請求書作成アプリおすすめ10選!スマホ対応の無料ソフトも紹介
「請求書アプリを使って、スマホでラクに請求書を作成したい」「外出先からスマホアプリで請求業務を進めたい」という個人事業主や経理担当者は多いのではないでしょうか。近年、各社からiPhone・Android対応の請求書アプリがリリースされており、スマホ画面での操作性に優れたアプリも増えています。スマホ対応の請求書作成アプリを活用すれば、場所を選ばず、簡単に請求書の作成・発行・管理ができます。
そこで本記事では、スマホ対応の請求書作成アプリ10選を比較します。無料で利用できるアプリも比較表でご紹介。自宅や外出先でも業務を効率化したい個人事業主や経理担当者はぜひご覧ください。

※監修者はSaaSの「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している企業・サービスは監修者が選定したものではありません。掲載企業・サービスの調査・情報収集・選定はPRONIアイミツ編集部が独自に行っております。
- 請求書作成アプリとは
- 請求書アプリの選び方
- 【比較表】スマホ対応の請求書アプリ
- 【無料あり】スマホ対応の請求書アプリおすすめ10選
- 請求書作成の基本的な流れ
- 請求書作成アプリを導入するメリット
- まとめ:スマホ対応の請求書作成アプリは機能性を確認しよう
- よくある質問

請求書作成アプリとは
請求書作成アプリとは、請求書の作成・発行・管理といった請求業務をすべてスマホ上で完結できるアプリケーションのことです。請求書作成アプリの多くは、請求書に加え、納品書や見積書といった各種帳票の作成にも対応しています。

請求書作成アプリは、各社からiPhone・Android対応のアプリがリリースされており、使いやすい操作画面のアプリも多数あります。請求書作成アプリを利用すると、場所や時間を選ばず手軽に経理業務を行えるため、個人事業主にも人気です。
また、スマホ向けアプリには文字を自動で読み取るOCR機能があり、カメラで撮影した請求書を簡単にデータ化できます。さらに、会計ソフトのような外部システムと連携できる請求書アプリを導入すれば、請求業務はもちろん会計業務の効率化も実現できます。
ペーパーロジック株式会社による「角印の利用と電子化の実態」に関する調査では、電子化したい書類の第1位が「請求書」65.8%となっており、電子発行されていない書類について「電子発行へ変えたいと思う人」の割合は 71.7%という結果が報告されています。
電子化したい書類、第1位「請求書」65.8%、第2位「契約書」57.9%

