GLOVIA きらら 会計の評判と実態【2024年最新】
「会社の経営状況をリアルタイムで見える化したい」「財務情報を正確に把握しておきたい」という場面で必要となるのが、会計システムです。最近ではクラウド型でインストールする必要もないものも増え、多くの企業が気軽に会計システムを利用できるようになりました。しかし、リリースされている会計システムの多さから、どれを選ぶべきか悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、数ある会計システムのなかでもおすすめな富士通が提供している「GLOVIA きらら 会計」についてご紹介。導入するとどのようなメリットがあるのか、どんな会社におすすめなのかを解説していくので、会計システムをお探しの方はぜひチェックしてみてください。
- <総評>GLOVIA きらら 会計は中堅企業におすすめな会計システム
- GLOVIA きらら 会計の8つのメリット
- 徹底調査で分かったGLOVIA きらら 会計を使うべき人・会社
- GLOVIA きらら 会計の料金プラン
- GLOVIA きらら 会計の導入実績・効果
- まずはGLOVIA きらら 会計の見積もりを
- まとめ
<総評>GLOVIA きらら 会計は中堅企業におすすめな会計システム
出典GLOVIA きらら 会計 https://www.fujitsu.com/jp/services/application-services/enterprise-applications/glovia/glovia-kirara/
GLOVIA きらら 会計について一言でまとめるならば、「中堅企業におすすめな会計システム」です。中堅企業のとって必ず必要となる、財務会計・管理会計・資金管理の3つがオプションでなく基本機能として搭載されているのが大きなポイント。振込管理や手形管理、支払管理などといった機能も万全に揃えられており、経営判断のベースを網羅。「ビジネスにおける変化にスピーディに対応したい」というニーズにこたえています。
会計システムの導入を検討中の方は、まずは無料の見積もりから始めてはいかがでしょうか。PRONIアイミツをご利用いただくと、特に人気の会計システムの見積もりが可能です。会計システム選びの時間も大幅に節約できるでしょう。会計システム選びでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
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GLOVIA きらら 会計の8つのメリット
それでは、GLOVIA きらら 会計を活用することでどのようなメリットがあるかお伝えします。
クラウドorパッケージから選択できる
最近は数多くのクラウド会計システムがリリースされていますが、GLOVIA きらら 会計はクラウド版かパッケージ版かを自由に選択することが可能です。
とくにおすすめといえるのは、やはりクラウド版。月額料金制なので初期費用をグッと抑えられるだけでなく、サーバーやデータはデータセンターに保守されているため、管理の手間がかかりません。法改正や制度改正に対応したバージョンアップやセキュリティ対策も、プロにまとめて任せることが可能です。
また、万が一操作が分かりづらかった場合には、画面を共有しながら富士通のスタッフによるサポートも受けることもできます。
誰でも簡単に使える
会計システムの導入時にありがちなのが、「システムにしてしまうと分かりづらい」というお悩み。これまでずっと紙の伝票などを用いて経理業務を進めてきた企業にとっては、急に会計システムに切り替えるのが難しい場合も少なくありません。
しかしGLOVIA きらら 会計であれば、入力画面を紙伝票と変わらぬスタイルで表示可能。これまでに使用してきた紙伝票と同じ感覚で入力業務を行うことができます。仕訳入力の効率化を叶える伝票辞書機能や、摘要辞書機能なども搭載。入力ルールを1つに統一できるため、ミスの発生を防ぎながら集計管理もスムーズになることでしょう。
加えて、日付・部門名・科目名の入力は自動で判断可能。部分検索機能も搭載されていることから、はじめて入力するという場合でも負担がかかりません。
付箋機能でチェック作業を強化
「紙伝票を利用していた時は、あとでチェックしたい部分には付箋などのマークを付けておくことができた。会計システムとなってしまうと、そのようなチェック作業が行えないのではないか?」と思っている方もいるかもしれません。GLOVIA きらら 会計であれば、紙伝票と同じようにチェック作業を行うことができます。
