【2025年最新】総務人事奉行クラウドの評判
人事管理システム(HCM)「総務人事奉行クラウド」がどんなサービスか気になっている方も多いのではないでしょうか。今回は「総務人事奉行クラウド」の評判について調査しました。機能や連携サービスから特徴を紹介。導入実績や企業からの声を参考に評判・実態をお伝えします。
他のページでは料金プランや機能・連携サービス、詳細な導入実績についてもご紹介しています。
- 総務人事奉行クラウドとは
- 総務人事奉行クラウドの料金プラン
- 総務人事奉行クラウドのメリット・デメリット
- 総務人事奉行クラウドの評判と実績
- 他の人事管理システム(HCM)と比べてどうなのか
- 【総評】総務人事奉行クラウドは業務効率化に効果的
総務人事奉行クラウドとは
総務人事奉行クラウドは、クラウド型の人事管理システムです。人事・総務の業務に多い、書類やリスト作成といった定型業務を自動化できる点に大きなメリットがあります。定型業務を自動化することによって、業務効率は大幅に向上し、従業員はよりコアな業務に集中できます。また、入力ミスや計算ミスといった人的なミスも防止できるでしょう。
総務人事奉行クラウドのおすすめポイント
用意されたフォーマットやパターンを選ぶだけで、労働者名簿や従業員の住所録、緊急連絡先はもちろん、在職証明書や労働条件通知書、組織構成図、健康診断未受診者のリストなどを自動作成できます。また、システムを導入すると無償で「専門家ライセンス」が発行され、社会保険労務士などの専門家と共同でサービスを利用可能です。社外の専門家とのやり取りの無駄をなくすことで、よりスムーズに業務を遂行できるでしょう。
どんな会社におすすめ?
業種や企業の規模を問わずさまざまな企業が導入しているサービスですが、特に、セキュリティ対策を重視する会社に導入をおすすめします。総務人事奉行クラウドに入力されたすべてのデータは暗号化されたうえで、ほかの会社のデータと隔離された状態で保管されています。世界トップレベルのセキュリティ性能を持つマイクロソフト社の「Microsoft Azure」で、24時間365日体制で監視。業務受託会社向けに定められた国際認証「SOC1」「SOC2」報告書も取得しています。
詳しい機能一覧・連携サービス一覧はこちらからご覧ください。
総務人事奉行クラウドの料金プラン
総務人事奉行クラウドの料金プラン(基本のシステム構成)は以下の通りです。
・iEシステム(従業員数20名まで)
初期費用 無料
月額 7,000円(年額 8万4,000円)
・iAシステム(従業員数50名まで)
初期費用 5万円
月額 1万1,000円(年額 13万2,000円)
・iBシステム(従業員数100名まで)
初期費用 6万円
月額 1万9,000円(年額 22万8,000円)
・iSシステム(従業員数300名まで)
初期費用 7万円
月額 2万6,000円(年額 31万2,000円)
・iSシステム(基本機能+社員数拡張 従業員数1,000名まで)
初期費用 7万円
月額 9万6,000円(年額 115万2,000円)
詳しい料金プランを知りたい方はこちらからご覧ください。
総務人事奉行クラウドのメリット・デメリット
紹介したような特徴がある「総務人事奉行クラウド 」ですが、活用することでどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
【メリット】ペーパーレス化を促進
総務人事奉行クラウドを導入することによって、ペーパーレス化を促進できるのは大きなメリットです。
人事管理業務では、さまざまな手続きにより多くの書類を作成するもの。手続きのたびに増えていく書類をどう管理するのかお悩みの方も多いでしょう。
しかし総務人事奉行クラウドを利用すれば、給与明細書や社会保険関連の書類、年末調整申告書などをまとめて電子化でき、電子申請も可能となります。テレワークへの対応を進めていきたい場合にも効果的でしょう。
【メリット】セキュリティ対策が万全
総務人事奉行クラウドは、クラウドサービスでありながらもセキュリティ対策が万全である点もうれしいポイントです。
クラウドサービスとなると、インターネットを通じて利用するサービスであることから、どうしてもセキュリティ面が気になるもの。従業員のデータや給与情報などを管理していれば尚更でしょう。
しかし総務人事奉行クラウドであれば、SSLによって通信がすべて暗号化されているほか、24時間、365日休まずシステムが運用・監視されているため安心です。