※出典:ペーパーロジック株式会社「角印の利用と電子化の実態」に関するアンケート調査
請求書作成アプリの導入により、経理業務にかかる負荷を軽減でき、企業の生産性向上にもつなげられます。電子帳簿保存法の改正・インボイス制度の導入により複雑化した請求業務の負担を軽減するためにも、請求書アプリは今後ますます活用されていくでしょう。
請求書アプリの選び方
ここでは、請求書作成アプリの選び方を解説します。請求書作成アプリを選ぶ際には、次の点を意識しましょう。
- インボイス制度や改正電子帳簿保存法に対応しているか
- 必要な機能は付帯しているか
- 会計システムなど利用中のシステムと連携できるか
- サポート体制は充実しているか
- 無料アプリの場合、作成できる件数は足りているか
インボイス制度や改正電子帳簿保存法に対応しているか
インボイス制度や改正電子帳簿保存法に対応する請求書アプリなら、法律に沿った請求書の発行・受領が行えます。インボイス制度により、請求書を発行する側は、要件に沿った請求書の作成が求められます。また、請求書を受け取る側は「適格請求書(インボイス)」と「インボイスではない請求書」に仕分けすることが必須となりました。
インボイス制度に対応している請求書アプリを活用することで、発行側は要件に沿った請求書を作成することが可能になり、受領側はアプリが自動的に請求書を仕分けをしてくれるため手間がかかりません。
また、改正後の電子帳簿保存法にも対応した請求書アプリであれば、要件に沿った電子データ保存が可能です。 なお、 2024年1月以降はインターネット上で発行・受領した請求書は電子データでの保存が義務化されました(税務当局が相当の理由と判断する場合を除く)。
電子取引を行った場合には、一定の要件の下で、その電子取引の取引情報に係る電磁的記録を保存しなければならないこととされています(電子帳簿保存法7)。
必要な機能は付帯しているか
請求書作成アプリの機能は製品によって異なるため、自社が必要とする機能が付帯しているかをアプリ導入前に確認しましょう。請求書アプリには、請求書の作成や発行・管理ができるアプリ、受領に特化したアプリ、両方できるアプリがあります。さらに、ワークフロー搭載型など、複数のタイプがあります。そのため、導入前に自社でシステム化したい範囲を明確にしましょう。課題解決や目的の達成に役立つ機能がある請求書アプリを絞り込み、比較することをおすすめします。
会計システムなど利用中のシステムと連携できるか
自社で利用中のシステムと請求書作成アプリを連携することで、バックオフィス全般の効率化を図れます。たとえば、会計システムと請求書アプリを連携できると、請求書処理業務のみならず、会計や振り込みなどの業務も自動化できます。なお、請求書アプリによって連携できるシステムが異なるため、すでに利用しているシステムがある場合には連携の可否を確認しましょう。
サポート体制は充実しているか
請求書アプリは、導入後にしっかり使いこなすことで業務効率の改善につなげられます。サポート体制が充実している請求書アプリを選べば、使い方に困った時やトラブルが発生した時などに迅速に解決できます。請求書アプリの中には24時間365日体制のサポートが用意されている製品もあります。不安がある方はサポート内容も重視してアプリの選定を進めましょう。
無料アプリの場合、作成できる件数は足りているか
無料で使える請求書作成アプリの場合、作成できる件数に上限があるケースが多いので作成できる件数は足りているかを確認しましょう。まずは無料プランで操作性やテンプレートなどを確認しながら利用し、請求書の作成件数に不足が出た時点で有料プランに切り替えるという方法もおすすめです。
請求書作成アプリは各社からリリースされているため、「請求書アプリの種類が多く選びきれない」という方もいるでしょう。請求書作成アプリ導入を検討中の方は、まずは無料の診断から始めてはいかがでしょうか。PRONIアイミツをご利用いただくと、希望要件に合った請求書作成アプリ(最大6サービス)の診断・紹介が可能です。請求書作成アプリ選びの時間を大幅に節約できるため、ぜひ一度お試しください。
【比較表】スマホ対応の請求書アプリ
ここでは、スマホ対応の請求書作成アプリ10社を厳選し、対応OSや料金の比較を行います。無料プラン・無料トライアルの有無も比較していますので、是非スマホ対応の請求書アプリ選びの参考にしてください。
サービス名 | 対応OS | 無料プラン | 無料トライアル | 月額料金 (税抜) |
---|---|---|---|---|
Misoca | iOS(iPhone,iPad ) Android |
〇 | 〇 | 年額 8,000円 |
Square請求書 | iOS(iPhone,iPad ) Android |
〇 | 〇 | 3,000円 /1ユーザー |
freee会計 | iOS(iPhone,iPad ) Android |
× | 〇 | 2,980円~ /1ユーザー |
freee請求書 | iOS(iPhone,iPad ) Android |
〇 | 無料デモ有 |
1,980円~ |
Zoho Invoice | iOS(iPhone,iPad ) Android スマホブラウザ |
〇 | × | 1,080円~ /1ユーザー |
ジムー | iOS(iPhone) Android |
〇 | 〇 | 500円~ /1ユーザー |
ツカエル見積・請求書 オンライン |
iOS(iPhone,iPad ) | × | 〇 | 1,100円~ /1ユーザー |
MakeLeaps | スマホブラウザ | 〇 | 〇 | 600円~ /1ユーザー |
INVOY | スマホブラウザ | 〇 | 〇 | 980円 |
リモデラ事務 | iOS(iPhone)Android | 〇 | 〇 | 980円 |
下記ボタンから、スマホ対応の請求書アプリを最大6社まで並べて比較できます。各社の料金や機能を比較したい場合にぜひご活用ください。
【無料あり】スマホ対応の請求書アプリおすすめ10選
ここからは、2025年最新のスマホ対応のおすすめ請求書アプリ10選を紹介します。無料で使えるスマホ対応の請求書アプリも解説していますので、各アプリの強みや特徴を比較しながらご検討ください。
- Misoca
- Square請求書
- freee会計
- freee請求書
- Zoho Invoice
- ジムー
- ツカエル見積・請求書オンライン
- MakeLeaps
- INVOY
- リモデラ事務

