、印刷・封入・投函などの手間がかからず、大幅な効率化やコスト削減が実現できます。昨今のコロナ禍によるビジネス環境の変化とも相まって、導入する企業が増えています。
Web請求書システムとは
Web請求書システムとは、請求書の作成や送信、受領などをWeb上で完結できるシステムのことです。Web請求書システムで作成・発行・受領した請求書はすべてシステムのクラウドサーバー上に保管され、一元管理できます。
Web請求書システムには、請求書の作成や発行だけでなく、見積書、納品書、支払明細書などの帳票に対応しているサービスもあります。システムによっては、入金確認や消込、督促までを代行してくれる製品もあるため、Web請求書サービスを導入することで請求書に関わる業務をより効率化できるでしょう。
ペーパーロジック株式会社による「角印の利用と電子化の実態」に関する調査では、電子化したい書類の第1位が「請求書」で、その割合は65.8%となっています。また、電子発行されていない書類について「電子発行へ変えたいと思う人」の割合は 71.7%という結果が報告されています。Web請求書システムの導入により、請求業務にかかっていた時間を他の業務にあてられるようになります。企業の生産性向上の観点からも、Web請求書システムは今後ますます必要とされるでしょう。
電子化したい書類、第1位「請求書」65.8%、第2位「契約書」57.9%
※引用:ペーパーロジック株式会社「角印の利用と電子化の実態」に関するアンケート調査
Web請求書の種類
Web請求書には、次の3つの種類があります。
- ExcelやWordで作成しメールに添付して送信
- クラウド上にアップロードしダウンロードしてもらう
- Web請求書システムを利用し、クラウド上で作成から管理まで行う
ExcelやWordで作成しメールに添付して送信
ExcelやWordで請求書を作成し、PDF形式で保存したファイルをメールに添付して送信する方法です。フォーマットの準備・メールの操作といった手間はかかるものの、ExcelやWordがあれば、まったくコストをかけることなく請求書を作成・送信できます。また、ExcelやWordがインストールされていない場合にはGoogleが提供するスプレッドシートやドキュメントなどでも代用できます。
クラウド上にアップロードしダウンロードしてもらう
自身でクラウド上に保存場所を作成し、そこにアップロードした請求書ファイルを取引先にダウンロードしてもらう方法です。一つひとつの請求書をメールで添付して送信する方法と比べると、誤送信や情報漏えいのリスクを低減できます。ただし、アクセス権付与やパスワード設定など、取引先がクラウドを利用するための準備が必要となります。
Web請求書システムを利用し、クラウド上で作成から管理まで行う
Web請求書システムを導入し、クラウド上で請求書の作成・送信・管理までを行う方法です。システム内で取引先情報の管理ができるので、請求書の授受における負担が大幅に軽減できます。また、作成・発行した請求書はシステムに自動で保存されるため、保管の手間もかかりません。見積書から作成が可能なシステムであれば、請求書への変換が自動で行えるため、さらに便利です。ランニングコストがかかることと、システムを使いこなすまでに習得コストがかかることは覚えておきましょう。
請求書の電子化は法律上問題ないか
請求書を電子化することは、法律上問題ありません。従来、請求書は紙で保存しておくことが法律で義務付けられていましたが、2005年に施行された「e-文書法」によって、紙媒体で請求書を保管する必要はなくなりました。
ただし、請求書の電子データを保存する際には電子帳簿保存法で定められた要件を満たす必要がある点には注意してください。電子取引データの電子保存制度では、インターネットを介して取引した場合、発行側・受領側ともに電子データでの保存が必須とされています(※2023年12月末まで猶予期間あり)。
電子取引を行った場合には、一定の要件の下で、その電子取引の取引情報に係る電磁的記録を保存しなければならないこととされています(電子帳簿保存法7)。
税務当局が相当の理由と判断する場合を除いて、2024年1月以降はインターネット上で発行・受領した請求書は電子データでの保存が義務化されます。改正電子帳簿保存法に対応したWeb請求書システムであれば、法律の知識がない方でも、法律に則った電子データの保存が可能です。
請求書の電子化については、別記事「請求書の電子化とは?注意点も解説」にて請求書を電子化する方法やメリットを詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Web請求書システムを導入するメリット