付箋機能が搭載されているので、これまで通り紙伝票に付箋を貼っておくように利用することが可能。色分けはもちろん、情報を付け加えることもできるため、入力後の最終チェックなどにも活用できるでしょう。
外部システムとも連携
「オンプレミス版の会計システムであれば、自社ですでに利用している業務システムなどとも連携できるようにカスタマイズできる。ただし、初期費用が大きいのでなかなか踏み切れない。」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。
GLOVIA きらら 会計を導入すれば、その悩みも解決することが可能です。すでに導入している業務システムと連携し、売上や出入金などのデータを仕訳伝票としてまとめて取得できます。伝票入力をさらに効率化するだけでなく、入力ミスの削減にもつながるのがうれしいポイントでしょう。
見える化を促進し経営をよりスムーズに
GLOVIA きらら 会計は、さまざまな経理データの見える化にもうってつけな製品です。部門や摘要、科目などの項目を組み合わせて柔軟に検索、ならびに集計できるだけでなく、地方拠点も多く構えている場合には助かるエリア別、事業部別などといった組織図作成も可能。集計したいグループに自由に分けることができるので、見たいデータをすぐに取り出せます。仮想の営業グループA、グループBに分けて、損益を確認したい場合などにも活用できるのではないでしょうか。
また、GLOVIA きらら 会計で管理されているすべての帳票は、ExcelやPDFで出力することが可能です。
予算の達成状況もいち早く確認
GLOVIA きらら 会計は、さまざまな経理データの見える化を進めると先に述べましたが、予算の達成状況も一目で把握することが可能です。詳細や部門別に実績を集計したのちに、発生数と累計額を表示。欲しい予算データをすぐに検索し、比較表でチェックできます。
予算の達成状況をスピーディに把握できることによって、その後の意思決定の速さも変わってくることでしょう。
ドリルダウンで問題の原因究明もサポート
「合計残高試算表を確認してみたら、異常値を発見してしまった。ただどこで問題が起こっているのかが分からないので、すべて確認するしかない。」という状況はなるべくなくしたいもの。GLOVIA きらら 会計であれば、このような手間は一切かかりません。
万が一合計残高試算表で異常値を発見してしまったとしても、部門別・エリア別などのグループ分けで対象を絞り込み、さらには元帳・伝票詳細までドリルダウンすることで、問題の原因をすぐに究明できます。
今後も引き続き注視する必要がある取引に関しては、付箋機能や摘要欄を活用することによって、その後も簡単に検索し見つけ出すことが可能です。
決算処理も徹底サポート
GLOVIA きらら 会計は、企業の決算業務まで徹底サポートしてくれます。締め日は月次単位で設定可能です。
仮締め・本締めの2段階を踏むことにより、より確実な決算を叶えることが可能。仮締め後までは、決算整理仕訳の伝票入力のみ行うことができますが、本締め後は一切の入力作業を行うことができません。数人で決算処理を行っているという場合でも、データのズレなどがなく確実に行えるでしょう。
徹底調査で分かったGLOVIA きらら 会計を使うべき人・会社
ここまで紹介したメリットを踏まえ、GLOVIA きらら 会計は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
サポート体制が充実している会計システムをお探しの方
GLOVIA きらら 会計を導入するべき人・会社としてまずはじめにあげられるのが、サポート体制が充実している会計システムをお探しの方です。クラウド型・パッケージ型の2つから選ぶことができますが、クラウド型の場合にはシステム上のデータやサーバーはすべてデータセンターによって保守管理がされているため、導入企業には一切手間がかかりません。
また、何か操作の上で分からない点があるという場合や、万が一のトラブルが発生してしまったという場合にもサポート体制が充実。富士通のスタッフと画面を共有しながら、遠隔で操作方法をレクチャーすることが可能です。
加えて、会計システムは法改正への柔軟な適応が不可欠となっているツールですが、そういった点のバージョンアップも専門家に任せられるため、安心して利用できるでしょう。