-
料金
年8,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Misocaは、弥生株式会社が提供するスマホ対応の請求書アプリです。スマホに加え、タブレット用のアプリも無料で提供しており、操作画面の使いやすさには定評があります。
パソコンでの利用はもちろん、スマホアプリであれば請求書のメール送信や郵送代行もワンクリックで完了。アプリ上で請求書のデザイン変更も可能です。アプリで請求業務の進捗管理もでき、外出先でも請求書作成を進められます。
チーム機能が搭載されており、請求書データの共有が可能な点もポイント。メンバーを招待すれば、請求書の閲覧・編集・送付を行うことができます。加えて、弥生会計やfreee会計などの会計ソフトとの連携にも対応し、会計業務も効率化できます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能

-
料金
月3,000円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Square請求書は、米国に本社を置くSquare, Inc.が提供するスマホ対応の請求書アプリです。ビジネスに必要となる豊富な機能を1つにまとめた請求書アプリで、見積・請求書の作成・発行・管理まで無料で利用可能。 iPhone、iPad、Androidに対応しています。コストを抑えながら請求書アプリを利用したい方には特におすすめのサービスです。
リマインダーを設定しておけば請求から支払いまでのステータスを自動的に追跡するため、請求書の期限切れや入金漏れを予防できるでしょう。場所や時間を問わず、PCがなくても帳票の作成や送付が手軽に行え、経理業務の負担が軽減できます。
月額3,000円のSquare請求書Plusでは、請求書の一括送信や複数パターンの見積り作成など、さらに便利な機能を利用できます。また、30日間の無料トライアルを実施しており、試験的な導入も可能です。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 見積書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- ロゴ・印影付きの書類作成
- 書類のPDFダウンロード機能

freee会計
-
料金
月2,980円~ -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
freee会計は、freee株式会社が提供するスマホ対応の請求書アプリです。freee会計は請求書や見積書といった各種帳票の作成にも対応した会計ソフトで、54万事業所以上に導入されている実績豊富なサービス。クラウド会計ソフトでは、トップクラスのシェアを誇り、操作性の良いアプリは iPhone、iPad、Android対応で7万件以上ダウンロードされています。
請求書・見積書のテンプレートも用意されており、必要な項目を入力するだけでいつでもどこでも書類の作成が完了します。クラウド型のシステムのためスマホアプリで作成した請求書は、パソコンからも閲覧できます。
作成した請求書と仕訳を紐付けて登録でき、未収金の管理も手間なく実施可能です。請求書を納品書に変換する機能も搭載し、納品書の作成が簡単に行えます。料金プランは5種類用意されており、スタータープランの月額料金は5,480円(税抜)からです。すべてのプランで無料トライアルを利用できます。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証

freee請求書
-
料金
月1,980円 -
初期費用
0円
-
最低利用期間
12ヶ月
-
最低利用人数
なし
freee請求書は、freee株式会社が提供するスマホ対応の請求書アプリ。 iPhone、iPad、Androidで利用可能なアプリです。freee会計アプリの帳票作成機能のみを切り出し、さらに利用しやすくしたサービスがfreee請求書アプリです。請求書・見積書・納品書・領収書・発注書の作成に対応し、枚数制限なしで無料で作成できます。ユーザーの追加は3名まで可能で、個人事業主や少人数の法人の方におすすめ。簡単な操作で各種帳票を作成でき、場所を選ばず請求業務を完結できます。
インボイス制度対応の適格請求書も、画面に従って入力するだけで完成し、取引先の敬称変更、消費税の内税・外税変更、帳票明細のテキスト行追加など、様々なカスタマイズが可能です。
送付・入金ステータスの一元管理により、請求漏れや入金漏れを防止。また、freee会計との連携で仕訳登録の状況のステータスも管理可能となります。経理担当者の請求業務の時間を節約し、生産性の向上に貢献するでしょう。
- 電話サポートあり
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
-
料金
月1,080円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
Zoho Invoice(ゾーホー インボイス)は、ゾーホージャパン株式会社が提供する請求書アプリ。 iPhone、iPad、Androidに加え、ブラウザでも利用可能です。クラウド型の請求書作成・管理サービスで、場所を問わずに利用できます。見積書や請求書の作成、入金管理、多言語・複数通貨対応など機能が豊富なため、海外取引が多い企業や個人事業主にもおすすめ。
特徴は、完全無料で利用できること。コストを抑えたい中小企業や個人事業主にとって大きなメリット。Zoho Invoiceは、他のZoho製品との連携をすることで、業務全体の効率化が実現できることも強み。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 二要素認証・二段階認証
- 英語
- 中国語
- オランダ語