【メリット】充実したサポートを受けられる
総務人事奉行クラウドを導入するメリットとして、充実したサポートを受けられるというポイントも外せません。
これまでに紙やエクセルで行っていた処理を急にシステム化するとなると、うまくつかいこなせるのかどうか不安なことも少なくありません。
しかし総務人事奉行クラウドであれば、専任オペレーターによってサポートが提供されているため安心です。Web上で、電話で、FAXで、そしてリモートサポート(遠隔操作)によってお問い合わせに対応してもらうことができます。
【デメリット】個別カスタマイズは難しい
総務人事奉行クラウドは、導入することによってさまざまなメリットがあり、人事労務において業務効率化を狙いたい場合にはぴったりのサービスです。
しかし、クラウドサービスとして提供されていることから、個別のカスタマイズは難しいので要注意。オンプレミスのように機能の追加やシステム連携を柔軟に行うことはできません。
現段階では難しいですが、今後はAPI連携や拡張機能によってカスタマイズ性も伸ばしていくとのことです。
総務人事奉行クラウドの評判と実績
ここでは、総務人事奉行クラウドの評判と実績を導入した企業の事例をもとに紹介します。従業員数が100~299人規模の企業と、50~99人の企業の事例を紹介します。
導入企業からの声①
まず紹介するのは、東証一部上場企業のガンホー・オンライン・エンターテイメントの子会社で、家庭用ゲームソフトやスマートフォンゲームの開発を手掛けるアクワイアです。導入の理由は、「法令改正の度に発生する更新作業の効率化」と「給与明細の印刷・封入作業の効率化」。「紙の給与明細の印刷・封入といった単純作業が毎月生じており、手間と時間がかかっていました。クラウド化で、このような単純作業を少しでも削減できればいいと考えたんです」(※1)という課題がありました。総務人事奉行クラウドの導入により、「以前は、給与明細の印刷・封入作業を2人で分担して毎月3.5時間かけて行っていました。月次の繁忙期に取られる3.5時間は貴重だったのでこの時間がゼロになり、1人は給与明細に従事せずに済むようになったのは非常に助かっています」(※1)との評価を受けています。無駄な業務をなくすことでコスト削減も実現しています。
※1出典 https://www.obc.co.jp/casestudies/120
導入企業からの声②
次にご紹介するのは、エンジニア養成スクールの運営や法人向けIT人材育成サービスなどを手掛けるdiv。2012年の創業以来、事業は右肩上がりの成長を見せていましたが、それに伴い経理部門の業務量は年々増加するという悩みを持っていました。「当社はもともと、他社のクラウド会計システムを導入していました。しかし、そのクラウド会計システムは使い勝手が悪く、とにかく起票に多くの時間がかかっていました」といいます。総務人事奉行クラウドの導入で、起票にかかる時間の50%削減が実現。「人にしかできない業務に時間を投じる。まさに我々の目指す“業務スタイル”の実現に向けて、勘定奉行クラウドがとても役に立っています」との評価を得ています。定型業務を自動化することで、人にしかできないコアな業務により多くの時間を割けるようになったというわけです。
詳しい導入実績はこちらからご覧ください。
他の人事管理システム(HCM)と比べてどうなのか
総務人事奉行クラウドは、他の人事管理システムに比べて非常に使い勝手の良いサービスです。
組織管理や社員管理、人事異動、規定文書の作成などわかりやすく便利な機能が豊富に揃っているだけでなく、Excelや他の人事システムからのデータ移行も簡単でシステムの乗り換えもスムーズ。プログラムは自動で更新されていくため、バージョンアップに手間やコストがかかりません。また、データは自動でバックアップされていくため、データをきちんと保管し忘れていたというトラブルも未然に防止できるでしょう。
【総評】総務人事奉行クラウドは業務効率化に効果的
総務人事奉行クラウドは、人事労務業務をまとめてクラウド化し、大幅な業務効率化を叶えることのできるサービスです。
幅広い書類をデータ化することによってこれまでよりもスムーズに業務を進められるほか、テレワークの推進も可能。クラウドサービスでありながらもセキュリティ対策は万全なので、安心して導入することができるでしょう。
もしもデータの移行作業や初期設定などが難しいという場合には、インストラクターによる導入支援サービスも依頼できるのが心強いポイントです。業務効率化をいち早く叶えたい方にぴったりではないでしょうか。