【2025年最新】Payoss(ペイオス)の評判と実態
Payoss(ペイオス)は、POSレジメーカーの株式会社寺岡精工が提供する、決済代行サービスです。これまで、スーパーマーケットなどの小売店、飲食店、医療クリニックなどに多数の導入実績があります。POSレジとの一括導入で、店舗のキャッシュレス化やセルフレジ導入をスムーズに進めることができます。
使える決済手段が豊富な点もメリット。クレジットカード決済だけでなく、交通系電子マネー(Suicaなど)、QRコード決済(PayPayなど)、スマホ決済(d払いなど)、中国系カード決済(銀聯)を利用できます。
本記事では、実際に利用している企業の事例を調査して分かったPayossの口コミ・評判を紹介します。ぜひサービス選びの参考にしてください。
また、Payossのサービス概要をまとめた動画もあるのでご覧ください。
- <総評>Payoss(ペイオス)はPOSレジ連動の決済代行サービス
- Payoss(ペイオス)の7つのメリット
- 徹底調査で分かったPayoss(ペイオス)を使うべき人・会社
- Payoss(ペイオス)の料金プラン
- Payoss(ペイオス)の導入実績・効果
- まとめ
<総評>Payoss(ペイオス)はPOSレジ連動の決済代行サービス
Payoss(ペイオス)は、POSレジメーカーの寺岡精工(東京都大田区)が開発・販売しているクラウド型マルチ決済代行サービスです。
POSレジ連動型のキャッシュレス決済ソリューションを提供する決済代行業者であることが最大の特徴。使用できる決済方法もクレジットカードから電子マネー、交通系ICカード、スマホコード決済など多彩です。また、手数料率も業界最安値水準となっているので、「コスト面を重視して決済代行サービスを選びたい」という場合にもおすすめといえます。
Payoss(ペイオス)の7つのメリット
紹介したような特徴があるPayoss(ペイオス)ですが、活用することで次のようなメリットがあります。
1台の決済端末でリスク対策と顧客情報取得が可能
Payossでは、クレジットカード情報を加盟店側に残さずに決済ができる「非保持方式」を採用。クレジットカード決済のセキュリティ基準を満たしているため、安全性を重視して決済代行サービスを選びたいという方におすすめです。
また、非保持方式を取り入れながらも店舗独自のポイントカードのデータ取得に対応しているので、顧客情報や売り上げ情報の把握が可能。リスク対策から顧客情報の取得がワンストップで行えるのは大きな魅力といえるでしょう。
スピーディーな支払い処理が実現
決済に要する時間は「レジ半連動タイプ」が約15〜20秒、「レジ非連動タイプ」が約25〜30秒とされるなか、POSレジメーカーが開発を手がけた「レジ完全連動タイプ」であるPayossはなんと約4秒で決済が完了。決済端末とレジでそれぞれ合計金額を入力する必要もないので、違算の防止にも役立ちます。
支払いのスピード化によるレジ待ち行列の緩和と、ミスの軽減を同時に叶えたいという場合にもぴったりの決済代行サービスだといえます。
幅広い決済方法にワンストップで対応できる
VISAやMaster Cardといったクレジットカードはもちろん、交通系ICカードやスマホコード決済、電子マネーと幅広い決済方法にワンストップで対応しているのもPayossを導入するメリットの1つです。提供元が各決済ブランドの窓口となっているため、1つひとつ申請・契約する必要がありません。
手数料率も業界最安値水準となっており、クレジットカードは3.24〜3.40%、交通系ICカードは2.60%、スマホコード決済は2.40〜3.24%、電子マネーは3.10〜3.24%で利用することができます。
非接触型の衛生的な決済を推進
現金を使用しないことで、店員・顧客が接触せずに衛生的に決済ができるのもPayossを利用するメリットです。現金は不特定多数の人の手に渡るため衛生状態が気になりますが、キャッシュレス決済ではその心配はありません。
セミセルフレジやセルフレジと決済端末を連動させれば、顧客のクレジットカードを店員が手にすることなく決済が可能。レジでの対人接触を避け、現金決済を削減したいという場合にもうってつけといえます。