-
料金
月500円/ユーザー -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ジムー(jimuu)は、エフアンドエムネット株式会社が提供するスマホ対応の請求書アプリ。スマートフォンで簡単に見積書や請求書を作成できる、個人事業主・フリーランス向けの請求書アプリです。
無料から利用可能で、利用開始の手続きは無料のユーザー登録を行うだけと簡単な点もおすすめの理由。アプリのインストール時点でお試しモードとしてあらかじめ登録されている見積書などのデータを確認でき、ユーザー登録前に使い勝手やレイアウトなどを確かめられることもポイント。サービスや機能が充実したプレミアムプランも用意しているため、必要に応じてグレードアップするという使い方もできます。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(Android)対応
- スマホアプリ(iOS)対応
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- ロゴ・印影付きの書類作成
- 合算請求書の作成機能

-
料金
月550円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
ツカエル見積・請求書オンラインは、株式会社ジョブカン会計が提供するスマホ対応の請求書アプリ。iOS(iPhone、iPad )に対応しています。請求書や見積書だけでなく、納品書や領収書の作成にも対応しています。
特徴は、使いやすさを重視したシンプルなインターフェースです。紙の帳票に直接書き込む感覚で操作できるため、請求書や見積書作成ソフトを初めて使う方でも安心して利用できます。ス
タンダードプランは月額550円(税込)と低価格で提供し、年間契約の場合は5,500円(税込)とさらに割安です。手頃なコストで請求業務を効率化したい個人事業主や、少人数の法人、中小企業におすすめのソフトです。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- スマホアプリ(iOS)対応
- 通信の暗号化
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- 書類のテンプレート機能
- ロゴ・印影付きの書類作成

MakeLeaps
-
料金
月600円/ユーザー -
初期費用
0円
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
MakeLeapsは、メイクリープス株式会社が提供するスマホ対応の請求書システムです。リコーグループ傘下の企業で、多数の導入実績により高い評価を獲得しています。スマホ・タブレットにはアプリではなくブラウザで対応しており、操作性の良さから個人事業主から小規模企業まで多くの企業に利用されている実績があります。無料プランの取引先の上限は3社まで、ユーザーの上限は1人までに限られるものの、送付通数の上限は無制限、見積書・請求書などに対応可能です。
シンプルかつ直感的なインターフェースが採用されており、請求書アプリの利用がはじめての方でもスムーズに利用できるでしょう。各種書類にはタグをつけて保存でき、検索機能を利用すれば、必要なときに必要な書類にすぐにアクセスできます。銀行口座やカード決済と連携する機能も搭載し、入金消し込み作業を効率化できます。もちろんインボイス制度、電子帳簿保存法にも対応しています。
無料プランはユーザー数や機能が制限されてるため、規模と目的に合わせて料有料プランである個人プラン、法人プラン、エンタープライズプランに移行すると良いでしょう。 初期費用は無料です。また、30日間の無料トライアル期間を設けており、有料プランの全ての機能をチェックできます。
- メールサポートあり
- チャットサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- 冗長化
- 通信の暗号化
- IP制限
- 二要素認証・二段階認証
- 英語
- 見積書の作成機能

-
料金
月980円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
INVOYは、FINUX株式会社が提供するスマホ対応の請求書システムです。1人で請求書管理をはじめる方向けにFreeプランが用意されており、請求書・見積書などの各種帳票の作成、発行、管理などを無料で利用できるサービスです。スマホにはアプリではなく、ブラウザで対応しています。
Freeプランには請求書の自動作成や請求書のカード支払い、口座CSVアップロードなどの機能も含まれており、コストを抑えながら請求業務の効率化を行いたい個人事業主の方には特におすすめ。操作画面も使いやすく、マニュアルなしでも直感的な操作で請求書を作成できるため、初心者でもスムーズに業務を進められます。
請求管理や入出金管理をより効率化したい方は、月額料金980円のStandardプランに切り替えることで、口座自動連携機能、資金繰り表機能が利用可能に。Standardプランには無料トライアル期間が用意されていますので導入前に活用できます。
- メールサポートあり
- クラウド(SaaS)
- モバイルブラウザ(スマホブラウザ)対応
- ISMS
- 見積書の作成機能
- 納品書の作成機能
- 請求書の作成機能
- 領収書の作成機能
- 請求書の自動作成機能
- 書類のテンプレート機能