Web請求書システム(Web請求書サービス)の導入によって得られる、主なメリットを紹介します。
- ペーパーレス化・省スペース化を推進できる
- 人件費・資材費といったコストを削減できる
- 印刷や郵送などの手作業が不要になり効率化につながる
- 電子帳簿保存法へも対応できる
- 請求書の訂正や再発行もスムーズに行える
ペーパーレス化・省スペース化を推進できる
Web請求書システムは書面を一切必要とせず、すべてのデータをクラウド上で保管・管理するためペーパーレス化・省スペース化を推進できます。請求書は原則として7年間適切な形で保管することが義務付けられています。書面による請求書の場合、企業によっては膨大な量の請求書を書棚で保管しておかなければなりません。紙の請求書の管理や、請求書の保管スペースの確保が課題となっている企業は、Web請求書システムを導入することで解決できるでしょう。
人件費・資材費といったコストを削減できる
Web請求書システムではオンラインで業務を完結できるため、印刷や送付にかかるコストや人件費も削減可能です。 印刷代や切手・印紙代、控え保管のためのファイル購入費、スタッフの作業時間など、紙による請求書関連業務では、軽視できないコストがかかっています。一つひとつは決して高額ではありませんが、多くの取引先と長く付き合いを続けていく上で、年間総額ではかなりの金額になるはずです。Web請求書システム導入により、こういったコストを大幅に減らせる点は大きなメリットといえます。
2024年10月からは郵便料金が大幅に値上げされる見込みです。企業が郵送料金のコスト増を回避するには、請求書システムの導入が最適です。
印刷や郵送などの手作業が不要になり効率化につながる
Web請求書システムでは、フォーマットで簡単に請求書を作成できることに加え、印刷・封入・郵送の手間をかけることなく、送信ボタンを押すだけで取引先への送付が完了します。また、見積書と連携できるシステムも多く、その場合は請求書作成の手間すら削減できます。さらに、請求書を受領する取引先においても、紙による作業や管理から解放されることで、大幅な効率化が見込めます。
電子帳簿保存法へも対応できる
請求書を電子データで保存する際は、2つの保存要件である「真実性の確保」と「可視性の確保」を満たす必要があります。Web請求書システムには、検索機能やタイムスタンプ機能、証跡管理機能といった「真実性の確保」と「可視性の確保」のための機能が搭載されています。
そのため、Web請求書システムを利用すれば、電子帳簿保存法に即した保管が可能となるでしょう。法改正に対応したWeb請求書システムの多くは、常に最新の法令に対応したシステムにアップデートしてくれますので、改正の度に自社で対応する必要がなくなります。
見積・請求書の訂正や再発行もスムーズに行える
Web請求書システムによる訂正や再発行であれば、システム上で修正し、取引先にそのデータを再送信するだけなのでスムーズに対応できます。従来の書面による見積書・請求書の場合、訂正や再発行までに時間がかかるケースが多く、タイミングによっては支払い期日に問題が生じてしまうこともありました。Web請求書システムであればクラウド上で処理を行うため、即日の対応が可能となります。双方にとって請求業務の負担が大幅に軽減されるでしょう。
Web請求書システムを導入するデメリット
Web請求書システム(Web請求書サービス)を導入する前に、主なデメリットも把握しておきましょう。
- 導入・運用コストが発生する
- 社内の業務フローが大きく変わる
- ネット接続のトラブルがあると作成やダウンロードができない
- 請求書を電子化していない取引先からは「紙」を受領するケースも
導入・運用コストが発生する
Web請求書システムを導入すると、初期費用や月額利用料が発生します。Web請求書システムを導入することで、削減できるコストと発生するコストを、長期的な視点で比べてシステム導入を検討する必要があります。初期費用や月額利用料は、Web請求書サービスによって異なるため、複数のシステム費用をトータルコストで比較するとよいでしょう。
また、発行数やユーザー数に制限はあるものの無料で使えるシステムもあります。無料プランを活用できれば月々のコストを抑えられますので、費用が心配な場合は無料の請求書システムも検討できるとよいでしょう。
社内の業務フローが大きく変わる
Web請求書システムの導入により、業務フローが大きく変わるケースが多いため、社内におけるコンセンサス(合意)の獲得と、変革意識の醸成は必須です。業務に関わる従業員には、システム導入のメリットや業務効率化が見込めることを丁寧に説明しましょう。また、企業によってはスタッフへの教育も必要になることがあります。
税理士
板山 翔のコメント