安心のセキュリティ対策と充実サポート
Payossは、セキュリティ対策・サポートの面でも安心の決済代行サービスです。国際セキュリティ基準「PCI DSS」に準拠し400を超える要件をクリアしているほか、クレジットカード情報の非保持化を含む改正割賦販売法にも対応しています。
また、利用企業向けに全国約140拠点・24時間365日体制のコールセンターも用意されているので、万が一のトラブルが発生した場合でも安心といえるでしょう。
決済端末には直感的に操作できる大画面を採用
verifoneと寺岡精工の共同開発によるPayossの決済端末は、黒を基調とした高いデザイン性と見やすい大画面を備えているのが特徴です。
画面構成もわかりやすく、マニュアル不要で直感的に操作ができる設計となっているのもうれしいポイント。誰でも簡単に扱えるので、決済代行サービスの導入がはじめての会社であっても、スムーズに導入・運用ができるでしょう。
決済業務が「見える化」できる専用ポータル
Payossでは、ユーザー向けに無償の専用ポータルサイトを用意しており、各種カードの決済情報の見える化が可能です。前日までの利用件数をはじめ、利用金額や手数料の金額などが自動で計算されるほか、決済ブランドごとの小計も自動で計算されるため、事務処理の負担軽減にもつながるでしょう。
円グラフや折れ線グラフによる表示にも対応しているので、データが直感的に把握できるのも魅力的なポイントです。
徹底調査で分かったPayoss(ペイオス)を使うべき人・会社
紹介したメリットを踏まえ、Payoss(ペイオス)は一体どんな人・会社が使うべきなのか、具体的にお伝えします。
実績豊富な決済サービスを探している会社
Payossは2016年のサービス開始から3万台以上の導入実績を誇る決済代行サービスです。99.5%と高い継続率を維持している点からも、多くの利用企業が「続けて使用したい」と感じるサービスであることがうかがい知れます。
また、端末とシステム各業種・業態のニーズにあわせてクレジットカード決済やスマホコード決済といったキャッシュレス決済が導入できるため、スーパーマーケットや飲食店、医療・クリニック、公共施設など幅広い業種・業態で活用されているようです。
会計スピードを課題としている会社・店舗
Payossは「会計スピードを上げたい」と考えている方にもおすすめの決済代行サービスです。Payossはverifone社との共同開発による決済端末を採用しており、POSレジとの完全連動に対応。POSレジ側から決済端末を操作することができ、決済完了までにかかる時間は約4秒とスピード感のある決済が可能です。決済端末とレジの双方で合計額を入力する必要もないため、違算の防止にもつながるでしょう。
また、クレジットカードや電子マネー、交通系ICカードなど幅広い決済方法に対応しているのも大きな魅力。決済端末は大画面で操作がしやすく、さらにほかにPINパッドやICカード用のカードリードライターを準備する必要もありません。
サポート体制の充実した決済代行サービスを探している会社
「サポート体制を重視して決済代行サービスを選びたい」という方にも、Payossはおすすめできるサービスです。決済代行は非常に便利なシステムであるため、不具合が発生すると業務にも大きな影響を与えることとなります。
Payossでは、急なトラブルにも対応できるよう、POSレジ連動サービスの利用企業向けに全国140拠点・24時間365日体制のコールセンターを用意。万一のトラブル発生時でも安心です。
また、利用企業は専用ポータルサイトが無償で使用できるのもうれしいポイント。前日までの利用件数や利用金額などが自動で集計されるので、事務処理の負担軽減も実現するでしょう。
Payoss(ペイオス)の料金プラン
Payoss(ペイオス)の端末価格や各種利用料、キャッシュレス決済の手数料率は以下のとおりです。(価格はすべて税込)
各決済の手数料率
決済手段 | 手数料率 |
---|---|
クレジットカード決済 | VISA・Master Card:3.24% UionPay(銀聯):3.40% |
電子マネー決済 | iD:3.24% nanaco・WAON・楽天Edy:3.10% |