-
料金
月980円 -
初期費用
なし
-
最低利用期間
なし
-
最低利用人数
なし
リモデラ事務は、REMODELA株式会社が提供するスマホ対応の請求書アプリ。建築職人向けの建設現場に特化した、 iPhone・Android対応の見積書・請求書作成アプリ。スマホから見積書や請求書を簡単に作成・送信でき、写真添付や電子印にも対応。LINEやFAX、郵送など多様な送付手段を具え、現場や移動中でも効率的な事務作業が可能です。
料金プランは、無料で利用できるフリープラン(書類作成:月3件まで)と月額980円のプレミアムプラン(書類作成:無制限)を提供。FAXや郵送の利用時にはアプリ内コインを消費する仕組みです。他社サービスと比較して、建築職人に特化した使いやすさや電子帳簿保存法対応が強み。事務効率を高めたい建築会社におすすめです。
以上、おすすめのスマホ対応の請求書アプリを詳しく解説しました。PRONIアイミツ(当サイト)では、ITツール受発注支援のプロとして、スマホ対応の請求書アプリ選びの相談を承っています。いくつかの質問に答えるだけで自社におすすめのツールがわかる診断(無料)も用意していますのでぜひご活用ください。
請求書作成の基本的な流れ
請求書を一から作成する場合、記載項目の整理、テンプレートの選定・調整、送付という流れで作成するのが一般的です。
記載項目の整理
請求書の形式は会社によって異なりますが、最低限記載すべき項目があります。請求書を作成する際は以下の項目が必須です。
- 取引年月日
- 請求先
- 請求元
- 税込の請求金額
- 支払期限
- 品目
- 支払先口座
請求内容がわかるように項目を整理して、過不足なく記載しましょう。
テンプレートの選定
請求書を一から作成するのは手間がかかります。社内で共通のフォーマット作成や無料テンプレートを活用するなど効率化しましょう。請求書作成アプリやシステムであれば、あらかじめテンプレートが用意されています。また、テンプレートを選ぶ際は、自社の業種に合わせた書式を選ぶことが大切です。請求書に記載したい項目が網羅されているか確認しましょう。
テンプレートの調整・記入
自社の業務に合った請求書のテンプレートが見つからないこともあるでしょう。ネット上で配布されているテンプレートの多くは、ExcelやWordで調整できます。請求書作成アプリもテンプレートのカスタマイズに対応しているケースが多いので、項目・レイアウトを調整しましょう。調整が完了したら必要事項を記入します。
取引先へ請求書を送る
請求書を作成したら取引先へ送付します。これまで、請求書は郵送やFAX、メール添付での送信するケースが多かったですが、近年では、請求書作成アプリなどのシステムを利用しクラウド経由で完結するケースが増えています。ただし、電子システムからの送付には電子署名がない請求先が有効と判断してくれない場合があるため、必ず電子署名をしてから送付しましょう。
メールで送信する場合は、簡単に内容を改ざんできないように、PDFファイルで送るのが一般的です。請求書を郵送する場合は宛先と請求先を確認し、請求書を封入します。メール送信の場合は送信前にアドレスに間違いがないかチェックしましょう。請求書を送付した後は入金を確認し、金額に間違いがないか確認します。期日を過ぎても入金がない場合は取引先へ連絡して状況を確認しましょう。
請求書作成アプリを導入するメリット
請求書作成アプリを導入する主なメリットは次の5つです。
時間や場所を問わず、請求書を作成できる
請求書作成アプリは、スマホとインターネット環境さえあれば、時間や場所を問わずどこからでも請求書を作成できるというメリットがあります。従来の紙ベースでの管理では、請求書作成のためだけに出社する必要がありましたが、請求書アプリがあれば自宅からでも対応できます。テレワークやワーケーションなど従業員一人ひとりの多様な働き方の実現にも効果を発揮するといえるでしょう。
入力の自動化により、人的ミスを防止できる
請求書作成アプリの導入により、入力作業や発送作業を自動化できるため、人的ミスを防止できます。多数の取引先に書類を作成する場合、請求業務も複雑化します。手作業の多い紙やExcelベースで請求業務を進めていると、人的ミスのリスクも自然と高まります。請求書アプリの活用で、手作業を大幅に減らせるため、ミスのない請求書を作成できるでしょう。
請求書作成の業務負担を軽減できる
請求書アプリでは、見積書のデータを利用して請求書をほぼ自動で作成でき、請求書作成の業務負担を軽減できます。印刷や封入、発送作業の手間がなくなるだけでなく、請求書の修正や再発行への対応も簡単に行えます。また、ワークフロー機能が搭載されていれば、承認作業も全てシステム上で完結することも可能です。毎月多くの取引先に請求書を送付している企業は、紙やExcelベースからアプリでの請求業務に切り替えるだけで、経理担当の負担を大幅に減らせるでしょう。