ネット接続のトラブルがあると作成やダウンロードができない
Web請求書システムはすべての工程をクラウド上で行うため、インターネット回線にトラブルがあると請求書の作成やダウンロードができなくなるおそれがあります。今やインターネット接続にトラブルがあると、業務の大部分が進まないという企業が大半でしょう。万が一のネット接続のトラブルにすぐに対応してくれる業者を確保しておくことをおすすめします。
請求書を電子化していない取引先からは「紙」を受領するケースも
まだ紙の請求書を利用している企業は一定数いるため、請求書の電子化をしていない取引先からは紙の請求書を受領するケースも考えられるでしょう。Web請求書システムの中には、紙の請求書をスキャナーで読み込みデータ化することで、Web請求書と紙の請求書のデータを一元管理できる製品もあります。紙の請求書を受領する可能性がある企業は、スキャナー保存に対応している製品を選びましょう。
請求書を受け取る側(取引先)への影響
電子化された請求書を受け取る側(取引先)にもメリットとデメリットがあります。Web請求書を受け取る側(取引先)のメリットは「請求書の受け取りまでのタイムラグがない」「過去のデータを管理・検索しやすい」といったことが挙げられます。対して、デメリットは「業務フローが変わることがある」点です。
Web請求書の導入には、取引先の理解と協力が必要であり、相手の状況次第では負担をかけてしまうこともあります。取引先への周知は忘れずに行うようにしましょう。
Web請求書システムの選び方
Web請求書システムの製品数は年々増えているため、「数が多すぎて自社に合うものが分からない」「どのような基準で選べばいいか判断できない」という方もいるのではないでしょうか。そこでここでは、Web請求書システムの選び方をお伝えします。
- システム化したい範囲を明確にする
- 他のシステムとの連携は可能か
- 法改正に対応しているか
- セキュリティ面は万全か
システム化したい範囲を明確にする
Web請求書システムによって搭載されている機能が異なるため、業務をどこまでシステム化したいのかを明確にしましょう。たとえば、請求書を作成・送付するだけのシンプルな機能のシステムがある一方で、銀行口座と連携して入金確認を行えたり、入金確認や消込、督促までを代行してくれるシステムもあります。請求書に関わる業務の課題を明らかにしたうえで、必要な機能を備えたサービスを選ぶとよいでしょう。
他のシステムとの連携は可能か
すでに社内で使っている業務システムがある場合は、そのシステムと連携可能かを確認してください。なぜなら、Web請求書システムは他の業務システムと連携することで、業務効率がより向上するからです。たとえば、Web請求書システムと会計ソフト、販売管理システムを連携することで、それぞれのシステムでの入力作業を1つにまとめることができます。
なお、連携には「CSVファイルをインポートして連携」と「API連携」の2パターンあります。APIで連携を行うため、CSVよりコストが掛かる場合がありますが、効率化を重視するならAPI連携を選択した方が効果を発揮するでしょう。
税理士
板山 翔のコメント
法改正に対応しているか
法律に即した電子データの保存を行うために、改正後の電子帳簿保存法に対応しているシステムかどうかは必ず確認しましょう。また、2023年10月1日からはインボイス制度という新しい請求書のフォーマットが採用されたため、制度に合わせた請求書発行プロセスをそなえたシステムの導入が不可欠です。
セキュリティ面は万全か
Web請求書システムは、自社と取引先の双方にとって大切な書類を扱うもののため、高いセキュリティ性能が求められます。24時間365日体制で監視している、通信データが暗号化されているなど万全なセキュリティ対策が取られているシステムの選定をおすすめします。万が一、請求書の情報が漏えいしてしまうと、取引先に多大な迷惑がかかるだけではなく、企業への信頼も失うおそれがあります。各社のセキュリティ対策は特に意識して、サービスを比較・検討しましょう。
システムの選定ポイントについては、別記事「クラウド請求書システムの選び方を徹底解説」でも詳しく紹介しています。選び方を把握しておくことで、自社に合うシステムを導入できますのでぜひ参考にしてください。
Web請求書システムの比較表
ここからは実際に、Web請求書システムの機能・料金・特徴を比較します。自社の予算や必要な機能と照らし合わせながら、おすすめのWeb請求書システムをご確認ください。
下記ボタンから、Web請求書システムを最大6社まで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