交通系ICカード決済 | Suica・PASMO・Kitaca・ICOCAなど:2.60% |
スマホコード決済 | LINE Pay・楽天ペイ・PayPay・d払い・auPayなど:3.24% 微信支付・Alipay:2.40% |
末価格・各決済利用料
端末
- P400端末(POS端末連動型):4万2,900円
- P400ケーブルセット:1万,780円
- v200c端末(スタンドアローン型・POS端末非連動):5万5,000円
各決済の利用料
- クレジットカード決済:月額440円
- 電子マネー決済:月額330円
各決済の初期設定費用
- クレジットカード決済:6,600円
- 電子マネー決済・スマホコード決済:1万1,000円
- Payoss保守料金:月額660円/1台
Payoss(ペイオス)の導入実績・効果
ここからは実際にPayoss(ペイオス)を導入した企業の例を取り上げ、システム導入後にどんな効果があったのかをお伝えします。
ロック・フィールド
Payossの導入事例ページ(株式会社寺岡精工 https://payoss-service.com/voice02/参照)によると、全国に惣菜店を展開するロック・フィールド(兵庫県神戸市)の新業態店舗「RF1 SALAD MEAL」では都市生活者とターゲットとした取り組みを積極的に行っており、その一環として完全キャッシュレスレジを導入しています。
従来はデパ地下や駅ビルで夕食ニーズに合わせた「持ち帰り惣菜」を提供していましたが、「RF1 SALAD MEAL」ではオフィスワーカー向けの朝食・ランチが中心。忙しいオフィスワーカーの利便性を高めるため、「買い物時間の短縮」「待たずに購入できる」ことを重要視していたなかで、Payossとマルチセフルレジをあわせて導入することになりました。
数ある決済代行サービスの中からPayossを選んだ決め手は、会計スピードの速さ。温める必要のないパックの商品だけの購入であればほんの数秒で決済が完了する点を高く評価しています。また、現金の扱いを撤廃したことで、レジ締めがボタン1つで終了するなど、利用者だけでなく店舗スタッフ側のメリットも強く感じているそうです。
また、キャッシュレス決済の導入はコロナ禍における「安心・安全」への寄与にもつながりました。
吉池
Payossの導入事例ページ(株式会社寺岡精工 https://payoss-service.com/voice/ 参照)によると、東京・御徒町の人気鮮魚小売店「吉池」では2014年のリニューアル後からレジ待ち行列が課題となっていました。特に来客数の多い年末には1台のレジに対して約50人もが並ぶといった状況になっていたことから量販店向けのPOS「スピードセルフ」を導入したものの、キャッシュレス決済の急激な増加によって再び行列が生まれる事態に。
そうした課題の解決を目的に「スピードセルフ」と同じ提供元が開発・販売を手がけるPayossを導入し、相乗効果によってレジ待ち行列の改善が実現。データを確認した結果、来客数は以前から変動はなく、売り上げは増加という成果をあげることができました。
カード決済の集計作業が効率的に行えるようになったのも、Payossの導入効果の1つ。従来は手作業で1時間ほどの時間をかけていた作業が約15分に短縮されただけでなく、金額・件数に誤差が生まれることもなくなりました。さらに、本部での確認やカード会社への控えの送付といった作業も不要となり、現場・本部の負担軽減につながったそうです。
まとめ
本記事ではクラウド型マルチ決済代行サービス「Payoss(ぺイオス)」の特徴や導入メリット、実際の事例などを紹介してきました。
Payossは決済端末とシステムをワンストップで提供しているだけでなく、優れたセキュリティ対策やサポート体制を備えた決済代行サービスです。1台の端末でクレジットカードや電子マネー、スマホコード決済に対応でき、さらに手数料率も業界最安値水準を実現しています。また、これまでの導入実績も豊富なので、決済代行サービスの利用がはじめての方でも安心でしょう。
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