freeeと連携可能な顧客管理システム(CRM)おすすめ2選
「顧客情報をExcelで管理していてミスが増える」「請求書作成のたびに顧客データを入力し直すのが手間」freeeを活用する企業・個人事業主の中には、顧客管理と財務管理が分断され、業務効率が悪いと感じている方が多いです。
顧客管理システム(CRM)とfreeeを連携させれば、顧客データと請求情報を一元管理し、業務負担を大幅に軽減できます。
本記事では、顧客管理と財務管理を統合する方法を解説し、freeeと相性の良いCRMを比較紹介します。「どのCRMを選ぶべき?」と迷っている方も、最後まで読めば最適な選択肢が見つかるはずです!
- 顧客管理と財務管理を分けて運用する際の課題
- 顧客管理システムとfreeeを連携させるメリット
- 【比較表】freeeと連携可能なCRM
- freeeと連携可能なCRMおすすめ2選
- 顧客管理システム(CRM)の選び方・比較ポイント
- まとめ:顧客管理と財務管理の一元化で業務を効率化しよう
顧客管理と財務管理を分けて運用する際の課題
顧客管理や財務管理をシステムで運用する際には、効率の低下や引き継ぎ・連携の難しさなど、さまざまな課題が発生します。多くの企業では両者を別システムで管理しており、情報が分散してしまうことが一般的です。その結果、データの重複入力や修正作業が発生し、かえって業務負担が増えるケースもあります。
さらに、必要な情報がどのシステムにあるのかを把握しておく必要があり、案件の引継ぎや部門間連携の際に抜け漏れが起こるリスクも高まります。こうした課題は、システム間を連携させることで解消可能です。CRMを導入する際は、既存の財務管理システムなどと連携できるかを必ず確認しましょう。
顧客管理システムとfreeeを連携させるメリット
顧客管理システムとfreeeを組み合わせることで、営業や経理の業務効率を高められます。ここでは、両者を連携させることで得られる主なメリットを解説します。
CRM×freeeの連携メリット4つをチェック
- 客情報と請求データを自動同期できる
- 請求から会計処理までを一元化できる
- 部門間の情報共有を円滑にし、連携を強化できる
- データを一元化し、業務効率と顧客満足度を高められる
客情報と請求データを自動同期できる
営業担当が登録した顧客情報や取引履歴がfreeeにも自動反映されるため、経理側での入力作業を省けます。手動転記による入力ミスや更新漏れが減り、正確なデータ管理が可能です。入力にかかっていた時間を短縮できるうえ、情報を常に最新状態で維持でき、迅速な意思決定にも役立ちます。
請求から会計処理までを一元化できる
顧客管理システム上で登録された請求内容をfreeeに連携することで、請求書作成から会計処理まで自動化できます。書類の印刷・送付や承認待ちといった手作業を削減でき、請求関連業務のスピードが大幅に向上します。また、会計データがリアルタイムで反映されるため、経営状況の可視化にも効果的です。
部門間の情報共有を円滑にし、連携を強化できる
営業・経理・経営層が同じデータをリアルタイムで閲覧できるようになり、入金状況や商談の進捗をスムーズに把握できます。営業活動の方向性を即時に調整できるほか、経理側もタイムリーな請求・回収管理が可能です。データの行き違いが減ることで、組織全体のコミュニケーションが改善し、社内連携がより強固になります。
データを一元化し、業務効率と顧客満足度を高められる
顧客・請求・会計情報が一つの仕組みでつながることで、確認や共有の手間が削減され、業務全体のスピードが向上します。社員が煩雑な事務作業に追われる時間が減り、付加価値の高い業務に集中できる環境を整備。結果として、迅速で的確な対応が可能になり、顧客満足度の向上にも直結します。
【比較表】freeeと連携可能なCRM
ここからは実際に、freeeと連携可能なCRMを比較します。料金や導入実績数を比較した表をご覧ください。
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料金
月1,680円 / ユーザー
初期費用 要問合せ
(他4プラン)
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料金
月6,000円
初期費用 要問合せ
(他3プラン)
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
リードスコアリング機能
メール一斉配信
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顧客管理機能
案件管理機能
見込み顧客の管理機能
リードスコアリング機能
メール一斉配信
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導入実績社数 世界25万社以上 |
導入実績社数 200社 |
freeeと連携することによって、Zoho CRMで見積書を請求書に変換する際、freeeでも請求書が自動で作成されます。同期によって業務効率をより向上させることが可能です。また、無料のモバイルアプリも提供されており、外出先からでも気軽に利用できます。
HubSpotとfreeeが連携することで、営業活動と会計処理がシームレスに繋がります。請求書の作成や入金確認が自動化されるため、営業担当者はバックオフィス業務に費やす時間や人的ミスを削減できます。
具体的な特徴は後ほどご紹介しておりますので比較表と合わせて、CRM選びの参考にしてください。