紙伝票のときと変わらぬ使い心地の会計システムをお探しの方
GLOVIAきらら 会計を導入するべき人・会社として2つ目にあげられるのが、紙伝票のときと変わらぬ使い心地の会計システムをお探しの方です。GLOVIA きらら 会計の入力画面は、紙伝票と変わらぬフォーマットで表示できるため、これまでの会計業務とあまり変わらぬ印象のままシステム化できます。
付箋機能も搭載されており、まるで紙伝票に付箋を貼っておくかのようにチェックしたい部分に付箋を貼ることができるため、あとで伝票をチェックする時も非常に効率的です。
財務状況の見える化を進めたい方
GLOVIA きらら 会計を導入するべき人・会社として3つ目にあげられるのが、財務状況の見える化を進めたい方です。部門別、エリア別、事業別などといったグループに分けて損益を確認できるのみならず、予算の達成状況も一目で把握することが可能。
加えて、ドリルダウン機能が搭載されていることから、万が一合計残高試算表で異常値を発見してしまった場合であっても、部門やエリアなどに対象を絞り、元帳や伝票詳細まで把握でき、何が原因で異常値が叩き出されているのかをすぐに明らかにすることができます。確認したい財務データにすぐリーチできるため、その後の判断もよりスピーディに行えるでしょう。
GLOVIA きらら 会計の料金プラン
GLOVIA きらら 会計は、クラウド版であれば月額1万5,000円で利用できます。管理者1ID、利用者1ID付きですが、もしも利用者IDを追加したいという場合には1IDにつき1万円、会社を追加したいという場合には1社につき5,000円かかります。
また、パッケージ版の場合はライセンス費用が58万円(税別)から。パッケージ版でのみ提供されているスタンドアロン版の場合は、業務アプリケーション(一括)で15万円。サポートサービスは年額3万円です。
GLOVIA きらら 会計の導入実績・効果
ここからは、実際にGLOVIA きらら 会計を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
株式会社アスク
GLOVIA きらら 会計の導入事例ページ(富士通株式会社の公式サイト参照)によると、A社はGLOVIA きらら 会計を導入する前、スタンドアロン型の会計システムを用いていたとのこと。1台だけでしかシステムを操作できないことから、担当者1人に業務が集中してしまい、会計業務の属人化が起こっていたそうです。
GLOVIA きらら 会計の導入後は、クラウド型システムであることからインストール作業がいらず、どの端末であっても同時に作業を行えるので、大幅な業務効率化を叶えられました。また、富士通のサポート体制についても「かゆいところに手が届く」と高く評価しています。
財団法人 生活保健協会 湯河原中央温泉病院
GLOVIA きらら 会計の導入事例ページ(富士通株式会社公式サイト参照)によると、B社はGLOVIA きらら 会計を導入するまで、紙の請求書を目視しながら手作業でデータを打ち込み、確認・集計、間違いが1つでもあればまたはじめからやり直し、という作業を繰り返していたということ。GLOVIA きらら 会計を導入してからは、業務を70%ほど削減することに成功しました。
それまで伝票入力を2人がかりで行っていたところ、今では1人で問題ないほど業務が効率化。給与計算や請求業務にも余裕をもって取り組めるほどとなりました。サポート体制が充実していることも高評価で、その場ですぐ、遅くてもその日中には解決してもらえる誠実さが信頼を集めています。
まずはGLOVIA きらら 会計の見積もりを
ここまで、GLOVIA きらら 会計を導入するメリット8つや、導入するべき会社、実際に導入した企業の事例をご紹介してきました。今回はGLOVIA きらら 会計に搭載されている機能についてご紹介してきましたが、その全てを紹介できた訳ではありません。より詳しくGLOVIA きらら 会計について知りたい方は、見積もりからはじめてみることをおすすめします。
まとめ
分かりやすく簡単に使える会計システムでありながら、ちょっとした疑問点などもすぐに解決できるように、サポート体制が充実しているGLOVIA きらら 会計システム。はじめて会計システムを導入するという場合にもうってつけのシステムといえるのではないでしょうか。
PRONIアイミツでは、その他の会計システムとの比較記事も公開しているので、ぜひあわせてご覧ください。