システムの費用相場や、低コストの請求書システムを比較したい方は、別記事「請求書システムの費用相場・料金比較で安いサービス」もぜひ参考にしてください。
【2024年最新】おすすめのWeb請求書システム10選
2024年最新比較でおすすめのWeb請求書システム10選を紹介します。Web請求書システムと一口に言っても製品ごとに特徴が違い、企業規模や自社の課題によっても選ぶべき製品が異なるでしょう。自社に合ったシステム選びの参考にしてください。
- 楽楽明細
- BtoBプラットフォーム 請求書
- Bill One
- pasture
- マネーフォワード クラウド請求書
- ナビエクスプレス
- board
- Misoca
- Makeleaps
- 請求管理ロボ
楽楽明細は、請求書や納品書などの各種帳票をWeb上で発行できるWeb請求書です。
CSVやPDFといった帳票ファイルをアップロードするだけで、取引先への送付ができます。また、送付方法は、Web・メール添付・郵送・FAXのいずれかより選択可能です。
帳票の発行に特化し、印刷・封入・郵送の作業をゼロにすることで、面倒な請求書発行の手間が90%削減できるとしています。また、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応が可能なのも嬉しいポイントでしょう。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- Pマーク
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
BtoBプラットフォーム 請求書は、国内シェアNo.1を謳うWeb請求書です。
請求書の発行だけでなく、受け取りも含めたオールインワンサービスであるのが特徴で、作成・受領業務が最大90%削減できるとしています。
また、一気にデジタル化を図るのではなく、アナログも組み合わせた無理のないペーパーレス化の推進にも配慮があります。そのため、紙による請求書を授受している場合でも、まずは郵送代行サービスを利用するなどで、負担を抑えながらの導入・運用が可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
「Bill One」は、Sansanが提供する請求書管理サービスです。
適格請求書の作成・発行や電子保存といった請求書作成関連の機能にくわえ、適格請求書のデータ化や登録番号照合など請求書受領の機能も備えています。
従業員数100名以下の会社向けの「スモールビジネスプラン」は、月間の請求書受領数100件以内であれば無料で使い続けられるのが大きな特徴です。従業員数が101名以上の場合は、受領請求書の枚数に合わせた金額を提案しています。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- シングルサインオン
- 書類のPDFダウンロード機能
- 品目情報の登録機能
- 書類の検索機能
- 閲覧・編集の権限設定
- 請求関連業務の履歴管理
pasture(パスチャー)は帳票作成以外の周辺業務や経営の効率化にまで配慮されており、総合的な業務管理を実現します。
請求書の作成・送付はもちろん、見積もりや受発注などの管理から、売上分析やキャッシュフロー予測といった情報提供まで、中小企業の経営や業務推進に必要な機能を一元管理し、効率化を図ることが可能です。
またCRMや会計ソフトなど外部サービスとの連携も可能なため、請求書に関連する業務の効率化もできるでしょう。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 通信の暗号化
- IP制限
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
マネーフォワード クラウド請求書
マネーフォワードクラウド請求書は、作成から送付・保管までの一元管理により、効率化を実現するWeb請求書です。
請求書だけでなく、見積書・納品書・領収書にも対応しているため、業務フローをワンストップで管理できます。作成した請求書はワンクリックで送付が完了するなど、あらゆる処理が素早く簡単に行えます。請求業務におけるステータスも把握できるため、請求書の送付漏れや代金の回収漏れを防ぐことも可能です。
また、会計ソフトとの連携機能により、売掛金の自動仕訳ができるなど、経理業務の効率化も実現します。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- ISMS
- 冗長化
- 通信の暗号化
- シングルサインオン
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