freeeと連携可能なCRMおすすめ2選
さまざまな特徴を持ったCRMが提供されており、外部システムと連携できるものも多くあります。今回はfreeeと連携することによって、請求書の作成から財務会計まで可能な顧客管理システムをご紹介します。
Zoho CRMは、BtoB、BtoCのどちらにも対応しており、世界で25万社以上に導入されている人気の顧客管理システムです。商談化率300%、売上高41%増加など、導入実績も十分。営業戦略の達成へと導いてくれるでしょう。
freeeと連携することによって、Zoho CRMで見積書を請求書に変換する際、freeeでも請求書が自動で作成されます。同期によって業務効率をより向上させることが可能です。また、無料のモバイルアプリも提供されており、外出先からでも気軽に利用できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
HubSpot
HubSpotは、HubSpot Japan株式会社が提供するCRMで、世界135か国以上で216,000社以上に導入されています。営業管理や、コンテンツ管理だけでなく、カスタマーサービスやマーケティング管理までを集約できるプラットフォーム。リードジェネレーションからナーチャリング、顧客との関係維持まで一元管理できます。
HubSpotとfreeeが連携することで、営業活動と会計処理がシームレスに繋がります。請求書の作成や入金確認が自動化されるため、営業担当者はバックオフィス業務に費やす時間や人的ミスを削減できます。
利用者のレビュー(口コミ、評価)
主な機能
顧客管理システム(CRM)の選び方・比較ポイント
CRMを選ぶ際には、以下のポイントをチェックしましょう。
CRMの選び方をチェック
- 自社の課題解決に必要な機能があるか
- 担当者が簡単に操作できるツールか
- 他のツールと連携できるか
- 案件・商談管理など営業支援に対応しているか
- サポート体制は十分か
自社の課題解決に必要な機能があるか
CRMは種類や搭載機能が多岐にわたるため、まず自社の課題と改善したい業務を明確にすることが重要です。現場担当者へのヒアリングを行い、「顧客情報の分散」や「フォロー漏れ」など、具体的な問題点を洗い出しましょう。
必要な機能(顧客情報管理・メール配信・レポート分析など)を一覧化し、優先順位を決めておくと比較がスムーズになります。選定時は、それらの機能が標準で備わっているか、将来的に拡張やカスタマイズが可能かも確認しておくと安心です。
企業が重視するCRMの機能
PRONIアイミツSaaS(当社)が2025年5月〜9月に実施した独自調査によると、企業がCRMに求める機能(複数回答)の上位は「顧客管理」(97%)、「案件管理」(78%)、「スケジュール管理」(74%)でした。多くの企業が、顧客情報を軸に業務全体を統合・管理できる仕組みを重視していることが分かります。
担当者が簡単に操作できるツールか
管理画面が見やすく操作が直感的なCRMなら、導入後すぐに現場で活用が進みます。誰でも迷わず使える設計のツールを選べば、入力作業の負担を減らし、業務効率や生産性の向上が期待できます。
選定時は、無料トライアルやデモを活用し、実際の操作感を確認しましょう。特に、実際に利用する現場担当者に試してもらい、定着しやすいかどうかを見極めることが重要です。
他のツールと連携できるか
CRMは単体で運用するよりも、外部システムと組み合わせることで活用範囲が広がります。代表的な例がMAツールとの連携で、リード獲得から顧客管理までのプロセスを一貫して管理できます。
そのほか、CTIシステム、ビジネスチャット、名刺管理アプリ、グループウェアなど、業務を支えるさまざまなツールとの連携が可能です。導入前に自社がどのシステムと連携したいのか整理し、比較の基準にすると良いでしょう。
案件・商談管理など営業支援に対応しているか
CRMとSFAを別々に導入するよりも、営業支援機能を備えたCRMを選ぶ方が効率的です。1つのシステムで顧客情報・案件情報をまとめて扱えるため、運用コストや導入費用を抑えられます。
また、データを一元管理できることで、営業チーム内の情報共有もスムーズになります。案件管理や商談管理、行動管理など、営業支援を見据えた機能を備えているかを確認しておきましょう。
サポート体制は十分か
CRM導入後も安定して運用を続けるためには、ベンダーのサポート体制が欠かせません。導入時の設定支援や、トラブル時の対応スピードなどを事前に確認しておきましょう。
特に、CTIやクラウドPBXなどの電話システムとCRMを連携させている企業は、システム障害が顧客対応に直結するため注意が必要です。問い合わせ対応や運用支援が充実したサービスを選ぶことで、安心して長期的に活用できます。
まとめ:顧客管理と財務管理の一元化で業務を効率化しよう
CRMとfreeeを連携すれば、顧客管理と財務管理をまとめて行えます。営業が登録した顧客情報や取引内容が自動でfreeeに反映され、経理での入力作業を削減できます。請求・入金管理の流れも一本化され、情報共有やデータ整合性が向上。部署をまたいだ業務効率化とミスの防止につながります。
PRONIアイミツでは、いくつかの質問に答えるだけで希望要件に合ったCRMが分かる診断(無料)ができます。「まず候補を絞りたい」という担当者はぜひPRONIアイミツを活用ください。
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