税理士
板山 翔のコメント
印紙代・送料などのコストを削減できる
請求書作成アプリを導入すれば、すべての業務をオンラインで完結できるため、印紙代・送料などのコストを削減できます。他にも、印刷代・用紙代なども不要です。取引先が多い企業ほど削減できるコストも多いため、請求書作成アプリを導入するメリットは大きいと言えます。

税理士
板山 翔のコメント
紛失や改ざんなどのリスクを軽減できる
請求書アプリで作成した請求書はクラウド上で管理され、修正履歴も記録されるため紛失・改ざんのリスクを低減できます。請求書の紛失や改ざんといったリスクは、紙ベースでの請求書管理では大きな課題でした。万が一、請求書の紛失や改ざんが起きてしまった場合は、自社だけの問題では済まなくなることもあります。請求書作成アプリの導入により、取引先に迷惑をかけるリスクを回避でき、会社としての信頼を大きく損なうことも防げます。
まとめ:スマホ対応の請求書作成アプリは機能性を確認しよう
スマホ対応の請求書作成アプリを選ぶ際には、アプリの機能性を確認し、自社が必要とする機能を搭載しているアプリを選びましょう。請求書アプリは各社ごとに操作性が異なるため、無料プランやトライアルを利用して、使いやすい請求書アプリを選定できると、業務効率を改善できます。
数あるスマホで使える請求書アプリを比較して自社のニーズに合ったものを選ぶのは大変です。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったスマホ対応の請求書作成アプリが分かる診断(無料)ができます。
関連記事:おすすめ見積書作成ソフトを徹底比較
よくある質問
請求書作成アプリ・スマホ対応アプリについて、よくある質問に答えます。
スマホで無料で使えるおすすめの請求書アプリは?
スマホで使える請求書アプリ(無料)のおすすめは、「Square請求書」「freee請求書」です。どちらも無料でありながら導入実績が豊富な、信頼性の高いアプリです。
コンビニ印刷に対応するおすすめの請求書アプリは?
コンビニ印刷に対応するおすすめの請求書アプリは、「SmartForm」です。コンビニで手軽に印刷できる請求書アプリは他社からはリリースされていないため、コンビニ印刷をしたい人は「SmartForm」を検討しましょう。
個人事業主向けの無料の請求書アプリは?
個人事業主向けの請求書アプリ(無料)のおすすめは、「Zoho Invoice」「Square請求書」です。どちらも無料でありながら、利用者が多い請求書アプリです。また、スマホブラウザに対応している「INVOY」「MakeLeaps」は、多くの個人事業主・企業が導入しており実績が豊富です。
個人事業主向けのおすすめサービスは、別記事「2025年最新・個人事業主向けの請求書ソフト」にて紹介していますのでぜひ参考にしてください。
iPhone対応の請求書アプリは?
iPhone対応の請求書アプリのおすすめは、「Misoca」「ジムー」「Zoho Invoice」です。これらは多くの個人事業主・企業に利用されているiPhone対応のアプリのため安心して導入できます。
探すのに時間がかかる
相場がわからない
複数を比較しづらい
プロが代わりに探して紹介します!

税理士
板山 翔
板山翔税理士事務所代表
平成28年に日本初のオンライン専門の税理士事務所を開業。塾講師歴7年、大手WEBメディアで連載を持つなどの異色の経歴を持つ。5人以下の小さな会社の経営者へ向けて、様々なメディアで情報発信をしており、YouTubeチャンネル「税理士ショウの超わかりやすいビジネスQ&A」は動画27本で登録者4,000人近くと、急成長している。
税理士
板山 翔のコメント