ナビエクスプレス
ナビエクスプレスは、NTTグループ自慢のサービスを幅広く提供し、数万社の利用実績を誇る請求書システムです。
万全のサポート体制に加え、ツールのオプションにはグループが有する独自のサービス「BizFAX」というクラウド型インターネットFAXを提供するなど、グループ全体の強みを生かした柔軟なサービスが特徴です。 高いセキュリティと充実したサポート体制、そして満足度の高いサービスから、業界を問わずさまざまな会社に利用されています。
導入者数は数万社以上にのぼり、都内の百貨店から外資系医療機器メーカー、人材派遣会社など、業種を問わず業務効率化を叶えています。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- Pマーク
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- シングルサインオン
- 見積書の作成機能
board(ボード)は、請求書だけでなく、見積書や発注書を始めとするあらゆる業務帳票に対応した、中小企業向けのWeb請求書です。
帳票作成以外の周辺業務や経営の効率化にまで配慮されており、総合的な業務管理を実現します。
請求書の作成・送付はもちろん、見積もりや受発注などの管理から、売上分析やキャッシュフロー予測といった情報提供まで、中小企業の経営や業務推進に必要な機能を一元管理し、効率化を図ることが可能です。
「Misoca」は弥生が提供するクラウド型請求書作成システムです。請求書のほかに、注文書/注文請書/領収書/検収書の作成も可能。
自動作成予約や自動メール送信で効率化を図れるほか、売上レポート/売掛残高一覧/回収予定一覧などの売上・入金管理機能や、口座振替サービス/回収保証サービス/Misoceペイメントなど回収関連機能も充実しています。
さらに弥生会計やfreee、MFクラウド会計などの会計ソフト連携にも対応。自動取込・自動仕訳が可能です。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
MakeLeaps
MakeLeaps(メイクリープス)は、帳票作成から、承認・発送・入金管理まで可能とすることで、従来の請求業務時間を80%削減できるというWeb請求書です。
テンプレートを活用したデータ入力により簡単に帳票を作成できるほか、請求書の発送もワンクリックで完了するなど、請求業務をシステム上で簡単に完結することができます。
また、公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)に電子帳簿保存法の法的要件を満たすとして認証されているなど、安心感も高いサービスです。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- 英語
- 見積書の作成機能
請求管理ロボ
「請求管理ロボ」はROBOT PAYMENT提供の請求管理システムです。
単発/定期定額/定期重量の請求タイプを選択することで、希望の周期に合わせて請求書を自動発行でき、メール/郵送による自動送付も可能。また、クレジットカード/口座振替/銀行振込といった決済手段の登録管理機能が搭載されており、入金の一元管理ができる点も大きな特徴です。
金融機関と連携し、入金情報は随時一覧表示されるため、入金管理も効率化を図ることができます。ほかにも、SalesforceやKintone、ZohoなどのSFA/CRMシステムとのAPI連携、MFクラウド、勘定奉行や弥生会計をはじめとする会計ソフトとの連携も可能です。
以上、おすすめのWeb請求書システムを紹介しました。2024年最新でおすすめのサービスは、別記事「おすすめ請求書作成・発行ソフトを厳選比較【2024年最新】」で紹介していますのでぜひご覧ください。
まとめ:Web請求書を導入する際は、自社の課題を明確にしよう
Web請求書システムは製品によって、機能や連携可能なシステムが異なります。そのため、まずは自社の請求書業務の課題を洗い出したうえで、その課題解決に最適なWeb請求書システムを選ぶことが重要です。
とはいえ、Web請求書サービスは多数あるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。PRONIアイミツは、ITツール受発注のプロとして、希望要件に合ったWeb請求書サービスの案内が可能です。料金無料・最大6社をご紹介しますのでぜひ一度お試しください。
プロが代わりに探して紹介します!
税理士
板山 翔
板山翔税理士事務所代表
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。
税理士
板山 翔のコメント